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Fターム[4K042AA25]の内容

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Fターム[4K042AA25]に分類される特許

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【課題】熱処理による鋼のスケール発生を抑制することができ、溶接性や塗装密着性に優れた熱処理鋼材を製造する手段を提供する。
【解決手段】無機系バインダーと金属顔料とを媒体中に含有する表面処理液を基材に接触させてその表面に該表面処理液からなる液層を形成する接触工程と,接触工程を経てその表面に表面処理液からなる液層が形成された基材を乾燥させて,該基材の表面に保護被膜を形成して熱処理用鋼材とする乾燥工程とを備える接触工程,当該熱間プレス用鋼材をAc3点以上の温度に加熱してその状態を所定の時間維持する加熱工程と、所定の時間の維持が終了した鋼材を冷却して焼き入れを行う冷却工程を有するとともに、加熱工程における加熱により変形抵抗が低下した鋼材をプレス加工することで鋼材の形状加工を行うプレス工程を有する熱間プレス工程を備える熱間プレス鋼材の製造方法であって,表面処理液に含有される金属顔料は,該金属顔料と無機系バインダーの固形分との合計量に対し,酸化亜鉛粉を5〜20質量%,真鍮箔等を10〜25質量%含有し,耐高温酸化性金属粉を含有しない。 (もっと読む)


【課題】熱処理による鋼のスケール発生を抑制することができ,溶接性や塗装密着性に優れた熱処理鋼材を得るための表面処理液,およびその表面処理液を用いた熱処理鋼材の製造方法を提供する。
【解決手段】無機系バインダーと金属顔料とを媒体中に含有する熱処理用鋼材の表面処理液であって,前記金属顔料は,当該金属顔料と前記無機系バインダーの固形分との合計量に対し,酸化亜鉛粉を5〜20質量%,並びに銅箔及び/又は真鍮箔を合計で10〜25質量%以下含有し,耐高温酸化性金属粉を含有しない。熱処理鋼材の製造方法は,この表面処理液を基材に接触させて該基材の表面に該表面処理液からなる液層を形成する接触工程と前記接触工程を経てその表面に表面処理液からなる液層が形成された基材を乾燥させて,該基材の表面に保護被膜を形成する乾燥工程とを備える。 (もっと読む)


【課題】一貫生産における熱処理工程で冷却工程の直前にワーク(リンク)が滞留してしまうことがなく、しかも、加熱時間を短縮しても焼入れに必要な冷却時間を確保することが可能な冷却方法および装置の提供。
【解決手段】加熱されたワーク(1)を第1の冷却液噴射ジャケット(71)内に収容して第1の冷却液噴射ジャケット(71)を冷却液槽(5)内に移動して冷却液中に浸漬しつつ噴射冷却し、冷却液槽(5)内で第1の冷却液噴射ジャケット(71)から第2の冷却液噴射ジャケット(72)にワーク(1)を移動し、ワーク(1)を収容した第2の冷却液噴射ジャケット(72)を冷却液槽(5)内に浸漬しつつ噴射冷却した後に第2の冷却液噴射ジャケット(72)を冷却液槽(5)より取り出してワーク(1)を次工程に搬送する。 (もっと読む)


【課題】合金鋼部品の一部分を熱処理するシステム及び方法を提供する。
【解決手段】システム10は第一エンクロージャ14と第一エンクロージャ14に対向する第二エンクロージャ16とを備える。第一エンクロージャ14及び第二エンクロージャ16は合金鋼部品の一部分だけの周囲にチャンバ22を画成する。システム10はさらに、チャンバ22内に合金鋼部品の一部分を加熱する発熱体42を備える。合金鋼部品を熱処理する方法では、合金鋼部品の第一側面に対して第一エンクロージャ14を配置し、合金鋼部品の第二側面に対して第二エンクロージャ16を配置する。本方法ではさらに、第一エンクロージャ14と第二エンクロージャ16の間かつ合金鋼部品の一部分だけの周囲に実質的に気密なチャンバ22を形成し、実質的に気密なチャンバ22内にある合金鋼部品の部分を加熱する。 (もっと読む)


【課題】硬度を必要とする部分と、靭性を必要とする部分が、混在する鋼製品の焼入れを、短い工程で実施することができる技術を提供することを課題とする。
【解決手段】硬度を必要とするセレーション部は8秒間焼入れし(ST02)、靭性を必要とするねじ部は4秒間だけ強制冷却し(ST03)、残りの4秒は冷却しない(ST04)。
【効果】靭性を必要とする部分は、一度マルテンサイト変態させ、自熱焼戻ししてソルバイトとなる。そのため、靭性を必要とする部分に後工程で焼戻し処理をする必要はなくなる。結果、全体工程を短縮することができる。 (もっと読む)


本発明の一側面は表面から深さ1μm以内に、酸化反応時に酸素1モール当たりのギブス自由エネルギー減少量がCrより小さい金属の表面拡散層を含む素地鋼板と、上記酸化反応時に酸素1モール当たりのギブス自由エネルギー減少量がCrより小さい金属の表面拡散層上に形成されたAlを30重量%以上含むAl濃化層と、上記Al濃化層上に形成された亜鉛めっき層を含み、上記表面拡散層と上記Al濃化層の間には平均厚さが150nm以下の焼鈍酸化物が不連続的に分布し、上記素地鋼板の表面から深さ1μm以内に上記酸化反応時に酸素1モール当たりのギブス自由エネルギー減少量がCrより小さい金属の含量が0.1重量%以上である表面特性に優れた熱間プレス用亜鉛めっき鋼板を提供することで、焼鈍前に酸素親和力の少ない金属を有効な厚さにコーティングし、鋼板表面に焼鈍酸化物が生成することを抑制して均一な亜鉛めっき層を形成し、プレス加工熱処理時に亜鉛めっき層の合金化が促進されて亜鉛めっき層の溶融温度が短時間内に上昇することで、めっき層の劣化を防止することができ、熱間プレス成形後に形成された内部酸化物の発生を最小化することができる。
また、本発明の他の一側面によると、熱間プレス加熱時にめっき層の表面に亜鉛めっき層の劣化を防止することができる酸化物層を形成させ、めっき層内のZn、Fe及び金属の3元相を形成させて亜鉛めっき層を安定的に保持することができ、表面状態を良好に確保してリン酸塩処理性に優れ、別途のリン酸塩処理をしなくても電着塗装時に塗装性及び途膜密着性を確保することができ、熱間プレス成形時に素地鋼板にクラックが発生することを防止して加工性を向上させることができる。
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本発明は、熱間プレス加工性に優れた熱処理強化型鋼板およびその製造方法に関する。本発明は、炭素(C)0.15〜0.30wt%、シリコン(Si)0.05〜0.5wt%、マンガン(Mn)1.0〜2.0wt%、ボロン(B)0.0005〜0.0040wt%、硫黄(S)0.003wt%以下およびリン(P)0.012wt%以下を含有し、カルシウム(Ca)0.0010〜0.0040wt%および銅(Cu)0.05〜1.0wt%の中から選ばれた少なくとも1種を含有し、コバルト(Co)、ジルコニウム(Zr)およびアンチモン(Sb)の少なくとも2種を含有し、残部が鉄(Fe)およびその他不可避な不純物からなる合金組成を有する。本発明は、合金元素制御によって高温軟性が向上して600〜900℃の範囲でプレス加工が可能なのでメッキ層を保護することができるうえ、加工後にも1400MPa以上の引張強度と8%以上の延伸率を確保することができるという利点がある。 (もっと読む)


本発明は、メッキ鋼材を用いた熱間プレス成形の際に、ブランクに適正な熱処理条件を付与してメッキ層揮発及び酸化スケールの発生を抑制し、且つ2次加熱時に温度の差を付与して異なる強度と物性を確保することができる熱間プレス成形方法に関し、上記メッキ鋼材全体を1次加熱し維持する段階と、上記維持後、メッキ鋼材の全体又は一部をさらに急速加熱する2次加熱段階と、上記2次加熱されたメッキ鋼材を熱間プレス成形し冷却する段階と、を含むメッキ鋼材の熱間プレス成形方法及びこれを用いた熱間プレス成形品に関する。
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【課題】コストアップに繋がる金属元素量を増やすことなく、強度に加え、耐久性、低温靭性に優れる回転機械のインペラ素材を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.29〜0.35%、Si:0.15〜0.35%、Mn:0.60〜0.90%、Ni:1.60〜2.00%、Cr:0.77〜1.00%、Mo:0.15〜0.30%、残部Feならびに不純物元素からなる合金鋳塊を熱間鍛造した後に、焼入れ、焼戻しするインペラ素材の製造方法であって、焼入れ前のオーステナイト結晶粒度を30〜200μmとし、焼入れ後の金属組織の80%以上を、ベイナイト相又はベイナイト相とマルテンサイト相が占める。焼入れ後の金属組織の90%以上をベイナイト組織とすることが好ましく、また、合金鋳塊は、C、Ni及びCrの含有量が、C:0.30〜0.34%、Ni:1.70〜2.00%、Cr:0.80〜0.95%であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】巨大出力の原動機を用いることなく、攪拌ファンを高速回転駆動して熱処理対象物を好適にガス冷却できる熱処理装置を提供する。
【解決手段】熱処理対象物が搬入される冷却室と、充填された冷却ガスを吸引し吐出することで攪拌するファン5と、ファン軸に回転駆動力を供給する複数個の原動機91、92、93とを具備する熱処理装置を構成した。一個の大出力原動機を以てファンを回転駆動するのではなく、複数個の原動機91、92、93が各々出力する駆動力を同一のファン軸に伝達してファン5を回転駆動することにより、比較的容易に入手できる現実的な出力の原動機91、92、93を組み合わせてファン5を高速回転させ、冷却室内を流動する冷却ガスの流速を高めることが可能になる。室内を流動するガスの流速が十分に高まれば、熱処理対象物の凹形状部分にも冷却ガスの風が当たりやすくなり、熱処理対象物全体の温度降下の均一化に資する。 (もっと読む)


【課題】軟質の鋼材を用いても、製品の強度を十分に確保することができ、前記変形抵抗と部品強度との両立を図れる、冷間鍛造を用いた機械部品の製造方法を提供する。
【解決手段】C含有量を0.06質量%以下の極低炭素領域に下げた軟質の機械構造用鋼を冷間鍛造して機械部品を製造するに際し、前記機械部品の部分的な高強度化領域に対応する素材機械構造用鋼における部分的な高強度化領域の固溶N量を高強度化のために必要な量に予め高めた上で、この部分的な高強度化領域に対して200℃以下の雰囲気温度で塑性ひずみを付与する冷間鍛造を行い、前記機械部品の部分的な高強度化領域の強度を高めるとともに、前記機械部品形状とする。 (もっと読む)


【課題】Zn系めっき鋼板を素材として熱間プレス成形により、所望の高強度および寸法精度を有するのみならず要求される部位に十分な付着量のめっき皮膜を有し、さらに安価な熱間プレス成形部品を提供する。
【解決手段】Zn系めっき鋼板1における第1の部分2の温度が500℃以下であり、かつ第2の部分3の温度がZn系めっき鋼板1の素材鋼板のA変態点以上1100℃以下となるように、加熱し、第2の部分3の温度が素材鋼板のA変態点以上であるときにZn系めっき鋼板1に対するプレス成形を開始し、このプレス成形の途中もしくは完了後にZn系めっき鋼板1を臨界冷却速度以上の冷却速度で冷却することにより、熱間プレス成形部品5を製造する。第1の部分6が十分な付着量のめっき皮膜を有する。 (もっと読む)


【課題】 冷間加工を行うことなく耐食性に優れた非磁性高強度ステンレス鋼ナットを提供する。
【解決手段】 C:0.08重量%以下、Si:1.00重量%以下、Mn:2.50重量%以下、P:0.045重量%以下、S:0.030重量%以下、Ni:7.50重量%〜10.50重量%、Cr:18.00重量%〜20.00重量%、N:0.15重量%〜0.30重量%、Nb:0.15重量%以下、残部Fe及び不可避不純物からなり、熱間鍛造水冷した組織を有することを特徴とする。
当該鋼材を安定オーステナイト域の温度にて鍛練比2S以上でナット素形状に熱間加工し、1010°C〜1150°Cの範囲の温度から50°C以下の温度に水冷する。 (もっと読む)


本開示は、改良された磨耗表面を有するピンジョイントアセンブリのためのピンジョイントコンポーネントに対する。特には、スラストリング、へり、およびその他の近接する磨耗コンポーネントと接合するピンジョイントコンポーネントの部分に対する。ピンジョイントコンポーネントは、素材をピンジョイントコンポーネントの磨耗表面から除去し、被覆素材に置き換えることで形成される第1の処理領域を備える。この操作の前に、第2の処理領域が、第1の処理領域と異なるピンジョイントコンポーネントの部分から素材を除去し、その上に窒化処理を施すことにより形成される。
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本開示の態様は、高硬度を示し、軍事用装甲材用途に好適なレベルの弾道性能を付与する、亀裂伝搬の少ない又はない有利なレベルの多ヒット弾道抵抗性を示す低合金鋼に関する。本開示に係る鋼の種々の実施形態は、550BHNを超える硬度を有し、従来の軍事規格に比べて高レベルの弾道貫通抵抗性を示す。 (もっと読む)


【課題】ばね座金付き高張力ボルトを様々の鋼種で製造するにおいて、ボルトの材料として焼き入れしていないナマの材料を使用することを容易ならしめて、座金組み込みボルトの製造コストを低減する。
【手段】ばね座金は、C:0.35〜0.50%、Ni:0.30〜0.60%、Cr:0.80〜1.10%、Mo:0.80〜1.10%、V:0.040〜0.10%を含有したSNCM系鋼材で製造されている。MoやVの析出硬化により、500〜600℃の温度領域で焼き戻ししても硬度が大きく低下しないため、ボルトが様々な鋼種からなっていて焼き戻し温度が大きく相違しても、ボルトと一緒の焼き戻しによって必要な硬度(ばね性)を確保できる。その結果、多種類類のボルトを製造するにおいて、ダイスの寿命向上を図りつつ多種類の材質のばね座金を用意する手間を無くすことができる。 (もっと読む)


【課題】表面硬度の低下が小さい980〜2130MPaのTSを有するホットプレス部材、そのホットプレス部材用鋼板、およびそのホットプレス部材の製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.09〜0.38%、Si:0.05〜2.0%、Mn:0.5〜3.0%、P:0.05%以下、S:0.05%以下、Al:0.005〜0.1%、N:0.01%以下、Sb:0.002〜0.03%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる組成を有し、引張強度TSが980〜2130MPaであることを特徴とするホットプレス部材。 (もっと読む)


この発明は、回転対称に溶接されて、回転対称な溶接部(16)によって連結された二個の部品(12,14)を有し、溶接部(16)の近傍に主要負荷領域(22)が存在する部品(10)であって、縁部の硬化により、そこが強化されるように、溶接部(16)および、それの周囲(22)だけが強化された部品(10)、および、回転対称に溶接されて、二個の部品(12,14)を有する部品(10)を、前記二個の部品(12,14)間の、回転対称な溶接部(16)を溶接することにより製造する方法であって、前記二個の部品(12,14)の溶接後、焼入れゾーン(16,22)の熱入れにより、溶接部(16)および、それの周囲(22)を直ちに硬化させる方法に関するものである。 (もっと読む)


【課題】硬度の高い水素フリーDLCを密着性よくピンの表面にコーティングし耐摩耗性を格段に向上させた耐摩耗性チェーンを提供すること。
【解決手段】複数のリンクプレートがピンによって交互に屈曲可能に連結されてなる耐摩耗性チェーンにおいて、ピンが母材上に拡散浸透法により形成された炭化物被膜を有すると共に炭化物被膜上にDLC被膜を有していることにより、上記課題を解決する。 (もっと読む)


【課題】高温での耐酸化性に優れ、かつ拡散接合しにくいステンレス箔およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.05%以下、Si:2.0%以下、Mn:1.0%以下、Cr:13.0〜30.0%、Al:3.0〜10.0%、N:0.10%以下、Ti:0.02%以下、Zr:0.005〜0.20%、REM:0.03〜0.20%を含み、残部がFeおよび不可避的不純物からなる組成を有し、表面には皮膜厚みが30〜200nmであり、そのうちAl2O3の皮膜厚みが全皮膜厚みの50%以上を占める酸化皮膜を有し、かつ表面粗度Raが0.5〜1.5μmであることを特徴とする拡散接合しにくいステンレス箔。 (もっと読む)


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