説明

ナビゲーション装置、ナビゲーションシステム

【課題】
本発明では、当該ナビゲーション装置の利用者による評価に基づいた最適なサービスを提案するナビゲーション装置、ナビゲーションシステムを提供することを目的とする。
【解決手段】
本発明に係るナビゲーション装置は、運転者に対して行う経路案内の目的地に関する情報である旅行プラン情報を記憶した記憶装置を有するナビゲーション装置であって、旅行プラン情報に基づく経路案内を行う経路案内手段と、経路案内手段による経路案内が終了した後、該旅行プラン情報に満足したか否かの評価に関する情報を取得する評価取得手段と、を有することを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ナビゲーション装置に関するものであり、運転者から旅行プランの評価を取得して、今後の旅行プランの作成等に活用する技術に関する。
【背景技術】
【0002】
利用者の要望に合わせて旅行プランを作成し、ルート案内を行う技術や、観光施設近傍では施設情報を提供する技術が公開されている(特許文献1)。
【特許文献1】特開2002−169864号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、上記技術においては、旅行プランの終了後に利用者から当該旅行プランの評価を効果的に取得する手段が無く、サービス提供者が旅行プランやサービスの改善を行うことが困難であるという問題点があった。
【0004】
そこで、本発明では、上記問題点に鑑み、当該ナビゲーション装置の利用者による評価に基づいた最適なサービスを提案するナビゲーション装置、ナビゲーションシステムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明に係るナビゲーション装置は、運転者に対して行う経路案内の目的地に関する情報である旅行プラン情報を記憶した記憶装置を有するナビゲーション装置であって、旅行プラン情報に基づく経路案内を行う経路案内手段と、経路案内手段による経路案内が終了した後、該旅行プラン情報に満足したか否かの評価に関する情報を取得する評価取得手段と、を有することを特徴とする。
【0006】
また、本発明に係るナビゲーション装置の一形態では、運転者に対し、旅行プラン情報を提示する旅行プラン提示手段を有し、経路案内手段は、旅行プラン提示手段により提示された旅行プラン情報の中から、運転者が選択した旅行プラン情報に基づく経路案内を行うことを特徴とする。
【0007】
また、本発明に係るナビゲーション装置の一形態では、旅行プラン提示手段は、評価取得手段により取得された評価の高い旅行プラン情報を優先して提示することを特徴とする。
【0008】
また、本発明に係るナビゲーション装置の一形態では、旅行プラン情報は、旅行者の旅行目的に関する情報を含み、運転者が入力した前記旅行目的に関する情報を受け付ける旅行目的受付手段を有し、旅行プラン提示手段は、旅行目的受付手段により受け付けられた旅行目的に関する情報に対応する旅行プラン情報であって、評価取得手段により取得された評価の高い旅行プラン情報を優先して提示することを特徴とする。
【0009】
一方、本発明に係るナビゲーションシステムでは、上記のナビゲーション装置と、旅行プラン情報を作成する旅行プラン作成手段と旅行プラン情報をナビゲーション装置に通知する旅行プラン通知手段とを有する旅行プラン提供サーバと、を備えることを特徴とする。
【0010】
従って、本発明では、当該ナビゲーション装置の利用者による評価に基づいた最適なサービスを提案するナビゲーション装置、ナビゲーションシステムを提供することができる。
【発明の効果】
【0011】
本発明では、当該ナビゲーション装置の利用者による評価に基づいた最適なサービスを提案するナビゲーション装置、ナビゲーションシステムを提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
図面を参照しながら、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
【0013】
(本実施の形態に係るナビゲーションシステムの動作原理)
図1〜図7を用いて、本実施の形態に係るナビゲーションシステムの動作原理を説明する。図1は、本実施の形態に係るナビゲーションシステム600の概要を説明する図である。
【0014】
図1で示すようにナビゲーションシステム600は、車両500に搭載されているナビゲーション装置100と旅行プラン提供サーバ300と評価集計サーバ400とから構成される。そして、ナビゲーション装置100と旅行プラン提供サーバ300とは、無線通信ネットワークで接続され、この無線通信ネットワークを介してデータの送受信を行う。同様に、ナビゲーション装置100と評価集計サーバ400とは無線通信ネットワークで接続され、この無線通信ネットワークを介してデータの送受信を行う。
【0015】
また、ナビゲーションシステム600の他形態では、ナビゲーション装置100と旅行プラン提供サーバ300とのデータの授受は、SDカード等の記録媒体を介して行う形態としても良い。同様に、ナビゲーション装置100と評価集計サーバ400とのデータの授受も上記記録媒体を介して行う形態としても良い。
【0016】
ここで、ナビゲーションシステム600は、車両500の運転者510に予め登録された旅行プランを提案するシステムである。ナビゲーション装置100は、運転者510に提案した旅行プランの中から、運転者510が選択した旅行プランに従って、経由地及び目的地までの経路案内を行う。
【0017】
そして、この経路案内が終了した時点で、運転者510へ提供した旅行プランに対する評価をアンケート形式で収集する。その後、ナビゲーション装置100は、他の利用者である運転者510に対して旅行プランを提案する際に、この評価を参考にして提案を行う。例えば、評価が高かった旅行プランを優先して運転者510に提案するようにする。
こうして、ナビゲーションシステム600は、利用者の評価を効果的に収集し、旅行プランの提供にあたり、サービスの改善を図るシステムを実現する。
【0018】
ここで図2は、本実施の形態に係るナビゲーションシステム600の動作原理を説明する図である。図2で示すように、ナビゲーションシステム600は、ナビゲーション装置100、旅行プラン提供サーバ300、評価集計サーバ400を有する。始めにナビゲーション装置100の動作原理を説明する。
【0019】
ナビゲーション装置100は、旅行プラン作成手段110、旅行目的受付手段120、旅行プラン提示手段130、経路案内手段140、評価取得手段150、評価送信手段160、集計結果受信手段170、旅行プラン受信手段180、記憶装置240、表示装置260を有する。
【0020】
記憶装置240は、HDD(Hard Disc Drive)等の大容量の記憶装置である。記憶装置240には、地図情報242、旅行プラン情報244、評価情報246が記憶されている。
【0021】
ここで、地図情報242は、ナビゲーション装置100において運転者510へ経路案内を行う場合に使用する地図に関する情報である。
また、旅行プラン情報244は、運転者510に提案する旅行プランに関する情報であり、車両500を使用した旅行の最終的な到着地である目的地に関する情報と、この目的地に到着するまでに立ち寄る経由地に関する情報とを含んでいる。ここで目的地及び経由地は、場所であっても良く、施設であっても良い。また、旅行プラン情報244では、目的地は1つであり、経由地は1つであっても複数であっても良い。
【0022】
図3は、旅行プラン情報244の一例を示す図である。例えば、図3で示すように、旅行プラン情報244は、目的地として「金閣寺」という情報と、第1番目の経由地として「○○」、第2番目の経由地として「△△」、第3番目の経由地として「□□」という情報と、旅行者の旅行目的として「寺社巡り」という情報とから構成される。
また、旅行プラン情報244は、観光情報や宿泊地情報、店舗情報を元に趣味や目的に合わせて作成され、記憶装置240には複数の旅行プラン情報244が記憶される。
【0023】
評価情報246は、運転者510が旅行プランについて行った評価に関する情報である。例えば、上記のような「金閣寺」を目的地とする旅行プラン(例えば、「金閣寺コース」)について、1〜5の5段階の評価に関する情報である。
【0024】
旅行プラン作成手段110は、上記のような旅行プラン情報244を作成する。ここで、旅行プラン情報244の作成は、ナビゲーション装置100で行う形態としても良く、後述するように旅行プラン提供サーバ300で作成して、この作成した旅行プラン情報244をナビゲーション装置100へ提供する形態としても良い。また、ナビゲーション装置100とは独立した端末で作成した旅行プラン情報244を、ナビゲーション装置100へ提供する形態としても良い。
【0025】
旅行目的受付手段120は、運転者510から旅行目的に関する情報を受け付ける。例えば、旅行目的受付手段120は、旅行プラン情報244の一部である旅行目的に関する情報を表示装置260に表示し、この表示した中から運転者510が選択した旅行目的に関する情報を受け付ける形態としても良い。
ここで図4は、旅行目的受付手段120の処理の一例を示す図である。図4で示すように、旅行目的受付手段120は、表示装置260に旅行目的に関する情報である「寺社巡り」「ショッピング」「食事」「ドライブ」を表示する。そして、運転者510が表示装置260上の希望する旅行目的の画面表示に触れることで当該旅行目的の選択をすると、旅行目的受付手段120は、その選択された旅行目的に関する情報を受け付ける。
【0026】
旅行プラン提示手段130は、運転者510へ旅行プラン情報244を提示して、提示したものの中から運転者510が選択した旅行プラン情報244を受け付ける。例えば、旅行プラン提示手段130は、表示装置260へ旅行プラン情報244を表示し、この表示した中から旅行プランを選択するよう運転者510に促す。そして、旅行プラン提示手段130は、運転者510が選択した旅行プラン情報244を受け付ける。
【0027】
ここで図5は、旅行プラン提示手段130の処理の一例を示す図である。図5で示すように、旅行プラン提示手段130は、表示装置260に旅行プラン「金閣寺コース」「東大寺コース」「平等院コース」「清水寺コース」を表示する。そして、運転者510が表示装置260上の希望する旅行プランの画面表示に触れることで当該旅行プランの選択をすると、旅行プラン提示手段130は、その選択された旅行プラン情報244を受け付ける。
また、旅行プラン提示手段130は、旅行目的受付手段120により受け付けられた旅行目的に関する情報に対応した旅行プラン情報244を提示する形態としても良い。
【0028】
また、旅行プラン提示手段130は、評価情報246に基づいて、旅行プラン情報244を提示する。例えば、旅行プラン提示手段130は、評価の高い旅行プラン情報244を優先して提示する。
さらに、旅行プラン提示手段130は、旅行目的受付手段120により受け付けられた旅行目的に関する情報に対応した旅行プラン情報244の中で、評価の高い旅行プラン情報244を優先して提示する。
【0029】
経路案内手段140は、運転者510に対して、表示装置260へ目的地までの経路に関する地図を表示するなどして経路案内を行う。
また、経路案内手段140は、旅行プラン提示手段130により受け付けられた旅行プラン情報244と地図情報242とに基づいて、運転者510に対して、経由地を経由して、目的地に到着するまでの経路案内を行う。旅行プラン情報244には、図3で示すように経由地及び目的地について各点の情報が含まれるため、それら各点の情報と当該経由地及び目的地に関する地図情報242とを組み合わせることで、現在位置から各経由地を経由し、目的地に至るまでの経路を決定することができる。
【0030】
また、経路案内手段140は、運転者510の希望に従い、経路案内の内容を変更することもできる。また、経路案内手段140は、地図情報242に登録した独自の地域環境情報に基づき、所定のガイド位置に近付いた場合に自動でガイド情報に関する音声と画像を通知することもできる。
【0031】
評価取得手段150は、旅行プラン情報244に関する評価情報を取得する。例えば、評価取得手段150は、経路案内手段140による旅行プラン情報244に基づく経路案内が終了した後、当該旅行プラン情報244に関する評価情報を取得するためのアンケートに関する情報を表示装置260に表示し、当該アンケートへの回答を受け付けることで、旅行プラン情報244に関する評価情報246を取得する。
【0032】
ここで図6は、評価取得手段150が受け付ける旅行プラン情報244に関する評価情報246の一例を示す図である。図6で示すように、評価取得手段150が受け付ける旅行プラン情報244の評価情報246は、旅行プラン及び旅行目的を特定する情報、ここでは「金閣寺コース」「寺社巡り」、旅行プラン情報244の全体に対する評価、各経由地及び目的地に対する評価、旅行目的に対する評価から構成される。図6で評価は1から5までの5段階評価となっているが、他の評価形態としても良い。また、定量的な評価だけでなく、定性的な評価を受け付ける形態としても良い。
評価取得手段150は、受け付けた旅行プラン情報244に関する評価情報246を記憶装置240に記憶する。
【0033】
評価送信手段160は、評価取得手段150により受け付けた旅行プラン情報244に関する評価情報246を評価集計サーバ400に通知する。ここで、評価送信手段160は、無線通信ネットワークを介して当該評価情報246を通知する形態としても良く、記録媒体を介して当該評価情報246を通知する形態としても良い。
【0034】
集計結果受信手段170は、評価集計サーバ400により旅行プラン情報244に関する評価情報246が集計された結果を取得する。ここで、集計結果受信手段170は、無線通信ネットワークを介して当該集計結果を取得する形態としても良いし、記録媒体を介して当該集計結果を取得する形態としても良い。
【0035】
ここで、図7は、集計結果受信手段170が取得する集計結果の一例を示す図である。図7で示すように、集計結果受信手段170が取得する集計結果は、各コースについて、旅行プラン情報244の全体の評価、各経由地及び目的地の評価から構成され、また、旅行目的に関する情報の評価も含まれるものとする。図7で、各項目は1から5までの5段階評価となっているが、他の評価形態としても良い。
集計結果受信手段170は、取得した集計結果を評価情報246として記憶装置240に記憶する。
【0036】
旅行プラン受信手段180は、後述するように旅行プラン提供サーバ300で作成された旅行プラン情報244を取得する。旅行プラン受信手段180は、無線通信ネットワークを介して当該旅行プラン情報244を取得する形態としても良いし、記録媒体を介して当該旅行プラン情報244を取得する形態としても良い。
旅行プラン受信手段180は、取得した旅行プラン情報244を記憶装置240に記憶する。
【0037】
次に、旅行プラン提供サーバ300の動作原理について説明する。旅行プラン提供サーバ300は、旅行プラン作成手段310、旅行プラン送信手段320を有する。
旅行プラン作成手段310は、前述したような旅行プラン情報244を作成する。
旅行プラン送信手段320は、旅行プラン作成手段310により作成された旅行プラン情報244を、ナビゲーション装置100へ通知する。ここで、旅行プラン送信手段320は、無線通信ネットワークを介して当該旅行プラン情報244を通知する形態としても良いし、記録媒体を介して当該旅行プラン情報244を通知する形態としても良い。
【0038】
次に、評価集計サーバ400の動作原理について説明する。評価集計サーバ400は、複数のナビゲーション装置100から旅行プラン情報244に関する評価情報246を取得する。そして、評価集計サーバ400は、取得した旅行プラン情報244に関する評価情報246を集計して、この集計した集計結果をナビゲーション装置100へ通知する。ここで、評価集計サーバ400は、無線通信ネットワークを介して集計結果を通知する形態としても良いし、記録媒体を介して集計結果を通知する形態としても良い。
【0039】
以下、本実施の形態に係るナビゲーションシステム600の処理の流れを説明する。はじめに、旅行プラン情報244を記憶装置240に登録(記憶)する処理に関して説明する。
旅行プラン作成手段110が旅行プラン情報244を作成して、記憶装置240に記憶する。または、旅行プラン作成手段310が旅行プラン情報244を作成して、旅行プラン送信手段320が当該旅行プラン情報244をナビゲーション装置100へ通知し、それを旅行プラン受信手段180が取得した後、記憶装置240に記憶する。
【0040】
次に、旅行プラン情報244に基づく経路案内の処理に関して説明する。
旅行目的受付手段120が運転者510の旅行目的に関する情報を受け付ける。例えば、旅行目的受付手段120は図4で示すような画面を表示装置260に表示し、運転者510へ旅行目的の選択を促し、運転者510の選択した旅行目的に関する情報を受け付ける。
旅行プラン提示手段130が、旅行目的受付手段120により受け付けた旅行目的に関する情報に対応した旅行プラン情報244であって、評価情報246に基づき評価の高い旅行プラン情報244を優先して提示する。
【0041】
そして、旅行プラン提示手段130が、提示した旅行プラン情報244の中から運転者510が選択した旅行プラン情報244を受け付ける。
例えば、旅行プラン提示手段130は、図5で示すような画面を表示装置260に表示し、運転者510へ旅行プラン情報244の選択を促し、運転者510の選択した旅行プラン情報244を受け付ける。
【0042】
そうすると、経路案内手段140が、旅行プラン提示手段130により受け付けられた旅行プラン情報244と地図情報242とに基づき経路案内を行う。例えば、図3で示すような旅行プラン情報244に対応する経路案内は、始めに現在位置から第1番目の経由地「○○」への経路案内を行い、次に第1番目の経由地「○○」から第2の経由地「△△」への経路案内を行い、さらに第2番目の経由地「△△」から第3の経由地「□□」への経路案内を行い、最後に第3番目の経由地「□□」から目的地「金閣寺」への経路案内を行う。
【0043】
次に、旅行プラン情報244の評価を取得する処理について説明する。
評価取得手段150が、表示装置260へ旅行プラン情報244の評価を行うためのアンケートを表示し、運転者510が行った当該アンケートへの回答を取得する。例えば、評価取得手段150は、図6で示すような旅行プラン情報244に対する評価情報246を取得する。
【0044】
そして、評価取得手段150が、取得した評価情報246を記憶装置240に記憶する。または、評価送信手段160が、評価取得手段150により取得された評価情報246を、評価集計サーバ400に通知する。
【0045】
評価集計サーバ400は、複数のナビゲーション装置100から取得した評価情報246を集計して、各ナビゲーション装置100へ通知する。それに対応して、集計結果受信手段170が、評価集計サーバ400から通知された評価情報246に関する集計結果を取得し、記憶装置240に評価情報246として記憶する。
上記のような処理を行うことで、利用者による評価に基づいた最適なサービスを提案するナビゲーション装置を提供することができる。
【0046】
(本実施の形態に係るナビゲーション装置のハードウェア構成)
図8を用いて、本実施の形態に係るナビゲーション装置のハードウェア構成について説明する。図8は、本実施の形態に係るナビゲーション装置100のハードウェア構成の一例を示す図である。
【0047】
ナビゲーション装置100は、CPU(Central Processing Unit)210、ROM(Read−Only Memory)220、RAM(Ramdom Access Memory)230、HDD240、通信I/F(InterFace)250、表示装置260、スピーカ270、位置検出装置280、記録媒体I/F290を有する。
【0048】
CPU210は、ROM220に記憶されたプログラムを実行する装置で、RAM230に展開(ロード)されたデータを、プログラムの命令に従って演算処理し、ナビゲーション装置100の全体を制御する。
ROM220は、CPU210が実行するプログラムやデータを記憶している。
RAM230は、CPU210でROM220に記憶されたプログラムを実行する際に、実行するプログラムやデータが展開(ロード)され、演算の間、演算データを一時的に保持する。
【0049】
HDD240は、基本ソフトウェアであるOS(Operating System)、本実施の形態に係るアプリケーションプログラムや機能拡張用のプラグインなどを、関連するデータとともに記憶する装置である。
本実施の形態でHDD240には、地図情報242、旅行プラン情報244、評価情報246が記憶されている。
【0050】
通信I/F250は、通信ネットワークを介して接続された他の通信制御機能を備えた周辺機器と情報(データ)のやり取りをするインタフェースである。本実施の形態では、無線通信ネットワークを通じて、旅行プラン提供サーバ300や評価結果集計サーバ400と、旅行プラン情報244、評価情報246の送受信を行う。
【0051】
表示装置260は、ハードキーによるキースイッチとLCD(Liquid Crystal Display)とから構成され、ナビゲーション装置100が有する機能をユーザが利用する際や、各種設定を行う際などのユーザインタフェースとして機能する装置である。本実施の形態では、表示装置260には、経路案内に用いられる地図等が表示される。
【0052】
スピーカ270は、電気信号を物理振動に変えて、音楽や音声などの音を生み出す装置である。本実施の形態では、運転者510に対して目的地又は経由地までの経路案内を行う場合に、表示装置260に表示される地図とリンクして、スピーカ270から音声による案内が流れる。
【0053】
位置検出装置280は、車両500の現在位置を測定する装置であり、移動距離を検出する車速センサ、移動方位を検出する角速度センサ、GPS(Global Positioning System)レシーバ、位置計算用CPU等で構成されている。
【0054】
記録媒体I/F290は、SDカードやUSB(Universal Serial Bus)メモリ等の記録媒体を介したデータの授受を行うためのインタフェースである。本実施の形態では、記録媒体を介して、旅行プラン情報244、評価情報246に関するデータの授受を行う場合に当該インタフェースを用いる。
【0055】
ナビゲーション装置100の各手段は、CPU210が、ROM220又はHDD240に記憶された各手段に対応するプログラムを実行することにより実現される形態としても良いし、当該各手段に関する処理をハードウェアで実現する形態としても良い。
【0056】
(本実施の形態に係る旅行プラン提供サーバ、評価集計サーバのハードウェア構成)
図9を用いて、本実施の形態に係る旅行プラン提供サーバ及び評価集計サーバのハードウェア構成について説明する。図9は、本実施の形態に係る旅行プラン提供サーバ300及び評価集計サーバ400のハードウェア構成の一例を示す図である。
旅行プラン提供サーバ300及び評価集計サーバ400は、CPU330、ROM340、RAM350、HDD360、通信I/F370、表示装置380、記録媒体I/F390を有する。
【0057】
CPU330は、ROM340に記憶されたプログラムを実行する装置で、RAM350に展開(ロード)されたデータを、プログラムの命令に従って演算処理し、旅行プラン提供サーバ300及び評価集計サーバ400の全体を制御する。
ROM340は、CPU330が実行するプログラムやデータを記憶している。
RAM350は、CPU330でROM340に記憶されたプログラムを実行する際に、実行するプログラムやデータが展開(ロード)され、演算の間、演算データを一時的に保持する。
【0058】
HDD360は、基本ソフトウェアであるOS、本実施の形態に係るアプリケーションプログラムや機能拡張用のプラグインなどを、関連するデータとともに記憶する装置である。
通信I/F370は、通信ネットワークを介して接続された他の通信制御機能を備えた周辺機器と情報(データ)のやり取りをするインタフェースである。本実施の形態では、無線通信ネットワークを通じて、ナビゲーション装置100と、旅行プラン情報244、評価情報246の送受信を行う。
【0059】
表示装置380は、ハードキーによるキースイッチとLCDとから構成され、旅行プラン提供サーバ300及び評価集計サーバ400が有する機能をユーザが利用する際や、各種設定を行う際などのユーザインタフェースとして機能する装置である。
記録媒体I/F390は、SDカードやUSBメモリ等の記録媒体を介したデータの授受を行うためのインタフェースである。本実施の形態では、記録媒体を介して、旅行プラン情報244、評価情報246に関するデータの授受を行う場合に当該インタフェースを用いる。
【0060】
旅行プラン提供サーバ300及び評価集計サーバ400の各手段及び処理は、CPU330が、ROM340又はHDD360に記憶された各手段及び処理に対応するプログラムを実行することにより実現される形態としても良いし、当該各手段及び処理をハードウェアで実現する形態としても良い。
【0061】
(本実施の形態に係る旅行プラン情報の登録処理(1)について)
図10を用いて、本実施の形態に係る旅行プラン情報の登録処理(1)について説明する。図10は、本実施の形態に係る旅行プラン情報244の登録処理(1)の一例を示すフローチャートである。
旅行プランの登録処理(1)では、旅行プラン情報244の作成をナビゲーション装置100で行うこととする。
【0062】
S10でナビゲーション装置100が旅行プラン情報244の登録処理を開始する。
S12で旅行プラン作成手段110が、図3で示すように「コース名」「経由地」「目的地」「旅行目的」を定め、旅行プラン情報244を作成する。
S14で旅行プラン作成手段110が、作成した旅行プラン情報244をHDD240に記憶する。
S16でナビゲーション装置100が旅行プラン情報244の登録処理を終了する。
【0063】
(本実施の形態に係る旅行プラン情報の登録処理(2)について)
図11を用いて、本実施の形態に係る旅行プラン情報の登録処理(2)について説明する。図11は、本実施の形態に係る旅行プラン情報244の登録処理(2)の一例を示すフローチャートである。
旅行プランの登録処理(2)では、旅行プラン情報244の作成を旅行プラン提供サーバ300で行い、それをナビゲーション装置100でHDD240に記憶させる処理について説明する。また、本説明では、旅行プラン提供サーバ300で作成された旅行プラン情報244は、無線通信ネットワークを介して、ナビゲーション装置100へ通知されるものとするが、SDカード等の記録媒体を介して当該情報の授受が行われる形態でも良い。
【0064】
S20で旅行プラン提供サーバ300及びナビゲーション装置100が、旅行プラン情報244の登録処理を開始する。
S22で旅行プラン作成手段310が、図3で示すように「コース名」「経由地」「目的地」「旅行目的」を定め、旅行プラン情報244を作成する。
S24で旅行プラン送信手段320が、旅行プラン作成手段310により作成された旅行プラン情報244を、無線通信ネットワークを介して、ナビゲーション装置100へ通知する。
【0065】
S26で旅行プラン受信手段180が、旅行プラン送信手段320により通知された旅行プラン情報244を取得する。
S28で旅行プラン受信手段180が、取得した旅行プラン情報244をHDD240に記憶する。
S30で旅行プラン提供サーバ300及びナビゲーション装置100が、旅行プラン情報244の登録処理を終了する。
【0066】
(本実施の形態に係る旅行プラン情報に基づく経路案内処理について)
図12を用いて、本実施の形態に係る旅行プラン情報に基づく経路案内処理について説明する。図12は、本実施の形態に係る旅行プラン情報244に基づく経路案内処理の一例を示すフローチャートである。
ここでは、運転者510の選択した旅行目的に対応する旅行プラン情報244を表示装置260に表示して、その中から運転者510に旅行プラン情報244の選択を促す形態について説明する。
【0067】
S40でナビゲーション装置100が経路案内処理を開始する。
S42で旅行目的受付手段120が、図4で示すような画面を表示装置260へ表示して、運転者510に旅行目的の選択を促す。運転者510が希望する旅行目的の画面表示に触れると、その触れられた画面表示に対応する旅行目的が選択されるが、ここでは運転者510は旅行目的として「寺社巡り」を選択したものとする。
そして、S42で旅行目的受付手段120が、運転者510の選択した旅行目的「寺社巡り」に関する情報を受け付ける。
【0068】
S44で旅行プラン提示手段130が、図5で示すように、旅行目的受付手段120により受け付けられた旅行目的「寺社巡り」に関する情報に対応する旅行プラン情報244であって、評価情報246に基づき評価の高い旅行プラン情報244を優先して表示装置260に表示する。運転者510が希望する旅行プランの画面表示に触れると、その触れられた画面表示に対応する旅行プラン情報244が選択されるが、ここでは運転者510は旅行プランとして「金閣寺コース」を選択したものとする。
そして、S44で旅行プラン提示手段130が、運転者510が選択した旅行プラン情報244である「金閣寺コース」を受け付ける。
【0069】
S46で経路案内手段140が、旅行プラン提示手段130により受け付けられた旅行プラン情報244、つまり、図3で示すような「金閣寺コース」に係る旅行プラン情報244と地図情報242と位置検出装置280が検出する車両500の現在位置情報とに基づき、現在位置から出発し、経由地1、経由地2、及び経由地3を経由して、目的地である金閣寺に到着するまでの経路を案内する。
【0070】
このとき、経路案内手段140は、自車位置とその周辺の地図情報242とを表示装置260に表示すると共に、スピーカ270から音声案内を行いながら、目的地までの経路案内を行う。
S48で車両500が目的地である金閣寺に到着すると、ナビゲーション装置100が経路案内処理を終了する。
上記のような処理を行うことで、利用者の旅行プランへの評価を適切に反映させたかたちで、当該旅行プランの提供サービスを行うことができる。
【0071】
(本実施の形態に係る旅行プラン情報に関する評価情報を取得する処理(1)について)
図13を用いて、本実施の形態に係る旅行プラン情報に関する評価情報を取得する処理(1)について説明する。図13は、本実施の形態に係る旅行プラン情報244に関する評価情報246を取得する処理(1)の一例を示すフローチャートである。
ここでは、運転者510から取得した旅行プランに関する評価情報246を評価集計サーバ400へ転送することなく、HDD240に記録する、つまり、車両500で得られた評価情報246は当該車両500でのみ利用する形態について説明する。
【0072】
S50でナビゲーション装置100が旅行プラン情報244に関する評価情報246を取得する処理を開始する。
S52で評価取得手段150が、旅行プラン情報244に関する評価情報246を取得するためのアンケート情報を表示装置260に表示する。そして、運転者510は表示装置260に表示されたアンケートに回答する。
【0073】
S54で評価取得手段150が、運転者510が回答した旅行プラン情報244に関する評価情報246を取得する。具体的には、評価取得手段150が、図6で示すような「コース名:金閣寺コース」「旅行目的:寺社巡り」「プラン全体、経由地、目的地、及び旅行目的に関する5段階評価値」で表される評価情報246を取得する。
【0074】
S56で評価取得手段150が、取得した評価情報246をHDD240に記憶する。当該評価情報246は、同一項目に対する評価値の平均値を算出するなどして、今後の旅行プラン提示手段130による処理等で利用される。
S58でナビゲーション装置100が旅行プラン情報244に関する評価情報246を取得する処理を終了する。
上記のような処理を行うことで、運転者の旅行プランに対する評価を適切に取得し、旅行プランの提供サービスを充実させるために活かすことができる。
【0075】
(本実施の形態に係る旅行プラン情報に関する評価情報を取得する処理(2)について)
図14を用いて、本実施の形態に係る旅行プラン情報に関する評価情報を取得する処理(2)について説明する。図14は、本実施の形態に係る旅行プラン情報244に関する評価情報246を取得する処理(2)の一例を示すフローチャートである。
ここでは、運転者510から取得した旅行プランに関する評価情報246を評価集計サーバへ転送する。そして、評価集計サーバ400が、複数のナビゲーション装置100から取得した評価情報246を集計して、各ナビゲーション装置100へその集計した評価情報246を通知する形態について説明する。
【0076】
また、本説明では、ナビゲーション装置100と評価集計サーバとの間で行われる評価情報246の授受は、無線通信ネットワークを介して行われるものとするが、SDカード等の記録媒体を介して当該情報の授受が行われる形態でも良い。
【0077】
S60でナビゲーション装置100と評価集計サーバ400とが旅行プラン情報244に関する評価情報246を取得する処理を開始する。
S62で評価取得手段150が、旅行プラン情報244に関する評価情報246を取得するためのアンケート情報を表示装置260に表示する。そして、運転者510は表示装置260に表示されたアンケートに回答する。
【0078】
S64で評価取得手段150が、運転者510が回答した旅行プラン情報244に関する評価情報246を取得する。具体的には、評価取得手段150が、図6で示すような「コース名:金閣寺コース」「旅行目的:寺社巡り」「プラン全体、経由地、目的地、及び旅行目的に関する5段階評価値」で表される評価情報246を取得する。
【0079】
S66で評価送信手段160が、評価取得手段150により取得された評価情報246を、無線通信ネットワークを介して、評価集計サーバ400へ通知する。
S68で評価集計サーバ400が、ナビゲーション装置100より通知された評価情報246を取得する。ここでは、複数のナビゲーション装置100から評価情報246が通知される。
【0080】
S68で評価集計サーバ400が、取得した全ての評価情報246を集計する。例えば、評価集計サーバ400は、評価情報242の同一項目に対する評価値の平均値を算出する。
S70で評価集計サーバ400が、集計した評価情報246を、無線通信ネットワークを介して、ナビゲーション装置100へ通知する。
S72で集計結果受信手段170が、評価集計サーバ400から通知された評価情報246の集計結果を取得する。集計結果受信手段170が取得した集計結果は、例えば、図7で示すように、全てのコース(旅行プラン)に関する経由地、目的地等の評価が含まれている。
【0081】
S74で集計結果受信手段170が、取得した集計結果を、HDD240に評価情報246として記憶する。当該評価情報246は、今後の旅行プラン提示手段130による処理等で利用される。
S76でナビゲーション装置100及び評価集計サーバ400が旅行プラン情報244に関する評価情報246を取得する処理を終了する。
上記のような処理を行うことで、多数の運転者が行った旅行プランに対する評価を適切に取得し、旅行プランの提供サービスを充実させるために活かすことができる。さらに、多数の運転者から旅行プランに関する評価情報を取得できるため、集計結果の信頼性を高めることができる。
【0082】
(総括)
本発明では、当該ナビゲーション装置の利用者による評価に基づいた最適なサービスを提案するナビゲーション装置、ナビゲーションシステムを提供することができる。
以上、本発明の実施の形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲において、種々の変形・変更が可能である。
【図面の簡単な説明】
【0083】
【図1】本実施の形態に係るナビゲーションシステムの概要を説明する図である。
【図2】本実施の形態に係るナビゲーションシステムの動作原理を説明する図である。
【図3】本実施の形態に係る旅行プラン情報の一例を示す図である。
【図4】本実施の形態に係る運転者に旅行目的を選択させるための画面の一例を示す図である。
【図5】本実施の形態に係る運転者に旅行プランを選択させるための画面の一例を示す図である。
【図6】本実施の形態に係る旅行プランに対する評価の一例を示す図である。
【図7】本実施の形態に係る旅行プランに対する評価の集計結果の一例を示す図である。
【図8】本実施の形態に係るナビゲーション装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
【図9】本実施の形態に係る旅行プラン提供サーバ及び評価集計サーバのハードウェア構成の一例を示すための図である。
【図10】本実施の形態に係る旅行プランの作成処理(1)を示すフローチャートである。
【図11】本実施の形態に係る旅行プランの作成処理(2)を示すフローチャートである。
【図12】本実施の形態に係る経路案内処理を示すフローチャートである。
【図13】本実施の形態に係る旅行プランに関する評価を取得する処理(1)を示すフローチャートである。
【図14】本実施の形態に係る旅行プランに関する評価を取得する処理(2)を示すフローチャートである。
【符号の説明】
【0084】
100 ナビゲーション装置
110 旅行プラン作成手段
120 旅行目的受付手段
130 旅行プラン提示手段
140 経路案内手段
150 評価取得手段
160 評価送信手段
170 集計結果受信手段
180 旅行プラン受信手段
210、330 CPU
220、340 ROM
230、350 RAM
240、360 HDD
242 地図情報
244 旅行プラン情報
246 評価情報
250、370 通信I/F
260、380 表示装置
270 スピーカ
280 位置検出装置
290、390 記録媒体I/F
300 旅行プラン提供サーバ
400 評価集計サーバ
500 車両
510 運転者

【特許請求の範囲】
【請求項1】
運転者に対して行う経路案内の目的地に関する情報である旅行プラン情報を記憶した記憶装置を有するナビゲーション装置であって、
前記旅行プラン情報に基づく経路案内を行う経路案内手段と、
前記経路案内手段による前記経路案内が終了した後、前記旅行プラン情報に満足したか否かの評価に関する情報を取得する評価取得手段と、を有することを特徴とするナビゲーション装置。
【請求項2】
前記運転者に対し、前記旅行プラン情報を提示する旅行プラン提示手段を有し、
前記経路案内手段は、前記旅行プラン提示手段により提示された前記旅行プラン情報の中から、前記運転者が選択した前記旅行プラン情報に基づく経路案内を行うことを特徴とする請求項1に記載のナビゲーション装置。
【請求項3】
前記旅行プラン提示手段は、前記評価取得手段により取得された前記評価の高い前記旅行プラン情報を優先して提示することを特徴とする請求項2に記載のナビゲーション装置。
【請求項4】
前記旅行プラン情報は、旅行者の旅行目的に関する情報を含み、
前記運転者が入力した前記旅行目的に関する情報を受け付ける旅行目的受付手段を有し、
前記旅行プラン提示手段は、前記旅行目的受付手段により受け付けられた前記旅行目的に関する情報に対応する前記旅行プラン情報であって、前記評価取得手段により取得された前記評価の高い前記旅行プラン情報を優先して提示することを特徴とする請求項2又は3に記載のナビゲーション装置。
【請求項5】
請求項1乃至4のいずれか一に記載のナビゲーション装置と、
前記旅行プラン情報を作成する旅行プラン作成手段と前記旅行プラン情報を前記ナビゲーション装置に通知する旅行プラン通知手段とを有する旅行プラン提供サーバと、を備えることを特徴とするナビゲーションシステム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【公開番号】特開2009−258026(P2009−258026A)
【公開日】平成21年11月5日(2009.11.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−109519(P2008−109519)
【出願日】平成20年4月18日(2008.4.18)
【出願人】(000003207)トヨタ自動車株式会社 (59,920)
【Fターム(参考)】