説明

PPARのモジュレータとしての置換スルホニル二環式化合物

ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体のモジュレータとしての化合物、該化合物を含む薬剤の組成物、および該化合物を使用する疾病の治療の方法が開示されている。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
下記構造式(I)
【化1】

(式中、Aは、3から5つの原子を有し、五から七員環を形成する飽和あるいは不飽和の炭化水素鎖あるいはヘテロ原子を含む炭化水素鎖であり、
Tは、‐C(O)OH、‐C(O)NH、およびテトラゾールからなる群より選択され、
は、‐(CR‐、‐Z(CR‐、‐(CRZ‐、‐(CRZ(CR‐からなる群より選択され、
Zは、O、SあるいはNRであり、
nは、0、1、あるいは2であり、
rおよびsは、独立して0あるいは1であり、
およびRは、水素、ハロ、任意に置換された低アルキル基、任意に置換された低へテロアルキル基、任意に置換された低アルコキシ基、および低パーハロアルキル基からなる群より独立して選択されるか、あるいは互いに、任意に置換されたシクロアルキル基を形成してもよく、
、X、およびXは、水素、任意に置換された低アルキル基、任意に置換されたシクロアルキル基、ハロゲン、パーハロアルキル基、ヒドロキシ基、任意に置換された低アルコキシ基、ニトロ基、シアノ基、およびNHからなる群より独立して選択され、
は、XおよびXで任意に置換された、飽和あるいは不飽和のシクロアルキル基あるいはヘテロシクロアルキルリンカーからなる群より選択され、
およびXは、水素、任意に置換された低アルキル基、ハロゲン、低パーハロアルキル基、ヒドロキシ基、任意に置換された低アルコキシ基、ニトロ基、シアノ基、NH、およびCORからなる群より独立して選択されるか、あるいはXおよびXは互いに炭素環を形成してもよく、
Rは、任意に置換された低アルキル基および水素からなる群より選択され、
は、結合、二重結合、‐(CR‐、カルボニル基、および‐(CRCR=CR‐からなる群より選択され、
mは、0、1、あるいは2であり、
およびRは、水素、任意に置換された低アルキル基、任意に置換された低アルコキシ基、任意に置換されたアリール基、低パーハロアルキル基、シアノ基、およびニトロ基からなる群より独立して選択され、
は、水素、任意に置換されたアリール基、任意に置換されたヘテロアリール基、任意に置換されたシクロアルキル基、任意に置換されたシクロヘテロアルキル基、任意に置換されたシクロヘテロアリール基、任意に置換されたシクロアルケニル基、および‐N=(CR)からなる群より選択され、
およびRは、水素、任意に置換されたアルキル基、任意に置換されたアリール基、任意に置換されたヘテロアリール基、任意に置換されたシクロアルキル基、任意に置換されたシクロアルケニル基、および任意に置換されたシクロヘテロアルキル基からなる群より独立して選択される)を有する化合物、またはその塩、エステル、またはプロドラッグ。
【請求項2】
Tは、‐C(O)OHである、請求項1記載の化合物。
【請求項3】
Aは、3つの原子を有し、五員環を形成する鎖を含むことを特徴とする、請求項2記載の化合物。
【請求項4】
Aの前記3つの原子の少なくとも1つは、N、O、およびSからなる群より選択されるヘテロ原子である、請求項3記載の化合物。
【請求項5】
下記構造式
【化2】

からなる群より選択される構造式を有する、請求項3記載の化合物。
【請求項6】
下記構造式
【化3】

からなる群より選択される構造式(III)を有する、請求項5記載の化合物。
【請求項7】
下記構造式
【化4】

からなる群より選択される構造式(IV)を有する、請求項5記載の化合物。
【請求項8】
下記構造式
【化5】

からなる群より選択される構造式を有する、請求項5記載の化合物。
【請求項9】
下記構造式
【化6】

からなる群より選択される構造式を有する、請求項5記載の化合物。
【請求項10】
は、‐(CR‐であり、
Aが5炭素鎖であれば、nは0あるいは1であり、
は、下記構造式を有し、
【化7】

およびYは、NおよびC‐Xからなる群より独立して選択され、
およびXは、水素、任意に置換された低アルキル基、ハロゲン、低パーハロアルキル基、ヒドロキシ基、任意に置換された低アルコキシ基、ニトロ基、シアノ基、NH、およびCORからなる群より独立して選択されるか、あるいはXおよびXは互いに炭素環を形成してもよく、
Rは、低アルキル基および水素からなる群より選択され、
pは、1、2あるいは3であり、
Wは、‐CX‐およびN‐Xからなる群より選択され、
およびXは、水素、任意に置換された低アルキル基、ハロゲン、低パーハロアルキル基、ヒドロキシ基、任意に置換された低アルコキシ基、ニトロ基、シアノ基、NH、およびCORからなる群より独立して選択され、
は、水素、アルキル基、ヒドロキシ基、アルコキシ基、シアノ基、ハロゲン、低パーハロアルキル基およびNHからなる群より選択されるか、あるいは近接した環原子で二重結合を形成する場合存在せず、
は、水素、アルキル基、ヒドロキシ基、および低パーハロアルキル基からなる群より選択されるか、あるいはYで二重結合を形成する場合は存在しない、請求項2記載の化合物。
【請求項11】
Aは、3つの原子を有し、五員環を形成する鎖を含むことを特徴とする、請求項10記載の化合物。
【請求項12】
は、結合である、請求項11記載の化合物。
【請求項13】
pは、2であり、
Wは、CXであり、
は、Nである、請求項12記載の化合物。
【請求項14】
は、任意に置換されたアリール基あるいは任意に置換されたヘテロアリール基である、請求項13記載の化合物。
【請求項15】
は、ハロゲン、低アルキル基、低パーハロアルキル基、低パーハロアルコキシ基あるいはモノまたはジハロアルコキシ基で単独あるいは二重に置換されることを特徴とする、請求項14記載の化合物。
【請求項16】
はNである、請求項13記載の化合物。
【請求項17】
は、任意に置換されたアリール基および任意に置換されたヘテロアリール基からなる群より選択されることを特徴とする、請求項16記載の化合物。
【請求項18】
は、任意に置換されたフェニル基あるいは任意に置換されたピリジニルである、請求項17記載の化合物。
【請求項19】
は、ハロゲン、低アルキル基、低パーハロアルキル基、低パーハロアルコキシ基あるいはモノまたはジハロアルコキシ基で単独あるいは二重に置換されることを特徴とする、請求項18記載の化合物。
【請求項20】
およびRは、水素、メチル、エチル、およびプロピルからなる群より独立して選択されるか、あるいは互いに、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、あるいはシクロヘキシルを形成してもよい、請求項1、13、あるいは16のいずれかに記載の化合物。
【請求項21】
およびRは、水素である、請求項20記載の化合物。
【請求項22】
、X、およびXは、水素、低アルキル基、パーハロアルキル基、およびハロゲンからなる群より独立して選択されることを特徴とする、請求項1、13、あるいは16のいずれかに記載の化合物。
【請求項23】
、X、およびXは、水素およびメチルからなる群より独立して選択されることを特徴とする、請求項22記載の化合物。
【請求項24】
は、‐(CR‐および‐(CRO‐からなる群より選択され、下記構造式
【化8】

【化9】

からなる群より選択される構造式を有する、請求項3記載の化合物。
【請求項25】
は、‐(CR‐であり、nは、0あるいは1である、請求項24記載の化合物。
【請求項26】
およびXの少なくとも1つは、水素ではない、請求項25記載の化合物。
【請求項27】
前記XおよびXの少なくとも1つは、低アルキル基である、請求項26記載の化合物。
【請求項28】
前記XおよびXの少なくとも1つは、メチルである、請求項27記載の化合物。
【請求項29】
一つのXおよび一つのXは、メチルである、請求項28記載の化合物。
【請求項30】
およびXは、メチルであり、2および6の位置でピペラジン環に付着していることを特徴とする、請求項29記載の化合物。
【請求項31】
およびXは、メチルであり、3および5の位置でピペラジン環に付着していることを特徴とする、請求項29記載の化合物。
【請求項32】
およびXは、メチルであり、2および3の位置でピペラジン環に付着していることを特徴とする、請求項29記載の化合物。
【請求項33】
およびXのメチル基は、互いに配向シスである、請求項29記載の化合物。
【請求項34】
およびXは、炭素環を形成するために結合し、下記構造式
【化10】

を有するピペラジン環に付着していることを特徴とする、請求項26記載の化合物。
【請求項35】
およびRは、水素、メチルエチル、およびプロピルからなる群より選択されるか、あるいは互いに、シクロプロピルを形成してもよい、請求項26記載の化合物。
【請求項36】
およびRは、水素である、請求項34記載の化合物。
【請求項37】
、X、およびXは、水素、ハロゲン、任意に置換された低アルキル基、および任意に置換された低アルコキシ基からなる群より独立して選択されることを特徴とする、請求項25記載の化合物。
【請求項38】
は、結合である、請求項25記載の化合物。
【請求項39】
は、下記構造式
【化11】

からなる群より選択される構造式を有し、
qは、1から3であり、
およびXは、水素、アルキル基、ハロゲン、低パーハロアルキル基、低パーハロアルコキシ基あるいはモノまたはジハロアルコキシ基、ヒドロキシ基、アルコキシ基、ニトロ基、シアノ基、NH、およびCORからなる群より独立して選択され、
Rは、低アルキル基および水素からなる群より選択されることを特徴とする、請求項25記載の化合物。
【請求項40】
実施例1‐117記載の化合物からなる群より選択される化合物。
【請求項41】
薬剤として許容される希釈剤あるいは担体とともに、請求項1記載の化合物からなる医薬組成物。
【請求項42】
請求項1記載の化合物にペルオキシソーム増殖因子活性化受容体を接触させることを含む、前記ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体の機能を変調する方法。
【請求項43】
前記変調は、ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体δに対して選択性があることを特徴とする、請求項41記載の方法。
【請求項44】
前記選択性は、100倍あるいはそれ以上である、請求項42記載の方法。
【請求項45】
ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体デルタの変調によって改善された疾患あるいは病状に対する治療で使用するための、請求項1から40のいずれかに記載の化合物あるいは組成物。
【請求項46】
前記ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体デルタ介在疾患あるいは病状は、異常脂質血症、メタボリック症候群X、心不全、高コレステロール血症、心血管疾患、II型糖尿病、I型糖尿病、インスリン抵抗症、高脂血症、肥満、拒食症/過食症、発毛異常、神経性食欲不振症および炎症性疾患である、請求項44記載の化合物あるいは組成物。
【請求項47】
前記炎症性疾患は、ぜんそく、乾癬、潰瘍性大腸炎、および皮膚炎から選択されることを特徴とする、請求項45記載の化合物あるいは組成物。
【請求項48】
ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体デルタの変調によって改善された疾患あるいは病状の予防あるいは治療のための薬剤の製造に使用するための、請求項1から40のいずれかに記載の化合物あるいは組成物。
【請求項49】
機能細胞アッセイで測定した5μM未満のEC50値を有する、請求項1から40のいずれかに記載の化合物を含む、化合物、薬剤として許容されるプロドラッグ、薬剤活性代謝物、あるいは薬剤として許容される塩。
【請求項50】
請求項1から40のいずれかに記載の化合物の治療量の投与を含む、被験者のHDLを増加させる方法。
【請求項51】
請求項1から40のいずれかに記載の化合物の治療量の投与を含む、被験者のII型糖尿病の治療法、インスリン抵抗を低下あるいは血圧を低下させる方法。
【請求項52】
II型糖尿病の治療、インスリン抵抗の低下、血圧の低下を必要としている患者に対する薬剤を製造するための、請求項1から40のいずれかに記載の化合物の使用。
【請求項53】
請求項1から40のいずれかに記載の化合物の治療量の投与を含む、被験者のLDLcを低下させる方法。
【請求項54】
LDLcの低下を必要としている患者に対する薬剤を製造するための、請求項1から40のいずれかに記載の化合物の使用。
【請求項55】
請求項1から40のいずれかに記載のペルオキシソーム増殖因子活性化受容体デルタのモジュレータ化合物の治療量の投与を含む、被験者のLDLの粒径を低密度から通常密度のLDLに変える方法。
【請求項56】
LDLの粒径を低密度から通常密度のLDLに変更することを必要としている患者に対する薬剤を製造するための、請求項1から40のいずれかに記載の化合物の使用。
【請求項57】
請求項1から40のいずれかに記載のペルオキシソーム増殖因子活性化受容体デルタのモジュレータ化合物の治療量の投与を含む、被験者の、血管疾患、冠状動脈性心臓病、脳血管疾患および末梢血管疾患を含むアテローム性動脈硬化症を治療する方法。
【請求項58】
血管疾患、冠状動脈性心臓病、脳血管疾患および末梢血管疾患を含むアテローム性動脈硬化症の治療を必要としている患者に対する薬剤を製造するための、請求項1から40のいずれかに記載の化合物の使用。
【請求項59】
請求項1から40のいずれかに記載のペルオキシソーム増殖因子活性化受容体デルタのモジュレータ化合物の治療量の投与を含む、被験者の、ぜんそく、乾癬、潰瘍性大腸炎、皮膚炎、関節リウマチ、変形性関節症および自己免疫疾患を含む炎症性疾患を治療する方法。
【請求項60】
関節リウマチ、ぜんそく、変形性関節症および自己免疫疾患を含む炎症性疾患の治療を必要としている患者に対する薬剤を製造するための、請求項1から40のいずれかに記載の化合物の使用。
【請求項61】
請求項1から40のいずれかに記載の化合物あるいはその薬剤として許容される塩、エステルアミド、あるいはプロドラッグの治療効果のある量を投与することを含む、ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体デルタ介在疾患あるいは病状を治療する方法。
【請求項62】
ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体を請求項1から40のいずれかの化合物に接触させ、細胞表現型、細胞増殖、前記ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体の活性、あるいは前記ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体の、性質に合っている結合パートナーとの結合を観察することを含む、前記ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体の機能を変調する方法。
【請求項63】
前記ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体は、ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体δである、請求項61の方法。
【請求項64】
疾患は、肥満、糖尿病、高インスリン血症、メタボリック症候群X、多嚢胞卵巣症候群、更年期、酸化的ストレスを伴う疾患、組織損傷に対する炎症応答、肺気腫の発生機序、虚血関連の臓器障害、ドキソルビシン誘発の心損傷、薬剤誘発の肝毒性、アテローム性動脈硬化、および超毒性肺損傷からなる群より選択されることを特徴とする、治療を必要としている患者を特定し、前記患者に請求項1から40のいずれかの化合物の治療効果のある量を投与することを含む、前記疾患を治療する方法。
【請求項65】
ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体の機能を変調する、請求項1から40のいずれかに記載の化合物。
【請求項66】
前記ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体は、ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体δである、請求項64の化合物。
【請求項67】
ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体の変調によって改善された疾患あるいは病状の治療に使用するための、請求項1から40のいずれかに記載の化合物あるいは組成物。
【請求項68】
前記疾患あるいは病状は、異常脂質血症、メタボリック症候群X、心不全、高コレステロール血症、心血管疾患、II型糖尿病、I型糖尿病、インスリン抵抗性高脂血症、肥満、拒食症/過食症、発毛異常、神経性食欲不振症、炎症性疾患、そして、ぜんそく、乾癬、潰瘍性大腸炎、および皮膚炎を含むがこれらに限定されない炎症性疾患である、請求項66記載の化合物あるいは組成物。
【請求項69】
前記ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体は、ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体δである、請求項66の化合物あるいは組成物。
【請求項70】
ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体の変調によって改善された疾患あるいは病状の予防あるいは治療のための薬剤の製造に使用するための、請求項1から40のいずれかに記載の化合物あるいは組成物。
【請求項71】
前記ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体は、ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体δである、請求項69の化合物あるいは組成物。
【請求項72】
化合物は、機能細胞アッセイで測定した5μM未満のEC50値でペルオキシソーム増殖因子活性化受容体δを変調することを特徴とする、請求項1の化合物。
【請求項73】
前記化合物は、4‐[4‐(4‐トリフルオロメチル‐ピリジン‐2‐イル)‐ピペラジン‐1‐スルホニル]‐インダン‐2‐カルボン酸である、請求項39記載の化合物。
【請求項74】
下記構造式(I)
【化12】

(式中、Aは、3から5つの原子を有し、五から七員環を形成する飽和あるいは不飽和の炭化水素鎖あるいはヘテロ原子を含む炭化水素鎖であり、
Tは、‐C(O)OHであり、
は、‐(CR‐、‐Z(CR‐、‐(CRZ‐、‐(CRZ(CR‐からなる群より選択され、
Zは、O、SあるいはNRであり、
nは、0、1、あるいは2であり、
rおよびsは、独立して0あるいは1であり、
およびRは、水素、ハロ、低アルキル基、低アルコキシ基、および低パーハロアルキル基からなる群より独立して選択されるか、あるいは互いに、任意に置換されたシクロアルキル基を形成してもよく、
、X、およびXは、水素、低アルキル基、シクロアルキル基、ハロゲン、パーハロアルキル基、ヒドロキシ基、低アルコキシ基、ニトロ基、シアノ基、およびNHからなる群より独立して選択され、
は、XおよびXで任意に置換された飽和あるいは不飽和シクロアルキル基あるいはヘテロシクロアルキルリンカーからなる群より選択され、
およびXは、水素、アルキル基、ハロゲン、低パーハロアルキル基、ヒドロキシ基、アルコキシ基、ニトロ基、シアノ基、NH、およびCORからなる群より独立して選択され、
Rは、低アルキル基および水素からなる群より独立して選択され、
は、結合、二重結合、‐(CR‐、カルボニル基、および‐(CRCR=CR‐からなる群より選択され、
mは、0、1、あるいは2であり、
およびRは、水素、低アルキル基、低アルコキシ基、任意に置換されたアリール基、低パーハロアルキル基、シアノ基、およびニトロ基からなる群より独立して選択され、
は、水素、任意に置換されたアリール基、ヘテロアリール基、シクロアルキル基、シクロヘテロアルキル基、シクロヘテロアリール基、およびシクロアルケニル基からなる群より選択される)を有する化合物、または、その塩、エステル、またはプロドラッグ。
【請求項75】
Aは、下記構造式
【化13】

【化14】

からなる群より選択され、
Bは、下記構造式
【化15】

からなる群より選択され、
Cは、下記構造式
【化16】

からなる群より選択され、
Dは、下記構造式
【化17】

【化18】

【化19】

【化20】

からなる群より選択されることを特徴とする、
構造A‐B‐C‐Dを有する化合物あるいは薬剤として許容されるN‐酸化物、薬剤として許容されるプロドラッグ、薬剤として許容される代謝物、薬剤として許容される塩、薬剤として許容されるエステル、薬剤として許容されるアミドあるいはその溶媒和物。

【公表番号】特表2008−518912(P2008−518912A)
【公表日】平成20年6月5日(2008.6.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−539053(P2007−539053)
【出願日】平成17年10月25日(2005.10.25)
【国際出願番号】PCT/US2005/038418
【国際公開番号】WO2006/055187
【国際公開日】平成18年5月26日(2006.5.26)
【出願人】(505375355)カリプシス・インコーポレーテッド (11)
【Fターム(参考)】