テトラヒドロキノリン誘導体及びその薬学的使用
式(I)のテトラヒドロキノリン化合物及びその塩、
このような化合物を含有する医薬組成物、並びにこれらの療法における使用。
このような化合物を含有する医薬組成物、並びにこれらの療法における使用。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I)の化合物又はその塩
【化1】
(式中、
R1は、C1−6アルキル、C3−7シクロアルキル又はベンジルであり、
R2は、C1−4アルキルであり、
R3は、C1−4アルキルであり、
R4は、(i)ハロゲン、
(ii)ヒドロキシ、又は
(iii)式(iii)の基であり、
【化2】
(式中、
Xは、アリール又はヘテロアリールであり、
R4aは、水素、C1−4アルキル、又は基L−Yであり、式中、Lは単結合又はC1−6アルキレン基であり、Yは、OH、OMe、CO2H、CO2C1−6アルキル、CN又はNR7R8であり、
R7及びR8は、独立して水素、ヘテロシクリル環、ヒドロキシにより置換されてもよいC1−6アルキル、又はヘテロシクリル環であるか、あるいは
R7及びR8は共に結合して、C1−6アルキル、CO2C1−6アルキル、NH2、又はオキソにより置換されてもよいヘテロシクリル環を形成し、
R4b及びR4cは、独立して水素、ハロゲン、C1−6アルキル又はC1−6アルコキシである)
R5は、水素、ハロゲン、C1−6アルキル又はC1−6アルコキシであり、
R6は、水素又はC1−4アルキルである)。
【請求項2】
式(Ia)の化合物
【化3】
(式中、
R1、R2、R3、R4a−4c、及びXは、式(I)に定義の通りであり、S及びRは、隣接するキラル中心における立体化学を示す)
である、請求項1に記載の化合物又はその塩。
【請求項3】
Xが、フェニル又はピリジルである、請求項1又は2に記載の化合物又はその塩。
【請求項4】
Xが、フラニル、ピラゾリル、チアゾリル、ピリダジニル、ピラジニル、及びピリミジニルからなる群より選択されるヘテロアリール基である、請求項1又は2に記載の化合物又はその塩。
【請求項5】
Xが、イミダゾリル、チアゾリル、オキサジアゾリル、及びチアジアゾリルからなる群より選択されるヘテロアリール基である、請求項1又は2に記載の化合物又はその塩。
【請求項6】
R1が、イソプロピルである、請求項1〜5のいずれか一項に記載の化合物又はその塩。
【請求項7】
R2が、メチルである、請求項1〜6のいずれか一項に記載の化合物又はその塩。
【請求項8】
R3が、メチルである、請求項1〜7のいずれか一項に記載の化合物又はその塩。
【請求項9】
R4が、式(iii)の基であり、R4aが、基L−Y(式中、Lは、単結合、CH2、又はCH2CH2であり、Yは、基NR7R8(式中、R7及びR8は、独立して水素又はC1−6アルキルである)である)である、請求項1〜8のいずれか一項に記載の化合物又はその塩。
【請求項10】
R4が、式(iii)の基であり、R4aが、基L−Y(式中、Lは、単結合、CH2、又はCH2CH2であり、Yは、基NR7R8(式中、R7及びR8は、共に結合して、ピロリジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、モルホリニル、アゼピニル、及びジアザピニルからなる群より選択されるヘテロシクリル環を形成し、前記環は、C1−6アルキル、CO2C1−6アルキル、NH2、又はオキソにより置換されてもよい)である、請求項1〜8のいずれか一項に記載の化合物又はその塩。
【請求項11】
R4が、式(iii)の基であり、R4aが、基L−Y(式中、Lは、単結合、CH2、又はCH2CH2であり、Yは、CO2H基である)である、請求項1〜8のいずれか一項記載の化合物又はその塩。
【請求項12】
R5が、水素である、請求項1〜11のいずれか一項に記載の化合物又はその塩。
【請求項13】
R6が、水素である、請求項1〜12のいずれか一項に記載の化合物又はその塩。
【請求項14】
実施例1〜123のいずれか1つに記載の化合物又はその塩。
【請求項15】
請求項1〜14のいずれか一項に記載の化合物又はその薬学的に許容可能な塩。
【請求項16】
請求項15に記載の化合物又はその薬学的に許容可能な塩と、1種以上の薬学的に許容可能な担体、希釈剤、又は賦形剤とを含む、医薬組成物。
【請求項17】
1種以上の他の治療活性剤と共に、請求項15に記載の式(I)の化合物又はその薬学的に許容可能な塩を含む、組合せ医薬製剤。
【請求項18】
療法で使用するための請求項15に記載の化合物又はその薬学的に許容可能な塩。
【請求項19】
ブロモドメイン阻害剤が適応される疾患又は病態の治療において使用するための請求項15に記載の化合物又はその薬学的に許容可能な塩。
【請求項20】
前記疾患又は病態が、慢性の自己免疫及び/又は炎症性病態である、請求項19に記載の化合物又はその薬学的に許容可能な塩。
【請求項21】
前記疾患又は病態が、癌である、請求項19に記載の化合物又はその薬学的に許容可能な塩。
【請求項22】
ブロモドメイン阻害剤が適応される疾患又は病態を治療するための薬剤の製造における請求項15に記載の化合物又はその薬学的に許容可能な塩の使用。
【請求項23】
治療上有効な量の請求項15に記載の化合物又はその薬学的に許容可能な塩を投与することを含む、それを必要としている被験体においてブロモドメイン阻害剤が適応される疾患又は病態を治療する方法。
【請求項24】
前記疾患又は病態が、慢性の自己免疫及び/又は炎症性病態である、請求項23に記載の方法。
【請求項25】
前記疾患又は病態が、癌である、請求項23に記載の方法。
【請求項26】
請求項15に記載の式(I)の化合物又はその薬学的に許容可能な塩とブロモドメインとを接触させることを含む、ブロモドメインを阻害する方法。
【請求項1】
式(I)の化合物又はその塩
【化1】
(式中、
R1は、C1−6アルキル、C3−7シクロアルキル又はベンジルであり、
R2は、C1−4アルキルであり、
R3は、C1−4アルキルであり、
R4は、(i)ハロゲン、
(ii)ヒドロキシ、又は
(iii)式(iii)の基であり、
【化2】
(式中、
Xは、アリール又はヘテロアリールであり、
R4aは、水素、C1−4アルキル、又は基L−Yであり、式中、Lは単結合又はC1−6アルキレン基であり、Yは、OH、OMe、CO2H、CO2C1−6アルキル、CN又はNR7R8であり、
R7及びR8は、独立して水素、ヘテロシクリル環、ヒドロキシにより置換されてもよいC1−6アルキル、又はヘテロシクリル環であるか、あるいは
R7及びR8は共に結合して、C1−6アルキル、CO2C1−6アルキル、NH2、又はオキソにより置換されてもよいヘテロシクリル環を形成し、
R4b及びR4cは、独立して水素、ハロゲン、C1−6アルキル又はC1−6アルコキシである)
R5は、水素、ハロゲン、C1−6アルキル又はC1−6アルコキシであり、
R6は、水素又はC1−4アルキルである)。
【請求項2】
式(Ia)の化合物
【化3】
(式中、
R1、R2、R3、R4a−4c、及びXは、式(I)に定義の通りであり、S及びRは、隣接するキラル中心における立体化学を示す)
である、請求項1に記載の化合物又はその塩。
【請求項3】
Xが、フェニル又はピリジルである、請求項1又は2に記載の化合物又はその塩。
【請求項4】
Xが、フラニル、ピラゾリル、チアゾリル、ピリダジニル、ピラジニル、及びピリミジニルからなる群より選択されるヘテロアリール基である、請求項1又は2に記載の化合物又はその塩。
【請求項5】
Xが、イミダゾリル、チアゾリル、オキサジアゾリル、及びチアジアゾリルからなる群より選択されるヘテロアリール基である、請求項1又は2に記載の化合物又はその塩。
【請求項6】
R1が、イソプロピルである、請求項1〜5のいずれか一項に記載の化合物又はその塩。
【請求項7】
R2が、メチルである、請求項1〜6のいずれか一項に記載の化合物又はその塩。
【請求項8】
R3が、メチルである、請求項1〜7のいずれか一項に記載の化合物又はその塩。
【請求項9】
R4が、式(iii)の基であり、R4aが、基L−Y(式中、Lは、単結合、CH2、又はCH2CH2であり、Yは、基NR7R8(式中、R7及びR8は、独立して水素又はC1−6アルキルである)である)である、請求項1〜8のいずれか一項に記載の化合物又はその塩。
【請求項10】
R4が、式(iii)の基であり、R4aが、基L−Y(式中、Lは、単結合、CH2、又はCH2CH2であり、Yは、基NR7R8(式中、R7及びR8は、共に結合して、ピロリジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、モルホリニル、アゼピニル、及びジアザピニルからなる群より選択されるヘテロシクリル環を形成し、前記環は、C1−6アルキル、CO2C1−6アルキル、NH2、又はオキソにより置換されてもよい)である、請求項1〜8のいずれか一項に記載の化合物又はその塩。
【請求項11】
R4が、式(iii)の基であり、R4aが、基L−Y(式中、Lは、単結合、CH2、又はCH2CH2であり、Yは、CO2H基である)である、請求項1〜8のいずれか一項記載の化合物又はその塩。
【請求項12】
R5が、水素である、請求項1〜11のいずれか一項に記載の化合物又はその塩。
【請求項13】
R6が、水素である、請求項1〜12のいずれか一項に記載の化合物又はその塩。
【請求項14】
実施例1〜123のいずれか1つに記載の化合物又はその塩。
【請求項15】
請求項1〜14のいずれか一項に記載の化合物又はその薬学的に許容可能な塩。
【請求項16】
請求項15に記載の化合物又はその薬学的に許容可能な塩と、1種以上の薬学的に許容可能な担体、希釈剤、又は賦形剤とを含む、医薬組成物。
【請求項17】
1種以上の他の治療活性剤と共に、請求項15に記載の式(I)の化合物又はその薬学的に許容可能な塩を含む、組合せ医薬製剤。
【請求項18】
療法で使用するための請求項15に記載の化合物又はその薬学的に許容可能な塩。
【請求項19】
ブロモドメイン阻害剤が適応される疾患又は病態の治療において使用するための請求項15に記載の化合物又はその薬学的に許容可能な塩。
【請求項20】
前記疾患又は病態が、慢性の自己免疫及び/又は炎症性病態である、請求項19に記載の化合物又はその薬学的に許容可能な塩。
【請求項21】
前記疾患又は病態が、癌である、請求項19に記載の化合物又はその薬学的に許容可能な塩。
【請求項22】
ブロモドメイン阻害剤が適応される疾患又は病態を治療するための薬剤の製造における請求項15に記載の化合物又はその薬学的に許容可能な塩の使用。
【請求項23】
治療上有効な量の請求項15に記載の化合物又はその薬学的に許容可能な塩を投与することを含む、それを必要としている被験体においてブロモドメイン阻害剤が適応される疾患又は病態を治療する方法。
【請求項24】
前記疾患又は病態が、慢性の自己免疫及び/又は炎症性病態である、請求項23に記載の方法。
【請求項25】
前記疾患又は病態が、癌である、請求項23に記載の方法。
【請求項26】
請求項15に記載の式(I)の化合物又はその薬学的に許容可能な塩とブロモドメインとを接触させることを含む、ブロモドメインを阻害する方法。
【公表番号】特表2013−510120(P2013−510120A)
【公表日】平成25年3月21日(2013.3.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−537377(P2012−537377)
【出願日】平成22年11月3日(2010.11.3)
【国際出願番号】PCT/EP2010/066693
【国際公開番号】WO2011/054841
【国際公開日】平成23年5月12日(2011.5.12)
【出願人】(509329523)グラクソスミスクライン エルエルシー (38)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成25年3月21日(2013.3.21)
【国際特許分類】
【出願日】平成22年11月3日(2010.11.3)
【国際出願番号】PCT/EP2010/066693
【国際公開番号】WO2011/054841
【国際公開日】平成23年5月12日(2011.5.12)
【出願人】(509329523)グラクソスミスクライン エルエルシー (38)
【Fターム(参考)】
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