説明

ペット監視装置及び監視システム

【課題】ペットの生体データを利用した身体状態把握の信頼性を高め、正確な身体状態把握が行えるペット監視装置及び監視システムの提供。
【解決手段】 本発明のペット監視装置は、ペット用に設置したエアマット2と、エアマット2の内部圧力変化を検出する圧力検出手段と、圧力検出手段で検出したエアマットの内部圧力変化を基づき室内用ペットPの生体データを測定する手段と、室内用ペットに装着された温度測定部を有するICタグと、ICタグの情報を読取る読取り部とを備え、生体データとICタグの温度情報に基づき室内用ペットの状態を監視することを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ペット、特に小型の犬などの室内用ペットの座位,横臥等における心拍数、呼吸数、体温等の生体データを測定してペットの室内での状態を監視する監視装置及び監視システムに関する。
【背景技術】
【0002】
近年、室内でのペット、特に小型犬がペットとして飼われるようになっている。この室内用ペットの寿命が延び、ペットを飼育する際の日々の健康管理の必要性が高まってきている。こうした状況で、服状のセンサーモジュールをペットに装着して心拍、心拍変化率を測定し、ペットの生体状態を無線で把握する装置が提案されている(特許文献1)。しかしながら、体温を測定するものでなく、センサー部は電極を含み、必ずペットの皮膚と接触するもので少なからず不快感を与えるものである。また、温度センサと一体化されたICタグにより、軸受の異常検査システムが提案されている(特許文献2)ものの、ペットの体温データを監視するシステムは未だ提案されていない。
【特許文献1】特開2004−138号公報
【特許文献2】特開2005−32256号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明の目的は、ペットに不快感を与えることなく、生体データを利用した状態把握の信頼性を高めて正確な状態把握が行える、ペットの室内での状態を監視する装置及び監視システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記課題を解決するために、本発明の室内用に設置されたペット監視装置は、ペット用に室内に設置したトレイ状のエアマットと、エアマットに設けられた生体情報検出手段と、ペットに装着された温度測定部を有するICタグと、ICタグの情報を読取る読取り部とを備え、生体データとICタグの温度情報に基づきペットの状態を監視することを特徴とする。また、本発明の室内用に設置されたペット監視装置は、ペット用に室内に設置したエアマットと、エアマットの内部圧力変化を検出する圧力検出手段と、圧力検出手段で検出したエアマットの内部圧力変化を基づき室内用ペットの生体データを測定する手段と、室内用ペットに装着された温度測定部を有するICタグと、ICタグの情報を読取る読取り部とを備え、生体データと前記ICタグの温度情報に基づき室内用ペットの状態を監視することを特徴とする。また、ペット用に室内に設置したエアマットと、エアマットの内部圧力変化を検出する圧力検出手段と、圧力検出手段で検出したエアマットの内部圧力変化を基づき室内用ペットの生体データを測定する測定手段と、室内用ペットに装着された温度測定部を有するICタグと、ICタグの情報を読取る読取り部とを備え、所定時間の前記生体データ及びICタグの温度情報と予め得られている平常時の生体データと比較してペットの状態を監視することを特徴とする。また、本発明のペット監視システムは、ペット用に室内に設置したエアマットと、エアマットの内部圧力変化を検出する圧力検出手段と、圧力検出手段で検出したエアマットの内部圧力変化を基づき室内用ペットの生体データを測定する測定手段と、室内用ペットに装着された温度測定部を有するICタグと、ICタグの情報を読取る読取り部とを備え、所定時間の生体データ及びICタグの温度情報と予め得られている平常時の生体データと比較してペットの状態を監視する監視装置と、所定時間の前記生体データと予め得られている平常時の生体データと比較してペットの室内での状態を監視する端末装置と、端末装置と伝送可能に獣医師サイトに設置された管理用制御装置とを具備することを特徴とする。
【発明の効果】
【0005】
所定時間における生体データとペットの平常時の生体データを比較して生体状態を監視するようにしているので、就寝,安静時のペットの生体データを利用した身体状態把握の信頼性を高めて正確な身体状態把握が行える。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
図1は、本発明の一実施例を示す図、図2はそのブロック図である。なお、本発明は、実施例に限定されるものではない。自宅等の室内に設置したエアマットとペット(犬)及び監視装置の状態を示している。
【0007】
図1において、ペットPが飼育されている室内等の部屋において、ペット用に室内に設置した生体データ測定用専用エアマット2を床の上に設置し、コネクタ4a、エアチューブ4を経てパソコンなどの機能を有する端末装置5とデータ測定用専用エアマット2とを接続し、生体データ測定用専用エアマット2の圧力変化を端末装置5に伝達できるようにしている。エアチューブがペットPにより食いちぎられないように、金属細線でエアチューブ4を被覆しておいたり、測定しない場合には、コネクタ4aを生体データ測定用専用エアマット2から外すようにする。なお、この生体データ測定用専用エアマット2はペットの躾用のトレイも兼用するようにしてもよい。また、重量センサ(不図示)を設けて、就寝時や安静時に体重測定できるようにすれば、ペットの成育のトレンド情報が得られる。
【0008】
ペット(犬等)Pは、通常の状態で生体データ測定用専用エアマット2の上で横臥して就寝する。端末装置5には、圧力変化を検出する圧力センサと、その検出信号を処理して獣医師サイト7へLAN等専用回線またはインターネット等の情報通信ネットワーク8を介して伝送する制御監視装置、ICタグ読み取り部34が設けられている。端末装置5と獣医師サイト7の管理用コンピュータ(制御装置)11とは、情報通信ネットワーク8で、相互に情報が伝送できるようになっている。また、会員サーバー9とも情報通信ネットワーク8で相互に情報が伝送できるようになっている。会員サーバ9では、ペットPの情報、出産情報などが記憶される。
【0009】
獣医師サイト7にはサーバー(データ処理装置)9を設置し、ペットのID(血糖,予防接種履歴等)と関連付けして、ペットPの生体情報の測定データの収集、集計、データ分析等を行う。また、獣医師10の机上には管理パソコン11を設置し、獣医師10がペットPの健康状態を把握、監視するとともに、緊急時のペット異常通報を受けたり、電話器により適宜看護婦の待機部屋に指示を出したり、携帯電話(携帯端末)で連絡したりすることができるようになっている。
【0010】
図2において、生体データ測定用専用エアマット2の内部圧力がエアチューブ4を介して微差圧センサ20と絶対圧力センサ21に入力される。ペットPの身体に起因する振動がエアマット2に伝達されるので、エアマット2の内部圧力が変化する。微差圧センサ20は圧力変動分を検出し、また、絶対圧力センサ21はエアマット2の内部圧力の絶対圧力を検出する。絶対圧力センサ21はペットPがエアマット2上にいるかを検出するために設けられている。
【0011】
微差圧センサ20としては、例えば、圧力の変化を受ける受圧面と対抗電極との間の静電容量変化を検知して差圧を検出するコンデンサマイクロフォン型差圧計が用いられる。コンデンサマイクロフォン型差圧計はエアマット2内部の微小な圧力変動を検出できる。
【0012】
微差圧センサ20の検出信号は監視制御装置30を構成するゲイン制御部31に与えられる。ゲイン制御部31は微差圧センサ20の検出信号のレベルを所定範囲の信号レベルに調整する。ペットPの姿勢の種類によってエアマット2に伝わる心拍や呼吸などの振動の強さが異なるために、微差圧センサ20の出力信号の強度(レベル)が異なる。ゲイン制御部31は姿勢によって異なる信号レベルを所定レベルの信号になるようにゲインを調整し、心拍フィルタ32、呼吸フィルタ33に出力する。また、ゲイン制御部31のゲイン値が姿勢判別部36に加えられる。ゲイン制御部31によって所定レベルに変換された微差圧センサ20の出力信号を心拍フィルタ32、呼吸フィルタ33に加えることにより、これら心拍フィルタ32、呼吸フィルタ33から心拍信号、呼吸信号などの被ペットP験者6の生体データが得られる。心拍フィルタ32、呼吸フィルタ33から得られたペットPの生体データはA/D変換部35でデジィタル信号に変換されデータ処理部37に入力される。
【0013】
また、ペットPに装着された洋服200に装着された温度センサ付きICタグ100から、温度情報をICタグ読取り部34で間歇的(例えば10〜30分ごと)に読み取る。ICタグ100の構成は、以下に説明する。
【0014】
<ICタグの構成>
図3において、101は、ICタグ読み取り部34からの信号を受け、ロジック部110を所定のフローで動作させるプログラムが記憶され、コンピュータで読取り可能な記憶媒体であるRAMである。102はEEPROMで、温度センサ106のそれぞれに対応するオフセット値,温度補正値などが記憶されている。また、体温情報も記憶可能である。なお、ロジック部110は、より複雑な処理フローの制御が可能なCPUとしてもよい。温度センサ106としては、温度変化に対してほぼリニアにアナログ出力し、小型化・ICタグとの一体化が可能で、35〜42℃の間で温度分解能が0.05℃である、半導体型の温度センサ、例えばC−MOS温度センサが好ましく用いられるが、サーミスタ型、サーモパイル(熱電対)型でも可能である。103は、ペットPに設けられた温度測定部を有するICタグ(RFID)100の体温情報を取得するための送受信回路、103aはアンテナ、104は電源部である。この電源部104は、コイルを有するアンテナ部103aを介して、体温情報を読取られる時に温度測定部を有するICタグ100の各部に電源を供給する。107はA/D変換部であり、温度センサ106と発振回路(不図示)で発生した体温信号をA/D変換するものである。ICタグ100は、アンテナ103aを含めて5mm×5mm、厚さ1.5mm程度の大きさである。なお、ICタグ100は、生体を通過可能な周波数の電磁波での通信(送受信)可能なものであれば、どのような周波数でもよいが、好ましくは13.56MHzの電磁波で送信可能になっている。間違ったペットPの情報を取得しないようにしたり、アンテナ103aから出力される信号を暗号化処理可能にしてセキュリティ機能を持たせることができる。
【0015】
<生体情報取得の処理フロー>
エアマット2上にペットPがいる(横臥,仰臥状態)ことを条件に測定を開始する。10〜60分毎に、差圧センサ(相対圧センサ)20と絶対圧力センサ21で圧力信号を取得(検出)する(ステップS1)。取得した圧力信号の特徴により、心拍数、呼吸数等を識別化し、心拍数、呼吸数等を演算する(ステップS2)。1回の圧検出時間は、2〜5分程度である。また、体温情報は、10〜60分毎に、ICタグ100にICタグ読取り部34から13.56MHzの電磁波を送信(送受信距離は、10cm〜1m程度)し、その信号と同期して得られる温度センサ106の体温情報を読取る(ステップS3)。これらの生体情報は、記憶部44に記憶される(ステップS4)。この生体情報は閾値と比較される。例えば、体温(直腸温)の場合、大型のイヌで平均体温は37.5〜38.6℃、小型のイヌで平均体温は38.6〜39.2℃、ネコで38.0〜39.2℃であることを考慮して、イヌの場合、デフォルト値として、上限値を39.0℃、下限値を36.0℃としている。この上限値、下限値は、飼い主により適宜設定変更可能としている。また、心拍は、例えば、上限値が150拍/分、下限値が60拍/分、呼吸数は、例えば、デフォルト値として上限値を100/分、下限値を40/分としている。この上限値、下限値は、飼い主により適宜設定変更可能としている。これらの生体情報を閾値と比較し(ステップS5)のうち少なくとも1つの情報が異常と判断されると、アラームを発生させ(ステップS6)、管理サイト/医療サイト7の獣医師10に報知するようにしている。なお、獣医師10の携帯電話などに報知するようにしてもよい。異常と判断されたペットPの容体を確認後、必要に応じてリセット(ステップS7)する。異常が無い場合は、ステップS1に戻り、測定終了の指示入力があるまで生体情報の 測定を繰り返す。測定され、記憶部44に記憶される生体情報は、平均値、最大値、最小値、最多値を求めて、ペットPのIDとともにそれらのデータも記憶部44、サーバー9に記憶する。記憶部44に記憶された、心拍数、呼吸数、体温等の生体情報は、図6に示すように表示部36にトレンド表示される。表示部36では、心拍数、呼吸数、体温を同時に1時間(60分)毎にトレンド表示しているが、このうち1つまたは任意の組合せで表示可能にしてもよい。また、解熱剤などの投薬データをメモ情報として、日時とともに入力部45で入力しておくことで、表示部36の生体情報のトレンド表示と併せて表示可能となる。管理サイト/医療サイト7の表示部(不図示)でも同様の表示ができるようになっている。なお、ステップS5において、体温の上昇率(℃/分)から発熱(急熱)等の異常を判断してもよい。また、体温が所定の値を超えると体温の測定間隔を短くし、その後の体温の上昇率(℃/分)から異常を判断するようにすれば、不必要なアラーム発生が少なくなる。
【0016】
なお、圧力検出に基づく解析時間(所定時間)は2〜5分間でなく、任意の時間に設定できる。解析時間は1就寝分のデータ解析に都合のよい時間でよく、また、1就寝分でなく、所定の就寝時間内を設定することもできる。システムの規模、解析速度等により最適な条件とする。データ処理部37は、例えば、ペットPの健康状態を次のような判断基準に基づき判定する。すなわち、体温、心拍数、呼吸数が予め設定していた健康とされる数値範囲内であれば、健康(異常なし)である。また、所定の数値範囲以外にある時は、アラームを発生し、飼育者(家族)に注意する。
【0017】
次に就寝中の異常監視と緊急通報について説明する。端末装置5のデータ処理部37は、所定時間(2〜5分間)分の生体データを解析して心拍数、呼吸数等を算出し、また、ICタグからの温度情報から、これらが異常といえる既定値の範囲を越えた場合に体温値異常、心拍数異常、呼吸数異常として表示装置38へ表示するとともに、緊急通報として管理パソコン11に通報する。データ処理部37は心拍数異常、呼吸数異常として表示装置38へ表示すると共にブザーを鳴動させるようにする。データ処理部37は、体動に関しては一定時間以上続くと発作と認識して同様に表示とブザー応答を行い、情報通信ネットワーク8を介して管理サイト/医療サイト7の管理パソコン11へ通報する。これを受けて管理サイト/医療サイト7の獣医師10が対処方法を情報通信ネットワーク8や電話、FAXなどでフィードバックする。なお、端末装置5と携帯電話等と生体情報,アラーム情報の通信をするようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】本発明の一実施例を示す図である。
【図2】本発明の実施例に係るブロック図である。
【図3】本発明の実施例に係る温度測定部を有するICタグのブロック図である。
【図4】本発明の実施例に係る温度測定部を有するICタグが装着されたペット用洋服を示す図である。
【図5】本発明の実施例に係る生体情報の取得処理フローを示す図である。
【図6】本発明の実施例に係る表示例を示す図である。
【符号の説明】
【0019】
2・・・エアマット、4・・・エアチューブ、5・・・端末装置、P・・・ペット、7・・・管理サイト、8・・・情報通信ネットワーク、9データサーバー、10・・・獣医師、100・・・ICタグ、101・・・RAM、102・・・EEPROM、103・・・送信受信回路、103a・・・アンテナ、106・・・温度センサ、200・・・ペット用洋服



【特許請求の範囲】
【請求項1】
ペット用に室内に設置したトレイ状のエアマットと、前記エアマットに設けられた生体情報検出手段と、ペットに装着された温度測定部を有するICタグと、前記ICタグの情報を読取る読取り部とを備え、前記生体データと前記ICタグの温度情報に基づき前記ペットの状態を監視することを特徴とする監視装置。
【請求項2】
ペット用に室内に設置したエアマットと、前記エアマットの内部圧力変化を検出する圧力検出手段と、前記圧力検出手段で検出した前記エアマットの内部圧力変化を基づき前記室内用ペットの生体データを測定する手段と、前記室内用ペットに装着された温度測定部を有するICタグと、前記ICタグの情報を読取る読取り部とを備え、前記生体データと前記ICタグの温度情報に基づき前記室内用ペットの状態を監視することを特徴とするペット監視装置。
【請求項3】
ペット用に室内に設置したエアマットと、前記エアマットの内部圧力変化を検出する圧力検出手段と、前記圧力検出手段で検出した前記エアマットの内部圧力変化を基づき室内用ペットの生体データを測定する測定手段と、前記室内用ペットに装着された温度測定部を有するICタグと、前記ICタグの情報を読取る読取り部とを備え、所定時間の前記生体データ及び前記ICタグの温度情報と予め得られている平常時の生体データと比較して前記ペットの状態を監視することを特徴とする室内用ペット監視装置。
【請求項4】
ペット用に室内に設置したエアマットと、前記エアマットの内部圧力変化を検出する圧力検出手段と、前記圧力検出手段で検出した前記エアマットの内部圧力変化を基づき室内用ペットの生体データを測定する測定手段と、前記室内用ペットに装着された温度測定部を有するICタグと、前記ICタグの情報を読取る読取り部とを備え、所定時間の前記生体データ及び前記ICタグの温度情報と予め得られている平常時の生体データと比較して前記ペットの状態を監視する監視装置と、所定時間の前記生体データと予め得られている平常時の生体データと比較して前記ペットの状態を監視する端末装置と、前記端末装置と伝送可能に獣医師サイトに設置された管理用制御装置とを具備することを特徴とするペット監視システム。
【請求項5】
ペット用に室内に設置されたエアマットの内部圧力変化を圧力検出手段で検出する圧力検出工程のプログラムと、前記圧力検出手段で検出した前記エアマットの内部圧力変化を基づきペットの生体データを測定手段により測定する工程のプログラムと、前記ペットに装着された温度測定部を有するICタグの温度情報を読取る工程のプログラムと、所定時間の前記生体データ及び前記ICタグの温度情報と予め得られている平常時の生体データと比較して前記ペットの状態を監視し、所定時間の前記生体データと予め得られている平常時の生体データと比較する工程のプログラムを記憶したコンピュータで読取り可能な記憶媒体。
【請求項6】
請求項1〜4のいずれかに記載の温度測定部を有するICタグを備えたペット用洋服。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2007−135867(P2007−135867A)
【公開日】平成19年6月7日(2007.6.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−333596(P2005−333596)
【出願日】平成17年11月18日(2005.11.18)
【出願人】(000109543)テルモ株式会社 (2,232)
【Fターム(参考)】