説明

トロンボポエチン摸倣物

【課題】トロンボポエチン(TPO)摸倣物、ならびにそれらの血小板形成および巨核球形成のプロモーターとしての使用を提供する。
【解決手段】式(I):


で示される化合物およびその医薬上許容される塩、水和物、溶媒和物およびエステル、該化合物の新規製造法および該製造において用いられる中間体、該化合物を含む血小板減少症を治療するのに用いるための医薬組成物。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
下記式(II):
【化1】

[式中、
R、R1、R2およびR3は、各々、独立して、水素、C1-6アルキル、−(CH2)pOR4、−C(O)OR4、ホルミル、ニトロ、シアノ、ハロゲン、アリール、置換アリール、置換アルキル、−S(O)n4、シクロアルキル、−NR56、保護−OH、−CONR56、ホスホン酸、スルホン酸、ホスフィン酸、−SO2NR56、および式(III):
【化2】

で示される複素環系メチレン置換基から選択され(ここで、
pは、0〜6であり、
nは、0〜2であり、
V、W、XおよびZは、各々、独立して、O、S、およびNR16から選択され(ここで、R16は、水素、アルキル、シクロアルキル、C1−C12アリール、置換アルキル、置換シクロアルキルおよび置換C1−C12アリールから選択される)、
4は、水素、アルキル、シクロアルキル、C1−C12アリール、置換アルキル、置換シクロアルキルおよび置換C1−C12アリールであり、
5およびR6は、各々、独立して、水素、アルキル、置換アルキル、C3-6シクロアルキル、およびアリールから選択されるか、または、
5およびR6は、それらが結合している窒素と一緒になって、酸素および窒素から選択される他のヘテロ原子1個までを含有する5〜6員飽和環を表し;
15は、アルキル、C1−C12アリール、ヒドロキシ、アルコキシ、置換アルキル、置換C1−C12アリールおよびハロゲンからなる群から選択される);
mは、0〜6であり;
Yは、アルキル、置換アルキル、ならびに、炭素原子3〜14個を含有しており、ヘテロ原子1〜3個を含有していてもよく(ただし、炭素原子の数が3である場合、芳香環は、少なくとも2個のヘテロ原子を含有し、炭素原子の数が4である場合、芳香環は、少なくとも1個のヘテロ原子を含有する)、アルキル、置換アルキル、C1−C12アリール、置換シクロアルキル、置換C1−C12アリール、ヒドロキシ、アリールオキシ、アルコキシ、シクロアルキル、ニトロ、シアノ、ハロゲンおよび保護−OHからなる群から選択される1個またはそれ以上の置換基で置換されていてもよい単環式または多環式芳香環から選択される;
ただし、R、R1、R2およびR3のうち少なくとも1つは、置換アリール基または式(III)で示される複素環系メチレン置換基である]
で示される化合物ならびにその医薬上許容される塩、水和物、溶媒和物およびエステル(ただし、3'−{N'−[1−(3,4−ジメチルフェニル)−3−メチル−5−オキソ−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−2'−ヒドロキシビフェニル−3−カルボン酸および3−{N'−[1−(3,4−ジメチルフェニル)−3−メチル−5−オキソ−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−2−ヒドロキシ−3'−(テトラゾール−5−イル)ビフェニルならびにそれらの医薬上許容される塩、水和物、溶媒和物およびエステルを除く)。
【請求項2】
Rが置換アリールであり;かつ、R1が水素であるか;
または
Rが水素であり;かつ、R1が置換アリールであり;
いずれの場合も、
2およびR3が、各々、独立して、水素、C1-6アルキル、C1-6アルコキシ、ニトロ、シアノ、ハロゲン、アリール、置換アリール、置換アルキル、シクロアルキル、ホスホン酸、ホスフィン酸およびスルホン酸から選択され;
15が、アルキル、置換アルキル、C1−C12アリール、アルコキシおよびハロゲンからなる群から選択され;
mが0〜4であり;
Yがフェニル、ピリジニルおよびピリミジニルから選択される(ここで、該フェニル、ピリジニルおよびピリミジニルがアルキル、置換アルキル、C1−C12アリール、置換C1−C12アリール、アルコキシおよびハロゲンからなる群から選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよい)
請求項1記載の式(II)で示される化合物ならびにその医薬上許容される塩、水和物、溶媒和物およびエステル。
【請求項3】
Rが置換C1−C12アリールであり;
1が水素であり;
2およびR3が、各々、独立して、水素、C1-6アルキル、C1-6アルコキシ、ニトロ、シアノ、ハロゲン、置換アルキルおよびシクロアルキルから選択され;
15がアルキル、置換アルキル、C1−C12アリール、アルコキシおよびハロゲンからなる群から選択され;
mが0〜2であり;
Yがフェニル、ピリジニルおよびピリミジニルから選択される(ここで、該フェニル、ピリジニルおよびピリミジニルが、アルキル、置換アルキル、C1−C12アリール、置換C1−C12アリール、アルコキシおよびハロゲンからなる群から選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよい)
請求項1記載の式(II)で示される化合物ならびにその医薬上許容される塩、水和物、溶媒和物およびエステル。
【請求項4】
Rが置換フェニルまたはピリジニル環であり;
1が水素であり;
2およびR3が、各々、独立して、水素、C1-6アルキル、置換アルキルおよびハロゲンから選択され;
15が、C1-4アルキル、C1-4アルコキシ、C1−C12アリールおよびハロゲンからなる群から選択され;
mが0であり;
Yがフェニル、ピリジニルおよびピリミジニルから選択される(ここで、該フェニル、ピリジニルおよびピリミジニルが、アルキル、置換アルキル、C1−C12アリール、置換C1−C12アリール、アルコキシおよびハロゲンからなる群から選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよい)
請求項1記載の式(II)で示される化合物ならびにその医薬上許容される塩、水和物、溶媒和物およびエステル。
【請求項5】
4'−{N'−[1−(3,4−ジメチルフェニル)−3−メチル−5−オキソ−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−3'−ヒドロキシビフェニル−4−カルボン酸;
4'−{N'−[1−(3,4−ジメチルフェニル)−3−メチル−5−オキソ−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−3'−ヒドロキシビフェニル−3−カルボン酸;
3'−{N'−[1−(4−tert−ブチルフェニル)−3−メチル−5−オキソ−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−2'−ヒドロキシビフェニル−3−カルボン酸;
2−アザ−3'−{N'−[1−(4−tert−ブチルフェニル)−3−メチル−5−オキソ−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−5'−クロロ−2'−ヒドロキシビフェニル−3−カルボン酸;
2−アザ−3'−{N'−[1−(4−tert−ブチルフェニル)−3−メチル−5−オキソ−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−2'−ヒドロキシビフェニル−3−カルボン酸;
3−アザ−3'−{N'−[1−(4−tert−ブチルフェニル)−3−メチル−5−オキソ−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−2'−ヒドロキシビフェニル−5−カルボン酸;
2−アザ−5'−クロロ−3'−{N'−[1−(3,4−ジメチルフェニル)−3−メチル−5−オキソ−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−2'−ヒドロキシビフェニル−3−カルボン酸;
2−アザ−3'−{N'−[1−(4−tert−ブチルフェニル)−3−メチル−5−オキソ−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−2'−ヒドロキシ−5'−メチルビフェニル−3−カルボン酸;
2−アザ−3'−{N'−[1−(3,4−ジメチルフェニル)−3−メチル−5−オキソ−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−2'−ヒドロキシ−5'−メチルビフェニル−3−カルボン酸;
3'−{N'−[1−(4−tert−ブチルフェニル)−3−メチル−5−オキソ−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−2'−ヒドロキシ−5'−メチルビフェニル−3−カルボン酸;
3'−{N'−[1−(3,4−ジメチルフェニル)−3−メチル−5−オキソ−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−5'−フルオロ−2'−ヒドロキシビフェニル−3−カルボン酸;
7−({N'−[1−(3,4−ジメチルフェニル)−3−メチル−5−オキソ−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−2−ヒドロキシフェニル)キノリン−4[1H]−オン−3−カルボン酸;
7−({N'−[1−(4−tert−ブチルフェニル)−3−メチル−5−オキソ−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−2−ヒドロキシフェニル)キノリン−4[1H]−オン−3−カルボン酸;
3−アザ−3'−{N'−[1−(3,4−ジメチルフェニル)−3−メチル−5−オキソ−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−2'−ヒドロキシビフェニル−5−カルボン酸;
3−アザ−3'−(N'−[1−{3−メチル−[4−(1−メチルエチル)フェニル]−5−オキソ−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン}ヒドラジノ)−2'−ヒドロキシビフェニル−5−カルボン酸;
3−アザ−3'−{N'−[1−(4−tert−ブチルフェニル−3−メチル−5−オキソ−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−2'−ヒドロキシビフェニル−5−カルボン酸;
5'−クロロ−3'−{N'−[1−(3,4−ジメチルフェニル)−3−メチル−5−オキソ−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−2'−ヒドロキシビフェニル−3−カルボン酸;
3'−{N'−[1−(3,4−ジメチルフェニル)−3,5−ジオキソ−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−2'−ヒドロキシビフェニル−3−カルボン酸;
3'−{N'−[1−(2−エトキシ−2−オキソエチル)−3−メチル−5−オキソ−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−2'−ヒドロキシビフェニル−3−カルボン酸;
3−{N'−[1−(3,4−ジメチルフェニル)−3−メチル−5−オキソ−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−2−ヒドロキシ−4'−(テトラゾール−5−イル)ビフェニル;
3'−(N'−{1−[2−(N−tert−ブチル)アミノ−2−オキソエチル]−3−メチル−5−オキソ−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン}ヒドラジノ)−2'−ヒドロキシビフェニル−3−カルボン酸;
3'−{N'−[3−クロロ−1−(3,4−ジメチルフェニル)−5−オキソ−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−2'−ヒドロキシビフェニル−3−カルボン酸;
5−クロロ−3−{N'−[1−(3,4−ジメチルフェニル)−3−メチル−5−オキソ−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−2−ヒドロキシ−4'−(テトラゾール−5−イル)ビフェニル;
3'−{N'−[1−(3,4−ジメチルフェニル)−3−メチル−5−オキソ−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−2'−ヒドロキシビフェニル−3,5−ジカルボン酸;
3−アザ−3'−{N'−[1−(3,4−ジメチルフェニル)−3−メチル−5−オキソ−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−2'−ヒドロキシ−5'−メチルビフェニル−5−カルボン酸;
3'−{N'−[1−(3,4−ジメチルフェニル)−3−メチル−5−オキソ−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−2'−ヒドロキシビフェニル−4−カルボン酸;
3'−{N'−[1−(3,4−ジメチルフェニル)−3−メトキシ−5−オキソ−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−2'−ヒドロキシビフェニル−3−カルボン酸;
3'−{N'−[1−(4−メトキシフェニル)−3−メチル−5−オキソ−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−2'−ヒドロキシビフェニル−3−カルボン酸;
(3−{N'−[1−(3,4−ジメチルフェニル)−3−メチル−5−オキソ−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−2−ヒドロキシ−3'−ビフェニル)−1,1,1−トリフルオロメタンスルホンアミド;
3'−{N'−[1−(3,4−ジクロロフェニル)−3−メチル−5−オキソ−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−2'−ヒドロキシビフェニル−3−カルボン酸;
3'−{N'−[3−メチル−5−オキソ−1−(3−トリフルオロメチルフェニル)−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−2'−ヒドロキシビフェニル−3−カルボン酸;
8−{N'−[1−(3,4−ジメチルフェニル)−3−メチル−5−オキソ−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}キノリン−4[1H]−オン−3−カルボン酸;
3'−{N'−[3−メチル−5−オキソ−1−(4−トリフルオロメチルフェニル)−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−2'−ヒドロキシビフェニル−3−カルボン酸;
3'−{N'−[3−メチル−5−オキソ−1−(4−N−メチルカルボキサミドールフェニル)−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−2'−ヒドロキシビフェニル−3−カルボン酸;
N−[1−(3'−{N'−[1−(3,4−ジメチルフェニル)−3−メチル−5−オキソ−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−2'−ヒドロキシビフェニル−3−イル)メタノイル]メタンスルホンアミド;
3'−{N'−[3−メチル−5−オキソ−1−フェニル−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−2'−ヒドロキシビフェニル−3−カルボン酸;
3'−{N'−[3−メチル−1−(4−メチルフェニル)−5−オキソ−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−2'−ヒドロキシビフェニル−3−カルボン酸;
3'−{N'−[1−(4−クロロフェニル)−3−メチル−5−オキソ−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−2'−ヒドロキシビフェニル−3−カルボン酸;
3'−{N'−[1−(4−フルオロフェニル)−3−メチル−5−オキソ−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−2'−ヒドロキシビフェニル−3−カルボン酸;
3'−{N'−[3−メチル−5−オキソ−1−(4−トリフルオロメトキシフェニル)−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−2'−ヒドロキシビフェニル−3−カルボン酸;
3'−{N'−[1−(3,4−ジメチルフェニル)−3−エトキシ−5−オキソ−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−2'−ヒドロキシビフェニル−3−カルボン酸;
3'−{N'−[1−(3,4−ジメチルフェニル)−3−(1−メチルエトキシ)−5−オキソ−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−2'−ヒドロキシビフェニル−3−カルボン酸;
3'−{N'−[3−tert−ブチル−1−(3,4−ジメチルフェニル)−5−オキソ−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−2'−ヒドロキシビフェニル−3−カルボン酸;
3'−{N'−[3−メチル−1−(4−メチル−2,3,5,6−テトラフルオロフェニル)−5−オキソ−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−2'−ヒドロキシビフェニル−3−カルボン酸;
3'−{N'−[1−(4−フルオロ−3−メチルフェニル)−3−メチル−5−オキソ−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−2'−ヒドロキシビフェニル−3−カルボン酸;
3'−{N'−[1−(3,4−ジメチルフェニル)−3−フェニル−5−オキソ−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−2'−ヒドロキシビフェニル−3−カルボン酸;
3−{N'−[1−(3,4−ジメチルフェニル)−5−オキソ−3−フェニル−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−2−ヒドロキシ−3'−テトラゾール−5−イルビフェニル;
3−{N'−[1−(3,4−ジメチルフェニル)−3−メトキシ−5−オキソ−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−2−ヒドロキシ−3'−テトラゾール−5−イルビフェニル;
3−{N'−[1−(3,4−ジメチルフェニル)−3−エトキシ−5−オキソ−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−2−ヒドロキシ−3'−テトラゾール−5−イルビフェニル;
3−{N'−[1−(3,4−ジメチルフェニル)−3−(1−メチルエトキシ)−5−オキソ−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−2−ヒドロキシ−3'−テトラゾール−5−イルビフェニル;
3−{N'−[1−(4−フルオロフェニル)−3−メチル−5−オキソ−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−2−ヒドロキシ−3'−テトラゾール−5−イルビフェニル;
3−{N'−[1−(4−フルオロ−3−メチルフェニル)−3−メチル−5−オキソ−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−2−ヒドロキシ−3'−テトラゾール−5−イルビフェニル;
3−{N'−[3−メチル−5−オキソ−1−(4−トリフルオロメチルフェニル)−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−2−ヒドロキシ−3'−テトラゾール−5−イルビフェニル;
3'−{N'−[1−(3,4−ジメチルフェニル)−3−(ピリジン−4−イル−5−オキソ−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−2'−ヒドロキシビフェニル−3−カルボン酸;
3−{N'−[1−(3,4−ジメチルフェニル)−3−ピリジン−4−イル−5−オキソ−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−2−ヒドロキシ−3'−テトラゾール−5−イルビフェニル;
3−{N'−[1−(3,4−ジメチルフェニル)−3−ピリジン−2−イル−5−オキソ−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−2−ヒドロキシ−3'−テトラゾール−5−イルビフェニル;
3'−{N'−[1−(3,4−ジメチルフェニル)−3−(ピリジン−2−イル−5−オキソ−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−2'−ヒドロキシビフェニル−3−カルボン酸;
3−{N'−[1−(3−フルオロ−4−メチルフェニル)−3−メチル−5−オキソ−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−2−ヒドロキシ−3'−テトラゾール−5−イルビフェニル;
3'−{N'−[1−(3−フルオロ−4−メチルフェニル)−3−メチル−5−オキソ−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−2'−ヒドロキシビフェニル−3−カルボン酸;
3'−{N'−[3−メチル−5−オキソ−1−(4−トリフルオロメチルピリミジン−2−イル)−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−2'−ヒドロキシビフェニル−3−カルボン酸;
3'−N−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−{N'−[1−(3,4−ジメチルフェニル)−3−メチル−5−オキソ−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−2−ヒドロキシビフェニル;
3'−アミノ−3−{N'−[1−(3,4−ジメチルフェニル)−3−メチル−5−オキソ−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−2−ヒドロキシビフェニル;
3−{N'−[1−(3−フルオロフェニル)−3−メチル−5−オキソ−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−2−ヒドロキシ−3'−テトラゾール−5−イルビフェニル;
3'−{N'−[1−(3−フルオロフェニル)−3−メチル−5−オキソ−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−2'−ヒドロキシビフェニル−3−カルボン酸;
3−{N'−[3−メチル−5−オキソ−1−(2,3,4,5,6−ペンタフルオロフェニル)−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−2−ヒドロキシ−3'−テトラゾール−5−イルビフェニル;
3'−{N'−[3−メチル−5−オキソ−1−(2,3,4,5,6−ペンタフルオロフェニル)−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−2'−ヒドロキシビフェニル−3−カルボン酸;
3'−{N'−[1−(3,4−ジフルオロフェニル)−3−メチル−5−オキソ−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−2'−ヒドロキシビフェニル−3−カルボン酸;
3'−{N'−[1−(3,4−ジメチルフェニル)−3−メトキシメチル−5−オキソ−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−2'−ヒドロキシビフェニル−3−カルボン酸;
3−{N'−[1−(3,4−ジメチルフェニル)−3−メトキシメチル−5−オキソ−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−2−ヒドロキシ−3'−テトラゾール−5−イルビフェニル;
3−{N'−[1−(3,4−ジフルオロフェニル)−3−メチル−5−オキソ−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−2−ヒドロキシ−3'−テトラゾール−5−イルビフェニル;
3'−{N'−[1−(3,4−ジメチルフェニル)−5−オキソ−3−トリフルオロメチル−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−2'−ヒドロキシビフェニル−3−カルボン酸;
3'−{N'−[1−(3,4−ジメチルフェニル)−3−メチル−5−オキソ−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−6−フルオロ−2'−ヒドロキシビフェニル−3−カルボン酸;
3'−{N'−[1−(3,4−ジメチルフェニル)−5−オキソ−3−プロピル−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−2'−ヒドロキシビフェニル−3−カルボン酸;
3−{N'−[1−(3,4−ジメチルフェニル)−5−オキソ−3−プロピル−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−2−ヒドロキシ−3'−テトラゾール−5−イルビフェニル;
3'−{N'−[1−(3,4−ジメチルフェニル)−3−(1−メチル−1H−ピロール−3−イル)−5−オキソ−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−2'−ヒドロキシビフェニル−3−カルボン酸;
3−{N'−[1−(3,4−ジメチルフェニル)−3−(1−メチル−1H−ピロール−3−イル)−5−オキソ−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−2−ヒドロキシ−3'−テトラゾール−5−イルビフェニル;
3'−{N'−[1−(3,4−ジメチルフェニル)−3−フラン−2−イル−5−オキソ−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−2'−ヒドロキシビフェニル−3−カルボン酸;
3−{N'−[1−(3,4−ジメチルフェニル)−3−フラン−2−イル−5−オキソ−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−2−ヒドロキシ−3'−テトラゾール−5−イルビフェニル;
N−(2'−ヒドロキシ−3'−{N'−[3−メチル−5−オキソ−1−(4−トリフルオロメチル−フェニル)−1,5−ジヒドロ−ピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}ビフェニル−3−イル)−1,1,1−トリフルオロメタンスルホンアミド;
N−(2'−ヒドロキシ−3'−{N'−[1−(3−フルオロ−4−メチルフェニル)−3−メチル−5−オキソ−1,5−ジヒドロ−ピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}ビフェニル−3−イル)−1,1,1−トリフルオロメタンスルホンアミド;
N−(2'−ヒドロキシ−3'−{N'−[1−(4−フルオロ−3−メチルフェニル)−3−メチル−5−オキソ−1,5−ジヒドロ−ピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}ビフェニル−3−イル)−1,1,1−トリフルオロメタンスルホンアミド;
N−(2'−ヒドロキシ−3'−{N'−[1−(3,4−ジフルオロフェニル)−3−メチル−5−オキソ−1,5−ジヒドロ−ピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}ビフェニル−3−イル)−1,1,1−トリフルオロメタンスルホンアミド;
N−(3'−{N'−[1−(3,4−ジメチルフェニル)−3−メチル−5−オキソ−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−2'−ヒドロキシビフェニル−3−イル)グアニジン;
3'−{N'−[1−(3,4−ジメチルフェニル)−3−エチル−5−オキソ−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−2'−ヒドロキシビフェニル−3−カルボン酸;
3−{N'−[1−(3,4−ジメチルフェニル)−3−エチル−5−オキソ−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−2−ヒドロキシ−3'−テトラゾール−5−イルビフェニル;
3'−{N'−[1−(3,4−ジメチルフェニル)−5−オキソ−3−チエン−2−イル−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−2'−ヒドロキシビフェニル−3−カルボン酸;
3'−{N'−[3−シクロプロピル−1−(3,4−ジメチルフェニル)−5−オキソ−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−2'−ヒドロキシビフェニル−3−カルボン酸;
3'−{N'−[1−(3,4−ジメチルフェニル)−5−オキソ−3−チアゾール−2−イル−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−2'−ヒドロキシビフェニル−3−カルボン酸;
3'−{N'−[1−(3,4−ジメチルフェニル)−5−オキソ−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−2'−ヒドロキシビフェニル−3−カルボン酸;
3'−{N'−[1−(3,4−ジメチルフェニル)−3−(1−メチルエチル)−5−オキソ−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−2'−ヒドロキシビフェニル−3−カルボン酸;
3'−{N'−[3−(ベンジルオキシメチル)−1−(3,4−ジメチルフェニル)−5−オキソ−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−2'−ヒドロキシビフェニル−3−カルボン酸;
3'−{N'−[3−エチル−5−オキソ−1−(4−トリフルオロメチルフェニル)−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−2'−ヒドロキシビフェニル−3−カルボン酸;
3'−{N'−[5−オキソ−1−(4−トリフルオロメチルフェニル)−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−2'−ヒドロキシビフェニル−3−カルボン酸;
3'−{N'−[−1−(3,4−ジメチルフェニル)−3−ヒドロキシメチル−5−オキソ−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−2'−ヒドロキシビフェニル−3−カルボン酸;
3'−{N'−[3−ベンジルオキシメチル−5−オキソ−1−(4−トリフルオロメチルフェニル)−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−2'−ヒドロキシビフェニル−3−カルボン酸;
3'−{N'−[−1−(3,4−ジメチルフェニル)−3−メチルスルファニルメチル−5−オキソ−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−2'−ヒドロキシビフェニル−3−カルボン酸;
3'−{N'−[−1−(3,4−ジメチルフェニル)−5−オキソ−3−チオフェン−3−イル−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−2'−ヒドロキシビフェニル−3−カルボン酸;
3'−{N'−[5−オキソ−1−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3−チオフェン−3−イル−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−2'−ヒドロキシビフェニル−3−カルボン酸;
3'−{N'−[5−オキソ−1−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3−メチルスルファニルメチル−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−2'−ヒドロキシビフェニル−3−カルボン酸;
N−(3'−{N'−[1−(3,4−ジメチルフェニル)−3−メチル−5−オキソ−1,5−ジヒドロ−ピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−2'−ヒドロキシビフェニル−3−イル)メタンスルホンアミド;
3'−[N'−(1−ベンゾ[1,3]ジオキソール−5−イル−3−メチル−5−オキソ−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン)ヒドラジノ]−2'−ヒドロキシビフェニル−3−カルボン酸;
3'−{N'−[1−(3,5−ジメチルフェニル)−3−メチル−5−オキソ−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−2'−ヒドロキシビフェニル−3−カルボン酸;
3'−{N'−[1−(3,4−ジメチルフェニル)−3−メチル−5−オキソ−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−4'−ヒドロキシビフェニル−4−カルボン酸;
3'−{N'−[1−(3−クロロ−4−メチルフェニル)−3−メチル−5−オキソ−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−2'−ヒドロキシビフェニル−3−カルボン酸;
3'−{N'−[1−(3,4−ジメチルフェニル)−3−メチル−5−オキソ−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−4'−ヒドロキシビフェニル−3−カルボン酸;
3'−{N'−[1−(3,4−ジメチルフェニル)−3−メチル−5−オキソ−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−2'−ヒドロキシビフェニル−3−ホスホン酸;
3'−{N'−[1−(3,4−ジメチルフェニル)−3−メチル−5−オキソ−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−2'−ヒドロキシビフェニル−3,4−ジカルボン酸;
2',6−ジヒドロキシ−3'−{N'−[1−(3,4−ジメチルフェニル)−3−メチル−5−オキソ−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}ビフェニル−3−カルボン酸;
4−アザ−3'−{N'−[1−(3,4−ジメチルフェニル)−3−メチル−5−オキソ−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−2'−ヒドロキシビフェニル−5−カルボン酸;
3'−{N'−[1−(3,4−ジメチルフェニル)−5−オキソ−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−2'−ヒドロキシビフェニル−3−カルボン酸;
3'−{N'−[1−(3,4−ジメチルフェニル)−3−メチル−5−オキソ−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−2'−ヒドロキシビフェニル−3−スルホン酸;および
5−(3'−{N'−[1−(3,4−ジメチルフェニル)−3−メチル−5−オキソ−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−2'−ヒドロキシビフェニル−3−イルメチレン)チアゾリジン−2,4−ジオン;ならびに
それらの医薬上許容される塩、水和物、溶媒和物およびエステル
から選択される請求項1記載の化合物。
【請求項6】
請求項1記載の式(II)で示される化合物を含む、血小板減少症を治療するのに用いるための医薬組成物。
【請求項7】
化合物が請求項5記載の化合物から選択される請求項6記載の組成物。
【請求項8】
請求項1記載の化合物および医薬上許容される担体を含む血小板産生増強用医薬組成物。
【請求項9】
化合物が請求項5記載の化合物から選択される請求項8記載の組成物。
【請求項10】
血小板減少症の治療用医薬の製造における請求項1記載の式(II)で示される化合物の使用。
【請求項11】
経口投与用の請求項6記載の組成物。
【請求項12】
非経口投与用の請求項6記載の組成物。
【請求項13】
請求項1記載の式(II)で示される化合物を含む、対象体においてTPO受容体をアゴナイズするのに用いるための医薬組成物。
【請求項14】
医薬上許容される担体または希釈剤ならびに有効量の請求項1記載の式(II)で示される化合物およびその医薬上許容される塩、水和物、溶媒和物およびエステルを含有する医薬組成物の製造方法であって、式(II)で示される化合物と医薬上許容される担体または希釈剤を配合することを含む方法。
【請求項15】
式(II)で示される化合物の製造方法であって、式(VII):
【化3】

で示される化合物またはその保護形態と、式(VIII)で示される化合物またはその互変異性体等価物(IX):
【化4】

[式中、
Rは、1個またはそれ以上の、−C(O)OH、テトラゾール、ホスホン酸、スルホン酸、ヒドロキシ、メチル、フルオロ、NHSO2CF3、C(O)NHSO2CH3によって置換されているフェニルまたはピリジニル環であり、R1は、水素であるか、または
Rは、水素であり;R1は、1個またはそれ以上の、−C(O)OH、テトラゾール、ホスホン酸、スルホン酸、ヒドロキシ、メチル、フルオロ、NHSO2CF3、C(O)NHSO2CH3により置換されているフェニルまたはピリジニル環であり、
いずれの場合も、
2およびR3は、独立して、水素、C1-6アルキルおよびハロゲンから選択され;
15は、C1-6アルキル、C1-6アルコキシ、トリフルオロメチルおよびハロゲンからなる群から選択され;
Yは、アルキル、置換アルキル、トリフルオロメチルおよびハロゲンからなる群から選択される1〜5個の置換基で置換されていてもよいフェニルから選択される]
とを反応させ、
次いで、塩形成を行ってもよいことを含む方法。
【請求項16】
コロニー刺激因子、サイトカイン、ケモカイン、インターロイキンまたはサイトカイン受容体アゴニストもしくはアンタゴニスト、可溶性受容体、受容体アゴニストもしくはアンタゴニスト抗体からなる群から選択される薬剤、または1種類もしくはそれ以上の該薬剤と同一のメカニズムによって作用する小分子またはペプチドとの共投与に用いるための請求項6記載の組成物。
【請求項17】
薬剤がG−CSF、GM−CSF、TPO、M−CSF、EPO、Gro−ベータ、IL−11、SCF、FLT3リガンド、LIF、IL−3、IL−6、IL−1、プロジェニポエチン、NESP、SD−01、IL−8、もしくはIL−5、または該薬剤のいずれかの生物学的に活性な誘導体からなる群から選択されるものである、請求項16記載の組成物。
【請求項18】
コロニー刺激因子、サイトカイン、ケモカイン、インターロイキンまたはサイトカイン受容体アゴニストからなる群から選択される薬剤との共投与に用いるための請求項8記載の医薬組成物。
【請求項19】
薬剤がG−CSF、GM−CSF、TPO、M−CSF、EPO、Gro−ベータ、IL−11、SCF、FLT3リガンド、LIF、IL−3、IL−6、IL−1、もしくはIL−5、または該薬剤のいずれかの生物学的に活性な誘導体からなる群から選択されるものである、請求項18記載の組成物。
【請求項20】
血小板交換療法、献血または血小板供与の前にドナーに投与してかかるドナーから得られる血小板産生を増強するのに用いるための医薬組成物であって、請求項1記載の化合物を含む医薬組成物。
【請求項21】
白血球交換療法の前にドナーに投与してかかるドナーから得られる末梢血幹細胞の数を増加させるための医薬組成物であって、請求項1記載の化合物を含む医薬組成物。
【請求項22】
コロニー刺激因子、サイトカイン、ケモカイン、インターロイキンまたはサイトカイン受容体アゴニスト、接着分子アンタゴニストもしくは抗体からなる群から選択される造血細胞動員剤との共投与に用いるための請求項21記載の組成物。
【請求項23】
動員剤がG−CSF、GM−CSF、TPO、EPO、Gro−ベータ、IL−8、サイトキサン、VLA−4阻害剤、SCF、FLT3リガンド、またはG−CSF、GM−CSF、TPO、EPO、Gro−ベータもしくはIL−8の生物学的に活性な誘導体からなる群から選択されるものである、請求項22記載の組成物。
【請求項24】
巨核球成熟および/または血小板産生の刺激をインビトロまたはエキソビボで増強する方法であって、TPO受容体を発現する細胞の培養培地に有効量の請求項1記載の化合物を添加することを含む方法。
【請求項25】
巨核球成熟および/または血小板産生の刺激をインビトロまたはエキソビボで増強する方法であって、幹細胞、骨髄細胞、臍帯血細胞または末梢血細胞の培養培地に有効量の請求項1記載の化合物を添加することを含む方法。
【請求項26】
巨核球または血小板が、化学療法または放射線療法後に哺乳動物に戻されるものである、請求項25記載の方法。
【請求項27】
培養物中における、幹細胞、骨髄細胞、臍帯血細胞、末梢血細胞、またはTPO受容体を発現する他の細胞型の生存および/または増殖をインビトロまたはエキソビボで増強する方法であって、有効量の請求項1記載の化合物を含有する培地中にて該細胞を培養することを含む方法。
【請求項28】
幹細胞、骨髄細胞、臍帯血細胞、末梢血細胞、またはTPO受容体を発現する他の細胞型が、治療上有効量の、コロニー刺激因子、サイトカイン、ケモカイン、インターロイキンまたはサイトカイン受容体アゴニストと共投与するものである、請求項27記載の方法。
【請求項29】
幹細胞が、化学療法または放射線療法後に哺乳動物に戻されるものである、請求項27記載の方法。
【請求項30】
請求項1記載の式(II)で示される化合物を含む、好中球減少症の治療に用いるための医薬組成物。
【請求項31】
好中球産生の刺激をインビトロまたはエキソビボで増強する方法であって、幹細胞、骨髄細胞、臍帯血細胞、末梢血細胞、またはTPO受容体を発現する他の細胞型の培養培地に有効量の請求項1記載の化合物を添加することを含む方法。
【請求項32】
好中球が、化学療法または放射線療法後に哺乳動物に戻されるものである、請求項31記載の方法。
【請求項33】
血小板減少症が化学療法または放射線療法により引き起こされる骨髄抑制によるものである、請求項6記載の組成物。
【請求項34】
血小板減少症が臓器移植によるものである、請求項6記載の組成物。
【請求項35】
血小板減少症が骨髄移植、幹細胞移植または肝移植によるものである、請求項6記載の組成物。
【請求項36】
血小板減少症が特発性血小板減少性紫斑病(ITP)によるものである、請求項6記載の組成物。
【請求項37】
血小板減少症が骨髄異形性症候群(MDS)、再生不良性貧血または白血病によるものである、請求項6記載の組成物。
【請求項38】
血小板減少症がウイルス感染、真菌感染、微生物感染または寄生虫感染によるものである、請求項6記載の組成物。
【請求項39】
血小板減少症が肝機能不全によるものである、請求項6記載の組成物。
【請求項40】
血小板減少症が外科的な手法によるものである、請求項6記載の組成物。
【請求項41】
血小板減少症が抗ウイルス剤または抗生物質での治療によるものである、請求項6記載の組成物。
【請求項42】
免疫増強剤としての請求項1記載の化合物の使用。
【請求項43】
該免疫増強剤がワクチンおよび/または免疫調節剤と一緒に投与するものである、請求項42記載の使用。
【請求項44】
3'−{N'−[1−(4−tert−ブチルフェニル)−3−メチル−5−オキソ−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−2'−ヒドロキシビフェニル−3−カルボン酸;
3'−{N'−[1−(3,4−ジメチルフェニル)−3−メチル−5−オキソ−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−5'−フルオロ−2'−ヒドロキシビフェニル−3−カルボン酸;
3'−{N'−[3−メチル−5−オキソ−1−(4−トリフルオロメチルフェニル)−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−2'−ヒドロキシビフェニル−3−カルボン酸;および
3'−{N'−[1−(4−フルオロ−3−メチルフェニル)−3−メチル−5−オキソ−1,5−ジヒドロピラゾール−4−イリデン]ヒドラジノ}−2'−ヒドロキシビフェニル−3−カルボン酸
から選択される請求項5記載の化合物。
【請求項45】
4'−アミノ−3'−ヒドロキシビフェニル−4−カルボン酸;
4'−アミノ−3'−ヒドロキシビフェニル−3−カルボン酸;
3'−アミノ−2'−ヒドロキシビフェニル−3−カルボン酸;
3'−アミノ−2'−ヒドロキシビフェニル−4−カルボン酸;
3−アミノ−2−ヒドロキシ−3'−(1H−テトラゾール−5−イル)ビフェニル;
3−アミノ−2−ヒドロキシ−4'−(1H−テトラゾール−5−イル)ビフェニル;
3−アミノ−5−クロロ−2−ヒドロキシ−4'−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル;
6−(3−アミノ−2−ヒドロキシフェニル)ピリジン−2−カルボン酸;
6−(3−アミノ−5−クロロ−2−ヒドロキシフェニル)ピリジン−2−カルボン酸;
6−(3−アミノ−2−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)ピリジン−2−カルボン酸;
5−(3−アミノ−2−ヒドロキシフェニル)ニコチン酸;
5−(3−アミノ−2−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)ニコチン酸;
2−(3−アミノ−2−ヒドロキシフェニル)イソニコチン酸;
3'−アミノ−2'−ヒドロキシ−5'−メチルビフェニル−3−カルボン酸;
3'−アミノ−5'−フルオロ−2'−ヒドロキシビフェニル−3−カルボン酸;
3'−アミノ−5'−クロロ−2'−ヒドロキシビフェニル−3−カルボン酸;
3'−アミノ−2'−ヒドロキシビフェニル−3,5−ジカルボン酸;
N−[1−(3'−アミノ−2'−ヒドロキシビフェニル−3−イル)メタノイル]メタンスルホンアミド;
N−(3'−アミノ−2'−ヒドロキシビフェニル−3−イル)−1,1,1−トリフルオロ−メタンスルホンアミド;
(3'−アミノ−2'−ヒドロキシビフェニル−3−イル)ホスホン酸;
3'−アミノ−2'−ヒドロキシビフェニル−3,4−ジカルボン酸;
3'−アミノ−4,2'−ジヒドロキシビフェニル−3−カルボン酸;
3'−アミノ−2'−ヒドロキシビフェニル−3−スルホン酸;
3'−ヒドロキシ−4'−ニトロビフェニル−4−カルボン酸;
3'−ヒドロキシ−4'−ニトロビフェニル−3−カルボン酸;
2'−ヒドロキシ−3'−ニトロビフェニル−3−カルボン酸;
2'−ヒドロキシ−3'−ニトロビフェニル−4−カルボン酸;
5−クロロ−2−ヒドロキシ−3−ニトロ−3'−(1H−テトラゾール−5−イル)ビフェニル;
5−クロロ−2−ヒドロキシ−3−ニトロ−4'−(1H−テトラゾール−5−イル)ビフェニル;
6−(5−クロロ−2−ヒドロキシ−3−ニトロフェニル)ピリジン−2−カルボン酸;
6−(2−ヒドロキシ−5−メチル−3−ニトロフェニル)ピリジン−2−カルボン酸;
5−(5−クロロ−2−ヒドロキシ−3−ニトロフェニル)ニコチン酸;
5−(5−クロロ−2−ヒドロキシ−5−メチル−3−ニトロフェニル)ニコチン酸;
2−(5−クロロ−2−ヒドロキシ−3−ニトロフェニル)イソニコチン酸;
5'−クロロ−2'−ヒドロキシ−3'−ニトロビフェニル−3−カルボン酸;
5'−クロロ−2'−ヒドロキシ−3'−ニトロビフェニル−3,5−ジカルボン酸;
N−[1−(5'−クロロ−2'−ヒドロキシ−3'−ニトロビフェニル−3−イル)メタノイル]メタンスルホンアミド;
1,1,1−トリフルオロ−N−(2'−ヒドロキシ−3'−ニトロビフェニル−3−イル)メタンスルホンアミド;
(5'−クロロ−2'−ヒドロキシ−3'−ニトロビフェニル−3−イル)ホスホン酸;
5'−クロロ−2'−ヒドロキシ−3'−ニトロビフェニル−3,4−ジカルボン酸;
5'−クロロ−4,2'−ジヒドロキシ−3'−ニトロビフェニル−3−カルボン酸;
5'−クロロ−2'−ヒドロキシ−3'−ニトロビフェニル−3−スルホン酸;
2'−メトキシ−3'−ニトロビフェニル−3−カルボン酸;
2'−メトキシ−3'−ニトロビフェニル−4−カルボン酸;
5−クロロ−2−ヒドロキシ−3'−(1H−テトラゾール−5−イル)ビフェニル;
5−クロロ−2−ヒドロキシ−4'−(1H−テトラゾール−5−イル)ビフェニル;
6−(5−クロロ−2−ヒドロキシフェニル)ピリジン−2−カルボン酸;
6−(2−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)ピリジン−2−カルボン酸;
6−(2−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)ピリジン−2−カルボン酸;
5−(5−クロロ−2−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)ニコチン酸;
2−(5−クロロ−2−ヒドロキシフェニル)イソニコチン酸;
5'−クロロ−2'−ヒドロキシビフェニル−3−カルボン酸;
5'−クロロ−2'−ヒドロキシビフェニル−3,5−ジカルボン酸;
N−[1−(5'−クロロ−2'−ヒドロキシビフェニル−3−イル)メタノイル]メタンスルホンアミド;
3'−アミノ−3−ニトロビフェニル−2−オール;
(5'−クロロ−2'−ヒドロキシビフェニル−3−イル)ホスホン酸;
5'−クロロ−2'−ヒドロキシビフェニル−3,4−ジカルボン酸;
5'−クロロ−4,2'−ジヒドロキシビフェニル−3−カルボン酸;
5'−クロロ−2'−ヒドロキシビフェニル−3−スルホン酸;
5−クロロ−2−メトキシ−3'−(1H−テトラゾール−5−イル)ビフェニル;
5−クロロ−2−メトキシ−4'−(1H−テトラゾール−5−イル)ビフェニル;
6−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)ピリジン−2−カルボン酸;
6−(2−メトキシ−5−メチルフェニル)ピリジン−2−カルボン酸;
6−(2−メトキシ−5−メチルフェニル)ピリジン−2−カルボン酸;
5−(5−クロロ−2−メトキシ−5−メチルフェニル)ニコチン酸;
2−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)イソニコチン酸;
5'−クロロ−2'−メトキシビフェニル−3−カルボン酸;
5'−クロロ−2'−メトキシビフェニル−3,5−ジカルボン酸;
N−[1−(5'−クロロ−2'−メトキシビフェニル−3−イル)メタノイル]メタンスルホンアミド;
N−(2'−メトキシ−3'−ニトロビフェニル−3−イル)−アセトアミド;
(5'−クロロ−2'−メトキシビフェニル−3−イル)ホスホン酸;
5'−クロロ−2'−メトキシビフェニル−3,4−ジカルボン酸;
5'−クロロ−4−ヒドロキシ−2'−メトキシビフェニル−3−カルボン酸;および
5'−クロロ−2'−メトキシビフェニル−3−スルホン酸
から選択される、請求項1記載の化合物の製造において使用される中間体。


【公開番号】特開2006−137764(P2006−137764A)
【公開日】平成18年6月1日(2006.6.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−353686(P2005−353686)
【出願日】平成17年12月7日(2005.12.7)
【分割の表示】特願2001−585703(P2001−585703)の分割
【原出願日】平成13年5月24日(2001.5.24)
【出願人】(591002957)スミスクライン・ビーチャム・コーポレイション (341)
【氏名又は名称原語表記】SMITHKLINE BEECHAM CORPORATION
【出願人】(397009934)グラクソ グループ リミテッド (832)
【氏名又は名称原語表記】GLAXO GROUP LIMITED
【住所又は居所原語表記】Glaxo Wellcome House,Berkeley Avenue Greenford,Middlesex UB6 0NN,Great Britain
【Fターム(参考)】