説明

ナビゲーション装置

【課題】 案内回避地域に存在する全ての道路が案内対象となりうる場合、子供や年配者等への配慮から避けるべき道路が案内されてしまうこと。
【解決手段】 本実施の形態に係る地図データにおいて、誘導経路は、道路上の地点(以下、入口ノードという)及び施設の地点(以下、施設ノードという)の間に設けられたリンク列及びノード列の少なくとも一方で定義されている。各施設は、誘導経路(i)に対応付けられている。また、各施設は、スクールゾーンに存在している。誘導経路(i)は、入口ノード(i)、施設ノード(i)及びその間の誘導経路を構成するノードを含んでいる。また、誘導経路(i)は、歩道と車道とがカードレールによって仕切られる道路を示すリンク又は当該道路の始点と終点とを示すノードを少なくとも一部に含んでいる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ナビゲーション装置に関するものであって、より詳しくは、ナビゲーション機能を含む携帯装置や車載装置等に関するものである。
【背景技術】
【0002】
背景技術として、目的地が商店街や通学路等を含む地域に存在しなければ、この地域を回避した誘導経路を表示し、他方、目的地が前述の地域に存在すれば、前述の誘導経路を表示しない車載用ナビゲーション装置が知られている(例えば、特許文献1を参照)。また、商店街やスクールゾーン等が含まれるエリアが設定された地図データを用いて、前述のエリアに存在する細街路を非表示にする車載ナビゲーション装置が知られている(例えば、特許文献2を参照)。
【特許文献1】特開平8−261781号公報(特に、図1を参照)
【特許文献2】特開2003−315064号公報(特に、図7を参照)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
背景技術によれば、目的地が商店街や通学路等を含む地域(以下、案内回避地域という)に存在する場合、案内回避地域に存在する道路に付されたフラグは、無視される。つまり、案内回避地域に存在する道路も誘導経路として案内されうる。
【0004】
しかし、案内回避地域に存在する全ての道路が案内対象となりうる場合、子供や年配者等への配慮から避けるべき道路が案内されてしまう。つまり、案内回避地域を設けた技術的意義は失われるという課題があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明に係るナビゲーション装置は、案内回避地域に存在する目的施設までの経路にこの案内回避地域に存在する道路を含めるナビゲーション装置であって、施設、道路上の地点及び道路上の地点から施設までの誘導経路を対応付ける地図データを用いて、出力装置に対して、前記目的施設に対応付けられる道路上の地点までの探索経路及び前記目的施設に対応付けられる誘導経路に係る案内を出力させる処理部を備えるものである。本発明における字句の解釈は、次のとおりである。
【0006】
「案内回避地域」とは、案内に適さない道路を含む地域であり、より好ましくは、歩行者(子供や年配者など)への配慮から避けるべき道路を含む地域である。例えば、病院周辺の地域、商店街周辺の地域や学校周辺の地域(いわゆるスクールゾーン)などがある。また、「案内に適さない」か否かは、好ましくは、地図データにおいて、時的要素(時刻、日付、曜日や季節等)ごとに設定されている。
【0007】
「目的施設」とは、目的地に設定された施設である。「設定」は、手動でなされるか自動でなされるかを問わない。
【0008】
「道路上の地点」は、好ましくは、案内回避地域外の道路又は案内回避地域の内外を定義する境界線上に設けられる。
【0009】
「地図データ」とは、施設、道路上の地点及び道路上の地点から施設に至る誘導経路を対応付けるデータ構造を有するデータである。また、「地図データ」は、「案内回避地域
に存在する目的施設が設定された場合に、この目的施設に対応付けられた道路上の地点に至る経路を探索し、前記目的施設に対応付けられた誘導経路を読み出し、探索された経路及び読み出された誘導経路を案内するコンピュータによって利用される」ものである。
【0010】
「探索経路」とは、ある地点から道路上の地点に至るための経路である。ここで、「ある地点」として、現在地や出発地等がある。
【0011】
「誘導経路」とは、道路上の地点から施設までの誘導するための経路であって、歩行者に配慮したものである。「誘導経路」として、好ましくは、歩道が設けられている道路を少なくとも一部に含む経路がある。「誘導経路」として、より好ましくは、歩道と車道とがカードレールで仕切られている道路又は歩道と車道とが段差になっている道路を少なくとも一部に含む経路がある。
【0012】
「出力装置」とは、音声出力装置(いわゆるスピーカ)及び表示装置を含む概念である。
【0013】
「処理部」とは、ハードウエア単体又はハードウエアとソフトウエアとの協働によって本発明に係る情報処理を実現するためのものである。「ハードウエア」及び「ソフトウエア」は、前述の「コンピュータ」に相当する。
【0014】
「処理部」は、好ましくは、「表示装置に対して前記誘導経路とこの誘導経路に接続される探索経路とを区別して表示させる」ものである。
【0015】
「予め」とは、データとして既に用意されていることである。つまり、「誘導経路」自体は、探索処理を経ずに得られる。
【0016】
「区別」は、「案内回避地域」に存在する道路が案内されることをユーザに認識させ、ユーザに対して注意を喚起する点に技術的意義を有する。「区別して表示」の具体的態様として、探索経路とは別の色による表示、別の形状(破線、点線等)による表示、当該経路の点滅表示やこれらの組合せ等がある。特に、「色」について、「誘導経路」を赤色で表示することが、注意喚起の観点から好ましい。
【0017】
「処理部」は、好ましくは、「出力装置に対して前記誘導経路が案内される旨の予告案内を出力させるか否かを、現在地から前記誘導経路に含まれる道路上の地点までの距離に応じて制御する」ものである。
【0018】
「予告案内」は、「案内回避地域」に存在する道路が案内されることをユーザに認識させ、ユーザ対して注意を喚起する点に技術的意義を有する。例えば、「予告案内」として、音声による案内、画面上への文章、マーク表示やこれらの組合せ等がある。
【0019】
「距離に応じて」として、「距離」が所定値に達したか否かという分岐条件が考えられる。「所定値」は、例えば、300mや500m等である。
【0020】
「処理部」は、好ましくは、「現在地が前記誘導経路上にあることを条件として出力装置に対して前記誘導経路が案内されている旨の確認案内を出力させる」ものである。
【0021】
「確認案内」は、「案内回避地域」に存在する道路が案内されていることをユーザに認識させ、ユーザ対して注意を喚起する点に技術的意義を有する。例えば、「確認案内」として、音声による案内、画面上への文章、マーク表示やこれらの組合せ等がある。
【発明の効果】
【0022】
本発明は、施設、道路上の地点及び道路上の地点から施設に至る誘導経路を対応付けるデータ構造を採用することによって、案内回避地域に存在する目的施設までの経路を歩行者に配慮したものとすることができるという効果を有する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0023】
本発明に係るナビゲーション装置を実施するための最良の形態は、図1乃至図9で示される。
【0024】
<出力例>本実施の形態に係る出力例は、図1で示される。本実施の形態では、誘導経路及びこれに道路上の地点で接続される探索経路が表示されている。また、誘導経路は、スクールゾーン(「案内回避地域」に相当する)に存在する学校(「目的施設」に相当する)に至る経路である。しかも、誘導経路は、歩道と車道とがガードレールで仕切られた道路を含んでいる。
【0025】
ところで、従来であれば、目的施設が学校である場合、案内回避地域に設定されたフラグ等が無視されて、探索コストが最低となる探索経路が表示されていた(図2参照)。しかも、ガードレールの有無は探索コストに反映されていないので、歩道と車道とがカードレールで仕切られていない道路が案内されていた。
【0026】
しかし、歩道と車道とがカードレールで仕切られていない道路が案内される場合、それによって生じる課題は、前述のとおりである。そこで、以下では、本実施の形態に係る出力例を実現するための具体的な技術が説明される。
【0027】
<ハードウエア構成>本実施の形態に係るナビゲーション装置のハードウエア構成は、図3で示される。ナビゲーション装置1は、処理装置(「処理部」に相当する)2、表示装置3、スピーカ4及び操作装置5を備える。ここで、表示装置3及びスピーカ4は、「出力装置」の下位概念である。
【0028】
処理装置2は、I/O10、CPU11、ROM12、RAM13、HDD14、描画IC15、VRAM16、音声IC17及びGPS装置18を備える。また、処理装置2には、車速センサ20が接続されている。これらのデバイスは、ナビゲーション機能を実現するためのものとして公知である。
【0029】
I/O10には、表示装置3、スピーカ4操作装置5及び車速センサ20が接続されている。
【0030】
ROM12には、BIOSプログラム等の基本的なプログラムが記憶されている。
【0031】
HDD14には、ナビゲーション機能を実現するためのナビゲーションプログラムや地図データ等が記憶されている。
【0032】
<地図データのデータ構造等>本実施の形態に係る地図データは、図4及び図5で示される。誘導経路は、道路上の地点(以下、入口ノードという)及び施設の地点(以下、施設ノードという)の間に設けられたリンク列及びノード列の少なくとも一方で定義されている(図4を参照)。
【0033】
各施設は、誘導経路(i)に対応付けられている。また、各施設は、スクールゾーンに存在している。
【0034】
誘導経路(i)は、入口ノード(i)、施設ノード(i)及びその間の誘導経路を構成するノードを含んでいる(図5を参照)。また、誘導経路(i)は、歩道と車道とがカードレールによって仕切られる道路を示すリンク又は当該道路の始点と終点とを示すノードを少なくとも一部に含んでいる。
【0035】
なお、ノードの代わりにリンク(2つのノードを端点とする線)が用いられても構わない。
【0036】
<ナビゲーション処理>本実施の形態に係るナビゲーション処理の流れは、図6で示される。本実施の形態では、CPU11は、HDD14に記憶されたナビゲーションプログラム及び地図データをRAM13に展開する。また、CPU11は、展開された当該プログラム及び地図データを用いて、ナビゲーション処理を実現する。
【0037】
目的地として施設(以下、目的施設という)が操作装置5によって設定された場合、目的施設に対応付けられた誘導経路(i)はRAM13に存在(誘導経路数≧1)するか否かが判定される(S1)。
【0038】
S1で誘導経路(i)が存在するとの判定がなされると(S1の「Yes」)、「i」は「1」に設定される(S2)。ここで、「i」は、1つの目的施設に係る各誘導経路が記憶されている順番である。例えば、誘導経路がn個あれば、順番は第1番目から第n番目まで定義されている。
【0039】
「i」が「1」に設定されると、「入口ノード(i)」が終点ノードに設定される(S3)。
【0040】
「入口ノード(i)」が終点ノードに設定されると、終点ノードまでの探索経路が求められる(S4)。このとき、始点ノードは、例えば、現在地ノードに設定されている(図4を参照)。そして、得られた探索経路(i)と誘導経路(i)の組合せは、最適経路候補(i)として(図4を参照)RAM13に記憶される。もちろん、いわゆる経路探索処理は、公知であり、API(関数)として広く用いられているもので実現可能である。また、この経路探索処理は、目的施設がスクールゾーンに存在するか否かを問わずスクールゾーンを回避する経路を探索する。
【0041】
最適経路候補(i)がRAM13に記憶されると、「i」は、「i+1」に設定(インクリメント)される(S5)。
【0042】
「i」が「i+1」に設定されると、「i」が「n」であるか否かが判定される(S6)。すなわち、全ての誘導経路について、経路探索処理が施されたか否かが確認される。
【0043】
「i」が「n」であるとの判定がなされなければ(S6のNo)、S3からの処理が実行される。
【0044】
「i」が「n」であるとの判定がなされると(S6のYes)、最適経路がRAM13に記憶された最適経路候補(i)の中から選択される(S7)。選択基準は、探索経路(i)と誘導経路(i)との組合せによる探索コストが最も低いもの(「有利な」もの)である。
【0045】
さて、S1で誘導経路(i)が存在するとの判定がなされないと(S1の「No」)、目的地ノードが終点ノードに設定される(S8)。
【0046】
目的地ノードが終点ノードに設定されると、終点ノードまでの経路が探索される(S9)。このとき、始点ノードは、例えば、現在地ノードに設定されている。
【0047】
ステップS7で最適経路が得られ、又は、ステップS9で経路が得られると、これらの経路に係る案内が実行される(S10)。いわゆる経路探索処理は、公知であり、API(関数)として広く用いられているもので実現可能である。この経路案内処理では、CPU11がステップS7又はステップS9で得られた経路に従って案内する旨を命令を描画IC15及び音声IC17に出力する。描画IC15は、CPU11からの命令に従って経路案内に係る画像をVRAM16に展開し、展開された画像を順に表示装置3に出力する。これによって、表示装置3は、案内に係る画像を表示する(図1、図7、図8及び図9を参照)。また、音声IC17は、CPU11からの命令に従って経路案内に係る音声をRAM13からスピーカ4に出力する。これによって、スピーカ4は、案内に係る音声を出力する。
【0048】
<本実施の形態における効果>本実施の形態によれば、施設、道路上の地点(入口ノード)及び道路上の地点から施設に至る誘導経路が対応付けられているので、スクールゾーンに存在する学校までの経路を歩行者に配慮したものとすることができる。
【0049】
<変形例1>本実施の形態では、目的施設はスクールゾーンに存在している。しかし、目的施設が存在する地域として、案内に適さない道路を含む地域が考えられる。より具体的には、歩行者(子供や年配者など)への配慮から避けるべき道路を含む地域がある。
【0050】
本変形例によれば、案内に適さない道路を含む地域に存在する学校までの経路を歩行者に配慮したものとすることができる。
【0051】
<変形例2>本実施の形態では、誘導経路と探索経路とが表示上区別されていない。しかし、両者は、表示上で区別されてもよい。本変形例では、誘導経路が赤色(図7の実線)で表示され、探索経路は他の色で表示されている(図7の点線)。もちろん、線種や太さ等で区別がなされてもよい。
【0052】
本変形例によれば、ユーザは、スクールゾーンに存在する道路が誘導経路として案内されることを認識できる。つまり、ユーザに対して注意を喚起することができる。
【0053】
<変形例3>本実施の形態では、誘導経路が案内される旨が予告されていない。しかし、その旨の予告案内が音声又は表示でなされてもよい。本変形例では、「この先、アボイドエリア内のルートを案内します。スピードを落として下さい。」という予告案内が音声でなされている(図8を参照)。また、「アボイドエリア内のルートを案内します」との予告案内が表示されている(図8を参照)。しかも、予告案内のタイミングは、現在地と道路上の地点との距離が所定値(例えば、300m)になった時に設定される。
【0054】
本変形例によれば、ユーザは、スクールゾーンに存在する道路が誘導経路として案内されることを認識できる。つまり、ユーザに対して注意を喚起することができる。
【0055】
<変形例4>本実施の形態では、誘導経路が案内されている旨が確認されていない。しかし、その旨の確認案内が音声又は表示でなされてもよい。本変形例では、「只今、アボイドエリア内のルートを案内しております。児童の動きにご注意ください。」という確認案内が音声でなされている。(図9を参照)。また、「アボイドエリア内のルートを案内します」との確認案内が表示されている(図9を参照)。しかも、確認案内のタイミングは、現在地が誘導経路上にある時に設定される。
【0056】
本変形例によれば、ユーザは、スクールゾーンに存在する道路が誘導経路として案内されることを認識できる。つまり、ユーザに対して注意を喚起することができる。
【0057】
<変形例5>本実施の形態では、地図データは、HDD14に記憶されている。しかし、地図データは、各種記憶媒体に記憶されていれば足りる。
【0058】
<変形例6>本実施の形態では、目的施設が案内回避地域に存在する。しかし、目的施設が商業施設(ホテルやショッピングセンター等)である場合にも、本発明は応用可能である。本変形例では、ナビゲーション装置は、施設、道路上の地点及び道路上の地点から施設までの誘導経路を対応付ける地図データを用いて、出力装置に対して、目的施設に対応付けられる道路上の地点までの探索経路及び目的施設に対応付けられる誘導経路に係る案内を出力させる処理部を備える。本変形例では、「地図データ」とは、施設、道路上の地点及び道路上の地点から施設に至る誘導経路を対応付けるデータ構造を有するデータである。また、「地図データ」は、「案内回避地域に存在する目的施設が設定された場合に、この目的施設に対応付けられた道路上の地点に至る経路を探索し、前記目的施設に対応付けられた誘導経路を読み出し、探索された経路及び読み出された誘導経路を案内するコンピュータによって利用される」ものである。
【0059】
本変形例によれば、目的施設が推奨する誘導経路がナビゲーション機能によって実現されるので、目的施設周辺での交通渋滞は、回避される。
【0060】
さらに、本変形例において、地図データが、複数の道路上の地点及び複数の誘導経路を1つの施設に対応付けていれば、商業施設への交通がその出発地に応じて分散される。つまり、商業施設周辺での交通渋滞は、回避される。
【産業上の利用可能性】
【0061】
本発明は、案内回避地域に存在する目的施設までの経路を歩行者に配慮したものとすることができるという効果を有し、携帯装置や車載装置等に有用である。
【図面の簡単な説明】
【0062】
【図1】本実施の形態に係る出力例を示す図
【図2】従来の出力例を示す図
【図3】本実施の形態に係るナビゲーション装置のハードウエア構成を示す図
【図4】本実施の形態に係る地図データのリンク及びノードの概念を示す図
【図5】本実施の形態に係る地図データの構造を示す図
【図6】本実施の形態におけるナビゲーション処理の流れを示すフロー図
【図7】変形例1に係る出力例を示す図
【図8】変形例2に係る出力例を示す図
【図9】変形例3に係る出力例を示す図
【符号の説明】
【0063】
1 ナビゲーション装置
2 処理装置(処理部)
3 表示装置(出力装置)
4 スピーカ(出力装置)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
案内回避地域に存在する目的施設までの経路にこの案内回避地域に存在する道路を含めるナビゲーション装置であって、
施設、道路上の地点及び道路上の地点から施設までの誘導経路を対応付ける地図データを用いて、出力装置に対して、前記目的施設に対応付けられる道路上の地点までの探索経路及び前記目的施設に対応付けられる誘導経路に係る案内を出力させる処理部を備えるナビゲーション装置。
【請求項2】
前記処理部は、表示装置に対して前記誘導経路とこの誘導経路に接続される探索経路とを区別して表示させることを特徴とする請求項1に記載のナビゲーション装置。
【請求項3】
前記処理部は、前記出力装置に対して前記誘導経路が案内される旨の予告案内を出力させるか否かを、現在地から前記誘導経路に含まれる道路上の地点までの距離に応じて制御することを特徴とする請求項1に記載のナビゲーション装置。
【請求項4】
前記処理部は、現在地が前記誘導経路上にあることを条件として前記出力装置に対して前記誘導経路が案内されている旨の確認案内を出力させることを特徴とする請求項1に記載のナビゲーション装置。
【請求項5】
施設、道路上の地点及び道路上の地点から施設に至る誘導経路を対応付けるデータ構造を有する地図データであり、
案内回避地域に存在する目的施設が設定された場合に、この目的施設に対応付けられた道路上の地点に至る経路を探索し、前記目的施設に対応付けられた誘導経路を読み出し、探索された経路及び読み出された誘導経路を案内するコンピュータによって利用される地図データ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2008−122352(P2008−122352A)
【公開日】平成20年5月29日(2008.5.29)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−309815(P2006−309815)
【出願日】平成18年11月16日(2006.11.16)
【出願人】(000005821)松下電器産業株式会社 (73,050)
【Fターム(参考)】