説明

PPARモジュレーターとしての化合物および組成物

本発明は、化合物、このような化合物を含む医薬組成物、およびペルオキシソーム増殖因子活性化受容体(PPAR)ファミリーの活性、特にPPARの活性と関連する疾患または障害の処置または予防のためのこのような化合物の使用法を提供する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式I:
【化1】

〔式中、
pは0ないし3から選択される整数であり;
は−XOX−、−XS(O)0−2X−および−XS(O)0−2XO−から選択され;ここで、Xは結合およびC1−4アルキレンから独立して選択され;ここで、Lの任意のアルキレンは所望によりハロ、C1−6アルキル、C1−6アルコキシ、ハロ−置換−C1−6アルキルおよびハロ−置換−C1−6アルコキシから選択される1個から3個のラジカルで置換されていてよく;
13はハロ、C1−6アルキル、C1−6アルコキシ、ヒドロキシ−C1−6アルキル、ハロ−置換−C1−6アルキル、ハロ−置換−C1−6アルコキシ、C6−10アリール、C5−10ヘテロアリール、C3−12シクロアルキルおよびC3−8ヘテロシクロアルキルから選択され;ここで、R13の任意のアリール、ヘテロアリール、シクロアルキルおよびヘテロシクロアルキルは所望によりハロ、ニトロ、シアノ、C1−6アルキル、C1−6アルコキシ、ヒドロキシ−C1−6アルキル、ハロ−置換−C1−6アルキルおよびハロ−置換−C1−6アルコキシから選択される1個から3個のラジカルで置換されていてよく;
14は−XOXC(O)OR17および−XC(O)OR17から選択され;ここで、Xは結合またはC1−4アルキレンであり;そしてR17は水素およびC1−6アルキルから選択され;
15およびR16は−R18および−YR18から独立して選択され;ここで、YはC1−6アルキレン、C2−6アルケニレン、C2−6アルキニレン、−C(O)OR17−および−OX−から選択され;Xは結合またはC1−4アルキレンであり;R17は水素およびC1−6アルキルから選択され;そしてR18はC3−12シクロアルキル、C3−8ヘテロシクロアルキル、C6−10アリールおよびC5−13ヘテロアリールから選択され;または、R15およびR16は、R15およびR16が互いに結合して、縮合二環または三環C5−14ヘテロアリールを形成する。ここで、R18またはR15およびR16の組み合わせの任意のアリール、ヘテロアリール、シクロアルキルおよびヘテロシクロアルキルは所望によりハロ、ニトロ、シアノ、C1−6アルキル、C1−6アルコキシ、C1−6アルキルチオ、ヒドロキシ−C1−6アルキル、ハロ−置換−C1−6アルキル、ハロ−置換−C1−6アルコキシ、C3−12シクロアルキル、C3−8ヘテロシクロアルキル、C6−10アリール、C5−13ヘテロアリール、−XS(O)0−2XR17、−XS(O)0−2XR19、−XNR1717、−XNR17S(O)0−217、−XNR17C(O)R17、−XC(O)NR1717、−XNR17C(O)R19、−XC(O)NR1719、−XC(O)R19、−XNR17XR19および−XOXR19から独立して選択される1個から3個のラジカルで置換されていてよく;ここで、任意のアリール、ヘテロアリール、シクロアルキルまたはヘテロシクロアルキル置換基は、さらに所望によりハロ、ニトロ、シアノ、C1−6アルキル、C1−6アルコキシ、C1−6アルキルチオ、ヒドロキシ−C1−6アルキル、ハロ−置換−C1−6アルキルおよびハロ−置換−C1−6アルコキシから選択される1個から3個のラジカルで置換されていてよく;ここで、Xは結合またはC1−4アルキレンであり;R17は水素およびC1−6アルキルから選択され;そしてR19はC3−12シクロアルキル、C3−8ヘテロシクロアルキル、C6−10アリールおよびC5−10ヘテロアリールから選択され;ここで、R19の任意のアリール、ヘテロアリール、シクロアルキルまたはヘテロシクロアルキルは所望によりハロ、ニトロ、シアノ、C1−6アルキル、C1−6アルコキシ、ハロ−置換−C1−6アルキルおよびハロ−置換−C1−6アルコキシから選択される1個から3個のラジカルで置換されていてよい。〕
の化合物ならびにその薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、異性体およびプロドラッグ。
【請求項2】
pが0ないし3から選択される整数であり;
が−XOX−、−XS(O)0−2X−および−XS(O)0−2XO−から選択され;ここで、Xが結合およびC1−4アルキレンから独立して選択され;ここでLのアルキレンが所望によりハロ、C1−6アルキル、C1−6アルコキシ、ハロ−置換−C1−6アルキルおよびハロ−置換−C1−6アルコキシから選択される1個から3個のラジカルで置換されていてよく;
13がC1−6アルキル、C1−6アルコキシおよびハロゲンであり;そして
14が−XOXC(O)OR17および−XC(O)OR17から選択され;ここで、Xが結合またはC1−4アルキレンであり;そしてR17が水素およびC1−6アルキルから選択され;
15およびR16が−R18および−YR18から独立して選択され;ここで、YがC1−6アルキレン、C2−6アルケニレン、−C(O)NR17−および−OX−から選択され;Xが結合またはC1−4アルキレンであり;R17が水素およびC1−6アルキルから選択され;そしてR18がC6−10アリール、C3−12シクロアルキルおよびC5−13ヘテロアリールから選択され;または、R15およびR16は、R15およびR16が互いに結合して、縮合二環または三環C5−14ヘテロアリールを形成し;
ここで、R18またはR15およびR16の組み合わせの任意のアリール、ヘテロアリールおよびシクロアルキルは所望によりハロ、ニトロ、シアノ、C1−6アルキル、C1−6アルコキシ、C1−6アルキルチオ、ヒドロキシ−C1−6アルキル、ハロ−置換−C1−6アルキル、ハロ−置換−C1−6アルコキシ、C3−12シクロアルキル、C3−8ヘテロシクロアルキル、所望によりC1−6アルコキシで置換されたC6−10アリール、C5−13ヘテロアリール、−XS(O)0−2XR17、−XS(O)0−2XR19、−XNR1717、−XNR17S(O)0−217、−XNR17C(O)R17、−XC(O)NR1717、−XNR17C(O)R19、−XC(O)NR1719、−XC(O)R19、−XNR17XR19および−XOXR19から独立して選択される1個から3個のラジカルで置換されていてよく;ここでXが結合またはC1−4アルキレンであり;R17が水素およびC1−6アルキルから選択され;そしてR19がC6−10アリール、C5−10ヘテロアリール、C3−8ヘテロシクロアルキルおよびC3−12シクロアルキルから選択され;ここで、R19の任意のアリール、ヘテロアリール、シクロアルキルおよびヘテロシクロアルキルは所望によりハロ、ニトロ、シアノ、C1−6アルキル、C1−6アルコキシ、ハロ−置換−C1−6アルキルおよびハロ−置換−C1−6アルコキシから独立して選択される1個から3個のラジカルで置換されていてよい、
請求項1記載の化合物。
【請求項3】
式Ia:
【化2】

〔式中、
は−S(O)0−2(CH)1−4O−、−O(CH)1−4S(O)0−2−、−CHS(O)0−2−、−S(O)0−2CH−、−S(O)0−2−、−CHO−および−OCH−から選択され;
13はC1−6アルキル、C1−6アルコキシおよびハロから選択され;
14は−OCHC(O)OHおよび−CHC(O)OHから選択され;
15およびR16は−R18および−YR18から独立して選択され;ここで、YはC1−6アルキレン、C2−6アルケニレン、−C(O)NH−および−O(CH)1−3−から選択され;そしてR18はフェニル、ビフェニル、シクロヘキシル、ナフチル、ベンゾ[1,3]ジオキソール−5−イル、ベンゾ[b]フラニル、ピリジニル、ピリミジニル、ジベンゾ−フラン−2−イル、フラニル、ベンゾ[b]チオフェン、チオフェニル、フェノキサチイン−4−イル、ベンゾオキサゾリル、3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[1,4]オキサジン−6−イル、2−オキソ−2,3−ジヒドロ−ベンゾオキサゾール−6−イル、2,3−ジヒドロ−ベンゾ[1,4]ジオキシン−6−イル、ベンゾオキサゾリル、3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]ジオキセピン−7−イルおよびキノリニルから選択されるか;または、R15およびR16は、R15およびR16の原子が一緒になって、4,5−ジヒドロ−ナフサ[1,2−d]チアゾル−2−イル、4H−クロメノ[4,3−d]チアゾル−2−イル、5,6−ジヒドロ−4H−3−チア−1−アザ−ベンゾ[e]アズレン−2−イル、ベンズチアゾリル、ベンゾオキサゾリルまたは1−オキサ−3−アザ−シクロペンタ[a]ナフタレン−2−イルを形成し;
ここで、R15、R16またはR15およびR16の組み合わせの任意のアリール、ヘテロアリール、シクロアルキルおよびヘテロシクロアルキルは所望により、所望によりメトキシで置換されていてよいハロ、シアノ、ニトロ、メチル、イソプロピル、イソプロピル-スルファニル、イソプロピルオキシ、ヒドロキシ−メチル、メチル-スルファニル、メトキシ、エトキシ、ペンタフルオロエトキシ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、トリフルオロメチル-スルホニル、モルホリノ、フェノキシ、ベンズオキシ、エチル−スルホニル、ジメチルアミノ、メチル−スルホニル−アミノ、エチル−スルホニル、プロピル、ビニル、プロピルオキシ、sec−ブトキシ、トリフルオロメチル−スルファニル、ジメチル−アミノ−カルボニル、ジエチル−アミノ−カルボニル、メチル−カルボニル−アミノ、メチル-カルボニル、シクロペンチル−オキシ、イソプロピル−メチルアミノ−カルボニル、シクロプロピル−アミノ−カルボニル、シクロヘキシル、モルホリノ、ピペリジニル、インドリル、ピロリジニル、ピロリジニル−カルボニル、2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−5−イルピペリジニル−カルボニル、モルホリノ−カルボニル、イソプロピル−メチル−アミノ、イソプロピル−メチル−アミノ−カルボニル、ジエチル−アミノ、およびフェニルから独立して選択される1個から3個のラジカルで置換されている。〕
の化合物である、請求項1記載の化合物。
【請求項4】
式Ib:
【化3】

〔式中:
p1およびp2は0、1および2から独立に選択され;
YはNおよびCHから選択され;
13はC1−6アルキル、C1−6アルコキシおよびハロから選択され;
20はトリフルオロメチルおよびトリフルオロメトキシから選択され;そして
21はイソプロピルオキシおよびメトキシから選択される。〕
の化合物である、請求項3記載の化合物。
【請求項5】
{4−[4−(4−イソプロポキシ−フェニル)−5−(4−トリフルオロメトキシ−フェニル)−チアゾル−2−イルメトキシ]−2−メチル−フェノキシ}−酢酸;{4−[4−(4−イソプロポキシ−フェニル)−5−(4−トリフルオロメチル−フェニル)−チアゾル−2−イルメトキシ]−2−メチル−フェノキシ}−酢酸;および{4−[4−(6−メトキシ−ピリジン−3−イル)−5−(4−トリフルオロメトキシ−フェニル)−チアゾル−2−イルメトキシ]−2−メチル−フェノキシ}−酢酸から選択される請求項4記載の化合物。
【請求項6】
動物におけるPPARδ活性の調節が、疾患の病状および/または症状を予防、阻止または改善できる疾患または障害の処置法であって、該動物に治療的有効量の請求項1記載の化合物を投与することを含む、方法。
【請求項7】
疾患または障害が、異脂肪血症、高脂血症、高コレステロール血症、アテローム性動脈硬化症、アテローム発生、高トリグリセリド血症、心不全、心筋梗塞、血管疾患、心臓血管疾患、高血圧、肥満、カヘキシー、炎症、関節炎、癌、摂食障害、拒食症、過食症、アルツハイマー病、皮膚障害、呼吸器疾患、眼障害、過敏性腸疾患、潰瘍性大腸炎、クローン病、1型糖尿病、2型糖尿病およびシンドロームXから選択される、請求項6記載の方法。
【請求項8】
疾患または障害がHIV消耗性症候群、長期の重病、減少した筋肉量および/または筋肉強度、減少した除脂肪体重、高齢者における筋肉強度および機能の維持、減少した筋肉持久力および筋肉機能、および高齢者における脆弱さから選択される、請求項6記載の方法。
【請求項9】
動物におけるPPARδ活性が疾患の病状および/または症状に関与する疾患の処置用医薬の製造における、請求項1から5のいずれかに記載の化合物の使用。
【請求項10】
治療的有効量の請求項1から5のいずれかに記載の化合物を、1種以上の薬学的に許容される賦形剤と共に含む、医薬組成物。
【請求項11】
1)請求項1から5のいずれかに記載の化合物またはその薬学的に許容される塩;および2)下記から選択される少なくとも1個の活性成分:
a)インスリン、インスリン誘導体および摸倣体;スルホニルウレア、例えば、グリピジド、グリブリドおよびアマリールのようなインスリン分泌促進剤;メグリチニド、例えば、ナテグリニドおよびレパグリニドのようなインスリン分泌性スルホニルウレア受容体リガンド;PTP−112のようなタンパク質チロシンホスファターゼ−1B(PTP−1B)阻害剤のようなインスリン増感剤;SB−517955、SB−4195052、SB−216763、NN−57−05441およびNN−57−05445のようなGSK3(グリコーゲンシンターゼキナーゼ−3)阻害剤;GW−0791およびAGN−194204のようなRXRリガンド;T−1095のようなナトリウム依存性グルコース共輸送体阻害剤;BAY R3401のようなグリコーゲンホスホリラーゼ阻害剤;メトホルミンのようなビグアナイド;アカルボースのようなアルファ−グルコシダーゼ阻害剤;GLP−1(グルカゴン様ペプチド−1)、Exendin−4のようなGLP−1類似体およびGLP−1摸倣体;DPP728、ビルダグリプチン、MK−0431、サクサグリプチン、GSK23AのようなジペプチヂジルペプチダーゼIV阻害剤;AGE破壊剤;ピオグリタゾン、ロシグリタゾン、または(R)−1−{4−[5−メチル−2−(4−トリフルオロメチル−フェニル)−オキサゾル−4−イルメトキシ]−ベンゼンスルホニル}−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−2−カルボン酸、非グリタゾン型PPARγアゴニスト、例えばGI−262570のようなチアゾリドン誘導体(グリタゾン)のような抗糖尿病剤;
b)ロバスタチン、ピタバスタチン、シンバスタチン、プラバスタチン、セリバスタチン、メバスタチン、ベロスタチン(velostatin)、フルバスタチン、ダルバスタチン(dalvastatin)、アトルバスタチン、ロスバスタチンおよびリバスタチン(rivastatin)のような3−ヒドロキシ−3−メチル−グルタリールコエンザイム(HMG−CoA)レダクターゼ阻害剤;スクアレンシンターゼ阻害剤;FXR(ファルネソイドX受容体)およびLXR(肝臓X受容体)リガンド;コレスチラミンミン;フィブラート;ニコチン酸およびアスピリンのような抗高脂血症剤;
c)フェンテルミン、レプチン、ブロモクリプチン、デキストロアンフェタミン(dexamphetamine)、アンフェタミン、フェンフルラミン、デクスフェンフルラミン、シブトラミンミン、オーリスタット、デクスフェンフルラミン、マジンドール、フェンテルミン、フェンジメトラジン、ジエチルプロピオン、フルオキセチン、ブプロピオン、トピラメート、ジエチルプロピオン、ベンズフェタミン、フェニルプロパノールアミンまたはエコピパム(ecopipam)、エフェドリン、シュードエフェドリンまたはカンナビノイド受容体アンタゴニストのような抗肥満剤または食欲制御剤;
d)エタクリン酸、フロセミドおよびトルセミドのようなループ利尿剤;チアジド誘導体、クロロチアジド(chlorithiazide)、ヒドロクロロチアジド、アミロライドのような利尿剤;ベナゼプリル、カプトプリル、エナラプリル、フォシノプリル、リシノプリル、モエキシプリル、ペリノドプリル(perinodopril)、キナプリル、ラミプリルおよびトランドラプリルのようなアンギオテンシン変換酵素(ACE)阻害剤;ジゴキシンのようなNa−K−ATPase膜ポンプ阻害剤;チオルファン、terteo−チオルファン、SQ29072のような中性エンドペプチダーゼ(NEP)阻害剤;SLV306のようなECE阻害剤;オマパトリラート、サムパトリラート(sampatrilat)およびファシドトリルのようなACE/NEP阻害剤;カンデサルタン、エプロサルタン、イルベサルタン、ロサルタン、テルミサルタンおよびバルサルタン、特にバルサルタンのようなアンギオテンシンIIアンタゴニスト;アリスキレン、テルラキレン(terlakiren)、ジテキレン(ditekiren)、RO−66−1132、RO−66−1168のようなレニン阻害剤;アセブトロール、アテノロール、ベタキソロール、ビソプロロール、メトプロロール、ナドロール、プロプラノロール、ソタロールおよびチモロールのようなβ−アドレナリン受容体ブロッカー;ジゴキシン、ドブタミンおよびミルリノンのような変力剤;アムロジピン、ベプリジル、ジルチアゼム、フェロジピン、ニカルジピン、ニモジピン、ニフェジピン、ニソルジピンおよびベラパミルのようなカルシウムチャネルブロッカー;アルドステロン受容体アンタゴニスト;およびアルドステロンシンターゼ阻害剤のような抗高血圧剤;
e)HDL増加性化合物;
f)Zetia(登録商標)およびKT6−971のようなコレステロール吸収モジュレーター;
g)Apo−A1類似体および摸倣体;
h)キシメラガトランのようなトロンビン阻害剤;
i)アナストロゾール(anastrazole)、ファドロゾール(fadrazole)、エプレレノンのようなアルドステロン阻害剤;
j)アスピリン、重硫酸クロピドグレルのような血小板凝集阻害剤;
k)エストロゲン、テストステロン、選択的エストロゲン受容体モジュレーター、選択的アンドロゲン受容体モジュレーター;
l)フェマラのようなアロマターゼ阻害剤、抗エストロゲン、トポイソメラーゼI阻害剤、トポイソメラーゼII阻害剤、微小管活性化剤、アルキル化剤、抗新生物代謝拮抗剤、プラチン化合物、PDGF受容体チロシンキナーゼ阻害剤、好ましくはイマチニブまたは4−メチル−N−[3−(4−メチル−イミダゾル−1−イル)−5−トリフルオロメチル−フェニル]−3−(4−ピリジン−3−イル−ピリミジン−2−イルアミノ)−ベンズアミドのようなタンパク質キナーゼ活性を低下させる化合物のような化学療法剤;および
m)テガセロド、マレイン酸水素テガセロド、シサプリド、シランセトロン(cilansetron)のような5−HT受容体と相互作用する薬剤および/または5−HT受容体と相互作用する薬剤;
または、いずれの場合もそれらの薬学的に許容される塩;および所望により薬学的に許容される担体を含む、医薬組合せ剤、とりわけ医薬組成物。
【請求項12】
異脂肪血症、高脂血症、高コレステロール血症、アテローム性動脈硬化症、高トリグリセリド血症、心不全、心筋梗塞、血管疾患、心臓血管疾患、高血圧、肥満、炎症、関節炎、癌、アルツハイマー病、皮膚障害、呼吸器疾患、眼障害、炎症性腸疾患、IBD(過敏性腸疾患)、潰瘍性大腸炎、クローン病、ならびに1型および2型糖尿病、糖代謝障害(IGM)、耐糖能障害(IGT)、空腹時血糖障害(IFG)、およびシンドロームXのような耐糖能障害、高血糖およびインスリン抵抗性が関与する状態の処置または予防のための、請求項10記載の医薬組成物または請求項11記載の組合せ剤。
【請求項13】
医薬として使用するための、請求項1から5のいずれかに記載の化合物、請求項10記載の医薬組成物または請求項11記載の組合せ剤。
【請求項14】
異脂肪血症、高脂血症、高コレステロール血症、アテローム性動脈硬化症、高トリグリセリド血症、心不全、心筋梗塞、血管疾患、心臓血管疾患、高血圧、肥満、炎症、関節炎、癌、アルツハイマー病、皮膚障害、呼吸器疾患、眼障害、炎症性腸疾患、IBD(過敏性腸疾患)、潰瘍性大腸炎、クローン病、ならびに1型および2型糖尿病、糖代謝障害(IGM)、耐糖能障害(IGT)、空腹時血糖障害(IFG)、およびシンドロームXのような耐糖能障害、高血糖およびインスリン抵抗性が関与する状態の処置または予防用医薬の製造のための、請求項1から5のいずれかに記載の化合物、請求項10記載の医薬組成物または請求項11記載の組合せ剤の使用。

【公表番号】特表2008−500355(P2008−500355A)
【公表日】平成20年1月10日(2008.1.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−515255(P2007−515255)
【出願日】平成17年5月24日(2005.5.24)
【国際出願番号】PCT/US2005/018167
【国際公開番号】WO2005/116000
【国際公開日】平成17年12月8日(2005.12.8)
【出願人】(503261524)アイアールエム・リミテッド・ライアビリティ・カンパニー (158)
【氏名又は名称原語表記】IRM,LLC
【Fターム(参考)】