イソキノリン、キナゾリンおよびフタラジン誘導体
式(I)の化合物および薬学的に許容できる塩が開示されている(式中、R0、R5、R6、R7、n、Q1〜Q5、YおよびX1〜X3は明細書の通りに定義される)。式(I)の化合物は、癌、炎症、関節炎、血管形成などの細胞増殖に関連する疾患および/または状態の治療において有用である。また、本発明の化合物を含む医薬組成物およびそのような化合物を使用して前述の状態を治療する方法が開示されている。
【化1】
【化1】
Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298
【特許請求の範囲】
【請求項1】
式:
【化1】
の化合物および薬学的に許容できるその塩
[式中、
R0は、水素、ハロゲン、シアノ、ニトロまたは−A−R0’であり、
ここで、
Aは、結合、−O−、−S−、−N(R0’)−、−N(R0’)CO−、−N[C(O)R0’]C(O)−、−N(R0’)SO2−、−SO2N(R0’)−、−SO2−、−CO−、−CO2−または−C(O)N(R0’)−であり、
R0’は、それぞれ独立に、水素、C1〜C10ハロアルキル、C1〜C10アルキル、C3〜C10シクロアルキル、C2〜C10ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールであり、ここで、
アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロアリール基はそれぞれ、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、オキソ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、シアノ、ニトロ、ハロ(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルコキシ、カルボキサミド、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールである1〜4個の基で置換されていてもよく、ここで、
前記アリールおよびヘテロアリール基は、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、ハロ(C1〜C6)アルキルまたはカルボキサミドである1〜4個の基で置換されていてもよく、
Q1、Q4およびQ5は、それぞれ独立に、NまたはCR1であり、ここで、
R1はそれぞれ、水素、ハロゲン、シアノ、ニトロまたは−B−R1’であり、ここで、
Bは、結合、−O−、−S−、−N(R1’)−、−N(R1’)CO−、−N[C(O)R1’]C(O)−、−N(R1’)SO2、−SO2N(R1’)−、−SO2−、−CO−、−CO2−または−C(O)N(R1’)−であり、
R1’は、それぞれ独立に、水素、C1〜C10ハロアルキル、C1〜C10アルキル、C3〜C10シクロアルキル、C2〜C10ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールであり、ここで、
アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロアリール基はそれぞれ、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、オキソ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、シアノ、ニトロ、ハロ(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルコキシ、カルボキサミド、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールである1〜4個の基で置換されていてもよく、ここで、
前記アリールおよびヘテロアリール基は、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、ハロ(C1〜C6)アルキルまたはカルボキサミドである1〜4個の基で置換されていてもよく、
Q2およびQ3は、それぞれ独立に、NまたはCR2であり、ここで、
R2は、それぞれ独立に、
(a)H、
(b)ハロゲンまたは
(c)C1〜C15アルキル基中の5個までの炭素原子が、R22、カルボニル、エテニル、エチニルまたはN、O、S、SO2もしくはSOから選択される部分により独立に置き換えられていてもよく、ただし、2個のO原子、2個のS原子または1個のOおよび1個のS原子は、相互に直接隣接していない、C1〜C15アルキル基であり、ここで、
R22は、
(i)ヘテロアリール、
(ii)アリール、
(iii)飽和もしくは不飽和C3〜C10シクロアルキルまたは
(iv)飽和もしくは不飽和C2〜C10ヘテロシクロアルキルであり、ここで、
アリール、ヘテロアリール、飽和もしくは不飽和シクロアルキルまたは飽和もしくは不飽和ヘテロシクロアルキルは、それぞれ独立に、独立にヒドロキシ、ハロ、アミノ、シアノ、カルボキシ、カルボキサミド、ニトロ、オキソ、−S−(C1〜C6)アルキル、−SO2−(C1〜C6)アルキル、−SO2−アリール、−SO−(C1〜C6)アルキル、−SO−アリール、−SO2NH2、−SO2NH−(C1〜C6)アルキル、−SO2NH−アリール、(C1〜C6)アルコキシまたはモノ−もしくはジ−(C1〜C10)アルキルアミノである少なくとも1個の基で置換されていてもよく、
R22はそれぞれ、C6〜C10アリール基、C5〜C8飽和環式基またはC5〜C10ヘテロシクロアルキル基に縮合していてもよく、ここで、
(c)はそれぞれ、任意の利用可能な位置で、C1〜C10アルキル、C1〜C10ハロアルキル、C2〜C10アルケニル、C2〜C10アルキニル、ヒドロキシ、カルボキシ、カルボキサミド、オキソ、ハロ、アミノ、シアノ、ニトロ、−SH、−S−(C1〜C6)アルキル、−SO2−(C1〜C6)アルキル、−SO2NH2、−SO2NH−(C1〜C6)アルキル、−SO2NH−アリール、−SO2−アリール、−SO−(C1〜C6)アルキル、−SO2−アリール、C1〜C6アルコキシ、C2〜C10アルケニルオキシ、C2〜C10アルキニルオキシ、モノ−もしくはジ−(C1〜C10)アルキルアミノまたはR23で置換されていてもよく、ここで、
R23は、
(1)ヘテロアリール、
(2)アリール、
(3)飽和もしくは不飽和C5〜C10シクロアルキルまたは
(4)飽和もしくは不飽和C5〜C10ヘテロシクロアルキルであり、
前記R23基は、独立にヒドロキシ、オキソ、ハロ、アミノ、シアノ、ニトロ、−SH、−S−(C1〜C6)アルキル、−SO2−(C1〜C6)アルキル、−SO2−アリール、−SO−(C1〜C6)アルキル、−SO−アリール、−SO2NH2、−SO2NH−(C1〜C6)アルキル、−SO2NH−アリール、(C1〜C6)アルコキシまたはモノ−もしくはジ−(C1〜C10)アルキルアミノである少なくとも1個の基で置換されていてもよく、
R7は、O、SまたはNR7’であり、ここで、
R7’は、H、−OH、−NH2、−NHR22、−NH−(C1〜C6アルキル)、−O−(C0〜C6)アルキル−R22または−(カルボキシで置換されていてもよいC1〜C6アルコキシ)であり、
X1およびYは、それぞれ独立に、NまたはCRCであり、ここで、
RCは、それぞれ独立に、水素、ハロゲン、シアノ、ニトロ、C1〜C10アルキル、C2〜C10アルケニル、C2〜C10アルキニル、C1〜C10ハロアルキル、C3〜C7シクロアルキル、C3〜C7シクロアルキル(C1〜C10)アルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールであり、ここで、
アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロアリール基はそれぞれ、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、シアノ、ニトロ、ハロ(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルコキシ、カルボキサミド、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールである1〜4個の基で置換されていてもよく、ここで、
前記アリールおよびヘテロアリール基は、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、ハロ(C1〜C6)アルキルまたはカルボキサミドである1〜4個の基で置換されていてもよく、
X2およびX3は独立に、C(R5)(R6)、O、N(R5)またはS(O)pであり、ここで、
R5およびR6は、それぞれ独立に、水素、C1〜C6アルキルまたはモノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ(C1〜C6)アルキルであるか、または
R5およびR6は、それらが結合している炭素と一緒に、3〜8員のシクロアルキルまたはヘテロシクロアルキル環を形成し、
pは、0、1または2であり、
nは、0、1、2、3または4であり、
ただし、
(i)Q1およびQ2のうちの1個であって唯一の1個が、Nであってよく、
(ii)Q3、Q4およびQ5のうちの1個であって唯一の1個が、Nであってよい]。
【請求項2】
R0が、水素、ハロゲン、C1〜C3アルキルまたは−A−R0’であり、ここで、
Aは、−O−、−N(R0’)−、−N(R0’)CO−、−N[C(O)R0’]C(O)−または−N(R0’)SO2−であり、
R0’は、それぞれ独立に、水素、C1〜C10ハロアルキル、C1〜C10アルキルまたはC3〜C10シクロアルキル、C2〜C10ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールであり、ここで、
アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロアリール基はそれぞれ、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、オキソ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、シアノ、ニトロ、ハロ(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルコキシ、カルボキサミド、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールである1〜4個の基で置換されていてもよい、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
R0が、−N(R0’)2−であり、ここで、
R0’は、それぞれ独立に、水素、C1〜C10ハロアルキル、C1〜C10アルキルまたはC3〜C10シクロアルキル、C2〜C10ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールであり、ここで、
アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロアリール基はそれぞれ、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、オキソ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、シアノ、ニトロ、ハロ(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルコキシ、カルボキサミド、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールである1〜4個の基で置換されていてもよい、請求項2に記載の化合物。
【請求項4】
R0が、−N(R0’)2−であり、ここで、
R0’は、それぞれ独立に、水素、C1〜C10ハロアルキル、C1〜C10アルキルである、請求項3に記載の化合物。
【請求項5】
Q1が、CR1であり、Q2が、Nである、請求項1に記載の化合物。
【請求項6】
R1が、水素または−B−R1’であり、
ここで、
Bは、結合、−O−または−N(R1’)−であり、
R1’は、それぞれ独立に、水素、C1〜C10ハロアルキル、C1〜C10アルキル、C3〜C10シクロアルキル、C2〜C10ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールであり、ここで、
アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロアリール基はそれぞれ、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、オキソ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、シアノ、ニトロ、ハロ(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルコキシ、カルボキサミド、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールである1〜4個の基で置換されていてもよい、請求項5に記載の化合物。
【請求項7】
Q3が、CR2であり、
Q4およびQ5が、CR1である、請求項1に記載の化合物。
【請求項8】
Q3が、Nであり、
Q4およびQ5が、CR1である、請求項1に記載の化合物。
【請求項9】
X1が、Nである、請求項1に記載の化合物。
【請求項10】
Yが、Nである、請求項1に記載の化合物。
【請求項11】
X1が、CRCである、請求項1に記載の化合物。
【請求項12】
Yが、CRCである、請求項1に記載の化合物。
【請求項13】
Yが、CRCである、請求項9に記載の化合物。
【請求項14】
RCが、水素、ハロゲン、C1〜C10アルキル、C1〜C10ハロアルキル、C3〜C7シクロアルキルまたはC3〜C7シクロアルキル(C1〜C10)アルキルである、請求項13に記載の化合物。
【請求項15】
Yが、CRCであり、ここで、
RCは、それぞれ独立に、水素、ハロゲン、C1〜C10アルキル、C1〜C10ハロアルキル、C3〜C7シクロアルキルまたはC3〜C7シクロアルキル(C1〜C10)アルキルである、請求項11に記載の化合物。
【請求項16】
式:
【化2】
の請求項1に記載の化合物。
【請求項17】
R0が、水素、ハロゲン、C1〜C3アルキルまたは−A−R0’であり、ここで、
Aは、−O−、−N(R0’)−、−N(R0’)CO−、−N[C(O)R0’]C(O)−または−N(R0’)SO2−であり、
R0’は、それぞれ独立に、水素、C1〜C10ハロアルキル、C1〜C10アルキルまたはC3〜C10シクロアルキル、C2〜C10ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールであり、ここで、
アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロアリール基はそれぞれ、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、オキソ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、シアノ、ニトロ、ハロ(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルコキシ、カルボキサミド、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールである1〜4個の基で置換されていてもよい、請求項16に記載の化合物。
【請求項18】
R0が、−N(R0’)2−であり、ここで、
R0’は、それぞれ独立に、水素、C1〜C10ハロアルキル、C1〜C10アルキルまたはC3〜C10シクロアルキル、C2〜C10ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールであり、ここで、
アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロアリール基はそれぞれ、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、オキソ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、シアノ、ニトロ、ハロ(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルコキシ、カルボキサミド、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールである1〜4個の基で置換されていてもよい、請求項17に記載の化合物。
【請求項19】
Q2が、Nであり、
Q1が、CR1であり、
ここで、R1は、水素または−B−R1’であり、ここで、
Bは、結合、−O−または−N(R1’)−であり、
R1’は、それぞれ独立に、水素、C1〜C10ハロアルキル、C1〜C10アルキル、C3〜C10シクロアルキル、C2〜C10ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールであり、ここで、
アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロアリール基はそれぞれ、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、オキソ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、シアノ、ニトロ、ハロ(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルコキシ、カルボキサミド、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールである1〜4個の基で置換されていてもよい、請求項16に記載の化合物。
【請求項20】
Q3がNである、請求項16に記載の化合物。
【請求項21】
Q3が、CR2であり、ここで、
R2は、それぞれ独立に、
(a)H、
(b)ハロゲンまたは
(c)C1〜C15アルキル基であり、
ここで、(c)はそれぞれ、任意の利用可能な位置で、C1〜C10アルキル、C1〜C10ハロアルキル、C2〜C10アルケニル、C2〜C10アルキニル、ヒドロキシ、カルボキシ、カルボキサミド、オキソ、ハロ、アミノ、シアノ、ニトロ、−SH、−S−(C1〜C6)アルキル、−SO2−(C1〜C6)アルキル、−SO2NH2、−SO2NH−(C1〜C6)アルキル、−SO2NH−アリール、−SO2−アリール、−SO−(C1〜C6)アルキル、−SO2−アリール、C1〜C6アルコキシ、C2〜C10アルケニルオキシ、C2〜C10アルキニルオキシ、モノ(C1〜C10)アルキルアミノまたはジ(C1〜C10)アルキルアミノで置換されていてもよい、請求項16に記載の化合物。
【請求項22】
X1がNである、請求項16に記載の化合物。
【請求項23】
YがNである、請求項16に記載の化合物。
【請求項24】
X1がCRCである、請求項16に記載の化合物。
【請求項25】
Yが、CRCである、請求項16に記載の化合物。
【請求項26】
Yが、CRCであり、
ここで、RCは、水素、ハロゲン、C1〜C10アルキル、C1〜C10ハロアルキル、C3〜C7シクロアルキルまたはC3〜C7シクロアルキル(C1〜C10)アルキルである、請求項22に記載の化合物。
【請求項27】
Yが、CRCであり、
ここで、RCは、それぞれ独立に、水素、ハロゲン、C1〜C10アルキル、C1〜C10ハロアルキル、C3〜C7シクロアルキルまたはC3〜C7シクロアルキル(C1〜C10)アルキルである、請求項24に記載の化合物。
【請求項28】
式:
【化3】
の請求項1に記載の化合物。
【請求項29】
R0が、水素、ハロゲン、C1〜C3アルキルまたは−A−R0’であり、ここで、
Aは、−O−、−N(R0’)−、−N(R0’)CO−、−N[C(O)R0’]C(O)−または−N(R0’)SO2−であり、
R0’は、それぞれ独立に、水素、C1〜C10ハロアルキル、C1〜C10アルキルまたはC3〜C10シクロアルキル、C2〜C10ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールであり、ここで、
アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロアリール基はそれぞれ、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、オキソ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、シアノ、ニトロ、ハロ(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルコキシ、カルボキサミド、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールである1〜4個の基で置換されていてもよい、請求項28に記載の化合物。
【請求項30】
R0が、−N(R0’)2−であり、
R0’が、それぞれ独立に、水素、C1〜C10ハロアルキル、C1〜C10アルキルまたはC3〜C10シクロアルキル、C2〜C10ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールであり、ここで、
アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロアリール基はそれぞれ、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、オキソ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、シアノ、ニトロ、ハロ(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルコキシ、カルボキサミド、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールである1〜4個の基で置換されていてもよい、請求項29に記載の化合物。
【請求項31】
R1が、水素または−B−R1’であり、
ここで、
Bは、結合、−O−または−N(R1’)−であり、
R1’は、それぞれ独立に、水素、C1〜C10ハロアルキル、C1〜C10アルキル、C3〜C10シクロアルキル、C2〜C10ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールであり、ここで、
アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロアリール基はそれぞれ、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、オキソ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、シアノ、ニトロ、ハロ(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルコキシ、カルボキサミド、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールである1〜4個の基で置換されていてもよい、請求項28に記載の化合物。
【請求項32】
X1がNである、請求項28に記載の化合物。
【請求項33】
YがNである、請求項28に記載の化合物。
【請求項34】
X1がCRCである、請求項28に記載の化合物。
【請求項35】
YがCRCである、請求項28に記載の化合物。
【請求項36】
Yが、CRCであり、
ここで、RCは、水素、ハロゲン、C1〜C10アルキル、C1〜C10ハロアルキル、C3〜C7シクロアルキルまたはC3〜C7シクロアルキル(C1〜C10)アルキルである、請求項32に記載の化合物。
【請求項36】
Yが、CRCであり、
ここで、RCは、それぞれ独立に、水素、ハロゲン、C1〜C10アルキル、C1〜C10ハロアルキル、C3〜C7シクロアルキルまたはC3〜C7シクロアルキル(C1〜C10)アルキルである、請求項34に記載の化合物。
【請求項37】
式:
【化4】
の請求項1に記載の化合物。
【請求項38】
R0が、水素、ハロゲンまたは−A−R0’であり、ここで、
Aは、−O−、−N(R0’)−、−N(R0’)CO−、−N[C(O)R0’]C(O)−または−N(R0’)SO2−であり、
R0’は、それぞれ独立に、水素、C1〜C10ハロアルキル、C1〜C10アルキルまたはC3〜C10シクロアルキル、C2〜C10ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールであり、ここで、
アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロアリール基はそれぞれ、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、オキソ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、シアノ、ニトロ、ハロ(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルコキシ、カルボキサミド、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールである1〜4個の基で置換されていてもよい、請求項37に記載の化合物。
【請求項39】
R0が、−N(R0’)2−であり、
R0’が、それぞれ独立に、水素、C1〜C10ハロアルキル、C1〜C10アルキルまたはC3〜C10シクロアルキル、C2〜C10ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールであり、ここで、
アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロアリール基はそれぞれ、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、オキソ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、シアノ、ニトロ、ハロ(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルコキシ、カルボキサミド、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールである1〜4個の基で置換されていてもよい、請求項38に記載の化合物。
【請求項40】
X1がNである、請求項37に記載の化合物。
【請求項41】
YがNである、請求項37に記載の化合物。
【請求項42】
X1がCRCである、請求項37に記載の化合物。
【請求項43】
YがCRCである、請求項37に記載の化合物。
【請求項44】
Yが、CRCであり、
ここで、RCは、水素、ハロゲン、C1〜C10アルキル、C1〜C10ハロアルキル、C3〜C7シクロアルキルまたはC3〜C7シクロアルキル(C1〜C10)アルキルである、請求項40に記載の化合物。
【請求項45】
Yが、CRCであり、
ここで、RCは、それぞれ独立に、水素、ハロゲン、C1〜C10アルキル、C1〜C10ハロアルキル、C3〜C7シクロアルキルまたはC3〜C7シクロアルキル(C1〜C10)アルキルである、請求項42に記載の化合物。
【請求項46】
式:
【化5】
の請求項1に記載の化合物。
【請求項47】
R0が、水素、ハロゲン、C1〜C3アルキルまたは−A−R0’であり、ここで、
Aは、−O−、−N(R0’)−、−N(R0’)CO−、−N[C(O)R0’]C(O)−または−N(R0’)SO2−であり、
R0’は、それぞれ独立に、水素、C1〜C10ハロアルキル、C1〜C10アルキルまたはC3〜C10シクロアルキル、C2〜C10ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールであり、ここで、
アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロアリール基はそれぞれ、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、オキソ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、シアノ、ニトロ、ハロ(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルコキシ、カルボキサミド、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールである1〜4個の基で置換されていてもよい、請求項46に記載の化合物。
【請求項48】
R0が、−N(R0’)2−であり、
R0’が、それぞれ独立に、水素、C1〜C10ハロアルキル、C1〜C10アルキルまたはC3〜C10シクロアルキル、C2〜C10ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールであり、ここで、
アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロアリール基はそれぞれ、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、オキソ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、シアノ、ニトロ、ハロ(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルコキシ、カルボキサミド、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールである1〜4個の基で置換されていてもよい、請求項47に記載の化合物。
【請求項49】
R1が、水素または−B−R1’であり、
ここで、
Bは、結合、−O−または−N(R1’)−であり、
R1’は、それぞれ独立に、水素、C1〜C10ハロアルキル、C1〜C10アルキル、C3〜C10シクロアルキル、C2〜C10ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールであり、ここで、
アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロアリール基はそれぞれ、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、オキソ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、シアノ、ニトロ、ハロ(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルコキシ、カルボキサミド、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールである1〜4個の基で置換されていてもよい、請求項46に記載の化合物。
【請求項50】
RCが、水素、ハロゲン、C1〜C10アルキル、C1〜C10ハロアルキル、C3〜C7シクロアルキルまたはC3〜C7シクロアルキル(C1〜C10)アルキルである、請求項46に記載の化合物。
【請求項51】
式:
【化6】
の請求項1に記載の化合物。
【請求項52】
R0が、水素、ハロゲンまたは−A−R0’であり、ここで、
Aは、−O−、−N(R0’)−、−N(R0’)CO−、−N[C(O)R0’]C(O)−または−N(R0’)SO2−であり、
R0’は、それぞれ独立に、水素、C1〜C10ハロアルキル、C1〜C10アルキルまたはC3〜C10シクロアルキル、C2〜C10ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールであり、ここで、
アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロアリール基はそれぞれ、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、オキソ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、シアノ、ニトロ、ハロ(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルコキシ、カルボキサミド、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールである1〜4個の基で置換されていてもよい、請求項51に記載の化合物。
【請求項53】
R0が、−N(R0’)2−であり、
R0’が、それぞれ独立に、水素、C1〜C10ハロアルキル、C1〜C10アルキルまたはC3〜C10シクロアルキル、C2〜C10ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールであり、ここで、
アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロアリール基はそれぞれ、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、オキソ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、シアノ、ニトロ、ハロ(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルコキシ、カルボキサミド、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールである1〜4個の基で置換されていてもよい、請求項52に記載の化合物。
【請求項54】
RCが、水素、ハロゲン、C1〜C10アルキル、C1〜C10ハロアルキル、C3〜C7シクロアルキルまたはC3〜C7シクロアルキル(C1〜C10)アルキルである、請求項51に記載の化合物。
【請求項55】
式:
【化7】
の請求項1に記載の化合物。
【請求項56】
R1が、水素または−B−R1’であり、
ここで、
Bは、結合、−O−または−N(R1’)−であり、
R1’は、それぞれ独立に、水素、C1〜C10ハロアルキル、C1〜C10アルキル、C3〜C10シクロアルキル、C2〜C10ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールであり、ここで、
アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロアリール基はそれぞれ、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、オキソ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、シアノ、ニトロ、ハロ(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルコキシ、カルボキサミド、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールである1〜4個の基で置換されていてもよい、請求項55に記載の化合物。
【請求項57】
RCが、水素、ハロゲン、C1〜C10アルキル、C1〜C10ハロアルキル、C3〜C7シクロアルキルまたはC3〜C7シクロアルキル(C1〜C10)アルキルである、請求項55に記載の化合物。
【請求項58】
式:
【化8】
の請求項1に記載の化合物。
【請求項59】
RCが、水素、ハロゲン、C1〜C10アルキル、C1〜C10ハロアルキル、C3〜C7シクロアルキルまたはC3〜C7シクロアルキル(C1〜C10)アルキルである、請求項58に記載の化合物。
【請求項60】
式:
【化9】
の請求項1に記載の化合物。
【請求項61】
R0が、水素、ハロゲン、C1〜C3アルキルまたは−A−R0’であり、ここで、
Aは、−O−、−N(R0’)−、−N(R0’)CO−、−N[C(O)R0’]C(O)−または−N(R0’)SO2−であり、
R0’は、それぞれ独立に、水素、C1〜C10ハロアルキル、C1〜C10アルキルまたはC3〜C10シクロアルキル、C2〜C10ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールであり、ここで、
アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロアリール基はそれぞれ、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、オキソ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、シアノ、ニトロ、ハロ(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルコキシ、カルボキサミド、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールである1〜4個の基で置換されていてもよい、請求項60に記載の化合物。
【請求項62】
R0が、−N(R0’)2−であり、
R0’が、それぞれ独立に、水素、C1〜C10ハロアルキル、C1〜C10アルキルまたはC3〜C10シクロアルキル、C2〜C10ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールであり、ここで、
アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロアリール基はそれぞれ、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、オキソ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、シアノ、ニトロ、ハロ(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルコキシ、カルボキサミド、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールである1〜4個の基で置換されていてもよい、請求項61に記載の化合物。
【請求項63】
R1が、水素または−B−R1’であり、
ここで、
Bは、結合、−O−または−N(R1’)−であり、
R1’は、それぞれ独立に、水素、C1〜C10ハロアルキル、C1〜C10アルキル、C3〜C10シクロアルキル、C2〜C10ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールであり、ここで、
アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロアリール基はそれぞれ、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、オキソ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、シアノ、ニトロ、ハロ(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルコキシ、カルボキサミド、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールである1〜4個の基で置換されていてもよい、請求項60に記載の化合物。
【請求項64】
RCが、水素、ハロゲン、C1〜C10アルキル、C1〜C10ハロアルキル、C3〜C7シクロアルキルまたはC3〜C7シクロアルキル(C1〜C10)アルキルである、請求項60に記載の化合物。
【請求項65】
式:
【化10】
の請求項1に記載の化合物。
【請求項66】
R0が、水素、ハロゲンまたは−A−R0’であり、ここで、
Aは、−O−、−N(R0’)−、−N(R0’)CO−、−N[C(O)R0’]C(O)−または−N(R0’)SO2−であり、
R0’は、それぞれ独立に、水素、C1〜C10ハロアルキル、C1〜C10アルキルまたはC3〜C10シクロアルキル、C2〜C10ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールであり、ここで、
アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロアリール基はそれぞれ、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、オキソ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、シアノ、ニトロ、ハロ(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルコキシ、カルボキサミド、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールである1〜4個の基で置換されていてもよい、請求項65に記載の化合物。
【請求項67】
R0が、−N(R0’)2−であり、
R0’が、それぞれ独立に、水素、C1〜C10ハロアルキル、C1〜C10アルキルまたはC3〜C10シクロアルキル、C2〜C10ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールであり、ここで、
アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロアリール基はそれぞれ、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、オキソ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、シアノ、ニトロ、ハロ(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルコキシ、カルボキサミド、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールである1〜4個の基で置換されていてもよい、請求項66に記載の化合物。
【請求項68】
RCが、水素、ハロゲン、C1〜C10アルキル、C1〜C10ハロアルキル、C3〜C7シクロアルキルまたはC3〜C7シクロアルキル(C1〜C10)アルキルである、請求項65に記載の化合物。
【請求項69】
式:
【化11】
の請求項1に記載の化合物。
【請求項70】
R1が、水素または−B−R1’であり、
ここで、
Bは、結合、−O−または−N(R1’)−であり、
R1’は、それぞれ独立に、水素、C1〜C10ハロアルキル、C1〜C10アルキル、C3〜C10シクロアルキル、C2〜C10ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールであり、ここで、
アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロアリール基はそれぞれ、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、オキソ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、シアノ、ニトロ、ハロ(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルコキシ、カルボキサミド、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールである1〜4個の基で置換されていてもよい、請求項69に記載の化合物。
【請求項71】
RCが、水素、ハロゲン、C1〜C10アルキル、C1〜C10ハロアルキル、C3〜C7シクロアルキルまたはC3〜C7シクロアルキル(C1〜C10)アルキルである、請求項69に記載の化合物。
【請求項72】
式:
【化12】
の請求項1に記載の化合物。
【請求項73】
RCが、水素、ハロゲン、C1〜C10アルキル、C1〜C10ハロアルキル、C3〜C7シクロアルキルまたはC3〜C7シクロアルキル(C1〜C10)アルキルである、請求項72に記載の化合物。
【請求項74】
式:
【化13】
の請求項1に記載の化合物。
【請求項75】
R0が、水素、ハロゲン、C1〜C3アルキルまたは−A−R0’であり、ここで、
Aは、−N(R0’)−、−N(R0’)CO−、−N[C(O)R0’]C(O)−または−N(R0’)SO2−であり、
R0’は、それぞれ独立に、水素、C1〜C10ハロアルキル、C1〜C10アルキルまたはC3〜C10シクロアルキル、C2〜C10ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールであり、ここで、
アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロアリール基はそれぞれ、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、オキソ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、シアノ、ニトロ、ハロ(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルコキシ、カルボキサミド、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールである1〜4個の基で置換されていてもよい、請求項74に記載の化合物。
【請求項76】
R0が、ヒドロキシルである、請求項75に記載の化合物。
【請求項77】
R0が、−N(R0’)2−であり、
R0’が、それぞれ独立に、水素、C1〜C10ハロアルキルまたはC1〜C10アルキルである、請求項75に記載の化合物。
【請求項78】
R0が−NH2である、請求項77に記載の化合物。
【請求項79】
式:
【化14】
の請求項1に記載の化合物。
【請求項80】
R0が、水素、ハロゲン、ヒドロキシル、C1〜C3アルキルまたは−A−R0’であり、ここで、
Aは、−N(R0’)−、−N(R0’)CO−、−N[C(O)R0’]C(O)−または−N(R0’)SO2−であり、
R0’は、それぞれ独立に、水素、C1〜C10ハロアルキル、C1〜C10アルキルまたはC3〜C10シクロアルキル、C2〜C10ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールであり、ここで、
アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロアリール基はそれぞれ、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、オキソ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、シアノ、ニトロ、ハロ(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルコキシ、カルボキサミド、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールである1〜4個の基で置換されていてもよい、請求項79に記載の化合物。
【請求項81】
R0がヒドロキシルである、請求項80に記載の化合物。
【請求項82】
R0が、−N(R0’)2−であり、
R0’が、それぞれ独立に、水素、C1〜C10ハロアルキルまたはC1〜C10アルキルである、請求項80に記載の化合物。
【請求項83】
R0が−NH2である、請求項82に記載の化合物。
【請求項84】
1−(4−アミノ−キナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−1,5,6,7−テトラヒドロ−インドール−4−オン;
1−(4−アミノ−2−メチル−キナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−1,5,6,7−テトラヒドロ−インドール−4−オン;
1−(2,4−ジアミノ−キナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−1,5,6,7−テトラヒドロ−インドール−4−オン;
1−(4−アミノ−8−フルオロ−キナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−1,5,6,7−テトラヒドロ−インドール−4−オン;
1−[4−アミノ−8−(2−メトキシ−エトキシ)−キナゾリン−7−イル]−3,6,6−トリメチル−1,5,6,7−テトラヒドロ−インドール−4−オン;
1−[4−アミノ−8−(2−ジメチルアミノ−エトキシ)−キナゾリン−7−イル]−3,6,6−トリメチル−1,5,6,7−テトラヒドロ−インドール−4−オン;
1−(1−アミノ−4−ブロモ−イソキノリン−6−イル)−6,6−ジメチル−3−トリフルオロメチル−1,5,6,7−テトラヒドロ−インダゾール−4−オン;
1−(1−アミノ−4−ブロモ−イソキノリン−6−イル)−3,6,6−トリメチル−1,5,6,7−テトラヒドロ−インドール−4−オン;
1−(1−アミノ−4−ブロモ−イソキノリン−6−イル)−3,6,6−トリメチル−1,5,6,7−テトラヒドロ−インダゾール−4−オン;
1−(1−アミノ−イソキノリン−6−イル)−3,6,6−トリメチル−1,5,6,7−テトラヒドロ−インダゾール−4−オン;
1−(4−アミノ−キナゾリン−7−イル)−3−メチル−1,5,6,7−テトラヒドロ−インドール−4−オン;
1−(1−アミノ−イソキノリン−6−イル)−3,6,6−トリメチル−1,5,6,7−テトラヒドロ−インドール−4−オン;
2−(2−メトキシエチルアミノ)−4−(3−メチル−4−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロインドール−1−イル)ベンズアミド;
1−(4−アミノ−キナゾリン−7−イル)−6,6−ジメチル−3−トリフルオロメチル−1,5,6,7−テトラヒドロ−インダゾール−4−オン;
1−[4−アミノ−8−(2−メトキシ−エチルアミノ)−キナゾリン−7−イル]−3,6,6−トリメチル−1,5,6,7−テトラヒドロ−インドール−4−オン;
1−(4−アミノ−5−フルオロ−キナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−1,5,6,7−テトラヒドロ−インドール−4−オン;
1−(4−アミノ−5−ブチルスルファニル−キナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−1,5,6,7−テトラヒドロ−インドール−4−オン;
1−(4−アミノ−キナゾリン−7−イル)−3−シクロプロピルメチル−6,6−ジメチル−1,5,6,7−テトラヒドロ−インダゾール−4−オン;
1−(3−クロロ−イソキノリン−6−イル)−3,6,6−トリメチル−1,5,6,7−テトラヒドロ−インドール−4−オン;
1−アミノ−6−(3,6,6−トリメチル−4−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−インドール−1−イル)−イソキノリン−4−カルボニトリル;
1−(4−アセチル−1−アミノ−イソキノリン−6−イル)−3,6,6 トリメチル−1,5,6,7−テトラヒドロ−インドール−4−オン;
1−アミノ−6−(3,6,6−トリメチル−4−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−インドール−1−イル)−イソキノリン−4−カルボン酸アミド;
1−アミノ−N−ヒドロキシ−6−(3,6,6−トリメチル−4−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−インドール−1−イル)−イソキノリン−4−カルボキサミジン;
1−アミノ−6−(3,6,6−トリメチル−4−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−インドール−1−イル)−イソキノリン−4−カルボン酸;
1−(1,4−ジアミノ−イソキノリン−6−イル)−3,6,6−トリメチル−1,5,6,7−テトラヒドロ−インドール−4−オン;
1−(4−アミノ−ピリド[3,2−d]ピリミジン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−1,5,6,7−テトラヒドロ−インドール−4−オン;
1−(4−シクロプロピルアミノ−キナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−1,5,6,7−テトラヒドロ−インドール−4−オン;
1−(2−アミノ−キナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−1,5,6,7−テトラヒドロ−インドール−4−オン;
1−(2−アミノ−4−メチル−キナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−1,5,6,7−テトラヒドロ−インドール−4−オン;
または薬学的に許容できるその塩
である、請求項1に記載の化合物。
【請求項85】
1−(4−アミノピリド[3,2−d]ピリミジン−7−イル)−2,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノキナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノ−2−メチルキナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(2,4−ジアミノキナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(1−アミノイソキノリン−6−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノ−8−フルオロキナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン`;
1−(1−クロロイソキノリン−6−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノキナゾリン−7−イル)−3−メチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(1−アミノ−4−ブロモイソキノリン−6−イル)−6,6−ジメチル−3−(トリフルオロメチル)−6,7−ジヒドロ−1H−インダゾール−4(5H)−オン;
1−(1−アミノ−4−ブロモイソキノリン−6−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インダゾール−4(5H)−オン;
1−(1−アミノ−4−ブロモイソキノリン−6−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(1−アミノイソキノリン−6−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インダゾール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノ−8−(2−メトキシエトキシ)キナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノキナゾリン−7−イル)−6,6−ジメチル−3−(トリフルオロメチル)−6,7−ジヒドロ−1H−インダゾール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノ−8−(2−(ジメチルアミノ)エトキシ)キナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノ−8−ブトキシキナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノ−8−(ブチルチオ)キナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノ−8−(ブチルアミノ)キナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノ−8−(2−メトキシエチルアミノ)キナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノ−8−(2−ヒドロキシエトキシ)キナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノ−8−(3−ヒドロキシプロポキシ)キナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノ−8−(2−(ジメチルアミノ)エチルアミノ)キナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノ−8−(3−メトキシプロポキシ)キナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノ−8−メトキシキナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノ−8−エトキシキナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノ−5−フルオロキナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノ−8−メルカプトキナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノ−8−フルオロキナゾリン−7−イル)−3,6−ジメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノピリド[3,2−d]ピリミジン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(8−(アリルチオ)−4−アミノキナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノ−8−ヒドロキシキナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノ−8−(プロプ−2−イニルオキシ)キナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノ−8−(ブト−3−イニルオキシ)キナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノ−5−(プロプ−2−イニルオキシ)キナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノ−8−(ブチルチオ)キナゾリン−7−イル)−3,6−ジメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノ−5−(ブチルチオ)キナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノ−8−(2−アミノエチルチオ)キナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノ−8−(2−(ジメチルアミノ)エチルチオ)キナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノ−5−メトキシキナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
tert−ブチル2−(4−アミノ−7−(3,6,6−トリメチル−4−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−インドール−1−イル)キナゾリン−8−イルチオ)エチルカルバメート;
1−(4−アミノ−5−(3,5−ジメトキシベンジルオキシ)キナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノ−5−ヒドロキシキナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノ−8−クロロキナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノ−8−(2−(ネオペンチルアミノ)エチルチオ)キナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノキナゾリン−7−イル)−3−エチル−6,6−ジメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インダゾール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノキナゾリン−7−イル)−3−(シクロプロピルメチル)−6,6−ジメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インダゾール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノ−5−フルオロキナゾリン−7−イル)−3−エチル−6,6−ジメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インダゾール−4(5H)−オン;
1−(1−アミノ−8−フルオロ−3−メチルイソキノリン−6−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インダゾール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノキナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インダゾール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノキナゾリン−7−イル)−3−イソブチル−6,6−ジメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インダゾール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノキナゾリン−7−イル)−3−メチル−6,7−ジヒドロ−1H−インダゾール−4(5H)−オン;
1−(4−(シクロプロピルアミノ)キナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−ヒドロキシキナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノキナゾリン−7−イル)−2,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノキナゾリン−7−イル)−2,3,6,6−テトラメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノ−8−(2−ヒドロキシエチルチオ)キナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−アミノ−6−(3−(ジフルオロメチル)−6,6−ジメチル−4−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−インダゾール−1−イル)イソキノリン−4−カルボニトリル;
1−(4−アミノ−8−フルオロキナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インダゾール−4(5H)−オン;
1−アミノ−6−(3,6,6−トリメチル−4−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−インドール−1−イル)イソキノリン−4−カルボニトリル;
1−アミノ−6−(3−(ジフルオロメチル)−6,6−ジメチル−4−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−インダゾール−1−イル)イソキノリン−4−カルボキサミド;
1−アミノ−6−(3,6,6−トリメチル−4−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−インダゾール−1−イル)イソキノリン−4−カルボニトリル;
1−アミノ−6−(3,6,6−トリメチル−4−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−インダゾール−1−イル)イソキノリン−4−カルボキサミド;
2−(4−アミノ−7−(3,6,6−トリメチル−4−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−インドール−1−イル)キナゾリン−8−イルチオ)アセトアルデヒド;
1−(4−アミノ−8−(ブチルチオ)キナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インダゾール−4(5H)−オン;
(E)−1−(1−アミノ−4−(1−(ヒドロキシイミノ)エチル)イソキノリン−6−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(2−アミノキナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−アミノ−6−(3,6,6−トリメチル−4−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−インドール−1−イル)イソキノリン−4−カルボキサミド;
(Z)−1−アミノ−N’−ヒドロキシ−6−(3,6,6−トリメチル−4−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−インドール−1−イル)イソキノリン−4−カルボキシミドアミド;
1−アミノ−6−(3,6,6−トリメチル−4−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−インドール−1−イル)イソキノリン−4−カルボン酸;
1−(4−アセチル−1−アミノイソキノリン−6−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(1−アミノ−4−プロピオニルイソキノリン−6−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノ−8−(2−(イソブチルアミノ)エチルチオ)キナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノ−8−(2−(tert−ブチルアミノ)エチルチオ)キナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノ−8−(2−(イソプロピルアミノ)エチルチオ)キナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノ−8−(2−(シクロプロピルアミノ)エチルチオ)キナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノ−8−(2−(シクロプロピルメチルアミノ)エチルチオ)キナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノ−8−(2−(メチルアミノ)エチルチオ)キナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノ−8−(2−(エチルアミノ)エチルチオ)キナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
イソプロピル1−アミノ−6−(3,6,6−トリメチル−4−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−インドール−1−イル)イソキノリン−4−カルボキシレート;
1−アミノ−6−(3,6,6−トリメチル−4−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−インドール−1−イル)イソキノリン−4−カルバルデヒド;
1−(4−アミノ−8−(ピリジン−2−イルメチルチオ)キナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インダゾール−4(5H)−オン;
1−(1−アミノ−4−ペンタノイルイソキノリン−6−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
エチル1−アミノ−6−(3,6,6−トリメチル−4−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−インドール−1−イル)イソキノリン−4−カルボキシレート;
1−(1,4−ジアミノイソキノリン−6−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノ−8−(フェニルチオ)キナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノ−8−(エチルチオ)キナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノ−8−(メチルチオ)キナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノ−8−(エチルスルフィニル)キナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(2,4−ジアミノ−5−フルオロキナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(2,4−ジアミノ−5−(エチルチオ)キナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(2−アミノ−4−メチルキナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(2−アミノ−4−メチルキナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノ−8−(2−アミノフェニルチオ)キナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノ−8−(イソプロピルチオ)キナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノ−8−(ジメチルアミノ)キナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノ−8−(シクロペンチルチオ)キナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノ−8−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルオキシ)キナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(2−アミノ−4−エチルキナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(2−アミノ−5−メトキシ−4−メチルキナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(2−アミノ−4−メチルキナゾリン−7−イル)−2,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(2−アミノ−4−メチルキナゾリン−7−イル)−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノ−8−(3,5−ジメトキシベンジルオキシ)キナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(2,4−ジアミノピリド[3,2−d]ピリミジン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(2−アミノ−4−クロロキナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
N−(1−アミノ−6−(3,6,6−トリメチル−4−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−インドール−1−イル)イソキノリン−4−イル)アセトアミド;
1−アミノ−N−ヒドロキシ−6−(3,6,6−トリメチル−4−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−インドール−1−イル)イソキノリン−4−カルボキサミド;
1−アミノ−N−(2−ヒドロキシエチル)−6−(3,6,6−トリメチル−4−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−インドール−1−イル)イソキノリン−4−カルボキサミド;
1−(1−アミノ−イソキノリン−6−イル)−3,6,6−トリメチル−1,5,6,7−テトラヒドロ−インダゾール−4−オン;
1−(4−アミノ−キナゾリン−7−イル)−3−メチル−1,5,6,7−テトラヒドロ−インドール−4−オン;
1−(1−アミノ−イソキノリン−6−イル)−3,6,6−トリメチル−1,5,6,7−テトラヒドロ−インドール−4−オン;
2−(2−メトキシエチルアミノ)−4−(3−メチル−4−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロインドール−1−イル)ベンズアミド;
1−(4−アミノ−キナゾリン−7−イル)−6,6−ジメチル−3−トリフルオロメチル−1,5,6,7−テトラヒドロ−インダゾール−4−オン;
1−(2−アミノ−4−クロロキナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
N−(1−アミノ−6−(3,6,6−トリメチル−4−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−インドール−1−イル)イソキノリン−4−イル)アセトアミド;
1−アミノ−N−ヒドロキシ−6−(3,6,6−トリメチル−4−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−インドール−1−イル)イソキノリン−4−カルボキサミド;
1−アミノ−N−(2−ヒドロキシエチル)−6−(3,6,6−トリメチル−4−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−インドール−1−イル)イソキノリン−4−カルボキサミド;
または薬学的に許容できるその塩
である、請求項1に記載の化合物。
【請求項86】
式X:
【化15】
の化合物
[式中、
Halは、ハロゲンであり、
R0は、水素、ハロゲン、シアノ、ニトロまたは−A−R0’であり、
ここで、
Aは、結合、−O−、−S−、−N(R0’)−、−N(R0’)CO−、−N[C(O)R0’]C(O)−、−N(R0’)SO2−、−SO2N(R0’)−、−SO2−、−CO−、−CO2−または−C(O)N(R0’)−であり、
R0’は、それぞれ独立に、水素、C1〜C10ハロアルキル、C1〜C10アルキル、C3〜C10シクロアルキル、C2〜C10ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールであり、ここで、
アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロアリール基はそれぞれ、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、オキソ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、シアノ、ニトロ、ハロ(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルコキシ、カルボキサミド、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールである1〜4個の基で置換されていてもよく、ここで、
前記アリールおよびヘテロアリール基は、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、ハロ(C1〜C6)アルキルまたはカルボキサミドである1〜4個の基で置換されていてもよく、
Q1およびQ2は、それぞれ独立に、NまたはCR1であり、ここで、
R1はそれぞれ、水素、ハロゲン、シアノ、ニトロまたは−B−R1’であり、
ここで、
Bは、結合、−O−、−S−、−N(R1’)−、−N(R1’)CO−、−N[C(O)R1’]C(O)−、−N(R1’)SO2、−SO2N(R1’)−、−SO2−、−CO−、−CO2−または−C(O)N(R1’)−であり、
R1’は、それぞれ独立に、水素、C1〜C10ハロアルキル、C1〜C10アルキル、C3〜C10シクロアルキル、C2〜C10ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールであり、ここで、
アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロアリール基はそれぞれ、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、オキソ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、シアノ、ニトロ、ハロ(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルコキシ、カルボキサミド、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールである1〜4個の基で置換されていてもよく、ここで、
前記アリールおよびヘテロアリール基は、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、ハロ(C1〜C6)アルキルまたはカルボキサミドである1〜4個の基で置換されていてもよく、
Q3、Q4およびQ5は、それぞれ独立に、NまたはCR2であり、ここで、
R2は、それぞれ独立に、
(a)H、
(b)ハロゲンまたは
(c)C1〜C15アルキル基中の5個までの炭素原子が、R22、カルボニル、エテニル、エチニルまたはN、O、S、SO2もしくはSOから選択される部分により独立に置き換えられていてもよく、ただし、2個のO原子、2個のS原子または1個のOおよび1個のS原子は、相互に直接隣接していない、C1〜C15アルキル基であり、ここで、
R22は、
(i)ヘテロアリール、
(ii)アリール、
(iii)飽和もしくは不飽和C3〜C10シクロアルキルまたは
(iv)飽和もしくは不飽和C2〜C10ヘテロシクロアルキルであり、ここで、
アリール、ヘテロアリール、飽和もしくは不飽和シクロアルキルまたは飽和もしくは不飽和ヘテロシクロアルキルは、それぞれ独立に、独立にヒドロキシ、ハロ、アミノ、シアノ、カルボキシ、カルボキサミド、ニトロ、オキソ、−S−(C1〜C6)アルキル、−SO2−(C1〜C6)アルキル、−SO2−アリール、−SO−(C1〜C6)アルキル、−SO−アリール、−SO2NH2、−SO2NH−(C1〜C6)アルキル、−SO2NH−アリール、(C1〜C6)アルコキシまたはモノ−もしくはジ−(C1〜C10)アルキルアミノである少なくとも1個の基で置換されていてもよく、
R22はそれぞれ、C6〜C10アリール基、C5〜C8飽和環式基またはC5〜C10ヘテロシクロアルキル基に縮合していてもよく、
ここで、(c)はそれぞれ、任意の利用可能な位置で、C1〜C10アルキル、C1〜C10ハロアルキル、C2〜C10アルケニル、C2〜C10アルキニル、ヒドロキシ、カルボキシ、カルボキサミド、オキソ、ハロ、アミノ、シアノ、ニトロ、−SH、−S−(C1〜C6)アルキル、−SO2−(C1〜C6)アルキル、−SO2NH2、−SO2NH−(C1〜C6)アルキル、−SO2NH−アリール、−SO2−アリール、−SO−(C1〜C6)アルキル、−SO2−アリール、C1〜C6アルコキシ、C2〜C10アルケニルオキシ、C2〜C10アルキニルオキシ、モノ−もしくはジ−(C1〜C10)アルキルアミノまたはR23で置換されていてもよく、ここで、
R23は、
(1)ヘテロアリール、
(2)アリール、
(3)飽和もしくは不飽和C5〜C10シクロアルキルまたは
(4)飽和もしくは不飽和C5〜C10ヘテロシクロアルキルであり、
前記R23基は、独立にヒドロキシ、オキソ、ハロ、アミノ、シアノ、ニトロ、−SH、−S−(C1〜C6)アルキル、−SO2−(C1〜C6)アルキル、−SO2−アリール、−SO−(C1〜C6)アルキル、−SO−アリール、−SO2NH2、−SO2NH−(C1〜C6)アルキル、−SO2NH−アリール、(C1〜C6)アルコキシまたはモノ−もしくはジ−(C1〜C10)アルキルアミノである少なくとも1個の基で置換されていてもよく、
ただし、
(iii)Q1およびQ2のうちの1個であって唯一の1個が、Nであり、
(iv)Q3、Q4およびQ5のうちの1個であって唯一の1個が、Nである]。
【請求項87】
7−フルオロ−キナゾリン−4−イルアミン;
7−フルオロ−2−メチル−キナゾリン−4−イルアミン;
7,8−ジフルオロ−キナゾリン−4−イルアミン;
5,7−ジフルオロ−キナゾリン−4−イルアミン;
7−ヒドラジノ−キナゾリン−4−イルアミン;
1−アミノ−6−フルオロ−イソキノリン;
1−アミノ−4−ブロモ−6−フルオロ−イソキノリン;
4−ブロモ−6−ヒドラジノ−イソキノリン−1−イルアミン;
1−アミノ−6−フルオロ−イソキノリン−4−カルボニトリル;
1−(1−アミノ−6−フルオロ−イソキノリン−4−イル)−エタノン;
1−(1−アミノ−6−フルオロ−イソキノリン−4−イル)−エタノンオキシム;
7−フルオロ−ピリド[3,2−d]ピリミジン−4−イルアミン;または
シクロプロピル−(7−フルオロ−キナゾリン−4−イル)−アミン
である、請求項86に記載の化合物。
【請求項88】
請求項1に記載の少なくとも1種の化合物または塩および薬学的に許容できる溶媒、担体、賦形剤、補助剤またはその組合せを含む医薬組成物。
【請求項89】
癌、炎症または関節炎を治療する方法であって、そのような治療を必要とする患者に、治療有効量の請求項1に記載の化合物または塩を投与することを含む方法。
【請求項90】
HSP−90のためのクライアントタンパク質であるか、そのクライアントタンパク質に間接的に影響を及ぼすタンパク質の疾患または障害を患う対象を治療する方法であって、障害が、炎症性疾患、感染、自己免疫障害、卒中、虚血、心臓障害、神経障害、線維形成障害、増殖性障害、腫瘍、白血病、新生物、癌、癌腫、代謝性疾患、悪性疾患、強皮症、多発性筋炎、全身性狼瘡、関節リウマチ、肝硬変、ケロイド形成、間質性腎炎および肺線維症からなる群から選択され、そのような治療を必要とする対象に、治療有効量の請求項1に記載の化合物または塩を投与することを含む方法。
【請求項91】
対象における感染のレベルを低減する方法であって、前記感染が、Plasmodium属種から選択される生物が原因であり、前記方法が、感染している対象に有効量の請求項1に記載の化合物または塩を投与することを含む方法。
【請求項92】
真菌感染を、そのような治療を必要とする患者において治療する方法であって、有効量の請求項1に記載の化合物または塩および追加の抗真菌剤または薬物を投与することを含む方法。
【請求項93】
癌を治療するためであり、(a)少なくとも1種の追加の抗癌剤もしくは組成物または(b)放射線療法の投与をさらに含む、請求項89に記載の方法。
【請求項94】
式:
【化16】
の化合物
[式中、
R0は、水素、ハロゲン、シアノ、ニトロまたは−A−R0’であり、
ここで、
Aは、結合、−O−、−S−、−N(R0’)−、−N(R0’)CO−、−N[C(O)R0’]C(O)−、−N(R0’)SO2−、−SO2N(R0’)−、−SO2−、−CO−、−CO2−または−C(O)N(R0’)−であり、
R0’は、それぞれ独立に、水素、C1〜C10ハロアルキル、C1〜C10アルキル、C2〜C10アルケニル、C2〜C10アルキニル、C3〜C10シクロアルキル、C2〜C10ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールであり、ここで、
アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロアリール基はそれぞれ、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、オキソ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、シアノ、ニトロ、ハロ(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルコキシ、カルボキサミド、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールである1〜4個の基で置換されていてもよく、ここで、
前記アリールおよびヘテロアリール基は、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、ハロ(C1〜C6)アルキルまたはカルボキサミドである1〜4個の基で置換されていてもよく、
Q1、Q4およびQ5は、それぞれ独立に、NまたはCR1であり、ここで、
R1はそれぞれ、水素、ハロゲン、シアノ、ニトロまたは−B−R1’であり、ここで、
Bは、結合、−O−、−S−、−N(R1’)−、−N(R1’)CO−、−N[C(O)R1’]C(O)−、−N(R1’)SO2、−SO2N(R1’)−、−SO2−、−CO−、−CO2−または−C(O)N(R1’)−であり、
R1’は、それぞれ独立に、水素、C1〜C10ハロアルキル、C1〜C10アルキル、C2〜C10アルケニル、C2〜C10アルキニル、C3〜C10シクロアルキル、C2〜C10ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールであり、ここで、
アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロアリール基はそれぞれ、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、オキソ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、シアノ、ニトロ、ハロ(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルコキシ、カルボキサミド、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールである1〜4個の基で置換されていてもよく、ここで、
前記アリールおよびヘテロアリール基は、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、ハロ(C1〜C6)アルキルまたはカルボキサミドである1〜4個の基で置換されていてもよく、
Q2およびQ3は、それぞれ独立に、NまたはCR2であり、ここで、
R2は、それぞれ独立に、
(a)H、
(b)ハロゲンまたは
(c)C1〜C15アルキル基中の5個までの炭素原子が、R22、カルボニル、エテニル、エチニルまたはN、O、S、SO2もしくはSOから選択される部分により独立に置き換えられていてもよく、ただし、2個のO原子、2個のS原子または1個のOおよび1個のS原子は、相互に直接隣接していない、C1〜C15アルキル基であり、ここで、
R22は、
(i)ヘテロアリール、
(ii)アリール、
(iii)飽和もしくは不飽和C3〜C10シクロアルキルまたは
(iv)飽和もしくは不飽和C2〜C10ヘテロシクロアルキルであり、ここで、
アリール、ヘテロアリール、飽和もしくは不飽和シクロアルキルまたは飽和もしくは不飽和ヘテロシクロアルキルは、それぞれ独立に、独立にヒドロキシ、ハロ、アミノ、シアノ、カルボキシ、カルボキサミド、ニトロ、オキソ、−S−(C1〜C6)アルキル、−SO2−(C1〜C6)アルキル、−SO2−アリール、−SO−(C1〜C6)アルキル、−SO−アリール、−SO2NH2、−SO2NH−(C1〜C6)アルキル、−SO2NH−アリール、(C1〜C6)アルコキシまたはモノ−もしくはジ−(C1〜C10)アルキルアミノである少なくとも1個の基で置換されていてもよく、
R22はそれぞれ、C6〜C10アリール基、C5〜C8飽和環式基またはC5〜C10ヘテロシクロアルキル基に縮合していてもよく、
ここで、(c)はそれぞれ、任意の利用可能な位置で、C1〜C10アルキル、C1〜C10ハロアルキル、C2〜C10アルケニル、C2〜C10アルキニル、ヒドロキシ、カルボキシ、カルボキサミド、オキソ、ハロ、アミノ、シアノ、ニトロ、−SH、−S−(C1〜C6)アルキル、−SO2−(C1〜C6)アルキル、−SO2NH2、−SO2NH−(C1〜C6)アルキル、−SO2NH−アリール、−SO2−アリール、−SO−(C1〜C6)アルキル、−SO2−アリール、C1〜C6アルコキシ、C2〜C10アルケニルオキシ、C2〜C10アルキニルオキシ、モノ−もしくはジ−(C1〜C10)アルキルアミノまたはR23で置換されていてもよく、ここで、
R23は、
(1)ヘテロアリール、
(2)アリール、
(3)飽和もしくは不飽和C5〜C10シクロアルキルまたは
(4)飽和もしくは不飽和C5〜C10ヘテロシクロアルキルであり、
前記R23基は、独立にヒドロキシ、オキソ、ハロ、アミノ、シアノ、ニトロ、−SH、−S−(C1〜C6)アルキル、−SO2−(C1〜C6)アルキル、−SO2−アリール、−SO−(C1〜C6)アルキル、−SO−アリール、−SO2NH2、−SO2NH−(C1〜C6)アルキル、−SO2NH−アリール、(C1〜C6)アルコキシまたはモノ−もしくはジ−(C1〜C10)アルキルアミノである少なくとも1個の基で置換されていてもよく、
R7は、O、SまたはNR7’であり、ここで、
R7’は、H、−OH、−NH2、−NHR22、−NH−(C1〜C6アルキル)、−O−(C0〜C6)アルキル−R22または−(カルボキシで置換されていてもよいC1〜C6アルコキシ)であり、
X1およびYは、それぞれ独立に、NまたはCRCであり、ここで、
RCは、それぞれ独立に、水素、ハロゲン、シアノ、ニトロ、C1〜C10アルキル、C2〜C10アルケニル、C2〜C10アルキニル、C1〜C10ハロアルキル、C3〜C7シクロアルキル、C3〜C7シクロアルキル(C1〜C10)アルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールであり、ここで、
アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロアリール基はそれぞれ、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、シアノ、ニトロ、ハロ(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルコキシ、カルボキサミド、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールである1〜4個の基で置換されていてもよく、ここで、
前記アリールおよびヘテロアリール基は、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、ハロ(C1〜C6)アルキルまたはカルボキサミドである1〜4個の基で置換されていてもよく、
X2およびX3は独立に、C(R5)(R6)、O、N(R5)またはS(O)pであり、ここで、
pは、0、1または2であり、
R5およびR6は、それぞれ独立に、水素、C1〜C6アルキルまたはモノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ(C1〜C6)アルキルであるか、または
R5およびR6は、それらが結合している炭素と一緒に、3〜8員のシクロアルキルまたはヘテロシクロアルキル環を形成し、
nは、0、1、2、3または4であり、
ただし、
(iii)Q1およびQ2のうちの1個であって唯一の1個が、Nであってよく、
(iv)Q3、Q4およびQ5のうちの1個であって唯一の1個が、Nであってよい]を調製する方法であって、
式:
【化17】
の化合物を、水素化ナトリウムなどの塩基および式:
【化18】
の化合物で、N,N−ジメチルホルムアミドなどの適切な溶媒中で処理して、式:
【化19】
の化合物を得るステップを含む方法。
【請求項95】
式:
【化20】
の化合物
[式中、
R0は、水素、ハロゲン、シアノ、ニトロまたは−A−R0’であり、
ここで、
Aは、結合、−O−、−S−、−N(R0’)−、−N(R0’)CO−、−N[C(O)R0’]C(O)−、−N(R0’)SO2−、−SO2N(R0’)−、−SO2−、−CO−、−CO2−または−C(O)N(R0’)−であり、
R0’は、それぞれ独立に、水素、C1〜C10ハロアルキル、C1〜C10アルキル、C2〜C10アルケニル、C2〜C10アルキニル、C3〜C10シクロアルキル、C2〜C10ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールであり、ここで、
アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロアリール基はそれぞれ、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、オキソ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、シアノ、ニトロ、ハロ(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルコキシ、カルボキサミド、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールである1〜4個の基で置換されていてもよく、ここで、
前記アリールおよびヘテロアリール基は、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、ハロ(C1〜C6)アルキルまたはカルボキサミドである1〜4個の基で置換されていてもよく、
Q1、Q4およびQ5は、それぞれ独立に、NまたはCR1であり、ここで、
R1はそれぞれ、水素、ハロゲン、シアノ、ニトロまたは−B−R1’であり、ここで、
Bは、結合、−O−、−S−、−N(R1’)−、−N(R1’)CO−、−N[C(O)R1’]C(O)−、−N(R1’)SO2、−SO2N(R1’)−、−SO2−、−CO−、−CO2−または−C(O)N(R1’)−であり、
R1’は、それぞれ独立に、水素、C1〜C10ハロアルキル、C1〜C10アルキル、C2〜C10アルケニル、C2〜C10アルキニル、C3〜C10シクロアルキル、C2〜C10ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールであり、ここで、
アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロアリール基はそれぞれ、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、オキソ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、シアノ、ニトロ、ハロ(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルコキシ、カルボキサミド、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールである1〜4個の基で置換されていてもよく、ここで、
前記アリールおよびヘテロアリール基は、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、ハロ(C1〜C6)アルキルまたはカルボキサミドである1〜4個の基で置換されていてもよく、
Q2およびQ3は、それぞれ独立に、NまたはCR2であり、ここで、
R2は、それぞれ独立に、
(a)H、
(b)ハロゲンまたは
(c)C1〜C15アルキル基中の5個までの炭素原子が、R22、カルボニル、エテニル、エチニルまたはN、O、S、SO2もしくはSOから選択される部分により独立に置き換えられていてもよく、ただし、2個のO原子、2個のS原子または1個のOおよび1個のS原子は、相互に直接隣接していない、C1〜C15アルキル基であり、ここで、
R22は、
(i)ヘテロアリール、
(ii)アリール、
(iii)飽和もしくは不飽和C3〜C10シクロアルキルまたは
(iv)飽和もしくは不飽和C2〜C10ヘテロシクロアルキルであり、ここで、
アリール、ヘテロアリール、飽和もしくは不飽和シクロアルキルまたは飽和もしくは不飽和ヘテロシクロアルキルは、それぞれ独立に、独立にヒドロキシ、ハロ、アミノ、シアノ、カルボキシ、カルボキサミド、ニトロ、オキソ、−S−(C1〜C6)アルキル、−SO2−(C1〜C6)アルキル、−SO2−アリール、−SO−(C1〜C6)アルキル、−SO−アリール、−SO2NH2、−SO2NH−(C1〜C6)アルキル、−SO2NH−アリール、(C1〜C6)アルコキシまたはモノ−もしくはジ−(C1〜C10)アルキルアミノである少なくとも1個の基で置換されていてもよく、
R22はそれぞれ、C6〜C10アリール基、C5〜C8飽和環式基またはC5〜C10ヘテロシクロアルキル基に縮合していてもよく、
ここで、(c)はそれぞれ、任意の利用可能な位置で、C1〜C10アルキル、C1〜C10ハロアルキル、C2〜C10アルケニル、C2〜C10アルキニル、ヒドロキシ、カルボキシ、カルボキサミド、オキソ、ハロ、アミノ、シアノ、ニトロ、−SH、−S−(C1〜C6)アルキル、−SO2−(C1〜C6)アルキル、−SO2NH2、−SO2NH−(C1〜C6)アルキル、−SO2NH−アリール、−SO2−アリール、−SO−(C1〜C6)アルキル、−SO2−アリール、C1〜C6アルコキシ、C2〜C10アルケニルオキシ、C2〜C10アルキニルオキシ、モノ−もしくはジ−(C1〜C10)アルキルアミノまたはR23で置換されていてもよく、ここで、
R23は、
(1)ヘテロアリール、
(2)アリール、
(3)飽和もしくは不飽和C5〜C10シクロアルキルまたは
(4)飽和もしくは不飽和C5〜C10ヘテロシクロアルキルであり、
前記R23基は、独立にヒドロキシ、オキソ、ハロ、アミノ、シアノ、ニトロ、−SH、−S−(C1〜C6)アルキル、−SO2−(C1〜C6)アルキル、−SO2−アリール、−SO−(C1〜C6)アルキル、−SO−アリール、−SO2NH2、−SO2NH−(C1〜C6)アルキル、−SO2NH−アリール、(C1〜C6)アルコキシまたはモノ−もしくはジ−(C1〜C10)アルキルアミノである少なくとも1個の基で置換されていてもよく、
RCは、水素、ハロゲン、シアノ、ニトロ、C1〜C10アルキル、C2〜C10アルケニル、C2〜C10アルキニル、C1〜C10ハロアルキル、C3〜C7シクロアルキル、C3〜C7シクロアルキル(C1〜C10)アルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールであり、ここで、
アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロアリール基はそれぞれ、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、シアノ、ニトロ、ハロ(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルコキシ、カルボキサミド、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールである1〜4個の基で置換されていてもよく、ここで、
前記アリールおよびヘテロアリール基は、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、ハロ(C1〜C6)アルキルまたはカルボキサミドである1〜4個の基で置換されていてもよく、
R5およびR6は独立に、水素、C1〜C6アルキルまたはモノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ(C1〜C6)アルキルであるか、または
R5およびR6は、それらが結合している炭素と一緒に、3〜8員のシクロアルキルまたはヘテロシクロアルキル環を形成する]を調製する方法であって、
(1)式:
【化21】
の化合物をヒドラジンで処理して、式:
【化22】
の化合物を得るステップと、
(2)(1)の生成物を式:
【化23】
の化合物および酢酸などの酸で、エタノールなどの適切な溶媒中で処理して、式:
【化24】
の化合物を得るステップとを含む方法。
【請求項96】
式:
【化25】
の化合物
[式中、
R1は、水素、ハロゲン、シアノ、ニトロまたは−B−R1’であり、ここで、
Bは、結合、−O−、−S−、−N(R1’)−、−N(R1’)CO−、−N[C(O)R1’]C(O)−、−N(R1’)SO2、−SO2N(R1’)−、−SO2−、−CO−、−CO2−または−C(O)N(R1’)−であり、
R1’は、それぞれ独立に、水素、C1〜C10ハロアルキル、C1〜C10アルキル、C2〜C10アルケニル、C2〜C10アルキニル、C3〜C10シクロアルキル、C2〜C10ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールであり、ここで、
アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロアリール基はそれぞれ、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、オキソ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、シアノ、ニトロ、ハロ(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルコキシ、カルボキサミド、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールである1〜4個の基で置換されていてもよく、ここで、
前記アリールおよびヘテロアリール基は、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、ハロ(C1〜C6)アルキルまたはカルボキサミドである1〜4個の基で置換されていてもよく、
X1は、NまたはCRCであり、
RCはそれぞれ、水素、ハロゲン、シアノ、ニトロ、C1〜C10アルキル、C2〜C10アルケニル、C2〜C10アルキニル、C1〜C10ハロアルキル、C3〜C7シクロアルキル、C3〜C7シクロアルキル(C1〜C10)アルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールであり、ここで、
アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロアリール基はそれぞれ、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、シアノ、ニトロ、ハロ(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルコキシ、カルボキサミド、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールである1〜4個の基で置換されていてもよく、ここで、
前記アリールおよびヘテロアリール基は、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、ハロ(C1〜C6)アルキルまたはカルボキサミドである1〜4個の基で置換されていてもよく、
R5およびR6は独立に、水素、C1〜C6アルキルまたはモノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ(C1〜C6)アルキルであるか、または
R5およびR6は、それらが結合している炭素と一緒に、3〜8員のシクロアルキルまたはヘテロシクロアルキル環を形成し、
X”は、O、NHまたはSである]を調製する方法であって、
(1)式:
【化26】
の化合物を、式:H2NC(NH)R1の化合物および水素化ナトリウムなどの塩基で、N,N−ジメチルホルムアミドなどの適切な溶媒中で処理して、式:
【化27】
の化合物を得るステップと、
(2)(1)の生成物を式:
【化28】
の化合物および水素化ナトリウムなどの塩基で、N,N−ジメチルホルムアミドなどの適切な溶媒中で処理して、式:
【化29】
の化合物を得るステップと、
(3)(2)の生成物を水素化ナトリウムなどの塩基およびH−X”−R1’で、N,N−ジメチルホルムアミドなどの適切な溶媒中で処理して、式:
【化30】
の化合物を得るステップとを含む方法。
【請求項97】
式:
【化31】
の化合物
[式中、
R0は、水素、ハロゲン、シアノ、ニトロまたは−A−R0’であり、
ここで、
Aは、結合、−O−、−S−、−N(R0’)−、−N(R0’)CO−、−N[C(O)R0’]C(O)−、−N(R0’)SO2−、−SO2N(R0’)−、−SO2−、−CO−、−CO2−または−C(O)N(R0’)−であり、
R0’は、それぞれ独立に、水素、C1〜C10ハロアルキル、C1〜C10アルキル、C2〜C10アルケニル、C2〜C10アルキニル、C3〜C10シクロアルキル、C2〜C10ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールであり、ここで、
アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロアリール基はそれぞれ、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、オキソ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、シアノ、ニトロ、ハロ(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルコキシ、カルボキサミド、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールである1〜4個の基で置換されていてもよく、ここで、
前記アリールおよびヘテロアリール基は、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、ハロ(C1〜C6)アルキルまたはカルボキサミドである1〜4個の基で置換されていてもよく、
R1は、水素、ハロゲン、シアノ、ニトロまたは−B−R1’であり、ここで、
Bは、結合、−O−、−S−、−N(R1’)−、−N(R1’)CO−、−N[C(O)R1’]C(O)−、−N(R1’)SO2、−SO2N(R1’)−、−SO2−、−CO−、−CO2−または−C(O)N(R1’)−であり、
R1’は、それぞれ独立に、水素、C1〜C10ハロアルキル、C1〜C10アルキル、C2〜C10アルケニル、C2〜C10アルキニル、C3〜C10シクロアルキル、C2〜C10ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールであり、ここで、
アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロアリール基はそれぞれ、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、オキソ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、シアノ、ニトロ、ハロ(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルコキシ、カルボキサミド、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールである1〜4個の基で置換されていてもよく、ここで、
前記アリールおよびヘテロアリール基は、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、ハロ(C1〜C6)アルキルまたはカルボキサミドである1〜4個の基で置換されていてもよく、
X1は、NまたはCRCであり、
RCはそれぞれ、水素、ハロゲン、シアノ、ニトロ、C1〜C10アルキル、C2〜C10アルケニル、C2〜C10アルキニル、C1〜C10ハロアルキル、C3〜C7シクロアルキル、C3〜C7シクロアルキル(C1〜C10)アルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールであり、ここで、
アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロアリール基はそれぞれ、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、シアノ、ニトロ、ハロ(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルコキシ、カルボキサミド、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールである1〜4個の基で置換されていてもよく、ここで、
前記アリールおよびヘテロアリール基は、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、ハロ(C1〜C6)アルキルまたはカルボキサミドである1〜4個の基で置換されていてもよく、
R5およびR6は独立に、水素、C1〜C6アルキルまたはモノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ(C1〜C6)アルキルであるか、または
R5およびR6は、それらが結合している炭素と一緒に、3〜8員のシクロアルキルまたはヘテロシクロアルキル環を形成し、
X”は、O、NHまたはSである]を調製する方法であって、
(1)式:
【化32】
の化合物を、H2NC(NH)R1および水素化ナトリウムなどの塩基で、N,N−ジメチルホルムアミドなどの適切な溶媒中で処理して、式:
【化33】
の化合物を得るステップと、
(2)(1)の生成物を式:
【化34】
の化合物および水素化ナトリウムなどの塩基で、N,N−ジメチルホルムアミドなどの適切な溶媒中で処理して、式:
【化35】
の化合物を得るステップと、
(3)(2)の生成物を式:H−X”−R1’の化合物および水素化ナトリウムなどの塩基で、N,N−ジメチルホルムアミドなどの適切な溶媒中で処理して、式:
【化36】
の化合物を得るステップとを含む方法。
【請求項98】
式:
【化37】
の化合物
[式中、
R1は、水素、ハロゲン、シアノ、ニトロまたは−B−R1’であり、ここで、
Bは、結合、−O−、−S−、−N(R1’)−、−N(R1’)CO−、−N[C(O)R1’]C(O)−、−N(R1’)SO2、−SO2N(R1’)−、−SO2−、−CO−、−CO2−または−C(O)N(R1’)−であり、
R1’は、それぞれ独立に、水素、C1〜C10ハロアルキル、C1〜C10アルキル、C2〜C10アルケニル、C2〜C10アルキニル、C3〜C10シクロアルキル、C2〜C10ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールであり、ここで、
アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロアリール基はそれぞれ、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、オキソ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、シアノ、ニトロ、ハロ(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルコキシ、カルボキサミド、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールである1〜4個の基で置換されていてもよく、ここで、
前記アリールおよびヘテロアリール基は、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、ハロ(C1〜C6)アルキルまたはカルボキサミドである1〜4個の基で置換されていてもよく、
X1は、NまたはCRCであり、
RCはそれぞれ、水素、ハロゲン、シアノ、ニトロ、C1〜C10アルキル、C2〜C10アルケニル、C2〜C10アルキニル、C1〜C10ハロアルキル、C3〜C7シクロアルキル、C3〜C7シクロアルキル(C1〜C10)アルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールであり、ここで、
アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロアリール基はそれぞれ、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、シアノ、ニトロ、ハロ(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルコキシ、カルボキサミド、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールである1〜4個の基で置換されていてもよく、ここで、
前記アリールおよびヘテロアリール基は、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、ハロ(C1〜C6)アルキルまたはカルボキサミドである1〜4個の基で置換されていてもよく、
R5およびR6は独立に、水素、C1〜C6アルキルまたはモノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ(C1〜C6)アルキルであるか、または
R5およびR6は、それらが結合している炭素と一緒に、3〜8員のシクロアルキルまたはヘテロシクロアルキル環を形成する]を調製する方法であって、
(1)3,5−ジフルオロピコリノニトリルを式:H2NC(NH)R1の化合物および水素化ナトリウムなどの塩基で、N,N−ジメチルホルムアミドなどの適切な溶媒中で処理して、式:
【化38】
の化合物を得るステップと、
(2)(1)の生成物を式:
【化39】
の化合物および水素化ナトリウムなどの塩基で、N,N−ジメチルホルムアミドなどの適切な溶媒中で処理して、式:
【化40】
の化合物を得るステップとを含む方法。
【請求項99】
(2−(1−シアノ−2−エトキシビニル)−4−フルオロベンゾニトリルを調製する方法であって、2−ブロモ−4−フルオロベンゾニトリルを3−エトキシアクリロニトリル、Pd(OAc)2などの金属触媒およびトリエチルアミンなどの塩基で、トルエンなどの適切な溶媒中で処理するステップを含む方法。
【請求項100】
1−アミノ−6−フルオロイソキノリン−4−カルボニトリルを調製する方法であって、(2−(1−シアノ−2−エトキシビニル)−4−フルオロベンゾニトリルをアンモニアで、メタノールなどの適切な溶媒中で処理するステップを含む方法。
【請求項101】
式:
【化41】
の化合物
[式中、
X1は、NまたはCRCであり、
RCはそれぞれ、水素、ハロゲン、シアノ、ニトロ、C1〜C10アルキル、C2〜C10アルケニル、C2〜C10アルキニル、C1〜C10ハロアルキル、C3〜C7シクロアルキル、C3〜C7シクロアルキル(C1〜C10)アルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールであり、ここで、
アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロアリール基はそれぞれ、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、シアノ、ニトロ、ハロ(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルコキシ、カルボキサミド、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールである1〜4個の基で置換されていてもよく、ここで、
前記アリールおよびヘテロアリール基は、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、ハロ(C1〜C6)アルキルまたはカルボキサミドである1〜4個の基で置換されていてもよく、
R5およびR6は独立に、水素、C1〜C6アルキルまたはモノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ(C1〜C6)アルキルであるか、または
R5およびR6は、それらが結合している炭素と一緒に、3〜8員のシクロアルキルまたはヘテロシクロアルキル環を形成する]を調製する方法であって、
(1)2−ブロモ−4−フルオロベンゾニトリルを3−エトキシアクリロニトリル、Pd(OAc)2などの金属触媒およびトリエチルアミンなどの塩基で、トルエンなどの適切な溶媒中で処理して、(2−(1−シアノ−2−エトキシビニル)−4−フルオロベンゾニトリルを得るステップと、
(2)(1)の生成物をアンモニアで、メタノールなどの適切な溶媒中で処理して、1−アミノ−6−フルオロイソキノリン−4−カルボニトリルを得るステップと、
(3)(2)の生成物を式:
【化42】
の化合物および水素化ナトリウムなどの塩基で、N,N−ジメチルアセトアミドなどの適切な溶媒中で処理して、式:
【化43】
の化合物を得るステップとを含む方法。
【請求項102】
ウイルス感染を患っている患者を治療する方法であって、前記患者に治療有効量の請求項1に記載の化合物を投与することを含む方法。
【請求項103】
式:
【化44】
の化合物
[式中、
R70は、−NR73R74であり、ここで、R73およびR74は独立に、水素、C1〜C6アルキル、C3〜C7シクロアルキルまたはC3〜C7シクロアルキル(C1〜C6)アルキルを表し、
R71は、ハロゲンまたはヒドラジノであり、
R72は、水素またはC1〜C6アルキルであり、
R75は、水素またはハロゲンであり、
R76は、水素またはハロゲンである]。
【請求項104】
R71がフルオロである、請求項103に記載の化合物。
【請求項105】
R72が、メチルまたは水素である、請求項103に記載の化合物。
【請求項106】
R71が、フルオロまたはヒドラジノである、請求項103に記載の化合物。
【請求項107】
R76が、水素またはフルオロである、請求項103に記載の化合物。
【請求項108】
R71およびR75が、両方ともフルオロである、請求項103に記載の化合物。
【請求項109】
式:
【化45】
の化合物
[式中、
R90は、−NR93R94であり、ここで、R93およびR94は独立に、水素、C1〜C6アルキル、C3〜C7シクロアルキルまたはC3〜C7シクロアルキル(C1〜C6)アルキルを表し、
R91は、ハロゲン、シアノ、C1〜C6アルカノイル、ヒドロキシイミノ(C2〜C6)アルキルまたは水素であり、
R92は、ヒドラジノまたはフルオロである]。
【請求項110】
R92がフルオロである、請求項109に記載の化合物。
【請求項111】
R92がヒドラジノである、請求項109に記載の化合物。
【請求項112】
R91が、ブロモまたはアセチルである、請求項109に記載の化合物。
【請求項113】
R90がアミノである、請求項109に記載の化合物。
【請求項1】
式:
【化1】
の化合物および薬学的に許容できるその塩
[式中、
R0は、水素、ハロゲン、シアノ、ニトロまたは−A−R0’であり、
ここで、
Aは、結合、−O−、−S−、−N(R0’)−、−N(R0’)CO−、−N[C(O)R0’]C(O)−、−N(R0’)SO2−、−SO2N(R0’)−、−SO2−、−CO−、−CO2−または−C(O)N(R0’)−であり、
R0’は、それぞれ独立に、水素、C1〜C10ハロアルキル、C1〜C10アルキル、C3〜C10シクロアルキル、C2〜C10ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールであり、ここで、
アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロアリール基はそれぞれ、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、オキソ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、シアノ、ニトロ、ハロ(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルコキシ、カルボキサミド、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールである1〜4個の基で置換されていてもよく、ここで、
前記アリールおよびヘテロアリール基は、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、ハロ(C1〜C6)アルキルまたはカルボキサミドである1〜4個の基で置換されていてもよく、
Q1、Q4およびQ5は、それぞれ独立に、NまたはCR1であり、ここで、
R1はそれぞれ、水素、ハロゲン、シアノ、ニトロまたは−B−R1’であり、ここで、
Bは、結合、−O−、−S−、−N(R1’)−、−N(R1’)CO−、−N[C(O)R1’]C(O)−、−N(R1’)SO2、−SO2N(R1’)−、−SO2−、−CO−、−CO2−または−C(O)N(R1’)−であり、
R1’は、それぞれ独立に、水素、C1〜C10ハロアルキル、C1〜C10アルキル、C3〜C10シクロアルキル、C2〜C10ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールであり、ここで、
アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロアリール基はそれぞれ、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、オキソ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、シアノ、ニトロ、ハロ(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルコキシ、カルボキサミド、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールである1〜4個の基で置換されていてもよく、ここで、
前記アリールおよびヘテロアリール基は、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、ハロ(C1〜C6)アルキルまたはカルボキサミドである1〜4個の基で置換されていてもよく、
Q2およびQ3は、それぞれ独立に、NまたはCR2であり、ここで、
R2は、それぞれ独立に、
(a)H、
(b)ハロゲンまたは
(c)C1〜C15アルキル基中の5個までの炭素原子が、R22、カルボニル、エテニル、エチニルまたはN、O、S、SO2もしくはSOから選択される部分により独立に置き換えられていてもよく、ただし、2個のO原子、2個のS原子または1個のOおよび1個のS原子は、相互に直接隣接していない、C1〜C15アルキル基であり、ここで、
R22は、
(i)ヘテロアリール、
(ii)アリール、
(iii)飽和もしくは不飽和C3〜C10シクロアルキルまたは
(iv)飽和もしくは不飽和C2〜C10ヘテロシクロアルキルであり、ここで、
アリール、ヘテロアリール、飽和もしくは不飽和シクロアルキルまたは飽和もしくは不飽和ヘテロシクロアルキルは、それぞれ独立に、独立にヒドロキシ、ハロ、アミノ、シアノ、カルボキシ、カルボキサミド、ニトロ、オキソ、−S−(C1〜C6)アルキル、−SO2−(C1〜C6)アルキル、−SO2−アリール、−SO−(C1〜C6)アルキル、−SO−アリール、−SO2NH2、−SO2NH−(C1〜C6)アルキル、−SO2NH−アリール、(C1〜C6)アルコキシまたはモノ−もしくはジ−(C1〜C10)アルキルアミノである少なくとも1個の基で置換されていてもよく、
R22はそれぞれ、C6〜C10アリール基、C5〜C8飽和環式基またはC5〜C10ヘテロシクロアルキル基に縮合していてもよく、ここで、
(c)はそれぞれ、任意の利用可能な位置で、C1〜C10アルキル、C1〜C10ハロアルキル、C2〜C10アルケニル、C2〜C10アルキニル、ヒドロキシ、カルボキシ、カルボキサミド、オキソ、ハロ、アミノ、シアノ、ニトロ、−SH、−S−(C1〜C6)アルキル、−SO2−(C1〜C6)アルキル、−SO2NH2、−SO2NH−(C1〜C6)アルキル、−SO2NH−アリール、−SO2−アリール、−SO−(C1〜C6)アルキル、−SO2−アリール、C1〜C6アルコキシ、C2〜C10アルケニルオキシ、C2〜C10アルキニルオキシ、モノ−もしくはジ−(C1〜C10)アルキルアミノまたはR23で置換されていてもよく、ここで、
R23は、
(1)ヘテロアリール、
(2)アリール、
(3)飽和もしくは不飽和C5〜C10シクロアルキルまたは
(4)飽和もしくは不飽和C5〜C10ヘテロシクロアルキルであり、
前記R23基は、独立にヒドロキシ、オキソ、ハロ、アミノ、シアノ、ニトロ、−SH、−S−(C1〜C6)アルキル、−SO2−(C1〜C6)アルキル、−SO2−アリール、−SO−(C1〜C6)アルキル、−SO−アリール、−SO2NH2、−SO2NH−(C1〜C6)アルキル、−SO2NH−アリール、(C1〜C6)アルコキシまたはモノ−もしくはジ−(C1〜C10)アルキルアミノである少なくとも1個の基で置換されていてもよく、
R7は、O、SまたはNR7’であり、ここで、
R7’は、H、−OH、−NH2、−NHR22、−NH−(C1〜C6アルキル)、−O−(C0〜C6)アルキル−R22または−(カルボキシで置換されていてもよいC1〜C6アルコキシ)であり、
X1およびYは、それぞれ独立に、NまたはCRCであり、ここで、
RCは、それぞれ独立に、水素、ハロゲン、シアノ、ニトロ、C1〜C10アルキル、C2〜C10アルケニル、C2〜C10アルキニル、C1〜C10ハロアルキル、C3〜C7シクロアルキル、C3〜C7シクロアルキル(C1〜C10)アルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールであり、ここで、
アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロアリール基はそれぞれ、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、シアノ、ニトロ、ハロ(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルコキシ、カルボキサミド、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールである1〜4個の基で置換されていてもよく、ここで、
前記アリールおよびヘテロアリール基は、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、ハロ(C1〜C6)アルキルまたはカルボキサミドである1〜4個の基で置換されていてもよく、
X2およびX3は独立に、C(R5)(R6)、O、N(R5)またはS(O)pであり、ここで、
R5およびR6は、それぞれ独立に、水素、C1〜C6アルキルまたはモノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ(C1〜C6)アルキルであるか、または
R5およびR6は、それらが結合している炭素と一緒に、3〜8員のシクロアルキルまたはヘテロシクロアルキル環を形成し、
pは、0、1または2であり、
nは、0、1、2、3または4であり、
ただし、
(i)Q1およびQ2のうちの1個であって唯一の1個が、Nであってよく、
(ii)Q3、Q4およびQ5のうちの1個であって唯一の1個が、Nであってよい]。
【請求項2】
R0が、水素、ハロゲン、C1〜C3アルキルまたは−A−R0’であり、ここで、
Aは、−O−、−N(R0’)−、−N(R0’)CO−、−N[C(O)R0’]C(O)−または−N(R0’)SO2−であり、
R0’は、それぞれ独立に、水素、C1〜C10ハロアルキル、C1〜C10アルキルまたはC3〜C10シクロアルキル、C2〜C10ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールであり、ここで、
アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロアリール基はそれぞれ、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、オキソ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、シアノ、ニトロ、ハロ(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルコキシ、カルボキサミド、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールである1〜4個の基で置換されていてもよい、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
R0が、−N(R0’)2−であり、ここで、
R0’は、それぞれ独立に、水素、C1〜C10ハロアルキル、C1〜C10アルキルまたはC3〜C10シクロアルキル、C2〜C10ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールであり、ここで、
アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロアリール基はそれぞれ、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、オキソ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、シアノ、ニトロ、ハロ(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルコキシ、カルボキサミド、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールである1〜4個の基で置換されていてもよい、請求項2に記載の化合物。
【請求項4】
R0が、−N(R0’)2−であり、ここで、
R0’は、それぞれ独立に、水素、C1〜C10ハロアルキル、C1〜C10アルキルである、請求項3に記載の化合物。
【請求項5】
Q1が、CR1であり、Q2が、Nである、請求項1に記載の化合物。
【請求項6】
R1が、水素または−B−R1’であり、
ここで、
Bは、結合、−O−または−N(R1’)−であり、
R1’は、それぞれ独立に、水素、C1〜C10ハロアルキル、C1〜C10アルキル、C3〜C10シクロアルキル、C2〜C10ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールであり、ここで、
アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロアリール基はそれぞれ、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、オキソ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、シアノ、ニトロ、ハロ(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルコキシ、カルボキサミド、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールである1〜4個の基で置換されていてもよい、請求項5に記載の化合物。
【請求項7】
Q3が、CR2であり、
Q4およびQ5が、CR1である、請求項1に記載の化合物。
【請求項8】
Q3が、Nであり、
Q4およびQ5が、CR1である、請求項1に記載の化合物。
【請求項9】
X1が、Nである、請求項1に記載の化合物。
【請求項10】
Yが、Nである、請求項1に記載の化合物。
【請求項11】
X1が、CRCである、請求項1に記載の化合物。
【請求項12】
Yが、CRCである、請求項1に記載の化合物。
【請求項13】
Yが、CRCである、請求項9に記載の化合物。
【請求項14】
RCが、水素、ハロゲン、C1〜C10アルキル、C1〜C10ハロアルキル、C3〜C7シクロアルキルまたはC3〜C7シクロアルキル(C1〜C10)アルキルである、請求項13に記載の化合物。
【請求項15】
Yが、CRCであり、ここで、
RCは、それぞれ独立に、水素、ハロゲン、C1〜C10アルキル、C1〜C10ハロアルキル、C3〜C7シクロアルキルまたはC3〜C7シクロアルキル(C1〜C10)アルキルである、請求項11に記載の化合物。
【請求項16】
式:
【化2】
の請求項1に記載の化合物。
【請求項17】
R0が、水素、ハロゲン、C1〜C3アルキルまたは−A−R0’であり、ここで、
Aは、−O−、−N(R0’)−、−N(R0’)CO−、−N[C(O)R0’]C(O)−または−N(R0’)SO2−であり、
R0’は、それぞれ独立に、水素、C1〜C10ハロアルキル、C1〜C10アルキルまたはC3〜C10シクロアルキル、C2〜C10ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールであり、ここで、
アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロアリール基はそれぞれ、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、オキソ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、シアノ、ニトロ、ハロ(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルコキシ、カルボキサミド、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールである1〜4個の基で置換されていてもよい、請求項16に記載の化合物。
【請求項18】
R0が、−N(R0’)2−であり、ここで、
R0’は、それぞれ独立に、水素、C1〜C10ハロアルキル、C1〜C10アルキルまたはC3〜C10シクロアルキル、C2〜C10ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールであり、ここで、
アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロアリール基はそれぞれ、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、オキソ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、シアノ、ニトロ、ハロ(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルコキシ、カルボキサミド、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールである1〜4個の基で置換されていてもよい、請求項17に記載の化合物。
【請求項19】
Q2が、Nであり、
Q1が、CR1であり、
ここで、R1は、水素または−B−R1’であり、ここで、
Bは、結合、−O−または−N(R1’)−であり、
R1’は、それぞれ独立に、水素、C1〜C10ハロアルキル、C1〜C10アルキル、C3〜C10シクロアルキル、C2〜C10ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールであり、ここで、
アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロアリール基はそれぞれ、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、オキソ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、シアノ、ニトロ、ハロ(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルコキシ、カルボキサミド、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールである1〜4個の基で置換されていてもよい、請求項16に記載の化合物。
【請求項20】
Q3がNである、請求項16に記載の化合物。
【請求項21】
Q3が、CR2であり、ここで、
R2は、それぞれ独立に、
(a)H、
(b)ハロゲンまたは
(c)C1〜C15アルキル基であり、
ここで、(c)はそれぞれ、任意の利用可能な位置で、C1〜C10アルキル、C1〜C10ハロアルキル、C2〜C10アルケニル、C2〜C10アルキニル、ヒドロキシ、カルボキシ、カルボキサミド、オキソ、ハロ、アミノ、シアノ、ニトロ、−SH、−S−(C1〜C6)アルキル、−SO2−(C1〜C6)アルキル、−SO2NH2、−SO2NH−(C1〜C6)アルキル、−SO2NH−アリール、−SO2−アリール、−SO−(C1〜C6)アルキル、−SO2−アリール、C1〜C6アルコキシ、C2〜C10アルケニルオキシ、C2〜C10アルキニルオキシ、モノ(C1〜C10)アルキルアミノまたはジ(C1〜C10)アルキルアミノで置換されていてもよい、請求項16に記載の化合物。
【請求項22】
X1がNである、請求項16に記載の化合物。
【請求項23】
YがNである、請求項16に記載の化合物。
【請求項24】
X1がCRCである、請求項16に記載の化合物。
【請求項25】
Yが、CRCである、請求項16に記載の化合物。
【請求項26】
Yが、CRCであり、
ここで、RCは、水素、ハロゲン、C1〜C10アルキル、C1〜C10ハロアルキル、C3〜C7シクロアルキルまたはC3〜C7シクロアルキル(C1〜C10)アルキルである、請求項22に記載の化合物。
【請求項27】
Yが、CRCであり、
ここで、RCは、それぞれ独立に、水素、ハロゲン、C1〜C10アルキル、C1〜C10ハロアルキル、C3〜C7シクロアルキルまたはC3〜C7シクロアルキル(C1〜C10)アルキルである、請求項24に記載の化合物。
【請求項28】
式:
【化3】
の請求項1に記載の化合物。
【請求項29】
R0が、水素、ハロゲン、C1〜C3アルキルまたは−A−R0’であり、ここで、
Aは、−O−、−N(R0’)−、−N(R0’)CO−、−N[C(O)R0’]C(O)−または−N(R0’)SO2−であり、
R0’は、それぞれ独立に、水素、C1〜C10ハロアルキル、C1〜C10アルキルまたはC3〜C10シクロアルキル、C2〜C10ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールであり、ここで、
アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロアリール基はそれぞれ、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、オキソ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、シアノ、ニトロ、ハロ(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルコキシ、カルボキサミド、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールである1〜4個の基で置換されていてもよい、請求項28に記載の化合物。
【請求項30】
R0が、−N(R0’)2−であり、
R0’が、それぞれ独立に、水素、C1〜C10ハロアルキル、C1〜C10アルキルまたはC3〜C10シクロアルキル、C2〜C10ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールであり、ここで、
アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロアリール基はそれぞれ、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、オキソ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、シアノ、ニトロ、ハロ(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルコキシ、カルボキサミド、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールである1〜4個の基で置換されていてもよい、請求項29に記載の化合物。
【請求項31】
R1が、水素または−B−R1’であり、
ここで、
Bは、結合、−O−または−N(R1’)−であり、
R1’は、それぞれ独立に、水素、C1〜C10ハロアルキル、C1〜C10アルキル、C3〜C10シクロアルキル、C2〜C10ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールであり、ここで、
アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロアリール基はそれぞれ、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、オキソ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、シアノ、ニトロ、ハロ(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルコキシ、カルボキサミド、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールである1〜4個の基で置換されていてもよい、請求項28に記載の化合物。
【請求項32】
X1がNである、請求項28に記載の化合物。
【請求項33】
YがNである、請求項28に記載の化合物。
【請求項34】
X1がCRCである、請求項28に記載の化合物。
【請求項35】
YがCRCである、請求項28に記載の化合物。
【請求項36】
Yが、CRCであり、
ここで、RCは、水素、ハロゲン、C1〜C10アルキル、C1〜C10ハロアルキル、C3〜C7シクロアルキルまたはC3〜C7シクロアルキル(C1〜C10)アルキルである、請求項32に記載の化合物。
【請求項36】
Yが、CRCであり、
ここで、RCは、それぞれ独立に、水素、ハロゲン、C1〜C10アルキル、C1〜C10ハロアルキル、C3〜C7シクロアルキルまたはC3〜C7シクロアルキル(C1〜C10)アルキルである、請求項34に記載の化合物。
【請求項37】
式:
【化4】
の請求項1に記載の化合物。
【請求項38】
R0が、水素、ハロゲンまたは−A−R0’であり、ここで、
Aは、−O−、−N(R0’)−、−N(R0’)CO−、−N[C(O)R0’]C(O)−または−N(R0’)SO2−であり、
R0’は、それぞれ独立に、水素、C1〜C10ハロアルキル、C1〜C10アルキルまたはC3〜C10シクロアルキル、C2〜C10ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールであり、ここで、
アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロアリール基はそれぞれ、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、オキソ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、シアノ、ニトロ、ハロ(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルコキシ、カルボキサミド、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールである1〜4個の基で置換されていてもよい、請求項37に記載の化合物。
【請求項39】
R0が、−N(R0’)2−であり、
R0’が、それぞれ独立に、水素、C1〜C10ハロアルキル、C1〜C10アルキルまたはC3〜C10シクロアルキル、C2〜C10ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールであり、ここで、
アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロアリール基はそれぞれ、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、オキソ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、シアノ、ニトロ、ハロ(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルコキシ、カルボキサミド、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールである1〜4個の基で置換されていてもよい、請求項38に記載の化合物。
【請求項40】
X1がNである、請求項37に記載の化合物。
【請求項41】
YがNである、請求項37に記載の化合物。
【請求項42】
X1がCRCである、請求項37に記載の化合物。
【請求項43】
YがCRCである、請求項37に記載の化合物。
【請求項44】
Yが、CRCであり、
ここで、RCは、水素、ハロゲン、C1〜C10アルキル、C1〜C10ハロアルキル、C3〜C7シクロアルキルまたはC3〜C7シクロアルキル(C1〜C10)アルキルである、請求項40に記載の化合物。
【請求項45】
Yが、CRCであり、
ここで、RCは、それぞれ独立に、水素、ハロゲン、C1〜C10アルキル、C1〜C10ハロアルキル、C3〜C7シクロアルキルまたはC3〜C7シクロアルキル(C1〜C10)アルキルである、請求項42に記載の化合物。
【請求項46】
式:
【化5】
の請求項1に記載の化合物。
【請求項47】
R0が、水素、ハロゲン、C1〜C3アルキルまたは−A−R0’であり、ここで、
Aは、−O−、−N(R0’)−、−N(R0’)CO−、−N[C(O)R0’]C(O)−または−N(R0’)SO2−であり、
R0’は、それぞれ独立に、水素、C1〜C10ハロアルキル、C1〜C10アルキルまたはC3〜C10シクロアルキル、C2〜C10ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールであり、ここで、
アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロアリール基はそれぞれ、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、オキソ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、シアノ、ニトロ、ハロ(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルコキシ、カルボキサミド、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールである1〜4個の基で置換されていてもよい、請求項46に記載の化合物。
【請求項48】
R0が、−N(R0’)2−であり、
R0’が、それぞれ独立に、水素、C1〜C10ハロアルキル、C1〜C10アルキルまたはC3〜C10シクロアルキル、C2〜C10ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールであり、ここで、
アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロアリール基はそれぞれ、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、オキソ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、シアノ、ニトロ、ハロ(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルコキシ、カルボキサミド、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールである1〜4個の基で置換されていてもよい、請求項47に記載の化合物。
【請求項49】
R1が、水素または−B−R1’であり、
ここで、
Bは、結合、−O−または−N(R1’)−であり、
R1’は、それぞれ独立に、水素、C1〜C10ハロアルキル、C1〜C10アルキル、C3〜C10シクロアルキル、C2〜C10ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールであり、ここで、
アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロアリール基はそれぞれ、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、オキソ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、シアノ、ニトロ、ハロ(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルコキシ、カルボキサミド、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールである1〜4個の基で置換されていてもよい、請求項46に記載の化合物。
【請求項50】
RCが、水素、ハロゲン、C1〜C10アルキル、C1〜C10ハロアルキル、C3〜C7シクロアルキルまたはC3〜C7シクロアルキル(C1〜C10)アルキルである、請求項46に記載の化合物。
【請求項51】
式:
【化6】
の請求項1に記載の化合物。
【請求項52】
R0が、水素、ハロゲンまたは−A−R0’であり、ここで、
Aは、−O−、−N(R0’)−、−N(R0’)CO−、−N[C(O)R0’]C(O)−または−N(R0’)SO2−であり、
R0’は、それぞれ独立に、水素、C1〜C10ハロアルキル、C1〜C10アルキルまたはC3〜C10シクロアルキル、C2〜C10ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールであり、ここで、
アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロアリール基はそれぞれ、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、オキソ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、シアノ、ニトロ、ハロ(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルコキシ、カルボキサミド、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールである1〜4個の基で置換されていてもよい、請求項51に記載の化合物。
【請求項53】
R0が、−N(R0’)2−であり、
R0’が、それぞれ独立に、水素、C1〜C10ハロアルキル、C1〜C10アルキルまたはC3〜C10シクロアルキル、C2〜C10ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールであり、ここで、
アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロアリール基はそれぞれ、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、オキソ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、シアノ、ニトロ、ハロ(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルコキシ、カルボキサミド、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールである1〜4個の基で置換されていてもよい、請求項52に記載の化合物。
【請求項54】
RCが、水素、ハロゲン、C1〜C10アルキル、C1〜C10ハロアルキル、C3〜C7シクロアルキルまたはC3〜C7シクロアルキル(C1〜C10)アルキルである、請求項51に記載の化合物。
【請求項55】
式:
【化7】
の請求項1に記載の化合物。
【請求項56】
R1が、水素または−B−R1’であり、
ここで、
Bは、結合、−O−または−N(R1’)−であり、
R1’は、それぞれ独立に、水素、C1〜C10ハロアルキル、C1〜C10アルキル、C3〜C10シクロアルキル、C2〜C10ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールであり、ここで、
アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロアリール基はそれぞれ、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、オキソ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、シアノ、ニトロ、ハロ(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルコキシ、カルボキサミド、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールである1〜4個の基で置換されていてもよい、請求項55に記載の化合物。
【請求項57】
RCが、水素、ハロゲン、C1〜C10アルキル、C1〜C10ハロアルキル、C3〜C7シクロアルキルまたはC3〜C7シクロアルキル(C1〜C10)アルキルである、請求項55に記載の化合物。
【請求項58】
式:
【化8】
の請求項1に記載の化合物。
【請求項59】
RCが、水素、ハロゲン、C1〜C10アルキル、C1〜C10ハロアルキル、C3〜C7シクロアルキルまたはC3〜C7シクロアルキル(C1〜C10)アルキルである、請求項58に記載の化合物。
【請求項60】
式:
【化9】
の請求項1に記載の化合物。
【請求項61】
R0が、水素、ハロゲン、C1〜C3アルキルまたは−A−R0’であり、ここで、
Aは、−O−、−N(R0’)−、−N(R0’)CO−、−N[C(O)R0’]C(O)−または−N(R0’)SO2−であり、
R0’は、それぞれ独立に、水素、C1〜C10ハロアルキル、C1〜C10アルキルまたはC3〜C10シクロアルキル、C2〜C10ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールであり、ここで、
アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロアリール基はそれぞれ、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、オキソ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、シアノ、ニトロ、ハロ(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルコキシ、カルボキサミド、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールである1〜4個の基で置換されていてもよい、請求項60に記載の化合物。
【請求項62】
R0が、−N(R0’)2−であり、
R0’が、それぞれ独立に、水素、C1〜C10ハロアルキル、C1〜C10アルキルまたはC3〜C10シクロアルキル、C2〜C10ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールであり、ここで、
アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロアリール基はそれぞれ、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、オキソ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、シアノ、ニトロ、ハロ(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルコキシ、カルボキサミド、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールである1〜4個の基で置換されていてもよい、請求項61に記載の化合物。
【請求項63】
R1が、水素または−B−R1’であり、
ここで、
Bは、結合、−O−または−N(R1’)−であり、
R1’は、それぞれ独立に、水素、C1〜C10ハロアルキル、C1〜C10アルキル、C3〜C10シクロアルキル、C2〜C10ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールであり、ここで、
アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロアリール基はそれぞれ、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、オキソ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、シアノ、ニトロ、ハロ(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルコキシ、カルボキサミド、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールである1〜4個の基で置換されていてもよい、請求項60に記載の化合物。
【請求項64】
RCが、水素、ハロゲン、C1〜C10アルキル、C1〜C10ハロアルキル、C3〜C7シクロアルキルまたはC3〜C7シクロアルキル(C1〜C10)アルキルである、請求項60に記載の化合物。
【請求項65】
式:
【化10】
の請求項1に記載の化合物。
【請求項66】
R0が、水素、ハロゲンまたは−A−R0’であり、ここで、
Aは、−O−、−N(R0’)−、−N(R0’)CO−、−N[C(O)R0’]C(O)−または−N(R0’)SO2−であり、
R0’は、それぞれ独立に、水素、C1〜C10ハロアルキル、C1〜C10アルキルまたはC3〜C10シクロアルキル、C2〜C10ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールであり、ここで、
アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロアリール基はそれぞれ、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、オキソ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、シアノ、ニトロ、ハロ(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルコキシ、カルボキサミド、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールである1〜4個の基で置換されていてもよい、請求項65に記載の化合物。
【請求項67】
R0が、−N(R0’)2−であり、
R0’が、それぞれ独立に、水素、C1〜C10ハロアルキル、C1〜C10アルキルまたはC3〜C10シクロアルキル、C2〜C10ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールであり、ここで、
アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロアリール基はそれぞれ、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、オキソ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、シアノ、ニトロ、ハロ(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルコキシ、カルボキサミド、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールである1〜4個の基で置換されていてもよい、請求項66に記載の化合物。
【請求項68】
RCが、水素、ハロゲン、C1〜C10アルキル、C1〜C10ハロアルキル、C3〜C7シクロアルキルまたはC3〜C7シクロアルキル(C1〜C10)アルキルである、請求項65に記載の化合物。
【請求項69】
式:
【化11】
の請求項1に記載の化合物。
【請求項70】
R1が、水素または−B−R1’であり、
ここで、
Bは、結合、−O−または−N(R1’)−であり、
R1’は、それぞれ独立に、水素、C1〜C10ハロアルキル、C1〜C10アルキル、C3〜C10シクロアルキル、C2〜C10ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールであり、ここで、
アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロアリール基はそれぞれ、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、オキソ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、シアノ、ニトロ、ハロ(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルコキシ、カルボキサミド、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールである1〜4個の基で置換されていてもよい、請求項69に記載の化合物。
【請求項71】
RCが、水素、ハロゲン、C1〜C10アルキル、C1〜C10ハロアルキル、C3〜C7シクロアルキルまたはC3〜C7シクロアルキル(C1〜C10)アルキルである、請求項69に記載の化合物。
【請求項72】
式:
【化12】
の請求項1に記載の化合物。
【請求項73】
RCが、水素、ハロゲン、C1〜C10アルキル、C1〜C10ハロアルキル、C3〜C7シクロアルキルまたはC3〜C7シクロアルキル(C1〜C10)アルキルである、請求項72に記載の化合物。
【請求項74】
式:
【化13】
の請求項1に記載の化合物。
【請求項75】
R0が、水素、ハロゲン、C1〜C3アルキルまたは−A−R0’であり、ここで、
Aは、−N(R0’)−、−N(R0’)CO−、−N[C(O)R0’]C(O)−または−N(R0’)SO2−であり、
R0’は、それぞれ独立に、水素、C1〜C10ハロアルキル、C1〜C10アルキルまたはC3〜C10シクロアルキル、C2〜C10ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールであり、ここで、
アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロアリール基はそれぞれ、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、オキソ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、シアノ、ニトロ、ハロ(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルコキシ、カルボキサミド、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールである1〜4個の基で置換されていてもよい、請求項74に記載の化合物。
【請求項76】
R0が、ヒドロキシルである、請求項75に記載の化合物。
【請求項77】
R0が、−N(R0’)2−であり、
R0’が、それぞれ独立に、水素、C1〜C10ハロアルキルまたはC1〜C10アルキルである、請求項75に記載の化合物。
【請求項78】
R0が−NH2である、請求項77に記載の化合物。
【請求項79】
式:
【化14】
の請求項1に記載の化合物。
【請求項80】
R0が、水素、ハロゲン、ヒドロキシル、C1〜C3アルキルまたは−A−R0’であり、ここで、
Aは、−N(R0’)−、−N(R0’)CO−、−N[C(O)R0’]C(O)−または−N(R0’)SO2−であり、
R0’は、それぞれ独立に、水素、C1〜C10ハロアルキル、C1〜C10アルキルまたはC3〜C10シクロアルキル、C2〜C10ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールであり、ここで、
アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロアリール基はそれぞれ、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、オキソ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、シアノ、ニトロ、ハロ(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルコキシ、カルボキサミド、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールである1〜4個の基で置換されていてもよい、請求項79に記載の化合物。
【請求項81】
R0がヒドロキシルである、請求項80に記載の化合物。
【請求項82】
R0が、−N(R0’)2−であり、
R0’が、それぞれ独立に、水素、C1〜C10ハロアルキルまたはC1〜C10アルキルである、請求項80に記載の化合物。
【請求項83】
R0が−NH2である、請求項82に記載の化合物。
【請求項84】
1−(4−アミノ−キナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−1,5,6,7−テトラヒドロ−インドール−4−オン;
1−(4−アミノ−2−メチル−キナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−1,5,6,7−テトラヒドロ−インドール−4−オン;
1−(2,4−ジアミノ−キナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−1,5,6,7−テトラヒドロ−インドール−4−オン;
1−(4−アミノ−8−フルオロ−キナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−1,5,6,7−テトラヒドロ−インドール−4−オン;
1−[4−アミノ−8−(2−メトキシ−エトキシ)−キナゾリン−7−イル]−3,6,6−トリメチル−1,5,6,7−テトラヒドロ−インドール−4−オン;
1−[4−アミノ−8−(2−ジメチルアミノ−エトキシ)−キナゾリン−7−イル]−3,6,6−トリメチル−1,5,6,7−テトラヒドロ−インドール−4−オン;
1−(1−アミノ−4−ブロモ−イソキノリン−6−イル)−6,6−ジメチル−3−トリフルオロメチル−1,5,6,7−テトラヒドロ−インダゾール−4−オン;
1−(1−アミノ−4−ブロモ−イソキノリン−6−イル)−3,6,6−トリメチル−1,5,6,7−テトラヒドロ−インドール−4−オン;
1−(1−アミノ−4−ブロモ−イソキノリン−6−イル)−3,6,6−トリメチル−1,5,6,7−テトラヒドロ−インダゾール−4−オン;
1−(1−アミノ−イソキノリン−6−イル)−3,6,6−トリメチル−1,5,6,7−テトラヒドロ−インダゾール−4−オン;
1−(4−アミノ−キナゾリン−7−イル)−3−メチル−1,5,6,7−テトラヒドロ−インドール−4−オン;
1−(1−アミノ−イソキノリン−6−イル)−3,6,6−トリメチル−1,5,6,7−テトラヒドロ−インドール−4−オン;
2−(2−メトキシエチルアミノ)−4−(3−メチル−4−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロインドール−1−イル)ベンズアミド;
1−(4−アミノ−キナゾリン−7−イル)−6,6−ジメチル−3−トリフルオロメチル−1,5,6,7−テトラヒドロ−インダゾール−4−オン;
1−[4−アミノ−8−(2−メトキシ−エチルアミノ)−キナゾリン−7−イル]−3,6,6−トリメチル−1,5,6,7−テトラヒドロ−インドール−4−オン;
1−(4−アミノ−5−フルオロ−キナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−1,5,6,7−テトラヒドロ−インドール−4−オン;
1−(4−アミノ−5−ブチルスルファニル−キナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−1,5,6,7−テトラヒドロ−インドール−4−オン;
1−(4−アミノ−キナゾリン−7−イル)−3−シクロプロピルメチル−6,6−ジメチル−1,5,6,7−テトラヒドロ−インダゾール−4−オン;
1−(3−クロロ−イソキノリン−6−イル)−3,6,6−トリメチル−1,5,6,7−テトラヒドロ−インドール−4−オン;
1−アミノ−6−(3,6,6−トリメチル−4−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−インドール−1−イル)−イソキノリン−4−カルボニトリル;
1−(4−アセチル−1−アミノ−イソキノリン−6−イル)−3,6,6 トリメチル−1,5,6,7−テトラヒドロ−インドール−4−オン;
1−アミノ−6−(3,6,6−トリメチル−4−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−インドール−1−イル)−イソキノリン−4−カルボン酸アミド;
1−アミノ−N−ヒドロキシ−6−(3,6,6−トリメチル−4−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−インドール−1−イル)−イソキノリン−4−カルボキサミジン;
1−アミノ−6−(3,6,6−トリメチル−4−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−インドール−1−イル)−イソキノリン−4−カルボン酸;
1−(1,4−ジアミノ−イソキノリン−6−イル)−3,6,6−トリメチル−1,5,6,7−テトラヒドロ−インドール−4−オン;
1−(4−アミノ−ピリド[3,2−d]ピリミジン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−1,5,6,7−テトラヒドロ−インドール−4−オン;
1−(4−シクロプロピルアミノ−キナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−1,5,6,7−テトラヒドロ−インドール−4−オン;
1−(2−アミノ−キナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−1,5,6,7−テトラヒドロ−インドール−4−オン;
1−(2−アミノ−4−メチル−キナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−1,5,6,7−テトラヒドロ−インドール−4−オン;
または薬学的に許容できるその塩
である、請求項1に記載の化合物。
【請求項85】
1−(4−アミノピリド[3,2−d]ピリミジン−7−イル)−2,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノキナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノ−2−メチルキナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(2,4−ジアミノキナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(1−アミノイソキノリン−6−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノ−8−フルオロキナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン`;
1−(1−クロロイソキノリン−6−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノキナゾリン−7−イル)−3−メチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(1−アミノ−4−ブロモイソキノリン−6−イル)−6,6−ジメチル−3−(トリフルオロメチル)−6,7−ジヒドロ−1H−インダゾール−4(5H)−オン;
1−(1−アミノ−4−ブロモイソキノリン−6−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インダゾール−4(5H)−オン;
1−(1−アミノ−4−ブロモイソキノリン−6−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(1−アミノイソキノリン−6−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インダゾール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノ−8−(2−メトキシエトキシ)キナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノキナゾリン−7−イル)−6,6−ジメチル−3−(トリフルオロメチル)−6,7−ジヒドロ−1H−インダゾール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノ−8−(2−(ジメチルアミノ)エトキシ)キナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノ−8−ブトキシキナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノ−8−(ブチルチオ)キナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノ−8−(ブチルアミノ)キナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノ−8−(2−メトキシエチルアミノ)キナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノ−8−(2−ヒドロキシエトキシ)キナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノ−8−(3−ヒドロキシプロポキシ)キナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノ−8−(2−(ジメチルアミノ)エチルアミノ)キナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノ−8−(3−メトキシプロポキシ)キナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノ−8−メトキシキナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノ−8−エトキシキナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノ−5−フルオロキナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノ−8−メルカプトキナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノ−8−フルオロキナゾリン−7−イル)−3,6−ジメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノピリド[3,2−d]ピリミジン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(8−(アリルチオ)−4−アミノキナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノ−8−ヒドロキシキナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノ−8−(プロプ−2−イニルオキシ)キナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノ−8−(ブト−3−イニルオキシ)キナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノ−5−(プロプ−2−イニルオキシ)キナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノ−8−(ブチルチオ)キナゾリン−7−イル)−3,6−ジメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノ−5−(ブチルチオ)キナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノ−8−(2−アミノエチルチオ)キナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノ−8−(2−(ジメチルアミノ)エチルチオ)キナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノ−5−メトキシキナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
tert−ブチル2−(4−アミノ−7−(3,6,6−トリメチル−4−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−インドール−1−イル)キナゾリン−8−イルチオ)エチルカルバメート;
1−(4−アミノ−5−(3,5−ジメトキシベンジルオキシ)キナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノ−5−ヒドロキシキナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノ−8−クロロキナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノ−8−(2−(ネオペンチルアミノ)エチルチオ)キナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノキナゾリン−7−イル)−3−エチル−6,6−ジメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インダゾール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノキナゾリン−7−イル)−3−(シクロプロピルメチル)−6,6−ジメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インダゾール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノ−5−フルオロキナゾリン−7−イル)−3−エチル−6,6−ジメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インダゾール−4(5H)−オン;
1−(1−アミノ−8−フルオロ−3−メチルイソキノリン−6−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インダゾール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノキナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インダゾール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノキナゾリン−7−イル)−3−イソブチル−6,6−ジメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インダゾール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノキナゾリン−7−イル)−3−メチル−6,7−ジヒドロ−1H−インダゾール−4(5H)−オン;
1−(4−(シクロプロピルアミノ)キナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−ヒドロキシキナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノキナゾリン−7−イル)−2,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノキナゾリン−7−イル)−2,3,6,6−テトラメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノ−8−(2−ヒドロキシエチルチオ)キナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−アミノ−6−(3−(ジフルオロメチル)−6,6−ジメチル−4−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−インダゾール−1−イル)イソキノリン−4−カルボニトリル;
1−(4−アミノ−8−フルオロキナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インダゾール−4(5H)−オン;
1−アミノ−6−(3,6,6−トリメチル−4−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−インドール−1−イル)イソキノリン−4−カルボニトリル;
1−アミノ−6−(3−(ジフルオロメチル)−6,6−ジメチル−4−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−インダゾール−1−イル)イソキノリン−4−カルボキサミド;
1−アミノ−6−(3,6,6−トリメチル−4−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−インダゾール−1−イル)イソキノリン−4−カルボニトリル;
1−アミノ−6−(3,6,6−トリメチル−4−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−インダゾール−1−イル)イソキノリン−4−カルボキサミド;
2−(4−アミノ−7−(3,6,6−トリメチル−4−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−インドール−1−イル)キナゾリン−8−イルチオ)アセトアルデヒド;
1−(4−アミノ−8−(ブチルチオ)キナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インダゾール−4(5H)−オン;
(E)−1−(1−アミノ−4−(1−(ヒドロキシイミノ)エチル)イソキノリン−6−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(2−アミノキナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−アミノ−6−(3,6,6−トリメチル−4−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−インドール−1−イル)イソキノリン−4−カルボキサミド;
(Z)−1−アミノ−N’−ヒドロキシ−6−(3,6,6−トリメチル−4−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−インドール−1−イル)イソキノリン−4−カルボキシミドアミド;
1−アミノ−6−(3,6,6−トリメチル−4−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−インドール−1−イル)イソキノリン−4−カルボン酸;
1−(4−アセチル−1−アミノイソキノリン−6−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(1−アミノ−4−プロピオニルイソキノリン−6−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノ−8−(2−(イソブチルアミノ)エチルチオ)キナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノ−8−(2−(tert−ブチルアミノ)エチルチオ)キナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノ−8−(2−(イソプロピルアミノ)エチルチオ)キナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノ−8−(2−(シクロプロピルアミノ)エチルチオ)キナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノ−8−(2−(シクロプロピルメチルアミノ)エチルチオ)キナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノ−8−(2−(メチルアミノ)エチルチオ)キナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノ−8−(2−(エチルアミノ)エチルチオ)キナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
イソプロピル1−アミノ−6−(3,6,6−トリメチル−4−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−インドール−1−イル)イソキノリン−4−カルボキシレート;
1−アミノ−6−(3,6,6−トリメチル−4−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−インドール−1−イル)イソキノリン−4−カルバルデヒド;
1−(4−アミノ−8−(ピリジン−2−イルメチルチオ)キナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インダゾール−4(5H)−オン;
1−(1−アミノ−4−ペンタノイルイソキノリン−6−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
エチル1−アミノ−6−(3,6,6−トリメチル−4−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−インドール−1−イル)イソキノリン−4−カルボキシレート;
1−(1,4−ジアミノイソキノリン−6−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノ−8−(フェニルチオ)キナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノ−8−(エチルチオ)キナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノ−8−(メチルチオ)キナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノ−8−(エチルスルフィニル)キナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(2,4−ジアミノ−5−フルオロキナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(2,4−ジアミノ−5−(エチルチオ)キナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(2−アミノ−4−メチルキナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(2−アミノ−4−メチルキナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノ−8−(2−アミノフェニルチオ)キナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノ−8−(イソプロピルチオ)キナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノ−8−(ジメチルアミノ)キナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノ−8−(シクロペンチルチオ)キナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノ−8−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルオキシ)キナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(2−アミノ−4−エチルキナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(2−アミノ−5−メトキシ−4−メチルキナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(2−アミノ−4−メチルキナゾリン−7−イル)−2,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(2−アミノ−4−メチルキナゾリン−7−イル)−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(4−アミノ−8−(3,5−ジメトキシベンジルオキシ)キナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(2,4−ジアミノピリド[3,2−d]ピリミジン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
1−(2−アミノ−4−クロロキナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
N−(1−アミノ−6−(3,6,6−トリメチル−4−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−インドール−1−イル)イソキノリン−4−イル)アセトアミド;
1−アミノ−N−ヒドロキシ−6−(3,6,6−トリメチル−4−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−インドール−1−イル)イソキノリン−4−カルボキサミド;
1−アミノ−N−(2−ヒドロキシエチル)−6−(3,6,6−トリメチル−4−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−インドール−1−イル)イソキノリン−4−カルボキサミド;
1−(1−アミノ−イソキノリン−6−イル)−3,6,6−トリメチル−1,5,6,7−テトラヒドロ−インダゾール−4−オン;
1−(4−アミノ−キナゾリン−7−イル)−3−メチル−1,5,6,7−テトラヒドロ−インドール−4−オン;
1−(1−アミノ−イソキノリン−6−イル)−3,6,6−トリメチル−1,5,6,7−テトラヒドロ−インドール−4−オン;
2−(2−メトキシエチルアミノ)−4−(3−メチル−4−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロインドール−1−イル)ベンズアミド;
1−(4−アミノ−キナゾリン−7−イル)−6,6−ジメチル−3−トリフルオロメチル−1,5,6,7−テトラヒドロ−インダゾール−4−オン;
1−(2−アミノ−4−クロロキナゾリン−7−イル)−3,6,6−トリメチル−6,7−ジヒドロ−1H−インドール−4(5H)−オン;
N−(1−アミノ−6−(3,6,6−トリメチル−4−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−インドール−1−イル)イソキノリン−4−イル)アセトアミド;
1−アミノ−N−ヒドロキシ−6−(3,6,6−トリメチル−4−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−インドール−1−イル)イソキノリン−4−カルボキサミド;
1−アミノ−N−(2−ヒドロキシエチル)−6−(3,6,6−トリメチル−4−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−インドール−1−イル)イソキノリン−4−カルボキサミド;
または薬学的に許容できるその塩
である、請求項1に記載の化合物。
【請求項86】
式X:
【化15】
の化合物
[式中、
Halは、ハロゲンであり、
R0は、水素、ハロゲン、シアノ、ニトロまたは−A−R0’であり、
ここで、
Aは、結合、−O−、−S−、−N(R0’)−、−N(R0’)CO−、−N[C(O)R0’]C(O)−、−N(R0’)SO2−、−SO2N(R0’)−、−SO2−、−CO−、−CO2−または−C(O)N(R0’)−であり、
R0’は、それぞれ独立に、水素、C1〜C10ハロアルキル、C1〜C10アルキル、C3〜C10シクロアルキル、C2〜C10ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールであり、ここで、
アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロアリール基はそれぞれ、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、オキソ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、シアノ、ニトロ、ハロ(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルコキシ、カルボキサミド、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールである1〜4個の基で置換されていてもよく、ここで、
前記アリールおよびヘテロアリール基は、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、ハロ(C1〜C6)アルキルまたはカルボキサミドである1〜4個の基で置換されていてもよく、
Q1およびQ2は、それぞれ独立に、NまたはCR1であり、ここで、
R1はそれぞれ、水素、ハロゲン、シアノ、ニトロまたは−B−R1’であり、
ここで、
Bは、結合、−O−、−S−、−N(R1’)−、−N(R1’)CO−、−N[C(O)R1’]C(O)−、−N(R1’)SO2、−SO2N(R1’)−、−SO2−、−CO−、−CO2−または−C(O)N(R1’)−であり、
R1’は、それぞれ独立に、水素、C1〜C10ハロアルキル、C1〜C10アルキル、C3〜C10シクロアルキル、C2〜C10ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールであり、ここで、
アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロアリール基はそれぞれ、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、オキソ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、シアノ、ニトロ、ハロ(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルコキシ、カルボキサミド、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールである1〜4個の基で置換されていてもよく、ここで、
前記アリールおよびヘテロアリール基は、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、ハロ(C1〜C6)アルキルまたはカルボキサミドである1〜4個の基で置換されていてもよく、
Q3、Q4およびQ5は、それぞれ独立に、NまたはCR2であり、ここで、
R2は、それぞれ独立に、
(a)H、
(b)ハロゲンまたは
(c)C1〜C15アルキル基中の5個までの炭素原子が、R22、カルボニル、エテニル、エチニルまたはN、O、S、SO2もしくはSOから選択される部分により独立に置き換えられていてもよく、ただし、2個のO原子、2個のS原子または1個のOおよび1個のS原子は、相互に直接隣接していない、C1〜C15アルキル基であり、ここで、
R22は、
(i)ヘテロアリール、
(ii)アリール、
(iii)飽和もしくは不飽和C3〜C10シクロアルキルまたは
(iv)飽和もしくは不飽和C2〜C10ヘテロシクロアルキルであり、ここで、
アリール、ヘテロアリール、飽和もしくは不飽和シクロアルキルまたは飽和もしくは不飽和ヘテロシクロアルキルは、それぞれ独立に、独立にヒドロキシ、ハロ、アミノ、シアノ、カルボキシ、カルボキサミド、ニトロ、オキソ、−S−(C1〜C6)アルキル、−SO2−(C1〜C6)アルキル、−SO2−アリール、−SO−(C1〜C6)アルキル、−SO−アリール、−SO2NH2、−SO2NH−(C1〜C6)アルキル、−SO2NH−アリール、(C1〜C6)アルコキシまたはモノ−もしくはジ−(C1〜C10)アルキルアミノである少なくとも1個の基で置換されていてもよく、
R22はそれぞれ、C6〜C10アリール基、C5〜C8飽和環式基またはC5〜C10ヘテロシクロアルキル基に縮合していてもよく、
ここで、(c)はそれぞれ、任意の利用可能な位置で、C1〜C10アルキル、C1〜C10ハロアルキル、C2〜C10アルケニル、C2〜C10アルキニル、ヒドロキシ、カルボキシ、カルボキサミド、オキソ、ハロ、アミノ、シアノ、ニトロ、−SH、−S−(C1〜C6)アルキル、−SO2−(C1〜C6)アルキル、−SO2NH2、−SO2NH−(C1〜C6)アルキル、−SO2NH−アリール、−SO2−アリール、−SO−(C1〜C6)アルキル、−SO2−アリール、C1〜C6アルコキシ、C2〜C10アルケニルオキシ、C2〜C10アルキニルオキシ、モノ−もしくはジ−(C1〜C10)アルキルアミノまたはR23で置換されていてもよく、ここで、
R23は、
(1)ヘテロアリール、
(2)アリール、
(3)飽和もしくは不飽和C5〜C10シクロアルキルまたは
(4)飽和もしくは不飽和C5〜C10ヘテロシクロアルキルであり、
前記R23基は、独立にヒドロキシ、オキソ、ハロ、アミノ、シアノ、ニトロ、−SH、−S−(C1〜C6)アルキル、−SO2−(C1〜C6)アルキル、−SO2−アリール、−SO−(C1〜C6)アルキル、−SO−アリール、−SO2NH2、−SO2NH−(C1〜C6)アルキル、−SO2NH−アリール、(C1〜C6)アルコキシまたはモノ−もしくはジ−(C1〜C10)アルキルアミノである少なくとも1個の基で置換されていてもよく、
ただし、
(iii)Q1およびQ2のうちの1個であって唯一の1個が、Nであり、
(iv)Q3、Q4およびQ5のうちの1個であって唯一の1個が、Nである]。
【請求項87】
7−フルオロ−キナゾリン−4−イルアミン;
7−フルオロ−2−メチル−キナゾリン−4−イルアミン;
7,8−ジフルオロ−キナゾリン−4−イルアミン;
5,7−ジフルオロ−キナゾリン−4−イルアミン;
7−ヒドラジノ−キナゾリン−4−イルアミン;
1−アミノ−6−フルオロ−イソキノリン;
1−アミノ−4−ブロモ−6−フルオロ−イソキノリン;
4−ブロモ−6−ヒドラジノ−イソキノリン−1−イルアミン;
1−アミノ−6−フルオロ−イソキノリン−4−カルボニトリル;
1−(1−アミノ−6−フルオロ−イソキノリン−4−イル)−エタノン;
1−(1−アミノ−6−フルオロ−イソキノリン−4−イル)−エタノンオキシム;
7−フルオロ−ピリド[3,2−d]ピリミジン−4−イルアミン;または
シクロプロピル−(7−フルオロ−キナゾリン−4−イル)−アミン
である、請求項86に記載の化合物。
【請求項88】
請求項1に記載の少なくとも1種の化合物または塩および薬学的に許容できる溶媒、担体、賦形剤、補助剤またはその組合せを含む医薬組成物。
【請求項89】
癌、炎症または関節炎を治療する方法であって、そのような治療を必要とする患者に、治療有効量の請求項1に記載の化合物または塩を投与することを含む方法。
【請求項90】
HSP−90のためのクライアントタンパク質であるか、そのクライアントタンパク質に間接的に影響を及ぼすタンパク質の疾患または障害を患う対象を治療する方法であって、障害が、炎症性疾患、感染、自己免疫障害、卒中、虚血、心臓障害、神経障害、線維形成障害、増殖性障害、腫瘍、白血病、新生物、癌、癌腫、代謝性疾患、悪性疾患、強皮症、多発性筋炎、全身性狼瘡、関節リウマチ、肝硬変、ケロイド形成、間質性腎炎および肺線維症からなる群から選択され、そのような治療を必要とする対象に、治療有効量の請求項1に記載の化合物または塩を投与することを含む方法。
【請求項91】
対象における感染のレベルを低減する方法であって、前記感染が、Plasmodium属種から選択される生物が原因であり、前記方法が、感染している対象に有効量の請求項1に記載の化合物または塩を投与することを含む方法。
【請求項92】
真菌感染を、そのような治療を必要とする患者において治療する方法であって、有効量の請求項1に記載の化合物または塩および追加の抗真菌剤または薬物を投与することを含む方法。
【請求項93】
癌を治療するためであり、(a)少なくとも1種の追加の抗癌剤もしくは組成物または(b)放射線療法の投与をさらに含む、請求項89に記載の方法。
【請求項94】
式:
【化16】
の化合物
[式中、
R0は、水素、ハロゲン、シアノ、ニトロまたは−A−R0’であり、
ここで、
Aは、結合、−O−、−S−、−N(R0’)−、−N(R0’)CO−、−N[C(O)R0’]C(O)−、−N(R0’)SO2−、−SO2N(R0’)−、−SO2−、−CO−、−CO2−または−C(O)N(R0’)−であり、
R0’は、それぞれ独立に、水素、C1〜C10ハロアルキル、C1〜C10アルキル、C2〜C10アルケニル、C2〜C10アルキニル、C3〜C10シクロアルキル、C2〜C10ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールであり、ここで、
アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロアリール基はそれぞれ、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、オキソ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、シアノ、ニトロ、ハロ(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルコキシ、カルボキサミド、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールである1〜4個の基で置換されていてもよく、ここで、
前記アリールおよびヘテロアリール基は、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、ハロ(C1〜C6)アルキルまたはカルボキサミドである1〜4個の基で置換されていてもよく、
Q1、Q4およびQ5は、それぞれ独立に、NまたはCR1であり、ここで、
R1はそれぞれ、水素、ハロゲン、シアノ、ニトロまたは−B−R1’であり、ここで、
Bは、結合、−O−、−S−、−N(R1’)−、−N(R1’)CO−、−N[C(O)R1’]C(O)−、−N(R1’)SO2、−SO2N(R1’)−、−SO2−、−CO−、−CO2−または−C(O)N(R1’)−であり、
R1’は、それぞれ独立に、水素、C1〜C10ハロアルキル、C1〜C10アルキル、C2〜C10アルケニル、C2〜C10アルキニル、C3〜C10シクロアルキル、C2〜C10ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールであり、ここで、
アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロアリール基はそれぞれ、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、オキソ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、シアノ、ニトロ、ハロ(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルコキシ、カルボキサミド、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールである1〜4個の基で置換されていてもよく、ここで、
前記アリールおよびヘテロアリール基は、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、ハロ(C1〜C6)アルキルまたはカルボキサミドである1〜4個の基で置換されていてもよく、
Q2およびQ3は、それぞれ独立に、NまたはCR2であり、ここで、
R2は、それぞれ独立に、
(a)H、
(b)ハロゲンまたは
(c)C1〜C15アルキル基中の5個までの炭素原子が、R22、カルボニル、エテニル、エチニルまたはN、O、S、SO2もしくはSOから選択される部分により独立に置き換えられていてもよく、ただし、2個のO原子、2個のS原子または1個のOおよび1個のS原子は、相互に直接隣接していない、C1〜C15アルキル基であり、ここで、
R22は、
(i)ヘテロアリール、
(ii)アリール、
(iii)飽和もしくは不飽和C3〜C10シクロアルキルまたは
(iv)飽和もしくは不飽和C2〜C10ヘテロシクロアルキルであり、ここで、
アリール、ヘテロアリール、飽和もしくは不飽和シクロアルキルまたは飽和もしくは不飽和ヘテロシクロアルキルは、それぞれ独立に、独立にヒドロキシ、ハロ、アミノ、シアノ、カルボキシ、カルボキサミド、ニトロ、オキソ、−S−(C1〜C6)アルキル、−SO2−(C1〜C6)アルキル、−SO2−アリール、−SO−(C1〜C6)アルキル、−SO−アリール、−SO2NH2、−SO2NH−(C1〜C6)アルキル、−SO2NH−アリール、(C1〜C6)アルコキシまたはモノ−もしくはジ−(C1〜C10)アルキルアミノである少なくとも1個の基で置換されていてもよく、
R22はそれぞれ、C6〜C10アリール基、C5〜C8飽和環式基またはC5〜C10ヘテロシクロアルキル基に縮合していてもよく、
ここで、(c)はそれぞれ、任意の利用可能な位置で、C1〜C10アルキル、C1〜C10ハロアルキル、C2〜C10アルケニル、C2〜C10アルキニル、ヒドロキシ、カルボキシ、カルボキサミド、オキソ、ハロ、アミノ、シアノ、ニトロ、−SH、−S−(C1〜C6)アルキル、−SO2−(C1〜C6)アルキル、−SO2NH2、−SO2NH−(C1〜C6)アルキル、−SO2NH−アリール、−SO2−アリール、−SO−(C1〜C6)アルキル、−SO2−アリール、C1〜C6アルコキシ、C2〜C10アルケニルオキシ、C2〜C10アルキニルオキシ、モノ−もしくはジ−(C1〜C10)アルキルアミノまたはR23で置換されていてもよく、ここで、
R23は、
(1)ヘテロアリール、
(2)アリール、
(3)飽和もしくは不飽和C5〜C10シクロアルキルまたは
(4)飽和もしくは不飽和C5〜C10ヘテロシクロアルキルであり、
前記R23基は、独立にヒドロキシ、オキソ、ハロ、アミノ、シアノ、ニトロ、−SH、−S−(C1〜C6)アルキル、−SO2−(C1〜C6)アルキル、−SO2−アリール、−SO−(C1〜C6)アルキル、−SO−アリール、−SO2NH2、−SO2NH−(C1〜C6)アルキル、−SO2NH−アリール、(C1〜C6)アルコキシまたはモノ−もしくはジ−(C1〜C10)アルキルアミノである少なくとも1個の基で置換されていてもよく、
R7は、O、SまたはNR7’であり、ここで、
R7’は、H、−OH、−NH2、−NHR22、−NH−(C1〜C6アルキル)、−O−(C0〜C6)アルキル−R22または−(カルボキシで置換されていてもよいC1〜C6アルコキシ)であり、
X1およびYは、それぞれ独立に、NまたはCRCであり、ここで、
RCは、それぞれ独立に、水素、ハロゲン、シアノ、ニトロ、C1〜C10アルキル、C2〜C10アルケニル、C2〜C10アルキニル、C1〜C10ハロアルキル、C3〜C7シクロアルキル、C3〜C7シクロアルキル(C1〜C10)アルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールであり、ここで、
アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロアリール基はそれぞれ、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、シアノ、ニトロ、ハロ(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルコキシ、カルボキサミド、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールである1〜4個の基で置換されていてもよく、ここで、
前記アリールおよびヘテロアリール基は、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、ハロ(C1〜C6)アルキルまたはカルボキサミドである1〜4個の基で置換されていてもよく、
X2およびX3は独立に、C(R5)(R6)、O、N(R5)またはS(O)pであり、ここで、
pは、0、1または2であり、
R5およびR6は、それぞれ独立に、水素、C1〜C6アルキルまたはモノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ(C1〜C6)アルキルであるか、または
R5およびR6は、それらが結合している炭素と一緒に、3〜8員のシクロアルキルまたはヘテロシクロアルキル環を形成し、
nは、0、1、2、3または4であり、
ただし、
(iii)Q1およびQ2のうちの1個であって唯一の1個が、Nであってよく、
(iv)Q3、Q4およびQ5のうちの1個であって唯一の1個が、Nであってよい]を調製する方法であって、
式:
【化17】
の化合物を、水素化ナトリウムなどの塩基および式:
【化18】
の化合物で、N,N−ジメチルホルムアミドなどの適切な溶媒中で処理して、式:
【化19】
の化合物を得るステップを含む方法。
【請求項95】
式:
【化20】
の化合物
[式中、
R0は、水素、ハロゲン、シアノ、ニトロまたは−A−R0’であり、
ここで、
Aは、結合、−O−、−S−、−N(R0’)−、−N(R0’)CO−、−N[C(O)R0’]C(O)−、−N(R0’)SO2−、−SO2N(R0’)−、−SO2−、−CO−、−CO2−または−C(O)N(R0’)−であり、
R0’は、それぞれ独立に、水素、C1〜C10ハロアルキル、C1〜C10アルキル、C2〜C10アルケニル、C2〜C10アルキニル、C3〜C10シクロアルキル、C2〜C10ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールであり、ここで、
アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロアリール基はそれぞれ、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、オキソ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、シアノ、ニトロ、ハロ(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルコキシ、カルボキサミド、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールである1〜4個の基で置換されていてもよく、ここで、
前記アリールおよびヘテロアリール基は、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、ハロ(C1〜C6)アルキルまたはカルボキサミドである1〜4個の基で置換されていてもよく、
Q1、Q4およびQ5は、それぞれ独立に、NまたはCR1であり、ここで、
R1はそれぞれ、水素、ハロゲン、シアノ、ニトロまたは−B−R1’であり、ここで、
Bは、結合、−O−、−S−、−N(R1’)−、−N(R1’)CO−、−N[C(O)R1’]C(O)−、−N(R1’)SO2、−SO2N(R1’)−、−SO2−、−CO−、−CO2−または−C(O)N(R1’)−であり、
R1’は、それぞれ独立に、水素、C1〜C10ハロアルキル、C1〜C10アルキル、C2〜C10アルケニル、C2〜C10アルキニル、C3〜C10シクロアルキル、C2〜C10ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールであり、ここで、
アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロアリール基はそれぞれ、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、オキソ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、シアノ、ニトロ、ハロ(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルコキシ、カルボキサミド、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールである1〜4個の基で置換されていてもよく、ここで、
前記アリールおよびヘテロアリール基は、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、ハロ(C1〜C6)アルキルまたはカルボキサミドである1〜4個の基で置換されていてもよく、
Q2およびQ3は、それぞれ独立に、NまたはCR2であり、ここで、
R2は、それぞれ独立に、
(a)H、
(b)ハロゲンまたは
(c)C1〜C15アルキル基中の5個までの炭素原子が、R22、カルボニル、エテニル、エチニルまたはN、O、S、SO2もしくはSOから選択される部分により独立に置き換えられていてもよく、ただし、2個のO原子、2個のS原子または1個のOおよび1個のS原子は、相互に直接隣接していない、C1〜C15アルキル基であり、ここで、
R22は、
(i)ヘテロアリール、
(ii)アリール、
(iii)飽和もしくは不飽和C3〜C10シクロアルキルまたは
(iv)飽和もしくは不飽和C2〜C10ヘテロシクロアルキルであり、ここで、
アリール、ヘテロアリール、飽和もしくは不飽和シクロアルキルまたは飽和もしくは不飽和ヘテロシクロアルキルは、それぞれ独立に、独立にヒドロキシ、ハロ、アミノ、シアノ、カルボキシ、カルボキサミド、ニトロ、オキソ、−S−(C1〜C6)アルキル、−SO2−(C1〜C6)アルキル、−SO2−アリール、−SO−(C1〜C6)アルキル、−SO−アリール、−SO2NH2、−SO2NH−(C1〜C6)アルキル、−SO2NH−アリール、(C1〜C6)アルコキシまたはモノ−もしくはジ−(C1〜C10)アルキルアミノである少なくとも1個の基で置換されていてもよく、
R22はそれぞれ、C6〜C10アリール基、C5〜C8飽和環式基またはC5〜C10ヘテロシクロアルキル基に縮合していてもよく、
ここで、(c)はそれぞれ、任意の利用可能な位置で、C1〜C10アルキル、C1〜C10ハロアルキル、C2〜C10アルケニル、C2〜C10アルキニル、ヒドロキシ、カルボキシ、カルボキサミド、オキソ、ハロ、アミノ、シアノ、ニトロ、−SH、−S−(C1〜C6)アルキル、−SO2−(C1〜C6)アルキル、−SO2NH2、−SO2NH−(C1〜C6)アルキル、−SO2NH−アリール、−SO2−アリール、−SO−(C1〜C6)アルキル、−SO2−アリール、C1〜C6アルコキシ、C2〜C10アルケニルオキシ、C2〜C10アルキニルオキシ、モノ−もしくはジ−(C1〜C10)アルキルアミノまたはR23で置換されていてもよく、ここで、
R23は、
(1)ヘテロアリール、
(2)アリール、
(3)飽和もしくは不飽和C5〜C10シクロアルキルまたは
(4)飽和もしくは不飽和C5〜C10ヘテロシクロアルキルであり、
前記R23基は、独立にヒドロキシ、オキソ、ハロ、アミノ、シアノ、ニトロ、−SH、−S−(C1〜C6)アルキル、−SO2−(C1〜C6)アルキル、−SO2−アリール、−SO−(C1〜C6)アルキル、−SO−アリール、−SO2NH2、−SO2NH−(C1〜C6)アルキル、−SO2NH−アリール、(C1〜C6)アルコキシまたはモノ−もしくはジ−(C1〜C10)アルキルアミノである少なくとも1個の基で置換されていてもよく、
RCは、水素、ハロゲン、シアノ、ニトロ、C1〜C10アルキル、C2〜C10アルケニル、C2〜C10アルキニル、C1〜C10ハロアルキル、C3〜C7シクロアルキル、C3〜C7シクロアルキル(C1〜C10)アルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールであり、ここで、
アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロアリール基はそれぞれ、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、シアノ、ニトロ、ハロ(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルコキシ、カルボキサミド、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールである1〜4個の基で置換されていてもよく、ここで、
前記アリールおよびヘテロアリール基は、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、ハロ(C1〜C6)アルキルまたはカルボキサミドである1〜4個の基で置換されていてもよく、
R5およびR6は独立に、水素、C1〜C6アルキルまたはモノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ(C1〜C6)アルキルであるか、または
R5およびR6は、それらが結合している炭素と一緒に、3〜8員のシクロアルキルまたはヘテロシクロアルキル環を形成する]を調製する方法であって、
(1)式:
【化21】
の化合物をヒドラジンで処理して、式:
【化22】
の化合物を得るステップと、
(2)(1)の生成物を式:
【化23】
の化合物および酢酸などの酸で、エタノールなどの適切な溶媒中で処理して、式:
【化24】
の化合物を得るステップとを含む方法。
【請求項96】
式:
【化25】
の化合物
[式中、
R1は、水素、ハロゲン、シアノ、ニトロまたは−B−R1’であり、ここで、
Bは、結合、−O−、−S−、−N(R1’)−、−N(R1’)CO−、−N[C(O)R1’]C(O)−、−N(R1’)SO2、−SO2N(R1’)−、−SO2−、−CO−、−CO2−または−C(O)N(R1’)−であり、
R1’は、それぞれ独立に、水素、C1〜C10ハロアルキル、C1〜C10アルキル、C2〜C10アルケニル、C2〜C10アルキニル、C3〜C10シクロアルキル、C2〜C10ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールであり、ここで、
アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロアリール基はそれぞれ、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、オキソ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、シアノ、ニトロ、ハロ(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルコキシ、カルボキサミド、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールである1〜4個の基で置換されていてもよく、ここで、
前記アリールおよびヘテロアリール基は、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、ハロ(C1〜C6)アルキルまたはカルボキサミドである1〜4個の基で置換されていてもよく、
X1は、NまたはCRCであり、
RCはそれぞれ、水素、ハロゲン、シアノ、ニトロ、C1〜C10アルキル、C2〜C10アルケニル、C2〜C10アルキニル、C1〜C10ハロアルキル、C3〜C7シクロアルキル、C3〜C7シクロアルキル(C1〜C10)アルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールであり、ここで、
アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロアリール基はそれぞれ、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、シアノ、ニトロ、ハロ(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルコキシ、カルボキサミド、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールである1〜4個の基で置換されていてもよく、ここで、
前記アリールおよびヘテロアリール基は、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、ハロ(C1〜C6)アルキルまたはカルボキサミドである1〜4個の基で置換されていてもよく、
R5およびR6は独立に、水素、C1〜C6アルキルまたはモノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ(C1〜C6)アルキルであるか、または
R5およびR6は、それらが結合している炭素と一緒に、3〜8員のシクロアルキルまたはヘテロシクロアルキル環を形成し、
X”は、O、NHまたはSである]を調製する方法であって、
(1)式:
【化26】
の化合物を、式:H2NC(NH)R1の化合物および水素化ナトリウムなどの塩基で、N,N−ジメチルホルムアミドなどの適切な溶媒中で処理して、式:
【化27】
の化合物を得るステップと、
(2)(1)の生成物を式:
【化28】
の化合物および水素化ナトリウムなどの塩基で、N,N−ジメチルホルムアミドなどの適切な溶媒中で処理して、式:
【化29】
の化合物を得るステップと、
(3)(2)の生成物を水素化ナトリウムなどの塩基およびH−X”−R1’で、N,N−ジメチルホルムアミドなどの適切な溶媒中で処理して、式:
【化30】
の化合物を得るステップとを含む方法。
【請求項97】
式:
【化31】
の化合物
[式中、
R0は、水素、ハロゲン、シアノ、ニトロまたは−A−R0’であり、
ここで、
Aは、結合、−O−、−S−、−N(R0’)−、−N(R0’)CO−、−N[C(O)R0’]C(O)−、−N(R0’)SO2−、−SO2N(R0’)−、−SO2−、−CO−、−CO2−または−C(O)N(R0’)−であり、
R0’は、それぞれ独立に、水素、C1〜C10ハロアルキル、C1〜C10アルキル、C2〜C10アルケニル、C2〜C10アルキニル、C3〜C10シクロアルキル、C2〜C10ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールであり、ここで、
アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロアリール基はそれぞれ、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、オキソ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、シアノ、ニトロ、ハロ(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルコキシ、カルボキサミド、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールである1〜4個の基で置換されていてもよく、ここで、
前記アリールおよびヘテロアリール基は、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、ハロ(C1〜C6)アルキルまたはカルボキサミドである1〜4個の基で置換されていてもよく、
R1は、水素、ハロゲン、シアノ、ニトロまたは−B−R1’であり、ここで、
Bは、結合、−O−、−S−、−N(R1’)−、−N(R1’)CO−、−N[C(O)R1’]C(O)−、−N(R1’)SO2、−SO2N(R1’)−、−SO2−、−CO−、−CO2−または−C(O)N(R1’)−であり、
R1’は、それぞれ独立に、水素、C1〜C10ハロアルキル、C1〜C10アルキル、C2〜C10アルケニル、C2〜C10アルキニル、C3〜C10シクロアルキル、C2〜C10ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールであり、ここで、
アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロアリール基はそれぞれ、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、オキソ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、シアノ、ニトロ、ハロ(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルコキシ、カルボキサミド、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールである1〜4個の基で置換されていてもよく、ここで、
前記アリールおよびヘテロアリール基は、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、ハロ(C1〜C6)アルキルまたはカルボキサミドである1〜4個の基で置換されていてもよく、
X1は、NまたはCRCであり、
RCはそれぞれ、水素、ハロゲン、シアノ、ニトロ、C1〜C10アルキル、C2〜C10アルケニル、C2〜C10アルキニル、C1〜C10ハロアルキル、C3〜C7シクロアルキル、C3〜C7シクロアルキル(C1〜C10)アルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールであり、ここで、
アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロアリール基はそれぞれ、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、シアノ、ニトロ、ハロ(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルコキシ、カルボキサミド、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールである1〜4個の基で置換されていてもよく、ここで、
前記アリールおよびヘテロアリール基は、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、ハロ(C1〜C6)アルキルまたはカルボキサミドである1〜4個の基で置換されていてもよく、
R5およびR6は独立に、水素、C1〜C6アルキルまたはモノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ(C1〜C6)アルキルであるか、または
R5およびR6は、それらが結合している炭素と一緒に、3〜8員のシクロアルキルまたはヘテロシクロアルキル環を形成し、
X”は、O、NHまたはSである]を調製する方法であって、
(1)式:
【化32】
の化合物を、H2NC(NH)R1および水素化ナトリウムなどの塩基で、N,N−ジメチルホルムアミドなどの適切な溶媒中で処理して、式:
【化33】
の化合物を得るステップと、
(2)(1)の生成物を式:
【化34】
の化合物および水素化ナトリウムなどの塩基で、N,N−ジメチルホルムアミドなどの適切な溶媒中で処理して、式:
【化35】
の化合物を得るステップと、
(3)(2)の生成物を式:H−X”−R1’の化合物および水素化ナトリウムなどの塩基で、N,N−ジメチルホルムアミドなどの適切な溶媒中で処理して、式:
【化36】
の化合物を得るステップとを含む方法。
【請求項98】
式:
【化37】
の化合物
[式中、
R1は、水素、ハロゲン、シアノ、ニトロまたは−B−R1’であり、ここで、
Bは、結合、−O−、−S−、−N(R1’)−、−N(R1’)CO−、−N[C(O)R1’]C(O)−、−N(R1’)SO2、−SO2N(R1’)−、−SO2−、−CO−、−CO2−または−C(O)N(R1’)−であり、
R1’は、それぞれ独立に、水素、C1〜C10ハロアルキル、C1〜C10アルキル、C2〜C10アルケニル、C2〜C10アルキニル、C3〜C10シクロアルキル、C2〜C10ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールであり、ここで、
アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロアリール基はそれぞれ、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、オキソ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、シアノ、ニトロ、ハロ(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルコキシ、カルボキサミド、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールである1〜4個の基で置換されていてもよく、ここで、
前記アリールおよびヘテロアリール基は、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、ハロ(C1〜C6)アルキルまたはカルボキサミドである1〜4個の基で置換されていてもよく、
X1は、NまたはCRCであり、
RCはそれぞれ、水素、ハロゲン、シアノ、ニトロ、C1〜C10アルキル、C2〜C10アルケニル、C2〜C10アルキニル、C1〜C10ハロアルキル、C3〜C7シクロアルキル、C3〜C7シクロアルキル(C1〜C10)アルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールであり、ここで、
アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロアリール基はそれぞれ、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、シアノ、ニトロ、ハロ(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルコキシ、カルボキサミド、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールである1〜4個の基で置換されていてもよく、ここで、
前記アリールおよびヘテロアリール基は、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、ハロ(C1〜C6)アルキルまたはカルボキサミドである1〜4個の基で置換されていてもよく、
R5およびR6は独立に、水素、C1〜C6アルキルまたはモノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ(C1〜C6)アルキルであるか、または
R5およびR6は、それらが結合している炭素と一緒に、3〜8員のシクロアルキルまたはヘテロシクロアルキル環を形成する]を調製する方法であって、
(1)3,5−ジフルオロピコリノニトリルを式:H2NC(NH)R1の化合物および水素化ナトリウムなどの塩基で、N,N−ジメチルホルムアミドなどの適切な溶媒中で処理して、式:
【化38】
の化合物を得るステップと、
(2)(1)の生成物を式:
【化39】
の化合物および水素化ナトリウムなどの塩基で、N,N−ジメチルホルムアミドなどの適切な溶媒中で処理して、式:
【化40】
の化合物を得るステップとを含む方法。
【請求項99】
(2−(1−シアノ−2−エトキシビニル)−4−フルオロベンゾニトリルを調製する方法であって、2−ブロモ−4−フルオロベンゾニトリルを3−エトキシアクリロニトリル、Pd(OAc)2などの金属触媒およびトリエチルアミンなどの塩基で、トルエンなどの適切な溶媒中で処理するステップを含む方法。
【請求項100】
1−アミノ−6−フルオロイソキノリン−4−カルボニトリルを調製する方法であって、(2−(1−シアノ−2−エトキシビニル)−4−フルオロベンゾニトリルをアンモニアで、メタノールなどの適切な溶媒中で処理するステップを含む方法。
【請求項101】
式:
【化41】
の化合物
[式中、
X1は、NまたはCRCであり、
RCはそれぞれ、水素、ハロゲン、シアノ、ニトロ、C1〜C10アルキル、C2〜C10アルケニル、C2〜C10アルキニル、C1〜C10ハロアルキル、C3〜C7シクロアルキル、C3〜C7シクロアルキル(C1〜C10)アルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールであり、ここで、
アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロアリール基はそれぞれ、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、シアノ、ニトロ、ハロ(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルコキシ、カルボキサミド、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールである1〜4個の基で置換されていてもよく、ここで、
前記アリールおよびヘテロアリール基は、独立にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、モノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ、ハロ(C1〜C6)アルキルまたはカルボキサミドである1〜4個の基で置換されていてもよく、
R5およびR6は独立に、水素、C1〜C6アルキルまたはモノ−もしくはジ−(C1〜C6)アルキルアミノ(C1〜C6)アルキルであるか、または
R5およびR6は、それらが結合している炭素と一緒に、3〜8員のシクロアルキルまたはヘテロシクロアルキル環を形成する]を調製する方法であって、
(1)2−ブロモ−4−フルオロベンゾニトリルを3−エトキシアクリロニトリル、Pd(OAc)2などの金属触媒およびトリエチルアミンなどの塩基で、トルエンなどの適切な溶媒中で処理して、(2−(1−シアノ−2−エトキシビニル)−4−フルオロベンゾニトリルを得るステップと、
(2)(1)の生成物をアンモニアで、メタノールなどの適切な溶媒中で処理して、1−アミノ−6−フルオロイソキノリン−4−カルボニトリルを得るステップと、
(3)(2)の生成物を式:
【化42】
の化合物および水素化ナトリウムなどの塩基で、N,N−ジメチルアセトアミドなどの適切な溶媒中で処理して、式:
【化43】
の化合物を得るステップとを含む方法。
【請求項102】
ウイルス感染を患っている患者を治療する方法であって、前記患者に治療有効量の請求項1に記載の化合物を投与することを含む方法。
【請求項103】
式:
【化44】
の化合物
[式中、
R70は、−NR73R74であり、ここで、R73およびR74は独立に、水素、C1〜C6アルキル、C3〜C7シクロアルキルまたはC3〜C7シクロアルキル(C1〜C6)アルキルを表し、
R71は、ハロゲンまたはヒドラジノであり、
R72は、水素またはC1〜C6アルキルであり、
R75は、水素またはハロゲンであり、
R76は、水素またはハロゲンである]。
【請求項104】
R71がフルオロである、請求項103に記載の化合物。
【請求項105】
R72が、メチルまたは水素である、請求項103に記載の化合物。
【請求項106】
R71が、フルオロまたはヒドラジノである、請求項103に記載の化合物。
【請求項107】
R76が、水素またはフルオロである、請求項103に記載の化合物。
【請求項108】
R71およびR75が、両方ともフルオロである、請求項103に記載の化合物。
【請求項109】
式:
【化45】
の化合物
[式中、
R90は、−NR93R94であり、ここで、R93およびR94は独立に、水素、C1〜C6アルキル、C3〜C7シクロアルキルまたはC3〜C7シクロアルキル(C1〜C6)アルキルを表し、
R91は、ハロゲン、シアノ、C1〜C6アルカノイル、ヒドロキシイミノ(C2〜C6)アルキルまたは水素であり、
R92は、ヒドラジノまたはフルオロである]。
【請求項110】
R92がフルオロである、請求項109に記載の化合物。
【請求項111】
R92がヒドラジノである、請求項109に記載の化合物。
【請求項112】
R91が、ブロモまたはアセチルである、請求項109に記載の化合物。
【請求項113】
R90がアミノである、請求項109に記載の化合物。
【公表番号】特表2010−501593(P2010−501593A)
【公表日】平成22年1月21日(2010.1.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−525795(P2009−525795)
【出願日】平成19年8月24日(2007.8.24)
【国際出願番号】PCT/US2007/076769
【国際公開番号】WO2008/024977
【国際公開日】平成20年2月28日(2008.2.28)
【出願人】(505274782)セレネックス, インコーポレイテッド (7)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成22年1月21日(2010.1.21)
【国際特許分類】
【出願日】平成19年8月24日(2007.8.24)
【国際出願番号】PCT/US2007/076769
【国際公開番号】WO2008/024977
【国際公開日】平成20年2月28日(2008.2.28)
【出願人】(505274782)セレネックス, インコーポレイテッド (7)
【Fターム(参考)】
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