説明

車両キャブサスペンションマウントの構造物

第1の車両本体の構造体と第2の車両本体の構造体とを接続するための車両サスペンションマウントであって、マウントは第1の外側コンテナ部材と、第2の外側キャップ部材とを備え、第2の外側キャップ部材は非エラストマー中心軸シャフトと外側エラストマーキャップとを有し、外側エラストマーキャップは第1の外側コンテナ部材に対して半径方向外側に取り付けられ、非エラストマー中心軸シャフトは、シャフト軸に沿って第1の外側コンテナ部材の内側に長手方向に延び、非エラストマー中心シャフトは外側エラストマーキャップから遠位にある端部を有する。第1の外側コンテナ部材および第2の外側キャップ部材はサスペンションマウントダンピング液体を含有し、サスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプ部材は端部に近接して非エラストマー中心シャフトに固定され、内部エラストマー軸受支持アセンブリは第1の外側コンテナ部材に配置される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(相互参照)
本出願は、2008年4月2日に出願された米国仮特許出願第61/041,782号ならびに2008年5月19日に出願された米国仮特許出願第61/128,094号および同第61/128,095号の利益を主張し、それらを参照により援用する。
【0002】
(発明の分野)
本発明は、第1の本体の構造体と第2の本体の構造体との間を接続するためのサスペンションマウントの分野に関する。本発明は、第1の車両本体の構造体と第2の車両本体の構造体とを接続するための車両キャブサスペンションマウントの構造物の分野に関する。より具体的には、本発明は、マウント液体を含有する車両キャブサスペンションマウントの分野に関する。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0003】
一実施形態において、本発明は車両サスペンションマウントを含む。マウントは、中心軸シャフト上のサスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプ部材によって移動されるマウントダンパ液体を含有する外側コンテナを備える。マウントは、サスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプ部材と外側キャップ部材との間で外側コンテナに配置される内部エラストマー軸受支持アセンブリを備え、内部エラストマー軸受支持アセンブリは、外側コンテナに配置される内部エラストマー部材を備え、内部エラストマー部材は中心シャフトの軸受面に対してスライドする低摩擦軸受を支持し、低摩擦軸受は非エラストマー中心軸シャフト軸と並んで配置し、非エラストマー中心軸シャフトは低摩擦軸受に沿って移動し、サスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプ部材はサスペンションマウントダンピング液体をくみ上げる。
【0004】
一実施形態において、本発明は液体マウントと、取り付けフランジを有するカップハウジングと、上端部および下端部を有する中心軸シャフトであって、その中心軸シャフトはカップハウジングの中心軸に沿って配置される中心軸シャフトと、シャフトの上端部とカップハウジングとの間で流体を漏らさないように密封するフレキシブルなシールキャップと、高粘度液体と、シャフトの下端部に、かつ高粘度液体中で取り付けられる可動式ダンピングポンプと、カップハウジングの底と可動式ダンピングポンプとの間に配置されるスプリングと、ダンピングポンプとフレキシブルなシールキャップとの間でハウジングに配置される内部エラストマー軸受支持アセンブリであって、その内部エラストマー軸受支持アセンブリは、可動式ダンピングポンプからフレキシブルなシールキャップへの方向、かつフレキシブルなシールキャップから可動式ダンピングポンプへの反対方向の液体の流れを可能にするために、少なくとも1つの第1の液体流導管を有し、その内部エラストマー軸受支持アセンブリは、内部非エラストマー基礎部材に結合される内部エラストマー部材を備え、その内部非エラストマー基礎部材は、内部エラストマー部材をハウジングに配置し、内部エラストマー部材は、中心シャフトの軸受面に対してスライドする軸受を支持し、軸受は中心軸と並んで配置する、内部エラストマー軸受支持アセンブリと、を含む。好ましい実施形態において、中心軸シャフトは軸受に沿って移動し、ポンプは、高振幅移動で低振動数範囲における高いレベルのダンピングと比較して、低振幅振動で高振動数範囲における低いレベルのダンピングで液体をくみ上げる。
【0005】
一実施形態において、本発明は、車両キャブサスペンションマウントを製造する方法を含む。その方法は、第1の外側コンテナ部材を設ける工程を含む。その方法は、非エラストマー中心軸シャフトと外側エラストマーのフレキシブルなシールキャップであって、前記外側エラストマーキャップは前記第1の外側コンテナ部材に対して半径方向外側に配置され、前記非エラストマー中心軸シャフトは、シャフト軸に沿って前記第1の外側コンテナ部材の内側に長手方向に延び、前記非エラストマー中心シャフトは端部を有する、非エラストマー中心軸シャフトと外側エラストマーのフレキシブルなシールキャップとを設ける。その方法は、前記非エラストマー中心シャフトの端部に近接してサスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプ部材を配置する工程を含む。その方法は、前記サスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプ部材と前記第2の外側キャップ部材との間で前記第1の外側コンテナ部材に内部エラストマー軸受支持アセンブリを設ける工程を含み、前記内部エラストマー軸受支持アセンブリは、内部非エラストマー基礎部材に結合された内部エラストマー部材を備え、前記内部非エラストマー基礎部材は、前記内部エラストマー部材を前記第1の外側コンテナ部材に配置し、前記内部エラストマー部材は、前記非エラストマー中心シャフトのためのスライドする軸受を支持し、前記軸受は前記非エラストマー中心軸シャフト軸と並んで配置し、前記非エラストマー中心軸シャフトは前記軸受に沿って移動する。その方法は、前記第1の外側コンテナ部材を車両キャブサスペンションマウントダンピング液体に充填する工程を含み、前記非エラストマー中心軸シャフトが前記軸受に沿って移動する場合、前記サスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプ部材は、前記車両キャブサスペンションマウントダンピング液体をくみ上げる。
【0006】
一実施形態において、本発明は車両キャブサスペンションマウントを製造する方法を含み、その方法は、第1の外側コンテナ部材を設ける工程と、非エラストマー中心軸シャフトと外側エラストマーのフレキシブルなシールキャップとを設ける工程であって、外側エラストマーキャップは第1の外側コンテナ部材に対して半径方向外側に配置され、非エラストマー中心軸シャフトはシャフト軸に沿って第1の外側コンテナ部材の内側に長手方向に延び、非エラストマー中心シャフトは端部を有する、工程と、非エラストマー中心シャフトの端部に近接してサスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプ部材を配置する工程と、サスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプ部材と外側キャップ部材との間で第1の外側コンテナ部材に内部エラストマー中間体アセンブリを設ける工程であって、内部エラストマーアセンブリは、内部非エラストマー基礎部材に結合された内部エラストマー部材を備え、内部エラストマー基礎部材は、内部エラストマー部材を第1の外側コンテナ部材に配置し、内部エラストマー部材は、コンテナ基礎部材の内側からシャフトに対して内側に延びる、工程と、第1のフレキシブルなシールキャップチャンバと第2の可動式ダンピングポンプチャンバを設けるために、フレキシブルなシールキャップから可動式ダンピングポンプを分離する工程であって、内部エラストマーアセンブリが、可動式ダンピングポンプからフレキシブルなシールキャップへの方向、かつフレキシブルなシールキャップから可動式ダンピングポンプへの反対方向の液体の流れを可能にするために、第1のフレキシブルなシールキャップチャンバと第2の可動式ダンピングポンプチャンバとの間に少なくとも1つの第1の液体流導管を有し、少なくとも1つの第1の液体流導管は、非エラストマー中心軸シャフトから遠位にある、工程と、第1の外側コンテナ部材を車両キャブサスペンションマウントダンピング液体で充填する工程であって、前記サスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプ部材は、車両キャブサスペンションマウントダンピング液体をくみ上げ、液体は、非エラストマー中心軸シャフトから遠位にある第1の液体導流管を通して流れる、工程とを含む。
【0007】
一実施形態において、本発明はサスペンションマウントを含み、そのサスペンションマウントは、第1の外側コンテナ部材と、非エラストマー中心軸シャフトと、第1の外側コンテナ部材と非エラストマー中心軸シャフトとの間の相対的動作を制御するための手段とを備える。
【0008】
一実施形態において、本発明は、図示し、記載されるように、サスペンションマウントを含み、そのサスペンションマウントは、第1の外側コンテナ部材と、非エラストマー中心軸シャフトと、第1の外側コンテナ部材と非エラストマー中心軸シャフトとの間の相対的動作を制御するための手段とを備える。
【0009】
上述の概要および以下の詳細な説明の両方は本発明の例示であり、特許請求される本発明の性質および特徴を理解するための要約または構成を提供することを意図することは理解される。添付の図面は本発明のさらなる理解を提供することを含み、本明細書に援用され、かつ本明細書の一部を構成する。図面は本発明の種々の実施形態を示し、詳細な説明とともに本発明の原理および動作を説明するのに役立つ。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1A】図1Aは、第1の本体の構造体と第2の本体の構造体との間の車両キャブサスペンション液体マウントを示す。
【図1B】図1Bは、第1の本体の構造体と第2の本体の構造体との間の車両キャブサスペンション液体マウントを示す。
【図2】図2は、車両サスペンション液体マウントにおいて第1の車両本体の構造体と第2の車両本体の構造体との間の相対的動作から液体流導管を通る液体の流れを示す。
【図3】図3は、サスペンション液体マウントを示す。
【図4A】図4Aは、車両サスペンション液体マウントを示す。
【図4B】図4Bは、車両サスペンション液体マウントを示す。
【図4C】図4Cは、車両サスペンション液体マウントを示す。
【図4D】図4Dは、車両サスペンション液体マウントを示す。
【図5A】図5Aは、内部非エラストマー基礎部材と液体流導管を有する、アセンブリに結合される液体マウント内部エラストマーの中間体のモールドを示す。
【図5B】図5Bは、内部非エラストマー基礎部材と液体流導管を有する、アセンブリに結合される液体マウント内部エラストマーの中間体のモールドを示す。
【図5C】図5Cは、内部非エラストマー基礎部材と液体流導管を有する、アセンブリに結合される液体マウント内部エラストマーの中間体のモールドを示す。
【図5D】図5Dは、内部非エラストマー基礎部材と液体流導管を有する、アセンブリに結合される液体マウント内部エラストマーの中間体のモールドを示す。
【図5E】図5Eは、内部非エラストマー基礎部材と液体流導管を有する、アセンブリに結合される液体マウント内部エラストマーの中間体のモールドを示す。
【図5F】図5Fは、内部非エラストマー基礎部材と液体流導管を有する、アセンブリに結合される液体マウント内部エラストマーの中間体のモールドを示す。
【図5G】図5Gは、内部非エラストマー基礎部材と液体流導管を有する、アセンブリに結合される液体マウント内部エラストマーの中間体のモールドを示す。
【図5H】図5Hは、内部非エラストマー基礎部材と液体流導管を有する、アセンブリに結合される液体マウント内部エラストマーの中間体のモールドを示す。
【図5I】図5Iは、内部非エラストマー基礎部材と液体流導管を有する、アセンブリに結合される液体マウント内部エラストマーの中間体のモールドを示す。
【図6A】図6Aは、外側コンテナ部材に半径方向に配置するための外側エラストマーキャップを有する、アセンブリに結合される液体マウント外側エラストマーのフレキシブルなシールキャップの非エラストマー中心軸シャフトのモールドを示す。
【図6B】図6Bは、外側コンテナ部材に半径方向に配置するための外側エラストマーキャップを有する、アセンブリに結合される液体マウント外側エラストマーのフレキシブルなシールキャップの非エラストマー中心軸シャフトのモールドを示す。
【図6C】図6Cは、外側コンテナ部材に半径方向に配置するための外側エラストマーキャップを有する、アセンブリに結合される液体マウント外側エラストマーのフレキシブルなシールキャップの非エラストマー中心軸シャフトのモールドを示す。
【図6D】図6Dは、外側コンテナ部材に半径方向に配置するための外側エラストマーキャップを有する、アセンブリに結合される液体マウント外側エラストマーのフレキシブルなシールキャップの非エラストマー中心軸シャフトのモールドを示す。
【図6E】図6Eは、外側コンテナ部材に半径方向に配置するための外側エラストマーキャップを有する、アセンブリに結合される液体マウント外側エラストマーのフレキシブルなシールキャップの非エラストマー中心軸シャフトのモールドを示す。
【図6F】図6Fは、外側コンテナ部材に半径方向に配置するための外側エラストマーキャップを有する、アセンブリに結合される液体マウント外側エラストマーのフレキシブルなシールキャップの非エラストマー中心軸シャフトのモールドを示す。
【図7A】図7Aは、外側コンテナ部材を示す。
【図7B】図7Bは、外側コンテナ部材を示す。
【図7C】図7Cは、外側コンテナ部材を示す。
【図7D】図7Dは、外側コンテナ部材を示す。
【図7E】図7Eは、外側コンテナ部材を示す。
【図7F】図7Fは、外側コンテナ部材を示す。
【図8A】図8Aは、バイアススプリング部材を示す。
【図8B】図8Bは、バイアススプリング部材を示す。
【図8C】図8Cは、バイアススプリング部材を示す。
【図8D】図8Dは、バイアススプリング部材を示す。
【図9A】図9Aは、サスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプ部材を示す。
【図9B】図9Bは、サスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプ部材を示す。
【図9C】図9Cは、サスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプ部材を示す。
【図10】図10は、サスペンション液体マウントを製造および組み立てる方法ならびに組み立てられた液体マウントを示す。
【図11】図11は、サスペンション液体マウントを製造および組み立てる方法ならびに組み立てられた液体マウントを示す。
【図12】図12は、サスペンション液体マウントを製造および組み立てる方法ならびに組み立てられた液体マウントを示す。
【図13】図13は、サスペンション液体マウントを製造および組み立てる方法ならびに組み立てられた液体マウントを示す。
【図14】図14は、車両サスペンション液体マウントを示す。
【図15】図15は、車両サスペンション液体マウントを示す。
【図16】図16は、低摩擦軸受と直接接触するシャフトのOD面を有する車両サスペンション液体マウントを示す。
【図17A】図17Aは、低摩擦軸受と直接接触するシャフトOD面を有するサスペンション液体マウントを示す。
【図17B】図17Bは、低摩擦軸受と直接接触するシャフトOD面を有するサスペンション液体マウントを示す。
【図17C】図17Cは、低摩擦軸受と直接接触するシャフトOD面を有するサスペンション液体マウントを示す。
【図17D】図17Dは、低摩擦軸受と直接接触するシャフトOD面を有するサスペンション液体マウントを示す。
【発明を実施するための形態】
【0011】
本発明のさらなる特徴および利点は以下の詳細な説明に記載され、一部分においてはその詳細な説明から当業者に容易に明らかになり、以下の詳細な説明、特許請求の範囲、および添付の図面を含む、本明細書に記載されるように本発明を実施することによって理解されるだろう。
【0012】
参照が、ここで、本発明の現在好ましい実施形態に対して詳細になされ、その例を添付の図面に例示する。
【0013】
一実施形態において、本発明は、第1の車両本体の構造体(22)と第2の車両本体の構造体(24)とを接続するための車両のキャブサスペンションマウント構造物(20)を含む。マウント(20)は第1の外側コンテナ部材(26)を備え、その第1の外側コンテナ部材(26)は好ましくは第1の車両本体の構造体(22)を接続するためのフランジおよび接続機構を備え、好ましくは第1の外側コンテナ部材(26)を第1の車両本体の構造体(22)に接続かつ固定するための固定穴を備え、好ましくは第1の外側コンテナ部材(26)は金属から形成され、好ましくは第1の外側コンテナ部材(26)は鋼のコンテナ部材から構成される。
【0014】
マウント(20)は第2の外側キャップ部材(28)を備え、その第2の外側キャップ部材(28)は非エラストマーの中心軸シャフト(30)および外側エラストマーキャップ(32)を有し、その外側エラストマーキャップ(32)は第1の外側コンテナ部材(26)に対して半径方向外側に配置され、非エラストマーの中心軸シャフト(30)は、シャフト軸(36)に沿って第1の外側コンテナ部材の内側に長手方向に延び、非エラストマーの中心シャフト(30)は、外側エラストマーキャップ(32)から遠位にある端部(38)を有する。好ましくは中心シャフトは、第1のシャフト端部(40)において外側エラストマーキャップに結合され、好ましくは外側エラストマーキャップは内径内で半径方向内側に向いており、その外側エラストマーキャップは好ましくは、外側非エラストマー基礎部材(34)の半径方向外側で外側非エラストマーキャップに結合され、外側エラストマーキャップは外側シャフト直径の半径方向外側にある。好ましくは、非エラストマー中心シャフト(30)は、第2の車両本体の構造体(24)を接続するための接続機構を備える。
【0015】
第1の外側コンテナ部材(26)および第2の外側キャップ部材(28)はサスペンションマウントダンピング液体を含有する。
【0016】
マウント(20)は、サスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプ部材(42)を備え、そのサスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプ部材(42)は、端部(38)に近接する非エラストマー中心シャフト(30)に固定される。サスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプ部材(42)はまた、好ましくは、スプリング(44)を受容する。サスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプ部材(42)は好ましくは、カップ内部(46)に受容されるスプリングを備えたカップ状の部材であり、好ましくはボルトスペーサー(48)およびボルト(50)はカップ内部内の端部に結合される。
【0017】
マウント(20)は、サスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプ部材(42)と第2の外側キャップ部材(28)との間に、第1の外側コンテナ部材(26)に配置される内部エラストマー軸受支持アセンブリ(52)を備え、その内部エラストマー軸受支持アセンブリ(52)は、内部非エラストマー基礎部材(56)と結合された内部エラストマー部材(54)を備え、その内部非エラストマー外側基礎部材は、内部エラストマー部材を第1の外側コンテナ部材(26)に配置し、内部エラストマー部材(54)は、非エラストマー中心シャフト(30)の軸受面(60)に対してスライドする低摩擦軸受(58)を支持し、低摩擦軸受は非エラストマー中心軸シャフト軸(36)と並んで配置され、非エラストマー中心軸シャフト(30)は低摩擦軸受(58)に沿って移動し、サスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプ部材(42)はサスペンションマウントダンピング液をくみ上げる。
【0018】
車両サスペンションマウントはバイアスコイルスプリング部材(44)を備え、そのコイルスプリングは非エラストマー中心シャフトの端部と第1の外側コンテナ部材との間に配置される。好ましくは、バイアスコイルスプリング部材44は、ダンピングカップポンプ42と第1の外側コンテナ部材26の底の末端との間に配置される。好ましくは、バイアス部材44はコイルスプリング44から構成される。
【0019】
車両サスペンションマウントは、カップ内部(46)を有するサスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプのカップ状部材から構成されるサスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプを備える。好ましくは、マウントはサスペンションバイアススプリング部材(44)を備え、そのバイアススプリング部材(44)は非エラストマー中心シャフトの端部(38)と第1の外側コンテナ部材との間に配置され、そのバイアススプリング部材(44)はカップ内部(46)に受容される。好ましくは、マウントは、サスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプのカップ状部材をシャフトに固定するボルト(50)およびボルトスペーサー(48)を備え、そのボルトおよびボルトスペーサーはカップ内部に受容される。好ましくは、マウントは、サスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプのカップ状部材をシャフトに固定するボルトおよびボルトスペーサーと、サスペンションスプリングとを備え、そのボルト、ボルトスペーサー、およびサスペンションスプリングはカップ内部に受容される。
【0020】
車両サスペンションマウント低摩擦軸受(58)は好ましくは、乾燥金属ポリマー軸受、好ましくは金属で裏打ちされたポリマー軸受から構成され、好ましくはその金属は鋼である。車両サスペンションマウント低摩擦軸受(58)は好ましくは、低い摩擦係数(COF)、好ましくは1以下、好ましくは0.5以下、好ましくは0.2以下、好ましくは0.1以下を有する。好ましくは、鋼基材は、充填されるPTFEベースのポリマー軸受裏打ち材料で含浸され、覆われる多孔質のブロンズ焼結層に結合され、好ましくは低摩擦軸受(58)は、好ましくは、DU乾燥ポリマー軸受、好ましくはGarlock製のDU(登録商標)軸受から構成される。車両サスペンションマウントの低摩擦軸受(58)は好ましくは、金属で裏打ちされたポリテトラフルオロエチレン軸受から構成される。車両サスペンションマウントの低摩擦軸受(58)は好ましくは、低い摩擦軸受であり、好ましくは低摩擦スライド面、好ましくはシャフトの作動のための非エラストマー軸受面を有する。
【0021】
車両サスペンションマウントは、結合された非エラストマー管状軸受レシーバ(64)を備え、その結合された非エラストマー管状軸受レシーバ(64)は、内部エラストマー部材(54)の内周に結合され、ここで、低摩擦軸受(58)は、結合された非エラストマー管状軸受レシーバ(64)に受容される。
【0022】
好ましくは、非エラストマー中心シャフト(30)の軸受面(60)は、軸受面管状部材(66)の外径面(60)から構成され、その軸受面管状部材は、非エラストマー中心シャフト(30)の部分の外径と適合する内径を有する。代替の好ましい実施形態において、非エラストマー中心シャフト(30)の軸受面(60)はシャフト自体の外径面(60)から構成される。図16〜17に示すような代替の好ましい実施形態において、シャフト(30)は、軸受面管状部材(66)を用いずに、低摩擦軸受(58)とそのシャフトの表面(60)とを直接係合する。
【0023】
好ましくは、車両サスペンションマウントは結合された非エラストマー管状軸受レシーバ(64)を備え、その結合された非エラストマー管状軸受レシーバ(64)は内部エラストマー部材の内周に結合され、ここで、低摩擦軸受(58)は結合された非エラストマー管状軸受レシーバ(64)内に受容され、非エラストマー中心シャフト(30)の軸受面(60)は、軸受面管状部材(66)の外径面から構成され、その軸受面管状部材(66)は、非エラストマー中心シャフト(30)の部分の外径と適合した内径を有する。代替の好ましい実施形態において、結合されていない非エラストマー管状軸受レシーバ(64)内の非エラストマー管状軸受レシーバ(64)は、内部エラストマー部材の内周に結合されない。このような代替の好ましい実施形態に関して、結合していない非エラストマー管状軸受レシーバ(64)は、内部エラストマー部材の内周に物理的に保持され、好ましくは結合していない非エラストマー管状軸受レシーバ(64)は、物理的に内部に挿入される内部エラストマー部材の硬化成形されたエラストマーIDの内周より大きいODを有する。図17は、より大きいODの非エラストマー管状軸受レシーバ(64)が好ましくは、物理的に内部に挿入される内部エラストマー部材の硬化成形されたエラストマーの小さいIDの内周に結合されない実施形態を例示する。図17の結合された好ましい実施形態において、非エラストマー管状軸受レシーバ(64)は内部エラストマー部材の内周に結合される。
【0024】
好ましくは、内部非エラストマー基礎部材(56)は、半径方向内側に延びるフランジプレート(68)および実質的に垂線軸に延びる延長部(70)を備え、好ましくはその延長部(70)はキャップから離れて、かつポンプに対して軸方向に延び、好ましくはシャフト軸と並んで配置され、エラストマーが軸延長部と軸受レシーバとの間にあり、好ましくは軸延長部と結合された軸受レシーバとの間にエラストマー管状部分の形状がある。
【0025】
一実施形態において、本発明は、車両サスペンションマウント20を製造する方法を含む。
【0026】
一実施形態において、本発明は、車両キャブサスペンション液体マウントおよびそのような液体マウントを製造する方法を含み、前記液体マウントはマウントフランジを有するカップハウンジングを備える。液体マウントは、上端部および下端部を有する中心軸シャフトを備え、その中心軸シャフトはカップハウジングの中心軸に沿って配置される。液体マウントは、シャフトの上端部とカップハウジングとの間で液体を漏らさずに密封するフレキシブルなシールカップを備える。液体マウントは高粘性液体、好ましくは10,000センチストークより大きい(好ましくは20,000より大きい、30,000より大きい、40,000より大きい、50,000より大きい、好ましくは50,000〜150,000cSt、好ましくは50,000〜70,000センチストークの範囲、好ましくはシリコーン液体)高粘性液体を含有する。液体マウントは、シャフトの下端部に取り付けられ、かつ、高粘性液体中にある可動式ダンピングポンプを備える。液体マウントは、カップハウジングの底と可動式ダンピングポンプとの間に配置されたスプリングを備える。液体マウントは、ハウジングにおいてダンピングポンプとフレキシブルなシールキャップ(28)との間に配置された内部エラストマー軸受支持アセンブリを備え、その内部エラストマー軸受支持アセンブリは、可動式ダンピングポンプからフレキシブルなシールキャップへの方向、かつフレキシブルなシールキャップから可動式ダンピングポンプへの反対方向の液体の流れを可能にするために少なくとも1つの第1の液体流導管(72)を有し、内部エラストマー軸受支持アセンブリは、内部非エラストマー基礎部材に結合された内部エラストマー部材を備え、その内部非エラストマー基礎部材は、内部エラストマー部材をハウジング(26)に配置し、その内部エラストマー部材は、中心シャフト(30)の軸受面に対してスライドする軸受(68)を支持し、その軸受は中心軸と並んで配置され、その中心軸シャフトは軸受に沿って移動し、ポンプは、好ましくは高振幅移動で低振動数範囲における高いレベルのダンピングと比較して、低振幅振動で高振動数範囲における低いレベルのダンピングで液体をくみ上げる。好ましくは、高振動数および低振幅でのダンピングが低減される。好ましくは、液体マウントの少なくとも1つの第1の液体流導管(72)は、複数の分配された導管を備え、液体はその導管72を通って流れる。好ましくは、本発明は、直径などの様々な導管のオリフィスサイズを有する方法およびシステムを含み、高振動数に調節および調整し、調整された高振動数において低振幅振動の分離を調整するためにサイズを変化させる。好ましくは、このような車両キャブサスペンション液体マウントを製造する方法は、振動数を調節/調整するために導管の流量を調節することを含み、低振幅で高振動数のダンピングを低減させる。
【0027】
一実施形態において、本発明は車両キャブサスペンション液体マウントを製造することを含む。その方法は第1の外側コンテナ部材を設けることを含む。その方法は、非エラストマー中心軸シャフトおよび外側エラストマーのフレキシブルなシールキャップを設けることを含み、その外側エラストマーキャップは第1の外側コンテナ部材に対して半径方向外側に配置され、非エラストマー中心軸シャフトは、シャフト軸に沿って第1の外側コンテナ部材の内側に長手方向に延び、非エラストマー中心シャフトは端部を有する。
【0028】
その方法は、非エラストマー中心シャフト端部に近接してサスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプ部材を配置することを含む。
【0029】
その方法は、第1の外側コンテナ部材においてサスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプ部材と第2の外側キャップ部材との間に内部エラストマー軸受支持アセンブリを設けることを含み、その内部エラストマー軸受支持アセンブリは、内部非エラストマー基礎部材に結合された内部エラストマー部材を備え、その内部非エラストマー基礎部材は、内部エラストマー部材を第1の外側コンテナ部材に配置し、その内部エラストマー部材は、非エラストマー中心シャフトのためのスライドする軸受を支持し、その軸受は非エラストマー中心軸のシャフト軸と並んで配置され、その非エラストマー中心軸のシャフトは軸受に沿って移動する。
【0030】
その方法は、第1の外側コンテナ部材を車両キャブサスペンションマウントダンピング液体で充填することを含み、ここで、そのサスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプ部材は、非エラストマー中心軸シャフトが軸受に沿って移動する場合、車両キャブサスペンションマウントダンピング液体をくみ上げる。
【0031】
その方法はコイルスプリングを設けること、および非エラストマー中心シャフトの端部と第1の外側コンテナ部材との間にコイルスプリングを配置することを含む。
【0032】
好ましくは、サスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプは、カップ内部(46)を有するサスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプのカップ状の部材から構成される。
【0033】
その方法はスプリング(44)を設けることを含み、そのスプリング(44)は、非エラストマー中心シャフトの端部(38)と第1の外側コンテナ部材との間に配置され、そのスプリング(44)はカップ内部(46)に受容される。好ましくは、その方法は、ボルト(50)とボルトスペーサー(48)とを設けることを含み、サスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプのカップ状の部材はボルトおよびボルトスペーサーでシャフトに固定され、そのボルトおよびボルトスペーサーはカップ内部に受容される。好ましくは、その方法は、サスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプのカップ状の部材をシャフトに固定するボルトおよびボルトスペーサーを備え、サスペンションスプリング、ボルト、ボルトスペーサーはカップ内部に受容される。
【0034】
好ましい方法およびマウントアセンブリは、図10〜15に例示される。好ましくは、コンテナ26は穴を有さず、つまりリベットまたは他のそのような埋め込み部材などのプラグ部材で栓をすることを必要とする穴がなく、特にスプリングおよび中心軸36に近接するコンテナの底は穴がない。好ましくは、スプリング44はコンテナに配置され、中心軸36に沿って配置され、コンテナはマウントダンピング液体100で満たされる。好ましくは、そのような液体コンテナアセンブリの方法は、内部の真空チャンバアセンブリまたはいくつかの種類の圧力容器などの真空を適用せずに通常大気条件下で行われる。図11に示すように、キャップ部材の中心シャフト、軸受、軸受支持アセンブリ部材、およびポンプ部材に関するマウントのバランスは、好ましくは、ボルトおよびボルトスペーサーと一緒に組み立てられて、すでにスプリングおよび液体を含む、コンテナに充填される液体を下方に挿入するためのキャブサスペンションが提供される。組み立てによりコンテナに充填される液体が下方に挿入される場合、好ましくは、キャブサスペンションの組み立ては、空気ガスを外に出すための空気ガスを外に出す導管102を備える。好ましくは、組み立てられたマウント内部の非固体の空き領域は、液体で少なくとも90%充填されており、より好ましくは液体で少なくとも94%充填されており、好ましくは、液体は96%〜98%の組み立てられたマウント内部の非固体の空き領域を含み、空気ガスでバランスが取られる。好ましくは、ガスを外に出す導管102は、非エラストマー中心シャフト部材30、最も好ましくは遠位部に形成され、軸36からオフセットし、好ましくはダボピンプラグ穴90を通して形成される。好ましくは、ガスを外に出す導管102は、穴90に圧入される回転防止ダボプラグ非エラストマー鋼金属ピン92によって栓をされる。代替の好ましい実施形態において、粘着性シーラントが、ガスが外に出て行く導管102に栓をするために回転防止ダボプラグピン92に加えて使用される。好ましくは、非エラストマー中心シャフト30は、外側エラストマーキャップ32に結合され、湾曲したシャフトエラストマーは接触面31に結合し、最も好ましくは球状に湾曲したシャフトエラストマーは、図14および図15に示すように接触面31に結合する。
【0035】
その方法は、乾燥金属ポリマー軸受、好ましくは金属で裏打ちされ、好ましくは鋼で裏打ちされ、好ましくは充填されるPTFEベースのポリマー軸受裏打ち材料で含浸され、覆われる結合された多孔質のブロンズ焼結層から構成されるスライドする軸受を設けることを含む。好ましくは、スライドする軸受はDU乾燥ポリマー軸受として設けられる。好ましくは、スライドする軸受は、金属で裏打ちされたポリテトラフルオロエチレン軸受である。
【0036】
その方法は、結合された非エラストマー管状軸受レシーバを備える非エラストマー中心シャフトのためのスライドする軸受を支持する内部エラストマー部材を設けることを含み、その結合された非エラストマー管状軸受レシーバは内部エラストマー部材の内周に結合され、ここで、スライドする軸受は結合された非エラストマー管状軸受レシーバに受容される。好ましくは、非エラストマー中心シャフトは軸受面管状部材を備え、その軸受面管状部材は外径軸受面を有し、内径は非エラストマー中心シャフトの部分の外径と適合し、非エラストマー中心シャフト軸受面管状部材の外径軸受面はスライドする軸受に沿ってスライドする。
【0037】
その方法は、結合された非エラストマー管状軸受レシーバ(64)を設けることを含み、その結合された非エラストマー管状軸受レシーバ(64)は内部エラストマー部材の内周に結合され、軸受(58)は結合された非エラストマー管状軸受レシーバ(64)に受容され、非エラストマー中心シャフト(30)は軸受面管状部材から構成され、その軸受面管状部材は外径軸受面を有し、内径は非エラストマー中心シャフトの部分の外径と適合し、その軸受面管状部材の外径軸受面の軸受面は軸受に沿ってスライドする。
【0038】
その方法は、半径方向内側に延びるフランジプレート(68)および実質的に垂線軸に延びる延長部を備える内部非エラストマー基礎部材(56)を設けることを含む。
【0039】
その方法は、可動式ダンピングポンプからフレキシブルなシールキャップに対する方向、かつフレキシブルなシールキャップから可動式ダンピングポンプに対する反対方向の液体の流れを可能にするために、内部エラストマー軸受支持アセンブリに少なくとも1つの第1の液体流導管(72)を設けることを含み、そのシャフトは、好ましくは高振幅移動で低振動数範囲における高いレベルのダンピングと比較して、低振幅振動で高振動数範囲における低いレベルのダンピングで液体をくみ上げるポンプとともに軸受に沿って移動する。好ましくは、低振幅減結合を与えるために高振動数範囲を調整するために設けられた少なくとも1つの第1の液体流導管のオリフィスのサイズを調節することを含む。一実施形態において、内部エラストマー軸受支持アセンブリにおける少なくとも1つの第1の流導管(72)を設けることは、可動式ダンピングポンプからフレキシブルなシールキャップに対する方向、かつフレキシブルなシールキャップから可動式ダンピングポンプに対する反対方向の液体の流れを可能にするために、内部エラストマー軸受支持アセンブリに単一のオリフィス導管を設けることを含む。一実施形態において、可動式ダンピングポンプからフレキシブルなシールキャップに対する方向、かつフレキシブルなシールキャップから可動式ダンピングポンプに対する反対方向の液体の流れを可能にするために、内部エラストマー軸受支持アセンブリ内に単一のオリフィス導管を設けることは、全ての他の残存しているオリフィスに栓をすることを含む。
【0040】
一実施形態において、本発明は、車両サスペンションマウントおよびそのマウントを製造する方法を含む。マウントは、中心軸シャフト上のサスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプ部材によって移動されるマウントダンパ液を含む外側コンテナを備える。マウントは、外側コンテナにおいてサスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプ部材と外側キャップ部材との間に配置される内部エラストマー軸受支持アセンブリを備える。マウントは好ましくは、内部エラストマー部材を外側コンテナに配置するための内部エラストマー軸受支持アセンブリを備え、内部エラストマー部材は中心シャフトの軸受面に対してスライドする軸受を支持し、軸受は非エラストマー中心軸のシャフト軸と並んで配置され、非エラストマー中心軸のシャフトは軸受に沿って移動し、サスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプ部材はサスペンションマウントダンピング液体をくみ上げる。
【0041】
一実施形態において、本発明は液体マウントおよびそのマウントを製造する方法を含む。マウントは、上端部および下端部を有する中心軸のシャフトを備え、中心軸のシャフトはカップハウジングの中心軸に沿って配置され、フレキシブルなシールキャップは、シャフトの上端部とカップハウジングとの間で流体を漏らさずに密封し、高粘性の液体であり、可動式ダンピングポンプがシャフトの下端部に、高粘性の液体中で取り付けられ、スプリングはカップハウジングの底と可動式ダンピングポンプとの間に配置され、内部エラストマー軸受支持アセンブリは、ダンピングポンプとフレキシブルなシールキャップとの間でハウジングに配置され、内部エラストマー軸受支持アセンブリは、可動式ダンピングポンプからフレキシブルなシールキャップに対する方向、かつフレキシブルなシールキャップから可動式ダンピングポンプに対する反対方向の液体の流れを可能にするために、少なくとも1つの第1の液体流導管を有し、内部エラストマー軸受支持アセンブリは内部非エラストマー基礎部材に結合された内部エラストマー部材を備え、内部非エラストマー基礎部材は内部エラストマーをハウジングに配置し、その内部エラストマー部材は中心シャフト軸受面に対してスライドする軸受を支持し、軸受は中心軸と並んで配置される。好ましい実施形態において、中心軸のシャフトは軸受に沿って移動し、ポンプは、高振幅移動で低振動数範囲における高いレベルのダンピングと比較して、低振幅振動で高振動数範囲における低いレベルのダンピングで液体をくみ上げる。
【0042】
一実施形態において、本発明は、車両キャブサスペンションマウントを製造する方法を含む。その方法は、第1の外側コンテナ部材を設けることを含む。その方法は、非エラストマー中心軸のシャフトおよび外側エラストマーのフレキシブルなシールキャップを設けることを含み、前記外側エラストマーキャップは、前記第1の外側コンテナ部材に対して半径方向外側に配置され、前記非エラストマー中心軸のシャフトは、シャフト軸に沿って前記第1の外側コンテナ部材の内側に長手方向に延在し、前記非エラストマー中心シャフトは端部を有する。その方法は、前記非エラストマー中心シャフト端部に近接してサスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプ部材を配置することを含む。その方法は、前記第1の外側コンテナ部材において前記サスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプ部材と前記第2の外側キャップ部材との間に内部エラストマー軸受支持アセンブリを設けることを含み、前記内部エラストマー軸受支持アセンブリは、内部非エラストマー基礎部材に結合された内部エラストマー部材を備え、前記内部非エラストマー基礎部材は、前記エラストマー部材を前記第1の外側コンテナ部材に配置し、前記第1の外側コンテナ部材を有する前記エラストマー部材の基礎となり、前記内部エラストマー部材は前記非エラストマー中心シャフトのためのスライドする軸受を支持し、前記軸受は前記非エラストマー中心軸のシャフト軸と並んで配置され、前記非エラストマー中心軸のシャフトは前記軸受に沿って移動する。その方法は、前記第1の外側コンテナ部材に車両キャブサスペンションマウントダンピング液を充填することを含み、前記サスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプ部材は、前記非エラストマー中心軸シャフトが前記軸受に沿って移動する場合、前記車両キャブサスペンションマウントダンピング液体をくみ上げる。
【0043】
一実施形態において、本発明は、車両キャブサスペンションマウントを製造する方法を含み、その方法は、第1の外側コンテナ部材を設ける工程と、非エラストマー中心軸シャフトおよび外側エラストマーのフレキシブルなシールキャップを設ける工程と、その外側エラストマーキャップは第1の外側コンテナ部材に対して半径方向外側に配置され、非エラストマー中心軸シャフトは、シャフト軸に沿って第1の外側コンテナ部材の内側に長手方向に延びる工程と、非エラストマー中心シャフトは端部を有し、非エラストマー中心シャフト端部に近接してサスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプ部材を配置する工程と、第1の外側コンテナ部材においてサスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプ部材と外側キャップ部材との間に内部エラストマー中間体アセンブリを設ける工程であって、その内部エラストマーアセンブリは、内部非エラストマー基礎部材に結合された内部エラストマー部材を備え、その内部非エラストマー基礎部材は、内部エラストマー部材を第1の外側コンテナ部材に配置し、その内部エラストマー部材は、コンテナ基礎部材の内側からシャフトに対して内側に延び、フレキシブルなシールキャップから可動式ダンピングポンプを分離して、第1のフレキシブルなシールキャップチャンバと第2の可動式ダンピングポンプチャンバを設け、その内部エラストマーアセンブリは、可動式ダンピングポンプからフレキシブルなシールキャップに対する方向、かつフレキシブルなシールキャップから可動式ダンピングポンプに対する反対方向の液体の流れを可能にするために、第1のフレキシブルなシールキャップチャンバと第2の可動式ダンピングポンプチャンバとの間に少なくとも1つの第1の液体流導管を有し、少なくとも1つの第1の液体流導管は、非エラストマー中心軸シャフトから遠部にある工程と、第1の外側コンテナ部材を車両キャブサスペンションマウントダンピング液体で充填する工程とを含み、サスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプ部材は、車両キャブサスペンションマウントダンピング液体をくみ上げ、液体は非エラストマー中心軸シャフトから遠部の第1の液体流導管を通じて流れる。
【0044】
一実施形態において、本発明はサスペンションマウントを含み、そのサスペンションマウントは、第1の外側コンテナ部材と、非エラストマー中心軸シャフトと、第1の外側コンテナ部材と非エラストマー中心軸シャフトとの間の相対的作動を制御するための手段とを備える。
【0045】
一実施形態において、本発明はサスペンションマウントを含み、そのサスペンションマウントは、図示して記載するように、第1の外側コンテナ部材と、非エラストマー中心軸シャフトと、第1の外側コンテナ部材と非エラストマー中心軸シャフトとの間の相対的作動を制御するための手段とを備える。
【0046】
様々な修飾および変更が、本発明の精神および範囲から逸脱せずに本発明に対してなされ得ることは当業者に明らかであろう。従って、本発明の修飾および変更が添付の特許請求の範囲およびそれらの等価物の範囲内である場合、本発明はそれらを含むことが意図される。特許請求の範囲における異なる用語または語句の範囲は、同じまたは異なる構造または工程によって満たされ得ることが意図される。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1の車両本体の構造体と第2の車両本体の構造体とを接続するための車両サスペンションマウントであって、前記マウントは、
第1の外側コンテナ部材と、
第2の外側キャップ部材であって、前記第2の外側キャップ部材は、非エラストマー中心軸シャフトと、外側エラストマーキャップとを有し、前記外側エラストマーキャップは、前記第1の外側コンテナ部材に対して半径方向外側に配置され、前記非エラストマー中心軸シャフトは、シャフト軸に沿って前記第1の外側コンテナ部材の内側に長手方向に延び、前記非エラストマー中心シャフトは、前記外側エラストマーキャップから遠位の端部を有する、第2の外側キャップ部材と、
前記第1の外側コンテナ部材と前記第2の外側キャップ部材はサスペンションマウントダンピング液体を含有し、
サスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプ部材であって、前記サスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプ部材は、前記端部に近接する前記非エラストマー中心シャフトに固定される、サスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプ部材と、
前記サスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプ部材と前記第2の外側キャップ部材との間で前記第1の外側コンテナ部材に配置される内部エラストマー軸受支持アセンブリであって、前記内部エラストマー軸受支持アセンブリは、内部非エラストマー基礎部材に結合された内部エラストマー部材を備え、前記内部非エラストマー基礎部材は、前記内部エラストマー部材を前記第1の外側コンテナ部材に配置し、前記内部エラストマー部材は、前記非エラストマー中心シャフトの軸受面に対して低摩擦軸受を支持し、前記低摩擦軸受は前記非エラストマー中心軸のシャフト軸と並んで配置され、前記非エラストマー中心軸のシャフトは、前記低摩擦軸受に沿って移動し、前記サスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプ部材は、前記サスペンションマウントダンピング液体をくみ上げる、内部エラストマー軸受支持アセンブリと、
を備える、車両サスペンションマウント。
【請求項2】
コイルスプリングであって、前記コイルスプリングは、前記非エラストマー中心シャフトの端部と前記第1の外側コンテナ部材との間に配置される、コイルスプリングを備える、請求項1に記載の車両サスペンションマウント。
【請求項3】
前記サスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプは、カップ内部を有するサスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプのカップ状の部材から構成される、請求項1に記載の車両サスペンションマウント。
【請求項4】
スプリングであって、前記スプリングは、前記非エラストマー中心シャフトの端部と前記第1の外側コンテナ部材との間に配置され、前記スプリングは前記カップ内部に受容される、スプリングを備える、請求項3に記載の車両サスペンションマウント。
【請求項5】
前記サスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプのカップ状の部材を前記シャフトに固定するボルトおよびボルトスペーサーであって、前記ボルトおよびボルトスペーサーは前記カップ内部に受容される、ボルトおよびボルトスペーサーを備える、請求項3に記載の車両サスペンションマウント。
【請求項6】
前記サスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプのカップ状の部材を前記シャフトに固定するボルトおよびボルトスペーサーと、サスペンションスプリングとを備え、前記ボルト、前記ボルトスペーサー、および前記サスペンションスプリングは前記カップ内部に受容される、ボルトおよびボルトスペーサーと、サスペンションスプリングとを備える、請求項3に記載の車両サスペンションマウント。
【請求項7】
前記低摩擦軸受は、乾燥金属ポリマー軸受から構成される、請求項1に記載の車両サスペンションマウント。
【請求項8】
前記低摩擦軸受は、金属で裏打ちされたポリテトラフルオロエチレン軸受から構成される、請求項1に記載の車両サスペンションマウント。
【請求項9】
結合された非エラストマー管状軸受レシーバであって、前記結合された非エラストマー管状軸受レシーバは前記内部エラストマー部材の内周に結合される、結合された非エラストマー管状軸受レシーバを備え、前記低摩擦軸受は前記結合された非エラストマー管状軸受レシーバに受容される、請求項1に記載の車両サスペンションマウント。
【請求項10】
前記非エラストマー中心シャフトの前記軸受面は、軸受面管状部材の外径面から構成され、前記軸受面管状部材は、前記非エラストマー中心シャフトの部分の外径と適合する内径を有する、請求項1に記載の車両サスペンションマウント。
【請求項11】
結合された非エラストマー管状軸受レシーバであって、前記結合された非エラストマー管状軸レシーバは前記内部エラストマー部材の内周に結合される、結合された非エラストマー管状軸受レシーバを備え、前記低摩擦軸受は前記結合された非エラストマー管状軸受レシーバに受容され、前記非エラストマー中心シャフトの前記軸受面は軸受面管状部材の外径面から構成され、前記軸受面管状部材は、前記非エラストマー中心シャフトの部分の外径と適合する内径を有する、請求項1に記載の車両サスペンションマウント。
【請求項12】
前記内部非エラストマー基礎部材は、半径方向内側に延びるフランジプレートおよび実質的に垂線軸に延びる延長部を備える、請求項1に記載の車両サスペンションマウント。
【請求項13】
取り付けフランジを有するカップハウジングと、上端部および低端部を有する中心軸シャフトであって、前記中心軸シャフトは前記カップハウジングの中心軸に沿って配置される中心軸シャフトと、前記シャフトの上端部と前記カップハウジングとの間の流体を漏らさないように密封するフレキシブルなシールキャップと、高粘度液体と、前記シャフトの下端部で、かつ前記高粘度液体中に取り付けられた可動式ダンピングポンプと、
前記カップハウジングの底と前記可動式ダンピングポンプとの間に配置されるスプリングと、
前記ダンピングポンプと前記フレキシブルなシールキャップとの間で前記ハウジング内に配置される内部エラストマー軸受支持アセンブリであって、前記内部エラストマー軸受支持アセンブリは、前記可動式ダンピングポンプから前記フレキシブルなシールキャップへの方向、かつ、前記フレキシブルなシールキャップから前記可動式ダンピングポンプへの反対方向の前記液体の流れを可能にするために、少なくとも1つの第1の液体流導管を有し、前記内部エラストマー軸受支持アセンブリは、内部非エラストマー基礎部材に結合された内部エラストマー部材を備え、前記内部非エラストマー基礎部材は、前記内部エラストマー部材を前記ハウジングに配置し、前記内部エラストマー部材は、前記中心シャフトの軸受面に対してスライドする軸受を支持し、前記軸受は前記中心軸と並んで配置し、前記中心軸シャフトは前記軸受に沿って移動し、前記ポンプは、高振幅移動で低振動数範囲における高いレベルのダンピングと比較して、低振幅振動で高振動数範囲における低いレベルのダンピングで前記液体をくみ上げる、内部エラストマー軸受支持アセンブリと、
を備える、液体マウント。
【請求項14】
車両キャブサスペンションマウントを製造する方法であって、前記方法は、
第1の外側コンテナ部材を設ける工程と、
非エラストマー中心軸シャフト、および外側エラストマーのフレキシブルなシールキャップを設ける工程であって、前記外側エラストマーキャップは、前記第1の外側コンテナ部材に対して半径方向外側に配置され、前記非エラストマー中心軸シャフトは、シャフト軸に沿って前記第1の外側コンテナ部材の内側に長手方向に延び、前記非エラストマー中心シャフトは端部を有する、工程と、
前記非エラストマー中心シャフトの端部に近接してサスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプ部材を配置する工程と、
前記サスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプ部材と前記外側キャップ部材との間で前記第1の外側コンテナ部材に内部エラストマー軸受支持アセンブリを設ける工程であって、前記内部エラストマー軸受支持アセンブリは、内部非エラストマー基礎部材に結合された内部エラストマー部材を備え、前記内部非エラストマー基礎部材は、前記内部エラストマー部材を前記第1の外側コンテナ部材に配置し、前記内部エラストマー部材は、前記非エラストマー中心シャフトのためのスライドする軸受を支持し、前記軸受は、前記非エラストマー中心軸シャフトの軸と並んで配置され、前記非エラストマー中心軸シャフトは前記軸受に沿って移動する、工程と、
前記第1の外側コンテナ部材を車両キャブサスペンションマウントダンピング液体で充填する工程であって、前記非エラストマー中心軸シャフトが前記軸受に沿って移動する場合、前記サスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプ部材は、前記車両キャブサスペンションマウントダンピング液体をくみ上げる、工程と、
を含む、方法。
【請求項15】
コイルスプリングを設ける工程と、前記非エラストマー中心シャフト端部と前記第1の外側コンテナ部材との間に前記コイルスプリングを配置する工程と、を含む、請求項14に記載の方法。
【請求項16】
前記サスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプは、カップ内部を有するサスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプのカップ状の部材から構成される、請求項14に記載の方法。
【請求項17】
スプリングを設ける工程であって、前記スプリングは、前記非エラストマー中心シャフトの端部と前記第1の外側コンテナ部材との間に配置され、前記スプリングは前記カップ内部に受容される、工程を含む、請求項16に記載の方法。
【請求項18】
ボルトおよびボルトスペーサーを設ける工程と、前記サスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプのカップ状の部材を、前記ボルトおよび前記ボルトスペーサーを用いて前記シャフトに固定する工程であって、前記ボルトおよび前記ボルトスペーサーは前記カップ内部に受容される、工程とを含む、請求項16に記載の方法。
【請求項19】
前記サスペンションマウンドダンピング液体ダンパポンプのカップ状の部材を前記シャフトに固定するボルトおよびボルトスペーサーと、サスペンションスプリングとを備え、前記ボルト、前記ボルトスペーサー、および前記サスペンションスプリングは前記カップ内部に受容される、請求項16に記載の方法。
【請求項20】
前記スライドする軸受は乾燥金属ポリマー軸受から構成される、請求項14に記載の方法。
【請求項21】
前記スライドする軸受は、金属で裏打ちされたポリテトラフルオロエチレン軸受から構成される、請求項14に記載の方法。
【請求項22】
前記非エラストマー中心シャフトのための前記スライドする軸受を支持する前記内部エラストマー部材は、結合された非エラストマー管状軸受レシーバを備え、前記結合された非エラストマー管状軸受レシーバは、前記内部エラストマー部材の内周に結合され、前記スライドする軸受は、前記結合された非エラストマー管状軸受レシーバ内に受容される、請求項14に記載の方法。
【請求項23】
前記非エラストマー中心シャフトは軸受面管状部材を備え、前記軸受面管状部材は、外径軸受面と、前記非エラストマー中心シャフトの部分の外径と適合する内径とを有し、前記非エラストマー中心シャフト軸受面管状部材の外径軸受面は前記スライドする軸受に沿ってスライドする、請求項14に記載の方法。
【請求項24】
結合された非エラストマー管状軸受レシーバを備え、前記結合された非エラストマー管状軸受レシーバは、前記内部エラストマー部材の内周に結合され、前記軸受は前記結合された非エラストマー管状軸受レシーバに受容され、前記非エラストマー中心シャフトは軸受面管状部材から構成され、前記軸受面管状部材は、外径軸受面と、前記非エラストマー中心シャフトの部分の外径と適合された内径とを有し、前記軸受管状部材の外径軸受面の軸受面は前記軸受に沿ってスライドする、請求項14に記載の方法。
【請求項25】
前記内部非エラストマー基礎部材は、半径方向内側に延びるフランジプレートと、実質的に垂線軸に延びる延長部とを備える、請求項14に記載の方法。
【請求項26】
前記可動式ダンピングポンプから前記フレキシブルなシールキャップへの方向、かつ、前記フレキシブルなシールキャップから前記可動式ダンピングポンプへの反対方向の前記液体の流れを可能にするために、前記内部エラストマー軸受支持アセンブリにおいて少なくとも1つの第1の液体流導管を設ける工程であって、前記シャフトは前記軸受に沿って移動し、前記ポンプは、高振幅移動で低振動数範囲における高いレベルのダンピングと比較して、低振幅振動で高振動数範囲における低いレベルのダンピングで前記液体をくみ上げる、工程を含む、請求項14に記載の方法。
【請求項27】
前記設けられた少なくとも1つの第1の液体流導管のオリフィスのサイズを調節して、前記高振動数範囲を調整する工程を含む、請求項26に記載の方法。
【請求項28】
車両キャブサスペンションマウントを製造する方法であって、前記方法は、
第1の外側コンテナ部材を設ける工程と、
非エラストマー中心軸シャフトと外側エラストマーのフレキシブルなシールキャップとを設ける工程であって、前記外側エラストマーキャップは、前記第1の外側コンテナ部材に対して半径方向外側に配置され、前記非エラストマー中心軸シャフトは、シャフト軸に沿って前記第1の外側コンテナ部材の内側に長手方向に延び、前記非エラストマー中心シャフトは端部を有する、工程と、
前記非エラストマー中心シャフト端部に近接してサスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプ部材を配置する工程と、
前記サスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプ部材と前記外側キャップ部材との間で前記第1の外側コンテナ部材に内部エラストマー中間体アセンブリを設ける工程であって、前記内部エラストマーアセンブリは、内部非エラストマー基礎部材に結合された内部エラストマー部材を備え、前記内部非エラストマー基礎部材は、前記内部エラストマー部材を前記第1の外側コンテナ部材に配置し、前記内部エラストマー部材は前記コンテナ基礎部材の内側から前記シャフトに対して延び、第1のフレキシブルなシールキャップチャンバと第2の可動式ダンピングポンプチャンバとを設けるために、前記フレキシブルなシールキャップから前記可動式ダンピングポンプを分離し、前記内部エラストマーアセンブリは、前記可動式ダンピングポンプから前記フレキシブルなシールキャップへの方向、かつ、前記フレキシブルなシールキャップから前記可動式ダンピングポンプへの反対方向の前記液体の流れを可能にするために、前記第1のフレキシブルなシールキャップチャンバと前記第2の可動式ダンピングポンプチャンバとの間に少なくとも1つの第1の液体流導管を有し、前記少なくとも1つの第1の液体流導管は、前記非エラストマー中心軸シャフトから遠位にある、工程と、
前記第1の外側コンテナ部材に車両キャブサスペンションマウントダンピング液体を充填する工程であって、前記サスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプ部材は、前記車両キャブサスペンションマウントダンピング液体をくみ上げ、前記液体は、前記非エラストマー中心軸シャフトから遠位にある前記第1の液体流導管を通って流れる、工程と、
を含む方法。
【請求項29】
コイルスプリングを設ける工程と、前記非エラストマー中心シャフトの端部と前記第1の外側コンテナ部材との間に前記コイルスプリングを配置する工程と、を含む、請求項28に記載の方法。
【請求項30】
前記サスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプは、カップ内部を有するサスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプのカップ状の部材から構成される、請求項28に記載の方法。
【請求項31】
スプリングを設ける工程であって、前記スプリングは、前記非エラストマー中心シャフトの端部と前記第1の外側コンテナ部材との間に配置され、前記スプリングは前記カップ内部に受容される、工程を含む、請求項30に記載の方法。
【請求項32】
ボルトおよびボルトスペーサーを設ける工程と、前記サスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプのカップ状の部材を、前記ボルトおよび前記ボルトスペーサーを用いて前記シャフトに固定する工程であって、前記ボルトおよび前記ボルトスペーサーは前記カップ内部に受容される、工程とを含む、請求項30に記載の方法。
【請求項33】
前記サスペンションマウントダンピング液体ダンパポンプのカップ状の部材を前記シャフトに固定するボルトおよびボルトスペーサーと、サスペンションスプリングとを備え、前記ボルト、前記ボルトスペーサーおよび前記サスペンションマウントスプリングは前記カップ内部に受容される、請求項30に記載の方法。
【請求項34】
前記内部非エラストマー基礎部材は、半径方向内側に延びるフランジプレートと、実質的に垂線軸に延びる延長部とを備える、請求項28に記載の方法。
【請求項35】
前記内部エラストマー中間体アセンブリは、前記第1のフレキシブルなシールキャップチャンバと前記第2の可動式ダンピングポンプチャンバとの間で前記シャフトに隣接する液体の流れを防ぐ、請求項28に記載の方法。
【請求項36】
第1の外部コンテナ部材と、非エラストマー中心軸シャフトと、前記第1の外側コンテナ部材と前記非エラストマー中心軸シャフトとの間の相対的動作を制御するための手段とを備える、サスペンションマウント。
【請求項37】
図示し、記載したようなサスペンションマウントと、第1の外側コンテナ部材と、非エラストマー中心軸シャフトと、前記第1の外側コンテナ部材と前記非エラストマー中心軸シャフトとの間の相対的動作を制御するための手段。

【図1A】
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【図1B】
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【図2】
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【図3】
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【図4A】
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【図4B】
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【図4C】
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【図4D】
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【図5A】
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【図5B】
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【図5C】
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【図5D】
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【図5E】
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【図5F】
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【図5G】
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【図5H】
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【図5I】
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【図6A】
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【図6B】
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【図6C】
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【図6D】
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【図6E】
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【図6F】
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【図7A】
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【図7B】
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【図7C】
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【図7D】
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【図7E】
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【図7F】
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【図8A】
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【図8B】
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【図8C】
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【図8D】
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【図9A】
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【図9B】
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【図9C】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17A】
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【図17B】
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【図17C】
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【図17D】
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【公表番号】特表2011−521176(P2011−521176A)
【公表日】平成23年7月21日(2011.7.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−503169(P2011−503169)
【出願日】平成21年4月2日(2009.4.2)
【国際出願番号】PCT/US2009/039295
【国際公開番号】WO2009/124185
【国際公開日】平成21年10月8日(2009.10.8)
【出願人】(505127617)ロード コーポレイション (15)
【Fターム(参考)】