説明

弁装置

【課題】弁体と弁座部との間で異物の噛み込み等が生じても漏れを発生させない弁装置を提供する。
【解決手段】弁装置1は、流路2内で軸方向一方側および他方側に直線移動自在に収容される弁体3と、流路2を形成するとともに、弁体3が軸方向一方側に直線移動したときに着座する第1弁座部14、および弁体3が軸方向他方側に直線移動したときに着座する第2弁座部15を有する流路形成部材4とを備え、弁体3は、第1、第2弁座部14、15のどちらに着座しても流路2を閉鎖する。これにより、例えば、第2弁座部15と弁体3との間で異物の噛み込み等が発生した場合に、第1弁座部14に弁体3を着座させることで流路2を閉鎖することができる。このため、第2弁座部15と弁体3との間で異物の噛み込み等が発生しても、漏れを発生させないようにすることができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ポペット式の弁装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来から、流体の流路内で一方側および他方側に直線移動自在に収容されて流路を開閉するポペット式の弁体を備える弁装置が公知であり、例えば、内燃機関から排気される排気ガスの一部を吸気側に再循環するEGR装置において、排気ガスの循環量を可変するためのEGR弁装置として採用されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1の弁装置は、ポペット式の弁体と、弁体により開閉される流路を有する流路形成部材、弁体を駆動する駆動手段等からなる。また、駆動手段は、通電されてトルクを発生する電動機、電動機が発生したトルクを減速するとともに増幅する歯車減速機、歯車減速機により増幅されたトルクを直線的な力に変換して弁体に伝達する変換機を有し、変換機は、ネジ構造により回転を直線移動に変換するものである。
【0004】
そして、弁装置では、流路に設けられた弁座部に弁体が着座することで流路を閉鎖し、弁座部から弁体が離座することで流路を開放する。
しかし、特許文献1の弁装置によれば、弁体と弁座部との間で異物の噛み込みが生じると、漏れが発生して種々の不具合が生じる。このため、弁体と弁座部との間で異物の噛み込み等が生じても漏れを発生させない弁装置が求められている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2009−264504号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、弁体と弁座部との間で異物の噛み込み等が生じても漏れを発生させない弁装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
〔請求項1の手段〕
請求項1の手段によれば、弁装置は、流体の流路内で一方側および他方側に直線移動自在に収容されて流路を開閉する弁体と、流路を形成するとともに、弁体が一方側に直線移動したときに着座する第1弁座部、および弁体が他方側に直線移動したときに着座する第2弁座部を有する流路形成部材と、弁体を一方側に付勢する第1付勢手段と、弁体を他方側に駆動する駆動手段とを備える。そして、弁体は、第1弁座部および第2弁座部のどちらに着座しても流路を閉鎖する。
【0008】
これにより、第1、第2弁座部のいずれか一方の弁座部と弁体との間で異物の噛み込み等が発生して一方の弁座部に弁体を着座させても流路を閉鎖することができない場合に、他方の弁座部に弁体を着座させることで流路を閉鎖することができる。このため、弁装置において、流路閉鎖時に異物の噛み込み等が発生しても、漏れを発生させないようにすることができる。
【0009】
〔請求項2の手段〕
請求項2の手段によれば、駆動手段は、通電されてトルクを発生する電動機、電動機が発生したトルクを減速するとともに増幅する歯車減速機、歯車減速機により増幅されたトルクを直線的な力に変換して弁体に伝達する変換機を有する。そして、第1付勢手段は、弁体を直線移動する方向に直線的に付勢し、弁装置は、歯車減速機を構成する歯車の1つを、弁体が一方側に移動する方向に回転付勢する第2付勢手段を備える。
【0010】
ここで、弁体を一方側に付勢して第1弁座部に着座させることで流路を閉鎖する場合を想定すると、第1付勢手段による直線的な付勢、および第2付勢手段による回転付勢の両方により、弁体を一方側に付勢することができる。これにより、第1付勢手段による直線的な付勢のみにより弁体を一方側に付勢する場合に比べて、弁体を他方側に駆動する際に電動機のトルクに対抗する付勢力を低減することができる。このため、弁体を他方側に駆動する際の電動機の負荷を低減することができる。
【0011】
〔請求項3の手段〕
請求項3の手段によれば、駆動手段は、通電されてトルクを発生する電動機、電動機が発生したトルクを減速するとともに増幅する歯車減速機、歯車減速機により増幅されたトルクを直線的な力に変換して弁体に伝達する変換機を有する。そして、変換機は、スコッチヨーク機構である。
これにより、変換機として、例えば、ネジ構造により回転を直線移動に変換するものを採用した場合に比べ、変換機が占めるスペースを削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】電動機への通電量がゼロであるときの弁装置を示す構成図である。
【図2】イグニッションオンにより電動機への通電が開始した直後の弁装置を示す構成図である。
【図3】流路が開放されている状態の弁装置を示す構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
実施形態の弁装置は、流体の流路内で一方側および他方側に直線移動自在に収容されて流路を開閉する弁体と、流路を形成するとともに、弁体が一方側に直線移動したときに着座する第1弁座部、および弁体が他方側に直線移動したときに着座する第2弁座部を有する流路形成部材と、弁体を一方側に付勢する第1付勢手段と、弁体を他方側に駆動する駆動手段とを備える。そして、弁体は、第1弁座部および第2弁座部のどちらに着座しても流路を閉鎖する。
【0014】
駆動手段は、通電されてトルクを発生する電動機、電動機が発生したトルクを減速するとともに増幅する歯車減速機、歯車減速機により増幅されたトルクを直線的な力に変換して弁体に伝達する変換機を有する。そして、第1付勢手段は、弁体を直線移動する方向に直線的に付勢し、弁装置は、歯車減速機を構成する歯車の1つを、弁体が一方側に移動する方向に回転付勢する第2付勢手段を備える。
そして、変換機は、スコッチヨーク機構である。
【実施例】
【0015】
〔実施例の構成〕
実施例の弁装置1の構成を図面に基づいて説明する。
弁装置1は、流体の流路2内で一方側および他方側に直線移動自在に収容されて流路2を開閉するポペット式の弁体3を備えるものであり、例えば、内燃機関から排気される排気ガスの一部を吸気側に再循環するEGR装置において、排気ガスの循環量を可変するためのEGR弁装置として採用されている。
【0016】
そして、弁装置1は、ポペット式の弁体3と、流路2を形成するとともに弁体3を収容する流路形成部材4と、弁体3を一方側に付勢する第1、第2付勢手段5、6と、弁体3を他方側に駆動する駆動手段7と、駆動手段7を動作させるとともに弁体3を直線移動させて流路2の開度を制御する制御手段8とを備える。
【0017】
弁体3は、弁軸11の他端に装着されており、第1、第2付勢手段5、6および駆動手段7は、弁軸11を軸方向に直線移動させることで、弁体3を一方側および他方側に直線移動させる。
つまり、弁体3の直線移動する方向は弁軸11の軸方向(以下、単に軸方向と呼ぶ。)であって、弁体3は、流路2内で軸方向一方側および他方側に移動自在に収容されている。
【0018】
また、弁体3は、軸方向一方側に向かってテーパ状に縮径する第1テーパ面12と、第1テーパ面12の軸方向他方側に設けられて軸方向他方側に向かってテーパ状に縮径する第2テーパ面13とを有する。
ここで、第1、第2テーパ面12、13は、それぞれ、次に説明する第1、第2弁座部14、15の座面にテーパ状に面接触して流路2を閉鎖するものである。
【0019】
流路形成部材4は、流体の流れ方向を略90°曲げる曲がり管17と、弁体3の直線移動領域を形成して弁体3を収容する弁ハウジング18と、弁体3が軸方向一方側に直線移動したときに着座する第1弁座部14と、弁体3が軸方向他方側に直線移動したときに着座する第2弁座部15とを有する。そして、曲がり管17の他端が弁ハウジング18の一端に接続しており、曲がり管17内および弁ハウジング18内が流路2をなす。
【0020】
また、第1、第2弁座部14、15は、それぞれ、第1、第2テーパ面12、13との面接触により流路2を封鎖することができるようにテーパ状かつ環状の第1、第2座面19、20を有する。そして、第1弁座部14は、曲がり管17と弁ハウジング18との接続部に装着され、第2弁座部15は、第1、第2座面19、20が互いに軸方向に対向するように弁ハウジング18の他端に装着されている。このため、弁体3は、第1弁座部14および第2弁座部15のどちらに着座しても流路2を閉鎖することができる。
【0021】
なお、曲がり管17には、弁軸11の軸受22や、軸受22による軸受け領域をシールする軸シール部材23等を収容するボス部24が設けられている。また、ボス部24の外周には、第1付勢手段5としてのコイルスプリングの一端を支持する段部25が設けられている。
【0022】
駆動手段7は、通電されてトルクを発生する電動機27、電動機27が発生したトルクを減速するとともに増幅する歯車減速機28、歯車減速機28により増幅されたトルクを直線的な力に変換して弁軸11および弁体3に伝達する変換機29を有する。
【0023】
電動機27は、ブラシレスDCモータ等の周知の回転電機であり、例えば、電機子コイルへの通電が制御手段8により制御されて、出力するトルクを可変する。
歯車減速機28は、電動機27の出力軸に固定される小歯車30と、変換機29にトルクを伝達する大歯車31と、小歯車30および大歯車31の両方に噛み合って回転する中間歯車32とを有し、中間歯車32は、小歯車30と噛み合う大径歯車部と、大歯車31と噛み合う小径歯車部とを同軸的に有する。
【0024】
変換機29は、大歯車31の回転軸の周囲で大歯車31の回転に応じて公転するカム34と、カム34が嵌まる長円形の溝35を具備して弁軸11の一端に固定されるヨーク36とを有するスコッチヨーク機構であり、ヨーク36は、溝35の長軸が軸方向と直交するように、かつ、短軸が軸方向と平行するように組み込まれている。そして、カム34は、大歯車31の回転軸の周囲で公転している間、ヨーク36に対して長軸の方向に相対的に往復動するとともに短軸の方向(軸方向)に相対的に静止している状態を維持する。
【0025】
これにより、大歯車31のトルクは、軸方向に沿う直線的な力に変換されてヨーク36、弁軸11および弁体3に伝達される。
なお、ヨーク36の他端には、第1付勢手段5としてのコイルスプリングの一端を支持する支持部材37が組み込まれている。
【0026】
第1付勢手段5は、弁軸11と同軸にセットされるコイルスプリングである(以下、第1付勢手段5をスプリング5と呼ぶ。)。スプリング5は、段部25と支持部材37との間に圧縮状態でセットされ、支持部材37を介してヨーク36を軸方向一方側に付勢することで、弁軸11および弁体3を軸方向一方側に付勢する。また、スプリング5は、ヨーク36を軸方向に付勢することでカム34とヨーク36との間のバックラッシュを抑制している。
【0027】
第2付勢手段6は、コイルスプリングであって、一端が大歯車31の外周近傍に固定され、他端が固定壁に固定されている(以下、第2付勢手段6をスプリング6と呼ぶ。)。スプリング6は、大歯車31と固定壁との間に伸長状態でセットされ、弁体3が軸方向一方側に移動する方向に大歯車31を回転付勢する。また、スプリング6は、大歯車31を回転付勢することで歯車減速機28における各歯車間のバックラッシュを抑制している。
【0028】
制御手段8は、制御処理、演算処理を行うCPU、各種プログラムや各種データを保存する記憶装置、入力回路、出力回路等の機能を含んで構成される周知構造のマイクロコンピュータであり、各種センサから入力されるパラメータに応じて、流路2の開度を目標値に制御する。すなわち、制御手段8は、例えば、内燃機関の運転状態に応じて開度の目標値を算出するとともに、開度の現在値と目標値との差分に応じて電動機27への通電量等を制御して開度の現在値を目標値に略一致させる。
【0029】
〔実施例の作用〕
実施例の弁装置1の作用を図面に基づいて説明する。
弁装置1によれば、例えば、イグニッションオン前の電動機27への通電量がゼロであるときに、弁体3は、スプリング5、6により付勢されて第1弁座部14に着座して流路2を閉鎖している(図1参照)。やがて、イグニッションオンにより流路2の開度制御が始まると電動機27への通電制御が始まり、弁体3は、一旦、第2弁座部15に着座するように軸方向他方側に駆動され、第2弁座部15に着座することで流路2を閉鎖する(図2参照)。
【0030】
そして、制御手段8は、内燃機関が作動している間、流路2の開度を第2弁座部15からの弁体3のリフト量に基づいて求め、第2弁座部15からのリフト量に基づいて求めた流路2の開度が目標値に略一致するように電動機27への通電制御を行う(図3参照)。また、制御手段8は、異物の噛み込み等により、第2弁座部15に弁体3を着座させても流路2を閉鎖することができない場合に、流路2の開度を第1弁座部14からの弁体3のリフト量に基づいて求め、第1弁座部14からのリフト量に基づいて求めた流路2の開度が目標値に略一致するように電動機27への通電制御を行う。
【0031】
つまり、内燃機関が作動している間、制御手段8は、通常時において、第2弁座部15からの弁体3のリフト量に基づいて電動機27への通電制御を行い、異物の噛み込み等が発生した異常時において、第1弁座部14からの弁体3のリフト量に基づいて電動機27への通電制御を行う。
【0032】
〔実施例の効果〕
実施例の弁装置1は、流体の流路2内で軸方向一方側および他方側に直線移動自在に収容されて流路2を開閉する弁体3と、流路2を形成するとともに、弁体3が軸方向一方側に直線移動したときに着座する第1弁座部14、および弁体3が軸方向他方側に直線移動したときに着座する第2弁座部15を有する流路形成部材4とを備え、弁体3は、第1弁座部14もしくは第2弁座部15のどちらに着座しても流路2を閉鎖する。
【0033】
これにより、例えば、第2弁座部15と弁体3との間で異物の噛み込み等が発生して第2弁座部15に弁体3を着座させても流路2を閉鎖することができない場合に、第1弁座部14に弁体3を着座させることで流路2を閉鎖することができる。このため、弁装置1において、第2弁座部15と弁体3との間で異物の噛み込み等が発生しても、漏れを発生させないようにすることができる。
【0034】
また、弁装置1は、弁軸11と同軸にセットされて弁体3を軸方向一方側に直線的に付勢するスプリング5と、弁体3が軸方向一方側に直線移動する方向に歯車減速機28の大歯車31を回転付勢するスプリング6とを備える。
【0035】
ここで、イグニッションオフ等により、弁体3を軸方向一方側に付勢して第1弁座部14に着座させる場合を想定すると、弁装置1によれば、スプリング5による直線的な付勢、およびスプリング6による回転付勢の両方により、弁体3を軸方向一方側に付勢することができる。これにより、スプリング5による直線的な付勢のみにより弁体3を軸方向一方側に付勢する場合に比べて、弁体3を軸方向他方側に駆動する際に電動機27のトルクに対抗する付勢力を低減することができる。このため、弁体3を軸方向他方側に駆動する際の電動機27の負荷を低減することができる。
【0036】
また、駆動手段7は、歯車減速機28により増幅されたトルクを直線的な力に変換して弁体3に伝達する変換機29を有し、変換機29は、スコッチヨーク機構である。
これにより、変換機29として、例えば、ネジ構造により回転を直線移動に変換するものを採用した場合に比べ、変換機29が占めるスペースを削減することができる。
【0037】
〔変形例〕
弁装置1の態様は、実施例に限定されず種々の変形例を考えることができる。
例えば、実施例の弁装置1によれば、制御手段8は、通常時において、第2弁座部15からの弁体3のリフト量に基づいて電動機27への通電制御を行い、異物の噛み込み等が発生した異常時において、第1弁座部14からの弁体3のリフト量に基づいて電動機27への通電制御を行っていたが、通常時において、第1弁座部14からの弁体3のリフト量に基づいて電動機27への通電制御を行い、異常時において、第2弁座部15からの弁体3のリフト量に基づいて電動機27への通電制御を行うようにしてもよい。
【0038】
また、実施例の弁装置1によれば、変換機29はスコッチヨーク機構であったが、スペース等に余裕がある場合、変換機29として、ネジ構造により回転を直線移動に変換するものを採用してもよい。
さらに、実施例の弁装置1は排気ガスの循環量を可変するためのEGR弁装置に採用されていたが、他の流体の流量を可変するために弁装置1を採用してもよい。
【符号の説明】
【0039】
1 弁装置
2 流路
3 弁体
4 流路形成部材
5 スプリング(第1付勢手段)
6 スプリング(第2付勢手段)
7 駆動手段
14 第1弁座部
15 第2弁座部
27 電動機
28 歯車減速機
29 変換機
31 大歯車(歯車減速機を構成する歯車の1つ)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
流体の流路内で一方側および他方側に直線移動自在に収容されて前記流路を開閉する弁体と、
前記流路を形成するとともに、前記弁体が一方側に直線移動したときに着座する第1弁座部、および前記弁体が他方側に直線移動したときに着座する第2弁座部を有する流路形成部材と、
前記弁体を一方側に付勢する第1付勢手段と、
前記弁体を他方側に駆動する駆動手段とを備え、
前記弁体は、前記第1弁座部および前記第2弁座部のどちらに着座しても前記流路を閉鎖することを特徴とする弁装置。
【請求項2】
請求項1に記載の弁装置において、
前記駆動手段は、通電されてトルクを発生する電動機、この電動機が発生したトルクを減速するとともに増幅する歯車減速機、この歯車減速機により増幅されたトルクを直線的な力に変換して前記弁体に伝達する変換機を有し、
前記第1付勢手段は、前記弁体を直線移動する方向に直線的に付勢し、
前記弁装置は、前記歯車減速機を構成する歯車の1つを、前記弁体が一方側に移動する方向に回転付勢する第2付勢手段を備えることを特徴とする弁装置。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載の弁装置において、
前記駆動手段は、通電されてトルクを発生する電動機、この電動機が発生したトルクを減速するとともに増幅する歯車減速機、この歯車減速機により増幅されたトルクを直線的な力に変換して前記弁体に伝達する変換機を有し、
前記変換機は、スコッチヨーク機構であることを特徴とする弁装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2012−219903(P2012−219903A)
【公開日】平成24年11月12日(2012.11.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−85691(P2011−85691)
【出願日】平成23年4月7日(2011.4.7)
【出願人】(000004260)株式会社デンソー (27,639)
【Fターム(参考)】