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B型肝炎(HBV)、C型肝炎(HCV)および牛ウィルス性下痢症ウィルス(BVDV)感染症などのウィルス感染症は、小胞体(ER)膜中に直接、pH感受性リポソームを送達することにより処置することができる。例示的な2種のリポソーム製剤は、DOPE/CHEMS(DCリポソーム)およびDOPE/CHEMS/PEG−PE(DCPPリポソーム)である。DCおよびDCPPリポソームは、N−ブチルデオキシノジリマイシン(NB−DNJ)の細胞内送達を最適化し、その結果、このイミノ糖のインビボ活性を数桁増大させることができ、しかもインターフェロンおよび/またはリバビリンなどの他の治療剤と併用することができた。直接ER中へのNB−DNJの最適化放出は、NB−DNJが有効な抗ウィルス剤であることが知られている、ヒト免疫不全ウィルス(HIV)などの他のウィルスの処置にも適用することができる。
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【課題】甲殻類急性ウイルス血症の予防に有効なワクチンの提供。
【解決手段】ホワイトスポットシンドロームウイルス(WSSV)の構造タンパク質遺伝子を含むpTargeTTMベクターを含有する、甲殻類急性ウイルス血症予防用のDNAワクチン。 (もっと読む)


ウイルス関連癌を治療及びイメージングする方法及び組成物が提供されるが、当該方法は、被験者においてウイルス関連癌細胞が発現するウイルス抗原に結合する放射性標識結合分子を、被験者に投与することを含む。 (もっと読む)


本発明は、式(I)の4,5−環インドール誘導体、少なくとも1つの4,5−環インドール誘導体を含む組成物、および患者におけるウイルス感染またはウイルス関連障害を治療または予防するための4,5−環インドール誘導体を使用する方法に関する。化学式(I)の環Zは、シクロペンチル、シクロペンテニル、6員環ヘテロシクロアルキル、6員環ヘテロシクロアルケニル、6員環アリール、または6員環ヘテロアリールであり、R、R、R、R、R、およびR10は本明細書中に定義される通りである。
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本発明は、a)抗原と複合化した、志賀毒素のBサブユニットまたはGb3受容体に結合することができるその機能的同等物およびb)NKT細胞を刺激できるCD1の少なくとも1種のリガンドを含む組成物ならびに前記組成物を含む医薬組成物および医薬品に関する。 (もっと読む)


本発明は、ブタ呼吸器病症候群(PRDC)を動物(好ましくはブタ)で予防及び治療するために、ブタシルコウイルス2型(PCV2)抗原を含む免疫原性組成物を使用することに関する。
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本発明は、a)抗PCV2抗体を有し、及び/又はb)1から22日齢の幼若豚である動物で、PCV2感染を治療若しくは予防するための方法、又はPCV2感染によって惹起されるか若しくはPCV2感染に付随する臨床徴候を緩和するための方法に関し、前記方法は、そのような処置を必要とする当該動物に有効量のPCV2抗原を投与する工程を含む。好ましくは、当該動物はブタ又は幼若豚である。 (もっと読む)


【課題】四足動物、特にウマの病理を防ぐためのワクチン製剤の提供。
【解決手段】宿主細胞でインビボで発現可能な形で四足動物の病原結合価の遺伝子に結合したプラスミドからなる少なくとも3つのポリヌクレオチドワクチンの結合価を含む。この結合価はウマ鼻腔肺炎ウィルスEHV、馬インフルエンザウィルスEIVおよび破傷風ウィルからなる群の中から選ばれ、プラスミドは各結合価に対して、ウマ鼻腔肺炎ウィルスのgBおよびgD、馬インフルエンザウィルスのHA、NPおよびNから成る群の中から選択される一つまたは複数の遺伝子および破傷風トキシンのサブユニットCの全部または一部をコードする遺伝子からから成る。 (もっと読む)


【課題】 ブタ生殖及び呼吸症候群(PRRS)からブタを保護するための手段に関する。
【解決手段】 北米PRRSウィルスをコードする感染性RNA分子をコードするDNA配列を含んで成るプラスミド、及びそのようなプラスミドを用いてのワクチンに関する。 (もっと読む)


【課題】樹状細胞は、抗原特異的免疫応答において重要な役割を果たす。抗原提示樹状細胞の移動または活性化を促進または阻害することにより、疾患状態(癌および自己免疫疾患を含む)を処置するための材料および方法を提供すること。
【解決手段】本発明は、樹状細胞は、抗原特異的免疫応答において重要な役割を果たす、抗原提示樹状細胞の移動または活性化を促進または阻害することにより、疾患状態(癌および自己免疫疾患を含む)を処置するための材料および方法を提供する。特に、ケモカインは、免疫応答を開始、増幅または調節するために使用される。1つの実施形態において、ケモカインは、樹状細胞を抗原送達部位に誘引するために使用される。抗原送達部位における樹状細胞の数の増加は、より多くの抗原取り込みおよび改変された免疫応答を意味する。 (もっと読む)


【課題】 免疫賦活化促進剤を提供する。
【解決手段】 L-乳酸等の低分子量モノカルボン酸化合物を有効成分として含有する免疫賦活化促進剤は、TLR2アゴニスト及び/又はTLR4アゴニストによる免疫賦活化作用、詳しくはIL-23、IL-17分泌促進作用を増強し、癌免疫療法剤や、日和見感染症等の微生物感染症治療薬・予防薬として有用である。 (もっと読む)


本発明は患者におけるデング熱の4種の血清型に対する防御を誘導するための方法であって、(a)デング熱第一血清型ワクチンウイルスを含む一価ワクチンの投与、および(b)デング熱の4種の血清型ワクチンウイルスを含む四価ワクチンの投与を含み、投与(b)が最初の投与(a)の少なくとも30日後から最長12ヶ月後に行われる、方法に関する。 (もっと読む)


本発明は、癌治療用の医薬を製造するための、少なくとも1の脂質および少なくとも1のサポニンを含む脂質含有粒子、例えばリポソーム、イスコムおよび/またはイスコムマトリックス、およびPosintros(ポシントロス)の使用に関する。サポニンは好ましくはQuillaja Saponaria Molina由来である。さらに、該粒子は、補完メカニズムを用いる癌治療のための1または数種の化合物の送達系でもある。さらに、本発明は、少なくとも2の部分を含む部分のキットであって、1つの部分が、癌細胞の殺滅作用を有する疎水性の少なくとも1のサポニン分画を含み、その他の部分が免疫反応を刺激および調節する比較的親水性の少なくとも1のサポニン分画を含むキットを開示する。
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目的の病原体のためのワクチンを被験体がその後受領する前に被験体の免疫系をIi−Keyハイブリッドペプチド構築物で最初に予備刺激する、ワクチンの効力の増大方法が開示される。該ワクチンは病原体のゲノムによりコードされるタンパク質若しくはその一部分から構成されうる。該ワクチンは病原体のタンパク質をコードするDNAから構成されるDNAワクチンでもまたありうる。Ii−Keyハイブリッドペプチド構築物は、Ii−Keyタンパク質のLRMK残基、およびワクチンに使用されるタンパク質若しくはその一部分のMHCクラスIIエピトープを包含する。Ii−Key構築物はIi−Keyハイブリッドペプチドをコードする核酸構築物の形態で投与しうる。Ii−KeyペプチドでのプライミングはrHAタンパク質ならびにHAおよびHIV DNAワクチンの免疫原性を高める。病原体がHIV若しくはH5N1を包含するA型インフルエンザである、ワクチンプロトコルでのIi−Keyハイブリッド構築物の使用に関する方法が記述される。Ii−KeyハイブリッドのMHCクラスIIエピトープがA型インフルエンザによりコードされる赤血球凝集素若しくはHIVによりコードされるGagタンパク質である方法および組成物が記述される。 (もっと読む)


パパイヤモザイクウイルス(PapMV)又はパパイヤモザイクウイルスに由来するウイルス様粒子(VLP)と併用される1つ以上の抗原を含む抗原提示系(APS)が提供される。特に、1つ以上のウイルス抗原を含むAPSが提供される。APSは、例えばインフルエンザに対するワクチンとして使用することができる。APSに含まれる1つ以上の抗原は、PapMV又はPapMV VLPのコートタンパク質に結合することができ、又は結合しなくてもよい(すなわちPapMV又はPapMV VLPと分離していてもよい)。結合は、例えばコートタンパク質との遺伝子融合によって、又は共有結合、非共有結合又は親和力手段を通しての結合であり得る。
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【課題】 腫瘍細胞や感染性物質に対する啼乳動物の体液性および細胞性免疫応答を誘導する。
【解決手段】 抗体と、腫瘍または感染性物質に関連する抗原のエピトープによく似る抗イディオタイプ抗体とを含む、免疫接合体を含んでなるワクチンを用いて、腫瘍細胞や感染性物質に対する啼乳動物の体液性および細胞性免疫応答を誘導する。この免疫接合体はさらに、腫瘍関連抗原や感染性物質のエピトープを含むペプチド、抗イディオタイプ抗体の最小認識単位を含有するペプチド、あるいは強い主要組織適合遺伝子複合体拘束性免疫応答を誘導するペプチドを包含させてもよい。また、抗体とサイトカインを用いて、免疫応答を増幅することもできる。 (もっと読む)


本発明は、抗原および以下の成分を含むタンパク質毒素をコードするヌクレオチド配列の担体としての微生物に関する。すなわち、
(I)少なくとも一つの野生型タンパク質または変異型タンパク質の少なくとも一つの完全抗原または部分抗原をコードする少なくとも一つのヌクレオチド配列;および(II)少なくとも一つのタンパク質毒素および/または少なくとも一つのタンパク質毒素サブユニットをコードする少なくとも一つのヌクレオチド配列;および(III)a)微生物の外表面上で成分(I)および成分(II)の発現産物の発現を可能にし、ならびに/または成分(I)および成分(II)の発現産物の分泌を可能にする、少なくとも一つの輸送系をコードする少なくとも一つのヌクレオチド配列;および/または成分(I)および成分(II)の発現産物の分泌を可能にする少なくとも一つのシグナル配列をコードする;および/または(III)b)場合により、哺乳類細胞のサイトゾル内で微生物を溶菌するため、および溶菌した微生物に含有されるプラスミドまたは発現ベクターを細胞内に遊離させるために少なくとも一つのタンパク質をコードする少なくとも一つのヌクレオチド配列;および(IV)成分(I)乃至(III)のうちの一つまたは複数の発現のための少なくとも一つの活性化配列のための少なくとも一つのヌクレオチド配列で、前述の活性化配列が微生物内で活性化されることができ、および/または組織細胞特異的、腫瘍細胞特異的、マクロファージ特異的、樹状突起特異的、リンパ球特異的、機能特異的、または非細胞特異的であり;成分(I)乃至(IV)のいずれも、単回または複数回のいずれかで存在し、および同一または異なることもあり得る。また、対応するプラスミドまたは発現ベクターの製造方法および薬物としての微生物の用途も開示する。
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パパイヤモザイクウイルス(PapMV)又はPapMVのコートタンパク質由来のウイルス様粒子(VLP)に、複数の親和性部分を介して複合体化される1以上の抗原を含む、親和性で複合体化された抗原系(ACAS)が提供される。親和性部分は、対象とする抗原(単数もしくは複数)に特異的に結合できる分子又は化合物であり、これは、例えば、化学的もしくは遺伝子工学的手段により、PapMV又はPapMV VLPのコートタンパク質に取り付けられ得る。ACASは、必要に応じて、1以上の追加抗原をさらに含み得、これは、ACASにより含まれる複合体化された抗原(単数もしくは複数)と同一又は異なっていてもよい。また、ACASを含むワクチンを含めた免疫原性組成物も提供される。免疫原性組成物は、動物における体液性及び/又は細胞性応答が必要とされる、種々の疾病及び疾患の、予防を含めた治療において有用である。 (もっと読む)


【課題】哺乳類における効率のよい免疫応答の調節手段の提供。
【解決手段】哺乳類にウイルスに感染したウイルスの特定のエピトープの該感染哺乳類の処置用の医薬の調製のための使用。 (もっと読む)


本発明は、ワクチンなどの薬学的組成物、ならびにそのような組成物の作製および使用の方法を提供する。 (もっと読む)


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