説明

ロボット

【課題】 プーリからワイヤが外れてしまうのを防止することが可能なワイヤ駆動型のロボットを提供する。
【解決手段】 ロボットは、一方側部材16と、その一方側部材16に回転可能に接続されている他方側部材18と、一端部が前記他方側部材18に接続されているワイヤ30、31、32と、そのワイヤ30、31、32の他端部に接続されており、ワイヤ30、31、32を伸縮させるアクチュエータ22、23、24と、そのワイヤ30、31、32の中間部が掛けられており、ワイヤ30、31、32の伸張方向を変化させるプーリ56、57、58と、そのプーリ56、57、58に掛けられたワイヤ30、31、32が反プーリ側に移動してプーリ56、57、58からワイヤ30、31、32が外れるのを規制するワイヤガード70、71、72とを備えている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、アクチュエータがワイヤを伸縮させることによって動作するワイヤ駆動型のロボットに関するものである。
【背景技術】
【0002】
特許文献1にワイヤ駆動型のロボットが開示されている。このロボットは、一方側部材(例えば大腿部)と他方側部材(例えば下腿部)が関節(例えば膝関節)によって回転可能に接続されている可動機構を備えている。関節角を変化させるためにワイヤが利用されており、ワイヤの一端部は他方側部材に接続されており、ワイヤの他端部はアクチュエータに接続されている。アクチュエータは、動作するとワイヤを伸縮させるものであり、アクチュエータが動作すると、他方側部材(例えば下腿部)が関節(例えば膝関節)の周りに回転してロボットの姿勢を変える。
この種のロボットでは、ワイヤを案内するためにプーリを利用する。プーリにはワイヤの中間部が掛けられており、ワイヤの伸張方向を変化させる。プーリを利用することによって、アクチュエータの設置位置に関する制約が緩和される。
【0003】
【特許文献1】特開2003−340769号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
プーリを利用するワイヤ駆動型のロボットでは、プーリからワイヤが外れてしまうことがある。アクチュエータへの動力供給を停止すると、ワイヤが弛緩するために、プーリからワイヤが外れやすい。プーリからワイヤが外れてしまうとロボットが動作できなくなるため、ロボットの再作動に先立ってプーリにワイヤを掛け直さなければならない。その作業は面倒であり、ロボットのメインテナンスサービスを面倒なものとしている。
本発明は、その問題を解決するためになされたものであり、プーリからワイヤが外れてしまうのを防止することが可能なワイヤ駆動型のロボットを提供するために開発された。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明のロボットは、一方側部材と、その一方側部材に回転可能に接続されている他方側部材と、一端部が前記他方側部材に接続されているワイヤと、そのワイヤの他端部に接続されており、ワイヤを伸縮させるアクチュエータと、そのワイヤの中間部が掛けられており、ワイヤの伸張方向を変化させるプーリと、そのプーリに掛けられたワイヤが反プーリ側に移動してプーリからワイヤが外れるのを規制するワイヤガードとを備えている。
このように構成されていると、プーリからワイヤが外れてしまうのを防止することができる。
【0006】
上記のロボットでは、ワイヤガードは、プーリの外周に沿って連続して延びる部位によって、ワイヤが反プーリ側に移動してプーリから外れるのを規制することが好ましい。
ワイヤガードに、プーリの外周に沿って連続して延びる部位が形成されていると、その部位がプーリにワイヤを掛けるときのガイドとして機能する。よって、プーリにワイヤを掛ける作業が容易になる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
後述する実施例の主要な特徴を記載する。
(1)ロボットは、2足歩行型である。
(2)ロボットの下肢は、腰部に股関節で接続された大腿部と、大腿部に膝関節で接続された下腿部と、下腿部に足首関節で接続された足平部を備えている。大腿部には、1軸自由度を持つ膝関節と、2軸自由度を持つ足首関節を回転させる4つのアクチュエータが装着されている。各アクチュエータが、下腿部と足平部に接続されたワイヤを伸縮することによって、下腿部が膝関節周りに回転し、足平部が足首関節周りに回転する。
(3)アクチュエータは、電動モータで駆動するタイプであり、電動モータの回転方向や回転速度が調整されることにより、ワイヤの伸縮や伸縮速度が変化する。
(4)膝関節には、足首左後プーリや、足首前プーリ等の複数のプーリが設けられている。プーリには、ワイヤが掛けられている。
各プーリには、ワイヤガードが装着されている。ワイヤガードによって、ワイヤがプーリから外れてしまうのが防止されている。
【実施例】
【0008】
本発明のロボットに係る一実施例について、図面を参照しながら説明する。図1は、2足歩行型ロボットの左下肢11の側面図である。図2は、図1のII−II線矢視図である(左下肢を前方側から見た矢視図である)。図1、図2では図示を省略しているが、ロボットの右下肢も、左下肢11と同様の構成を有している(以下においては、左下肢11を「下肢11」と記載する)。以下の説明では、便宜上、x、y、z軸からなる座標系を用いる。x軸は、ロボットの前後方向に延びている。y軸は、ロボットの左右方向に延びている。z軸は、ロボットの上下方向に延びている。
図1、図2に示すように、下肢11は、大腿部14、下腿部16、足平部18、プーリ部19を備えている。大腿部14は、大腿部材21、足首左後アクチュエータ22、足首前アクチュエータ23、足首右後アクチュエータ24、膝後アクチュエータ25を有している。大腿部材21には、上下方向に延びる大腿本体部材21aと、その大腿本体部材21aの上部に形成された大腿上フランジ21bと、大腿本体部材21aの下部に形成された大腿下フランジ21cを有している。大腿部14は、股関節26を介して胴体部12と接続されている。股関節26は、自在継手であり、大腿上フランジ21bに固定されたU字状の大腿上部ヨーク27と、胴体部12に固定された逆U字状の胴体側ヨーク29と、大腿上部ヨーク27と胴体側ヨーク29を連結する十字軸28を備えている。大腿部14と胴体部12が自在継手である股関節26によって接続されているので、大腿部14は胴体部12に対して、x軸廻りにも、y軸廻りにも揺動回転することができる。なお、図1、図2では、大腿部14を駆動する機構の図示を省略している。
【0009】
図2に示すように、足首左後アクチュエータ22、足首前アクチュエータ23、足首右後アクチュエータ24は、左右方向に並んだ状態で、大腿上フランジ21bの前方側に取り付けられている。図1に示すように、膝後アクチュエータ25は、大腿上フランジ21bの後方側に取り付けられている。足首左後アクチュエータ22、足首前アクチュエータ23、足首右後アクチュエータ24、膝後アクチュエータ25には、それぞれ足首左後ワイヤ30、足首前ワイヤ31、足首右後ワイヤ32、膝後ワイヤ33の一端が接続されている。アクチュエータ22、23、24、25の構成と動作については、後述にて詳細に説明する。
図1、図2に示すように、下腿部16は、上下方向に延びる下腿本体部材34と、下腿本体部材34の上部に固定された下腿上部ヨーク35と、下腿本体部材34の下部に固定された下腿下部ヨーク36を有している。下腿上部ヨーク35は、U字状に形成されている。下腿下部ヨーク36は、逆U字状に形成されている。
大腿下フランジ21cの下面には、大腿下部ヨーク41が設けられている。大腿下部ヨーク41は、並行に配置されたブラケット41a、41bを有している。下腿部16と大腿部14は、膝関節40によって接続されている。膝関節40は、大腿下部ヨーク41と下腿上部ヨーク35が、シャフト43によって接続された構成を有している。シャフト43はy軸方向に延びている。膝関節40がこのように構成されているので、下腿部16は、大腿部14に対してy軸廻りに揺動回転することができる。
【0010】
足平部18は、足平44、足平ブラケット46、足首左後ガイド47、足首右後ガイド48、足首前ガイド49を有している。足平44は、略平板状に形成されている。足平ブラケット46は足平44の上面に固定されている。足平ブラケット46には、ヨーク部50と、平板状の後ガイド取付部51と、同じく平板状の前ガイド取付部52が形成されている。図2に良く示すように、足平ブラケット46のヨーク部50は、平板状部材50a、50bが並行に配置された形状を有している。図1に良く示すように、足首左後ガイド47と足首右後ガイド48は、部分円弧状に形成されており、足平ブラケット46の後ガイド取付部51に固定されている。足首前ガイド49も部分円弧状に形成されており、足平ブラケット46の前ガイド取付部52に固定されている。
下腿部16と足平部18は、足首関節53によって接続されている。足首関節53は自在継手であり、下腿部16の下腿下部ヨーク36と足平ブラケット46のヨーク部50が十字軸54によって連結された構成を有している。足首関節54が自在継手なので、足平部18は下腿部16に対して、x軸廻りにも、y軸廻りにも揺動回転することができる。
【0011】
図2に示すように、プーリ部19は、足首左後プーリ56、足首前プーリ57、足首右後プーリ58、膝後プーリ59、足首左後ワイヤガード70、足首前ワイヤガード71、足首右後ワイヤガード72を備えている。足首左後プーリ56、足首前プーリ57、足首右後プーリ58、膝後プーリ59は、膝関節40のシャフト43の軸方向に沿って配置されている。足首左後プーリ56と足首前プーリ57と足首右後プーリ58は、シャフト43に対して回転することができる。膝後プーリ59は、シャフト43に固定されている。足首左後ワイヤガード70、足首前ワイヤガード71、足首右後ワイヤガード72については、後述にて説明する。
図1に示すように、膝後ワイヤ33は、一端が膝後アクチュエータ25に接続されており、その途中が膝後プーリ59に掛けられた状態で、他端が接続点60で下腿部16に接続されている。
【0012】
図3は、下腿部16、プーリ部19、足平部18、足首関節53の模式的斜視図であり、実際の形状を簡略化して図示している(膝後プーリ59や膝後ワイヤ33の図示は省略している)。また、図3では、足首関節53を分解して図示している。
図3に示すように、足首左後ワイヤ30は、その途中が足首左後プーリ56に一回巻付けられている。同様に、足首前ワイヤ31と足首右後ワイヤ32も、途中がそれぞれ足首前プーリ57と足首右後プーリ58に一回巻付けられている。足首左後ワイヤ30の他端部は、足首左後ガイド47に沿って曲げられてから、端末が足首左後接続点61に接続されている。同様に、足首前ワイヤ31の他端部は、足首前ガイド49に沿って曲げられてから、端末が足首前接続点62に接続されている。足首右後ワイヤ32の他端部は、足首右後ガイド48に沿って曲げられてから、端末が足首右後接続点63に接続されている。
【0013】
足首左後ワイヤガード70、足首前ワイヤガード71、足首右後ワイヤガード72について説明する。なお、ワイヤガード70、71、72は、同様な構成を有しているので、それらを足首左後ワイヤガード70で代表して説明する。
図4は、プーリ部19の左端部の断面図である。図5は、図4のV−V線矢視図である。図5に示すように、足首左後プーリ56は、2つのベアリング73を介してシャフト40に装着されている。シャフト43の端部には、周方向に延びる溝43aが形成されている。この溝43aに、ベアリング73の抜け止め用として、スナップリング74がはめ込まれている。足首左後プーリ56の外周両側部には、周方向に延びるプーリ鍔56aが形成されている。
図4に良く示すように、足首左後ワイヤガード70は、略半円状の側面形状を有している。図5に示すように、足首左後ワイヤガード70は、スクリュウ(図示省略)によってシャフト43の端面に固定されている。足首左後ワイヤガード70には、足首左後プーリ56の外周に沿って延びるガード部70aが形成されている。足首左後ワイヤ30の径を「d」とし、ガード部70aの内面と足首左後ワイヤ30との距離を「t」とすると、ガード部70aは、「t<d」を満足するように配置されている。従って、足首左後ワイヤガード70によって、足首左後プーリ56から足首左後ワイヤ30が外れてしまうのが防止されている。
【0014】
足首左後ワイヤガード70のガード部70aは、足首左後プーリ56に足首左後ワイヤ30を掛けるときのガイドとしても機能する。例えば、図4の矢印Aで示すように、足首左後プーリ56と足首左後ワイヤガード70のガード部70aとの間に、足首左後ワイヤ30の端部を差し込む。そのまま、足首左後プーリ56とガード部70aとの間に足首左後ワイヤ30を差し込んでゆくと、足首左後ワイヤ30の端部は、ガード部70aにガイドされて、矢印Bで示ように、外部に出てくる。従って、足首左後プーリ56に足首左後ワイヤ30を容易に掛けることができる。
プーリは、周囲に部材が多数配置された部位に設けられることも多い。このような部位には、作業者の手も入りにくく、単にプーリにワイヤを掛ける作業といえども、容易に行えるものではない。このような場合、ワイヤガードのワイヤガイド機能は、特に有効である。
足首左後ワイヤガード70のガード部70aは、必ずしも足首左後プーリ56の外周に沿って連続して延びていなくてもよい。例えば、ガード部70aを、シャフト43の軸方向に延びるとともに、足首左後プーリ56の外周部から所定距離離れて配置された複数の部材から構成することもできる。このように構成しても、足首左後プーリ56から足首左後ワイヤ30が外れるのを防止できる。
足首左後プーリ56から足首左後ワイヤ30が外れるのを防止すると、外れた足首左後ワイヤ30が周囲の機構と干渉したり、機構に挟まったりすることがなくなる。また、外れた足首左後ワイヤ30を足首左後プーリ56に掛け直すという手間もかからなくなる。
【0015】
図3に良く示すように、足首左後ワイヤ30は、シャフト43よりも前方側で足首左後プーリ56から離反している。同様に、足首前ワイヤ31もシャフト43より前方側で足首前プーリ57から離反し、足首右後ワイヤ32もシャフト43より前方側で足首右後プーリ58から離反している。また、図1に良く示すように、膝後ワイヤ33は、シャフト43よりも後方側で膝後プーリ59から離反している。このため、足首左後アクチュエータ22、足首前アクチュエータ23、足首右後アクチュエータ24、膝後アクチュエータ25を制御することにより、下腿部16を膝関節40廻りに揺動回転させることができる。具体的には、アクチュエータ22、23、24が、それぞれワイヤ30、31、32を同一速度で引き込む。同時に、膝アクチュエータ25は、アクチュエータ22、23、24がワイヤ30、31、32を引き込んだのと同じ速度で膝後ワイヤ33を緩める。すると、下腿部16が膝関節40廻りに前方向きに回転する。逆に、アクチュエータ22、23、24が、それぞれワイヤ30、31、32を緩めながら、膝アクチュエータ25が膝後ワイヤ33を引き込むと、下腿部16は膝関節40廻りに後方向きに回転する。
【0016】
膝後アクチュエータ25が膝後ワイヤ33を引き込みも、緩めもしない状態で、足首左後アクチュエータ22と足首前アクチュエータ23と足首右後アクチュエータ24を動作させると、足平部18を足首関節53廻りに揺動回転させることができる。例えば、足首左後ワイヤ30と足首右後ワイヤ32を引き込みながら、足首前ワイヤ31を緩めると、足平部18は爪先を下げる方向に回転する(y軸廻りに回転する)。足首左後ワイヤ30と足首右後ワイヤ32を緩めながら、足首前ワイヤ31を引き込むと、足平部18は爪先を持ち上げる方向に回転する。足首前ワイヤ31を引き込みも緩めもしない状態で、足首左後ワイヤ30を引き込みながら、足首右後ワイヤ32を緩めると、足平部18は外側(足首左後ガイド47側)を持ち上げる方向に回転する(x軸廻りに回転する)。逆に、足首左後ワイヤ30を緩めながら、足首右後ワイヤ32引き込むと、足平部18は内側を持ち上げる方向に回転する
このように、アクチュエータ22、23、24、25を制御することで、膝関節40廻りの揺動回転角度と、足首関節53廻りの揺動回転角度を同時に調整することができる。
【0017】
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時の請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】ロボットの左下肢の側面図。
【図2】図1のII−II線矢視図。
【図3】下腿と足平の模式的斜視図。
【図4】プーリとワイヤガードの側面図。
【図5】図4のV−V線矢視図。
【符号の説明】
【0019】
11:下肢
14:大腿部14
16:下腿部
18:足平部
19:プーリ部
21:大腿部材、21a:大腿本体部材、21b:大腿上フランジ、21c:大腿下フランジ
22:足首左後アクチュエータ
23:足首前アクチュエータ
24:足首右後アクチュエータ
25:膝後アクチュエータ
26:股関節
27:大腿上部ヨーク
28:十字軸
29:胴体側ヨーク
30:足首左後ワイヤ
31:足首前ワイヤ
32:足首右後ワイヤ
33:膝後ワイヤ
34:下腿本体部材
35:下腿上部ヨーク
36:下腿下部ヨーク
40:膝関節
41:大腿下部ヨーク、41a、41b:ブラケット
43:シャフト、43a:溝
44:足平
46:足平ブラケット
47:足首左後ガイド
48:足首右後ガイド
49:足首前ガイド
50:ヨーク部、50a、50b:平板状部材
51:後ガイド取付部
52:前ガイド取付部
53:足首関節
54:十字軸
56:足首左後プーリ、56a:プーリ鍔
57:足首前プーリ
58:足首右後プーリ
59:膝後プーリ
60:接続点
61:足首左後接続点
62:足首前接続点
63:足首右後接続点
70:足首左後ワイヤガード、70a:ガード部
71:足首前ワイヤガード
72:足首右後ワイヤガード
73:ベアリング
74:スナップリング

【特許請求の範囲】
【請求項1】
一方側部材と、
その一方側部材に回転可能に接続されている他方側部材と、
一端部が前記他方側部材に接続されているワイヤと、
そのワイヤの他端部に接続されており、ワイヤを伸縮させるアクチュエータと、
そのワイヤの中間部が掛けられており、ワイヤの伸張方向を変化させるプーリと、
そのプーリに掛けられたワイヤが反プーリ側に移動してプーリからワイヤが外れるのを規制するワイヤガードと、
を備えるロボット。
【請求項2】
ワイヤガードは、プーリの外周に沿って連続して延びる部位によって、ワイヤが反プーリ側に移動してプーリから外れるのを規制する請求項1のロボット。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2006−26797(P2006−26797A)
【公開日】平成18年2月2日(2006.2.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−208455(P2004−208455)
【出願日】平成16年7月15日(2004.7.15)
【出願人】(000003207)トヨタ自動車株式会社 (59,920)
【Fターム(参考)】