説明

眼の疾患及び障害を治療するスチレニル誘導体化合物

本発明は概して、神経変性疾患及び障害、特に眼の疾患及び障害を治療する組成物及び方法に関する。本明細書では、それだけに限定するものではないが、加齢黄斑変性(AMD)及びシュタルガルト病を含む眼の疾患及び障害を治療及び予防するのに有用な、スチルベン誘導体化合物、及びこれらの化合物を含む組成物を含む、スチレニル誘導体化合物を提供する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
単離されたE又はZ幾何異性体又はE及びZ幾何異性体の混合物としての、互変異性体又は互変異性体の混合物としての、立体異性体としての、或いはその薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、N−オキシド又はプロドラッグとしての、式(A)の構造を有する化合物であって、
【化1】


[式中、
及びRはそれぞれ、同じか異なり、独立に、水素又はアルキルであり、
、R、R及びRはそれぞれ、同じか異なり、独立に、水素、ハロゲン、ニトロ、−NH、−NHR13、−N(R13、−OR12、アルキル又はフルオロアルキルであり、
及びRはそれぞれ、同じか異なり、独立に、水素又はアルキルであり、或いはR及びRは、それらが結合している炭素原子と一緒になって、カルボシクリル又はヘテロシクリルを形成しており、或いはR及びRは一緒になって、イミノを形成しており、
は、水素、アルキル、カルボシクリル、ヘテロシクリル、−C(=O)R13、−SO13、−CO13、−CONH、−CON(R13又は−CON(H)R13であり、
10は水素又はアルキルであり、或いはR及びR10は、それらが結合している窒素原子と一緒になって、N−ヘテロシクリルを形成しており、
11は、アルキル、アルケニル、アリール、カルボシクリル、ヘテロアリール又はヘテロシクリルであり、
各R12は水素又はアルキルから独立に選択され、
各R13は、アルキル、カルボシクリル、ヘテロシクリル、アリール又はヘテロアリールから独立に選択され、
Zは、結合、Y又はW−Yであり、ここで、
Wは、−C(R14)(R15)−、−O−、−S−、−S(=O)−、−S(=O)−又は−N(R12)−であり、
Yは−C(R16)(R17)−又は−C(R16)(R17)−C(R21)(R22)−であり、
14及びR15はそれぞれ、同じか異なり、独立に、水素、ハロゲン、アルキル、フルオロアルキル、−OR12、−NR1819、カルボシクリル又はヘテロシクリルであり、或いはR14及びR15は一緒になって、オキソ、イミノ、オキシモ又はヒドラジノを形成しており、
16及びR17はそれぞれ、同じか異なり、独立に、水素、ハロゲン、アルキル、フルオロアルキル、−OR12、−NR1819、カルボシクリル又はヘテロシクリルであり、或いはR16及びR17は一緒になって、オキソを形成しており、或いは
場合により、R14及びR16は一緒になって、直接結合を形成してWとYを連結する二重結合を提供し、或いは場合により、R14及びR16は一緒になって、直接結合を形成しており、R15及びR17は一緒になって、直接結合を形成してWとYを連結する三重結合を提供し、
各R18及びR19は、水素、アルキル、カルボシクリル又は−C(=O)R13、−SO13、−CO13、−CONH、−CON(R13又は−CON(H)R13から独立に選択され、或いはR18及びR19は、それらが結合している窒素原子と一緒になって、N−ヘテロシクリルを形成しており、
21及びR22はそれぞれ、同じか異なり、独立に、水素、ハロゲン、アルキル、フルオロアルキル、−OR12、−NR1819、カルボシクリル又はヘテロシクリルである]、
但し、R11がフェニルである場合、
2−アミノ−N−[2−メトキシ−5−[(1Z)−2−(3,4,5−トリメトキシフェニル)エテニル]フェニル]アセトアミド;
(2S,3R)−アミノ−3−ヒドロキシ−N−[2−メトキシ−5−[(1Z)−2−(3,4,5−トリメトキシフェニル)−エテニル]フェニル]−ブタンアミド;
L−グルタミン酸、1−[2−メトキシ−5−[(1Z)−2−(3,4,5−トリメトキシフェニル)エテニル]フェニル]エステル;
グリシン、3−ヒドロキシ−5−[(1E)−2−(4−ヒドロキシフェニル)エテニル]フェニルエステル;
(2S)−2−アミノ−N−[2−メトキシ−5−[(1Z)−2−(3,4,5−トリメトキシフェニル)エテニル]フェニル]プロパンアミド;
(2S)−2−アミノ−3−ヒドロキシ−N−[2−メトキシ−5−[(1Z)−2−(3,4,5−トリメトキシフェニル)エテニル]フェニル]プロパンアミド;
(2S)−2−アミノ−N−[2−メトキシ−5−[(1Z)−2−(3,4,5−トリメトキシフェニル)エテニル]フェニル]−4−メチル−ペンタンアミド;
(2S)−2−アミノ−N−[2−メトキシ−5−[(1Z)−2−(3,4,5−トリメトキシフェニル)エテニル]フェニル]−3−メチル−ブタンアミド;又は
2−アミノ−N−[2−メトキシ−5−[(1Z)−2−(3,4,5−トリメトキシフェニル)エテニル]フェニルブタンアミド
ではない化合物。
【請求項2】
及びRのそれぞれが水素であり、式(B)の構造を有する、請求項1に記載の化合物
【化2】


[式中、
はH又はC〜Cアルキルであり、
、R、R及びRのそれぞれは、同じか異なり、独立に、水素、ハロ、C〜Cアルキル又は−OR12であり、
はH又はC〜Cアルキルであり、
は、水素、C〜Cアルキル、−(CHOH(nは2〜6である)、又は−C(=O)R13であり、
10は水素又はC〜Cアルキルであり、或いはR及びR10は、それらが結合している窒素原子と一緒になって、N−ヘテロシクリルを形成しており、
Wは、−C(R14)(R15)−、−O−、−S−、−S(=O)−、−S(=O)−又は−N(H)−であり、
Yは−C(R16)(R17)−であり、
各R12は、独立に、水素又はC〜Cアルキルであり、
各R13は、独立に、C〜Cアルキルであり、
14及びR15はそれぞれ、同じか異なり、水素、ハロゲン、C〜Cアルキル、フルオロアルキル、−OR12又は−NHから独立に選択され、或いはR14及びR15は一緒になって、オキソ、イミノ、オキシモ又はヒドラジノを形成しており、
16及びR17はそれぞれ、同じか異なり、独立に、水素、ハロゲン、C〜Cアルキル又は−OR12であり、或いはR16及びR17は一緒になって、オキソを形成しており、或いは
場合により、R14及びR16は一緒になって、直接結合を形成してWとYを連結する二重結合を提供し、或いは場合により、R14及びR16は一緒になって、直接結合を形成しており、R15及びR17は一緒になって、直接結合を形成してWとYを連結する三重結合を提供し、
11は、
a)アルキル、
b)アルキル、−OR12、−O(CHOCH(mは1〜6である)、アルケニル、アルキニル、ハロゲン、フルオロアルキル、フェニル、−SCH又はアラルキルで置換されているフェニル、
c)アルキル、ハロゲン又は−OR12で場合によって置換されているナフテニル、
d)カルボシクリル、又は
e)アルキルで場合によって置換されているシクロヘキセニル
から選択され、
但し、R11は3,4,5−トリ−メトキシフェニルではない]。
【請求項3】
が水素又はn−ブチルである、請求項1又は請求項2に記載の化合物。
【請求項4】
ハロゲンがフルオロ又はクロロである、請求項1又は請求項2に記載の化合物。
【請求項5】
、R、R及びRのそれぞれが、同じか異なり、独立に、水素、ハロゲン、メチル又はメトキシである、請求項1又は請求項2に記載の化合物。
【請求項6】
、R、R及びRの少なくとも2つが水素である、請求項1又は請求項2に記載の化合物。
【請求項7】
がフルオロである、請求項1又は請求項2に記載の化合物。
【請求項8】
がクロロである、請求項1又は請求項2に記載の化合物。
【請求項9】
が−(CHOHであり、ここで、nは2である、請求項1又は請求項2に記載の化合物。
【請求項10】
が−C(=O)CHである、請求項1又は請求項2に記載の化合物。
【請求項11】
及びR10のそれぞれが、同じか異なり、独立に、水素又はメチルである、請求項1又は請求項2に記載の化合物。
【請求項12】
及びR10のそれぞれが水素である、請求項1又は請求項2に記載の化合物。
【請求項13】
Wが−C(R14)(R15)−であり、R14及びR15がそれぞれ、同じか異なり、独立に、水素、フルオロ、メチル、エチル、トリフルオロメチル、−OH、−OCH又は−NHである、請求項1又は請求項2に記載の化合物。
【請求項14】
14及びR15のそれぞれが水素である、請求項13に記載の化合物。
【請求項15】
Yが、−CH−、−CH(CH)−、−C(CH−、−C(H)OH−、−C(H)F−、−CF−又は−C(=O)−である、請求項1又は請求項2に記載の化合物。
【請求項16】
11が、アルキル、−OR12、−O(CHOCH(nは2〜6である)、アルケニル、アルキニル、ハロゲン、フルオロアルキル、フェニル又は−SCHで置換されているフェニルである、請求項1又は請求項2に記載の化合物。
【請求項17】
ハロゲンがクロロである、請求項16に記載の化合物。
【請求項18】
nが2である、請求項16に記載の化合物。
【請求項19】
11が−OR12で置換されているナフテニルであり、ここで、R12は水素又はC〜Cアルキルである、請求項1又は請求項2に記載の化合物。
【請求項20】
11がC〜Cアルキルで場合によって置換されているシクロヘキセニルである、請求項1又は請求項2に記載の化合物。
【請求項21】
11がトリ−メチル−シクロヘキセニルである、請求項20に記載の化合物。
【請求項22】
11が−OR12で場合によって置換されているアルキルであり、ここで、R12は水素又はC〜Cアルキルである、請求項1又は請求項2に記載の化合物。
【請求項23】
11がアリール又はカルボシクリルである、請求項1に記載の化合物。
【請求項24】
単離されたE又はZ幾何異性体又はE及びZ幾何異性体の混合物としての、互変異性体又は互変異性体の混合物としての、立体異性体としての、或いはその薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、N−オキシド又はプロドラッグとしての、R11がアリールであり、式(C)の構造を有する、請求項23に記載の化合物
【化3】


[式中、
及びRはそれぞれ、同じか異なり、独立に、水素又はアルキルであり、
、R、R及びRはそれぞれ、同じか異なり、独立に、水素、ハロゲン、ニトロ、−NH、−NHR13、−N(R13、−OR12、アルキル又はフルオロアルキルであり、
及びRはそれぞれ、同じか異なり、独立に、水素又はアルキルであり、
は、水素、アルキル、カルボシクリル又は−C(=O)R13であり、
10は水素又はアルキルであり、或いはR及びR10は、それらが結合している窒素原子と一緒になって、N−ヘテロシクリルを形成しており、
各R12は水素又はアルキルから独立に選択され、
13は、アルキル、カルボシクリル又はアリールであり、
Wは、−C(R14)(R15)−、−O−、−S−、−S(=O)−、−S(=O)−又は−N(R12)−であり、
Yは−C(R16)(R17)−であり、
14及びR15はそれぞれ、同じか異なり、独立に、水素、ハロゲン、アルキル、フルオロアルキル、−OR12、−NR1819又はカルボシクリルであり、或いはR14及びR15は一緒になって、オキソ、イミノ、オキシモ又はヒドラジノを形成しており、
16及びR17はそれぞれ、同じか異なり、独立に、水素、ハロゲン、アルキル、フルオロアルキル、−OR12、−NR1819又はカルボシクリルであり、或いはR16及びR17は一緒になって、オキソを形成しており、
場合により、R14及びR16は一緒になって、直接結合を形成してWとYを連結する二重結合を提供し、或いは
場合により、R14及びR16は一緒になって、直接結合を形成しており、R15及びR17は一緒になって、直接結合を形成してWとYを連結する三重結合を提供し、
各R18及びR19は、水素、アルキル、カルボシクリル又は−C(=O)R13から独立に選択され、
tは、0、1、2、3、4又は5であり、
各R20は、同じか異なり、アルキル、−OR12、−SR12、アルケニル、アルキニル、ハロ、フルオロアルキル、アリール又はアラルキルから独立に選択され、或いは2つの隣接するR20基は、それらが結合している2個の炭素原子と一緒になって、縮合フェニル環を形成している]。
【請求項25】
及びR10のそれぞれが水素であり、式(D)の構造を有する、請求項24に記載の化合物。
【化4】

【請求項26】
単離されたE又はZ幾何異性体又はE及びZ幾何異性体の混合物としての、互変異性体又は互変異性体の混合物としての、立体異性体としての、或いはその薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、N−オキシド又はプロドラッグとしての、Wが−C(R14)(R15)−であり、式(E)の構造を有する、請求項25に記載の化合物
【化5】


[式中、
及びRはそれぞれ、同じか異なり、独立に、水素又はアルキルであり、
、R、R及びRはそれぞれ、同じか異なり、独立に、水素、ハロゲン、ニトロ、−NH、−NHR13、−N(R13、−OR12、アルキル又はフルオロアルキルであり、
及びRはそれぞれ、同じか異なり、独立に、水素又はアルキルであり、
各R12は水素又はアルキルから独立に選択され、
13は、アルキル、カルボシクリル又はアリールであり、
14及びR15はそれぞれ、同じか異なり、独立に、水素、ハロゲン、アルキル、フルオロアルキル、−OR12、−NR1819又はカルボシクリルであり、或いはR14及びR15は、オキソ、イミノ、オキシモ又はヒドラジノを形成しており、
16及びR17はそれぞれ、同じか異なり、独立に、水素、ハロゲン、アルキル、フルオロアルキル、−OR12、−NR1819又はカルボシクリルであり、或いはR16及びR17はオキソを形成しており、
各R18及びR19はそれぞれ、同じか異なり、独立に、水素、アルキル、カルボシクリル又は−C(=O)R13であり、
tは、0、1、2、3、4又は5であり、
各R20は、同じか異なり、独立に、アルキル、−OR12、−SR12、アルケニル、アルキニル、ハロ、フルオロアルキル、アリール又はアラルキルであり、或いは2つの隣接するR20は、それらが結合している2個の炭素原子と一緒になって、縮合フェニル環を形成している]。
【請求項27】
tが、0、1、2又は3であり、
各R20が、独立に、アルキル、−OR12、−SR12、アルキニル、フェニル、ハロ又はフルオロアルキルであり、
、R、R及びRが、それぞれ独立に、水素、アルキル、−OR12、ハロ又はフルオロアルキルである、
請求項26に記載の化合物。
【請求項28】
、R、R14、R15、R16及びR17が、それぞれ独立に、水素、ハロゲン、アルキル又は−OR12であり、ここで、各R12は水素又はアルキルから独立に選択される、請求項27に記載の化合物。
【請求項29】
tが2又は3であり、2つの隣接するR20が、それらが結合している2個の炭素原子と一緒になって、縮合フェニル環を形成しており、R、R、R及びRが、それぞれ独立に、水素、アルキル、ハロ又はフルオロアルキルである、請求項26に記載の化合物。
【請求項30】
、R、R14、R15、R16及びR17が、それぞれ独立に、水素、ハロゲン、アルキル又は−OR12である、請求項29に記載の化合物。
【請求項31】
Wが、−O−、−S−、−S(=O)−、−S(=O)−又は−N(R12)−である、請求項25に記載の化合物。
【請求項32】
tが、0、1、2又は3であり、
各R20が、独立に、アルキル、−OR12又はハロであり、
、R、R及びRが、それぞれ独立に、水素、アルキル又はハロである、
請求項31に記載の化合物。
【請求項33】
W及びYが二重結合で連結されている、請求項25に記載の化合物。
【請求項34】
である、請求項25に記載の化合物。
【請求項35】
及びR10が、それらが結合している窒素と一緒になって、N−ヘテロシクリルを形成している、請求項24に記載の化合物。
【請求項36】
N−ヘテロシクリルが、モルホリニル、ピロリジニル、ピペリジニル又はピペラジニルである、請求項35に記載の化合物。
【請求項37】
及びRのそれぞれが水素であり、
tが、0、1、2又は3であり、
各R20が、独立に、アルキル又はハロであり、
、R、R及びRが、それぞれ独立に、水素、アルキル又はハロである、
請求項36に記載の化合物。
【請求項38】
Wが−C(R14)(R15)−である、請求項37に記載の化合物。
【請求項39】
がアルキル又は−C(=O)R13であり、R13がアルキルであり、R10が水素又はアルキルである、請求項24に記載の化合物。
【請求項40】
及びRのそれぞれが水素であり、
tが、0、1、2又は3であり、
各R20が、独立に、アルキル又はハロであり、
、R、R及びRが、それぞれ独立に、水素、アルキル又はハロである、
請求項39に記載の化合物。
【請求項41】
Wが−C(R14)(R15)−である、請求項40に記載の化合物。
【請求項42】
11がカルボシクリルである、請求項1に記載の化合物。
【請求項43】
11が、5員、6員又は7員シクロアルキルである、請求項42に記載の化合物。
【請求項44】
11がシクロヘキシルである、請求項43に記載の化合物。
【請求項45】
11が、5員、6員又は7員シクロアルケニルである、請求項42に記載の化合物。
【請求項46】
単離されたE又はZ幾何異性体又はE及びZ幾何異性体の混合物としての、互変異性体又は互変異性体の混合物としての、立体異性体としての、或いはその薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、N−オキシド又はプロドラッグとしての、R11がシクロヘキセニルであり、式(F)の構造を有する、請求項45に記載の化合物
【化6】


[式中、
及びRはそれぞれ、同じか異なり、独立に、水素又はアルキルであり、
、R、R及びRはそれぞれ、同じか異なり、独立に、水素、ハロゲン、ニトロ、−NH、−NHR13、−N(R13、−OR12、アルキル又はフルオロアルキルであり、
及びRはそれぞれ、同じか異なり、独立に、水素又はアルキルであり、
は、水素、アルキル、カルボシクリル又は−C(=O)R13であり、
10は水素又はアルキルであり、或いはR及びR10は、それらが結合している窒素原子と一緒になって、N−ヘテロシクリルを形成しており、
各R12は水素又はアルキルから独立に選択され、
各R13は、アルキル、カルボシクリル又はアリールから独立に選択され、
Wは、−C(R14)(R15)−、−O−、−S−、−S(=O)−、−S(=O)−又は−N(R12)−であり、
Yは−C(R16)(R17)−であり、
14及びR15はそれぞれ、同じか異なり、独立に、水素、ハロゲン、アルキル、フルオロアルキル、−OR12、−NR1819又はカルボシクリルであり、或いはR14及びR15は一緒になって、オキソ、イミノ、オキシモ又はヒドラジノを形成しており、
16及びR17はそれぞれ、同じか異なり、独立に、水素、ハロゲン、アルキル、フルオロアルキル、−OR12、−NR1819又はカルボシクリルであり、或いはR16及びR17は一緒になって、オキソを形成しており、
場合により、R14及びR16は一緒になって、直接結合を形成してWとYを連結する二重結合を提供し、或いはR14及びR16は一緒になって、直接結合を形成しており、R15及びR17は一緒になって、直接結合を形成してWとYを連結する三重結合を提供し、
各R18及びR19は、水素、アルキル、カルボシクリル又は−C(=O)R13から独立に選択され、
pは、0、1、2、3、4、5、7、8又は9であり、
各R21は、同じか異なり、アルキル、−OR12、アルケニル、アルキニル、ハロ、フルオロアルキル又はアラルキルから独立に選択される]。
【請求項47】
単離されたE又はZ幾何異性体又はE及びZ幾何異性体の混合物としての、互変異性体又は互変異性体の混合物としての、立体異性体としての、或いはその薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、N−オキシド又はプロドラッグとしての、Wが−C(R14)(R15)−であり、式(G)の構造を有する、請求項46に記載の化合物
【化7】


[式中、
及びRはそれぞれ、同じか異なり、独立に、水素又はアルキルであり、
、R、R及びRはそれぞれ、同じか異なり、独立に、水素、ハロゲン、ニトロ、−NH、−NHR13、−N(R13、−OR12、アルキル又はフルオロアルキルであり、
及びRはそれぞれ、同じか異なり、独立に、水素又はアルキルであり、
は、水素、アルキル、カルボシクリル又は−C(=O)R13であり、
10は水素又はアルキルであり、或いはR及びR10は、それらが結合している窒素原子と一緒になって、N−ヘテロシクリルを形成しており、
各R12は水素又はアルキルから独立に選択され、
各R13は、独立に、アルキル、カルボシクリル又はアリールであり、
14及びR15はそれぞれ、同じか異なり、独立に、水素、ハロゲン、アルキル、フルオロアルキル、−OR12、−NR1819又はカルボシクリルであり、或いはR14及びR15は一緒になって、オキソ、イミノ、オキシモ又はヒドラジノを形成しており、
16及びR17はそれぞれ、同じか異なり、独立に、水素、ハロゲン、アルキル、フルオロアルキル、−OR12、−NR1819又はカルボシクリルであり、或いはR16及びR17は一緒になって、オキソを形成しており、
場合により、R14及びR16は一緒になって、直接結合を形成してWとYを連結する二重結合を提供し、或いはR14及びR16は一緒になって、直接結合を形成しており、R15及びR17は一緒になって、直接結合を形成してWとYを連結する三重結合を提供し、
各R18及びR19は、水素、アルキル、カルボシクリル又は−C(=O)R13から独立に選択され、
pは、0、1、2、3、4、5、7、8又は9であり、
各R21は、同じか異なり、独立に、アルキル、−OR12、アルケニル、アルキニル、ハロ、フルオロアルキル又はアラルキルである]。
【請求項48】
及びR10のそれぞれが水素である、請求項47に記載の化合物。
【請求項49】
及びRのそれぞれが水素であり、
pが、0、1、2又は3であり、
各R21が、独立に、アルキル、ハロ又はフルオロアルキルであり、
、R、R及びRのそれぞれが、独立に、水素、アルキル、ハロ、フルオロアルキル又は−OR12である、
請求項48に記載の化合物。
【請求項50】
、R、R14、R15、R16及びR17が、それぞれ独立に、水素、ハロゲン、アルキル、フルオロアルキル、−OR12又は−NR1819であり、ここで、各R12は、独立に、水素又はアルキルであり、各R18及びR19は、独立に、水素又はアルキルである、
請求項49に記載の化合物。
【請求項51】
がアルキルであり、R10が水素である、請求項47に記載の化合物。
【請求項52】
及びRのそれぞれが水素であり、
pが、0、1、2又は3であり、
各R21が、独立に、アルキル、ハロ又はフルオロアルキルであり、
、R、R及びRのそれぞれが、独立に、水素、アルキル、ハロ、フルオロアルキル又は−OR12である、
請求項51に記載の化合物。
【請求項53】
、R、R14、R15、R16及びR17が、それぞれ独立に、水素、ハロゲン、アルキル、フルオロアルキル又は−OR12であり、ここで、各R12は、独立に、水素又はアルキルである、請求項52に記載の化合物。
【請求項54】
、R、R16及びR17が、それぞれ独立に、水素、ハロゲン、アルキル、フルオロアルキル又は−OR12であり、ここで、R12は水素又はアルキルであり、
14及びR15が一緒になって、オキソを形成している、
請求項47に記載の化合物。
【請求項55】
Wが−NH−又は−O−である、請求項46に記載の化合物。
【請求項56】
、R、R及びR10のそれぞれが水素である、請求項55に記載の化合物。
【請求項57】
pが、0、1、2又は3であり、
各R21が、独立に、アルキル又はハロであり、
、R、R及びRが、それぞれ独立に、水素、アルキル、ハロ又はフルオロアルキルである、
請求項56に記載の化合物。
【請求項58】
W及びYが二重結合又は三重結合で連結している、請求項46に記載の化合物。
【請求項59】
、R、R及びR10のそれぞれが水素である、請求項68に記載の化合物。
【請求項60】
pが、0、1、2又は3であり、
各R21が、独立に、アルキル又はハロであり、
、R、R及びRが、それぞれ独立に、水素、アルキル、ハロ又はフルオロアルキルであり、
15及びR17が、それぞれ独立に、水素、アルキル又はハロゲンである、
請求項59に記載の化合物。
【請求項61】
11がアルキルである、請求項1に記載の化合物。
【請求項62】
及びR10のそれぞれが水素である、請求項61に記載の化合物。
【請求項63】
Wが−C(R14)(R15)−である、請求項62に記載の化合物。
【請求項64】
、R、R、R、R及びRが、それぞれ独立に、水素又はアルキルである、請求項63に記載の化合物。
【請求項65】
単離されたE又はZ幾何異性体又はE及びZ幾何異性体の混合物としての、互変異性体又は互変異性体の混合物としての、立体異性体としての、或いはその薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、N−オキシド又はプロドラッグとしての、Zが−C(R16)(R17)−であり、式(H)の構造を有する、請求項1に記載の化合物
【化8】


[式中、
及びRはそれぞれ、同じか異なり、独立に、水素又はアルキルであり、
、R、R及びRはそれぞれ、同じか異なり、独立に、水素、ハロゲン、ニトロ、−NH、−NHR13、−N(R13、−OR12、アルキル又はフルオロアルキルであり、
及びRはそれぞれ、同じか異なり、独立に、水素又はアルキルであり、或いはR及びRは、それらが結合している炭素原子と一緒になって、カルボシクリル又はヘテロシクリルを形成しており、或いはR及びRは一緒になって、イミノを形成しており、
は、水素、アルキル、カルボシクリル、ヘテロシクリル、−C(=O)R13、−SO13、−CO13、−CONH、−CON(R13又は−CON(H)R13であり、
10は水素又はアルキルであり、或いはR及びR10は、それらが結合している窒素原子と一緒になって、N−ヘテロシクリルを形成しており、
11は、アルキル、アルケニル、アリール、カルボシクリル、ヘテロアリール又はヘテロシクリルであり、
各R12は水素又はアルキルから独立に選択され、
各R13は、アルキル、カルボシクリル、ヘテロシクリル、アリール又はヘテロアリールから独立に選択され、
16及びR17はそれぞれ、同じか異なり、独立に、水素、ハロゲン、アルキル、フルオロアルキル、−OR12、−NR1819、カルボシクリル又はヘテロシクリルであり、
各R18及びR19は、水素、アルキル、カルボシクリル又は−C(=O)R13、−SO13、−CO13、−CONH、−CON(R13又は−CON(H)R13から独立に選択され、或いはR18及びR19は、それらが結合している窒素原子と一緒になって、N−ヘテロシクリルを形成している]。
【請求項66】
、R、R、R、R及びRが、全て水素であり、
11がアリール又はカルボシクリルであり、
16及びR17がそれぞれ、同じか異なり、独立に、水素、ハロゲン、アルキル、フルオロアルキル又は−OR12である、
請求項65に記載の化合物。
【請求項67】
単離されたE又はZ幾何異性体又はE及びZ幾何異性体の混合物としての、互変異性体又は互変異性体の混合物としての、立体異性体としての、或いはその薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、N−オキシド又はプロドラッグとしての、Zが結合であり、式(J)の構造を有する、請求項1に記載の化合物
【化9】


[式中、
及びRはそれぞれ、同じか異なり、独立に、水素又はアルキルであり、
、R、R及びRはそれぞれ、同じか異なり、独立に、水素、ハロゲン、ニトロ、−NH、−NHR13、−N(R13、−OR12、アルキル又はフルオロアルキルであり、
及びRはそれぞれ、同じか異なり、独立に、水素又はアルキルであり、或いはR及びRは、それらが結合している炭素原子と一緒になって、カルボシクリル又はヘテロシクリルを形成しており、或いはR及びRは一緒になって、イミノを形成しており、
は、水素、アルキル、カルボシクリル、ヘテロシクリル、−C(=O)R13、−SO13、−CO13、−CONH、−CON(R13又は−CON(H)R13であり、
10は水素又はアルキルであり、或いはR及びR10は、それらが結合している窒素原子と一緒になって、N−ヘテロシクリルを形成しており、
11は、アルキル、アルケニル、アリール、カルボシクリル、ヘテロアリール又はヘテロシクリルであり、
各R12は水素又はアルキルから独立に選択され、
各R13は、アルキル、カルボシクリル、ヘテロシクリル、アリール又はヘテロアリールから独立に選択される]。
【請求項68】
、R、R、R、R及びRが水素であり、
11がアリール又はカルボシクリルである、
請求項67に記載の化合物。
【請求項69】
単離されたE又はZ幾何異性体又はE及びZ幾何異性体の混合物としての、互変異性体又は互変異性体の混合物としての、立体異性体としての、或いはその薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、N−オキシド又はプロドラッグとしての、Zが−C(R14)(R15)−C(R16)(R17)−C(R21)(R22)−であり、式(K)の構造を有する、請求項1に記載の化合物
【化10】


[式中、
及びRはそれぞれ、同じか異なり、独立に、水素又はアルキルであり、
、R、R及びRはそれぞれ、同じか異なり、独立に、水素、ハロゲン、ニトロ、−NH、−NHR13、−N(R13、−OR12、アルキル又はフルオロアルキルであり、
及びRはそれぞれ、同じか異なり、独立に、水素又はアルキルであり、或いはR及びRは、それらが結合している炭素原子と一緒になって、カルボシクリル又はヘテロシクリルを形成しており、或いはR及びRは一緒になって、イミノを形成しており、
は、水素、アルキル、カルボシクリル、ヘテロシクリル、−C(=O)R13、−SO13、−CO13、−CONH、−CON(R13又は−CON(H)R13であり、
10は水素又はアルキルであり、或いはR及びR10は、それらが結合している窒素原子と一緒になって、N−ヘテロシクリルを形成しており、
11は、アルキル、アルケニル、アリール、カルボシクリル、ヘテロアリール又はヘテロシクリルであり、
各R12は水素又はアルキルから独立に選択され、
各R13は、アルキル、カルボシクリル、ヘテロシクリル、アリール又はヘテロアリールから独立に選択され、
14及びR15はそれぞれ、同じか異なり、独立に、水素、ハロゲン、アルキル、フルオロアルキル、−OR12、−NR1819、カルボシクリル又はヘテロシクリルであり、或いはR14及びR15は一緒になって、オキソ、イミノ、オキシモ又はヒドラジノを形成しており、
16及びR17はそれぞれ、同じか異なり、独立に、水素、ハロゲン、アルキル、フルオロアルキル、−OR12、−NR1819、カルボシクリル又はヘテロシクリルであり、或いはR16及びR17は一緒になって、オキソを形成しており、
各R18及びR19は、水素、アルキル、カルボシクリル又は−C(=O)R13、−SO13、−CO13、−CONH、−CON(R13又は−CON(H)R13から独立に選択され、或いはR18及びR19は、それらが結合している窒素原子と一緒になって、N−ヘテロシクリルを形成しており、
21及びR22はそれぞれ、同じか異なり、独立に、水素、ハロゲン、アルキル、フルオロアルキル、−OR12、−NR1819、カルボシクリル又はヘテロシクリルである]。
【請求項70】
、R、R、R、R及びRが水素であり、
11がアリール又はカルボシクリルであり、
14及びR15がそれぞれ、同じか異なり、独立に、水素、ハロゲン、アルキル、フルオロアルキル又は−OR12であり、
16、R17、R21及びR22が、それぞれ独立に、水素又はアルキルである、
請求項69に記載の化合物。
【請求項71】
(E)−3−(3−(2,6−ジメチルスチリル)フェニル)プロパン−1−アミン;
(Z)−3−(3−(2,6−ジメチルスチリル)フェニル)プロパン−1−アミン;
(E)−3−(3−(2−メチルスチリル)フェニル)プロパン−1−アミン;
(Z)−3−(3−(2−メチルスチリル)フェニル)プロパン−1−アミン;
(E)−3−(3−(2,6−ジメチルスチリル)−2−メチルフェニル)プロパン−1−アミン;
(Z)−3−(3−(2,6−ジメチルスチリル)−2−メチルフェニル)プロパン−1−アミン;
(E/Z)−3−(3−(2−エチル−6−メチルスチリル)フェニル)プロパン−1−アミン;
(E/Z)−3−(3−(2,5−ジメチルスチリル)フェニル)プロパン−1−アミン;
(E/Z)−3−(3−(2,4−ジメチルスチリル)フェニル)プロパン−1−アミン;
(E)−3−(3−(2,4,6−トリメチルスチリル)フェニル)プロパン−1−アミン;
(E/Z)−3−(3−(2−エチルスチリル)フェニル)プロパン−1−アミン;
(E/Z)−3−(3−(2−エチニルスチリル)フェニル)プロパン−1−アミン;
(E/Z)−3−(3−(3,4−ジメチルスチリル)フェニル)プロパン−1−アミン;
(E/Z)−3−(3−(2−イソプロピルスチリル)フェニル)プロパン−1−アミン;
(E/Z)−4−(3−(3,5−ジメチルスチリル)フェニル)プロパン−1−アミン;
(E/Z)−4−(3−(2−メトキシスチリル)フェニル)プロパン−1−アミン;
(E)−3−(3−(2,6−ジクロロスチリル)フェニル)プロパン−1−アミン;
(E/Z)−3−(3−(2,3−ジメチルスチリル)フェニル)プロパン−1−アミン;
(E)−3−(3−(2,6−ジメチルスチリル)−4−フルオロフェニル)プロパン−1−アミン;
(E/Z)−3−(3−(2−(トリフルオロメチル)スチリル)フェニル)プロパン−1−アミン;
(E)−3−(3−(2,6−ジメトキシスチリル)フェニル)プロパン−1−アミン;
(E)−3−(3−(2,6−ビス(トリフルオロメチル)スチリル)フェニル)プロパン−1−アミン;
(E)−3−アミノ−1−(3−(2,6−ジクロロスチリル)フェニル)プロパン−1−オール;
(E)−3−アミノ−1−(3−(2−クロロ−6−メチルスチリル)フェニル)プロパン−1−オール;
(E)−2−(3−(3−アミノプロピル)スチリル)フェノール;
(E)−3−(5−(2,6−ジクロロスチリル)−2−メトキシフェニル)プロパン−1−アミン;
(R,E)−1−アミノ−3−(3−(2,6−ジクロロスチリル)フェニル)プロパン−2−オール;
(S,E)−1−アミノ−3−(3−(2,6−ジクロロスチリル)フェニル)プロパン−2−オール;
(E/Z)−(3−(3−(2,6−ジエトキシスチリル)フェニル)プロパン−1−アミン;
(E)−3−(3−(2−エトキシスチリル)フェニル)プロパン−1−アミン;
(E/Z)−3−(3−(2−イソプロポキシスチリル)フェニル)プロパン−1−アミン;
(E)−3−アミノ−1−(3−(2,6−ジクロロスチリル)フェニル)プロパン−1−オン;
(E)−1−アミノ−3−(3−(2,6−ジクロロスチリル)フェニル)プロパン−2−オン;
(R,E)−3−アミノ−1−(3−(2,6−ジクロロスチリル)フェニル)プロパン−1−オール;
(S,E)−3−アミノ−1−(3−(2,6−ジクロロスチリル)フェニル)プロパン−1−オール;
(S,E)−3−(3−(2,6−ジクロロスチリル)フェニル)−2−フルオロプロパン−1−アミン;
(E)−3−(3−(2,6−ジクロロスチリル)フェニル)−2,2−ジフルオロプロパン−1−アミン;
(Z)−3−(3−(2−(2−メトキシエトキシ)スチリル)フェニル)−プロパン−1−アミン;
(E)−3−(3−(3−メトキシスチリル)フェニル)プロパン−1−アミン;
(Z)−3−(3−(4−クロロスチリル)フェニル)プロパン−1−アミン;
(E)−3−(3−(2−(ビフェニル−2−イル)ビニル)フェニル)プロパン−1−アミン;
(E)−3−(3−(3−クロロスチリル)フェニル)プロパン−1−アミン;
(E)−3−(3−(2−ブトキシスチリル)フェニル)プロパン−1−アミン;
(E)−3−(3−(4−メトキシスチリル)フェニル)プロパン−1−アミン;
(Z)−3−(3−(2−プロポキシスチリル)フェニル)プロパン−1−アミン;
(E)−3−(5−(2−クロロ−6−(メチルチオ)スチリル)−2−メトキシフェニル)プロパン−1−アミン;
(E)−3−(3−(2−(1−メトキシナフタレン−2−イル)ビニル)フェニル)プロパン−1−アミン;
(Z)−3−(3−(2−(ナフタレン−1−イル)ビニル)フェニル)プロパン−1−アミン;
(Z)−3−(3−(2−(3−メトキシナフタレン−2−イル)ビニル)フェニル)プロパン−1−アミン;
(E/Z)−3−(3−(2−(2−メトキシナフタレン−1−イル)ビニル)フェニル)プロパン−1−アミン;
(E)−2−アミノ−N−(3−(2,6−ジメチルスチリル)フェニル)アセトアミド;
(E)−2−(3−(2,6−ジメチルスチリル)フェニルチオ)エタンアミン;
(E)−2−(3−(2,6−ジメチルスチリル)フェニルスルフィニル)エタンアミン;
(E)−2−(3−(2,6−ジメチルスチリル)フェニルスルホニル)エタンアミン;
(E)−3−(3−(2,6−ジメチルスチリル)フェニル)プロプ−2−エン−1−アミン;
(E)−4−(3−(3−(2,6−ジメチルスチリル)フェニル)プロピル)モルホリン;
(Z)−4−(3−(3−(2,6−ジメチルスチリル)フェニル)プロピル)モルホリン;
(E)−1−(3−(3−(2,6−ジメチルスチリル)フェニル)プロピル)ピロリジン;
(Z)−1−(3−(3−(2,6−ジメチルスチリル)フェニル)プロピル)ピロリジン;
(E)−1−(3−(3−(2,6−ジメチルスチリル)フェニル)プロピル)ピペリジン;
(Z)−1−(3−(3−(2,6−ジメチルスチリル)フェニル)プロピル)ピペリジン;
(E)−3−(3−(2,6−ジメチルスチリル)フェニル)−N−メチルプロパン−1−アミン;
(Z)−3−(3−(2,6−ジメチルスチリル)フェニル)−N−メチルプロパン−1−アミン;
(E)−3−(3−(2,6−ジメチルスチリル)フェニル)−N,N−ジメチルプロパン−1−アミン;
(Z)−3−(3−(2,6−ジメチルスチリル)フェニル)−N,N−ジメチルプロパン−1−アミン;
(E/Z)−N−(3−(3−(2,6−ジメチルスチリル)フェニル)プロピル)アセトアミド;
(E)−1−(3−(3−アミノプロピル)スチリル)シクロヘキサノール;
(E)−1−(3−(3−アミノプロピル)スチリル)シクロペンタノール;
(E)−1−(3−(3−アミノプロピル)スチリル)シクロヘプタノール;
(E)−3−(3−(2−シクロヘキシルビニル)フェニル)プロパン−1−アミン;
(E)−3−(3−(2−シクロペンチルビニル)フェニル)プロパン−1−アミン;
(E)−3−(3−(2−シクロヘプチルビニル)フェニル)プロパン−1−アミン;
(E)−3−(3−(2−(2,6,6−トリメチルシクロヘキス−1−エニル)ビニル)フェニル)プロパン−1−アミン;
(E)−3−アミノ−1−(3−(2−(2,6,6−トリメチルシクロヘキス−1−エニル)ビニル)フェニル)プロパン−1−オール;
(S,E)−3−アミノ−1−(3−(2−(2,6,6−トリメチルシクロヘキス−1−エニル)ビニル)フェニル)プロパン−1−オール;
(R,E)−3−アミノ−1−(3−(2−(2,6,6−トリメチルシクロヘキス−1−エニル)ビニル)フェニル)プロパン−1−オール;
(E)−2−メチル−3−(3−(2−(2,6,6−トリメチルシクロヘキス−1−エニル)ビニル)フェニル)プロパン−1−アミン;
(E)−3−(3−(2−(2,6,6−トリメチルシクロヘキス−1−エニル)ビニル)フェニル)ブタン−1−アミン;
(E)−3−(2−メチル−5−(2−(2,6,6−トリメチルシクロヘキス−1−エニル)ビニル)フェニル)プロパン−1−アミン;
(E/Z)−4−アミノ−2−(3−(2−(2,6,6−トリメチルシクロヘキス−1−エニル)ビニル)フェニル)ブタン−2−オール;
(E)−3−フルオロ−3−(3−(2−(2,6,6−トリメチルシクロヘキス−1−エニル)ビニル)フェニル)プロパン−1−アミン;
(E)−4−アミノ−1,1,1−トリフルオロ−2−(3−(2−(2,6,6−トリメチルシクロヘキス−1−エニル)ビニル)フェニル)ブタン−2−オール;
(E)−3−アミノ−2,2−ジメチル−1−(3−(2−(2,6,6−トリメチルシクロヘキス−1−エニル)ビニル)フェニル)プロパン−1−オール;
(E)−3−アミノ−2−メチル−1−(3−(2−(2,6,6−トリメチルシクロヘキス−1−エニル)ビニル)フェニル)プロパン−1−オール;
(E)−1−(3−(2−(2,6,6−トリメチルシクロヘキス−1−エニル)ビニル)フェニル)プロパン−1,3−ジアミン;
(E)−4,4,4−トリフルオロ−3−(3−(2−(2,6,6−トリメチルシクロヘキス−1−エニル)ビニル)フェニル)ブタン−1−アミン;
(E)−3−メトキシ−3−(3−(2−(2,6,6−トリメチルシクロヘキス−1−エニル)ビニル)フェニル)プロパン−1−アミン;
(E)−4−(3−(2−(2,6,6−トリメチルシクロヘキス−1−エニル)ビニル)フェニル)ブタン−2−アミン;
(E)−1−アミノ−3−(3−(2−(2,6,6−トリメチルシクロヘキス−1−エニル)ビニル)フェニル)プロパン−2−オール;
(E)−2−(3−(3−(2−(2,6,6−トリメチルシクロヘキス−1−エニル)ビニル)フェニル)プロピルアミノ)エタノール;
(E)−3−メトキシ−N−メチル−3−(3−(2−(2,6,6−トリメチルシクロヘキス−1−エニル)ビニル)フェニル)プロパン−1−アミン;
(E)−3−アミノ−1−(3−(2−(2,6,6−トリメチルシクロヘキス−1−エニル)ビニル)フェニル)プロパン−1−オン;
(E)−3−アミノ−2,2−ジメチル−1−(3−(2−(2,6,6−トリメチルシクロヘキス−1−エニル)ビニル)フェニル)プロパン−1−オン;
(E)−3−アミノ−2−メチル−1−(3−(2−(2,6,6−トリメチルシクロヘキス−1−エニル)ビニル)フェニル)プロパン−1−オン;
(E)−3−アミノ−2−フルオロ−1−(3−(2−(2,6,6−トリメチルシクロヘキス−1−エニル)ビニル)フェニル)プロパン−1−オン;
(E)−2−(3−(2−(2,6,6−トリメチルシクロヘキス−1−エニル)ビニル)フェノキシ)エタンアミン;
(E)−2−アミノ−N−(3−(2−(2,6,6−トリメチルシクロヘキス−1−エニル)ビニル)フェニル)アセトアミド;
(E)−3−(3−(2−(2,6,6−トリメチルシクロヘキス−1−エニル)ビニル)フェニル)プロプ−2−イン−1−アミン;
(E)−2−フルオロ−3−(3−((E)−2−(2,6,6−トリメチルシクロヘキス−1−エニル)ビニル)フェニル)プロプ−2−エン−1−アミン;
(E)−3−(3−(2−(2,6,6−トリメチルシクロヘキス−1−エニル)ビニル)フェニル)プロプ−2−イン−1−アミン;
(E)−2−フルオロ−3−(3−((E)−2−(2,6,6−トリメチルシクロヘキス−1−エニル)ビニル)フェニル)プロプ−2−エン−1−アミン;
(E)−3−(3−(ペント−1−エニル)フェニル)プロパン−1−アミン;
(E)−3−(3−(ヘプト−1−エニル)フェニル)プロパン−1−アミン;
(E)−3−(3−(ノン−4−エン−5−イル)フェニル)プロパン−1−アミン;
(E)−4−(3−(3−アミノプロピル)フェニル)−2−メチルブト−3−エン−2−オール;
(E)−4−(3−(3−アミノプロピル)スチリル)ヘプタン−4−オール;
(E)−1−(3−(3−アミノプロピル)フェニル)ヘキス−1−エン−3−オール;
(E)−4−(3−(2−アミノエトキシ)スチリル)ヘプタン−4−オール;
(E)−1−(3−(3−アミノプロピル)フェニル)−3−エチルペント−1−エン−3−オール;
(E)−3−(3−(3−アミノプロピル)フェニル)プロプ−2−エン−1−オール;
(E)−3−(3−(3−メトキシプロプ−1−エニル)フェニル)プロパン−1−アミン;
(E)−(3−(2−(2,6,6−トリメチルシクロヘキス−1−エニル)ビニル)フェニル)メタンアミン;
(E)−1−(3−(2,6−ジメチルスチリル)フェニル)−N,N−ジメチルメタンアミン;
(E)−4−(3−(2,6−ジメチルスチリル)フェニル)ブタン−1−アミン;
(E)−2−(3−(2,6−ジメチルスチリル)フェニル)エタンアミン;
(E)−2−(3−(2,6−ジメチルスチリル)ベンジルアミノ)エタノール;
(E)−3−(3−(2,6−ジメチルスチリル)フェニル)−3−ヒドロキシプロパンイミドアミド;
(E)−3−ヒドロキシ−3−(3−(2−(2,6,6−トリメチルシクロヘキス−1−エニル)ビニル)フェニル)プロパンイミドアミド;
(Z)−3−アミノ−1−(3−(2,6−ジメチルスチリル)フェニル)プロパン−1−オンオキシム;
(Z)−3−アミノ−1−(3−((E)−2−(2,6,6−トリメチルシクロヘキス−1−エニル)ビニル)フェニル)プロパン−1−オンオキシム;
(Z)−3−(3−(2,6−ジメチルスチリル)フェニル)−3−ヒドラゾノプロパン−1−アミン;
(Z)−3−ヒドラゾノ−3−(3−((E)−2−(2,6,6−トリメチルシクロヘキス−1−エニル)ビニル)フェニル)プロパン−1−アミン;
(E)−2−(3−(2,6−ジメチルスチリル)フェニル)エタンアミン;
(E)−2−(3−(2−(2,6,6−トリメチルシクロヘキス−1−エニル)ビニル)フェニル)エタンアミン;
(E)−2−アミノ−1−(3−(2,6−ジメチルスチリル)フェニル)エタノール;
(E)−2−アミノ−1−(3−(2−(2,6,6−トリメチルシクロヘキス−1−エニル)ビニル)フェニル)エタノール;
(E)−1−(3−(3−アミノプロピル)フェニル)−3−メチルヘキス−1−エン−3−オール;及び
(E)−1−(3−(3−アミノプロピル)フェニル)−3−エチルヘキス−1−エン−3−オール
から選択される化合物。
【請求項72】
薬学的に許容される担体及び請求項1から71までのいずれか一項に記載の化合物を含む医薬組成物。
【請求項73】
RPE65及びLRATを発現する細胞の抽出物であり、CRALBPをさらに含む抽出物を用いてin vitroでアッセイした場合、約1uM、100nM、10nM又はそれより低いIC50で11−シス−レチノール生成を阻害する化合物であって、溶液中で少なくとも約1週間、室温で安定である化合物。
【請求項74】
11−シス−レチノールを生成するイソメラーゼ反応であり、RPE中で起こるイソメラーゼ反応を阻害する非レチノイド化合物であって、対象に投与した場合、1mg/kg以下のED50値を有する化合物。
【請求項75】
ED50値が、単回用量の化合物を前記対象に約2時間以上投与した後に測定される、請求項74に記載の非レチノイド化合物。
【請求項76】
スチレニル化合物である、請求項1から71まで及び73又は74のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項75】
非レチノイド化合物である、請求項1から71まで及び73又は74のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項76】
薬学的に許容される担体及び請求項73又は74に記載の化合物を含む医薬組成物。
【請求項77】
請求項1から71まで及び73又は74のいずれか一項に記載の化合物を対象に導入することを含む、レチノイドサイクルにおける発色団フラックスを調節する方法。
【請求項78】
請求項72又は76に記載の医薬組成物を対象に投与することを含む、対象における眼の疾患又は障害を治療する方法。
【請求項79】
眼の疾患又は障害が、加齢黄斑変性又はシュタルガルト黄斑ジストロフィーである、請求項78に記載の方法。
【請求項80】
眼の疾患又は障害が、網膜剥離、出血性網膜症、色素性網膜炎、錐体桿体ジストロフィー、ソーズビー眼底ジストロフィー、視神経症、炎症性網膜疾患、糖尿病性網膜症、糖尿病性黄斑症、網膜血管閉塞、未熟児網膜症、又は虚血再潅流関連網膜損傷、増殖性硝子網膜症、網膜ジストロフィー、遺伝性視神経症、ソーズビー眼底ジストロフィー、ブドウ膜炎、網膜損傷、アルツハイマー病に伴う網膜障害、多発性硬化症に伴う網膜障害、パーキンソン病に伴う網膜障害、ウイルス感染に伴う網膜障害、光露出過剰に関連する網膜障害、近視、及びAIDSに伴う網膜障害から選択される、請求項78に記載の方法。
【請求項81】
対象の眼に蓄積したリポフスチン色素を低減する、請求項77又は78に記載の方法。
【請求項82】
リポフスチン色素がN−レチニリデン−N−レチニル−エタノールアミン(A2E)である、請求項81に記載の方法。
【請求項83】
網膜を請求項1から71までのいずれか一項に記載の化合物と接触させることを含む、網膜の桿体視細胞の暗順応を阻害する方法。
【請求項84】
網膜を請求項1から71まで及び73又は74のいずれか一項に記載の化合物と接触させることを含む、網膜の桿体視細胞のロドプシンの再生を阻害する方法。
【請求項85】
請求項72又は請求項76に記載の医薬組成物を対象に投与することを含む、対象の眼の虚血を低減する方法。
【請求項86】
桿体視細胞の暗順応を阻害するのに十分な条件下及び時間で医薬組成物を投与して、眼の虚血を低減する、請求項85に記載の方法。
【請求項87】
請求項72又は請求項76に記載の医薬組成物を対象に投与することを含む、対象の眼の網膜における血管新生を阻害する方法。
【請求項88】
桿体視細胞の暗順応を阻害するのに十分な条件下及び時間で医薬組成物を投与して、網膜における血管新生を阻害する、請求項87に記載の方法。
【請求項89】
網膜を請求項1、73及び74のいずれか一項に記載の化合物と接触させることを含む、網膜における網膜細胞の変性を阻害する方法。
【請求項90】
網膜細胞が網膜神経細胞である、請求項89に記載の方法。
【請求項91】
網膜神経細胞が光受容体細胞である、請求項90に記載の方法。

【図1】
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【図2】
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【公表番号】特表2010−524975(P2010−524975A)
【公表日】平成22年7月22日(2010.7.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−504313(P2010−504313)
【出願日】平成20年4月21日(2008.4.21)
【国際出願番号】PCT/US2008/061073
【国際公開番号】WO2008/131368
【国際公開日】平成20年10月30日(2008.10.30)
【出願人】(509288873)アキュセラ インコーポレイテッド (6)
【Fターム(参考)】