説明

カウルルーバの取付構造

【課題】エンジンフードを介して上方から加わる衝突荷重によりカウルルーバを下方へ移動させてエンジンフードの底づきを防止すること。
【解決手段】カウルルーバ4の長さを左右のエプロンアッパメンバ5の後部間の間隔よりも小さくし、カウルルーバ4を両アッパメンバ5の後部の間に配す。カウルルーバ4の両端に車外側へ突出する板状の取付部46を設け、取付部46に取付孔47と、取付孔47から取付部46の外縁に通じる切欠き溝48を形成する。取付部46を上記アッパメンバ5の上に設けたフェンダパネル6の上端フランジ部61に重ね合わせ、両者46,61の取付孔47に上から係止部材80を貫通させて取付部46をフェンダパネル6に結合せしめ、歩行者等がエンジンフードに衝突してフードを介してカウルルーバ4に上方から衝突荷重が作用したときに取付部46がフェンダパネル6から離脱してカウルルーバ4を下方へ移動させるようにした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、自動車のフロントウィンドウの下縁に沿って設けられたカウルルーバの取付構造に関するものである。
【背景技術】
【0002】
自動車のフロントウィンドウの下縁には車幅方向にカウルトップが設置され、カウルトップの上にはこれを被覆するように合成樹脂製のカウルルーバが設置されている(例えば特許文献1,2参照。)。尚、特許文献1,2はカウルルーバの車幅方向左右の端末部とフロントガラスの側縁に沿うウィンドウモールの下端との連結構造が記載されている。
【0003】
図4ないし図6は、カウルルーバまわりの構造の代表例を示すもので、カウルルーバ4Aは上方へ向けて開口する断面ほぼコ字形をなし、同じく上方へ向けて開口する断面ほぼコ字形の開きカウルトップ3の上にその開口を覆うように設置されている。図4の3Aはフロントウィンドウを閉じるフロントガラス1の下縁を支持する閉じカウルトップ、9は車室前端のダッシュパネルである。
【0004】
カウルルーバ4Aはその底壁41の左右両端が、エンジンルームの左右の側壁の上縁をなすエプロンアッパメンバ5の後部上面に載置されている。カウルルーバ4Aの両端の縦壁状の端壁45の上端から平板状の取付部46が車外方向に水平に延出している。一方、エプロンアッパメンバ5の上面にはブラケット60を介してフェンダパネル6の上端フランジ部61が載置固定されている。そして該上端フランジ部61に上記取付部46が重ねられ固定されている。固定は、取付部46および上端フランジ部61にそれぞれ形成された同心の取付孔47にクリップ80を貫通させることによりなされている。
【0005】
カウルルーバ4Aの上方にはエンジンフード2の後端部が位置しており、エンジンフード2の後端部はヒンジアーム21によりエプロンアッパメンバ5の上面後端部に連結されている。ヒンジアーム21の基端はエプロンアッパメンバ5の上面後端部に設けられたヒンジブラケットのヒンジ軸20により上下方向回動自在に支持されている。ヒンジアーム21は上記基端から前方へ延在し、先端がカウルルーバ4Aの底壁41の上方に位置し、エンジンフード2の後端部と締結されている。カウルルーバ4Aはその前壁42の上縁がシール部材70を介してエンジンフード2の後端部の下面に当接している。
【特許文献1】特開2003−127661号公報
【特許文献2】特開2003−267263号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、車両と歩行者とが衝突して歩行者がエンジンフード2の上に倒れ込み、肩や頭部などがエンジンフード2の後端部に当たって衝突荷重(図6の白矢印F)が作用した場合、エンジンフード2の後端部は下方へ変位し、その過程で衝撃は吸収される。しかしながら、衝突荷重が大きいと、エンジンフード2はシール材70を介してカウルルーバ4Aの前壁42に衝き当たり、またヒンジアーム21がカウルルーバ4Aの底壁41に衝き当たると、カウルルーバ4Aはその底壁41の両端が左右のエプロンアッパメンバ5上に載置されており、かつ取付部46が左右のフェンダパネル6の上端フランジ部61に固定されているから、エンジンフード2はそれ以上下降せず底づきして衝撃は吸収されない。
【0007】
そこで本発明は、エンジンフードの後端部に上方から衝突荷重が作用したとき、衝突荷重の大きさに応じてカウルルーバとエンジンフードの後端部が下方へ変位して衝撃を吸収し、エンジンフード上に倒れ込んだ歩行者の障害を可及的に小さくするカウルルーバの取付構造を提供することを課題としてなされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、車体のフロントガラスの下縁に沿って車幅方向に延在し、エンジンフードの後端部の下方位置で、カウルトップを覆い隠すように設けられた合成樹脂のカウルルーバであって、左右両端が、エンジンルームの側壁上縁に沿って延びる左右のエプロンアッパメンバの後部に結合された車両のカウルルーバの取付構造において、カウルルーバの車幅方向の長さ寸法を、上記左右の両エプロンアッパメンバの後部間の間隔よりも小さい寸法に形成して、カウルルーバを両エプロンアッパメンバの後部間に配する。カウルルーバにはその左右両端から車外側へ突出する板状の取付部を設け、該取付部を上記エプロンアッパメンバの上面に重ね合わせ、上記取付部およびエプロンアッパメンバの上面に設けた取付孔に係止部材を貫通させて上記取付部を上記エプロンアッパメンバの上面に結合せしめる。上記取付部には、その取付孔から取付部の外縁に通じる切欠き溝を形成し、カウルルーバに上記エンジンフードを介して上方から衝突荷重が加えられたときに上記取付部が上記エプロンアッパメンバから離脱してカウルルーバを下方へ移動せしめるようになす(請求項1)。カウルルーバにエンジンフードを介して衝突荷重が加えられると、両端の取付部にはこれらを車内側へ引っ張る力が作用して、これにより係止部材が切欠き溝から抜け出して取付部はエプロンアッパメンバから離脱する。そしてカウルルーバは左右のエプロンアッパメンバ間をエンジンフードと一体に下方へ移動し、この過程で衝撃が吸収される。
【0009】
上記カウルルーバを、上部が開口する断面ほぼコ字形に形成する。上記取付孔および切欠き溝を設けた取付部を、上記カウルルーバの両端の縦壁状の端壁の上縁から車外側へ向けて突出せしめる。上記取付部を、上記エプロンアッパメンバの上面に立設したブラケットを介してエプロンアッパメンバに支持固定されたフェンダパネルの上端フランジ部に上記係止部材により結合せしめる(請求項2)。エンジンフードおよびフェンダパネルの上端がエプロンアッパよりも高い位置に設けられ車両のカウルルーバの取付けに好適で、上方からの衝突荷重によりカウルルーバをフェンダパネルの上端から離脱させることができる。
【0010】
上記エンジンフードの後端部はヒンジアームを介して車体に回動可能に支持され、上記ヒンジアームは上記カウルルーバの上方に位置し、上記ヒンジアームを介してカウルルーバの底壁に上方から衝突荷重が加えられたときに上記取付部が車体側の結合部から離脱してカウルルーバを下方へ移動せしめるようになす(請求項3)。カウルルーバはこれにヒンジアームが衝突することにより車体から離脱させることができる。
【0011】
上記係止部材として、頭部、軸部および軸端の係止爪部を備えた合成樹脂のクリップを用い、上記取付部の切欠き溝の溝幅を上記軸部の外径とほぼ同じが若干大きくする(請求項4)。係止部材として合成樹脂製のクリップが好適に用いられ得る。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
本発明の実施形態を説明する。尚、カウルルーバまわりの構造は従来とほぼ同様な構造で、図4に示すように、車体のフロントウィンドウの下縁には左右のフロントピラーP間に閉断面をなす閉じカウルトップ3Aが車幅方向に架設してあり、閉じカウルトップ3Aの上面にはフロントガラス1の下縁を固着してこれを支持している。閉じカウルトップ3Aの前側には一段低い位置に上方へ向けて開口する断面ほぼコ字形の開きカウルトップ3が設けてある。開きカウルトップ3は両端が、エンジンルームの左右両側壁の上縁の左右のエプロンアッパメンバ5の後部車内面に結合してあり、両エプロンアッパメンバ5の後部間に車幅方向に架設してある。そして開きカウルトップ3の上部には、その開口を覆うように合成樹脂製のカウルルーバ4が設置してある。カウルルーバ4は開きカウルトップ3の上部を覆うとともに、上方へ延設した後縁431でフロントガラス1の下縁を覆う。
【0013】
カウルルーバ4の上方にはエンジンフード2の後部が配置してある。エンジンフード2はヒンジアーム21を介してエプロンアッパメンバ5の上面後端部にヒンジ結合され、エンジンルームの上部を開閉自在に設置してある。ヒンジアーム21は基端がエプロンアッパメンバ5の上面後端部に設けたヒンジブラケットのヒンジ軸20に上下方向回動自在に軸支され、上記基端から前方へ延び、先端がカウルルーバ4の内の底壁41の側端の直上位置に設けてある。ヒンジアーム21の先端はエンジンフード2の後端部の下面に結合してある。
【0014】
エプロンアッパメンバ5の上面には、断面ハット形のブラケット60を介して車体のエンジンルーム車外面を構成するフェンダパネル6の上端フランジ部61が結合してある。また開きカウルトップ3の下面にはその前縁部に、エンジンルームと車室とを仕切る縦壁状のダッシュパネル9の上縁が結合してある。開きカウルトップ3の下方には、車室の助手席前方位置でダッシュパネル9の車室面に空調ユニット90が設けられ、開きカウルトップ3の下面にはこれを貫通してカウルトップ3内へ突出し、エアを取り込む空調ユニット90のエア取入口91が設けてある。
【0015】
以下、図1ないし図3に基づいて本発明のカウルルーバおよびその取付構造の詳細を説明する。カウルルーバ4は、底壁41と、その前縁および後縁から屈曲して上方へ立ち上がる前壁42と、後壁43とで上方へ向けて開口する断面ほぼコ字形をなす。前壁42には上縁から屈曲して前方へ突出するフランジ部44が形成してあり、フランジ部44にはその上面にゴム製のシール材70が設けてある。シール材70は、フランジ部44に重ね合わせて固着した基端部71の上部に中空状のシール部72が一体成形してあり、シール部72がエンジンフード2の後端部の下面に当接するようにしてある。
【0016】
後壁43には、その上縁から屈曲して後方へ突出してフロントガラス1の下縁を覆う後縁部431が形成してある。
【0017】
底壁41はその車幅方向に延びる長さ寸法が、左右のエプロンアッパメンバ5の車内面間の間隔よりも若干小さく設定してある。底壁41の車幅方向の端部には、端縁から屈曲して立ち上がる縦壁状の端壁45が設けてある。端壁45はその前縁が前壁42の側縁とほぼ直角に交わるようにつながっている。端壁45の後部には後壁43との間に切欠きが形成してあり、該切欠きを介してエプロンアッパメンバ5の上面側からヒンジアーム21の先端をカウルルーバ4内へ導いてある。尚、ヒンジアーム21は基端から先端にかけて、先端側が車内側へ変位する緩やかなZ字形に延設してあり、アーム中間の屈曲部が上記切欠きを経てアーム先端がカウルルーバ4内に配してある。
【0018】
カウルルーバ4の端壁45には、その上縁から屈曲して車外側へ突出する平板状の取付部46が形成してある。取付部46の中央位置には後述の係止部材たるクリップ80を貫通する取付孔47が形成してある。また取付部46には取付孔47から車外側へ延び取付部46の外縁に至る切欠き溝48が形成してある。
【0019】
クリップ80は合成樹脂製で、円盤上の頭部81とその中心から下方へ突出する軸部82と、軸部82の下端に、軸部82の外径よりも大径の下方へ向けて先細りのほぼ円錐状の係止爪部83で構成してある。クリップ80に対応して取付部46の取付孔47は、その径をクリップ80の係止爪部83の外径よりも若干小さくして係止爪部83を圧入可能に形成してある。これに対して切欠き溝48は、その溝幅をクリップ80の軸部82の外径とほぼ同じか若干大きく形成してある。
【0020】
カウルルーバ4は、両端の取付部46をフェンダパネル6の上端に固定し、左右のエプロンアッパメンバ5の後部の間に配設してある。尚、カウルルーバ4の左右両端の取付構造は同じで、図1、図2に一方の取付構造を示す。エプロンアッパメンバ5はインナパネル5aとアウタパネル5bとで閉断面構造をなす。フェンダパネル6は車体外板を構成する一般部の上端から屈曲して下方へ折り返した折り返し部の下縁に車内側へ屈曲してほぼ水平に突出する平板状の上端フランジ部61を備えている。フェンダパネル6は上端フランジ部61をエプロンアッパメンバ5の上面に立設したブラケット60の上面に重ね合わせてねじ部材(図略)により締結してある。
【0021】
カウルルーバ4はその端壁45の下端部を、インナパネル5aからなるエプロンアッパメンバ5の車内面の上部に車幅方向に対向せしめて、シール材74を介して当接せしめてある。また底壁41の下面の前縁を開きカウルトップ3の前壁の上縁に重ねて開きカウルトップ3の上部開口を覆う(図3参照)。そして車外側に突出する取付部46をフェンダパネル6の上端フランジ部61に上方から重ね合わせるとともに、取付部46の取付孔47およびこれと同心の上端フランジ部61の取付孔に上方からクリップ80の係止爪部83を圧入係止して、取付部46を上端フランジ部61に結合してある。
【0022】
エンジンフード2の後端部に上から歩行者の肩や頭部が衝突して大きな衝突荷重(図2の白矢印F)が作用し、エンジンフード2の後端部の下面がシール部材70を介してカウルルーバ4の前壁42の上縁に衝き当たり、更にヒンジアーム21の先端がカウルルーバ4の底壁41に衝き当たってカウルルーバ4に衝突荷重が加えられると、カウルルーバ4の取付部46が車内側へ引っ張られ(図2の矢印G)、これによりクリップ80の軸部82が切欠き溝48を通って取付孔47から抜け出し、取付部46がフェンダパネル6の上端フランジ部61から離脱する。そして、図3の仮想線で示すように、ヒンジアーム21によりカウルルーバ4の底壁41が開きカウルトップ3内へ押し下げられ、これに引っ張られるように前壁42がカウルトップ3内へ落ち込むので、従来のようにエンジンフード2が底づきすることがなく、カウルルーバ4と一体に下方へ変形するので、この過程で衝撃を吸収緩和して歩行者のダメージを軽減することができる。
【0023】
カウルルーバ4はその両端とエプロンアッパメンバ5の車内面との間をシール材74で塞いだが、シール材74を省略して両端をエプロンアッパメンバ5の車内面にほぼ接触する程度に近接対向せしめるようにしてもよい。しかしながら、開きカウルトップ3の内部には空調ユニット90のエア取入口91があり、カウルルーバ4とエプロンアッパメンバ5の隙間から水等が開きカウルトップ3内に侵入すると、空調ユニット90が吸い込むおそれがあるので、シール材74によりカウルルーバ4とエプロンアッパメンバ5の隙間を塞ぐことが望ましい。
【0024】
また上述の実施形態は、カウルルーバ4の取付部46をフェンダパネル6の上端フランジ部61に結合したが、直接、エプロンアッパ5の上面に結合するようにしても同様な作用効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【0025】
【図1】本発明のカウルルーバの取付構造の概略を示す要部斜視図である。
【図2】図1のII−II線に沿う位置で、衝突荷重によるカウルルーバの変形を示す断面図である。
【図3】図2のII−II線に沿う位置で、衝突荷重によるカウルルーバの変形を示す断面図である。
【図4】自動車のカウルルーバまわりの構造の概略を示す断面図である。
【図5】図1に対応する従来のカウルルーバの取付構造の要部斜視図である。
【図6】図2に対応する従来のカウルルーバの取付構造の断面図である。
【符号の説明】
【0026】
1 フロントガラス
2 エンジンフード
21 ヒンジアーム
3 開きカウルトップ(カウルトップ)
4 カウルルーバ
41 底壁
45 端壁
46 取付部
47 取付孔
48 切欠き溝
5 エプロンアッパメンバ
6 フェンダパネル
60 ブラケット
61 上端フランジ部
80 クリップ(係止部材)
81 頭部
82 軸部
83 係止爪部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
車体のフロントガラスの下縁に沿って車幅方向に延在し、エンジンフードの後端部の下方位置で、カウルトップを覆い隠すように設けられた合成樹脂のカウルルーバであって、左右両端が、エンジンルームの側壁上縁に沿って延びる左右のエプロンアッパメンバの後部に結合された車両のカウルルーバの取付構造において、
カウルルーバの車幅方向の長さ寸法を、上記左右の両エプロンアッパメンバの後部間の間隔よりも小さい寸法に形成して、カウルルーバを両エプロンアッパメンバの後部間に配し、
カウルルーバにはその左右両端から車外側へ突出する板状の取付部を設け、該取付部を上記エプロンアッパメンバの上面に重ね合わせ、上記取付部およびエプロンアッパメンバの上面に設けた取付孔に係止部材を貫通させて上記取付部を上記エプロンアッパメンバの上面に結合せしめるようになし、
上記取付部には、その取付孔から取付部の外縁に通じる切欠き溝を形成し、カウルルーバに上記エンジンフードを介して上方から衝突荷重が加えられたときに上記取付部が上記エプロンアッパメンバから離脱してカウルルーバを下方へ移動せしめるようになした車両のカウルルーバの取付構造。
【請求項2】
上記カウルルーバを、上部が開口する断面ほぼコ字形に形成し、
上記取付孔および切欠き溝を設けた取付部を、上記カウルルーバの両端の縦壁状の端壁の上縁から車外側へ向けて突出せしめ、
上記取付部を、上記エプロンアッパメンバの上面に立設したブラケットを介してエプロンアッパメンバに支持固定されたフェンダパネルの上端フランジ部に上記係止部材により結合せしめた請求項1に記載の車両のカウルルーバの取付構造。
【請求項3】
上記エンジンフードの後端部はヒンジアームを介して車体に回動可能に支持され、上記ヒンジアームは上記カウルルーバの上方に位置し、上記ヒンジアームを介してカウルルーバの底壁に上方から衝突荷重が加えられたときに上記取付部が車体側との結合部から離脱してカウルルーバを下方へ移動せしめる請求項1または2に記載の車両のカウルルーバの取付構造。
【請求項4】
上記係止部材として、頭部、軸部および軸端の係止爪部を備えた合成樹脂のクリップを用い、上記取付部の切欠き溝の溝幅を上記軸部の外径とほぼ同じか若干大きくした請求項1ないし3に記載の車両のカウルルーバの取付構造。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2007−331451(P2007−331451A)
【公開日】平成19年12月27日(2007.12.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−163047(P2006−163047)
【出願日】平成18年6月13日(2006.6.13)
【出願人】(000110321)トヨタ車体株式会社 (1,272)
【出願人】(000003207)トヨタ自動車株式会社 (59,920)
【出願人】(000000011)アイシン精機株式会社 (5,421)
【出願人】(000100780)アイシン化工株式会社 (171)
【Fターム(参考)】