アスパルチルプロテアーゼ阻害剤
R1、R2、R3、R4、R14、V、W、X、Y、Z、p、および環Aが本明細書に記載されたとおりである、式I
の化合物、あるいはそれらの立体異性体、互変異性体、または薬学的に許容される塩もしくは溶媒和物が開示される。アスパルチルプロテアーゼを阻害する方法、および特に、心臓血管の疾患、認知性疾患および神経変性疾患を治療する方法も開示される。コリンエステラーゼ阻害剤、またはムスカリンm1アゴニストもしくはm2アンタゴニストと組み合わせて、式Iの化合物を用いて認知性疾患または神経変性疾患を治療する方法も開示される。
の化合物、あるいはそれらの立体異性体、互変異性体、または薬学的に許容される塩もしくは溶媒和物が開示される。アスパルチルプロテアーゼを阻害する方法、および特に、心臓血管の疾患、認知性疾患および神経変性疾患を治療する方法も開示される。コリンエステラーゼ阻害剤、またはムスカリンm1アゴニストもしくはm2アンタゴニストと組み合わせて、式Iの化合物を用いて認知性疾患または神経変性疾患を治療する方法も開示される。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
構造式(I):
【化170】
を有する化合物、あるいはその立体異性体、互変異性体、または薬学的に許容される塩もしくは溶媒和物
(式中、
R1、R2、R3、R4、W、Z、Y、X、V、A、p、および各R14は、互いに独立して選択され、
pは0から5の整数であり;
式(I)の破線
【化171】
は、単結合または二重結合を表し;
環AはVおよびXと一緒になって、単環式もしく多環式の4から12員のシクロアルキレン、シクロアルケニレン、ヘテロシクロアルキレンもしくはヘテロシクロアルケニレンを形成するか(ここで、前記ヘテロシクロアルキレンまたはヘテロシクロアルケニレンの1個もしくは複数のヘテロ原子は、−O−、−S−、−S(O)−、−S(O)2−および−N(R5)−からなる群から独立して選択される);
または、環AはVおよびXと一緒になって、単環式もしくは多環式の4から12員のアリーレンもしくはヘテロアリーレンを形成し;
Wは、−S(O)−、−S(O)2−、−C(O)−または−O−であり;
Xは、−N−もしくは−C(R30)であり、ただし、Xが−N−である場合、Yは−S−であることはできず;
Yは、−N(R5)−、−O−、−S−、−C(R6)(R6a)−、−C(O)−、−S(O)−もしくは−S(O)2−であり;
Zは、結合、−N(R5)−、−O−、−S−、−C(R6)(R6a)−、−C(O)−、−S(O)−もしくは−S(O)2−であるか(ただし、Zが、−O−、−S−、−S(O)−もしくは−S(O)2である場合、Yは、−O−、−S−、−S(O)−もしくは−S(O)2−であることはできない);
またはZおよびYは一緒になって、−C=C−、−N=C−もしくは−C=N−であるか;
またはXおよびYは一緒になって、−C=C−、−N=C−もしくは−C=N−であり;
Vは−C(R31)−であるか;
またはVおよびXは一緒になって、−C=C−を形成し;
ただし、V、X、Y、Zと、VおよびXに隣接した環Aの環原子との間に集積的二重結合は存在せず;
各R1、R2およびR5は、H、アルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、アリールシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールシクロアルキルアルキル、アリールヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキルアルキル、シクロアルキル、アリールシクロアルキル、ヘテロアリールシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールヘテロシクロアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキル、アルケニル、アリールアルケニル、シクロアルケニル、アリールシクロアルケニル、ヘテロアリールシクロアルケニル、ヘテロシクロアルケニル、アリールヘテロシクロアルケニル、ヘテロアリールヘテロシクロアルケニル、アルキニル、アリールアルキニル、アリール、シクロアルキルアリール、ヘテロシクロアルキルアリール、シクロアルケニルアリール、ヘテロシクロアルケニルアリール、ヘテロアリール、シクロアルキルヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルヘテロアリール、シクロアルケニルヘテロアリール、ヘテロシクロアルケニルヘテロアリール、−OR15、−CN、−C(=NR11)R8、−C(O)R8、−C(O)OR9、−S(O)R10、−S(O)2R10、−C(O)N(R11)(R12)、−S(O)N(R11)(R12)、−S(O)2N(R11)(R12)、−NO2、−N=C(R8)2および−N(R11)(R12)からなる群から独立して選択され、ただし、R1およびR5は両方ともが、−NO2、−N=C(R8)2および−N(R11)(R12)から選択されることはなく;
各R3、R4、R6、R6aおよびR7は、H、アルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、アリールシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールシクロアルキルアルキル、アリールヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキルアルキル、シクロアルキル、アリールシクロアルキル、ヘテロアリールシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールヘテロシクロアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキル、アルケニル、アリールアルケニル、シクロアルケニル、アリールシクロアルケニル、ヘテロアリールシクロアルケニル、ヘテロシクロアルケニル、アリールヘテロシクロアルケニル、ヘテロアリールヘテロシクロアルケニル、アルキニル、アリールアルキニル、アリール、シクロアルキルアリール、ヘテロシクロアルキルアリール、シクロアルケニルアリール、ヘテロシクロアルケニルアリール、ヘテロアリール、シクロアルキルヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルヘテロアリール、シクロアルケニルヘテロアリール、ヘテロシクロアルケニルヘテロアリール、ハロ、−CH2−O−Si(R9)(R10)(R19)、−SH、−CN、−OR9、−C(O)R8、−C(O)OR9、−C(O)N(R11)(R12)、−SR19、−S(O)N(R11)(R12)、−S(O)2N(R11)(R12)、−N(R11)(R12)、−N(R11)C(O)R8、−N(R11)S(O)R10、−N(R11)S(O)2R10、−N(R11)C(O)N(R12)(R13)、−N(R11)C(O)OR9および−C(=NOH)R8からなる群から独立して選択されるか;
またはR6およびR6aの基はこれらが結合している炭素と一緒になって、カルボニルを形成し;
各R8は、H、アルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、アリールシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールシクロアルキルアルキル、アリールヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキルアルキル、シクロアルキル、アリールシクロアルキル、ヘテロアリールシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールヘテロシクロアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキル、アルケニル、アリールアルケニル、シクロアルケニル、アリールシクロアルケニル、ヘテロアリールシクロアルケニル、ヘテロシクロアルケニル、アリールヘテロシクロアルケニル、ヘテロアリールヘテロシクロアルケニル、アルキニル、アリールアルキニル、アリール、シクロアルキルアリール、ヘテロシクロアルキルアリール、シクロアルケニルアリール、ヘテロシクロアルケニルアリール、ヘテロアリール、シクロアルキルヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルヘテロアリール、シクロアルケニルヘテロアリール、ヘテロシクロアルケニルヘテロアリール、−OR15、−N(R15)(R16)、−N(R15)C(O)R16、−N(R15)S(O)R16、−N(R15)S(O)2R16、−N(R15)S(O)2N(R16)(R17)、−N(R15)S(O)N(R16)(R17)、−N(R15)C(O)N(R16)(R17)および−N(R15)C(O)OR16からなる群から独立して選択され;
各R14は、結合、H、アルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、アリールシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールシクロアルキルアルキル、アリールヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキルアルキル、シクロアルキル、アリールシクロアルキル、ヘテロアリールシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールヘテロシクロアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキル、アルケニル、アリールアルケニル、シクロアルケニル、アリールシクロアルケニル、ヘテロアリールシクロアルケニル、ヘテロシクロアルケニル、アリールヘテロシクロアルケニル、ヘテロアリールヘテロシクロアルケニル、アルキニル、アリールアルキニル、アリール、シクロアルキルアリール、ヘテロシクロアルキルアリール、シクロアルケニルアリール、ヘテロシクロアルケニルアリール、ヘテロアリール、シクロアルキルヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルヘテロアリール、シクロアルケニルヘテロアリール、ヘテロシクロアルケニルヘテロアリール、ハロ、−CH2−O−Si(R9)(R10)(R19)、−N(R15)C(O)N(R16)(R17)、−CN、−OR15、−C(O)R15、−C(O)OR15、−C(O)N(R15)(R16)、−SR15、−S(O)N(R15)(R16)、−S(O)2N(R15)(R16)、−C(=NOR15)R16、−P(O)(OR15)(OR16)、−N(R15)(R16)、−N(R15)C(O)R16、−N(R15)S(O)R16、−N(R15)S(O)2(R16)、−N(R15)S(O)2N(R16)(R17)、−N(R15)S(O)N(R16)(R17)、−N(R15)C(O)N(R16)(R17)および−N(R15)C(O)OR16からなる群から独立して選択されるか;
または2個のR14基は、これらが結合している炭素と一緒になって、カルボニルを形成し;
各R9は、H、アルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、アリールシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールシクロアルキルアルキル、アリールヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキルアルキル、シクロアルキル、アリールシクロアルキル、ヘテロアリールシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールヘテロシクロアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキル、アルケニル、アリールアルケニル、シクロアルケニル、アリールシクロアルケニル、ヘテロアリールシクロアルケニル、ヘテロシクロアルケニル、アリールヘテロシクロアルケニル、ヘテロアリールヘテロシクロアルケニル、アルキニル、アリールアルキニル、アリール、シクロアルキルアリール、ヘテロシクロアルキルアリール、シクロアルケニルアリール、ヘテロシクロアルケニルアリール、ヘテロアリール、シクロアルキルヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルヘテロアリール、シクロアルケニルヘテロアリール、およびヘテロシクロアルケニルヘテロアリールからなる群から独立して選択され;
各R10は、H、アルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、アリールシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールシクロアルキルアルキル、アリールヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキルアルキル、シクロアルキル、アリールシクロアルキル、ヘテロアリールシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールヘテロシクロアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキル、アルケニル、アリールアルケニル、シクロアルケニル、アリールシクロアルケニル、ヘテロアリールシクロアルケニル、ヘテロシクロアルケニル、アリールヘテロシクロアルケニル、ヘテロアリールヘテロシクロアルケニル、アルキニル、アリールアルキニル、アリール、シクロアルキルアリール、ヘテロシクロアルキルアリール、シクロアルケニルアリール、ヘテロシクロアルケニルアリール、ヘテロアリール、シクロアルキルヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルヘテロアリール、シクロアルケニルヘテロアリール、ヘテロシクロアルケニルヘテロアリールおよび−N(R15)(R16)からなる群から独立して選択され;
各R11、R12およびR13は、H、アルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、アリールシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールシクロアルキルアルキル、アリールヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキルアルキル、シクロアルキル、アリールシクロアルキル、ヘテロアリールシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールヘテロシクロアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキル、アルケニル、アリールアルケニル、シクロアルケニル、アリールシクロアルケニル、ヘテロアリールシクロアルケニル、ヘテロシクロアルケニル、アリールヘテロシクロアルケニル、ヘテロアリールヘテロシクロアルケニル、アルキニル、アリールアルキニル、アリール、シクロアルキルアリール、ヘテロシクロアルキルアリール、シクロアルケニルアリール、ヘテロシクロアルケニルアリール、ヘテロアリール、シクロアルキルヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルヘテロアリール、シクロアルケニルヘテロアリール、ヘテロシクロアルケニルヘテロアリール、−C(O)R8、−C(O)OR9、−S(O)R10、−S(O)2R10、−C(O)N(R15)(R16)、−S(O)N(R15)(R16)、−S(O)2N(R15)(R16)および−CNからなる群から独立して選択され;
各R15、R16およびR17は、H、アルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、アリールシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールシクロアルキルアルキル、アリールヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキルアルキル、シクロアルキル、アリールシクロアルキル、ヘテロアリールシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールヘテロシクロアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキル、アルケニル、アリールアルケニル、シクロアルケニル、アリールシクロアルケニル、ヘテロアリールシクロアルケニル、ヘテロシクロアルケニル、アリールヘテロシクロアルケニル、ヘテロアリールヘテロシクロアルケニル、アルキニル、アリールアルキニル、アリール、シクロアルキルアリール、ヘテロシクロアルキルアリール、シクロアルケニルアリール、ヘテロシクロアルケニルアリール、ヘテロアリール、シクロアルキルヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルヘテロアリール、シクロアルケニルヘテロアリール、ヘテロシクロアルケニルヘテロアリール、R18−アルキル、R18−アリールアルキル、R18−ヘテロアリールアルキル、R18−シクロアルキルアルキル、R18−ヘテロシクロアルキルアルキル、R18−アリールシクロアルキルアルキル、R18−ヘテロアリールシクロアルキルアルキル、R18−アリールヘテロシクロアルキルアルキル、R18−ヘテロアリールヘテロシクロアルキルアルキル、R18−シクロアルキル、R18−アリールシクロアルキル、R18−ヘテロアリールシクロアルキル、R18−ヘテロシクロアルキル、R18−アリールヘテロシクロアルキル、R18−ヘテロアリールヘテロシクロアルキル、R18−アルケニル、R18−アリールアルケニル、R18−シクロアルケニル、R18−アリールシクロアルケニル、R18−ヘテロアリールシクロアルケニル、R18−ヘテロシクロアルケニル、R18−アリールヘテロシクロアルケニル、R18−ヘテロアリールヘテロシクロアルケニル、R18−アルキニル、R18−アリールアルキニル、R18−アリール、R18−シクロアルキルアリール、R18−ヘテロシクロアルキルアリール、R18−シクロアルケニルアリール、R18−ヘテロシクロアルケニルアリール、R18−ヘテロアリール、R18−シクロアルキルヘテロアリール、R18−ヘテロシクロアルキルヘテロアリール、R18−シクロアルケニルヘテロアリール、およびR18−ヘテロシクロアルケニルヘテロアリールからなる群から独立して選択され;
各R18は、独立して、アルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、アリールシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールシクロアルキルアルキル、アリールヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキルアルキル、シクロアルキル、アリールシクロアルキル、ヘテロアリールシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールヘテロシクロアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキル、アルケニル、アリールアルケニル、シクロアルケニル、アリールシクロアルケニル、ヘテロアリールシクロアルケニル、ヘテロシクロアルケニル、アリールヘテロシクロアルケニル、ヘテロアリールヘテロシクロアルケニル、アルキニル、アリールアルキニル、アリール、シクロアルキルアリール、ヘテロシクロアルキルアリール、シクロアルケニルアリール、ヘテロシクロアルケニルアリール、ヘテロアリール、シクロアルキルヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルヘテロアリール、シクロアルケニルヘテロアリール、ヘテロシクロアルケニルヘテロアリール、−NO2、ハロ、HO−アルコキシアルキル、−CF3、−CN、アルキル−CN、−C(O)R19、−C(O)OH、−C(O)OR19、−C(O)NHR20、−C(O)NH2、−C(O)NH2−C(O)N(アルキル)2、−C(O)N(アルキル)(アリール)、−C(O)N(アルキル)(ヘテロアリール)、−SR19、−S(O)2R20、−S(O)NH2、−S(O)NH(アルキル)、−S(O)N(アルキル)(アルキル)、−S(O)NH(アリール)、−S(O)2NH2、−S(O)2NHR19、−S(O)2NH(ヘテロシクロアルキル)、−S(O)2N(アルキル)2、−S(O)2N(アルキル)(アリール)、−OCF3、−OH、−OR20、−O−ヘテロシクロアルキル、−O−シクロアルキルアルキル、−O−ヘテロシクロアルキルアルキル、−NH2、−NHR20、−N(アルキル)2、−N(アリールアルキル)2、−N(アリールアルキル)−(ヘテロアリールアルキル)、−NHC(O)R20、−NHC(O)NH2、−NHC(O)NH(アルキル)、−NHC(O)N(アルキル)(アルキル)、−N(アルキル)C(O)NH(アルキル)、−N(アルキル)C(O)N(アルキル)(アルキル)、−NHS(O)2R20、−NHS(O)2NH(アルキル)、−NHS(O)2N(アルキル)(アルキル)、−N(アルキル)S(O)2NH(アルキル)および−N(アルキル)S(O)2N(アルキル)(アルキル)からなる群から独立して選択される1〜5個の置換基であるか;
または隣接する炭素上の2個のR18部分は、一緒に連結されて、
【化172】
を形成することができ;
各R19は、アルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、アリールシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールシクロアルキルアルキル、アリールヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキルアルキル、シクロアルキル、アリールシクロアルキル、ヘテロアリールシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールヘテロシクロアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキル、アルケニル、アリールアルケニル、シクロアルケニル、アリールシクロアルケニル、ヘテロアリールシクロアルケニル、ヘテロシクロアルケニル、アリールヘテロシクロアルケニル、ヘテロアリールヘテロシクロアルケニル、アルキニル、アリールアルキニル、アリール、シクロアルキルアリール、ヘテロシクロアルキルアリール、シクロアルケニルアリール、ヘテロシクロアルケニルアリール、ヘテロアリール、シクロアルキルヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルヘテロアリール、シクロアルケニルヘテロアリール、およびヘテロシクロアルケニルヘテロアリールからなる群から独立して選択され;
各R20は、ハロ置換のアリール、アルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、アリールシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールシクロアルキルアルキル、アリールヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキルアルキル、シクロアルキル、アリールシクロアルキル、ヘテロアリールシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールヘテロシクロアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキル、アルケニル、アリールアルケニル、シクロアルケニル、アリールシクロアルケニル、ヘテロアリールシクロアルケニル、ヘテロシクロアルケニル、アリールヘテロシクロアルケニル、ヘテロアリールヘテロシクロアルケニル、アルキニル、アリールアルキニル、アリール、シクロアルキルアリール、ヘテロシクロアルキルアリール、シクロアルケニルアリール、ヘテロシクロアルケニルアリール、ヘテロアリール、シクロアルキルヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルヘテロアリール、シクロアルケニルヘテロアリール、またはヘテロシクロアルケニルヘテロアリールからなる群から独立して選択され、
ここで、R1、R2、R3、R4、R5、R6、R6a、R7、R8、R9、R10、R11、R12、R13およびR14における各アルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、アリールシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールシクロアルキルアルキル、アリールヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキルアルキル、シクロアルキル、アリールシクロアルキル、ヘテロアリールシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールヘテロシクロアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキル、アルケニル、アリールアルケニル、シクロアルケニル、アリールシクロアルケニル、ヘテロアリールシクロアルケニル、ヘテロシクロアルケニル、アリールヘテロシクロアルケニル、ヘテロアリールヘテロシクロアルケニル、アルキニル、アリールアルキニル、アリール、シクロアルキルアリール、ヘテロシクロアルキルアリール、シクロアルケニルアリール、ヘテロシクロアルケニルアリール、ヘテロアリール、シクロアルキルヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルヘテロアリール、シクロアルケニルヘテロアリール、ヘテロシクロアルケニルヘテロアリールは
独立して、非置換であるか、もしくは1から5個のR21基によって置換されており、ここで、各R21基は、アルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、アリールシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールシクロアルキルアルキル、アリールヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキルアルキル、シクロアルキル、アリールシクロアルキル、ヘテロアリールシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールヘテロシクロアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキル、アルケニル、アリールアルケニル、シクロアルケニル、アリールシクロアルケニル、ヘテロアリールシクロアルケニル、ヘテロシクロアルケニル、アリールヘテロシクロアルケニル、ヘテロアリールヘテロシクロアルケニル、アルキニル、アリールアルキニル、アリール、シクロアルキルアリール、ヘテロシクロアルキルアリール、シクロアルケニルアリール、ヘテロシクロアルケニルアリール、ヘテロアリール、シクロアルキルヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルヘテロアリール、シクロアルケニルヘテロアリール、ヘテロシクロアルケニルヘテロアリール、ハロ、−CN、−OR15、−C(O)R15、−C(O)OR15、−C(O)N(R15)(R16)、−SR15、−S(O)N(R15)(R16)、−CH(R15)(R16)、−S(O)2N(R15)(R16)、−C(=NR15)R16、−C(=NOR15)R16、−P(O)(OR15)(OR16)、−N(R15)(R16)、−アルキル−N(R15)(R16)、−N(R15)C(O)R16、−CH2−N(R15)C(O)R16、−CH2−N(R15)C(O)N(R16)(R17)、−CH2−R15、−CH2N(R15)(R16)、−N(R15)S(O)R16、−N(R15)S(O)2R16、−CH2−N(R15)S(O)2R16、−N(R15)S(O)2N(R16)(R17)、−N(R15)S(O)N(R16)(R17)、−N(R15)C(O)N(R16)(R17)、−CH2−N(R15)C(O)N(R16)(R17)、−N(R15)C(O)OR16、−CH2−N(R15)C(O)OR16、−S(O)R15、−N3、−NO2および−S(O)2R15からなる群から独立して選択され;
ここで、R21における各アルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、アリールシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールシクロアルキルアルキル、アリールヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキルアルキル、シクロアルキル、アリールシクロアルキル、ヘテロアリールシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールヘテロシクロアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキル、アルケニル、アリールアルケニル、シクロアルケニル、アリールシクロアルケニル、ヘテロアリールシクロアルケニル、ヘテロシクロアルケニル、アリールヘテロシクロアルケニル、ヘテロアリールヘテロシクロアルケニル、アルキニル、アリールアルキニル、アリール、シクロアルキルアリール、ヘテロシクロアルキルアリール、シクロアルケニルアリール、ヘテロシクロアルケニルアリール、ヘテロアリール、シクロアルキルヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルヘテロアリール、シクロアルケニルヘテロアリールおよびヘテロシクロアルケニルヘテロアリール基は、独立して非置換であるか、もしくは1から5個のR22基によって置換されており、ここで、各R22は、アルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、アリールシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールシクロアルキルアルキル、アリールヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキルアルキル、シクロアルキル、アリールシクロアルキル、ヘテロアリールシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールヘテロシクロアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキル、アルケニル、アリールアルケニル、シクロアルケニル、アリールシクロアルケニル、ヘテロアリールシクロアルケニル、ヘテロシクロアルケニル、アリールヘテロシクロアルケニル、ヘテロアリールヘテロシクロアルケニル、アルキニル、アリールアルキニル、アリール、シクロアルキルアリール、ヘテロシクロアルキルアリール、シクロアルケニルアリール、ヘテロシクロアルケニルアリール、ヘテロアリール、シクロアルキルヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルヘテロアリール、シクロアルケニルヘテロアリール、ヘテロシクロアルケニルヘテロアリール、ハロ、−CF3、−CN、−OR15、−C(O)R15、−C(O)OR15、−アルキル−C(O)OR15、−C(O)N(R15)(R16)、−SR15、−S(O)N(R15)(R16)、−S(O)2N(R15)(R16)、−C(=NR15)R16、−C(=NOR15)R16、−P(O)(OR15)(OR16)、−N(R15)(R16)、−アルキル−N(R15)(R16)、−N(R15)C(O)R16、−CH2−N(R15)C(O)R16、−N(R15)S(O)R16、−N(R15)S(O)2R16、−CH2−N(R15)S(O)2R16、−N(R15)S(O)2N(R16)(R17)、−N(R15)S(O)N(R16)(R17)、−N(R15)C(O)N(R16)(R17)、−CH2−N(R15)C(O)N(R16)(R17)、−N(R15)C(O)OR16、−CH2−N(R15)C(O)OR16、−N3、−NO2、−S(O)R15および−S(O)2R15からなる群から独立して選択されるか;
または隣接する炭素上の2個のR21部分もしくは2個のR22部分は、一緒に連結されて
【化173】
を形成することができ;
R21またはR22が、−C(=NOR15)R16、−N(R15)C(O)R16、−CH2−N(R15)C(O)R16、−N(R15)S(O)R16、−N(R15)S(O)2R16、−CH2−N(R15)S(O)2R16、−N(R15)S(O)2N(R16)(R17)、−N(R15)S(O)N(R16)(R17)、−N(R15)C(O)N(R16)(R17)、−CH2−N(R15)C(O)N(R16)(R17)、−N(R15)C(O)OR16、および−CH2−N(R15)C(O)OR16からなる群からそれぞれ独立して選択される場合、R15およびR16は一緒になって、C2からC4鎖であることができ、ここで、場合によって、1、2または3個の環炭素は、−C(O)−もしくは−N(H)−によって置換されていることができ、R15およびR16は、これらが結合している原子と一緒になって、1から5個の基R23によって場合によって置換されている5から7員の環を形成し;
各R23は、アルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、アリールシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールシクロアルキルアルキル、アリールヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキルアルキル、シクロアルキル、アリールシクロアルキル、ヘテロアリールシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールヘテロシクロアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキル、アルケニル、アリールアルケニル、シクロアルケニル、アリールシクロアルケニル、ヘテロアリールシクロアルケニル、ヘテロシクロアルケニル、アリールヘテロシクロアルケニル、ヘテロアリールヘテロシクロアルケニル、アルキニル、アリールアルキニル、アリール、シクロアルキルアリール、ヘテロシクロアルキルアリール、シクロアルケニルアリール、ヘテロシクロアルケニルアリール、ヘテロアリール、シクロアルキルヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルヘテロアリール、シクロアルケニルヘテロアリール、ヘテロシクロアルケニルヘテロアリール、ハロ、−CN、−OR24、−C(O)R24、−C(O)OR24、−C(O)N(R24)(R25)、−SR24、−S(O)N(R24)(R25)、−S(O)2N(R24)(R25)、−C(=NOR24)R25、−(O)(OR24)(OR25)、−N(R24)(R25)、−アルキル−N(R24)(R25)、−N(R24)C(O)R25、−CH2−N(R24)C(O)R25、−N(R24)S(O)R25、−N(R24)S(O)2R25、−CH2−N(R24)S(O)2R25、−N(R24)S(O)2N(R25)(R26)、−N(R24)S(O)N(R25)(R26)、−N(R24)C(O)N(R25)(R26)、−CH2−N(R24)C(O)N(R25)(R26)、−N(R24)C(O)OR25、−CH2−N(R24)C(O)OR25、−S(O)R24および−S(O)2R24からなる群から独立して選択され;ここで、R23における各アルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、アリールシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールシクロアルキルアルキル、アリールヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキルアルキル、シクロアルキル、アリールシクロアルキル、ヘテロアリールシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールヘテロシクロアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキル、アルケニル、アリールアルケニル、シクロアルケニル、アリールシクロアルケニル、ヘテロアリールシクロアルケニル、ヘテロシクロアルケニル、アリールヘテロシクロアルケニル、ヘテロアリールヘテロシクロアルケニル、アルキニル、アリールアルキニル、アリール、シクロアルキルアリール、ヘテロシクロアルキルアリール、シクロアルケニルアリール、ヘテロシクロアルケニルアリール、ヘテロアリール、シクロアルキルヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルヘテロアリール、シクロアルケニルヘテロアリールおよびヘテロシクロアルケニルヘテロアリール基は、独立して、非置換であるか、もしくは1から5個のR27基によって置換されており、ここで、各基R27は、アルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、アリールシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールシクロアルキルアルキル、アリールヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキルアルキル、シクロアルキル、アリールシクロアルキル、ヘテロアリールシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールヘテロシクロアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキル、アルケニル、アリールアルケニル、シクロアルケニル、アリールシクロアルケニル、ヘテロアリールシクロアルケニル、ヘテロシクロアルケニル、アリールヘテロシクロアルケニル、ヘテロアリールヘテロシクロアルケニル、アルキニル、アリールアルキニル、アリール、シクロアルキルアリール、ヘテロシクロアルキルアリール、シクロアルケニルアリール、ヘテロシクロアルケニルアリール、ヘテロアリール、シクロアルキルヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルヘテロアリール、シクロアルケニルヘテロアリール、ヘテロシクロアルケニルヘテロアリール、ハロ、−CF3、−CN、−OR24、−C(O)R24、−C(O)OR24、アルキル−C(O)OR24、−C(O)N(R24)(R25)、−SR24、−S(O)N(R24)(R25)、−S(O)2N(R24)(R25)、−C(=NOR24)R25、−P(O)(OR24)(OR25)、−N(R24)(R25)、−アルキル−N(R24)(R25)、−N(R24)C(O)R25、−CH2−N(R24)C(O)R25、−N(R24)S(O)R25、−N(R24)S(O)2R25、−CH2−N(R24)S(O)2R25、−N(R24)S(O)2N(R25)(R26)、−N(R24)S(O)N(R25)(R26)、−N(R24)C(O)N(R25)(R26)、−CH2−N(R24)C(O)N(R25)(R26)、−N(R24)C(O)OR25、−CH2−N(R24)C(O)OR25、−S(O)R24および−S(O)2R24からなる群から独立して選択され;
各R24、R25およびR26は、H、アルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、アリールシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールシクロアルキルアルキル、アリールヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキルアルキル、シクロアルキル、アリールシクロアルキル、ヘテロアリールシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールヘテロシクロアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキル、アルケニル、アリールアルケニル、シクロアルケニル、アリールシクロアルケニル、ヘテロアリールシクロアルケニル、ヘテロシクロアルケニル、アリールヘテロシクロアルケニル、ヘテロアリールヘテロシクロアルケニル、アルキニル、アリールアルキニル、アリール、シクロアルキルアリール、ヘテロシクロアルキルアリール、シクロアルケニルアリール、ヘテロシクロアルケニルアリール、ヘテロアリール、シクロアルキルヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルヘテロアリール、シクロアルケニルヘテロアリール、ヘテロシクロアルケニルヘテロアリール、R27−アルキル、R27−アリールアルキル、R27−ヘテロアリールアルキル、R27−シクロアルキルアルキル、R27−ヘテロシクロアルキルアルキル、R27−アリールシクロアルキルアルキル、R27−ヘテロアリールシクロアルキルアルキル、R27−アリールヘテロシクロアルキルアルキル、R27−ヘテロアリールヘテロシクロアルキルアルキル、R27−シクロアルキル、R27−アリールシクロアルキル、R27−ヘテロアリールシクロアルキル、R27−ヘテロシクロアルキル、R27−アリールヘテロシクロアルキル、R27−ヘテロアリールヘテロシクロアルキル、R27−アルケニル、R27−アリールアルケニル、R27−シクロアルケニル、R27−アリールシクロアルケニル、R27−ヘテロアリールシクロアルケニル、R27−ヘテロシクロアルケニル、R27−アリールヘテロシクロアルケニル、R27−ヘテロアリールヘテロシクロアルケニル、R27−アルキニル、R27−アリールアルキニル、R27−アリール、R27−シクロアルキルアリール、R27−ヘテロシクロアルキルアリール、R27−シクロアルケニルアリール、R27−ヘテロシクロアルケニルアリール、R27−ヘテロアリール、R27−シクロアルキルヘテロアリール、R27−ヘテロシクロアルキルヘテロアリール、R27−シクロアルケニルヘテロアリール、およびR27−ヘテロシクロアルケニルヘテロアリールからなる群から独立して選択され;
R27は、アルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、アリールシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールシクロアルキルアルキル、アリールヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキルアルキル、シクロアルキル、アリールシクロアルキル、ヘテロアリールシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールヘテロシクロアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキル、アルケニル、アリールアルケニル、シクロアルケニル、アリールシクロアルケニル、ヘテロアリールシクロアルケニル、ヘテロシクロアルケニル、アリールヘテロシクロアルケニル、ヘテロアリールヘテロシクロアルケニル、アルキニル、アリールアルキニル、アリール、シクロアルキルアリール、ヘテロシクロアルキルアリール、シクロアルケニルアリール、ヘテロシクロアルケニルアリール、ヘテロアリール、シクロアルキルヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルヘテロアリール、シクロアルケニルヘテロアリール、ヘテロシクロアルケニルヘテロアリール、−NO2、ハロ、−CF3、−CN、アルキル−CN、−C(O)R28、−C(O)OH、−C(O)OR28、−C(O)NHR29、−C(O)N(アルキル)2、−C(O)N(アルキル)(アリール)、−C(O)N(アルキル)(ヘテロアリール)、−SR28、−S(O)2R29、−S(O)NH2、−S(O)NH(アルキル)、−S(O)N(アルキル)(アルキル)、−S(O)NH(アリール)、−S(O)2NH2、−S(O)2NHR28、−S(O)2NH(アリール)、−S(O)2NH(ヘテロシクロアルキル)、−S(O)2N(アルキル)2、−S(O)2N(アルキル)(アリール)、−OH、−OR29、−O−ヘテロシクロアルキル、−O−シクロアルキルアルキル、−O−ヘテロシクロアルキルアルキル、−NH2、−NHR29、−N(アルキル)2、−N(アリールアルキル)2、−N(アリールアルキル)(ヘテロアリールアルキル)、−NHC(O)R29、−NHC(O)NH2、−NHC(O)NH(アルキル)、−NHC(O)N(アルキル)(アルキル)、−N(アルキル)C(O)NH(アルキル)、−N(アルキル)C(O)N(アルキル)(アルキル)、−NHS(O)2R29、−NHS(O)2NH(アルキル)、−NHS(O)2N(アルキル)(アルキル)、−N(アルキル)S(O)2NH(アルキル)および−N(アルキル)S(O)2N(アルキル)(アルキル)からなる群からそれぞれ独立して選択される1〜5個の置換基であり;
各R28は、アルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、アリールシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールシクロアルキルアルキル、アリールヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキルアルキル、シクロアルキル、アリールシクロアルキル、ヘテロアリールシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールヘテロシクロアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキル、アルケニル、アリールアルケニル、シクロアルケニル、アリールシクロアルケニル、ヘテロアリールシクロアルケニル、ヘテロシクロアルケニル、アリールヘテロシクロアルケニル、ヘテロアリールヘテロシクロアルケニル、アルキニル、アリールアルキニル、アリール、シクロアルキルアリール、ヘテロシクロアルキルアリール、シクロアルケニルアリール、ヘテロシクロアルケニルアリール、ヘテロアリール、シクロアルキルヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルヘテロアリール、シクロアルケニルヘテロアリールおよびヘテロシクロアルケニルヘテロアリールからなる群から独立して選択され;
各R29は、アルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、アリールシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールシクロアルキルアルキル、アリールヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキルアルキル、シクロアルキル、アリールシクロアルキル、ヘテロアリールシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールヘテロシクロアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキル、アルケニル、アリールアルケニル、シクロアルケニル、アリールシクロアルケニル、ヘテロアリールシクロアルケニル、ヘテロシクロアルケニル、アリールヘテロシクロアルケニル、ヘテロアリールヘテロシクロアルケニル、アルキニル、アリールアルキニル、アリール、シクロアルキルアリール、ヘテロシクロアルキルアリール、シクロアルケニルアリール、ヘテロシクロアルケニルアリール、ヘテロアリール、シクロアルキルヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルヘテロアリール、シクロアルケニルヘテロアリールおよびヘテロシクロアルケニルヘテロアリールからなる群から独立して選択され;
各R30は、H、アルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、アリールシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールシクロアルキルアルキル、アリールヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキルアルキル、シクロアルキル、アリールシクロアルキル、ヘテロアリールシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールヘテロシクロアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキル、アルケニル、アリールアルケニル、シクロアルケニル、アリールシクロアルケニル、ヘテロアリールシクロアルケニル、ヘテロシクロアルケニル、アリールヘテロシクロアルケニル、ヘテロアリールヘテロシクロアルケニル、アルキニル、アリールアルキニル、アリール、シクロアルキルアリール、ヘテロシクロアルキルアリール、シクロアルケニルアリール、ヘテロシクロアルケニルアリール、ヘテロアリール、シクロアルキルヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルヘテロアリール、シクロアルケニルヘテロアリール、ヘテロシクロアルケニルヘテロアリール、ハロ、−CH2−O−Si(R9)(R10)(R19)、−N(R15)C(O)N(R16)(R17)、−CN、−OR15、−C(O)R15、−C(O)OR15、−C(O)N(R15)(R16)、−SR15、−S(O)N(R15)(R16)、−S(O)2N(R15)(R16)、−C(=NOR15)R16、−P(O)(OR15)(OR16)、−N(R15)(R16)、−N(R15)C(O)R16、−N(R15)S(O)R16、−N(R15)S(O)2R16、−N(R15)S(O)2N(R16)(R17)、−N(R15)S(O)N(R16)(R17)、−N(R15)C(O)N(R16)(R17)、および−N(R15)C(O)OR16からなる群から独立して選択されるか;
または2個のR30基は、これらが結合している炭素と一緒になって、カルボニルを形成し;
各R31は、H、アルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、アリールシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールシクロアルキルアルキル、アリールヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキルアルキル、シクロアルキル、アリールシクロアルキル、ヘテロアリールシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールヘテロシクロアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキル、アルケニル、アリールアルケニル、シクロアルケニル、アリールシクロアルケニル、ヘテロアリールシクロアルケニル、ヘテロシクロアルケニル、アリールヘテロシクロアルケニル、ヘテロアリールヘテロシクロアルケニル、アルキニル、アリールアルキニル、アリール、シクロアルキルアリール、ヘテロシクロアルキルアリール、シクロアルケニルアリール、ヘテロシクロアルケニルアリール、ヘテロアリール、シクロアルキルヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルヘテロアリール、シクロアルケニルヘテロアリール、ヘテロシクロアルケニルヘテロアリール、ハロ、−CH2−O−Si(R9)(R10)(R19)、−N(R15)C(O)N(R16)(R17)、−CN、−OR15、−C(O)R15、−C(O)OR15、−C(O)N(R15)(R16)、−SR15、−S(O)N(R15)(R16)、−S(O)2N(R15)(R16)、−C(=NOR15)R16、−P(O)(OR15)(OR16)、−N(R15)(R16)、−N(R15)C(O)R16、−N(R15)S(O)R16、−N(R15)S(O)2R16、−N(R15)S(O)2N(R16)(R17)、−N(R15)S(O)N(R16)(R17)、−N(R15)C(O)N(R16)(R17)、および−N(R15)C(O)OR16からなる群から独立して選択されるか;
またはR31は、隣接する環Aの環原子もしくは環ヘテロ原子(X以外)と二重結合を形成するか;
または2個のR31基は、これらが結合している炭素と一緒になって、カルボニルを形成する)。
【請求項2】
以下の構造
【化174】
を有する、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
R1がアルキルである、請求項1に記載の化合物。
【請求項4】
R1がメチルである、請求項3に記載の化合物。
【請求項5】
R2がHである、請求項1に記載の化合物。
【請求項6】
R3が、H、アルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、アリールシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールシクロアルキルアルキル、アリールヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキルアルキル、シクロアルキル、アリールシクロアルキル、ヘテロアリールシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールヘテロシクロアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキル、アルケニル、アリールアルケニル、シクロアルケニル、アリールシクロアルケニル、ヘテロアリールシクロアルケニル、ヘテロシクロアルケニル、アリールヘテロシクロアルケニル、ヘテロアリールヘテロシクロアルケニル、アルキニル、アリールアルキニル、アリール、シクロアルキルアリール、ヘテロシクロアルキルアリール、ヘテロシクロアルケニルアリール、ヘテロアリール、シクロアルキルヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルヘテロアリール、シクロアルケニルアリールまたはヘテロシクロアルケニルアリールである、請求項1に記載の化合物。
【請求項7】
R3が、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、アリールシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールシクロアルキルアルキル、アリールヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキルアルキル、アリールシクロアルキル、ヘテロアリールシクロアルキル、アリールヘテロシクロアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキル、アリールアルケニル、アリールシクロアルケニル、ヘテロアリールシクロアルケニル、アリールヘテロシクロアルケニル、ヘテロアリールヘテロシクロアルケニル、アリールアルキニル、アリール、シクロアルキルアリール、ヘテロシクロアルキルアリール、ヘテロシクロアルケニルアリール、ヘテロアリール、シクロアルキルヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルヘテロアリール、シクロアルケニルアリールまたはヘテロシクロアルケニルアリールである、請求項1に記載の化合物。
【請求項8】
R3が、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、アリールシクロアルキル、ヘテロアリールシクロアルキル、アリールアルケニル、アリールアルキニル、アリールまたはヘテロアリールである、請求項1に記載の化合物。
【請求項9】
R3が、ヘテロアリールまたはアリールである、請求項1に記載の化合物。
【請求項10】
R3が、
【化175】
である、請求項1に記載の化合物。
【請求項11】
R21が−CNである、請求項1に記載の化合物。
【請求項12】
R3が、
【化176】
である、請求項1に記載の化合物。
【請求項13】
WがC=Oである、請求項1に記載の化合物。
【請求項14】
R4が、H、アルキルまたはハロである、請求項1に記載の化合物。
【請求項15】
Zが結合である、請求項1に記載の化合物。
【請求項16】
AがVおよびXと一緒になって、ヘテロアリーレンまたはアリーレンを形成する、請求項1に記載の化合物。
【請求項17】
環AがVおよびXと一緒になって、以下:
【化177】
を形成する、請求項1に記載の化合物。
【請求項18】
R14がアルキルまたはハロである、請求項17に記載の化合物。
【請求項19】
R14がメチルである、請求項1に記載の化合物。
【請求項20】
R14がFである、請求項1に記載の化合物。
【請求項21】
Xが炭素または窒素である、請求項1に記載の化合物。
【請求項22】
Yが−C(R6)(R6a)−である、請求項1に記載の化合物。
【請求項23】
R6がHであり、R6aがHである、請求項22に記載の化合物。
【請求項24】
Zが結合であり、Yが−C(R6)(R6a)−である、請求項1に記載の化合物。
【請求項25】
Zが結合であり;
環AがVおよびXと一緒になって、以下:
【化178】
を形成し、Yが−C(R6)(R6a)−である、請求項1に記載の化合物。
【請求項26】
Yが−CH2−である、請求項25に記載の化合物。
【請求項27】
V−Xが、
【化179】
である、請求項1に記載の化合物。
【請求項28】
V=Xが、
【化180】
である、請求項1に記載の化合物。
【請求項29】
AがVおよびXと一緒になって、以下:
【化181】
を形成する、請求項1に記載の化合物。
【請求項30】
各R15、R16およびR17が、
【化182】
(式中、各R23は、0から5個の置換基を独立して有し、各mは、独立して、0から6であり、各nは、独立して、0から5であり、各qは、独立して、1から5である)
からなる群から独立して選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項31】
【化183】
からなる群から選択される化合物。
【請求項32】
式(III.c.2):
【化184】
に示される一般構造を有する、請求項1に記載の化合物。
【請求項33】
式(III.c.2A):
【化185】
に示される一般構造を有する、請求項1に記載の化合物。
【請求項34】
式(III.c.2B):
【化186】
に示される一般構造を有する、請求項1に記載の化合物。
【請求項35】
式(III.c.2B1):
【化187】
に示される一般構造を有する、請求項1に記載の化合物。
【請求項36】
式(IV.a):
【化188】
に示される一般構造を有する、請求項1に記載の化合物。
【請求項37】
有効量の請求項1に記載の化合物および薬学的に有効な担体を含む薬学的組成物。
【請求項38】
有効量の請求項32に記載の化合物および薬学的に有効な担体を含む薬学的組成物。
【請求項39】
アスパルチルプロテアーゼを阻害する方法であって、このような治療を必要としている患者に有効量の請求項1に記載の化合物を投与する段階を含む、方法。
【請求項40】
アスパルチルプロテアーゼを阻害する方法であって、このような治療を必要としている患者に有効量の請求項32に記載の化合物を投与する段階を含む、方法。
【請求項41】
心臓血管の疾患、認知性疾患および神経変性疾患を治療する方法、およびヒト免疫不全ウイルス、プラスメプシン、カテプシンDおよび原生動物の酵素を阻害する方法であって、このような治療を必要としている患者に有効量の請求項1に記載の化合物を投与する段階を含む、方法。
【請求項42】
認知性疾患または神経変性疾患が治療される、請求項41に記載の方法。
【請求項43】
アルツハイマー病が治療される、請求項42に記載の方法。
【請求項44】
心臓血管の疾患、認知性疾患および神経変性疾患を治療する方法であって、このような治療を必要としている患者に有効量の請求項1に記載の化合物を投与する段階を含む、方法。
【請求項45】
認知性疾患または神経変性疾患が治療される、請求項44に記載の方法。
【請求項46】
アルツハイマー病が治療される、請求項45に記載の方法。
【請求項47】
ヒト免疫不全ウイルス、プラスメプシン、カテプシンDおよび原生動物の酵素を阻害する方法であって、このような治療を必要としている患者に有効量の請求項1に記載の化合物を投与する段階を含む、方法。
【請求項48】
薬学的に有効な担体中に、有効量の請求項1に記載の化合物、および有効量のコリンエステラーゼ阻害剤またはムスカリンm1アゴニストもしくはm2アンタゴニストを含む薬学的組成物。
【請求項49】
薬学的に有効な担体中に、有効量の請求項32に記載の化合物、および有効量のコリンエステラーゼ阻害剤またはムスカリンm1アゴニストもしくはm2アンタゴニストを含む薬学的組成物。
【請求項50】
認知性疾患または神経変性疾患を治療する方法であって、このような治療を必要としている患者に、有効量のコリンエステラーゼ阻害剤と組み合わせて有効量の請求項1に記載の化合物を投与する段階を含む、方法。
【請求項51】
アルツハイマー病が治療される、請求項50に記載の方法。
【請求項52】
認知性疾患および神経変性疾患を治療する方法であって、このような治療を必要としている患者に、有効量のコリンエステラーゼ阻害剤と組み合わせて有効量の請求項32に記載の化合物を投与する段階を含む、方法。
【請求項53】
アルツハイマー病が治療される、請求項52に記載の方法。
【請求項54】
認知性疾患または神経変性疾患を治療する方法であって、このような治療を必要としている患者に、有効量のガンマセクレターゼ阻害剤、HMG−CoAレダクターゼ阻害剤または非ステロイド系抗炎症薬と組み合わせて有効量の請求項1に記載の化合物を投与する段階を含む、方法。
【請求項55】
前記HMG−CoAレダクターゼ阻害剤が、アトルバスタチン、ロバスタチン、シムバスタチン、プラバスタチン、フルバスタチンまたはロスバスタチンである、請求項54に記載の方法。
【請求項56】
アルツハイマー病が治療される、請求項54に記載の方法。
【請求項57】
前記非ステロイド系抗炎症薬が、イブプロフェン、レラフェンまたはナプロキセンである、請求項54に記載の方法。
【請求項58】
認知性疾患または神経変性疾患を治療する方法であって、このような治療を必要としている患者に、有効量のガンマセクレターゼ阻害剤、HMG−CoAレダクターゼ阻害剤または非ステロイド系抗炎症薬と組み合わせて有効量の請求項32に記載の化合物を投与する段階を含む、方法。
【請求項59】
前記HMG−CoAレダクターゼ阻害剤が、アトルバスタチン、ロバスタチン、シムバスタチン、プラバスタチン、フルバスタチンまたはロスバスタチンである、請求項58に記載の方法。
【請求項60】
アルツハイマー病が治療される、請求項58に記載の方法。
【請求項61】
前記非ステロイド系抗炎症薬が、イブプロフェン、レラフェンまたはナプロキセンである、請求項58に記載の方法。
【請求項62】
有効量の請求項1に記載の化合物、および有効量のガンマセクレターゼ阻害剤、HMG−CoAレダクターゼ阻害剤または非ステロイド系抗炎症薬を含む薬学的組成物。
【請求項63】
有効量の請求項32に記載の化合物、および有効量のガンマセクレターゼ阻害剤、HMG−CoAレダクターゼ阻害剤または非ステロイド系抗炎症薬を含む薬学的組成物。
【請求項64】
認知性疾患または神経変性疾患を治療する方法であって、このような治療を必要としている患者に、コリンエステラーゼ阻害剤、ムスカリンm1アゴニストもしくはm2アンタゴニスト、ガンマセクレターゼ阻害剤、HMG−CoAレダクターゼ阻害剤および非ステロイド系抗炎症薬からなる群から選択される有効量の1種以上の化合物と組み合わせて、有効量の少なくとも1種の請求項1に記載の化合物を投与する段階を含む、方法。
【請求項65】
認知性疾患または神経変性疾患を治療する方法であって、このような治療を必要としている患者に、コリンエステラーゼ阻害剤、ムスカリンm1アゴニストもしくはm2アンタゴニスト、ガンマセクレターゼ阻害剤、HMG−CoAレダクターゼ阻害剤および非ステロイド系抗炎症薬からなる群から選択される有効量の1種以上の化合物と組み合わせて、有効量の少なくとも1種の請求項32に記載の化合物を投与する段階を含む、方法。
【請求項1】
構造式(I):
【化170】
を有する化合物、あるいはその立体異性体、互変異性体、または薬学的に許容される塩もしくは溶媒和物
(式中、
R1、R2、R3、R4、W、Z、Y、X、V、A、p、および各R14は、互いに独立して選択され、
pは0から5の整数であり;
式(I)の破線
【化171】
は、単結合または二重結合を表し;
環AはVおよびXと一緒になって、単環式もしく多環式の4から12員のシクロアルキレン、シクロアルケニレン、ヘテロシクロアルキレンもしくはヘテロシクロアルケニレンを形成するか(ここで、前記ヘテロシクロアルキレンまたはヘテロシクロアルケニレンの1個もしくは複数のヘテロ原子は、−O−、−S−、−S(O)−、−S(O)2−および−N(R5)−からなる群から独立して選択される);
または、環AはVおよびXと一緒になって、単環式もしくは多環式の4から12員のアリーレンもしくはヘテロアリーレンを形成し;
Wは、−S(O)−、−S(O)2−、−C(O)−または−O−であり;
Xは、−N−もしくは−C(R30)であり、ただし、Xが−N−である場合、Yは−S−であることはできず;
Yは、−N(R5)−、−O−、−S−、−C(R6)(R6a)−、−C(O)−、−S(O)−もしくは−S(O)2−であり;
Zは、結合、−N(R5)−、−O−、−S−、−C(R6)(R6a)−、−C(O)−、−S(O)−もしくは−S(O)2−であるか(ただし、Zが、−O−、−S−、−S(O)−もしくは−S(O)2である場合、Yは、−O−、−S−、−S(O)−もしくは−S(O)2−であることはできない);
またはZおよびYは一緒になって、−C=C−、−N=C−もしくは−C=N−であるか;
またはXおよびYは一緒になって、−C=C−、−N=C−もしくは−C=N−であり;
Vは−C(R31)−であるか;
またはVおよびXは一緒になって、−C=C−を形成し;
ただし、V、X、Y、Zと、VおよびXに隣接した環Aの環原子との間に集積的二重結合は存在せず;
各R1、R2およびR5は、H、アルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、アリールシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールシクロアルキルアルキル、アリールヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキルアルキル、シクロアルキル、アリールシクロアルキル、ヘテロアリールシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールヘテロシクロアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキル、アルケニル、アリールアルケニル、シクロアルケニル、アリールシクロアルケニル、ヘテロアリールシクロアルケニル、ヘテロシクロアルケニル、アリールヘテロシクロアルケニル、ヘテロアリールヘテロシクロアルケニル、アルキニル、アリールアルキニル、アリール、シクロアルキルアリール、ヘテロシクロアルキルアリール、シクロアルケニルアリール、ヘテロシクロアルケニルアリール、ヘテロアリール、シクロアルキルヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルヘテロアリール、シクロアルケニルヘテロアリール、ヘテロシクロアルケニルヘテロアリール、−OR15、−CN、−C(=NR11)R8、−C(O)R8、−C(O)OR9、−S(O)R10、−S(O)2R10、−C(O)N(R11)(R12)、−S(O)N(R11)(R12)、−S(O)2N(R11)(R12)、−NO2、−N=C(R8)2および−N(R11)(R12)からなる群から独立して選択され、ただし、R1およびR5は両方ともが、−NO2、−N=C(R8)2および−N(R11)(R12)から選択されることはなく;
各R3、R4、R6、R6aおよびR7は、H、アルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、アリールシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールシクロアルキルアルキル、アリールヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキルアルキル、シクロアルキル、アリールシクロアルキル、ヘテロアリールシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールヘテロシクロアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキル、アルケニル、アリールアルケニル、シクロアルケニル、アリールシクロアルケニル、ヘテロアリールシクロアルケニル、ヘテロシクロアルケニル、アリールヘテロシクロアルケニル、ヘテロアリールヘテロシクロアルケニル、アルキニル、アリールアルキニル、アリール、シクロアルキルアリール、ヘテロシクロアルキルアリール、シクロアルケニルアリール、ヘテロシクロアルケニルアリール、ヘテロアリール、シクロアルキルヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルヘテロアリール、シクロアルケニルヘテロアリール、ヘテロシクロアルケニルヘテロアリール、ハロ、−CH2−O−Si(R9)(R10)(R19)、−SH、−CN、−OR9、−C(O)R8、−C(O)OR9、−C(O)N(R11)(R12)、−SR19、−S(O)N(R11)(R12)、−S(O)2N(R11)(R12)、−N(R11)(R12)、−N(R11)C(O)R8、−N(R11)S(O)R10、−N(R11)S(O)2R10、−N(R11)C(O)N(R12)(R13)、−N(R11)C(O)OR9および−C(=NOH)R8からなる群から独立して選択されるか;
またはR6およびR6aの基はこれらが結合している炭素と一緒になって、カルボニルを形成し;
各R8は、H、アルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、アリールシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールシクロアルキルアルキル、アリールヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキルアルキル、シクロアルキル、アリールシクロアルキル、ヘテロアリールシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールヘテロシクロアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキル、アルケニル、アリールアルケニル、シクロアルケニル、アリールシクロアルケニル、ヘテロアリールシクロアルケニル、ヘテロシクロアルケニル、アリールヘテロシクロアルケニル、ヘテロアリールヘテロシクロアルケニル、アルキニル、アリールアルキニル、アリール、シクロアルキルアリール、ヘテロシクロアルキルアリール、シクロアルケニルアリール、ヘテロシクロアルケニルアリール、ヘテロアリール、シクロアルキルヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルヘテロアリール、シクロアルケニルヘテロアリール、ヘテロシクロアルケニルヘテロアリール、−OR15、−N(R15)(R16)、−N(R15)C(O)R16、−N(R15)S(O)R16、−N(R15)S(O)2R16、−N(R15)S(O)2N(R16)(R17)、−N(R15)S(O)N(R16)(R17)、−N(R15)C(O)N(R16)(R17)および−N(R15)C(O)OR16からなる群から独立して選択され;
各R14は、結合、H、アルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、アリールシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールシクロアルキルアルキル、アリールヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキルアルキル、シクロアルキル、アリールシクロアルキル、ヘテロアリールシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールヘテロシクロアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキル、アルケニル、アリールアルケニル、シクロアルケニル、アリールシクロアルケニル、ヘテロアリールシクロアルケニル、ヘテロシクロアルケニル、アリールヘテロシクロアルケニル、ヘテロアリールヘテロシクロアルケニル、アルキニル、アリールアルキニル、アリール、シクロアルキルアリール、ヘテロシクロアルキルアリール、シクロアルケニルアリール、ヘテロシクロアルケニルアリール、ヘテロアリール、シクロアルキルヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルヘテロアリール、シクロアルケニルヘテロアリール、ヘテロシクロアルケニルヘテロアリール、ハロ、−CH2−O−Si(R9)(R10)(R19)、−N(R15)C(O)N(R16)(R17)、−CN、−OR15、−C(O)R15、−C(O)OR15、−C(O)N(R15)(R16)、−SR15、−S(O)N(R15)(R16)、−S(O)2N(R15)(R16)、−C(=NOR15)R16、−P(O)(OR15)(OR16)、−N(R15)(R16)、−N(R15)C(O)R16、−N(R15)S(O)R16、−N(R15)S(O)2(R16)、−N(R15)S(O)2N(R16)(R17)、−N(R15)S(O)N(R16)(R17)、−N(R15)C(O)N(R16)(R17)および−N(R15)C(O)OR16からなる群から独立して選択されるか;
または2個のR14基は、これらが結合している炭素と一緒になって、カルボニルを形成し;
各R9は、H、アルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、アリールシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールシクロアルキルアルキル、アリールヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキルアルキル、シクロアルキル、アリールシクロアルキル、ヘテロアリールシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールヘテロシクロアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキル、アルケニル、アリールアルケニル、シクロアルケニル、アリールシクロアルケニル、ヘテロアリールシクロアルケニル、ヘテロシクロアルケニル、アリールヘテロシクロアルケニル、ヘテロアリールヘテロシクロアルケニル、アルキニル、アリールアルキニル、アリール、シクロアルキルアリール、ヘテロシクロアルキルアリール、シクロアルケニルアリール、ヘテロシクロアルケニルアリール、ヘテロアリール、シクロアルキルヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルヘテロアリール、シクロアルケニルヘテロアリール、およびヘテロシクロアルケニルヘテロアリールからなる群から独立して選択され;
各R10は、H、アルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、アリールシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールシクロアルキルアルキル、アリールヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキルアルキル、シクロアルキル、アリールシクロアルキル、ヘテロアリールシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールヘテロシクロアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキル、アルケニル、アリールアルケニル、シクロアルケニル、アリールシクロアルケニル、ヘテロアリールシクロアルケニル、ヘテロシクロアルケニル、アリールヘテロシクロアルケニル、ヘテロアリールヘテロシクロアルケニル、アルキニル、アリールアルキニル、アリール、シクロアルキルアリール、ヘテロシクロアルキルアリール、シクロアルケニルアリール、ヘテロシクロアルケニルアリール、ヘテロアリール、シクロアルキルヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルヘテロアリール、シクロアルケニルヘテロアリール、ヘテロシクロアルケニルヘテロアリールおよび−N(R15)(R16)からなる群から独立して選択され;
各R11、R12およびR13は、H、アルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、アリールシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールシクロアルキルアルキル、アリールヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキルアルキル、シクロアルキル、アリールシクロアルキル、ヘテロアリールシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールヘテロシクロアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキル、アルケニル、アリールアルケニル、シクロアルケニル、アリールシクロアルケニル、ヘテロアリールシクロアルケニル、ヘテロシクロアルケニル、アリールヘテロシクロアルケニル、ヘテロアリールヘテロシクロアルケニル、アルキニル、アリールアルキニル、アリール、シクロアルキルアリール、ヘテロシクロアルキルアリール、シクロアルケニルアリール、ヘテロシクロアルケニルアリール、ヘテロアリール、シクロアルキルヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルヘテロアリール、シクロアルケニルヘテロアリール、ヘテロシクロアルケニルヘテロアリール、−C(O)R8、−C(O)OR9、−S(O)R10、−S(O)2R10、−C(O)N(R15)(R16)、−S(O)N(R15)(R16)、−S(O)2N(R15)(R16)および−CNからなる群から独立して選択され;
各R15、R16およびR17は、H、アルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、アリールシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールシクロアルキルアルキル、アリールヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキルアルキル、シクロアルキル、アリールシクロアルキル、ヘテロアリールシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールヘテロシクロアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキル、アルケニル、アリールアルケニル、シクロアルケニル、アリールシクロアルケニル、ヘテロアリールシクロアルケニル、ヘテロシクロアルケニル、アリールヘテロシクロアルケニル、ヘテロアリールヘテロシクロアルケニル、アルキニル、アリールアルキニル、アリール、シクロアルキルアリール、ヘテロシクロアルキルアリール、シクロアルケニルアリール、ヘテロシクロアルケニルアリール、ヘテロアリール、シクロアルキルヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルヘテロアリール、シクロアルケニルヘテロアリール、ヘテロシクロアルケニルヘテロアリール、R18−アルキル、R18−アリールアルキル、R18−ヘテロアリールアルキル、R18−シクロアルキルアルキル、R18−ヘテロシクロアルキルアルキル、R18−アリールシクロアルキルアルキル、R18−ヘテロアリールシクロアルキルアルキル、R18−アリールヘテロシクロアルキルアルキル、R18−ヘテロアリールヘテロシクロアルキルアルキル、R18−シクロアルキル、R18−アリールシクロアルキル、R18−ヘテロアリールシクロアルキル、R18−ヘテロシクロアルキル、R18−アリールヘテロシクロアルキル、R18−ヘテロアリールヘテロシクロアルキル、R18−アルケニル、R18−アリールアルケニル、R18−シクロアルケニル、R18−アリールシクロアルケニル、R18−ヘテロアリールシクロアルケニル、R18−ヘテロシクロアルケニル、R18−アリールヘテロシクロアルケニル、R18−ヘテロアリールヘテロシクロアルケニル、R18−アルキニル、R18−アリールアルキニル、R18−アリール、R18−シクロアルキルアリール、R18−ヘテロシクロアルキルアリール、R18−シクロアルケニルアリール、R18−ヘテロシクロアルケニルアリール、R18−ヘテロアリール、R18−シクロアルキルヘテロアリール、R18−ヘテロシクロアルキルヘテロアリール、R18−シクロアルケニルヘテロアリール、およびR18−ヘテロシクロアルケニルヘテロアリールからなる群から独立して選択され;
各R18は、独立して、アルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、アリールシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールシクロアルキルアルキル、アリールヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキルアルキル、シクロアルキル、アリールシクロアルキル、ヘテロアリールシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールヘテロシクロアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキル、アルケニル、アリールアルケニル、シクロアルケニル、アリールシクロアルケニル、ヘテロアリールシクロアルケニル、ヘテロシクロアルケニル、アリールヘテロシクロアルケニル、ヘテロアリールヘテロシクロアルケニル、アルキニル、アリールアルキニル、アリール、シクロアルキルアリール、ヘテロシクロアルキルアリール、シクロアルケニルアリール、ヘテロシクロアルケニルアリール、ヘテロアリール、シクロアルキルヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルヘテロアリール、シクロアルケニルヘテロアリール、ヘテロシクロアルケニルヘテロアリール、−NO2、ハロ、HO−アルコキシアルキル、−CF3、−CN、アルキル−CN、−C(O)R19、−C(O)OH、−C(O)OR19、−C(O)NHR20、−C(O)NH2、−C(O)NH2−C(O)N(アルキル)2、−C(O)N(アルキル)(アリール)、−C(O)N(アルキル)(ヘテロアリール)、−SR19、−S(O)2R20、−S(O)NH2、−S(O)NH(アルキル)、−S(O)N(アルキル)(アルキル)、−S(O)NH(アリール)、−S(O)2NH2、−S(O)2NHR19、−S(O)2NH(ヘテロシクロアルキル)、−S(O)2N(アルキル)2、−S(O)2N(アルキル)(アリール)、−OCF3、−OH、−OR20、−O−ヘテロシクロアルキル、−O−シクロアルキルアルキル、−O−ヘテロシクロアルキルアルキル、−NH2、−NHR20、−N(アルキル)2、−N(アリールアルキル)2、−N(アリールアルキル)−(ヘテロアリールアルキル)、−NHC(O)R20、−NHC(O)NH2、−NHC(O)NH(アルキル)、−NHC(O)N(アルキル)(アルキル)、−N(アルキル)C(O)NH(アルキル)、−N(アルキル)C(O)N(アルキル)(アルキル)、−NHS(O)2R20、−NHS(O)2NH(アルキル)、−NHS(O)2N(アルキル)(アルキル)、−N(アルキル)S(O)2NH(アルキル)および−N(アルキル)S(O)2N(アルキル)(アルキル)からなる群から独立して選択される1〜5個の置換基であるか;
または隣接する炭素上の2個のR18部分は、一緒に連結されて、
【化172】
を形成することができ;
各R19は、アルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、アリールシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールシクロアルキルアルキル、アリールヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキルアルキル、シクロアルキル、アリールシクロアルキル、ヘテロアリールシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールヘテロシクロアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキル、アルケニル、アリールアルケニル、シクロアルケニル、アリールシクロアルケニル、ヘテロアリールシクロアルケニル、ヘテロシクロアルケニル、アリールヘテロシクロアルケニル、ヘテロアリールヘテロシクロアルケニル、アルキニル、アリールアルキニル、アリール、シクロアルキルアリール、ヘテロシクロアルキルアリール、シクロアルケニルアリール、ヘテロシクロアルケニルアリール、ヘテロアリール、シクロアルキルヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルヘテロアリール、シクロアルケニルヘテロアリール、およびヘテロシクロアルケニルヘテロアリールからなる群から独立して選択され;
各R20は、ハロ置換のアリール、アルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、アリールシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールシクロアルキルアルキル、アリールヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキルアルキル、シクロアルキル、アリールシクロアルキル、ヘテロアリールシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールヘテロシクロアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキル、アルケニル、アリールアルケニル、シクロアルケニル、アリールシクロアルケニル、ヘテロアリールシクロアルケニル、ヘテロシクロアルケニル、アリールヘテロシクロアルケニル、ヘテロアリールヘテロシクロアルケニル、アルキニル、アリールアルキニル、アリール、シクロアルキルアリール、ヘテロシクロアルキルアリール、シクロアルケニルアリール、ヘテロシクロアルケニルアリール、ヘテロアリール、シクロアルキルヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルヘテロアリール、シクロアルケニルヘテロアリール、またはヘテロシクロアルケニルヘテロアリールからなる群から独立して選択され、
ここで、R1、R2、R3、R4、R5、R6、R6a、R7、R8、R9、R10、R11、R12、R13およびR14における各アルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、アリールシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールシクロアルキルアルキル、アリールヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキルアルキル、シクロアルキル、アリールシクロアルキル、ヘテロアリールシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールヘテロシクロアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキル、アルケニル、アリールアルケニル、シクロアルケニル、アリールシクロアルケニル、ヘテロアリールシクロアルケニル、ヘテロシクロアルケニル、アリールヘテロシクロアルケニル、ヘテロアリールヘテロシクロアルケニル、アルキニル、アリールアルキニル、アリール、シクロアルキルアリール、ヘテロシクロアルキルアリール、シクロアルケニルアリール、ヘテロシクロアルケニルアリール、ヘテロアリール、シクロアルキルヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルヘテロアリール、シクロアルケニルヘテロアリール、ヘテロシクロアルケニルヘテロアリールは
独立して、非置換であるか、もしくは1から5個のR21基によって置換されており、ここで、各R21基は、アルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、アリールシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールシクロアルキルアルキル、アリールヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキルアルキル、シクロアルキル、アリールシクロアルキル、ヘテロアリールシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールヘテロシクロアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキル、アルケニル、アリールアルケニル、シクロアルケニル、アリールシクロアルケニル、ヘテロアリールシクロアルケニル、ヘテロシクロアルケニル、アリールヘテロシクロアルケニル、ヘテロアリールヘテロシクロアルケニル、アルキニル、アリールアルキニル、アリール、シクロアルキルアリール、ヘテロシクロアルキルアリール、シクロアルケニルアリール、ヘテロシクロアルケニルアリール、ヘテロアリール、シクロアルキルヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルヘテロアリール、シクロアルケニルヘテロアリール、ヘテロシクロアルケニルヘテロアリール、ハロ、−CN、−OR15、−C(O)R15、−C(O)OR15、−C(O)N(R15)(R16)、−SR15、−S(O)N(R15)(R16)、−CH(R15)(R16)、−S(O)2N(R15)(R16)、−C(=NR15)R16、−C(=NOR15)R16、−P(O)(OR15)(OR16)、−N(R15)(R16)、−アルキル−N(R15)(R16)、−N(R15)C(O)R16、−CH2−N(R15)C(O)R16、−CH2−N(R15)C(O)N(R16)(R17)、−CH2−R15、−CH2N(R15)(R16)、−N(R15)S(O)R16、−N(R15)S(O)2R16、−CH2−N(R15)S(O)2R16、−N(R15)S(O)2N(R16)(R17)、−N(R15)S(O)N(R16)(R17)、−N(R15)C(O)N(R16)(R17)、−CH2−N(R15)C(O)N(R16)(R17)、−N(R15)C(O)OR16、−CH2−N(R15)C(O)OR16、−S(O)R15、−N3、−NO2および−S(O)2R15からなる群から独立して選択され;
ここで、R21における各アルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、アリールシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールシクロアルキルアルキル、アリールヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキルアルキル、シクロアルキル、アリールシクロアルキル、ヘテロアリールシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールヘテロシクロアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキル、アルケニル、アリールアルケニル、シクロアルケニル、アリールシクロアルケニル、ヘテロアリールシクロアルケニル、ヘテロシクロアルケニル、アリールヘテロシクロアルケニル、ヘテロアリールヘテロシクロアルケニル、アルキニル、アリールアルキニル、アリール、シクロアルキルアリール、ヘテロシクロアルキルアリール、シクロアルケニルアリール、ヘテロシクロアルケニルアリール、ヘテロアリール、シクロアルキルヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルヘテロアリール、シクロアルケニルヘテロアリールおよびヘテロシクロアルケニルヘテロアリール基は、独立して非置換であるか、もしくは1から5個のR22基によって置換されており、ここで、各R22は、アルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、アリールシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールシクロアルキルアルキル、アリールヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキルアルキル、シクロアルキル、アリールシクロアルキル、ヘテロアリールシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールヘテロシクロアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキル、アルケニル、アリールアルケニル、シクロアルケニル、アリールシクロアルケニル、ヘテロアリールシクロアルケニル、ヘテロシクロアルケニル、アリールヘテロシクロアルケニル、ヘテロアリールヘテロシクロアルケニル、アルキニル、アリールアルキニル、アリール、シクロアルキルアリール、ヘテロシクロアルキルアリール、シクロアルケニルアリール、ヘテロシクロアルケニルアリール、ヘテロアリール、シクロアルキルヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルヘテロアリール、シクロアルケニルヘテロアリール、ヘテロシクロアルケニルヘテロアリール、ハロ、−CF3、−CN、−OR15、−C(O)R15、−C(O)OR15、−アルキル−C(O)OR15、−C(O)N(R15)(R16)、−SR15、−S(O)N(R15)(R16)、−S(O)2N(R15)(R16)、−C(=NR15)R16、−C(=NOR15)R16、−P(O)(OR15)(OR16)、−N(R15)(R16)、−アルキル−N(R15)(R16)、−N(R15)C(O)R16、−CH2−N(R15)C(O)R16、−N(R15)S(O)R16、−N(R15)S(O)2R16、−CH2−N(R15)S(O)2R16、−N(R15)S(O)2N(R16)(R17)、−N(R15)S(O)N(R16)(R17)、−N(R15)C(O)N(R16)(R17)、−CH2−N(R15)C(O)N(R16)(R17)、−N(R15)C(O)OR16、−CH2−N(R15)C(O)OR16、−N3、−NO2、−S(O)R15および−S(O)2R15からなる群から独立して選択されるか;
または隣接する炭素上の2個のR21部分もしくは2個のR22部分は、一緒に連結されて
【化173】
を形成することができ;
R21またはR22が、−C(=NOR15)R16、−N(R15)C(O)R16、−CH2−N(R15)C(O)R16、−N(R15)S(O)R16、−N(R15)S(O)2R16、−CH2−N(R15)S(O)2R16、−N(R15)S(O)2N(R16)(R17)、−N(R15)S(O)N(R16)(R17)、−N(R15)C(O)N(R16)(R17)、−CH2−N(R15)C(O)N(R16)(R17)、−N(R15)C(O)OR16、および−CH2−N(R15)C(O)OR16からなる群からそれぞれ独立して選択される場合、R15およびR16は一緒になって、C2からC4鎖であることができ、ここで、場合によって、1、2または3個の環炭素は、−C(O)−もしくは−N(H)−によって置換されていることができ、R15およびR16は、これらが結合している原子と一緒になって、1から5個の基R23によって場合によって置換されている5から7員の環を形成し;
各R23は、アルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、アリールシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールシクロアルキルアルキル、アリールヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキルアルキル、シクロアルキル、アリールシクロアルキル、ヘテロアリールシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールヘテロシクロアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキル、アルケニル、アリールアルケニル、シクロアルケニル、アリールシクロアルケニル、ヘテロアリールシクロアルケニル、ヘテロシクロアルケニル、アリールヘテロシクロアルケニル、ヘテロアリールヘテロシクロアルケニル、アルキニル、アリールアルキニル、アリール、シクロアルキルアリール、ヘテロシクロアルキルアリール、シクロアルケニルアリール、ヘテロシクロアルケニルアリール、ヘテロアリール、シクロアルキルヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルヘテロアリール、シクロアルケニルヘテロアリール、ヘテロシクロアルケニルヘテロアリール、ハロ、−CN、−OR24、−C(O)R24、−C(O)OR24、−C(O)N(R24)(R25)、−SR24、−S(O)N(R24)(R25)、−S(O)2N(R24)(R25)、−C(=NOR24)R25、−(O)(OR24)(OR25)、−N(R24)(R25)、−アルキル−N(R24)(R25)、−N(R24)C(O)R25、−CH2−N(R24)C(O)R25、−N(R24)S(O)R25、−N(R24)S(O)2R25、−CH2−N(R24)S(O)2R25、−N(R24)S(O)2N(R25)(R26)、−N(R24)S(O)N(R25)(R26)、−N(R24)C(O)N(R25)(R26)、−CH2−N(R24)C(O)N(R25)(R26)、−N(R24)C(O)OR25、−CH2−N(R24)C(O)OR25、−S(O)R24および−S(O)2R24からなる群から独立して選択され;ここで、R23における各アルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、アリールシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールシクロアルキルアルキル、アリールヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキルアルキル、シクロアルキル、アリールシクロアルキル、ヘテロアリールシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールヘテロシクロアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキル、アルケニル、アリールアルケニル、シクロアルケニル、アリールシクロアルケニル、ヘテロアリールシクロアルケニル、ヘテロシクロアルケニル、アリールヘテロシクロアルケニル、ヘテロアリールヘテロシクロアルケニル、アルキニル、アリールアルキニル、アリール、シクロアルキルアリール、ヘテロシクロアルキルアリール、シクロアルケニルアリール、ヘテロシクロアルケニルアリール、ヘテロアリール、シクロアルキルヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルヘテロアリール、シクロアルケニルヘテロアリールおよびヘテロシクロアルケニルヘテロアリール基は、独立して、非置換であるか、もしくは1から5個のR27基によって置換されており、ここで、各基R27は、アルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、アリールシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールシクロアルキルアルキル、アリールヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキルアルキル、シクロアルキル、アリールシクロアルキル、ヘテロアリールシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールヘテロシクロアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキル、アルケニル、アリールアルケニル、シクロアルケニル、アリールシクロアルケニル、ヘテロアリールシクロアルケニル、ヘテロシクロアルケニル、アリールヘテロシクロアルケニル、ヘテロアリールヘテロシクロアルケニル、アルキニル、アリールアルキニル、アリール、シクロアルキルアリール、ヘテロシクロアルキルアリール、シクロアルケニルアリール、ヘテロシクロアルケニルアリール、ヘテロアリール、シクロアルキルヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルヘテロアリール、シクロアルケニルヘテロアリール、ヘテロシクロアルケニルヘテロアリール、ハロ、−CF3、−CN、−OR24、−C(O)R24、−C(O)OR24、アルキル−C(O)OR24、−C(O)N(R24)(R25)、−SR24、−S(O)N(R24)(R25)、−S(O)2N(R24)(R25)、−C(=NOR24)R25、−P(O)(OR24)(OR25)、−N(R24)(R25)、−アルキル−N(R24)(R25)、−N(R24)C(O)R25、−CH2−N(R24)C(O)R25、−N(R24)S(O)R25、−N(R24)S(O)2R25、−CH2−N(R24)S(O)2R25、−N(R24)S(O)2N(R25)(R26)、−N(R24)S(O)N(R25)(R26)、−N(R24)C(O)N(R25)(R26)、−CH2−N(R24)C(O)N(R25)(R26)、−N(R24)C(O)OR25、−CH2−N(R24)C(O)OR25、−S(O)R24および−S(O)2R24からなる群から独立して選択され;
各R24、R25およびR26は、H、アルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、アリールシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールシクロアルキルアルキル、アリールヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキルアルキル、シクロアルキル、アリールシクロアルキル、ヘテロアリールシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールヘテロシクロアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキル、アルケニル、アリールアルケニル、シクロアルケニル、アリールシクロアルケニル、ヘテロアリールシクロアルケニル、ヘテロシクロアルケニル、アリールヘテロシクロアルケニル、ヘテロアリールヘテロシクロアルケニル、アルキニル、アリールアルキニル、アリール、シクロアルキルアリール、ヘテロシクロアルキルアリール、シクロアルケニルアリール、ヘテロシクロアルケニルアリール、ヘテロアリール、シクロアルキルヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルヘテロアリール、シクロアルケニルヘテロアリール、ヘテロシクロアルケニルヘテロアリール、R27−アルキル、R27−アリールアルキル、R27−ヘテロアリールアルキル、R27−シクロアルキルアルキル、R27−ヘテロシクロアルキルアルキル、R27−アリールシクロアルキルアルキル、R27−ヘテロアリールシクロアルキルアルキル、R27−アリールヘテロシクロアルキルアルキル、R27−ヘテロアリールヘテロシクロアルキルアルキル、R27−シクロアルキル、R27−アリールシクロアルキル、R27−ヘテロアリールシクロアルキル、R27−ヘテロシクロアルキル、R27−アリールヘテロシクロアルキル、R27−ヘテロアリールヘテロシクロアルキル、R27−アルケニル、R27−アリールアルケニル、R27−シクロアルケニル、R27−アリールシクロアルケニル、R27−ヘテロアリールシクロアルケニル、R27−ヘテロシクロアルケニル、R27−アリールヘテロシクロアルケニル、R27−ヘテロアリールヘテロシクロアルケニル、R27−アルキニル、R27−アリールアルキニル、R27−アリール、R27−シクロアルキルアリール、R27−ヘテロシクロアルキルアリール、R27−シクロアルケニルアリール、R27−ヘテロシクロアルケニルアリール、R27−ヘテロアリール、R27−シクロアルキルヘテロアリール、R27−ヘテロシクロアルキルヘテロアリール、R27−シクロアルケニルヘテロアリール、およびR27−ヘテロシクロアルケニルヘテロアリールからなる群から独立して選択され;
R27は、アルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、アリールシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールシクロアルキルアルキル、アリールヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキルアルキル、シクロアルキル、アリールシクロアルキル、ヘテロアリールシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールヘテロシクロアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキル、アルケニル、アリールアルケニル、シクロアルケニル、アリールシクロアルケニル、ヘテロアリールシクロアルケニル、ヘテロシクロアルケニル、アリールヘテロシクロアルケニル、ヘテロアリールヘテロシクロアルケニル、アルキニル、アリールアルキニル、アリール、シクロアルキルアリール、ヘテロシクロアルキルアリール、シクロアルケニルアリール、ヘテロシクロアルケニルアリール、ヘテロアリール、シクロアルキルヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルヘテロアリール、シクロアルケニルヘテロアリール、ヘテロシクロアルケニルヘテロアリール、−NO2、ハロ、−CF3、−CN、アルキル−CN、−C(O)R28、−C(O)OH、−C(O)OR28、−C(O)NHR29、−C(O)N(アルキル)2、−C(O)N(アルキル)(アリール)、−C(O)N(アルキル)(ヘテロアリール)、−SR28、−S(O)2R29、−S(O)NH2、−S(O)NH(アルキル)、−S(O)N(アルキル)(アルキル)、−S(O)NH(アリール)、−S(O)2NH2、−S(O)2NHR28、−S(O)2NH(アリール)、−S(O)2NH(ヘテロシクロアルキル)、−S(O)2N(アルキル)2、−S(O)2N(アルキル)(アリール)、−OH、−OR29、−O−ヘテロシクロアルキル、−O−シクロアルキルアルキル、−O−ヘテロシクロアルキルアルキル、−NH2、−NHR29、−N(アルキル)2、−N(アリールアルキル)2、−N(アリールアルキル)(ヘテロアリールアルキル)、−NHC(O)R29、−NHC(O)NH2、−NHC(O)NH(アルキル)、−NHC(O)N(アルキル)(アルキル)、−N(アルキル)C(O)NH(アルキル)、−N(アルキル)C(O)N(アルキル)(アルキル)、−NHS(O)2R29、−NHS(O)2NH(アルキル)、−NHS(O)2N(アルキル)(アルキル)、−N(アルキル)S(O)2NH(アルキル)および−N(アルキル)S(O)2N(アルキル)(アルキル)からなる群からそれぞれ独立して選択される1〜5個の置換基であり;
各R28は、アルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、アリールシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールシクロアルキルアルキル、アリールヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキルアルキル、シクロアルキル、アリールシクロアルキル、ヘテロアリールシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールヘテロシクロアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキル、アルケニル、アリールアルケニル、シクロアルケニル、アリールシクロアルケニル、ヘテロアリールシクロアルケニル、ヘテロシクロアルケニル、アリールヘテロシクロアルケニル、ヘテロアリールヘテロシクロアルケニル、アルキニル、アリールアルキニル、アリール、シクロアルキルアリール、ヘテロシクロアルキルアリール、シクロアルケニルアリール、ヘテロシクロアルケニルアリール、ヘテロアリール、シクロアルキルヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルヘテロアリール、シクロアルケニルヘテロアリールおよびヘテロシクロアルケニルヘテロアリールからなる群から独立して選択され;
各R29は、アルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、アリールシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールシクロアルキルアルキル、アリールヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキルアルキル、シクロアルキル、アリールシクロアルキル、ヘテロアリールシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールヘテロシクロアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキル、アルケニル、アリールアルケニル、シクロアルケニル、アリールシクロアルケニル、ヘテロアリールシクロアルケニル、ヘテロシクロアルケニル、アリールヘテロシクロアルケニル、ヘテロアリールヘテロシクロアルケニル、アルキニル、アリールアルキニル、アリール、シクロアルキルアリール、ヘテロシクロアルキルアリール、シクロアルケニルアリール、ヘテロシクロアルケニルアリール、ヘテロアリール、シクロアルキルヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルヘテロアリール、シクロアルケニルヘテロアリールおよびヘテロシクロアルケニルヘテロアリールからなる群から独立して選択され;
各R30は、H、アルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、アリールシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールシクロアルキルアルキル、アリールヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキルアルキル、シクロアルキル、アリールシクロアルキル、ヘテロアリールシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールヘテロシクロアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキル、アルケニル、アリールアルケニル、シクロアルケニル、アリールシクロアルケニル、ヘテロアリールシクロアルケニル、ヘテロシクロアルケニル、アリールヘテロシクロアルケニル、ヘテロアリールヘテロシクロアルケニル、アルキニル、アリールアルキニル、アリール、シクロアルキルアリール、ヘテロシクロアルキルアリール、シクロアルケニルアリール、ヘテロシクロアルケニルアリール、ヘテロアリール、シクロアルキルヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルヘテロアリール、シクロアルケニルヘテロアリール、ヘテロシクロアルケニルヘテロアリール、ハロ、−CH2−O−Si(R9)(R10)(R19)、−N(R15)C(O)N(R16)(R17)、−CN、−OR15、−C(O)R15、−C(O)OR15、−C(O)N(R15)(R16)、−SR15、−S(O)N(R15)(R16)、−S(O)2N(R15)(R16)、−C(=NOR15)R16、−P(O)(OR15)(OR16)、−N(R15)(R16)、−N(R15)C(O)R16、−N(R15)S(O)R16、−N(R15)S(O)2R16、−N(R15)S(O)2N(R16)(R17)、−N(R15)S(O)N(R16)(R17)、−N(R15)C(O)N(R16)(R17)、および−N(R15)C(O)OR16からなる群から独立して選択されるか;
または2個のR30基は、これらが結合している炭素と一緒になって、カルボニルを形成し;
各R31は、H、アルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、アリールシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールシクロアルキルアルキル、アリールヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキルアルキル、シクロアルキル、アリールシクロアルキル、ヘテロアリールシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールヘテロシクロアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキル、アルケニル、アリールアルケニル、シクロアルケニル、アリールシクロアルケニル、ヘテロアリールシクロアルケニル、ヘテロシクロアルケニル、アリールヘテロシクロアルケニル、ヘテロアリールヘテロシクロアルケニル、アルキニル、アリールアルキニル、アリール、シクロアルキルアリール、ヘテロシクロアルキルアリール、シクロアルケニルアリール、ヘテロシクロアルケニルアリール、ヘテロアリール、シクロアルキルヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルヘテロアリール、シクロアルケニルヘテロアリール、ヘテロシクロアルケニルヘテロアリール、ハロ、−CH2−O−Si(R9)(R10)(R19)、−N(R15)C(O)N(R16)(R17)、−CN、−OR15、−C(O)R15、−C(O)OR15、−C(O)N(R15)(R16)、−SR15、−S(O)N(R15)(R16)、−S(O)2N(R15)(R16)、−C(=NOR15)R16、−P(O)(OR15)(OR16)、−N(R15)(R16)、−N(R15)C(O)R16、−N(R15)S(O)R16、−N(R15)S(O)2R16、−N(R15)S(O)2N(R16)(R17)、−N(R15)S(O)N(R16)(R17)、−N(R15)C(O)N(R16)(R17)、および−N(R15)C(O)OR16からなる群から独立して選択されるか;
またはR31は、隣接する環Aの環原子もしくは環ヘテロ原子(X以外)と二重結合を形成するか;
または2個のR31基は、これらが結合している炭素と一緒になって、カルボニルを形成する)。
【請求項2】
以下の構造
【化174】
を有する、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
R1がアルキルである、請求項1に記載の化合物。
【請求項4】
R1がメチルである、請求項3に記載の化合物。
【請求項5】
R2がHである、請求項1に記載の化合物。
【請求項6】
R3が、H、アルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、アリールシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールシクロアルキルアルキル、アリールヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキルアルキル、シクロアルキル、アリールシクロアルキル、ヘテロアリールシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールヘテロシクロアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキル、アルケニル、アリールアルケニル、シクロアルケニル、アリールシクロアルケニル、ヘテロアリールシクロアルケニル、ヘテロシクロアルケニル、アリールヘテロシクロアルケニル、ヘテロアリールヘテロシクロアルケニル、アルキニル、アリールアルキニル、アリール、シクロアルキルアリール、ヘテロシクロアルキルアリール、ヘテロシクロアルケニルアリール、ヘテロアリール、シクロアルキルヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルヘテロアリール、シクロアルケニルアリールまたはヘテロシクロアルケニルアリールである、請求項1に記載の化合物。
【請求項7】
R3が、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、アリールシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールシクロアルキルアルキル、アリールヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキルアルキル、アリールシクロアルキル、ヘテロアリールシクロアルキル、アリールヘテロシクロアルキル、ヘテロアリールヘテロシクロアルキル、アリールアルケニル、アリールシクロアルケニル、ヘテロアリールシクロアルケニル、アリールヘテロシクロアルケニル、ヘテロアリールヘテロシクロアルケニル、アリールアルキニル、アリール、シクロアルキルアリール、ヘテロシクロアルキルアリール、ヘテロシクロアルケニルアリール、ヘテロアリール、シクロアルキルヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルヘテロアリール、シクロアルケニルアリールまたはヘテロシクロアルケニルアリールである、請求項1に記載の化合物。
【請求項8】
R3が、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、アリールシクロアルキル、ヘテロアリールシクロアルキル、アリールアルケニル、アリールアルキニル、アリールまたはヘテロアリールである、請求項1に記載の化合物。
【請求項9】
R3が、ヘテロアリールまたはアリールである、請求項1に記載の化合物。
【請求項10】
R3が、
【化175】
である、請求項1に記載の化合物。
【請求項11】
R21が−CNである、請求項1に記載の化合物。
【請求項12】
R3が、
【化176】
である、請求項1に記載の化合物。
【請求項13】
WがC=Oである、請求項1に記載の化合物。
【請求項14】
R4が、H、アルキルまたはハロである、請求項1に記載の化合物。
【請求項15】
Zが結合である、請求項1に記載の化合物。
【請求項16】
AがVおよびXと一緒になって、ヘテロアリーレンまたはアリーレンを形成する、請求項1に記載の化合物。
【請求項17】
環AがVおよびXと一緒になって、以下:
【化177】
を形成する、請求項1に記載の化合物。
【請求項18】
R14がアルキルまたはハロである、請求項17に記載の化合物。
【請求項19】
R14がメチルである、請求項1に記載の化合物。
【請求項20】
R14がFである、請求項1に記載の化合物。
【請求項21】
Xが炭素または窒素である、請求項1に記載の化合物。
【請求項22】
Yが−C(R6)(R6a)−である、請求項1に記載の化合物。
【請求項23】
R6がHであり、R6aがHである、請求項22に記載の化合物。
【請求項24】
Zが結合であり、Yが−C(R6)(R6a)−である、請求項1に記載の化合物。
【請求項25】
Zが結合であり;
環AがVおよびXと一緒になって、以下:
【化178】
を形成し、Yが−C(R6)(R6a)−である、請求項1に記載の化合物。
【請求項26】
Yが−CH2−である、請求項25に記載の化合物。
【請求項27】
V−Xが、
【化179】
である、請求項1に記載の化合物。
【請求項28】
V=Xが、
【化180】
である、請求項1に記載の化合物。
【請求項29】
AがVおよびXと一緒になって、以下:
【化181】
を形成する、請求項1に記載の化合物。
【請求項30】
各R15、R16およびR17が、
【化182】
(式中、各R23は、0から5個の置換基を独立して有し、各mは、独立して、0から6であり、各nは、独立して、0から5であり、各qは、独立して、1から5である)
からなる群から独立して選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項31】
【化183】
からなる群から選択される化合物。
【請求項32】
式(III.c.2):
【化184】
に示される一般構造を有する、請求項1に記載の化合物。
【請求項33】
式(III.c.2A):
【化185】
に示される一般構造を有する、請求項1に記載の化合物。
【請求項34】
式(III.c.2B):
【化186】
に示される一般構造を有する、請求項1に記載の化合物。
【請求項35】
式(III.c.2B1):
【化187】
に示される一般構造を有する、請求項1に記載の化合物。
【請求項36】
式(IV.a):
【化188】
に示される一般構造を有する、請求項1に記載の化合物。
【請求項37】
有効量の請求項1に記載の化合物および薬学的に有効な担体を含む薬学的組成物。
【請求項38】
有効量の請求項32に記載の化合物および薬学的に有効な担体を含む薬学的組成物。
【請求項39】
アスパルチルプロテアーゼを阻害する方法であって、このような治療を必要としている患者に有効量の請求項1に記載の化合物を投与する段階を含む、方法。
【請求項40】
アスパルチルプロテアーゼを阻害する方法であって、このような治療を必要としている患者に有効量の請求項32に記載の化合物を投与する段階を含む、方法。
【請求項41】
心臓血管の疾患、認知性疾患および神経変性疾患を治療する方法、およびヒト免疫不全ウイルス、プラスメプシン、カテプシンDおよび原生動物の酵素を阻害する方法であって、このような治療を必要としている患者に有効量の請求項1に記載の化合物を投与する段階を含む、方法。
【請求項42】
認知性疾患または神経変性疾患が治療される、請求項41に記載の方法。
【請求項43】
アルツハイマー病が治療される、請求項42に記載の方法。
【請求項44】
心臓血管の疾患、認知性疾患および神経変性疾患を治療する方法であって、このような治療を必要としている患者に有効量の請求項1に記載の化合物を投与する段階を含む、方法。
【請求項45】
認知性疾患または神経変性疾患が治療される、請求項44に記載の方法。
【請求項46】
アルツハイマー病が治療される、請求項45に記載の方法。
【請求項47】
ヒト免疫不全ウイルス、プラスメプシン、カテプシンDおよび原生動物の酵素を阻害する方法であって、このような治療を必要としている患者に有効量の請求項1に記載の化合物を投与する段階を含む、方法。
【請求項48】
薬学的に有効な担体中に、有効量の請求項1に記載の化合物、および有効量のコリンエステラーゼ阻害剤またはムスカリンm1アゴニストもしくはm2アンタゴニストを含む薬学的組成物。
【請求項49】
薬学的に有効な担体中に、有効量の請求項32に記載の化合物、および有効量のコリンエステラーゼ阻害剤またはムスカリンm1アゴニストもしくはm2アンタゴニストを含む薬学的組成物。
【請求項50】
認知性疾患または神経変性疾患を治療する方法であって、このような治療を必要としている患者に、有効量のコリンエステラーゼ阻害剤と組み合わせて有効量の請求項1に記載の化合物を投与する段階を含む、方法。
【請求項51】
アルツハイマー病が治療される、請求項50に記載の方法。
【請求項52】
認知性疾患および神経変性疾患を治療する方法であって、このような治療を必要としている患者に、有効量のコリンエステラーゼ阻害剤と組み合わせて有効量の請求項32に記載の化合物を投与する段階を含む、方法。
【請求項53】
アルツハイマー病が治療される、請求項52に記載の方法。
【請求項54】
認知性疾患または神経変性疾患を治療する方法であって、このような治療を必要としている患者に、有効量のガンマセクレターゼ阻害剤、HMG−CoAレダクターゼ阻害剤または非ステロイド系抗炎症薬と組み合わせて有効量の請求項1に記載の化合物を投与する段階を含む、方法。
【請求項55】
前記HMG−CoAレダクターゼ阻害剤が、アトルバスタチン、ロバスタチン、シムバスタチン、プラバスタチン、フルバスタチンまたはロスバスタチンである、請求項54に記載の方法。
【請求項56】
アルツハイマー病が治療される、請求項54に記載の方法。
【請求項57】
前記非ステロイド系抗炎症薬が、イブプロフェン、レラフェンまたはナプロキセンである、請求項54に記載の方法。
【請求項58】
認知性疾患または神経変性疾患を治療する方法であって、このような治療を必要としている患者に、有効量のガンマセクレターゼ阻害剤、HMG−CoAレダクターゼ阻害剤または非ステロイド系抗炎症薬と組み合わせて有効量の請求項32に記載の化合物を投与する段階を含む、方法。
【請求項59】
前記HMG−CoAレダクターゼ阻害剤が、アトルバスタチン、ロバスタチン、シムバスタチン、プラバスタチン、フルバスタチンまたはロスバスタチンである、請求項58に記載の方法。
【請求項60】
アルツハイマー病が治療される、請求項58に記載の方法。
【請求項61】
前記非ステロイド系抗炎症薬が、イブプロフェン、レラフェンまたはナプロキセンである、請求項58に記載の方法。
【請求項62】
有効量の請求項1に記載の化合物、および有効量のガンマセクレターゼ阻害剤、HMG−CoAレダクターゼ阻害剤または非ステロイド系抗炎症薬を含む薬学的組成物。
【請求項63】
有効量の請求項32に記載の化合物、および有効量のガンマセクレターゼ阻害剤、HMG−CoAレダクターゼ阻害剤または非ステロイド系抗炎症薬を含む薬学的組成物。
【請求項64】
認知性疾患または神経変性疾患を治療する方法であって、このような治療を必要としている患者に、コリンエステラーゼ阻害剤、ムスカリンm1アゴニストもしくはm2アンタゴニスト、ガンマセクレターゼ阻害剤、HMG−CoAレダクターゼ阻害剤および非ステロイド系抗炎症薬からなる群から選択される有効量の1種以上の化合物と組み合わせて、有効量の少なくとも1種の請求項1に記載の化合物を投与する段階を含む、方法。
【請求項65】
認知性疾患または神経変性疾患を治療する方法であって、このような治療を必要としている患者に、コリンエステラーゼ阻害剤、ムスカリンm1アゴニストもしくはm2アンタゴニスト、ガンマセクレターゼ阻害剤、HMG−CoAレダクターゼ阻害剤および非ステロイド系抗炎症薬からなる群から選択される有効量の1種以上の化合物と組み合わせて、有効量の少なくとも1種の請求項32に記載の化合物を投与する段階を含む、方法。
【公表番号】特表2010−512389(P2010−512389A)
【公表日】平成22年4月22日(2010.4.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−541321(P2009−541321)
【出願日】平成19年12月10日(2007.12.10)
【国際出願番号】PCT/US2007/025220
【国際公開番号】WO2008/073365
【国際公開日】平成20年6月19日(2008.6.19)
【出願人】(596129215)シェーリング コーポレイション (785)
【氏名又は名称原語表記】Schering Corporation
【Fターム(参考)】
【公表日】平成22年4月22日(2010.4.22)
【国際特許分類】
【出願日】平成19年12月10日(2007.12.10)
【国際出願番号】PCT/US2007/025220
【国際公開番号】WO2008/073365
【国際公開日】平成20年6月19日(2008.6.19)
【出願人】(596129215)シェーリング コーポレイション (785)
【氏名又は名称原語表記】Schering Corporation
【Fターム(参考)】
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