説明

ナビゲーション装置

【課題】 確実に路面等の情報を読み取ることのできる撮影部付きのナビゲーション装置を提供する。
【解決手段】 ナビゲーション装置79において、上記ナビゲーション装置は、車両に対して着脱可能となっており、このナビゲーション装置には、着脱可能なカバーが設けられており、そのカバーには、抜き差しすることで伸縮可能となっている伸縮ロッドユニット3が設けられており、その伸縮ロッドユニット3には、CCDカメラ6が設けられている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、路面の走行規制速度表示等を読み取るCCDカメラ等を備えるとともに、経路案内可能なナビゲーション装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
最近、車両に搭載されるナビゲーション装置には、CCD(Charge Coupled Devices)カメラ等が設けられ、そのCCDカメラで路面の走行規制速度表示を読み取る(撮影する)ようになっている。そして、このようなナビゲーション装置は、読み取った情報に基づき、規制速度以上になると、音声等で運転者(ユーザー)に注意を呼びかけるようになっている(特許文献1参照)。
【特許文献1】特開2001−14590号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、車内に搭載されたナビゲーション装置本体にCCDカメラ等を設ける場合、CCDカメラ等の撮影可能な視界を確保する必要がある。つまり、車両のフロントガラスを通して、CCDカメラが撮影できるようにしなくてはならない。
【0004】
特に、路面の走行規制速度表示等を読み取ろうとする場合、CCDカメラは、車両のボンネットによって、遮られることなく、路面等を撮影しなくてはならない。
【0005】
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、確実に路面等の情報を読み取ることのできるCCDカメラ(撮影部)付きのナビゲーション装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、撮影部を備えたナビゲーション装置であって、抜き差しすることで伸縮可能となっている伸縮ロッドユニットが設けられるとともに、その伸縮ロッドユニットに、上記撮影部が設けられていることを特徴としている。
【0007】
これによると、撮影部は、伸縮ロッドユニットの伸びにより、ナビゲーション装置搭載位置よりも、例えば上方に位置するようになる。すると、車両のフロントガラスから見える視界、すなわち撮影部の撮影範囲(特に車両のボンネットによって、遮られることがなくなり、下方視界の範囲)が広がる。よって、本発明のナビゲーション装置は、正確に路面の走行規制速度表示等を読み取ることができ、信頼性が向上するようになっている。
【0008】
また、本発明のナビゲーション装置は、車両に対して着脱可能となっており、さらに、このナビゲーション装置に対して、着脱可能なカバーが設けられており、そのカバーには、上記伸縮ロッドユニットが設けられていることが好ましい。
【0009】
上述したカバーは、特に用途は限定されるものではないが、例えばナビゲーション装置と車両搭載型のアンテナ(例えばGPS外部アンテナ)とをつなげる配線(ケーブル)等を覆い隠し、美観性を向上させるようなものが挙げられる。すると、このようなカバーは、アンテナをつなげない場合、例えば車両から取り外して自宅等でナビゲーション装置を使用する場合、必要性は低くなる。
【0010】
そこで、本発明のナビゲーション装置は、車両搭載時に必要性の高い撮影部を取り付けられた伸縮ロッドユニットを、カバーに設けるようにしている。このように、カバーに伸縮ロッドユニット(ひいては撮影部)を設けるようにしておけば、自宅等に持ち帰るために、必要性の低いカバー・撮影部を取り外しておくことができる。その結果、重量を軽くさせることができ、ナビゲーション装置の携帯性を高めることができるようになっている。
【0011】
また、本発明のナビゲーション装置では、上記伸縮ロッドユニットが縮むと、上記カバー内部に収納されることでカバー内部の空間が減少する一方、上記伸縮ロッドユニットが伸びると、上記カバー内部から突出することでカバー内部の空間が増加するようになっており、上記伸縮ロッドユニットが伸びることで増加した上記カバー内部の空間に、上記ナビゲーション装置に取り付けられ配線が収納されることが好ましい。
【0012】
本発明のナビゲーション装置では、カバーに設けられた伸縮ロッドユニットは、車両搭載時には、伸ばされるようになっている。つまり、走行中等の外部情報を得るために(撮影するために)、伸縮ロッドユニットは伸ばされ、その端部に設けられた撮影部によって、撮影が行われるようになっている。
【0013】
すると、カバー内部から伸縮ロッドユニットが突き出るようになっているので、そのカバー内部の空間は増加する。そこで、車両にナビゲーション装置を搭載するときに、そのナビゲーション装置に取り付けられる配線を、増加した空間内に収納させるようにして、ナビゲーション装置の美観性を高めるようにしている。
【0014】
つまり、カバーの内部の空間を、配線の収納部または伸縮ロッドユニットの収納部として機能させるようにしている。
【発明の効果】
【0015】
本発明のナビゲーション装置によれば、伸縮ロッドユニットの伸びにより、ナビゲーション装置搭載位置よりも、例えば上方に位置するようになり、撮影部の撮影範囲を広げることができる。その結果、正確に路面の走行規制速度表示等を読み取ることができ、信頼性の高いナビゲーション装置となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
本発明の実施の一形態について、図面に基づいて説明すれば、以下の通りである。
[実施の形態1]
〈ナビゲーション装置等の構成について〉
図2は、車両71(図6参照)に搭載されたナビゲーション装置79の構成を示すブロック図である。
【0017】
この図1に示すように、ナビゲーション装置79は、少なくとも、位置センサー群19、メディア放送受信部21、HDD22、モニター23、スピーカー24、操作ボタン群4、端子群5、内蔵電池26、RAM(Random Access Memory)27、ROM(Read Only Memory)28、CCDカメラ6、および制御部1を含むように構成されている。
【0018】
位置センサー群19は、速度検出部11、GPS測位部12、ジャイロスコープ13、距離検出部14、および地磁気検出部15を含むように構成されている。
【0019】
速度検出部11は、車両71に備え付けられた車軸の回転状態に基づいて速度を検出するものであり、GPS(Global Positioning System)測位部12は、GPS衛星からの電波信号(GPS信号)を利用し、車両71の緯度・経度・高度等を特定するものである。
【0020】
ジャイロスコープ13は、GPS衛星からの電波を受信できない場合の補助手段として組み込まれているものであり、前後・左右・上下と3方向に対応する軸を用い、基準点からの相対位置を求めるものである。
【0021】
距離検出部14は、車両71の前後方向の加速度等から走行距離を検出するものであり、地磁気検出部15は、地磁気から車両71の進行方向を検出するものである。
【0022】
メディア放送受信部21は、メディア放送受信アンテナを介して、TV(TeleVision)放送局やラジオ放送局から送信されてくるTV放送信号やラジオ放送信号を受信するものであり、HDD(Hard Disk Drive)22は、地図情報やTV放送信号・ラジオ放送信号に基づく映像情報・音声情報(映像音声情報)等を記憶するものである。
【0023】
モニター23は、例えば液晶パネルから構成されるものであり、地図情報やTV放送信号に基づく映像情報等を表示するものである。
【0024】
スピーカー24は、TV放送信号やラジオ放送信号に基づく音声情報等を放音するものである。
【0025】
なお、本発明のナビゲーション装置79では、後述で詳細説明するCCDカメラ6によって撮影した情報、例えば路面の走行規制速度表示を読み取った情報に応じて、制御部1がモニター23やスピーカー24に警告表示・警告音等を表示・放音させるようになっている。
【0026】
操作ボタン群(操作キー群)4は、少なくとも、ナビ/TVキー40、録画開始キー41a、録画停止キー41b、地図拡大キー42a、地図縮小キー42b、経路設定キー43、音量増加キー44a、音量減少キー44b、および4方向キー47・ENTERキー48、を含むように構成されている。なお、操作ボタン群4は、操作ボタン4と表現してもよい。
【0027】
ナビ/TVキー40は、モニター23上に、ナビゲーション装置79によるナビゲーション情報等(ナビ設定画面や地図情報等)を表示するか、TV放送の映像情報等を表示するか否かを決定するものである。録画開始キー41a・録画停止キー41bは、映像音声情報等をHDD22に録画を開始させるか録画を停止させるかを決定するためのものである。
【0028】
地図拡大キー42a・地図縮小キー42bは、ナビゲーションに使用される地図画像を拡大または縮小を決定するためのものである。
【0029】
経路設定キー43は、ユーザーの行きたい場所(すなわち目的地)の情報を入力するためのものである。音量増加キー44a・音量減少キー44bは、制御部1に対して、音声情報に基づく音量を増加あるいは減少(UP/DOWN)させるか否かを決定するためのものである。
【0030】
4方向キー47・ENTERキー48は、各種操作(例えば進行方向表示等)を行うためのものである。
【0031】
また、端子群5は、ビデオ接続端子50、オーディオ接続端子51、音声出力端子52、GPS外部アンテナ接続端子(GPS外部接続端子)53、FM放送外部アンテナ接続端子(FM外部接続端子)54、TV放送外部アンテナ接続端子(TV外部接続端子)55、ブレーキ端子56、VICS信号入力端子(VICS入力端子)57、外部電源入力端子58、およびCCD信号入力端子59を含むように構成されている。なお、端子群5は、端子5と表現してもよい。
【0032】
ビデオ接続端子50は、外部で例えばビデオデッキ等を接続するための接続端子であり、そのビデオデッキから送信されてくるビデオ信号を受信するようになっている。オーディオ接続端子51は、外部で例えばステレオのようなオーディオ装置を接続するための接続端子であり、そのオーディオ装置から送信されてくるオーディオ信号を受信するようになっている。
【0033】
音声出力端子52は、外部で例えばウーハー等の放音装置を接続するための接続端子であり、ナビゲーション装置79からその放音装置へと音声信号を送信させるためのものである。
【0034】
GPS外部アンテナ接続端子53は、GPS測位部12へと送られるGPS信号の受信感度が低いとき、受信感度を高めるためのGPS外部アンテナ(不図示)を接続するための接続端子である。FM放送外部アンテナ接続端子54は、メディア放送受信部21へと送られるFMラジオ信号の受信感度が低いとき、受信感度を高めるためのFM外部アンテナ(不図示)を接続するための接続端子である。TV放送外部アンテナ接続端子55、メディア放送受信部21へと送られるTV信号の受信感度が低いとき、受信感度を高めるためのTV外部アンテナ(不図示)を接続するための接続端子である。
【0035】
ブレーキ端子56は、車両71のサイドブレーキのON/OFFを知らしめるブレーキ信号を受信するための接続端子である。
【0036】
VICS信号入力端子57は、VICS(Vehicle Information and Communication System)センターで編集・処理された渋滞や交通規制などの道路交通情報(VICS信号)をリアルタイムに受信するための接続端子である。
【0037】
外部電源入力端子58は、外付けのAC電源コードを介した電力供給を受けるための接続端子である。
【0038】
CCD信号入力端子59は、後述するCCDカメラ6からのCCD信号(撮影信号)を受信するための接続端子である。
【0039】
また、内蔵電池26は、例えば不図示の車両搭載型バッテリー電池からの電力供給受けて、電力を蓄電できる電池である。そして、この内蔵電池26を設けることで、ナビゲーション装置79は、例えば車両71から取り外したときでも、動作可能となっている。
【0040】
RAM27は、制御部1による処理結果(ナビゲーションによる道案内結果等)を記憶するものであり、ROM28は、ナビゲーション装置79を動作させるための制御プログラム等を記憶するものである。
【0041】
CCDカメラ6は、少なくとも、撮像素子となるCCD(Charge Coupled Devices)61と、このCCD61の駆動を制御するCCD駆動回路62とを備えている。そして、このCCDカメラ6が、路面等の走行規制速度表示を読み取り、その内容を示す信号(CCD信号)をCCD信号入力端子59を介して、制御部1に送信するようになっている。なお、上記のCCD駆動回路62の機能を制御部1にもたせるようにしても構わない。
【0042】
制御部1は、ナビゲーション装置79全体の動作制御等を行なう中枢部分となっており、ナビゲーション装置79の各部材の駆動を有機的に制御して、ナビゲーション動作を統括制御するものである。
〈ナビゲーション装置の外観構成について〉
ところで、本発明のナビゲーション装置79では、CCDカメラ6は、図1に示すように、端子群5を覆うように設けられている着脱可能なハードカバー8に取り付けられるようになっている。
【0043】
このハードカバー8は、例えば図3(図1の矢視P−P’線断面図)に示すように、ハードカバー8の端部とナビゲーション装置79の端部とが係合することで取り付けられるようになっている。つまり、ハードカバー8に設けられている断面L字状の係合部(HC係合部)8aと、ナビゲーション装置79の外装78に設けられた断面L字状の係合部(N係合部)78aとが係わり合うことで、ハードカバー8はナビゲーション装置79に対して不動となりながら取り付けられるようになっている。
【0044】
一方、CCDカメラ6は、ハードカバー8に設けられた伸縮ロッドユニット3の端部に設けられるようになっている。
【0045】
この伸縮ロッドユニット3は、例えば互いにサイズの異なる筒パイプ(ロッド)をつなげることで構成されている。具体的には、最も口径サイズの大きな円筒パイプ3aの内部に、その円筒パイプ3aよりも小さな口径サイズを有する円筒パイプ3bが挿入されることで構成されている。なお、この両パイプ3a・3bの少なくとも一方がスライドしたとき、互いが離間しないように(筒パイプ3aから筒パイプ3bが抜け落ちないように)、互いを係止する係止部(第1係止部;不図示)が両パイプ3a・3bの内部に設けられるようになっている。
【0046】
また、ハードカバー8内部にも、筒パイプ3aを挿入可能な口径を有する(筒パイプ3aの口径よりも大きな口径を有する)筒穴33が設けられており、この筒穴33から筒パイプ3aを離間させないようにさせる係止部(第2係止部;不図示)が筒穴33内部に設けられるようになっている。
【0047】
その結果、伸縮ロッドユニット3は、ハードカバー8に対して抜き差しすることで、図4に示すように伸びたり、図5に示すように縮んだりするようになっている。
〔本発明の特徴的な構成について〕
ところで、本発明のナビゲーション装置79は、車両71に対して着脱可能となっている。そのため、上述したハードカバー8は、車両71にナビゲーション装置79を搭載するとき、車両内部の種々の装置(例えばGPS外部アンテナ等)とナビゲーション装置79とをつなげるケーブル(配線)が見えてしまう(ユーザーの視界に入ってしまう)。そのため、端子群5につなげられる種々のケーブルを覆うために、ハードカバー(カバー)8は設けられるようになっている(図1参照)。
【0048】
そうすると、逆に、車両71から取り外し、自宅等でナビゲーション装置79を例えばTV等として利用する場合、美観性の観点からケーブルを覆う必要性は低くなる。なぜなら、自宅等で、GPS外部アンテナ等を取り付けることはないので、端子群5につながるケーブル本数は少なくなるためである。
【0049】
そこでまず、本発明のナビゲーション装置79では、CCDカメラ6は、引き出すことで伸縮可能となっている伸縮ロッドユニット3に設けられようにしている。その上、この伸縮ロッドユニット3をハードカバー8に設けるようにしている。
【0050】
このようにしておけば、図6に示すように、車両71のフロントガラス72から撮影(取得)できるCCDカメラ6の視界、特に下方視界(θ)が広がるようになる。その結果、正確に路面の走行規制速度表示等を読み取ることができ、ナビゲーション装置79の信頼性が向上するようになっている。
【0051】
また、図4に示すように、ナビゲーション装置79を車両71に搭載させて、伸縮ロッドユニット3を引き延ばした場合、筒穴33に、この伸縮ロッドユニット3が収容されないことから空洞となる。
【0052】
つまり、本発明のナビゲーション装置79では、伸縮ロッドユニット3が縮められると、ハードカバー8内部の筒穴33に収納されるため、筒穴33内の空間(カバー内部の空間)が減少する一方、伸縮ロッドユニット3が伸ばされると、ハードカバー8内部から突出して、筒穴33内の空間(カバー内部の空間)が増加するようになっている。
【0053】
そこで、本発明のナビゲーション装置79では、伸縮ロッドユニット3が伸びることで増加した上記カバー内部の空間、すなわち筒穴33内の空間に、ナビゲーション装置79(具体的には端子群5)に取り付けられケーブル77が収納されるようになっている。
【0054】
つまり、本発明のナビゲーション装置79では、伸縮ロッドユニット3を設けることで、ハードカバー8内に生じる筒穴33をケーブル77の収納部としても兼用できるようになっている。
【0055】
なお、このように、筒穴33をケーブル77の収納部として兼用するようにしても、自宅等でナビゲーション装置79を使用するときには、ケーブル77を取り付けないため、筒穴33は空洞となっており、撮影の必要のないCCDカメラ6を収容できるようになっている。
〔その他の実施の形態〕
なお、本発明は上記の実施の形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々の変更が可能である。例えば図7・図8に示すように、3段伸縮式の伸縮ロッドユニット3として、この伸縮ロッドユニット3を完全にハードカバー8内に収容したとしても、筒穴33に空洞を生じさせるようにしておき、その空洞内にケーブル77を収容できるようにしておいてもよい。
【0056】
また、上述の説明では、複数段の伸縮ロッドユニット3を用いて説明してきたが、これに限定されることはなく、単数のロッドをハードカバー8内から抜き差し可能にすることで、ナビゲーション装置79に設けるようにしてもよい。
【0057】
また、伸縮ロッドユニット3は、ハードカバー8に取り付けられているものを例に挙げて説明してきたが、ナビゲーション装置79の本体に設けるようにしていても、上述した、正確な情報を取得(撮影)できるという効果を奏じることはいうまでもない。
【産業上の利用可能性】
【0058】
本発明は、車両に搭載されるナビゲーション装置であって、特に携帯可能な(すなわち車両からの着脱可能な)ナビゲーション装置に有用である。
【図面の簡単な説明】
【0059】
【図1】本発明のナビゲーション装置の外部構成を示す斜視図である。
【図2】本発明のナビゲーション装置の内部構成を示すブロック図である。
【図3】図1の矢視P−P’線断面図である。
【図4】本発明のナビゲーション装置において、伸縮ロッドユニットが伸びきった場合を示す平面図である。
【図5】本発明のナビゲーション装置において、伸縮ロッドユニットが縮んだ場合を示す平面図である。
【図6】CCDカメラの撮影範囲を示す説明図である。
【図7】図5の他の一例を示す平面図である。
【図8】図6の他の一例を示す平面図である。
【符号の説明】
【0060】
1 制御部
3 伸縮ロッドユニット
3a 筒パイプ(ロッド)
3b 筒パイプ(ロッド)
6 CCDカメラ(撮影部)
8 ハードカバー(カバー)
71 車両
72 フロントガラス
77 配線
78 外装
79 ナビゲーション装置
θ 下方の視界角度

【特許請求の範囲】
【請求項1】
撮影部を備えたナビゲーション装置において、
抜き差しすることで伸縮可能となっている伸縮ロッドユニットが設けられるとともに、その伸縮ロッドユニットに、上記撮影部が設けられていることを特徴とするナビゲーション装置。
【請求項2】
上記ナビゲーション装置は、車両に対して着脱可能となっており、
さらに、このナビゲーション装置に対して、着脱可能なカバーが設けられており、
そのカバーには、上記伸縮ロッドユニットが設けられていることを特徴とする請求項1に記載のナビゲーション装置。
【請求項3】
上記伸縮ロッドユニットが縮むと、上記カバー内部に収納されることでカバー内部の空間が減少する一方、上記伸縮ロッドユニットが伸びると、上記カバー内部から突出することでカバー内部の空間が増加するようになっており、
上記伸縮ロッドユニットが伸びることで増加した上記カバー内部の空間に、上記ナビゲーション装置に取り付けられ配線が収納されることを特徴とする請求項2に記載のナビゲーション装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2006−182271(P2006−182271A)
【公開日】平成18年7月13日(2006.7.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−379976(P2004−379976)
【出願日】平成16年12月28日(2004.12.28)
【出願人】(000001889)三洋電機株式会社 (18,308)
【出願人】(000214892)鳥取三洋電機株式会社 (1,582)
【Fターム(参考)】