HDL上昇剤
【課題】HDL上昇剤を提供する。
【解決手段】式(I):
(環Qは置換されていてもよい単環アリール、置換されていてもよい単環ヘテロアリール、置換されていてもよい縮合アリールまたは置換されていてもよい縮合ヘテロアリールであり、Y1は単結合または−NR6−等であり、環Aは置換されていてもよい非芳香族ヘテロ環ジイルであり、Z1は単結合、O、SまたはNR9であり、環Bは置換されていてもよい芳香族炭素環ジイルまたは置換されていてもよい芳香族へテロ環ジイルであり、Y3は単結合、置換されていてもよく、−O−が介在していてもよい低級アルキレンまたは置換されていてもよい低級アルケニレン等であり、Z2はCOOR3等である)で示される化合物、その製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物を含有する。
【解決手段】式(I):
(環Qは置換されていてもよい単環アリール、置換されていてもよい単環ヘテロアリール、置換されていてもよい縮合アリールまたは置換されていてもよい縮合ヘテロアリールであり、Y1は単結合または−NR6−等であり、環Aは置換されていてもよい非芳香族ヘテロ環ジイルであり、Z1は単結合、O、SまたはNR9であり、環Bは置換されていてもよい芳香族炭素環ジイルまたは置換されていてもよい芳香族へテロ環ジイルであり、Y3は単結合、置換されていてもよく、−O−が介在していてもよい低級アルキレンまたは置換されていてもよい低級アルケニレン等であり、Z2はCOOR3等である)で示される化合物、その製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物を含有する。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I):
【化1】
環Qは置換されていてもよい単環アリール、置換されていてもよい単環ヘテロアリール、置換されていてもよい縮合アリールまたは置換されていてもよい縮合ヘテロアリール(但し、環Qは非置換11H-ジベンズ[b, e]-アゼピン-6-イルではない)であり、
Y1は単結合、−NR6−または−NR6−CO−(ここでR6は水素または置換されていてもよい低級アルキルである)であり、
但し、環Qが非置換単環アリールの場合、Y1は−NR6−CO−であり、
環Qが単環アリールかつY1が単結合の場合、環Qはハロゲン化アルキルで置換されたフェニルであり、
環Aは置換されていてもよい非芳香族ヘテロ環ジイル(但し、Y1が単結合の場合、環Qは環Aを構成する窒素原子と結合する)であり、
式:−Y2Z1−は
【化2】
で示される基(但し、−Y2Z1−は−SO2−ではなく、環Qが非置換ベンゾチアゾール-2-イルまたはベンゾオキサゾール-2-イルの場合、−Y2Z1−が−CH2−CH2−O−または−O−でない)であり、
R7は各々独立して水素、置換されていてもよい低級アルキルまたは置換されていてもよいシクロアルキルであり、
R8およびR9は各々独立して水素または置換されていてもよい低級アルキルであり、
nは0〜3の整数であり、
Z1は単結合、−O−、−S−または−NR9−(ここでR9は水素、置換されていてもよい低級アルキル、置換されていてもよいアシル、置換されていてもよい低級アルキルスルホニルまたは置換されていてもよいアリールスルホニルである)であり、
環Bは置換されていてもよい芳香族炭素環ジイルまたは置換されていてもよい芳香族へテロ環ジイルであり、
Y3は単結合、置換されていてもよく、−O−が介在していてもよい低級アルキレン、−O−が介在していてもよいシクロアルキレンまたは置換されていてもよい低級アルケニレンであり、
Z2はCOOR3、C(=NR3)NR14OR15、CONHCN、
【化3】
(ここでR3、R14およびR15は各々独立して水素、置換されていてもよい低級アルキル、置換されていてもよい低級アルケニル、置換されていてもよいアリールまたは置換されていてもよいヘテロアリールである)である、
(但し、式:−Y2Z1−が
【化4】
で示される基であり、nが0であり、Z1が単結合の場合は除く)
で示される化合物、その製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物を含有するHDL上昇剤。
【請求項2】
環Aが
【化5】
[ここでX4はNまたはCR5(ここでR5は水素または置換されていてもよい低級アルキルである)であり、X5はO、S、NR16またはCR17R18(ここでR16〜R18はそれぞれ独立して水素、置換されていてもよい低級アルキル、シアノ、置換されていてもよい非芳香族へテロ環式基、置換されていてもよいヘテロアリール、置換されていてもよいアミノ、置換されていてもよい低級アルコキシ、アリール低級アルキルまたは置換されていてもよいシクロアルキルである)である。但し、X4がCR5かつX5がCR17R18の場合は除く。R4は各々独立して、ハロゲン、置換されていてもよい低級アルキル、置換されていてもよい低級アルケニル、置換されていてもよい低級アルキニル、置換されていてもよい低級アルコキシまたは置換されていてもよいアリールであり、mは0〜2の整数である。X4からの結合手はY1と結合し、他方の結合手はY2と結合する。X5がNR16またはCR17R18の場合、該他方の結合手はX5と結合していてもよい。]で示される基である、請求項1記載の化合物、その製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物を含有するHDL上昇剤。
【請求項3】
環Aが
【化6】
[ここでX4はNまたはCR5(ここでR5は水素または置換されていてもよい低級アルキルである)であり、X5はNR16またはCR17R18(ここでR16〜R18はそれぞれ独立して水素、置換されていてもよい低級アルキル、シアノ、置換されていてもよい非芳香族へテロ環式基、置換されていてもよいヘテロアリール、置換されていてもよいアミノ、置換されていてもよい低級アルコキシ、アリール低級アルキルまたは置換されていてもよいシクロアルキルである)である。R4は各々独立して、ハロゲン、置換されていてもよい低級アルキル、置換されていてもよい低級アルケニル、置換されていてもよい低級アルキニル、置換されていてもよい低級アルコキシまたは置換されていてもよいアリールであり、mは0〜2の整数である。X4からの結合手はY1と結合し、他方の結合手はY2と結合する。該他方の結合手はX5と結合していてもよい。]で示される基である、請求項1記載の化合物、その製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物を含有するHDL上昇剤。
【請求項4】
環Aが
【化7】
(R4は各々独立して、ハロゲン、置換されていてもよい低級アルキル、置換されていてもよい低級アルケニル、置換されていてもよい低級アルキニルまたは置換されていてもよい低級アルコキシであり、mは1または2の整数である。)で示される基である、請求項1記載の化合物、その製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物を含有するHDL上昇剤。
【請求項5】
環Aが
【化8】
(R17は置換されていてもよい低級アルキル、シアノ、置換されていてもよい非芳香族へテロ環式基、置換されていてもよいヘテロアリール、置換されていてもよいアミノ、置換されていてもよい低級アルコキシ、アリール低級アルキルまたは置換されていてもよいシクロアルキルである。Nからの結合手はY1と結合し、Cからの結合手はY2と結合する。)で示される基である、請求項1記載の化合物、その製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物を含有するHDL上昇剤。
【請求項6】
環Aが
【化9】
[ここでX4はNまたはCR5(ここでR5は水素または置換されていてもよい低級アルキルである)であり、X5はNR16またはCR17R18(ここでR16〜R18はそれぞれ独立して水素、置換されていてもよい低級アルキル、シアノ、置換されていてもよい非芳香族へテロ環式基、置換されていてもよいヘテロアリール、置換されていてもよいアミノ、置換されていてもよい低級アルコキシ、アリール低級アルキルまたは置換されていてもよいシクロアルキルである)である。但し、X4がCR5かつX5がCR17R18の場合は除く。R4は各々独立して、ハロゲン、置換されていてもよい低級アルキル、置換されていてもよい低級アルケニル、置換されていてもよい低級アルキニル、置換されていてもよい低級アルコキシまたは置換されていてもよいアリールであり、mは0〜2の整数である。X4からの結合手はY1と結合し、他方の結合手はY2と結合する。該他方の結合手はX5と結合していてもよい。]で示される基である、請求項1記載の化合物、その製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物を含有するHDL上昇剤。
【請求項7】
環Qが置換された縮合ヘテロアリールである、請求項1または2記載の化合物、その製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物を含有するHDL上昇剤。
【請求項8】
環Qが置換されたベンゾフリル、置換されたベンゾチエニル、置換されたベンゾピロリル、置換されたベンゾオキサゾリル、置換されたベンゾイソキサゾリル、置換されたベンゾチアゾリル、置換されたベンゾイソチアゾリル、置換されたベンゾイミダゾリルまたは置換されたベンゾピラゾリルである、請求項1または2記載の化合物、その製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物を含有するHDL上昇剤。
【請求項9】
式:
【化10】
が
式:
【化11】
[式中、
R1は水素、ハロゲン、ヒドロキシ、置換されていてもよい低級アルキル、置換されていてもよい低級アルケニル、置換されていてもよい低級アルキニル、置換されていてもよい低級アルコキシまたは置換されていてもよいアリールであり、
R2はハロゲン、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいアリールオキシ、置換されていてもよいアリールチオまたは置換されていてもよいヘテロアリールであり、または
R1およびR2は、隣接する炭素原子、X1およびX3を構成原子に含む5員環と一緒になって置換された縮合ヘテロアリールを形成してもよく、
X1はNまたはCR10、
X3はNR11、OまたはS、
(ここでR10およびR11は各々独立して水素または置換されていてもよい低級アルキルである)である]で示される基である、請求項1または2記載の化合物、その製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物を含有するHDL上昇剤。
【請求項10】
式:
【化12】
が
式:
【化13】
[式中、
R1は水素、ハロゲン、ヒドロキシ、置換されていてもよい低級アルキル、置換されていてもよい低級アルケニル、置換されていてもよい低級アルキニルまたは置換されていてもよい低級アルコキシであり、
R2はハロゲン、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいアリールオキシ、置換されていてもよいアリールチオまたは置換されていてもよいヘテロアリールであり、または
R1およびR2は、隣接する炭素原子、X1およびX3を構成原子に含む5員環と一緒になって置換された縮合ヘテロアリールを形成してもよく、
X1はNまたはCR12、
X3はNR13、OまたはS、
(ここでR12およびR13は各々独立して水素または置換されていてもよい低級アルキルである)である]で示される基である、請求項1または2記載の化合物、その製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物を含有するHDL上昇剤。
【請求項11】
式:
【化14】
が
式:
【化15】
[式中、
R1はそれぞれ独立して水素、ハロゲン、ヒドロキシ、置換されていてもよい低級アルキル、置換されていてもよい低級アルケニル、置換されていてもよい低級アルキニルまたは置換されていてもよい低級アルコキシであり、
R2はハロゲン、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいアリールオキシ、置換されていてもよいアリールチオまたは置換されていてもよいヘテロアリールであり、
X1はNまたはCR19、
X3はNまたはCR20
(ここでR19およびR20は各々独立して水素または置換されていてもよい低級アルキルである。但し、X1またはX3のいずれか一方はNである。)である]で示される基である、請求項1または2記載の化合物、その製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物を含有するHDL上昇剤。
【請求項12】
式:−Y2Z1−が
【化16】
で示される基であり、
R8およびR9が各々独立して水素または低級アルキルであり、
nが0〜2の整数であり、
Z1が単結合、−O−または−S−である、請求項1または2記載の化合物、その製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物を含有するHDL上昇剤。
【請求項13】
環Bが置換されていてもよいフェニレン、置換されていてもよいインドールジイル、置換されていてもよいベンゾフランジイル、置換されていてもよいベンゾチオフェンジイル、置換されていてもよいフランジイルまたは置換されていてもよいチオフェンジイルである、請求項1または2記載の化合物、その製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物を含有するHDL上昇剤。
【請求項14】
Y3が単結合、置換されていてもよい低級アルキレン、−O−置換されていてもよい低級アルキレンまたは置換されていてもよい低級アルケニレンである、請求項1または2記載の化合物、その製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物を含有するHDL上昇剤。
【請求項15】
Z2がCOOR3(ここでR3は水素または置換されていてもよい低級アルキルである)である、請求項1または2記載の化合物、その製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物を含有するHDL上昇剤。
【請求項16】
式:
【化17】
が
式:
【化18】
[式中、
R1は水素であり、
R2は置換されていてもよいアリールであり、または
R1およびR2は隣接する炭素原子、X1およびX3を構成原子に含む5員環と一緒になって置換された縮合ヘテロアリールを形成してもよく、
X1はNまたはCR10(ここでR10は水素である)であり、
X3はOまたはSである]で示される基であり、
Y1が単結合であり、
環Aが
【化19】
[ここでX4はNであり、X5はNR16またはCR17R18(ここでR16〜R18はそれぞれ独立して水素、置換されていてもよい低級アルキル、シアノ、置換されていてもよい非芳香族へテロ環式基、置換されていてもよいヘテロアリール、置換されていてもよいアミノ、置換されていてもよい低級アルコキシ、アリール低級アルキルまたは置換されていてもよいシクロアルキルである)である。R4は各々独立して、ハロゲン、置換されていてもよい低級アルキル、置換されていてもよい低級アルケニル、置換されていてもよい低級アルキニル、置換されていてもよい低級アルコキシまたは置換されていてもよいアリールであり、mは0〜2の整数である。X4からの結合手はY1と結合し、他方の結合手はY2と結合する。該他方の結合手はX5と結合していてもよい。]で示される基であり、
式:−Y2Z1−が
【化20】
で示される基であり、
R8およびR9が各々独立して水素または低級アルキルであり、
nが0〜2の整数であり、
Z1が単結合、−O−または−S−であり、
環Bが置換されていてもよいフェニレン(置換基としては、ハロゲン、低級アルキルまたは低級アルコキシ)、置換されていてもよいフランジイル(置換基としては、ハロゲン、低級アルキルまたは低級アルコキシ)または置換されていてもよいチオフェンジイル(置換基としては、ハロゲン、低級アルキルまたは低級アルコキシ)であり、
Y3が単結合、置換されていてもよい低級アルキレン(置換基としては、ハロゲンまたは低級アルキレン)、−O−置換されていてもよい低級アルキレン(置換基としては、低級アルキレンまたはハロゲン)、置換されていてもよい低級アルケニレン(置換基としては、低級アルキレンまたはハロゲン)であり、
Z2がCOOR3(ここでR3は水素または低級アルキルである)である、請求項1記載の化合物、その製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物を含有するHDL上昇剤。
【請求項17】
式:
【化21】
が
式:
【化22】
(式中、
R1はそれぞれ独立して水素、ハロゲン、ヒドロキシ、置換されていてもよい低級アルキル、置換されていてもよい低級アルケニル、置換されていてもよい低級アルキニルまたは置換されていてもよい低級アルコキシであり、
R2は置換されていてもよいアルキルまたは置換されていてもよいアリールであり
X1はNまたはCR19、
X3はNまたはCR20
(ここでR19およびR20は各々独立して水素または置換されていてもよい低級アルキルである。但し、X1またはX3のいずれか一方はNである。)である]で示される基であり、
Y1が単結合であり、
環Aが
【化23】
[ここでX4はNであり、X5はNR16またはCR17R18(ここでR16〜R18はそれぞれ独立して水素、置換されていてもよい低級アルキル、シアノ、置換されていてもよい非芳香族へテロ環式基、置換されていてもよいヘテロアリール、置換されていてもよいアミノ、置換されていてもよい低級アルコキシ、アリール低級アルキルまたは置換されていてもよいシクロアルキルである)である。R4は各々独立して、ハロゲン、置換されていてもよい低級アルキル、置換されていてもよい低級アルケニル、置換されていてもよい低級アルキニル、置換されていてもよい低級アルコキシまたは置換されていてもよいアリールであり、mは0〜2の整数である。X4からの結合手はY1と結合し、他方の結合手はY2と結合する。該他方の結合手はX5と結合していてもよい。]で示される基であり、
式:−Y2Z1−が
【化24】
で示される基であり、
R8およびR9が各々独立して水素または低級アルキルであり、
nが0〜2の整数であり、
Z1が単結合、−O−または−S−であり、
環Bが置換されていてもよいフェニレン(置換基としては、ハロゲン、低級アルキルまたは低級アルコキシ)、置換されていてもよいフランジイル(置換基としては、ハロゲン、低級アルキルまたは低級アルコキシ)または置換されていてもよいチオフェンジイル(置換基としては、ハロゲン、低級アルキルまたは低級アルコキシ)であり、
Y3が単結合、置換されていてもよい低級アルキレン(置換基としては、ハロゲンまたは低級アルキレン)、−O−置換されていてもよい低級アルキレン(置換基としては、低級アルキレンまたはハロゲン)、置換されていてもよい低級アルケニレン(置換基としては、低級アルキレンまたはハロゲン)であり、
Z2がCOOR3(ここでR3は水素または低級アルキルである)である、請求項1記載の化合物、その製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物を含有するHDL上昇剤。
【請求項18】
Y1が単結合であり、
環Aが
【化25】
(R4は各々独立して、ハロゲン、置換されていてもよい低級アルキル、置換されていてもよい低級アルケニル、置換されていてもよい低級アルキニルまたは置換されていてもよい低級アルコキシであり、mは1または2の整数である。)で示される基であり、
式:−Y2Z1−が
【化26】
で示される基であり、
R8およびR9が各々独立して水素または低級アルキルであり、
nが1〜2の整数であり、
Z1が単結合または−O−であり、
環Bが置換されていてもよいフェニレンであり、
Y3が置換されていてもよい低級アルキレン(置換基としては、ハロゲンまたは低級アルキレン)または−O−置換されていてもよい低級アルキレン(置換基としては、低級アルキレンまたはハロゲン)であり、
Z2がCOOR3(ここでR3は水素または低級アルキルである)である、請求項1記載の化合物、その製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物を含有するHDL上昇剤。
【請求項19】
Y1が単結合であり、
環Aが
【化27】
(R17は置換されていてもよい低級アルキル、シアノ、置換されていてもよい非芳香族へテロ環式基、置換されていてもよいヘテロアリール、置換されていてもよいアミノ、置換されていてもよい低級アルコキシ、アリール低級アルキルまたは置換されていてもよいシクロアルキルである。Nからの結合手はY1と結合し、Cからの結合手はY2と結合する。)で示される基であり、
式:−Y2Z1−が
【化28】
で示される基であり、
R8およびR9が各々独立して水素または低級アルキルであり、
nが2であり、
Z1が−O−であり、
環Bが置換されていてもよいフェニレンであり、
Y3が置換されていてもよい低級アルキレン(置換基としては、ハロゲンまたは低級アルキレン)または−O−置換されていてもよい低級アルキレン(置換基としては、低級アルキレンまたはハロゲン)であり、
Z2がCOOR3(ここでR3は水素または低級アルキルである)である、請求項1記載の化合物、その製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物を含有するHDL上昇剤。
【請求項1】
式(I):
【化1】
環Qは置換されていてもよい単環アリール、置換されていてもよい単環ヘテロアリール、置換されていてもよい縮合アリールまたは置換されていてもよい縮合ヘテロアリール(但し、環Qは非置換11H-ジベンズ[b, e]-アゼピン-6-イルではない)であり、
Y1は単結合、−NR6−または−NR6−CO−(ここでR6は水素または置換されていてもよい低級アルキルである)であり、
但し、環Qが非置換単環アリールの場合、Y1は−NR6−CO−であり、
環Qが単環アリールかつY1が単結合の場合、環Qはハロゲン化アルキルで置換されたフェニルであり、
環Aは置換されていてもよい非芳香族ヘテロ環ジイル(但し、Y1が単結合の場合、環Qは環Aを構成する窒素原子と結合する)であり、
式:−Y2Z1−は
【化2】
で示される基(但し、−Y2Z1−は−SO2−ではなく、環Qが非置換ベンゾチアゾール-2-イルまたはベンゾオキサゾール-2-イルの場合、−Y2Z1−が−CH2−CH2−O−または−O−でない)であり、
R7は各々独立して水素、置換されていてもよい低級アルキルまたは置換されていてもよいシクロアルキルであり、
R8およびR9は各々独立して水素または置換されていてもよい低級アルキルであり、
nは0〜3の整数であり、
Z1は単結合、−O−、−S−または−NR9−(ここでR9は水素、置換されていてもよい低級アルキル、置換されていてもよいアシル、置換されていてもよい低級アルキルスルホニルまたは置換されていてもよいアリールスルホニルである)であり、
環Bは置換されていてもよい芳香族炭素環ジイルまたは置換されていてもよい芳香族へテロ環ジイルであり、
Y3は単結合、置換されていてもよく、−O−が介在していてもよい低級アルキレン、−O−が介在していてもよいシクロアルキレンまたは置換されていてもよい低級アルケニレンであり、
Z2はCOOR3、C(=NR3)NR14OR15、CONHCN、
【化3】
(ここでR3、R14およびR15は各々独立して水素、置換されていてもよい低級アルキル、置換されていてもよい低級アルケニル、置換されていてもよいアリールまたは置換されていてもよいヘテロアリールである)である、
(但し、式:−Y2Z1−が
【化4】
で示される基であり、nが0であり、Z1が単結合の場合は除く)
で示される化合物、その製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物を含有するHDL上昇剤。
【請求項2】
環Aが
【化5】
[ここでX4はNまたはCR5(ここでR5は水素または置換されていてもよい低級アルキルである)であり、X5はO、S、NR16またはCR17R18(ここでR16〜R18はそれぞれ独立して水素、置換されていてもよい低級アルキル、シアノ、置換されていてもよい非芳香族へテロ環式基、置換されていてもよいヘテロアリール、置換されていてもよいアミノ、置換されていてもよい低級アルコキシ、アリール低級アルキルまたは置換されていてもよいシクロアルキルである)である。但し、X4がCR5かつX5がCR17R18の場合は除く。R4は各々独立して、ハロゲン、置換されていてもよい低級アルキル、置換されていてもよい低級アルケニル、置換されていてもよい低級アルキニル、置換されていてもよい低級アルコキシまたは置換されていてもよいアリールであり、mは0〜2の整数である。X4からの結合手はY1と結合し、他方の結合手はY2と結合する。X5がNR16またはCR17R18の場合、該他方の結合手はX5と結合していてもよい。]で示される基である、請求項1記載の化合物、その製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物を含有するHDL上昇剤。
【請求項3】
環Aが
【化6】
[ここでX4はNまたはCR5(ここでR5は水素または置換されていてもよい低級アルキルである)であり、X5はNR16またはCR17R18(ここでR16〜R18はそれぞれ独立して水素、置換されていてもよい低級アルキル、シアノ、置換されていてもよい非芳香族へテロ環式基、置換されていてもよいヘテロアリール、置換されていてもよいアミノ、置換されていてもよい低級アルコキシ、アリール低級アルキルまたは置換されていてもよいシクロアルキルである)である。R4は各々独立して、ハロゲン、置換されていてもよい低級アルキル、置換されていてもよい低級アルケニル、置換されていてもよい低級アルキニル、置換されていてもよい低級アルコキシまたは置換されていてもよいアリールであり、mは0〜2の整数である。X4からの結合手はY1と結合し、他方の結合手はY2と結合する。該他方の結合手はX5と結合していてもよい。]で示される基である、請求項1記載の化合物、その製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物を含有するHDL上昇剤。
【請求項4】
環Aが
【化7】
(R4は各々独立して、ハロゲン、置換されていてもよい低級アルキル、置換されていてもよい低級アルケニル、置換されていてもよい低級アルキニルまたは置換されていてもよい低級アルコキシであり、mは1または2の整数である。)で示される基である、請求項1記載の化合物、その製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物を含有するHDL上昇剤。
【請求項5】
環Aが
【化8】
(R17は置換されていてもよい低級アルキル、シアノ、置換されていてもよい非芳香族へテロ環式基、置換されていてもよいヘテロアリール、置換されていてもよいアミノ、置換されていてもよい低級アルコキシ、アリール低級アルキルまたは置換されていてもよいシクロアルキルである。Nからの結合手はY1と結合し、Cからの結合手はY2と結合する。)で示される基である、請求項1記載の化合物、その製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物を含有するHDL上昇剤。
【請求項6】
環Aが
【化9】
[ここでX4はNまたはCR5(ここでR5は水素または置換されていてもよい低級アルキルである)であり、X5はNR16またはCR17R18(ここでR16〜R18はそれぞれ独立して水素、置換されていてもよい低級アルキル、シアノ、置換されていてもよい非芳香族へテロ環式基、置換されていてもよいヘテロアリール、置換されていてもよいアミノ、置換されていてもよい低級アルコキシ、アリール低級アルキルまたは置換されていてもよいシクロアルキルである)である。但し、X4がCR5かつX5がCR17R18の場合は除く。R4は各々独立して、ハロゲン、置換されていてもよい低級アルキル、置換されていてもよい低級アルケニル、置換されていてもよい低級アルキニル、置換されていてもよい低級アルコキシまたは置換されていてもよいアリールであり、mは0〜2の整数である。X4からの結合手はY1と結合し、他方の結合手はY2と結合する。該他方の結合手はX5と結合していてもよい。]で示される基である、請求項1記載の化合物、その製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物を含有するHDL上昇剤。
【請求項7】
環Qが置換された縮合ヘテロアリールである、請求項1または2記載の化合物、その製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物を含有するHDL上昇剤。
【請求項8】
環Qが置換されたベンゾフリル、置換されたベンゾチエニル、置換されたベンゾピロリル、置換されたベンゾオキサゾリル、置換されたベンゾイソキサゾリル、置換されたベンゾチアゾリル、置換されたベンゾイソチアゾリル、置換されたベンゾイミダゾリルまたは置換されたベンゾピラゾリルである、請求項1または2記載の化合物、その製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物を含有するHDL上昇剤。
【請求項9】
式:
【化10】
が
式:
【化11】
[式中、
R1は水素、ハロゲン、ヒドロキシ、置換されていてもよい低級アルキル、置換されていてもよい低級アルケニル、置換されていてもよい低級アルキニル、置換されていてもよい低級アルコキシまたは置換されていてもよいアリールであり、
R2はハロゲン、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいアリールオキシ、置換されていてもよいアリールチオまたは置換されていてもよいヘテロアリールであり、または
R1およびR2は、隣接する炭素原子、X1およびX3を構成原子に含む5員環と一緒になって置換された縮合ヘテロアリールを形成してもよく、
X1はNまたはCR10、
X3はNR11、OまたはS、
(ここでR10およびR11は各々独立して水素または置換されていてもよい低級アルキルである)である]で示される基である、請求項1または2記載の化合物、その製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物を含有するHDL上昇剤。
【請求項10】
式:
【化12】
が
式:
【化13】
[式中、
R1は水素、ハロゲン、ヒドロキシ、置換されていてもよい低級アルキル、置換されていてもよい低級アルケニル、置換されていてもよい低級アルキニルまたは置換されていてもよい低級アルコキシであり、
R2はハロゲン、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいアリールオキシ、置換されていてもよいアリールチオまたは置換されていてもよいヘテロアリールであり、または
R1およびR2は、隣接する炭素原子、X1およびX3を構成原子に含む5員環と一緒になって置換された縮合ヘテロアリールを形成してもよく、
X1はNまたはCR12、
X3はNR13、OまたはS、
(ここでR12およびR13は各々独立して水素または置換されていてもよい低級アルキルである)である]で示される基である、請求項1または2記載の化合物、その製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物を含有するHDL上昇剤。
【請求項11】
式:
【化14】
が
式:
【化15】
[式中、
R1はそれぞれ独立して水素、ハロゲン、ヒドロキシ、置換されていてもよい低級アルキル、置換されていてもよい低級アルケニル、置換されていてもよい低級アルキニルまたは置換されていてもよい低級アルコキシであり、
R2はハロゲン、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいアリールオキシ、置換されていてもよいアリールチオまたは置換されていてもよいヘテロアリールであり、
X1はNまたはCR19、
X3はNまたはCR20
(ここでR19およびR20は各々独立して水素または置換されていてもよい低級アルキルである。但し、X1またはX3のいずれか一方はNである。)である]で示される基である、請求項1または2記載の化合物、その製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物を含有するHDL上昇剤。
【請求項12】
式:−Y2Z1−が
【化16】
で示される基であり、
R8およびR9が各々独立して水素または低級アルキルであり、
nが0〜2の整数であり、
Z1が単結合、−O−または−S−である、請求項1または2記載の化合物、その製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物を含有するHDL上昇剤。
【請求項13】
環Bが置換されていてもよいフェニレン、置換されていてもよいインドールジイル、置換されていてもよいベンゾフランジイル、置換されていてもよいベンゾチオフェンジイル、置換されていてもよいフランジイルまたは置換されていてもよいチオフェンジイルである、請求項1または2記載の化合物、その製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物を含有するHDL上昇剤。
【請求項14】
Y3が単結合、置換されていてもよい低級アルキレン、−O−置換されていてもよい低級アルキレンまたは置換されていてもよい低級アルケニレンである、請求項1または2記載の化合物、その製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物を含有するHDL上昇剤。
【請求項15】
Z2がCOOR3(ここでR3は水素または置換されていてもよい低級アルキルである)である、請求項1または2記載の化合物、その製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物を含有するHDL上昇剤。
【請求項16】
式:
【化17】
が
式:
【化18】
[式中、
R1は水素であり、
R2は置換されていてもよいアリールであり、または
R1およびR2は隣接する炭素原子、X1およびX3を構成原子に含む5員環と一緒になって置換された縮合ヘテロアリールを形成してもよく、
X1はNまたはCR10(ここでR10は水素である)であり、
X3はOまたはSである]で示される基であり、
Y1が単結合であり、
環Aが
【化19】
[ここでX4はNであり、X5はNR16またはCR17R18(ここでR16〜R18はそれぞれ独立して水素、置換されていてもよい低級アルキル、シアノ、置換されていてもよい非芳香族へテロ環式基、置換されていてもよいヘテロアリール、置換されていてもよいアミノ、置換されていてもよい低級アルコキシ、アリール低級アルキルまたは置換されていてもよいシクロアルキルである)である。R4は各々独立して、ハロゲン、置換されていてもよい低級アルキル、置換されていてもよい低級アルケニル、置換されていてもよい低級アルキニル、置換されていてもよい低級アルコキシまたは置換されていてもよいアリールであり、mは0〜2の整数である。X4からの結合手はY1と結合し、他方の結合手はY2と結合する。該他方の結合手はX5と結合していてもよい。]で示される基であり、
式:−Y2Z1−が
【化20】
で示される基であり、
R8およびR9が各々独立して水素または低級アルキルであり、
nが0〜2の整数であり、
Z1が単結合、−O−または−S−であり、
環Bが置換されていてもよいフェニレン(置換基としては、ハロゲン、低級アルキルまたは低級アルコキシ)、置換されていてもよいフランジイル(置換基としては、ハロゲン、低級アルキルまたは低級アルコキシ)または置換されていてもよいチオフェンジイル(置換基としては、ハロゲン、低級アルキルまたは低級アルコキシ)であり、
Y3が単結合、置換されていてもよい低級アルキレン(置換基としては、ハロゲンまたは低級アルキレン)、−O−置換されていてもよい低級アルキレン(置換基としては、低級アルキレンまたはハロゲン)、置換されていてもよい低級アルケニレン(置換基としては、低級アルキレンまたはハロゲン)であり、
Z2がCOOR3(ここでR3は水素または低級アルキルである)である、請求項1記載の化合物、その製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物を含有するHDL上昇剤。
【請求項17】
式:
【化21】
が
式:
【化22】
(式中、
R1はそれぞれ独立して水素、ハロゲン、ヒドロキシ、置換されていてもよい低級アルキル、置換されていてもよい低級アルケニル、置換されていてもよい低級アルキニルまたは置換されていてもよい低級アルコキシであり、
R2は置換されていてもよいアルキルまたは置換されていてもよいアリールであり
X1はNまたはCR19、
X3はNまたはCR20
(ここでR19およびR20は各々独立して水素または置換されていてもよい低級アルキルである。但し、X1またはX3のいずれか一方はNである。)である]で示される基であり、
Y1が単結合であり、
環Aが
【化23】
[ここでX4はNであり、X5はNR16またはCR17R18(ここでR16〜R18はそれぞれ独立して水素、置換されていてもよい低級アルキル、シアノ、置換されていてもよい非芳香族へテロ環式基、置換されていてもよいヘテロアリール、置換されていてもよいアミノ、置換されていてもよい低級アルコキシ、アリール低級アルキルまたは置換されていてもよいシクロアルキルである)である。R4は各々独立して、ハロゲン、置換されていてもよい低級アルキル、置換されていてもよい低級アルケニル、置換されていてもよい低級アルキニル、置換されていてもよい低級アルコキシまたは置換されていてもよいアリールであり、mは0〜2の整数である。X4からの結合手はY1と結合し、他方の結合手はY2と結合する。該他方の結合手はX5と結合していてもよい。]で示される基であり、
式:−Y2Z1−が
【化24】
で示される基であり、
R8およびR9が各々独立して水素または低級アルキルであり、
nが0〜2の整数であり、
Z1が単結合、−O−または−S−であり、
環Bが置換されていてもよいフェニレン(置換基としては、ハロゲン、低級アルキルまたは低級アルコキシ)、置換されていてもよいフランジイル(置換基としては、ハロゲン、低級アルキルまたは低級アルコキシ)または置換されていてもよいチオフェンジイル(置換基としては、ハロゲン、低級アルキルまたは低級アルコキシ)であり、
Y3が単結合、置換されていてもよい低級アルキレン(置換基としては、ハロゲンまたは低級アルキレン)、−O−置換されていてもよい低級アルキレン(置換基としては、低級アルキレンまたはハロゲン)、置換されていてもよい低級アルケニレン(置換基としては、低級アルキレンまたはハロゲン)であり、
Z2がCOOR3(ここでR3は水素または低級アルキルである)である、請求項1記載の化合物、その製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物を含有するHDL上昇剤。
【請求項18】
Y1が単結合であり、
環Aが
【化25】
(R4は各々独立して、ハロゲン、置換されていてもよい低級アルキル、置換されていてもよい低級アルケニル、置換されていてもよい低級アルキニルまたは置換されていてもよい低級アルコキシであり、mは1または2の整数である。)で示される基であり、
式:−Y2Z1−が
【化26】
で示される基であり、
R8およびR9が各々独立して水素または低級アルキルであり、
nが1〜2の整数であり、
Z1が単結合または−O−であり、
環Bが置換されていてもよいフェニレンであり、
Y3が置換されていてもよい低級アルキレン(置換基としては、ハロゲンまたは低級アルキレン)または−O−置換されていてもよい低級アルキレン(置換基としては、低級アルキレンまたはハロゲン)であり、
Z2がCOOR3(ここでR3は水素または低級アルキルである)である、請求項1記載の化合物、その製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物を含有するHDL上昇剤。
【請求項19】
Y1が単結合であり、
環Aが
【化27】
(R17は置換されていてもよい低級アルキル、シアノ、置換されていてもよい非芳香族へテロ環式基、置換されていてもよいヘテロアリール、置換されていてもよいアミノ、置換されていてもよい低級アルコキシ、アリール低級アルキルまたは置換されていてもよいシクロアルキルである。Nからの結合手はY1と結合し、Cからの結合手はY2と結合する。)で示される基であり、
式:−Y2Z1−が
【化28】
で示される基であり、
R8およびR9が各々独立して水素または低級アルキルであり、
nが2であり、
Z1が−O−であり、
環Bが置換されていてもよいフェニレンであり、
Y3が置換されていてもよい低級アルキレン(置換基としては、ハロゲンまたは低級アルキレン)または−O−置換されていてもよい低級アルキレン(置換基としては、低級アルキレンまたはハロゲン)であり、
Z2がCOOR3(ここでR3は水素または低級アルキルである)である、請求項1記載の化合物、その製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物を含有するHDL上昇剤。
【公開番号】特開2008−239616(P2008−239616A)
【公開日】平成20年10月9日(2008.10.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−45520(P2008−45520)
【出願日】平成20年2月27日(2008.2.27)
【出願人】(597051148)株式会社医薬分子設計研究所 (18)
【出願人】(000001926)塩野義製薬株式会社 (229)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成20年10月9日(2008.10.9)
【国際特許分類】
【出願日】平成20年2月27日(2008.2.27)
【出願人】(597051148)株式会社医薬分子設計研究所 (18)
【出願人】(000001926)塩野義製薬株式会社 (229)
【Fターム(参考)】
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