説明

ターボ分子ポンプおよびその駆動方法

【課題】装置コストを抑えつつ、高調波成分の低減を図ることができる3相ブラシレスDCモータを備えたターボ分子ポンプの提供。
【解決手段】回転翼が形成されたロータを回転駆動する3相ブラシレスDCモータと、ロータの回転に同期した回転パルスを発生する回転検出部(701)と、スイッチング素子(Tr1〜Tr6)をオンオフして直流を3相交流に変換し、その3相交流を3相ブラシレスDCモータに供給するインバータ回路(72)と、回転パルスの立ち上がりを基準としてロータ1回転分のPWM出力値を算出する演算手段(703)とを備え、演算手段(703)は、モータ電気角の360度を複数の電気角区間に分割し、正弦波状の駆動電流が3相ブラシレスDCモータに供給されるように、PWM出力値を電気角区間毎に段階的に変化させることを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ブラシレスDCモータを備えたターボ分子ポンプ、およびその駆動方法に関する。
【背景技術】
【0002】
ターボ分子ポンプを駆動するモータとして、ブラシレスDCモータがある。ブラシレスDCモータの駆動方式としては、回路やソフトウェア構成の単純さから一般に120度通電方式が用いられている(例えば、特許文献1参照)。120度通電方式は、特定相に連続して電圧が印加される区間が、モータの電気角120度分となる駆動方式である。
【0003】
また、120度通電方式とは別の駆動方式として、180度正弦波駆動がある(例えば、特許文献2参照)。180度正弦波駆動の場合、正弦波状の駆動電圧をモータロータの磁極位相に合わせて印加する必要がある。一般には、ベクトル制御と呼ばれる制御方式で、モータ運転中の3相正弦波の印加電圧指令値を電流センサ出力に基づいて計算することにより、180度正弦波駆動を実現している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2006−325311号公報
【特許文献2】特開2001−352777号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、120度通電方式の場合、モータの電流波形(1相分の波形)には高調波成分が多く含まれ、高調波成分によるモータ発熱が問題となる。
【0006】
一方、180度正弦波駆動を用いた場合には、高調波が低減できるという利点を有するが、上述したベクトル制御を実現するために、180度正弦波駆動用に特化したマイコンやDSP、もしくは180度正弦波駆動用モータドライバIC等を用いる必要があり、装置コストの増大を招くという問題があった。さらに、少なくとも1相以上の相電流を高精度に検出する必要があるため、ソフトウェア構成が複雑となり、相電流検出回路が高価になるという問題もあった。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1の発明に係るターボ分子ポンプは、回転翼が形成されたロータを回転駆動する3相ブラシレスDCモータと、ロータの回転に同期した回転パルスを発生する回転検出手段と、スイッチング素子をオンオフして直流を3相交流に変換し、その3相交流を3相ブラシレスDCモータに供給するインバータ回路と、回転パルスの立ち上がりを基準としてロータ1回転分のPWM出力値を算出する演算手段とを備え、演算手段は、モータ電気角の360度を複数の電気角区間に分割し、正弦波状の駆動電流が3相ブラシレスDCモータに供給されるように、PWM出力値を電気角区間毎に段階的に変化させることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載のターボ分子ポンプにおいて、3相ブラシレスDCモータの少なくとも1相の巻線に誘起される逆起電圧と巻線の中点電圧とに基づいて、所定レベルの逆起電圧パルス信号を出力する逆起電圧検出回路と、回転パルスと逆起電圧パルス信号との位相差に基づいて、回転パルスに基づく基準タイミングに対するスイッチング素子のスイッチングタイミングを、モータ駆動効率の低下が抑制されるように調整する調整手段と、を備えたものである。
請求項3の発明は、3相ブラシレスDCモータでロータを回転駆動するターボ分子ポンプの駆動方法であって、モータ電気角の360度を複数に分割した電気角区間毎にPWM出力値を設定し、3相ブラシレスDCモータに擬似的な正弦波電圧を印加することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、装置コストを抑えつつ、高調波成分の低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】本発明によるターボ分子ポンプの一実施の形態を示す図であり、全体の概略構成を示すブロック図である。
【図2】電源装置2に設けられたモータ制御部を説明するブロック図である。
【図3】回転パルスと、スイッチング素子Tr1〜Tr6への転流パターンとを示す図である。
【図4】PWM出力値を説明する図である。
【図5】回転パルスと逆起パルスとを示す図である。
【図6】従来の120度矩形波駆動(120度通電方式)の場合の、通電パターンと各相の電圧波形を示す図である。
【図7】120度矩形波駆動の場合のモータ電流波形(1相分の波形)を示す図である。
【図8】位相差αとモータ負荷との関係を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図を参照して本発明を実施するための形態について説明する。図1は、本発明によるターボ分子ポンプの一実施の形態を示す図であり、全体の概略構成を示すブロック図である。ターボ分子ポンプは、ポンプ本体1と電源装置2とから構成されている。図1に示す例では、ポンプ本体1と電源装置2とをケーブルで接続するような構成としているが、ポンプ本体1と電源装置2とを一体で構成する場合もある。
【0011】
ポンプ本体1には、回転翼が形成されたロータ4が設けられており、ロータ4は磁気軸受5により非接触支持されるとともにモータ6により回転駆動される。モータ6には3相DCブラシレスモータが用いられている。一方、電源装置2には、モータ6を駆動するモータ制御部7と、ロータ4が所定浮上位置に支持されるように磁気軸受5に供給される励磁電流を制御する軸受制御部8とを備えている。
【0012】
回転センサ47はロータ4の回転数を検出するためのセンサであり、ロータ4の1回転に対応した信号を出力する。例えば、ロータ側にギャップ変化部を設けて、そのギャップ変化部をインダクタンス式のギャップセンサで検出するようにしても良い。ロータ4が1回転する度に、ギャップ信号が1回出力されることになる。また、モータロータの磁極位置を検出するホールセンサを回転センサ47に使用しても良い。
【0013】
図2は、電源装置2に設けられたモータ制御部7を説明するブロック図である。モータ制御部7には、外部電源(商用電源)9からの交流を直流に変換するAC/DCコンバータ回路73が設けられている。インバータ回路72は、トランジスタ等のスイッチング素子Tr1〜Tr6を備え、AC/DCコンバータ73からの直流電圧をスイッチング素子Tr1〜Tr6でオンオフスイッチングしてモータ6の固定子巻線61に印加する。インバータ回路72のスイッチング素子Tr1〜Tr6のオンオフ駆動は、制御回路70のドライバ回路704によって行われる。
【0014】
逆起検出回路71は、W相巻線に誘起される逆起電圧を検出するものである。永久磁石が設けられたモータロータ62が回転すると、固定子巻線61のU相巻線,V相巻線およびW相巻線に逆起電圧が誘起される。逆起検出回路71はコンパレータを備えており、入力されたW相の逆起電圧(W相端子電圧)と中性点の電圧との差分を求め、その差分がゼロとなる点(ゼロクロス点)を検出する。逆起検出回路71は、そのゼロクロス点に基づいて、所定レベルの逆起電圧パルス(以下では、逆起パルスと称する)を出力する。なお、W相以外の逆起電圧を用いても良いし、2相以上の逆起電圧に基づいて逆起パルスを生成しても良い。図5は、回転パルスと逆起パルスとを示す図であり、逆起パルスの1周期は回転パルスと同様に電気角で360度となる。逆起検出回路71から出力された逆起パルスは、制御回路70の逆起−回転パルス位相差演算部702に入力される。
【0015】
制御回路70はマイコンで構成され、回転数検出部701,逆起−回転パルス位相差演算部702および駆動波形生成部703を備えている。回転数検出部701は、回転センサ47から入力された検出信号に基づいて、モータロータ62が1回転する度に1パルスの回転パルスを出力する。回転パルスは、逆起−回転パルス位相差演算部702および駆動波形生成部703に入力される。逆起−回転パルス位相差演算部702は、回転パルスと逆起検出回路71から入力された逆起パルスとの位相差αを演算し、その演算結果を駆動波形生成部703に入力する。駆動波形生成部703は、180度疑似正弦波駆動に必要な駆動電流を演算し、インバータ回路72のスイッチング素子Tr1〜Tr6を駆動するための駆動波形を生成して、それをドライバ回路704に出力する。
【0016】
モータ6へ供給する電流はPWM制御によって実施するのが望ましい。本実施の形態では、回転センサ47が、モータ1回転につき1パルスを出力する場合について説明する。図3(a)は、回転数検出部701から出力される回転パルスを示したものである。本実施の形態では、回転パルスの立ち上がりを基準として、モータ1回転分のPWM出力を計算し、それを順次出力する。出力値は、回転パルスの立ち上がりをトリガとして毎回更新される。ここでは、モータ6の電気角360度当たりのPWM出力値の切り替え回数を12回として、すなわち、30度毎に切り替える場合について説明する。
【0017】
回転パルスを基準とする6個のスイッチング素子Tr1〜Tr6への転流パターン(通電パターン)は、図3(b)のようになる。図3(b)において、数字が記載されている部分(180度区間)は通電区間を表しており、数字が記載されていない部分は無通電区間を表している。通電区間におけるPWM出力値は従来の120度矩形波駆動のように一定ではなく、30度通電区間毎にPWM出力値を段階的に切り替えるようにしている。
【0018】
図4は、数字1,2,3が付された30度通電区間のPWM出力値を説明する図である。数字1,2,3が付された30度通電区間のPWM出力値PWM(1),PWM(2),PWM(3)の大きさは、PWM(1)+PWM(2)=PWM(3)のように設定される。そして、PWM出力値が正弦波状に変化するように、例えば、PWM(1),PWM(2),PWM(3)の大きさを「PWM(1):PWM(2):PWM(3)=sin15°:sin45°:sin75°」のように設定する。
【0019】
例えば、図3(b)のA区間ではスイッチング素子Tr1,Tr4,Tr6が通電状態となるがそれぞれPWM出力値が異なるので、U相巻線に流れる電流をI・sin75°とすると、V相巻線にはI・sin15°の電流が流れ、W相巻線にはI・sin45°の電流が流れる。U相巻線の電流を区間A,B,・・・,Lの順に見ると、「I・sin105°→I・sin135°→ I・sin165°→−I・sin195°→ −I・sin225°→−I・sin255°→−I・sin285°→−I・sin315°→−I・sin345°→I・sin15°→I・sin45°→I・sin75°」のように変化する。なお、ここでは、U相巻線の端子から中点方向に流れる電流をプラスとして表した。V相巻線およびW相巻線に流れる電流も同様であり、図3(b)のようにPWM出力値を段階的に切り替えることにより、U,V,Wの各相を流れる電流が正弦波状となる。
【0020】
このことは、次式(1)で表されるような電圧がモータ各相に与えられるように、PWM出力値PWM(1),PWM(2),PWM(3)を設定することを意味し、その結果、図4に示すような擬似的な正弦波電圧が印加される。
Vu=A[sin(pθ+ρ)+1]/2+0.5Vdc
Vv=A[sin(pθ+2π/3+ρ)+1]/2+0.5Vdc
Vw=A[sin(pθ−2π/3+ρ)+1]/2+0.5Vdc …(1)
ここで、Aは振幅、pはロータの極対数、θは回転角、Vdcは直流電圧、ρは適当な位相角である。振幅Aは、PID制御等のモータ速度制御演算によって決定される。
【0021】
上述したように、PWM出力値は、回転パルスの立ち上がりをトリガとして、毎回更新される。なお、PWM出力値の切り替え回数を12回よりも増やすことにより、モータ電流波形をさらに正弦波に近づけることができる。ただし、モータ回転数が増加するに従ってPWM出力値の切り替え動作もより高速に実施する必要があるので、切り替え回数はモータ駆動用ICの性能との兼ね合いによって決定される。
【0022】
図6は、従来の120度矩形波駆動(120度通電方式)の場合の、通電パターンと各相の電圧波形を示したものである。例えば、U相のスイッチング素子Tr1,Tr2の通電パターンを見ると、通電区間は120度であって、スイッチング素子Tr1,Tr2の両方ともオフになってU相巻線に電流が流れない区間(電気角で60度)がある。さらに、通電区間におけるPWM出力値はいずれの区間も同一値とされる。
【0023】
図7は、120度矩形波駆動の場合のモータ電流波形(1相分の波形)を示したものである。この場合、本実施形態の擬似正弦波駆動の場合に比べて高調波成分が多く含まれ、高調波成分によるモータの発熱が問題となる。ターボ分子ポンプの場合、モータは真空環境に置かれるため放熱性が悪く、モータ発熱があると温度上昇を招きやすいので、なるべく発熱を抑えることが要求される。本実施の形態では、上述したようにモータ電流波形が正弦波状となるため高調波成分が低減され、モータ発熱を抑えることができる。また、本実施の形態の駆動方式は、ハード面においては、従来の120度通電方式の場合と同様の構成で実施することができるので、コスト上昇を抑えつつ性能の向上を図ることができる。
【0024】
次に、式(1)における位相角ρの設定方法について説明する。ρ=0の場合には、回転パルスの立ち上がりに同期して1サイクルのスイッチングを開始する。しかし、本実施の形態では、以下に述べるように、モータ駆動効率が最適になるように位相角ρの大きさを調整する。本実施の形態では、図4に示すようにスイッチング素子を制御して擬似正弦波状に180度通電を行っているので、結果的に全区間通電となる。そのため、モータの誘起電圧位相に対する通電波形の位相を適切に制御しないと、モータの駆動効率が低下するという問題がある。そのためには、式(1)の位相角ρを適切に制御する必要がある。
【0025】
モータにかかる負荷が変動すると、誘起電圧の位相と通電波形の位相との関係が変化し効率が低下するので、式(1)の位相角ρを調整して効率の低下を防止する。ところで、回転パルスと逆起パルスとの位相差α(図5参照)は、図8に示すように負荷変動に応じて変化する。そのため、位相角ρは、回転パルスと逆起パルスとの位相差αに応じて調整される。なお、図8は回転数を一定に保ったときの位相差αとモータ負荷との関係を示したものであり、実際には、位相差αは負荷だけでなく回転数にも依存する。すなわち、位相角ρは、位相差αと回転数に応じて設定されることになる。
【0026】
実際には、回転数と位相差αとを変化させたときに負荷を実測し、それにより作成された負荷テーブルをメモリ705内に記憶しておく。例えば、まず、無負荷状態において、回転数だけを変えて位相差αを計測する。次に、回転数を固定した状態で、負荷を変えて位相差αを計測する。そして、負荷変動に対する位相差αの変化が回転数によらず同じであると仮定すると、回転数と位相差αとに対する負荷テーブルを作成することができる。駆動波形生成部703では、ターボ分子ポンプ駆動時に検出された回転数および位相差αと上記負荷テーブルとに基づいて負荷を求め、その負荷に基づいて位相角ρを算出する。この位相角ρの算出は、回転パルスが取得される度に行われる。
【0027】
以上のように、本実施の形態では、電気角360度あたりのPWM出力値切り替えを12回行い、印加電圧が図4に示すような擬似的な正弦波電圧となるように、各30度通電区間のPWM出力値を設定することにより、正弦波状の電流をモータ6に供給するようにした。その結果、従来の矩形波駆動方式に比べて高周波成分を低減することができ、モータの発熱低減、低騒音、低振動駆動を実現できる。
【0028】
さらに、回転パルスと逆起パルスとに基づいて位相角ρを調整することで、モータの負荷変動に対してもモータ駆動効率を低減させることなく、また、駆動電流を正弦波状に保持したまま運転を継続することができる。さらにまた、本実施の形態における擬似的正弦波駆動は、従来の正弦波駆動方式の場合と同様なハード構成で対処することができ、従来の180度正弦波駆動のように高価なモータICドライバを必要とせず、低コストでモータ電流を正弦波状にすることができる。
【0029】
上述した各実施形態はそれぞれ単独に、あるいは組み合わせて用いても良い。それぞれの実施形態での効果を単独あるいは相乗して奏することができるからである。また、本発明の特徴を損なわない限り、本発明は上記実施の形態に何ら限定されるものではない。例えば、磁気軸受式でないターボ分子ポンプにも適用可能である。
【符号の説明】
【0030】
1:ポンプ本体、2:電源装置、4:ロータ、5:磁気軸受、6:モータ、7:モータ制御部、8:軸受制御部、47:回転センサ、61:固定子巻線、62:モータロータ、70:制御回路、71:逆起検出回路、72:インバータ回路、73:AC/DCコンバータ、701:回転数検出部、702:逆起−回転パルス位相差演算部、703:駆動波形生成部、704:ドライバ回路、Tr1〜Tr6:スイッチング素子

【特許請求の範囲】
【請求項1】
回転翼が形成されたロータを回転駆動する3相ブラシレスDCモータと、
前記ロータの回転に同期した回転パルスを発生する回転検出手段と、
スイッチング素子をオンオフして直流を3相交流に変換し、その3相交流を前記3相ブラシレスDCモータに供給するインバータ回路と、
前記回転パルスの立ち上がりを基準としてロータ1回転分のPWM出力値を算出する演算手段とを備え、
前記演算手段は、モータ電気角の360度を複数の電気角区間に分割し、正弦波状の駆動電流が前記3相ブラシレスDCモータに供給されるように、前記PWM出力値を前記電気角区間毎に段階的に変化させることを特徴とするターボ分子ポンプ。
【請求項2】
請求項1に記載のターボ分子ポンプにおいて、
前記3相ブラシレスDCモータの少なくとも1相の巻線に誘起される逆起電圧と前記巻線の中点電圧とに基づいて、所定レベルの逆起電圧パルス信号を出力する逆起電圧検出回路と、
前記回転パルスと前記逆起電圧パルス信号との位相差に基づいて、前記回転パルスに基づく基準タイミングに対する前記スイッチング素子のスイッチングタイミングを、モータ駆動効率の低下が抑制されるように調整する調整手段と、を備えたことを特徴とするターボ分子ポンプ。
【請求項3】
3相ブラシレスDCモータでロータを回転駆動するターボ分子ポンプの駆動方法であって、
モータ電気角の360度を複数に分割した電気角区間毎にPWM出力値を設定し、前記3相ブラシレスDCモータに擬似的な正弦波電圧を印加することを特徴とするターボ分子ポンプの駆動方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2010−252504(P2010−252504A)
【公開日】平成22年11月4日(2010.11.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−98669(P2009−98669)
【出願日】平成21年4月15日(2009.4.15)
【出願人】(000001993)株式会社島津製作所 (3,708)
【Fターム(参考)】