説明

携帯電話機を用いた避難場所表示方法

【課題】 現在位置および最寄の避難場所を確実に確認可能な避難場所表示システムを提案すること。
【解決手段】避難場所表示システム1は、電柱5などの一般固定構造物、避難所誘導看板6などの避難情報表示用の固定構造物に取り付けたQRコード7(7A、7B)と、これを撮影してQRコードに担持されている位置情報7a、通信先情報7bを読み取り、インターネット4を経由して情報提供サーバ2に送信するための携帯電話機3と、受信した位置情報に該当する地点を含む地図情報を携帯電話機3に送信する情報提供サーバ2とを有している。携帯電話機3の表示部3aの画面に表示される地図10には、現在位置および最寄の避難場所を示すマーク11、12も表示される。これらのマーク11、12から、携帯電話機3の所持者は、迅速かつ安全に避難場所に避難することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、撮影機能を備えた携帯電話機などの携帯用通信端末を利用した現在位置表示方法、および、現在位置に基づき最寄の避難場所を表示する避難場所表示方法に関するものである。また、これらの方法に用いるための携帯電話機および二次元コードに関するものである。
【背景技術】
【0002】
市街地においては地震、火災などの災害時における避難場所が予め指定されており、市街地図などにおいて避難場所が表示され、また、各所に避難所誘導看板が設置されている。災害発生時には、地図あるいは避難所誘導看板に従って、最寄の避難場所に避難することが安全であるが、近くに地図あるいは誘導看板が無い場合には避難場所の方向を知ることができない。
【0003】
特に、地下街から地上に通ずる出入口、地下鉄における地上口などにおいては、現在位置を認識できない場合が多く、避難方向を知ることが極めて困難である。また、このような場合には、避難時に限らず、現在位置が不明のために目的地を探すのに時間を要することが多い。
【0004】
ここで、現在位置を知るには、例えば、GPS(全地球測位システム)のアンテナ機能が搭載されている携帯電話機などを用いればよい。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、GPSを利用する場合には、地下街などでは、GPSによる電波の受信状態が悪いので、現在位置を知ることが出来ない場合が多いという問題点がある。
【0006】
また、現在位置が分かったとしても、市街地図や誘導看板の無い場所では、最寄の避難場所がどの方向であるのか分からないという問題点がある。
【0007】
本発明の課題は、携帯電話機を利用した簡単なネットワークシステムにより、現在位置を知ることのできる現在位置表示方法を提案することにある。
【0008】
また、本発明の課題は、携帯電話機を利用した簡単なネットワークシステムにより、現在位置および最寄の避難場所を知ることのできる避難場所表示方法を提案することにある。
【0009】
さらに、本発明の課題は、避難場所表示方法に用いるのに適した携帯電話機および二次元コードを提案することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記の課題を解決するために、本発明の現在位置表示方法は、
市街地などにおける建物、看板などの固定構造物の表面に、少なくとも、当該固定構造物の設置場所を表す位置情報を含む撮像可能なQRコードなどの二次元コードを配置し、
撮影機能付きの携帯用通信端末を用いて前記二次元コードを撮影し、
撮影した前記二次元コードによって表される情報を、当該携帯用通信端末からインターネットなどの通信回線網を経由して情報提供サーバに送信し、
前記情報提供サーバにおいて、受信した前記情報に含まれる前記位置情報に対応する位置を含む地図情報を検索し、
当該情報提供サーバから前記携帯用通信端末に検索した地図情報を提供し、
前記携帯用通信端末において、前記地図情報を画面表示すると共に、表示された地図上における前記位置情報に対応する位置に現在位置マークを表示することを特徴としている。
【0011】
本発明の方法では、一次元バーコードに比べて多量の情報を担持可能なQRコードなどの二次元コードに着目し、固定構造物に、その位置情報(緯度・経度情報、住所など)を担持した二次元コードを取り付け、これをカメラ付き携帯電話機などのような撮影機能付き携帯用通信端末を用いて撮影し、現在位置情報を取得するようにしている。したがって、二次元コードを取り付ける固定構造物を適切に選択しておけば、付近案内図などが表示された看板が無い場所やGPSによる現在位置確認が困難な場所において、携帯用通信端末の所持者は確実に現在位置を確認できる。
【0012】
ここで、携帯用通信端末を、現在位置を含む地図情報の提供先である情報提供サーバに接続するためには、当該情報提供サーバのURL、電話番号などを入力する必要がある。入力作業を省略して、情報提供サーバに簡単にアクセスできるようにするためには、前記二次元コードに、URLなどの通信先情報を含め、前記携帯用通信端末において、前記二次元コードを撮影した後に、前記位置情報と共に前記通信先情報を表示すればよい。このようにすれば、操作者(通信端末の所持者)は、この表示をクリックするなどの既知のワンタッチ操作によって情報提供サーバにアクセスすることができる。
【0013】
情報提供サーバへのアクセス操作をさらに簡単化するためには、前記二次元コードに通信先情報を含めておき、前記携帯用通信端末は、前記二次元コードを撮影すると、前記位置情報および前記通信先情報を表示すると共に、表示されている通信先に自動的に接続するようにしてもよい。
【0014】
次に、本発明は、上記の現在位置表示方法を利用した避難位置表示方法であって、前記情報提供サーバから前記携帯用通信端末に提供される地図情報に、前記位置情報によって表される位置に近い一ヶ所あるいは複数箇所の避難場所情報を含め、前記携帯用通信端末において、当該避難場所情報によって表される避難場所を画面表示される地図上に表示することを特徴としている。
【0015】
二次元コードを取り付ける固定構造物を適切に選択しておけば、携帯用通信端末の所持者は、付近案内図や避難所誘導看板が無い場所においても、確実に現在位置および、その周囲の避難場所を確認することができる。よって、災害発生時には、迅速且つ安全に最寄の避難場所に避難することができる。
【0016】
この場合には、前記二次元コードを避難所誘導看板などの避難情報表示用の固定構造物に取り付けることが望ましい。
【0017】
また、前記二次元コードを、避難所誘導看板などの避難情報表示用の固定構造物に取り付けた場合には、当該二次元コードに、避難情報表示用の固定構造物に設置された二次元コードである旨を表す識別情報を含めておき、前記携帯用通信端末は、撮影した前記二次元コードに当該識別情報が含まれていることを判別すると、前記通信先への接続動作を自動起動することが望ましい。災害時などにおいては急を要する場合が多いので、直ちに現在位置および最寄の避難場所を確認することが望ましいからである。
【0018】
次に、本発明は、上記の避難場所表示方法に用いる携帯電話機であって、前記二次元コードの撮影手段と、撮影した前記二次元コードに前記識別情報が含まれているか否かを判別する判別手段と、前記識別情報が含まれている場合に、前記通信先に対する通信接続動作を自動的に起動する通信制御手段と、前記情報提供サーバから受信した地図情報を表示するための表示手段とを有していることを特徴としている。
【0019】
また、本発明は、上記の避難場所表示方法に用いる二次元コードであって、前記位置情報と、前記通信先情報と、前記識別情報とが少なくとも含まれていることを特徴としている。
【発明の効果】
【0020】
以上説明したように、本発明においては、固定構造物に取り付けた二次元コードを撮影機能付きの携帯用通信端末で撮影し、その情報を情報提供サーバに送信することにより、現在位置を当該携帯用通信端末の画面上に表示できる。したがって、二次元コードを取り付ける固定構造物を適切に設定しておくことにより、極めて簡単なネットワークシステムにより、確実に現在位置を確認することが可能になる。
【0021】
また、本発明においては、現在位置と共に、最寄の避難場所も、表示されている地図上に表すようにしている。したがって、災害時において、迅速かつ安全に避難場所に避難することが可能になる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0022】
以下に、図面を参照して、本発明を適用した避難場所表示システムを説明する。
【0023】
(全体構成)
図1は本例の避難場所表示システムの全体構成図である。避難場所表示システム1は、情報提供サーバ2と、カメラ付き携帯電話機3と、これら情報提供サーバ2およびカメラ付き携帯電話機3を接続するためのインターネット4を含む通信網と、市街地などにおける多数の固定構造物に取り付けたQRコード7から構成されている。本例では、一般の固定構造物、例えば電柱5にはQRコード7Aが取り付けられており、避難所誘導看板6などのような避難情報表示用の固定構造物にはQRコード7Bが取り付けられている。
【0024】
携帯電話機3によってQRコード7A、7Bを撮影し、そこに担持されている情報をインターネット4を経由して情報提供サーバ2に送信すると、情報提供サーバ2は、受信した情報に基づき地図データベースを検索して、撮影されたQRコード7A、7Bが取り付けられている固定構造物の場所を含む地図を出力して、携帯電話機3に提供する。携帯電話機3の表示画面には当該地図が表示され、地図上には現在位置を示すマークおよび、最寄の少なくとも一ヶ所の避難場所を示すマークが表示される。携帯電話機3の所持者は、表示された地図から現在位置および最寄の避難場所を確認できる。
【0025】
(QRコード)
QRコード7はマトリックス型の二次元バーコードであり、電柱5などの一般の固定構造物に取り付けられているQRコード7Aには、当該固定構造物の場所を示す位置情報7aが担持されている。例えば、緯度・経度情報、住所、建物名、会社名などが担持されている。看板の場合には、それが設置されている道路の名称などが担持されている。また、情報提供サーバ2に接続するための通信先情報7b、例えば、URLが担持されている。避難所誘導看板6などの災害時の避難情報などが掲載されている避難情報表示用の固定構造物に取り付けられているQRコード7Bには、位置情報7aおよび通信先情報7bと共に、当該QRコード7Bが避難情報表示用の固定構造物に取り付けられているものであることを示す識別情報7cも担持されている。
【0026】
なお、QRコードとしては、本例のように二種類のものを用いる代わりに、単一種類のQRコード、例えば上記のQRコード7Aのみを用いるように、システムを構築することもできる。勿論、位置情報および通信先情報以外の情報として、上記の識別情報とは異なる各種の情報を担持したQRコードを用いてシステムを構築することも可能である。
【0027】
(携帯電話機)
携帯電話機3は、現在普及しているQRコード読み取り機能付きのものを用いることができる。例えば、携帯電話機3は、その前面に、フルカラーLCDからなる表示部3aが配置され、その下側にはキー操作部3bが配置されている。例えば、テンキー、終了/電源キー、開始(着信)キー、各種のファンクションキー、カメラ用のシャッタキーなどが配列されている。また、キー操作部3bの下側にはマイクロフォン3c(送話口)が設けられており、表示部3aの上側にはスピーカ3d(受話口)が設けられている。さらに、本体上部の一方の角には、無線通信用のロッドアンテナ3eが取り付けられ、他方の角には着信ランプ3fが取り付けられている。
【0028】
図2は携帯電話機3の制御系を示す概略ブロック図である。制御系は、マイクロコンピュータを中心に構成された各部の制御を司る制御部31を備えている。制御部31には、各種の制御プログラムが記憶されたROM、作業領域として用いられているRAMなどを含む記憶部32が接続されている。また、キー操作部3bおよび表示部3aが接続されている。さらに、音声処理部33を介して、マイクロフォン3dおよびスピーカ3eに接続されており、ロッドアンテナ3fを備えた無線通信制御部34に接続されている。さらに、カメラ35と、カメラ35で撮影された撮影画像を記憶保持するための画像メモリ36と、撮影されたQRコード7、8に画像処理を施して、そこに担持されている情報を判別するQRコード読取機能を備えた画像処理部37が接続されている。
【0029】
(情報提供サーバ)
次に、本例の情報提供サーバ2は、制御部2aおよび地図データベース2bを備えており(図1参照)、各携帯電話機3から受信した位置情報7aに基づき、当該位置情報7aによって示されている地点を含む一定範囲の地図情報を検索し、当該地図情報を携帯電話機3に送信する。地図情報には避難場所情報が含まれている。
【0030】
(動作説明)
図3は本例の避難場所表示システム1の動作を示す概略フローチャートであり、図4は携帯電話機3の表示画面の表示例を示す説明図である。携帯電話機3の所持者が、携帯電話機3のカメラによって、固定構造物に取り付けられているQRコード7A、7Bを撮影すると(ステップST1)、携帯電話機3の画像処理部37において、撮影された画像を処理して、QRコード7A、7Bが含まれているか否かを判別する(ステップST2)。QRコードが含まれている場合には、当該QRコード7A、7Bをデコードして、そこに担持されている情報を判別する(ステップST3)。
【0031】
QRコードに位置情報7aおよび通信先情報7bのみが含まれている場合には、これらの情報を、表示部3aの表示画面に表示する(ステップST4、5、図4(a)参照)。表示された通信先情報7bを、所持者がカーソル操作によって入力した場合には(ステップST6)、無線通信制御部34による通信接続動作が起動して、情報提供サーバ2に対する通信接続動作が開始する(ステップST7)。なお、一定時間以上に亘りキー操作が行われない場合には、割り込み処理が起動して、節電用の表示部オフ状態などへの公知の切換制御が行われる。
【0032】
ここで、QRコードに、当該QRコードが避難情報表示施設などに取り付けられていることを示す識別情報7cが含まれている場合には、これらの情報を表示すると共に、制御部31は直ちに、無線通信制御部34による通信接続動作を起動して、情報提供サーバ2に対する通信接続動作を開始する(ステップST4、7)。
【0033】
情報提供サーバ2は、携帯電話機3からの通信接続要求に基づき、当該携帯電話機3との通信接続状態が確立された後(ステップST21、22、23)は、受信した位置情報7aに基づき、地図データベース2bを検索して、当該位置情報7aによって示される地点を含む一定範囲の地図情報を出力し(ステップST24)、現在位置を示す情報と共に、これを携帯電話機3に送信する(ステップST25)。
【0034】
携帯電話機3は、地図情報を受信すると(ステップST8)、表示部3aに地図情報を表示する(ステップST9)。図4(b)に示すように、表示された地図10には、現在位置を表すマーク11および、最寄の避難場所を表すマーク12も同時に所定の形態(色、点滅状態)で表示される。
【0035】
この後は、所持者によって携帯電話機3の通信遮断操作が行われると(ステップST10)、携帯電話機3の表示が停止され、情報提供サーバ2との通信が遮断される(ステップST11、ステップST26、27)。
【0036】
以上説明したように、本例のシステム1によれば、QRコードの取り付け場所を適切に設定しておけば、市街地などの各所において、携帯電話機3の所持者は自分の現在位置および最寄の避難場所を簡単に確認することができる。また、避難標識などに設けられているQRコード7Bには、当該QRコードが避難標識などに設けられていることを示す識別情報7cが担持され、これが携帯電話機3で検出されると、情報提供サーバ2に自動的に接続される。よって、撮影を行うのみで、携帯電話機3の表示画面上に、現在位置11および最寄の避難場所12を表示できるので、緊急の場合などに極めて便利である。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1】本発明を適用した避難場所表示システムを示す概略構成図である。
【図2】図1のシステムに用いる携帯電話機の制御系を示す概略ブロック図である。
【図3】図1のシステムによる動作を示す概略フローチャートである。
【図4】図1のシステムにおける携帯電話機の画面表示例を示す説明図である。
【符号の説明】
【0038】
1 避難場所表示システム
2 情報提供サーバ
2a 地図データベース
3 携帯電話機
4 インターネット
5 電柱(一般の固定構造物)
6 避難所誘導看板(避難情報表示用固定構造物)
7A 避難所誘導看板に設けたQRコード
7B 電柱に設けたQRコード
7a 位置情報
7b 通信先情報
7c 識別情報
10 地図
11 現在位置を示すマーク
12 避難場所を示すマーク

【特許請求の範囲】
【請求項1】
市街地などにおける建物、看板などの固定構造物の表面に、少なくとも、当該固定構造物の設置場所を表す位置情報を含む撮像可能なQRコードなどの二次元コードを配置し、
撮影機能を有する携帯用通信端末を用いて前記二次元コードを撮影し、
撮影した前記二次元コードによって表される情報を、当該携帯用通信端末からインターネットなどの通信回線網を経由して情報提供サーバに送信し、
当該情報提供サーバにおいて、受信した前記情報に含まれる前記位置情報に対応する位置を含む地図情報を検索し、
当該情報提供サーバから前記携帯用通信端末に検索した地図情報を提供し、
前記携帯用通信端末において、前記地図情報を画面表示すると共に、表示された地図上における前記位置情報に対応する位置に現在位置マークを表示することを特徴とする現在位置表示方法。
【請求項2】
請求項1において、
前記二次元コードに、URLなどの通信先情報を含め、
前記携帯用通信端末において、前記二次元コードを撮影した後に、前記位置情報および前記通信先情報を表示し、
当該携帯用通信端末を表示された通信先に接続すると、前記情報提供サーバに接続されることを特徴とする現在位置表示方法。
【請求項3】
請求項1において、
前記二次元コードに通信先情報を含め、
前記携帯用通信端末は、前記二次元コードを撮影すると、前記位置情報および前記通信先情報を表示すると共に、前記通信先に自動的に接続することを特徴とする現在位置表示方法。
【請求項4】
請求項2に記載の現在位置表示方法を利用した避難場所表示方法であって、
前記情報提供サーバから前記携帯用通信端末に提供される地図情報に、前記位置情報によって表される位置に近い一ヶ所あるいは複数箇所の避難場所情報を含め、
前記携帯用通信端末において、当該避難場所情報によって表される避難場所を画面表示される地図上に表示することを特徴とする避難場所表示方法。
【請求項5】
請求項4において、
前記二次元コードが設置される固定構造物は避難所誘導看板などの避難情報表示用の固定構造物であることを特徴とする避難場所表示方法。
【請求項6】
請求項4において、
前記二次元コードが設置される固定構造物には避難所誘導看板などの避難情報表示用の固定構造物を含め、
当該避難情報表示用の固定構造物に設置される前記二次元コードには、避難情報表示用の固定構造物に設置された二次元コードである旨を表す識別情報を含め、
前記携帯用通信端末は、撮影した前記二次元コードに当該識別情報が含まれていることを判別すると、前記通信先への接続動作を自動起動することを特徴とする避難場所表示方法。
【請求項7】
請求項6に記載の避難場所表示方法に用いる携帯電話機であって、
前記二次元コードの撮影手段と、
撮影した前記二次元コードに前記識別情報が含まれているか否かを判別する判別手段と、
前記識別情報が含まれている場合に、前記通信先に対する通信接続動作を自動的に起動する通信制御手段と、
前記情報提供サーバから受信した地図情報を表示するための表示手段とを有していることを特徴とする携帯電話機。
【請求項8】
請求項6に記載の避難場所表示方法に用いる二次元コードであって、
少なくとも、
前記位置情報と、
前記通信先情報と、
前記識別情報とが含まれていることを特徴とする二次元コード。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2006−84226(P2006−84226A)
【公開日】平成18年3月30日(2006.3.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−267136(P2004−267136)
【出願日】平成16年9月14日(2004.9.14)
【出願人】(501262905)情報環境デザイン株式会社 (6)
【Fターム(参考)】