説明

音量を動的に調整できるモバイル装置及び関連方法

【課題】従来の技術による諸問題を解決するため、音量を動的に調整できるモバイル装置及び関連方法を提供する。
【解決手段】音量を動的に調整できるモバイル装置は、少なくとも1個のスピーカーと、モバイル装置と使用者間の距離を測定する距離測定ユニットと、距離測定ユニットに電気的に接続され、距離測定ユニットの測定結果に応じてスピーカーの出力音量を動的に調整する音量調整ユニットとを含む。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は音量を動的に調整できるモバイル装置に関し、特に使用者との距離に応じて音量を調整できるモバイル装置に関する。
【背景技術】
【0002】
電話の普及につれて、人間同士のコミュニケーションは次第に便利になる。ハンズフリーの電話機は、受話器に耳を当てなくても通話でき、聴覚の負担を軽減すると同時に多者通話をも実現させるものである。しかし、従来の技術では、電話機(コードレス電話または携帯電話)のハンズフリー機能はボタンで制御される(例えば通話ボタンを3秒間押してハンズフリー機能を起動/終了する)ため、終了しようとするときもボタンを押さなければならず、場合によっては問題を起こしうる。例えば通話ボタンを3秒間押せばハンズフリー機能を終了できると設定された場合では、多者通話でプライベートに言及すれば、ハンズフリーを即時に終了できず困惑することもあると考えられる。
【0003】
一方、ハンズフリー機能を起動した場合、電話機のスピーカーが普段より大きいパワーで出力するのが一般である。理想的には、出力音量を自動的に調整することが望ましい。例えば使用者が電話機に近づけば音量が小さくなり、遠ざかれば音量が大きくなることが最も理想的である。しかし従来の技術では、音量調整ボタンで音量を調整するしかない。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
この発明は前述の問題を解決するため、音量を動的に調整できるモバイル装置及び関連方法を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
この発明は音量を動的に調整できるモバイル装置を提供する。該装置は、少なくとも1個のスピーカーと、モバイル装置と使用者間の距離を測定する距離測定ユニットと、距離測定ユニットに電気的に接続され、距離測定ユニットの測定結果に応じてスピーカーの出力音量を動的に調整する音量調整ユニットからなる。
【0006】
この発明は更にモバイル装置の音量を動的に調整する方法を提供する。該方法は、モバイル装置と使用者間の距離を測定し、モバイル装置と使用者間の距離に応じてモバイル装置の出力音量を動的に調整するステップを含む。
【発明の効果】
【0007】
この発明は、ハンズフリー通話中に電話機と使用者間の距離に応じてスピーカーの音量を調整するか、または相応なスピーカーを選んで音声信号を出力する。したがって、ハンズフリー機能を終了しようとすれば、電話機との距離を縮めるだけで音量が小さくなる。そうすると、多者通話でプライベートに言及した場合、携帯電話をとるだけでハンズフリー機能を即時に終了することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
かかる装置及び方法の特徴を詳述するために、具体的な実施例を挙げ、図を参照して以下に説明する。
【実施例1】
【0009】
図1を参照する。図1はこの発明の実施例1による音量を動的に調整できる電話機10のブロック図である。電話機10はスピーカー100と、マイクロフォン102と、通信ユニット104と、距離測定ユニット106と、音量調整ユニット108とを含む。スピーカー100、マイクロフォン102及び距離測定ユニット106は電話機10の筐体(非表示)に設けられ、通信ユニット104と音量調整ユニット108は電話機10の筐体内に設けられる。そのうちスピーカー100、マイクロフォン102並びに通信ユニット104は電話機10の通信機能を実現させるものである。電話機10で電話をかけるとき、マイクロフォン102は使用者の音声信号を受信し、通信ユニット104を通して送信先に送信する。同じく、通信ユニット104は送信先から(信号処理を経て)の音声信号をスピーカー100を通して出力する。距離測定ユニット106は電話機10と使用者間の距離を測定する赤外線またはレーザー反射型距離測定装置である。音量調整ユニット108は距離測定ユニット106の測定に応じ、通信ユニット104を通してスピーカー100の出力音量を調整する。言い換えれば、距離測定ユニット106に測定された電話機10と使用者間の距離が近ければ、音量調整ユニット108はスピーカー100の出力音量を小さくし、遠ければ出力音量を大きくする。
【0010】
したがって、使用者との距離に応じ、電話機10は自動的にスピーカーの音量を調整することができる。そうすれば、使用者が電話機10に近づけば音量が小さくなり、遠ざかれば音量が大きくなる。もっともこの発明では、ハンズフリー機能の起動後にのみ、距離測定ユニット106と音量調整ユニット108を起動できるように設定することも可能である。スピーカー100の出力音量を調整するほかにも、使用者と電話機10の距離に応じてマイクロフォン102の利得を調整することも可能である。換言すれば、使用者と電話機10の距離が近ければマイクロフォン102の利得を小さくし、遠ければ利得を大きくする。
【0011】
図2を参照する。図2はこの発明の実施例2による電話機10の音量を動的に調整する方法のフローチャート20である。該方法は以下の通りである。
【0012】
ステップ200:使用者が電話機10で受話または発話する
ステップ202:電話機10のハンズフリー機能が起動されたか否かを判断する。起動されていればステップ204に移り、起動されていなければステップ208に移る。
ステップ204:距離測定ユニット106の測定機能を起動する。
ステップ206:距離測定ユニット106の測定結果に応じ、スピーカー100の音量とマイクロフォン102の利得を動的に調整する。
ステップ208:距離測定ユニット106の測定機能を終了する。
ステップ210:小音量通話モードを実行する。
【0013】
前記の通り、使用者が電話機10で受話または発話するとき、ハンズフリー機能が起動されていれば、電話機10は使用者との距離に応じてスピーカー100の音量とマイクロフォン102の利得を動的に調整できる。そうすれば、使用者と電話機10の距離が近ければ、スピーカー100の音量とマイクロフォン102の利得が小さくなり、遠ければ音量と利得がいずれも大きくなる。それに対して、ハンズフリー機能が起動されていなければ、距離測定ユニット106の測定機能は終了とされ、スピーカー100の音量とマイクロフォン102の利得は近距離使用に適するように設定される。
【0014】
そのほか、ステップ206によるスピーカー100音量とマイクロフォン102利得の動的調整とは、距離測定ユニット106の測定結果によってスピーカー100の音量とマイクロフォン102の利得を動的に調整するほか、距離測定ユニット106の測定結果により使用者と電話機10の距離が所定値を上回ったことがわかれば、スピーカー100の音量とマイクロフォン102の利得を所定値まで大きくし、更に距離が所定値を下回ったときに音量と利得をその他の所定値まで小さくすることも可能である。そうすれば、通話中にハンズフリー機能を終了しようとすれば、電話機10との距離を縮める(例えば電話機10をとる)だけでスピーカー10の音量を小さくすることができる。したがって、多者通話でプライベートに言及した場合、電話機10をとるか電話機10に近づけるだけで、ハンズフリー機能を即時に終了することができる。
【0015】
したがって、電話機10は距離測定ユニット106で使用者との距離を判断し、その結果に応じて音量調整ユニット108でスピーカー100の音量とマイクロフォン102の利得を調整する。注意すべきことは、図1の電話機10はこの発明の一例を示すに過ぎず、コード付き電話、コードレス電話、携帯電話など当業者がなしうる変化は、いずれもこの発明に属する。
【実施例2】
【0016】
通常の電話機は受話器スピーカーと着信音スピーカーを含む。受話器スピーカーは耳を当てて聞くために小さい音量を出力し、着信音スピーカーは着信音を発するために受話器スピーカーより大きい音量を出力する。したがって、この発明は使用者との距離に応じて出力スピーカーを切り替えることによって出力音量を変更する電話機を掲示する。図3を参照する。図3はこの発明の実施例2による音量を動的に調整できる電話機30のブロック図である。電話機30はスピーカーSP1、SP2、SPn…と、マイクロフォン302と、通信ユニット304と、距離測定ユニット306と、音量調整ユニット308とを含む。スピーカーSP1、SP2、SPn…、マイクロフォン302及び距離測定ユニット306は電話機30の筐体(非表示)に設けられ、通信ユニット304と音量調整ユニット308は電話機30の筐体内に設けられる。スピーカーSP1、SP2、SPn…は種々の出力パワーで種々の音量を出力する。受発話するとき、通信ユニット304はスピーカーSP1、SP2、SPn…を通して音声信号を発し、マイクロフォン302は音声信号を受信する。距離測定ユニット306は筐体と使用者間の距離を測定する赤外線またはレーザー反射型距離測定装置であり、音量調整ユニット308は距離測定ユニット306の測定結果に応じ、スピーカーSP1、SP2、SPn…のうち一つを選んで音声を出力する。
【0017】
したがって、電話機30は使用者との距離に適するスピーカーを選択できる。そうすれば、使用者が電話機30に近づけば音声は低パワーのスピーカーから出力され、遠ざかれば高パワーのスピーカーから出力される。もっともこの発明では、ハンズフリー機能の起動後にのみ、距離測定ユニット306と音量調整ユニット308を起動できるように設定することも可能である。同じく、スピーカーを選ぶほかにも、使用者と電話機30の距離に応じてマイクロフォン302の利得を調整することも可能である。換言すれば、使用者と電話機30の距離が近ければマイクロフォン102の利得を小さくし、遠ければ利得を大きくする。
【0018】
図4を参照する。図4はこの発明の実施例2による電話機30の音量を動的に調整する方法のフローチャート40であり、図3の音量調整ユニット308でスピーカーSP1、SP2、SPn…を選ぶまたは/及びマイクロフォン302の利得を調整するフローを示す。該方法は以下の通りである。
【0019】
ステップ400:使用者が電話機30で受話または発話する
ステップ402:電話機30のハンズフリー機能が起動されたか否かを判断する。起動されていればステップ404に移り、起動されていなければステップ408に移る。
ステップ404:距離測定ユニット306の測定機能を起動する。
ステップ406:距離測定ユニット306の測定結果に応じ、スピーカーを選んで音声を出力する。
ステップ408:距離測定ユニット306の測定機能を終了する。
ステップ410:小音量通話モードを実行する。
【0020】
前記の通り、使用者が電話機30で受話または発話するとき、ハンズフリー機能が起動されていれば、電話機30は使用者との距離に応じ、スピーカーSP1、SP2、SPn…のうちひとつを選んで音声を出力するとともにマイクロフォン302の利得を調整する。そうすれば、使用者と電話機30の距離が近ければ、低パワーのスピーカーを選んで音声を出力するとともにマイクロフォン302の利得を小さくし、遠ければ高パワーのスピーカーを出力スピーカーとして選んで、マイクロフォンの利得を大きくする。それに対して、ハンズフリー機能が起動されていなければ、距離測定ユニット306の測定機能は終了とされ、近距離使用に適するスピーカー及びマイクロフォン利得が選ばれる。
【0021】
通話中にハンズフリー機能を終了しようとすれば、電話機30との距離を縮める(例えば電話機30をとる)だけで電話機30の音量を小さくすることができる。したがって、多者通話でプライベートに言及した場合、電話機30をとるだけでハンズフリー機能を即時に終了することができる。
【0022】
したがって、電話機30は距離測定ユニット306で使用者との距離を判断し、その結果に応じてスピーカーを選んでマイクロフォン302の利得を調整する。注意すべきことは、図3の電話機30はこの発明の一例を示すに過ぎず、コード付き電話、コードレス電話、携帯電話など当業者がなしうる変化は、いずれもこの発明に属する。
【0023】
図5と図6を参照する。図5はこの発明による携帯電話50の正面図であり、図6は携帯電話50の背面図である。携帯電話50は距離測定ユニット500と、受話器スピーカー502と、スクリーン504と、キーパッド508と、マイクロフォン510と、着信音スピーカー512とを含む。スクリーン504は携帯電話50の操作情報を示し、キーパッド508は通話、ハンズフリー設定などの携帯電話の操作に供する。受話器スピーカー502は近距離使用に適し、着信音スピーカー512より小さい出力パワーを有する。着信音スピーカー512は大きい音声を発し着信を知らせる。距離測定ユニット500はハンズフリー通話において携帯電話50と使用者間の距離を測定し、その結果を携帯電話50の音量調整ユニット(図5では非表示)に送信する赤外線距離測定装置である。距離測定ユニット500の測定結果に応じ、音量調整ユニットは受話器スピーカー502と着信音スピーカー512のいずれかを選んで音声を出力する。
【0024】
例えば、ハンズフリー通話の過程において、使用者と携帯電話50の距離が所定値を上回れば、音量調整ユニットは着信音スピーカー512を選んで大きい音量を出力し、距離が所定値を下回れば受話器スピーカー502を選んで近距離使用に適した音量を出力する。したがって、通話中にハンズフリー機能を終了しようとすれば、携帯電話50との距離を縮める(例えば携帯電話50をとる)だけで携帯電話50の音量を小さくすることができる。そうすれば、多者通話でプライベートに言及した場合、携帯電話50をとるだけでハンズフリー機能を即時に終了することができる。もっとも、携帯電話50は使用者との距離に応じ、前述の通りにマイクロフォンの利得を調整することができる。なお、受話器スピーカー502と着信音スピーカー512のいずれかで音声を出力するときでも、使用者と携帯電話50の距離に応じてその出力音量を調整することが可能である。
【0025】
以上はこの発明に好ましい実施例であって、この発明の実施の範囲を限定するものではない。よって、当業者のなし得る修正、もしくは変更であって、この発明の精神の下においてなされ、この発明に対して均等の効果を有するものは、いずれもこの発明の特許請求の範囲に属するものとする。
【産業上の利用可能性】
【0026】
この発明は、ハンズフリー通話中に電話機と使用者間の距離に応じてスピーカーの音量を調整するか、または相応なスピーカーを選んで音声信号を出力する。したがって、ハンズフリー機能を終了しようとすれば、電話機との距離を縮めるだけで音量が小さくなる。そうすると、多者通話でプライベートに言及した場合、携帯電話をとるだけでハンズフリー機能を即時に終了することができる。
【図面の簡単な説明】
【0027】
【図1】この発明の実施例1による音量を動的に調整できる電話機のブロック図である。
【図2】この発明の実施例1による電話機の音量を動的に調整する方法のフローチャートである。
【図3】この発明の実施例2による音量を動的に調整できる電話機のブロック図である。
【図4】この発明の実施例2による電話機の音量を動的に調整する方法のフローチャートである。
【図5】この発明による携帯電話の正面図である。
【図6】この発明による携帯電話の背面図である。
【符号の説明】
【0028】
10、30 電話機
50 携帯電話
100、SP1…SPn スピーカー
102、302 マイクロフォン
104、304 通信ユニット
106、306 距離測定ユニット
108、308 音量調整ユニット
500 距離測定ユニット
502 受話器スピーカー
504 スクリーン
508 キーパッド
510 マイクロフォン
512 着信音スピーカー

【特許請求の範囲】
【請求項1】
音量を動的に調整できるモバイル装置であって、
少なくとも1個のスピーカーと、
モバイル装置と使用者間の距離を測定する距離測定ユニットと、
距離測定ユニットに電気的に接続され、距離測定ユニットの測定結果に応じてスピーカーの出力音量を動的に調整する音量調整ユニットからなることを特徴とするモバイル装置。
【請求項2】
前記距離測定ユニットが赤外線距離測定装置であることを特徴とする請求項1記載のモバイル装置。
【請求項3】
前記音量調整ユニットはハンズフリー機能が起動された場合に、距離測定ユニットの測定結果に応じスピーカーの出力音量を調整することを特徴とする請求項1記載のモバイル装置。
【請求項4】
前記音量調整ユニットが距離測定ユニットの測定結果に応じ、測定結果が所定値を上回るとスピーカーの出力音量を大きくし、測定結果が所定値を下回るとスピーカーの出力音量を小さくすることを特徴とする請求項1記載のモバイル装置。
【請求項5】
前記音量調整ユニットが距離測定ユニットの測定結果に応じマイクロフォンの利得を調整することを特徴とする請求項1記載のモバイル装置。
【請求項6】
前記音量調整ユニットが距離測定ユニットの測定結果に応じ、測定結果が所定値を上回るとマイクロフォンの利得を大きくし、測定結果が所定値を下回るとマイクロフォンの利得を小さくすることを特徴とする請求項5記載のモバイル装置。
【請求項7】
モバイル装置の音量を動的に調整する方法であって、
モバイル装置と使用者間の距離を測定し、
モバイル装置と使用者間の距離に応じてモバイル装置の出力音量を動的に調整するステップを含むことを特徴とする方法。
【請求項8】
前記モバイル装置と使用者間の距離に応じてモバイル装置の出力音量を動的に調整するステップでは、ハンズフリー機能が起動された場合に、モバイル装置と使用者間の距離に応じモバイル装置のスピーカー出力音量を調整することを特徴とする請求項7記載の方法。
【請求項9】
前記モバイル装置と使用者間の距離に応じてモバイル装置の出力音量を動的に調整するステップでは、モバイル装置と使用者間の距離が所定値を上回るとスピーカーの出力音量を大きくし、距離が所定値を下回るとスピーカーの出力音量を小さくすることを特徴とする請求項7記載の方法。
【請求項10】
前記方法は更に、モバイル装置と使用者間の距離に応じてモバイル装置のマイクロフォン利得を調整するステップを含むことを特徴とする請求項7記載の方法。
【請求項11】
前記モバイル装置と使用者間の距離に応じてモバイル装置のマイクロフォン利得を調整するステップでは、ハンズフリー機能が起動された場合に、筐体と使用者間の距離に応じモバイル装置のマイクロフォン利得を調整することを特徴とする請求項10記載の方法。
【請求項12】
前記モバイル装置と使用者間の距離に応じてモバイル装置のマイクロフォン利得を調整するステップでは、モバイル装置と使用者間の距離が所定値を上回るとマイクロフォンの利得を大きくし、距離が所定値を下回るとマイクロフォンの利得を小さくすることを特徴とする請求項10記載の方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2007−221744(P2007−221744A)
【公開日】平成19年8月30日(2007.8.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−85327(P2006−85327)
【出願日】平成18年3月27日(2006.3.27)
【出願人】(500029110)華碩電腦股▲ふん▼有限公司 (158)
【Fターム(参考)】