説明

修飾変異ボウマンブリックプロテアーゼインヒビター

本発明は、標的タンパク質に結合ペプチドを含み、より高いプロテアーゼ抑制活性を有するように及び/又は未修飾BBPIよりも高い生産性を有するように更に修飾された、ボウマンブリックプロテアーゼインヒビタータンパク質(BBPI)に関する。本発明はこの修飾変異BBPIをコードするポリヌクレオチド配列を含ポリヌクレオチド構築体及び/又は発現ベクター、前記修飾変異BBPIを発現し生産する形質転換された宿主細胞、修飾変異BBPIタンパク質、修飾変異BBPIを含む組成物、及び修飾変異BBPIを生産及びパーソナルケア組成物に用いる方法を含む。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
単離された修飾された変異ボウマンブリックプロテアーゼインヒビター(BBPI)であって、BBPI骨格の第二プロテアーゼ抑制ループが結合ペプチドであり、前記修飾された変異BBPIがSEQ ID NO:187の変異BBPIの1、4、5、11、13、18、25、27、29、31、38、40、50、52、55、及び65位に等しい位置から選択される少なくとも1つのアミノ酸位置において置換されたアミノ酸を更に含む、単離された修飾された変異ボウマンブリックプロテアーゼインヒビター(BBPI)。
【請求項2】
前記BBPI骨格がBBI(SEQ ID NO:13)、BBIt(SEQ ID NO:185)、BBI−AV(SEQ ID NO:186)、BBIt−AV(SEQ ID NO:187)、BBIt−VEGK(SEQ ID NO:640)、BBIt−VEGT(SEQ ID NO:641)、BBIt−VEGKD(SEQ ID NO:642)、BBdb(SEQ ID NO:449)、BBsb3(SEQ ID NO:450)、BBtc(SEQ ID NO:451)、BBdb−AV(SEQ ID NO:452)、BBsb3−AV(SEQ ID NO:453)、及びBBtc−AV(SEQ ID NO:454)から選択される、請求項1の単離された修飾された変異BBPI。
【請求項3】
前記結合ペプチドがVEGF結合ペプチド、FGF−5結合ペプチド、TGFβ 結合ペプチド、及びTNFα結合ペプチドから選択される、請求項1の単離された修飾された変異BBPI。
【請求項4】
前記結合ペプチドがACYNLYGWTC(SEQ ID NO:9)、KYYLYWW(SEQ ID NO:458)、TLWKSYW(SEQ ID NO:459)、DLYWW(SEQ ID NO:460)、SKHSQIT(SEQ ID NO:468)KTNPSGS (SEQ ID NO:469)、RPTGHSL(SEQ ID NO:470)、KHSAKAE(SEQ ID NO:471)、KPSSASS(SEQ ID NO:472)、PVTKRVH(SEQ ID NO:473)、TLHWWVT(SEQ ID NO:492)、PYKASFY(SEQ ID NO:493)、PLRTSHT(SEQ ID NO:494)、EATPROT(SEQ ID NO:495)、NPLHTLS(SEQ ID NO:496)、KHERIWS(SEQ ID NO:497)、ATNPPPM(SEQ ID NO:498)、STTSPNM(SEQ ID NO:499)、ADRSFRY(SEQ ID NO:500)、PKADSKQ(SEQ ID NO:501)、PNQSHLH(SEQ ID NO:502)、SGSETWM(SEQ ID NO:503)、ALSAPYS(SEQ ID NO:504)、 KMPTSKV(SEQ ID NO:505)、ITPKRPY(SEQ ID NO:506)、KWIVSET(SEQ ID NO:507)、PNANAPS(SEQ ID NO:508)、NVQSLPL(SEQ ID NO:509)、TLWPTFW (SEQ ID NO:510)、NLWPHFW(SEQ ID NO:511)、SLWPAFW(SEQ ID NO:512)、SLWPAFW(SEQ ID NO:513)、APWNSHI(SEQ ID NO:514)、APWNLHI(SEQ ID NO:515)、LPSWHLR(SEQ ID NO:516)、PTILEWY(SEQ ID NO:517)、TLYPQFW(SEQ ID NO:518)、HLAPSAV(SEQ ID NO:519)、KYYLSWW(SEQ ID NO:520)、WYTLYKW(SEQ ID NO:521)、TYRLYWW(SEQ ID NO:522)、 RYSLYYW(SEQ ID NO:523)、YYLYYWK(SEQ ID NO:524)、NYQLYGW(SEQ ID NO:525)、TKWPSYW(SEQ ID NO:226)、TLWKSYW(SEQ ID NO:527)、PLWPSYW(SEQ ID NO:528)、RLWPSYW(SEQ ID NO:529)、TLWPKYW(SEQ ID NO:530)、KYDLYWW(SEQ ID NO:531)、 RYDLYWW(SEQ ID NO:532)、DYRLYWW(SEQ ID NO:533)、DYKLYWW(SEQ ID NO:534)、EYKLYWW(SEQ ID NO:535)、及びRYPLYWW(SEQ ID NO:536)から選択されるVEGF結合ペプチドである、請求項1の単離された修飾された変異BBPI。
【請求項5】
前記結合ペプチドがCACRTQPYPLCF(MM007;SEQ ID NO:430)、CICTWIDSTPC(PS2;SEQ ID NO:431)、CYGLPFTRC(SEQ ID NO:537)、CEEIWTMLC(SEQ ID NO:538)、 CWALTVKTC(SEQ ID NO:539)、CLTVLWTTC(SEQ ID NO:540)、CTLWNRSPC(SEQ ID NO:541)、CHYLLTNYC(SEQ ID NO:542)、CRIHLAHKC(SEQ ID NO:543)、TNIDSTP(SEQ ID NO:544)、HLQTTET(SEQ ID NO:545)、SLNNLTV(SEQ ID NO:546)、TNIDSTP(SEQ ID NO:547)、TNIDSTP(SEQ ID NO:548)、LRILANK(SEQ ID NO:549)、LLTPTLN(SEQ ID NO:550)、ALPTHSN(SEQ ID NO:551)、TNIDSTP(SEQ ID NO:552)、 LCRRFEN(SEQ ID NO:553)、TNIDSTP(SEQ ID NO:554)、TNIDSTP(SEQ ID NO:555)、HLQTTET(SEQ ID NO:556)、PLGLCPP(SEQ ID NO:557)、GYFIPSI(SEQ ID NO:558)、TKIDSTP(SEQ ID NO:559)、HLQTTET (SEQ ID NO:560)、WNIDSTP(SEQ ID NO:561)、TWIDWTP(SEQ ID NO:562)、RTQPYPL(SEQ ID NO:670)、及びTWIDSTP(SEQ ID NO:671)から選択されるFGF−5結合ペプチドである請求項1の単離され修飾された変異BBPI。
【請求項6】
前記結合ペプチドがCLCPENINVLPCN(PEN3;SEQ ID NO:436)、CICKHNVDWLCF(MMO21W;SEQ ID NO:437)、CICWTQHIHNCF(WTQ; SEQ ID NO:438)、CVTTDWIEC(SEQ ID NO:563)、CYYSQFHQC(SEQ ID NO:564)、CPTLWTHMC(SEQ ID NO:565)、QSACIVYYVGRKPKVECASSD(SEQ ID NO:566)、QSACILYYIGKTPKIECASSD(SEQ ID NO:567)、QSACILYYVGRTPKVECASSD(SEQ ID NO:568)、acetyl−LCPENDNVSPCY−cohn2(SEQ ID NO:569)、KHNVRLL(SEQ ID NO:570)、NDTPSYF (SEQ ID NO:571)、AKLYAGS(SEQ ID NO:572)、RGPAHSL (SEQ ID NO:573)、NSLAERR(SEQ ID NO:574)、 HPLASPH(SEQ ID NO:575)、QPWNKLK(SEQ ID NO:576)、AWLr/Mipy(SEQ ID NO:577)、PTKPAQQ(SEQ ID NO:578)、PSLNRPQ(SEQ ID NO:579)、HHARQEW (SEQ ID NO:580)、RHHTPGP(SEQ ID NO:581)、ASAINPH(SEQ ID NO:582)、CHGYDRAPC(SEQ ID NO:644)、CFAPADQAC(SEQ ID NO:645)、CIPSRFITC(SEQ ID NO:646)、CHGHTKLAC(SEQ ID NO:647)、CNGKSKLAC(SEQ ID NO:648)、PENINVLP(SEQ ID NO:672)、KHNVDWL(SEQ ID NO:673)、及びWTQHIHNC(SEQ ID NO:674)から選択されるTGFβ 結合ペプチドである請求項1の単離され修飾された変異BBPI。
【請求項7】
前記結合ペプチドがRYWQDIP(T1; SEQ ID NO:474)、APEPILA(T2;SEQ ID NO:475)、DMIMVSI(T3; SEQ ID NO:476)、WTPKPTQ(SEQ ID NO:583)、ATFPNQS(SEQ ID NO:584)、ASTVGGL(SEQ ID NO:585)、TMLPYRP(SEQ ID NO:586)、AWHSPSV(SEQ ID NO:587)、TQSFSS(SEQ ID NO:588)、THKNTLR(SEQ ID NO:589)、GQTHFHV(SEQ ID NO:590)、LPILTQT(SEQ ID NO:591)、SILPVSH(SEQ ID NO:592)、SQPIPI(SEQ ID NO:593)、及びQPLRKLP(SEQ ID NO:594)から選択されるTNFα結合ペプチドである、請求項1の単離され修飾された変異BBPI。
【請求項8】
1位における置換されたアミノ酸がA及びCから選択される、請求項1の単離され修飾された変異BBPI。
【請求項9】
4位における少なくとも1つの置換がVである、請求項1の単離され修飾された変異BBPI。
【請求項10】
5位における少なくとも1つの置換がP及びAから選択される、請求項1の単離され修飾された変異BBPI。
【請求項11】
11位における少なくとも1つの置換が11Gである、請求項1の単離され修飾された変異BBPI。
【請求項12】
13位における少なくとも1つの置換が13Y、13I、13F、13M、13L、13V、13K、及び13Rから選択される、請求項1の単離され修飾された変異BBPI。
【請求項13】
18位における少なくとも1つの置換が18I、18V、及び18Lから選択される、請求項1の単離され修飾された変異BBPI。
【請求項14】
25位における少なくとも1つの置換が、25K、25N、25W、25I、25A、及び25Rから選択される、請求項1の単離され修飾された変異BBPI。
【請求項15】
27位における少なくとも1つの置換が27H、27K、27V、27A、及び27Qから選択される、請求項1の単離され修飾された変異BBPI。
【請求項16】
29位における少なくとも1つの置換が29R、29K、及び29Pから選択される、請求項1の単離され修飾された変異BBPI。
【請求項17】
31位における少なくとも1つの置換が31Q、31H、31E、31A、31R、31W、31K、及び31Tから選択される、請求項1の単離され修飾された変異BBPI。
【請求項18】
38位における少なくとも1つの置換が38N、38K、及び38Rから選択される、請求項1の単離され修飾された変異BBPI。
【請求項19】
40位における少なくとも1つの置換が40H、40K、40Q、40R、及び40Yから選される、請求項1の単離され修飾された変異BBPI。
【請求項20】
50位における少なくとも1つの置換が50R、50Q、50K、50T、50V、50M、及び50Sから選択される、請求項1の単離され修飾された変異BBPI。
【請求項21】
52位における少なくとも1つの置換が52K、52T、52R、52Q、52L、52H、52A、52M、52S、及び52Eから選択される、請求項1の単離され修飾された変異BBPI。
【請求項22】
55位における少なくとも1つの置換が55Mである、請求項1の単離され修飾された変異BBPI。
【請求項23】
65位における少なくとも1つの置換が、65E、 65Q、 及び65Dから選択される、請求項1の単離され修飾された変異BBPI。
【請求項24】
SEQ ID NO:389の挿入を更に含む請求項1の単離され修飾された変異BBPI。
【請求項25】
前記修飾された変異BBPIがセルラーゼ、クチナーゼ、及びジスルフィドイソメラーゼから選択される酵素の触媒ドメインを含む融合タンパク質として発現される、請求項1の単離され修飾された変異BBPI。
【請求項26】
前記修飾された変異BBPIがSEQ ID NO:195の融合タンパク質として発現される、請求項1の単離され修飾された変異BBPI。
【請求項27】
前記修飾された変異BBPIがSEQ ID NO:187の50及び52位に等しいアミノ酸位置において2つのアミノ酸置換の組み合わせを含む、請求項1の修飾された変異BBPI。
【請求項28】
前記修飾された変異BBPIがSEQ ID NO:595のアミノ酸配列を有する、請求項27の単離され修飾された変異BBPI。
【請求項29】
前記修飾された変異BBPIがSEQ ID NO:187の25、29、40、50、及び52位に等しい位置における3つのアミノ酸置換の組み合わせを含む、請求項1の単離され修飾された変異BBPI。
【請求項30】
3つのアミノ酸置換の組み合わせが25L−50T−52A、29P−50T−52A、40K−50T−52Aの組み合わせから選択される、請求項29の単離された修飾された変異BBPI。
【請求項31】
前記修飾された変異BBPIがSEQ ID NOS:603、607、及び609から選択されるアミノ酸配列を含む、請求項29の単離され修飾された変異BBPI。
【請求項32】
前記修飾された変異BBPIがSEQ ID NO:187の13、29、50、及び52位に等しい位置における4つのアミノ酸置換の組み合わせを含む修飾された変異BBPI。
【請求項33】
前記4つのアミノ酸の置換の組み合わせが13I−25L−50T−52A、13I−29P−50T−52A、13I−A0K−50T−52A、25L−29P−50T−52A、25L−40K−50T−52A、及び29P−40K−50T−52Aから選択される、請求項32の単離され修飾されたBBPI。
【請求項34】
前記修飾された変異BBPIがSEQ ID NOS:596、600、602、604、606、608、及び643から選択されるアミノ酸配列を含む、請求項33の単離され修飾された変異BBPI。
【請求項35】
前記修飾された変異BBPIがSEQ ID NO:187の13、25、29、40、50、及び52位に等しい位置におけるアミノ酸置換から選択される5つのアミノ酸置換の組み合わせを含む、請求項1の単離され修飾された変異BBPI。
【請求項36】
前記5つのアミノ酸置換の組み合わせが13I−25L−29P−50T−52A、13I−25L−40K−50T−52A、A13I−29P−40K−50T−52A、25L−29P−40K−50T−52A、13I−29P−40K−50K−52A、及び 13I−29P−40K−50T−52Tから選択される、請求項35の単離され修飾された変異BBPI。
【請求項37】
前記修飾された変異BBPIがSEQ ID NOS:432、434、443、445、446、597、599、601、605、615、620、624、及び625から選択されるアミノ酸配列を含む、請求項36に記載の単離され修飾された変異BBPI。
【請求項38】
前記修飾された変異BBPIがSEQ ID NO:187の1、4、5、11、13、25、29、40、50、及び52に等しい位置から選択される6つのアミノ酸置換の組み合わせを含む、請求項1の単離され修飾された変異BBPI。
【請求項39】
前記6つのアミノ酸置換の組み合わせが13I−25L−29P−40K−50T−52A、1C−13I−29P−40K−50T−52A、4V−13I−29P−40K−50T−52A、5P−13I−29P−40K−50T−52A、11G−13I−29P−40K−50T−52A、 13I−25R−29P−40K−50T−52A、13I−27R−29P−40K−50T−52A、13I−29P−31A−40K−50T−52A、13I−29P−31R−40K−50T−52A、13I−29P−38Nー40K−50T−52A、及び13I−29P−40K−50T−52A−65Eから選択される、請求項38の単離され修飾された変異BBPI。
【請求項40】
前記修飾された変異BBPIがSEQ ID NOS:598、611、612、613、614、616、619、621、622、623、及び626から選択されるアミノ酸配列を含む請求項39の単離され修飾された変異BBPI。
【請求項41】
前記修飾された変異BBPIがSEQ ID NO:187の13、25、29、31、40、50、及び52位に等しい位置における7つのアミノ酸置換の組み合わせを含む、請求項1の単離され修飾された変異BBPI。
【請求項42】
前記7つのアミノ酸置換の組み合わせが13L−25R−29P−31A−40K−50T−52A、13L−25R−29P−31R−40K−50T−52A、及び13I−25R−27A−29P−31A−50K−52Tから選択される、請求項41の単離され修飾された変異BBPI。
【請求項43】
前記修飾された変異BBPIがSEQ ID NOS:491、617、618、及び632乃至639のアミノ酸配列を含む、請求項41の単離され修飾された変異BBPI。
【請求項44】
前記修飾された変異BBPIがSEQ ID NO:187の13、25、27、29、31、40、50、及び52位に等しい位置における8つのアミノ酸置換の組み合わせを含む、請求項1の単離され修飾された変異BBPI。
【請求項45】
前記8つのアミノ酸置換の組み合わせが13I−25R−27A−29P−31A−40H−50K−52T、13I−25K−27A−29R−31E−40K−50Q−52Q、13I−25K−27R−29E−31A−40H−50R−52K、13I−25K−27A−29R−31A−40H−50R−52L、及び13I−25K−27Q−29P−31E−40H−50R−52Qから選択される、請求項44の単離され修飾された変異BBPI。
【請求項46】
前記修飾された変異BBPIがSEQ ID NOS:627乃至631から選択されるアミノ酸配列を有する、請求項44の単離され修飾された変異BBPI。
【請求項47】
前記修飾された変異BBPIがVEGFに結合する、請求項1の単離され修飾された変異BBPI。
【請求項48】
VEGFに結合しているペプチドがSEQ DI NOS:9、458、459、460、468、469、470、471、472、及び473から選択される、請求項1の単離され修飾された変異BBPI。
【請求項49】
前記修飾された変異BBPIがSEQ DI NOS:601、602、627、628、630、631、643、491、632、633、634、635、及び636から選択されるVEGF−BBPIである、請求項1の単離され修飾された変異BBPI。
【請求項50】
前記単離され修飾された変異インヒビターが対応する未修飾前駆変異BBPIよりも高いトリプシン抑制活性を示す、請求項1の単離され修飾された変異BBPI。
【請求項51】
前記単離され修飾された変異BBPIが対応する未修飾前駆変異BBPIよりも高いトリプシン抑制活性及び生産性を示す、請求項1の単離され修飾された変異BBPI。
【請求項52】
SEQ ID NO:187の13、25、27、29、31、40、50、及び52位の少なくとも1つの位置におけるアミノ酸置換を含み、VEGF変異ペプチドがFGF−5、TGFβ、及びTNFαから選択される標的タンパク質に結合する変異ペプチドにより置換されている、単離され修飾された変異BBPI。
【請求項53】
前記変異ペプチドがSEQ DI NOS:430、431、670、及び671から選択されるFGF5である、請求項52の単離され修飾された変異BBPI。
【請求項54】
前記結合ペプチドがSEQ DI NOS:436、437、438、672、673、及び 674から選択される、請求項52の単離され修飾された変異BBPI。
【請求項55】
前記結合ペプチドがSEQ DI NOS:474、475、及び476から選択される、TNFα結合ペプチドである、請求項52の単離され修飾された変異BBPI。
【請求項56】
前記修飾された変異BBPIが対応する未修飾前駆BBPIよりも高いトリプシン抑制活性を有する、請求項52の単離され修飾された変異BBPI。
【請求項57】
前記変異ボウマンブリックインヒビターがSEQ ID NO:432、434、443、445、447、637、638、及び639から選択される、請求項52の単離され修飾された変異BBPI。
【請求項58】
酵素の触媒単位をコードしている第一ポリヌクレオチド配列及びVEGF結合BBPI (VEGF−BBPI)、FGF結合BBPI(FGF−BBPI)、TGF結合BBPI(TGF−BBPI)及びTNF結合BBPI(TNF−BBPI)から選択される修飾された変異プロテアーゼインヒビターをコードしている第二ポリヌクレオチド配列を含む、BBPI融合タンパク質をコードしている単離されたポリヌクレオチド。
【請求項59】
前記第一配列がセルラーゼの触媒単位をコードしている、請求項58の単離されたポリヌクレオチド。
【請求項60】
バクテリア細胞内で修飾された変異BBPIを生成する方法であって、
a)変異BBPIをコードしているポリヌクレオチドを変異させてSEQ ID NO:187の変異BBPIの1、4、5、11、13、18、25、27、29、31、38、40、50、52、55、及び65に等しい位置から選択される少なくとも1つのアミノ酸位置においてアミノ酸置換を含む、修飾された変異BBPIをコードしているポリヌクレオチド構築体を生成する工程、
b)バクテリア宿主細胞へ前記ポリヌクレオチド構築体を導入する工程、
c)前記バクテリア宿主細胞を好適な条件下で培養して、異種DNAを発現させる工程、
d)対応する未修飾前駆変異BBPIよりも高いトリプシン抑制活性を有する修飾されたへBBPIを生成する工程、を含む方法。
【請求項61】
前記修飾された変異BBPIが対応する前駆変異BBPIよりも高いトリプシン抑制活性及び生産性を有する、請求項60の方法。
【請求項62】
前記未修飾前駆変異BBPIがBBI−AV(SEQ ID NO:186)、BBIt−AV(SEQ ID NO:187)、BBdb−AV(SEQ ID NO:452)、BBsb3(SEQ ID NO:453)、及びBBtc−AV(SEQ ID NO:454)から選択される、請求項60の方法。
【請求項63】
前記修飾された変異BBPIの第二プロテアーゼ抑制ループがVEGF結合ペプチドFGF−5結合ペプチド 、TGFβ結合ペプチド、及びTNFα結合ペプチドから選択される、請求項60の方法。
【請求項64】
前記修飾された変異BBPIを回収する工程を更に含む、請求項60の方法。
【請求項65】
前記修飾された変異BBPIを活性化する工程を更に含む、請求項60の方法。
【請求項66】
前記修飾された変異BBPIが(3)25L−50T−52A、29P−50T−52A、40K−50T−52A、(4)13I−25L−50T−52A、13I−29P−50T−52A、13I−A0K−50T−52A、25L−29P−50T−52A、25L−40K−50T−52A、及び 29P−40K−50T−52A、(5)13I−25L−29P−50T−52A、13I−25L−40K−50T−52A、25L−29P−40K−50T−52A、13L−29P−40K−50T−52A、13I−29P−40K−50K−52A、及び13L−29P−40K−50T−52T、(6)13I−25L−29P−40K−50T−52A、1C−13I−29P−40K−50T−52A、4V−13I−29P−40K−50T−52A、5P−13I−29P−40K−50T−52A、11G−13I−29P−40K−50T−52A、13I−25R−29P−40K−50T−52A、13I−27R−29P−40K−50T−52A、13I−29P−31A−40K−50T−52A、13I−29P−31R−40K−50T−52A、13I−29P−38N−40K−50T−52A、13I−29P−40K−50T−52A−65E、(7)13L−25R−29P−31A−40K−50T−52A、13L−25R−29P−31R−40K−50T−52A、(8)13I−25R−27A−29P−31A−40H−50K−52T、13I−25K−27A−29R−31E−40K−50Q−52Q、13I−25K−27R−29E−31A−40H−50R−52K、13I−25K−27A−29R−31A−40H−50R−52L、13I−25K−27Q−29P−31E−40H−50R−52Qから選択されるアミノ酸置換の組み合わせを含む、請求項60の方法。
【請求項67】
請求項1の単離され修飾された変異BBPIをコードしているポリヌクレオチド配列を含む発現ベクター。
【請求項68】
前記修飾された変異BBPIがSEQ ID NO:195のポリペプチドに少なくとも80%の同一性を有する融合タンパク質として発現される、請求項67の発現ベクター。
【請求項69】
前記修飾されたBBPIの第二プロテアーゼ抑制ループがVEGF結合ペプチド、FGF5 結合ペプチド、TGFβ 結合ペプチド、及びTNFα 結合ペプチドから選択される、結合ペプチドである、請求項67の発現ベクター。
【請求項70】
請求項67のVEGFで形質転換された宿主細胞。
【請求項71】
前記宿主細胞がバチルス(Bacillus)属宿主細胞である、請求項70の宿主細胞。
【請求項72】
前記BBPIの骨格の第二プロテアーゼ抑制ループが血管内皮成長因子(VEGF)結合ペプチド、繊維芽細胞成長因子−5(FGF5)結合ペプチド、形質転換成長因子β(TGFβ)結合ペプチド、及び腫瘍壊死因子α(TNFα)変異ペプチドから選択され、前記修飾された変異BBPIがSEQ ID NO:187の変異BBPIの1、4、5、11、13、18、25、27、29、31、38、40、50、52、55、及び65に等しい位置から選択される少なくとも1つのアミノ酸位置においてアミノ酸置換を更に含む、修飾された変異BBPIを含むパーソナルケア組成物。
【請求項73】
骨格がBBI(SEQ ID NO:13)、BBIt (SEQ ID NO:185)、BBI−AV(SEQ ID NO:186)、BBIt−AV(SEQ ID NO:187)、BBIt−VEGK(SEQ ID NO:640)、BBIt−VEGT(SEQ ID NO:641)、BBIt−VEGKD(SEQ ID NO:642)、BBdb(SEQ ID NO:449)、BBsb3(SEQ ID NO:450)、BBtc(SEQ ID NO:451)、BBdb−AV(SEQ ID NO:452)、BBsb3−AV(SEQ ID NO:453)、及び BBtc−AV(SEQ ID NO:454)から選択される、請求項72のパーソナルケア組成物。
【請求項74】
前記修飾された変異BBPIが50T−52A、25L−50T−52A、29P−50T−52A、40K−50T−52A、13I−25L−50T−52A、13I−29P−50T−52A、13I−40K−50T−52A、25L−29P−50T−52A、25L−40K−50T−52A、29P−40K−50T−52A、13I−25K−29P−52K、13I−25L−29P−50T−52A、13I−29P−40K−50T−52A、13I−25L−40K−50T−52A、25L−29P−40K−50T−52A、13L−29P−40K−50T−52A、13I−29K−40K−50T−52A、13I−29P−40K−50K−52A、13I−29P−40K−50T−52A、13I−25L−29P−40K−50T−52A、D1C−13I−29P−40K−50T−52A、S4V−13I−29P−40K−50T−52A、S5P−13I−29P−40K−50T−52A、11G−13I−29P−40K−50T−52A、13I−25R−29P−40K−50T−52A、13I−27R−29P−40K−50T−52A、13I−29P−31A−40K−50T−52A、13I−29P−31R−40K−50T−52A、13I−29P−38N−40K−50T−52A、13I−29P−40K−50T−52A−65E、13L−25R−29P−31A−40K−50T−52A、13L−25R−29P−31R−40K−50T−52A、13I−25R−27A−29P−31A−50K−52T、13I−25R−27A−29P−31A−40H−50K−52T、13I−25K−27A−29R−31E−40K−50Q−52Q、13I−25K−27R−29E−31A−40H−50R−52K、13I−25K−27A−29R−31A−40H−50R−52L、及び13I−25K−27Q−29P−31E−40H−50R−52Qから選択されるアミノ酸置換の組み合わせを含む、請求項72又は73に記載のパーソナルケア組成物。
【請求項75】
前記修飾された変異BBPIがVEGF、FGF5、TGFβ、及びTNFαから選択される標的タンパク質に結合する、請求項72、73、及び74のいずれか1項に記載のパーソナルケア組成物。
【請求項76】
前記VEGF結合ペプチドがACYNLYGWTC(SEQ ID NO:9)、KYYLYWW(SEQ ID NO:458)、TLWKSYW(SEQ ID NO:459)、DLYWW(SEQ ID NO:460)、SKHSQIT(SEQ ID NO:468)、KTNPSGS(SEQ ID NO:469)、RPTGHSL(SEQ ID NO:470)、KHSAKAE(SEQ ID NO:471)、KPSSASS(SEQ ID NO:472)、PVTKRVH(SEQ ID NO:473)、TLHWWVT(SEQ ID NO:492)、PYKASFY(SEQ ID NO:493)、PLRTSHT(SEQ ID NO:494)、EATPROT(SEQ ID NO:495)、NPLHTLS(SEQ ID NO:496)、KHERIWS(SEQ ID NO:497)、ATNPPPM(SEQ ID NO:498)、STTSPNM(SEQ ID NO:499)、ADRSFRY(SEQ ID NO:500)、PKADSKQ(SEQ ID NO:501)、PNQSHLH(SEQ ID NO:502)、SGSETWM(SEQ ID NO:503)、ALSAPYS(SEQ ID NO:504)、KMPTSKV(SEQ ID NO:505)、ITPKRPY(SEQ ID NO:506)、KWIVSET(SEQ ID NO:507)、PNANAPS(SEQ ID NO:508)、NVQSLPL(SEQ ID NO:509)、TLWPTFW(SEQ ID NO:510)、NLWPHFW(SEQ ID NO:511)、SLWPAFW(SEQ ID NO:512)、SLWPAFW(SEQ ID NO:513)、APWNSHI(SEQ ID NO:514)、APWNLHI(SEQ ID NO:515)、LPSWHLR(SEQ ID NO:516)、PTILEWY(SEQ ID NO:517)、TLYPQFW(SEQ ID NO:518)、HLAPSAV(SEQ ID NO:519)、KYYLSWW(SEQ ID NO:520)、WYTLYKW(SEQ ID NO:521)、TYRLYWW(SEQ ID NO:522)、RYSLYYW(SEQ ID NO:523)、YYLYYWK(SEQ ID NO:524)、 NYQLYGW(SEQ ID NO:525)、TKWPSYW(SEQ ID NO:226)、TLWKSYW(SEQ ID NO:527)、PLWPSYW (SEQ ID NO:528)、RLWPSYW(SEQ ID NO:529)、TLWPKYW (SEQ ID NO:530)、KYDLYWW(SEQ ID NO;531)、RYDLYWW(SEQ ID NO:532)、DYRLYWW(SEQ ID NO:533)、DYKLYWW(SEQ ID NO:534)、EYKLYWW(SEQ ID NO:535)、及びRYPLYWW(SEQ ID NO:536)から選択される、請求項72乃至75のいずれか1項に記載のパーソナルケア組成物。
【請求項77】
前記FGF結合ペプチドがCACRTQPYPLCF(MM007; SEQ ID NO:430)、CICTWIDSTPC(PS2;SEQ ID NO:431)、CYGLPFTRC(SEQ ID NO:537)、CEEIWTMLC(SEQ ID NO:538)、CWALTVKTC(SEQ ID NO:539)、CLTVLWTTC(SEQ ID NO:540)、CTLWNRSPC(SEQ ID NO:541)、CHYLLTNYC(SEQ ID NO:542)、CRIHLAHKC(SEQ ID NO:543)、TNIDSTP(SEQ ID NO:544)、HLQTTET(SEQ ID NO:545)、SLNNLTV(SEQ ID NO:546)、TNIDSTP(SEQ ID NO:547)、TNIDSTP(SEQ ID NO:548)、LRILANK(SEQ ID NO:549)、LLTPTLN(SEQ ID NO:550)、ALPTHSN(SEQ ID NO:551)、TNIDSTP(SEQ ID NO:552)、LCRRFEN(SEQ ID NO:553)、TNIDSTP(SEQ ID NO:554)、TNIDSTP(SEQ ID NO:555)、HLQTTET(SEQ ID NO:556)、PLGLCPP(SEQ ID NO:557)、GYFIPSI(SEQ ID NO:558)、TKIDSTP(SEQ ID NO:559)、HLQTTET(SEQ ID NO:560)、WNIDSTP(SEQ ID NO:561)、TWIDWTP(SEQ ID NO:562)、RTQPYPL(SEQ ID NO:670)、及びTWIDSTP(SEQ ID NO:671)から選択される、請求項72乃至75のいずれか1項に記載のパーソナルケア組成物。
【請求項78】
前記TGF結合ペプチドがCLCPENINVLPCN(PEN3;SEQ ID NO:436)、CICKHNVDWLCF(MMO21W;SEQ ID NO:437)、CICWTQHIHNCF(WTQ;SEQ ID NO:438)、CVTTDWIEC(SEQ ID NO:563)、CYYSQFHQC(SEQ ID NO:564)、CPTLWTHMC(SEQ ID NO:565)、QSACIVYYVGRKPKVECASSD(SEQ ID NO:566)、QSACILYYIGKTPKIECASSD(SEQ ID NO:567)、QSACILYYVGRTPKVECASSD(SEQ ID NO:568)、acetyl−LCPENDNVSPCY−cohn2(SEQ ID NO:569)、KHNVRLL(SEQ ID NO:570)、NDTPSYF(SEQ ID NO:571)、AKLYAGS(SEQ ID NO:572)、RGPAHSL(SEQ ID NO:573)、NSLAERR(SEQ ID NO:574)、HPLASPH(SEQ ID NO:575)、QPWNKLK(SEQ ID NO:576)、AWLr/Mipy(SEQ ID NO:577)、PTKPAQQ(SEQ ID NO:578)、PSLNRPQ(SEQ ID NO:579)、HHARQEW(SEQ ID NO:580)、RHHTPGP(SEQ ID NO:581)、ASAINPH(SEQ ID NO:582)、CHGYDRAPC(SEQ ID NO:644)、CFAPADQAC(SEQ ID NO:645)、CIPSRFITC(SEQ ID NO:646)、CHGHTKLAC(SEQ ID NO:647)、CNGKSKLAC(SEQ ID NO:648)、PENINVLP(SEQ ID NO;672)、KHNVDWL(SEQ ID NO:673)、及びWTQHIHNC(SEQ ID NO:674)から選択される、請求項72乃至75のいずれか1項に記載のパーソナルケア組成物。
【請求項79】
前記TNF結合ペプチドがRYWQDIP(T1;SEQ ID NO:474)、APEPILA(T2;SEQ ID NO:475)、DMIMVSI(T3; SEQ ID NO:476)、WTPKPTQ(SEQ ID NO:583)、ATFPNQS(SEQ ID NO:584)、ASTVGGL(SEQ ID NO:585)、TMLPYRP(SEQ ID NO:586)、AWHSPSV(SEQ ID NO:587)、TQSFSS(SEQ ID NO:588)、THKNTLR(SEQ ID NO:589)、GQTHFHV(SEQ ID NO:590)、LPILTQT(SEQ ID NO:591)、SILPVSH(SEQ ID NO:592)、SQPIPI(SEQ ID NO:593)、及びQPLRKLP(SEQ ID NO:594)から選択される、請求項72乃至75のいずれか1項に記載のパーソナルケア組成物。
【請求項80】
前記修飾された変異BBPIが前記パーソナルケア組成物に約0.0001乃至約5重量パーセント含まれる、請求項72乃至75のいずれか1項に記載のパーソナルケア組成物。
【請求項81】
前記単離された修飾された変異BBPIが前記BBPIの対応する未修飾前駆変異インヒビターよりも高いトリプシン抑制活性及び生産性を有する、請求項72乃至75のいずれか1項に記載の単離され修飾された変異BBPI。
【請求項82】
前記結合ペプチドがSEQ ID NOS:9、458、459、460、468、469、470、471、472、及び473から選択されるVEGF結合ペプチドである、請求項72乃至75のいずれかに記載のパーソナルケア組成物。
【請求項83】
前記骨格がSEQ ID NO:187のBBIt−AVである、請求項82のパーソナルケア組成物。
【請求項84】
前記修飾された変異BBPIが13I−40K−50T−52A、13I−25K−29P−52K、13I−29P−40K−50T−52A、13I−25R−27A−29P−31A−50K−52T、13I−25R−27A−29P−31A−40H−50K−52T、13I−25K−27A−29R−31E−40K−50Q−52Q、13I−25K−27A−29R−31A−40H−50R−52Lから選択される、アミノ酸置換の組み合わせを含む、請求項82又は83のパーソナルケア組成物。
【請求項85】
前記修飾された変異BBPIがSEQ ID NOS:601、602、627、628、630、631、643、491、632、633、634、635、及び636から選択される、VEGF結合BBPI(VEGF−BBPI)である、請求項72、80、及び81のいずれかに記載のパーソナルケア組成物。
【請求項86】
前記パーソナルケア組成物が、スキンクリーム、ローション、スプレー、乳液、コロイド懸濁液、泡、エアロゾル、液体、ゲル、美容液、及び固形物から選択されるスキンケア組成物である、請求項75及び80乃至85のいずれかに記載のパーソナルケア組成物。
【請求項87】
前記パーソナルケア組成物が保湿性ボディーウォッシュ、ボディーウォッシュ、抗菌クレンザー、スキンプロテクトクリーム、ボディーローション、顔用クリーム、保湿性クリーム、保湿性クレンジング乳液、顔用ゲル、顔用美容液、界面活性剤ベース顔用クレンザー、顔用ピーリングゲル、ニキビ予防トリートメント、顔用トナー、ピーリングクリーム、顔用マスク、アフターシェーブバーム、プレシェーブバーム、タンニング組成物、サンスクリーン、フケ予防剤、育毛抑制剤、及び放射線保護剤から選択されるスキンケア組成物である、請求項75及び80乃至85のいずれかに記載のパーソナルケアケア組成物。
【請求項88】
前記スキンケア組成物が局所的に適用される市販製剤、抗菌トリートメント、ニキビ予防トリートメント、スキン保護剤、サンスクリーン、デオドラント、及び抑汗剤を更に含む、請求項87の組成物。
【請求項89】
前記サンスクリーンが非水耐性サンスクリーン、高水耐性サンスクリーン、及びシリコン中水サンスクリーンから選択される、請求項87の組成物。
【請求項90】
前記パーソナルケア組成物が圧縮パウダー製剤及びファンデーションから選択される化粧組成物である、請求項86の組成物。
【請求項91】
前記組成物が少なくとも1つの顔料を含む、請求項90の組成物。
【請求項92】
前記化粧組成物がルースパウダー、頬紅、及びブロンジングパウダーから選択される圧縮パウダー製剤である、請求項90の組成物。
【請求項93】
前記化粧組成物が油中水ファンデーション、シリコン中水ファンデーション、水中油ファンデーション、無水メイクアップスティック、及びクリームトゥパウダーファンデーションから選択される、ファンデーションである、請求項90の組成物。
【請求項94】
前記パーソナルケア組成物が血管形成性の皮膚病を治療するためのスキンケア組成物である、請求項86の組成物。
【請求項95】
前記パーソナルケア組成物が、乾癬、強皮症、静脈性潰瘍、ニキビ、酒さ、イボ、湿疹、血管腫、及びリンパ管形成から選択される皮膚病を患っている固体における皮膚の外観及び/又は状態を改善するためのスキンケア組成物である、請求項86のパーソナルケア組成物。
【請求項96】
前記パーソナルケア組成物がヘアケア組成物である、請求項75及び80乃至85のいずれか1項に記載のパーソナルケア組成物。
【請求項97】
前記ヘアケア組成物がシャンプー、コンディショナー、ヘアスタイリング組成物、染毛剤、パーマネントウェーブ製剤、クリーム、ゲル、ムース、スプレー、乳液、コロイド懸濁液、液体、泡、及び固形物からなる群より選択される、請求項96のヘアケア組成物。
【請求項98】
前記ヘアケア組成物が更に放射線保護剤を含む、請求項97のヘアケア組成物。
【請求項99】
前記放射線保護剤が非水耐性サンスクリーン、高水耐性サンスクリーン、及びシリコン中水サンスクリーンから選択される、請求項98の組成物。
【請求項100】
前記パーソナルケア組成物が育毛を阻害する、請求項96の組成物。
【請求項101】
固体の育毛を抑制する方法であって、前記方法が、
a)請求項75及び80乃至85のいずれか1項に記載のパーソナルケア組成物を提供する工程、
b)処理される個体を提供する工程、及び
c)育毛を抑制したい固体の領域に前記組成物を適用する工程を含む、方法。
【請求項102】
前記育毛が抑制されるべき毛が、顔の毛、脇の毛、脚の毛、胴体の毛、腕の毛、及び頭の毛から選択される、請求項101の方法。
【請求項103】
前記パーソナルケア組成物がSEQ ID NOS:601、602、627、628、630、631、643、491、632、633、634、635、及び636から選択されるVEGF―BBPIを含む、請求項101の方法。
【請求項104】
血管形成性皮膚病を患っている固体の皮膚の外観及び/又は状態を改善する方法であって、
a)請求項75及び80乃至85のいずれか1項に記載のパーソナルケア組成物を提供する工程、
b)固体を提供する工程、及び
c)前記固体の皮膚に前記組成物を適用する工程、を含む方法。
【請求項105】
前記血管形成性皮膚病が、乾癬、強皮症、静脈性潰瘍、ニキビ、酒さ、イボ、湿疹、血管腫、及びリンパ管形成から選択される、請求項104の方法。
【請求項106】
前記パーソナルケア組成物がSEQ ID NOS:601、602、627、628、630、631、643、491、632、633、634、635、及び636から選択される、VEGF―BBPIを含む、請求項104の方法。
【請求項107】
前記変異ペプチドがSEQ ID NOS:430及び431から選択されるFGF変異ペプチドである、請求項72乃至75のいずれか1項に記載のパーソナルケア組成物。
【請求項108】
前記骨格がSEQ ID NO:187のBBlt−AVである、請求項107のパーソナルケア組成物。
【請求項109】
前記修飾された変異BBPIが13I−40K−50T−52A、13I−25K−29P−52K、13I−29P−40K−50T−52A、13I−25R−27A−29P−31A−50K−52T、13I−25R−27A−29P−31A−40H−50K−52T、13I−25K−27A−29R−31E−40K−50Q−52Q、13I−25K−27A−29R−31A−40H−50R−52Lから選択されるアミノ酸置換の組み合わせを含む、請求項107及び108のいずれか1項に記載のパーソナルケア組成物。
【請求項110】
前記修飾された変異BBPIがSEQ ID NOS:432及び434から選択されるFGF結合BBPI(FGF―BBPI)である、請求項72、80、及び81のいずれか1項に記載のパーソナルケア組成物。
【請求項111】
前記パーソナルケア組成物がヘアケア組成物を含む、請求項77及び107乃至110のいずれか1項に記載の組成物。
【請求項112】
前記ヘアケア組成物がシャンプー、コンディショナー、ヘアスタイリング組成物、染毛剤、パーマネントウェーブ製剤、クリーム、ゲル、ムース、スプレー、乳液、コロイド懸濁液、液体、泡、及び固形物からなる群より選択される、請求項111のヘアケア組成物。
【請求項113】
前記ヘアケア組成物が更に放射線保護剤を含む、請求項111又は112のいずれかに記載のヘアケア組成物。
【請求項114】
前記放射線保護剤が、非水耐性サンスクリーン、高水耐性サンスクリーン、及びシリコン中水サンスクリーンから選択される、請求項113の組成物。
【請求項115】
前記パーソナルケア組成物が育毛を促進する、請求項111の組成物。
【請求項116】
固体の毛の育成を促進する方法であって、
a)請求項77乃至107乃至110のいずれか1項に記載のパーソナルケア組成物を提供する工程、
b)処理されるべき個体を提供する工程、及び
c)育毛の促進が望まれる固体の領域に前記組成物を適用する工程を含む、方法。
【請求項117】
促進されるべき育毛が顔の毛、脇の毛、胴体の毛、脚の毛、腕の毛、及び頭の毛から選択される、請求項116の方法。
【請求項118】
前記固体が脱毛を含む症状を患っている、請求項116の方法。
【請求項119】
前記症状が炎症性脱毛症、萎縮性脱毛症、刺咬部、扁平苔癬、乾癬、紅斑性狼瘡、脂漏性皮膚炎、脱毛症、血色素症、アンドロゲン性脱毛症、円形脱毛症から選択される、請求項116の方法。
【請求項120】
前記パーソナルケア組成物がSEQ ID NOS:432及び434から選択されるFGF結合BBPI(FGF−BBPI)を含む、請求項116の方法。
【請求項121】
SEQ DI NOS:436、437、438、672、673、及び 674から請求項TGF変異ペプチドである、請求項72乃至75のいずれか1項に記載のパーソナルケア組成物。
【請求項122】
前記骨格がSEQ ID NO:187のBBIt−AVである、請求項121のパーソナルケア組成物。
【請求項123】
前記修飾された変異 BBPIが13I−40K−50T−52A、13I−25K−29P−52K、13I−29P−40K−50T−52A、13I−25R−27A−29P−31A−50K−52T、13I−25R−27A−29P−31A−40H−50K−52T、13I−25K−27A−29R−31E−40K−50Q−52Q、13I−25K−27A−29R−31A−40H−50R−52Lから選択されるアミノ酸置換の組み合わせを含む、請求項121及び122のいずれか1項に記載のパーソナルケア組成物。
【請求項124】
前記修飾された変異 BBPIがSEQ ID NOS:443、445、及び447から選択されるTGF結合BBPI(TGF−BBPI)である、請求項72、80、及び81のいずれか1項に記載のパーソナルケア組成物。
【請求項125】
前記パーソナルケア組成物がヘアケア又はスキンケア組成物である、請求項78、80、81、及び121乃至124のいずれか1項に記載のパーソナルケア組成物。
【請求項126】
前記ヘアケア又はスキンケア組成物がシャンプー、コンディショナー、ヘアスタイリング組成物、染毛剤、パーマネントウェーブ製剤、クリーム、ゲル、ムース、スプレー、乳液、 コロイド懸濁液、液体、泡、及び固形物からなる群より選択される、請求項125のパーソナルケア組成物。
【請求項127】
前記パーソナルケア組成物が保湿性ボディーウォッシュ、ボディーウォッシュ、抗菌クレンザー、スキンプロテクトクリーム、ボディーローション、顔用クリーム、保湿性クリーム、顔用クレンジング乳液、フェイシャルゲル、保湿性美容液、界面活性剤ベース顔用クレンザー、顔用ピーリングゲル、ニキビ予防トリートメント、顔用トナー、ピーリングゲル、顔用マスク、アフターシェーブバーム、プレシェーブバーム、タンニング組成物、サンスクリーン、及び放射線保護剤から選択されるスキンケア組成物である、請求項125の組成物。
【請求項128】
前記スキンケア組成物が局所的に適用される市販製剤、抗菌トリートメント、ニキビ予防トリートメント、スキン保護剤、サンスクリーン、デオドラント、及び抑汗剤を更に含む、請求項127の組成物。
【請求項129】
前記放射線保護剤が非水耐性サンスクリーン、高水耐性サンスクリーン、及びシリコン中水サンスクリーンから選択される、請求項127の組成物。
【請求項130】
前記パーソナルケア組成物が化粧組成物である、請求項121乃至124のいずれか1項に記載の組成物。
【請求項131】
前記化粧組成物がマスカラ、アイライナー、圧縮パウダー製剤、及びファンデーションから選択される、請求項130の組成物。
【請求項132】
前記ヘアケア組成物が更に放射線保護剤を含む、請求項126のヘアケア組成物。
【請求項133】
前記放射線保護剤が非水耐性サンスクリーン、高水耐性サンスクリーン、及びシリコン中水サンスクリーンから選択される、請求項132のパーソナルケア組成物。
【請求項134】
前記パーソナルケア組成物が育毛を促進する、請求項125のパーソナルケア組成物。
【請求項135】
固体の育毛を促進する方法であって、
a)請求項78、80、81、及び121乃至124のいずれか1項のパーソナルケア組成物を提供する工程、
b)処理されるべき個体を提供する工程、及び
c)育毛を望む固体の領域に前記組成物を適用する工程、を含む方法。
【請求項136】
前記育毛が促進される毛が顔の毛、脇の毛、脚の毛、胴体の毛、腕の毛、及び頭の毛から選択される、請求項135の方法。
【請求項137】
前記固体が脱毛を含む病気を患っている、請求項77の方法。
【請求項138】
前記症状が炎症性脱毛症、萎縮性脱毛症、刺咬部、扁平苔癬、乾癬、紅斑性狼瘡、脂漏性皮膚炎、脱毛症、血色素症、アンドロゲン性脱毛症、円形脱毛症から選択される、請求項135の方法。
【請求項139】
前記パーソナルケア組成物がSEQ ID NOS:443、445、及び447から選択される修飾された変異TGF−BBPIを含む、請求項135の方法。
【請求項140】
皮膚病を患っている固体の皮膚の外観及び/又は状態を改善する方法であって、
a)請求項78、80、81、及び121乃至124のいずれか1項のパーソナルケア組成物を提供する工程、
b)固体を提供する工程、及び
c)固体の皮膚に前記組成物を提供する工程、を含む、方法。
【請求項141】
前記皮膚病が乾癬、強皮症、及び皮膚癌から選択される、選択される140の方法。
【請求項142】
前記パーソナルケア組成物がSEQ ID NOS:443、445、及び447から選択される修飾された変異 TGF−BBPIから選択されるTGF−BBPIを含む、選択される140の方法。
【請求項143】
前記変異ペプチドがSEQ ID NOS:474、475、及び476から選択されるTNF変異ペプチドである、請求項72乃至74のパーソナルケア組成物。
【請求項144】
前記骨格がSEQ ID NO:187のBBIt−AVである、請求項143のパーソナルケア組成物。
【請求項145】
前記修飾された変異 BBPIが13I−40K−50T−52A、13I−25K−29P−52K、13I−29P−40K−50T−52A、13I−25R−27A−29P−31A−50K−52T、13I−25R−27A−29P−31A−40H−50K−52T、13I−25K−27A−29R−31E−40K−50Q−52Q、13I−25K−27A−29R−31A−40H−50R−52Lから選択されるアミノ酸置換の組み合わせを含む、請求項143又は144のいずれかに記載のパーソナルケア組成物。
【請求項146】
前記修飾された変異 BBPIがSEQ ID NOS:637、638、及び639から選択されるTNF−BBPIである、請求項72、80、及び81のいずれか1項に記載のパーソナルケア組成物。
【請求項147】
前記パーソナルケア組成物がヘアケア組成物である、請求項79乃至81及び142乃至146のいずれか1項に記載のパーソナルケア組成物。
【請求項148】
前記パーソナルケア組成物が乾癬を患っている固体における育毛を促進する、請求項147の組成物。
【請求項149】
前記ヘアケア組成物がシャンプー、コンディショナー、ヘアスタイリング組成物、染毛剤、 パーマネントウェーブ製剤、クリーム、ゲル、ムース、スプレー、乳液、コロイド懸濁液、 液体、泡、及び固形物からなる群より選択される、請求項147のヘアケア組成物。
【請求項150】
前記ヘアケア組成物が放射線保護剤を更に含む、請求項149のヘアケア組成物。
【請求項151】
前記放射線保護剤が非水耐性サンスクリーン、高水耐性サンスクリーン、及びシリコン中水サンスクリーンから選択される、請求項150のヘアケア組成物。
【請求項152】
前記パーソナルケア組成物が育毛を促進することができる、請求項147のパーソナルケア組成物。
【請求項153】
前記パーソナルケア組成物がスキンケア組成物である、請求項79乃至81及び142乃至146いずれか1項に記載のパーソナルケア組成物。
【請求項154】
前記スキンケア組成物が乾癬又は強皮症を患っている固体の皮膚の外観及び/又は状態を改善することができる、請求項153のパーソナルケア組成物。
【請求項155】
前記パーソナルケア組成物がスキンクリーム、ローション、スプレー、乳液、コロイド懸濁液、泡、エアロゾル、液体、ゲル、美容液、及び固形物から選択されるスキンケア組成物である、請求項153のパーソナルケア組成物。
【請求項156】
前記パーソナルケア組成物が、保湿性ボディーウォッシュ、ボディーウォッシュ、抗菌クレンザー、スキンプロテクトクリーム、ボディーローション、顔用クリーム、保湿性クリーム、保湿性クレンジング乳液、フェイシャルゲル、保湿性美容液、界面活性剤ベース顔用クレンザー、顔用ピーリングゲル、ニキビ予防トリートメント、顔用トナー、ピーリングゲル、顔用マスク、アフターシェーブローション、プレシェーブローバーム、タンニング組成物、サンスクリーン、フケ予防剤、育毛抑制剤、及び放射線保護剤から選択される、スキンケア組成物である、請求項153のパーソナルケア組成物。
【請求項157】
前記スキンケア組成物が局所的に適用される市販製剤、抗菌トリートメント、ニキビ予防トリートメント、スキン保護剤、サンスクリーン、デオドラント、及び抑汗剤を更に含む、請求項155の組成物。
【請求項158】
前記パーソナルケア組成物が化粧組成物である、請求項79乃至81及び142乃至146の組成物。
【請求項159】
前記化粧組成物がマスカラ、アイライナー、圧縮パウダー製剤、及びファンデーションから選択される、請求項158の組成物。
【請求項160】
前記化粧組成物が少なくとも1つの顔料を含む、請求項159の組成物。
【請求項161】
前記少なくとも1つの顔料を含む組成物が非ウォータープルーフ マスカラ、ウォータープルーフマスカラ、ボリューミングマスカラ、レングシングマスカラ、カーリングマスカラ、無水ウォータープルーフマスカラ、水ベースマスカラ、及びアイラッシュ又はアイブロウトリートメントから選択されるマスカラである、請求項158又は159のいずれかに記載の組成物。
【請求項162】
前記化粧組成物が、ルース パウダー、頬紅、アイシャドー、及びブロンジングパウダーから選択される、圧縮パウダー製剤である、請求項160の組成物。
【請求項163】
前記化粧組成物が油中水ファンデーション、シリコン中水ファンデーション、水中油ファンデーション、無水メイクアップスティック、及びクリーム乃至パウダーファンデーションから選択されるファンデーションである、請求項160の組成物。
【請求項164】
乾癬を患っている固体の育毛を促進する方法であって、
a)請求項79乃至81及び142乃至146のパーソナルケア組成物を提供する工程、
b)処理されるべき個体を提供する工程、及び
c)育毛が望まれる固体の領域に前記組成物を適用する工程を含む、方法。
【請求項165】
育毛が促進される毛が、顔の毛、腋の下の毛、脚の毛、胴体の毛、腕の毛、及び頭の毛から選択される、選択される164の方法。
【請求項166】
前記パーソナルケア組成物がSEQ ID NOS:637、638、及び639から選択される修飾されたTNF−BBPIである、請求項164の方法。
【請求項167】
乾癬を患っている固体の皮膚の外観及び/又は状態を改善する方法であって、
a)請求項79乃至81及び142乃至146のいずれか1項に記載のパーソナルケア組成物を提供する工程、
b)固体を提供する工程、及び
c)固体の皮膚に前記組成物を提供する工程を含む方法。
【請求項168】
前記パーソナルケア組成物がSEQ ID NOS:637、638、及び639から選択される修飾されたTNF−BBPIを含む、選択される167の方法。

【公表番号】特表2012−505652(P2012−505652A)
【公表日】平成24年3月8日(2012.3.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−532052(P2011−532052)
【出願日】平成20年10月15日(2008.10.15)
【国際出願番号】PCT/US2008/079951
【国際公開番号】WO2010/044786
【国際公開日】平成22年4月22日(2010.4.22)
【出願人】(509240479)ダニスコ・ユーエス・インク (81)
【Fターム(参考)】