説明

スロットマシン

【課題】遊技者の要求に応じて遊技に関する履歴の情報を表示したときに、その情報を消去するスロットマシンにおいて、遊技者が表示された遊技に関する履歴の情報を取得し損ねることがないようにしたスロットマシンを提供すること。
【解決手段】アクセス情報生成手段540は、遊技者によるコマンド入力手段340の操作に応じてアクセス情報を生成し、これにより、遊技履歴更新手段530は、遊技履歴記憶手段532に記憶されている遊技履歴情報を消去する。また、コマンド入力禁止手段550は、スロットマシン1000が所定の状態になると、遊技者の操作に応じたコマンド入力手段340によるコマンド入力ができないようにする。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の図柄が描かれた複数のリールと、該複数のリールが回転して停止したときに表示された図柄の表示態様によって結果が定まる単位遊技を繰り返し行う遊技を、外部からの操作に応じて制御する制御手段と、を有し、前記遊技に関する履歴を示す遊技履歴情報を管理する外部の遊技履歴管理手段にアクセスするためのアクセス情報を生成する遊技機であって、
前記単位遊技は、所定数の遊技媒体が投入されると、複数のリールが回転可能な状態となり、該複数のリールが停止したときの前記図柄の表示態様に応じて、複数種類の役のうちいずれかの役が入賞したか否かが定まり、
前記制御手段は、
前記遊技履歴情報を記憶する遊技履歴記憶手段と、
外部からの操作に応じて、前記アクセス情報の生成を指示する生成コマンドを入力するコマンド入力手段と、
前記コマンド入力手段から前記生成コマンドが入力されると、前記遊技履歴管理手段の所在を示す所在情報と、前記遊技履歴記憶手段に記憶されている前記遊技履歴情報とに基づいて前記アクセス情報を生成するアクセス情報生成手段と、
前記アクセス情報生成手段によって前記アクセス情報が生成されると、前記遊技履歴記憶手段に記憶されている前記遊技履歴情報を消去する情報消去手段と、
前記制御手段が予め定められたコマンド入力禁止状態になっているときは、前記コマンド入力手段による前記生成コマンドの入力を禁止するコマンド入力禁止手段と、
を有することを特徴とする遊技機。
【請求項2】
画像および音声によって前記遊技の演出を行う演出手段を有し、
前記制御手段は、
外部からの操作に応じて前記単位遊技を繰り返し制御する遊技制御手段と、
前記遊技の進行に応じて前記演出手段が表示する画像および発生する音声を制御する演出制御手段と、を含み、
コマンド入力禁止手段は、
前記遊技制御手段が前記コマンド入力禁止状態になっていない場合であっても、前記演出制御手段が前記コマンド入力禁止状態になっているときは、前記コマンド入力手段による前記生成コマンドの入力を禁止する
ことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
【請求項3】
前記遊技制御手段は、
前記複数種類の役のうち特定の役が入賞する確率が所定の値となる通常遊技状態と、前記特定の役の入賞確率が該通常遊技状態よりも高くなる高確率遊技状態と、を含む複数の遊技状態のうち、いずれか1つの遊技状態を選択する遊技状態選択手段を有し、
前記演出制御手段は、
複数種類の演出の中から実行する演出を選択する演出選択手段を有し、
前記コマンド入力禁止手段は、
前記特定の役が入賞したときに前記遊技制御手段がコマンド入力禁止状態になったものとみなし、また、前記演出選択手段によって特定の演出が選択されたときに前記演出制御手段がコマンド入力禁止状態になったものとみなして、前記コマンド入力手段による前記生成コマンドの入力を禁止し、
前記演出選択手段は、
前記遊技状態選択手段によって前記高確率遊技状態が選択されているときは、前記特定の演出を選択しないようにすることを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
【請求項4】
前記遊技制御手段は、前記遊技媒体の投入を検出する遊技媒体検出手段を有し、
コマンド入力禁止手段は、前記遊技媒体が投入されていない状態で、前記遊技媒体検出手段によって前記遊技媒体が検出された場合は、再び前記遊技媒体が投入されていない状態になるまで、前記コマンド入力手段による前記生成コマンドの入力を禁止する
ことを特徴とする請求項2または3に記載の遊技機。
【請求項5】
前記複数種類の役には、入賞すると、前記遊技媒体を投入することなく一回のみ前記単位遊技を行うことができる再遊技が行われる再遊技役を含み、
前記遊技制御手段は、
前記複数種類の役の中から当選役を定める役抽選を行う役抽選手段と、
該役抽選手段によって定められた当選役に対応する前記図柄の表示態様が表示されるように、所定の制御範囲内で前記複数のリールの回転を停止させるリール停止制御手段と、
を有し、
コマンド入力禁止手段は、前記再遊技役が入賞すると、前記再遊技が終了するまで前記コマンド入力手段による前記生成コマンドの入力を禁止する
ことを特徴とする請求項2から4のうちいずれか一項に記載の遊技機。
【請求項6】
外部の操作に応じてオンまたはオフ状態になるスイッチを有し、
前記複数種類の演出には、前記スイッチの操作を促す報知を行った後、外部から前記スイッチに対して操作がなされた場合と、なされなかった場合とで、内容が異なるスイッチ演出が含まれており、
前記コマンド入力手段は、前記スイッチに対する外部からの操作に応じて前記生成コマンドを入力し、
前記コマンド入力禁止手段は、
前記演出制御手段によって前記スイッチ演出が行われているときは、前記コマンド入力手段による前記生成コマンドの入力を禁止する
ことを特徴とする請求項2から5のうちいずれか一項に記載の遊技機。
【請求項7】
前記複数種類の演出には、連続した複数の前記単位遊技に亘って継続する、一連の演出である連続演出が含まれており、
前記コマンド入力禁止手段は、
前記演出制御手段によって前記連続演出が行われているときは、前記コマンド入力手段による前記生成コマンドの入力を禁止する
ことを特徴とする請求項2から6のうちいずれか一項に記載の遊技機。
【請求項8】
前記演出制御手段は、遊技者にとって有利な遊技状態へ移行するか否かを判断する移行判断手段を有し、
前記複数種類の演出には、前記移行判断手段が前記有利な遊技状態へ移行しないと判断したときに行われる非移行演出と、
前記移行判断手段が前記有利な遊技状態へ移行すると判断したにも関わらず、前記非移行演出を行い、その後、前記有利な遊技状態へ移行することを報知する移行演出と、が含まれており、
前記コマンド入力禁止手段は、
前記演出制御手段によって前記移行演出が行われたときは、該移行演出が終了するまで前記コマンド入力手段による前記生成コマンドの入力を禁止し、
前記演出制御手段によって前記非移行演出が行われたときは、少なくとも前記移行演出において前記有利な遊技状態へ移行することが報知されるまでにかかる時間が経過するまでは、前記コマンド入力手段による前記生成コマンドの入力を禁止する
ことを特徴とする請求項2から7のうちいずれか一項に記載の遊技機。
【請求項9】
外部からの操作に応じて前記コマンド入力手段からコマンドの入力が可能な状態を報知するコマンド受付状態報知手段を有することを特徴とする請求項1から8のうちいずれか一項に記載の遊技機。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【図32】
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【図33】
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【図34】
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【公開番号】特開2012−205860(P2012−205860A)
【公開日】平成24年10月25日(2012.10.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−76036(P2011−76036)
【出願日】平成23年3月30日(2011.3.30)
【特許番号】特許第4911481号(P4911481)
【特許公報発行日】平成24年4月4日(2012.4.4)
【出願人】(390031783)サミー株式会社 (5,279)
【Fターム(参考)】