説明

連結機構及び基板処理装置

【課題】連結強度が高く、対象となる物体同士を短時間で連結することが可能であり、連結部分の省スペース化を図ることが可能な連結機構及び基板処理装置を提供すること。
【解決手段】第1ブラケット4と第2ブラケット5との間を連結する連結部材が、第1ブラケット4に設けられた凸部4aと、第2ブラケット5に設けられた凸部5とに係合するように設けられているので、各凸部4a及び5aを介して第1ブラケット4と第2ブラケット5とを高い連結強度で連結することができる。また、凸部4a及び5aに連結部材を係合させることで第1ブラケット4と第2ブラケット5とを連結させることができるので、短時間で連結することが可能となる。さらに、連結部材が各凸部4a及び5aに係合するだけのスペースがあれば済むため、連結部分の省スペース化が可能となる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、連結機構及び基板処理装置に関する。
【背景技術】
【0002】
複数のユニット同士が連結されて構成される装置においては、当該複数のユニット同士を連結する構成として、例えば各ユニットにブラケットをそれぞれ接続させ、当該ブラケット同士をボルトで固定する構成が知られている(例えば、特許文献1参照)。ブラケットをボルトで固定する場合には、例えば、ブラケットの一部を平面視で重なるように配置し、1本又は複数本のボルトによって上下のブラケットを固定する構成が一般的である。
【特許文献1】特開2002−39917号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、ボルトによってブラケットを上下に固定する際には、ボルトが1本の場合、当該ボルト軸の回転方向に対する連結強度が低くなるため、ブラケットがずれてしまう虞がある。また、ボルトが複数本の場合、全部のボルトを取り付けるのに時間が掛かってしまう上、当該ボルトの取り付けスペースを確保する必要がある。
【0004】
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、連結強度が高く、対象となる物体同士を短時間で連結することが可能であり、連結部分の省スペース化を図ることが可能な連結機構及び基板処理装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するため、本発明に係る連結機構は、第1部材と第2部材とを連結する連結機構であって、前記第1部材に接続され、第1凸部を有する第1ブラケットと、前記第2部材に接続され、前記第1ブラケットに当接され、第2凸部を有する第2ブラケットと、前記第1凸部と前記第2凸部とに係合するように、前記第1ブラケットと前記第2ブラケットとを連結する連結部材とを具備することを特徴とする。
【0006】
本発明によれば、第1ブラケットと第2ブラケットとの間を連結する連結部材が、第1部材に接続される第1ブラケットに設けられた第1凸部と、第2部材に接続される第2ブラケットに設けられた第2凸部とに係合するように設けられているので、各凸部を介して第1ブラケットと第2ブラケットとを高い連結強度で連結することができる。また、第1凸部と第2凸部とに連結部材を係合させることで第1ブラケットと第2ブラケットとを連結させることができるので、短時間で連結することが可能となる。さらに、連結部材が各凸部に係合するだけのスペースがあれば済むため、連結部分の省スペース化が可能となる。
【0007】
上記の連結機構は、前記連結部材が、前記第1凸部及び前記第2凸部のそれぞれを前記第1ブラケットと前記第2ブラケットの当接部分側に押圧するように、前記第1凸部及び前記第2凸部に係合することを特徴とする。
本発明によれば、連結部材が、第1凸部及び第2凸部のそれぞれを第1ブラケットと第2ブラケットの当接部分側に押圧するように各凸部に係合することとしたので、第1ブラケットと第2ブラケットとを、より強固に連結することができる。
【0008】
上記の連結機構は、前記第1ブラケットと前記第2ブラケットとの当接部分には、当該第1ブラケットと当該第2ブラケットとを固定するためのボルトを貫通させる貫通部が設けられており、前記ボルトに対応するナットが前記連結部材であることを特徴とする。
本発明によれば、第1ブラケットと第2ブラケットとの当接部分には、当該第1ブラケットと当該第2ブラケットとを固定するためのボルトを貫通させる貫通部が設けられており、このボルトに対応するナットが上記の連結部材であることとしたので、このナットが第1凸部と第2凸部とに係合することになる。ボルトが1本でも十分な連結強度を有することとなるため、従来の連結強度を維持しつつ、短時間で連結することが可能となる。また、連結部分の省スペース化を図ることが可能であり、簡単な構成の連結機構を得ることができる。また、ナットの締め具合に応じて連結強度を調節することも可能となる。
【0009】
本発明に係る基板処理装置は、第1基板処理ユニットと、前記第1基板処理ユニットの近傍に設けられる第2基板処理ユニットと、前記第1基板処理ユニットと前記第2基板処理ユニットとを連結する請求項1乃至請求項3のうちいずれか一項に記載の連結機構とを具備することを特徴とする。
【0010】
本発明によれば、第1基板処理ユニットと、第1基板処理ユニットの近傍に設けられる第2基板処理ユニットと、前記第1基板処理ユニットと前記第2基板処理ユニットとを連結する上記の連結機構とを具備することとしたので、基板処理装置の連結部分においては、連結強度が高く、第1基板処理ユニットと第2基板処理ユニットとを短時間で連結することが可能であり、連結部分を省スペースすることができるという利点がある。
【発明の効果】
【0011】
第1ブラケットと第2ブラケットとの間を連結する連結部材が、第1部材に接続される第1ブラケットに設けられた第1凸部と、第2部材に接続される第2ブラケットに設けられた第2凸部とに係合するように設けられているので、各凸部を介して第1ブラケットと第2ブラケットとを高い連結強度で連結することができる。また、第1凸部と第2凸部とに連結部材を係合させることで第1ブラケットと第2ブラケットとを連結させることができるので、短時間で連結することが可能となる。さらに、連結部材が各凸部に係合するだけのスペースがあれば済むため、連結部分の省スペース化が可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
[第1実施形態]
本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
図1は、本実施形態に係る基板処理装置100の構成を示す平面図である。
同図に示すように、基板処理装置100は、連結機構1によって第1処理ユニット(第1部材)2と第2処理ユニット(第2部材)3とが連結された構成になっている。連結機構1は、第1ブラケット4と、第2ブラケット5と、ボルト7と、ナット(連結部材)8とを主たる構成要素としている。この連結機構1は、第1ブラケット4と第2ブラケット5とが当接しており、この当接部分においてボルト7及びナット8によって連結された構成になっている。
【0013】
第1ブラケット4及び第2ブラケット5は、平面視矩形の板状部材である。第1ブラケット4及び第2ブラケット5は、それぞれ当接面4f及び5fを有しており、この当接面4fと当接面5fとが当接した状態で連結されている。第1ブラケット4及び第2ブラケット5には、連結方向(図中横方向)に対して直交する方向(図中縦方向)の両側にそれぞれ凸部4a及び凸部5aが設けられている。
【0014】
凸部4aは、第1ブラケット4の図中上下の辺に対して突出するように設けられており、一方の面が当接面4fの一部となっている。この凸部4aは、当接面4fの図中縦方向の端部に至るにつれて徐々に当接面4f側に幅(図中横方向の寸法)が小さくなるように形成されている。
【0015】
凸部5aは、第2ブラケット5の図中上下の辺に対して突出するように設けられており、一方の面が当接面5fの一部となっている。この凸部5aは、当接面5fの図中縦方向の端部に至るにつれて徐々に当接面5f側に幅(図中横方向の寸法)が小さくなるように形成されている。当該両側の凸部4a及び凸部5aの間にはボルト7を貫通させる貫通部6が形成されている。
【0016】
ボルト7は、例えばヘッド7aとネジ部7bとからなる六角ボルトであり、ネジ部7bが貫通部6を貫通するように設けられている。ネジ部7bには、図示しないネジ山が設けられている。
ナット8は、ボルト7のネジ部7bに2つ設けられており、それぞれネジ部7bの軸方向の両側の凸部4a及び凸部5aに係合するように設けられている。
【0017】
図2は、第1ブラケット4及び第2ブラケット5の構成を示す分解斜視図である。図3は、第1ブラケット4及び第2ブラケット5を当接させたときの正面構成を示す図である。図4は、第1ブラケット4及び第2ブラケット5を当接させたときの平面構成を示す図である。
【0018】
図2及び図3に示すように、第1ブラケット4は、第2ブラケット5との当接部分において、凹部4bを有している。また、第2ブラケット5は、第1ブラケット4との当接部分において、凹部5bを有している。凹部4b及び凹部5bは、図3に示すように、正面視でそれぞれ半円状に形成されており、第1ブラケット4と第2ブラケット5とを当接させたときに正面視で円形の貫通部6を構成するように形成されている。
【0019】
図5は、ナット8の構成を示す斜視図である。図6は、ナット8の平面構成を示す図である。図7は、ナット8の正面構成を示す図である。
図5に示すように、ナット8は、例えば立方体又は直方体形状の部材であり、その一面には凹部8aと、貫通孔8bとが設けられている。凹部8aは、上記第1ブラケット4の凸部4aと第2ブラケット5の凸部5aとが当接して形成される突出部分の形状、すなわち、ここでは台形の形状に対応する形状を有している。ナット8を凸部4a及び凸部5aに係合させることによって、当該凸部4aと凸部5aとの間を固定すると共に、凸部4a及び凸部5aを当接面4f及び5a側へ押圧するようになっている(図中矢印で示す)。この押圧する力によって、図1の平面上を回転方向に移動するのを抑えることができるようになっている。
【0020】
貫通孔8bは、上記のボルト7のネジ部7bを貫通させる部分である。貫通孔8bには、図6及び図7に示すように、ネジ山8cが設けられている(図5では、ネジ山8cの図示を省略している)。ネジ山8cは、上記のボルト7のネジ部7bに形成されたネジ山(図示せず)に対応しており、ボルト7とナット8とが螺合されるようになっている。なお、2つのナット8のうち、ボルト7のヘッド7a側のナット8にはネジ山8cを設けず、他方のナット8にのみネジ山を設けるようにしても構わない。
【0021】
このように、本実施形態によれば、第1ブラケット4と第2ブラケット5との間を連結する連結部材が、第1ブラケット4に設けられた凸部4aと、第2ブラケット5に設けられた凸部5とに係合するように設けられているので、各凸部4a及び5aを介して第1ブラケット4と第2ブラケット5とを高い連結強度で連結することができる。また、凸部4a及び5aに連結部材を係合させることで第1ブラケット4と第2ブラケット5とを連結させることができるので、短時間で連結することが可能となる。さらに、連結部材が各凸部4a及び5aに係合するだけのスペースがあれば済むため、連結部分の省スペース化が可能となる。
【0022】
また、本実施形態によれば、連結部材が、第1ブラケット4の凸部4a及び第2ブラケット5の凸部5aのそれぞれを第1ブラケット4と第2ブラケット5の当接部分側に押圧するように各凸部4a、5aに係合することとしたので、第1ブラケット4と第2ブラケット5とを、より強固に連結することができる。
【0023】
また、第1ブラケット4と第2ブラケット5との当接面4f及び5cに、当該第1ブラケット4と当該第2ブラケット5とを固定するためのボルトを貫通させる貫通部6が設けられており、このボルトに対応するナット8が上記の連結部材であることとしたので、このナット8が第1ブラケット4の凸部4aと第2ブラケット5の凸部5aとに係合することになる。これにより、ボルト7が1本でも十分な連結強度を有することとなるため、従来の連結強度を維持しつつ、かつ、短時間で連結することが可能となる。また、連結部分の省スペース化を図ることが可能であり、簡単な構成の連結機構1を得ることができる。また、ナット8の締め具合に応じて連結強度を調節することも可能となる。
【0024】
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態を説明する。
図8は、本実施形態に係る基板処理装置200の平面構成を示す図である。図9は、図8におけるA−A断面に沿った構成を示す図である。本実施形態では、連結機構の構成、特にボルト、ナット及び連結部材の構成が第1実施形態とは構成が異なっている。他の構成、例えば第1ブラケットや第2ブラケット、各ブラケットの凸部などの構成は、第1実施形態と同様である。
【0025】
第1実施形態との相違点を具体的に説明する。
図8に示すように、連結機構11は、第1ユニット12に接続された第1ブラケット14と、第2ユニット13に接続された第2ブラケット15と、棒部材16と、ナット17と、連結部材18とを主たる構成要素としている。第1ブラケット14及び第2ブラケット15には、第1実施形態と同様に、連結方向に直交する方向の両側の端部にそれぞれ凸部14a及び凸部15aが設けられている。この両側に設けられた凸部14a及び凸部15aは、それぞれ連結部材18によって連結された構成になっている。
【0026】
棒部材16は、図9に示すように、第1ブラケット14及び第2ブラケット15の表面側及び裏面側にそれぞれ1本ずつ設けられており、連結部材18を貫通するように設けられている。棒部材16のうち連結部材18を貫通する部分及びその近傍には、図示しないネジ山が形成されている。ナット17は、棒部材16のネジ山に対応するネジ山が形成されており、各連結部材18の外側(棒部材16の先端側)にそれぞれ設けられている。2つのナット17によって連結部材18を挟むように、当該2つの連結部材18を固定している。
【0027】
図10は、本実施形態に係る連結部材18の構成を示す斜視図である。
連結部材18は、例えば直方体形状の部材であり、その一面には自身の長手方向に沿って凹部18aが設けられている。凹部18aの底面18bには、自身を貫通する貫通孔18cが設けられている。貫通孔18cには、上記の棒部材16が貫通するようになっている。図9に示すように、連結部材18は、凸部14a及び凸部15aに係合させた状態で、2つの貫通孔18cがそれぞれ第1ブラケット14及び第2ブラケット15の表面上に露出するようになっている。
【0028】
このように、本実施形態によれば、第1ブラケット14及び第2ブラケット15自身に貫通部を形成せずに、この第1ブラケット14及び第2ブラケット15の表面上に棒部材16を配置することとしたので、第1ブラケット14及び第2ブラケット15の構成を簡単なものにすることができる。
【0029】
本発明の技術範囲は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更を加えることができる。
第1実施形態の変形例としては、ナット8の凹部8aの平面形状が凸部4a及び凸部5aに沿った形状ではなく、例えば図11に示すように、凹部8aの平面形状が矩形となるようにしてもよい。このような構成によれば、凸部4a及び凸部5aの形状に沿った形状とする場合に比べて、容易に凹部8aを設計することができる。この場合、図11に示すように、ナット8の凹部8aについては、凸部4a及び凸部5aとの接触部分を、当該凸部4a及び凸部5aの面に沿って角を落とした構成にすることが好ましい。これにより、凸部4a及び凸部5aが損傷を受けるのを防ぐことができる。
【0030】
また、第1実施形態の他の変形例としては、例えば図12に示すように、凸部4a及び凸部5aの形状を平面視で矩形の形状とし、ナット8の凹部8aを断面視で深さ方向に幅が徐々に小さくなるような形状としても良い。このような構成によれば、凸部4a及び凸部5aの形状を先細りの形状にする場合に比べて、容易に第1ブラケット4及び第2ブラケット5を設計することができる。この場合には、図12に示すように、凸部4a及び凸部5aについては、凹部8aとの接触部分を、当該凹部8aの面に沿って角を落とした構成にすることが好ましい。これにより、凹部8aが損傷を受けるのを防ぐことができる。
【0031】
また、第1実施形態の他の変形例としては、例えば2つのナット8のうちボルト7のネジ部7bに設けられるナット8(ヘッド7a側に設けられない方のナット8)を更に固定するため、当該ナット8の外側に別のナットを設ける二重ナットの構成にしても構わない。
【0032】
また、第1実施形態の他の変形例としては、ナット8の貫通孔8bにネジ山8cを設けずに単なる連結部材とし、当該連結部材を固定するナットを別途設けるようにしても構わない。
【0033】
第2実施形態の変形例としては、連結部材18の凹部18aの底面18bに貫通孔18cを設けるのではなく、例えば図13及び図15に示すように、連結部材18のうち凹部18aの両側の部分18dに貫通孔18cを設ける構成としても構わない。また、連結方向に対して垂直方向の両側の連結部材18を1つの棒部材16によって固定するのではなく、各貫通孔18cについてそれぞれ1つの棒部材16及び2つのナット17を用いて固定する構成であっても構わない。
【0034】
この場合、例えば図14(図13のB−B断面に沿った構成を示す図)に示すように、第1ブラケット14及び第2ブラケット15の表面に固定端19をそれぞれ設けるようにし、固定端19には棒部材16を貫通させる貫通孔を形成する。各棒部材16には、連結部材18、固定端19及びその近傍にネジ山を形成しておき、連結部材18と固定端19との間をそれぞれ挟むように固定することが好ましい。
【図面の簡単な説明】
【0035】
【図1】本発明の第1実施形態に係る基板処理装置の構成を示す図。
【図2】第1実施形態に係るブラケットの構成を示す分解斜視図。
【図3】第1実施形態に係るブラケットの構成を示す正面図。
【図4】第1実施形態に係るブラケットの構成を示す平面図。
【図5】第1実施形態に係るナットの構成を示す斜視図。
【図6】第1実施形態に係るナットの構成を示す正面図。
【図7】第1実施形態に係るナットの構成を示す平面図。
【図8】本発明の第2実施形態に係る基板処理装置の構成を示す図。
【図9】第2実施形態に係る基板処理装置の構成を示す断面図。
【図10】第2実施形態に係る連結部材の構成を示す斜視図。
【図11】本発明に係る連結部分の構成を示す平面図。
【図12】本発明に係る連結部分の他の構成を示す平面図。
【図13】本発明に係る基板処理装置の他の構成を示す図。
【図14】本発明に係る基板処理装置の他の構成を示す断面図。
【図15】本発明に係る連結部材の他の構成を示す斜視図。
【符号の説明】
【0036】
1、11…連結機構 4、14…第1ブラケット 5、15…第2ブラケット 6…貫通部 7…ボルト 8、17…ナット 16…棒部材 18…連結部材 19…固定端 100、200…基板処理装置

【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1部材と第2部材とを連結する連結機構であって、
前記第1部材に接続され、第1凸部を有する第1ブラケットと、
前記第2部材に接続され、前記第1ブラケットに当接され、第2凸部を有する第2ブラケットと、
前記第1凸部と前記第2凸部とに係合するように、前記第1ブラケットと前記第2ブラケットとを連結する連結部材と
を具備することを特徴とする連結機構。
【請求項2】
前記連結部材が、前記第1凸部及び前記第2凸部のそれぞれを前記第1ブラケットと前記第2ブラケットの当接部分側に押圧するように、前記第1凸部及び前記第2凸部に係合する
ことを特徴とする請求項1に記載の連結機構。
【請求項3】
前記第1ブラケットと前記第2ブラケットとの当接部分には、当該第1ブラケットと当該第2ブラケットとを固定するためのボルトを貫通させる貫通部が設けられており、
前記ボルトに対応するナットが前記連結部材である
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の連結機構。
【請求項4】
第1基板処理ユニットと、
前記第1基板処理ユニットの近傍に設けられる第2基板処理ユニットと、
前記第1基板処理ユニットと前記第2基板処理ユニットとを連結する請求項1乃至請求項3のうちいずれか一項に記載の連結機構と
を具備することを特徴とする基板処理装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【公開番号】特開2009−14140(P2009−14140A)
【公開日】平成21年1月22日(2009.1.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−178408(P2007−178408)
【出願日】平成19年7月6日(2007.7.6)
【出願人】(000000099)株式会社IHI (5,014)
【Fターム(参考)】