説明

携帯電話装置

【課題】 簡単な操作で赤外線データを登録可能な携帯電話装置を提供する。
【解決手段】 ユーザがキーレスエントリーシステムの発光装置100を操作することにより、前記発光装置100から車の解施錠に使用する赤外線データを携帯電話装置10に送信させ、携帯電話装置10の受光素子45に前記携帯電話装置10から送信された赤外線データを受光させ、受光した赤外線データは携帯電話装置10の内部メモリに格納される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、赤外線通信機能を有する携帯電話装置に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、電話機用マイコンとキーレス用マイコンの2つのマイコンを搭載し、キーレスモードになると、ユーザの押圧操作に応じて車のドアの開錠又は施錠を行う携帯電話装置が開示されている。
【特許文献1】特開平10−317753号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
前記特許文献1の技術では、携帯電話装置にIDコードを入力し、解施錠制御装置にIDコードを無線で送信することにより、両ドアの施錠や運転席側の窓の閉じ動作や助手席側の窓の閉じ動作等を遠隔操作で行うことができるが、仮にユーザが車を買い換えた場合には、携帯電話装置に格納されているIDコードと、新しい車の解施錠制御装置に格納されたIDコードとが異なる為にキーレス機能を実施することができない。
【0004】
仮に、新しい車にもキーレス機能を実施しようとするならば、新しい車の解施錠制御装置に格納されたIDコードと同じIDコードを携帯電話装置に格納しなければならない。
本発明は、新しい車を購入した場合でも何ら難しい操作を行わなくともキーレス機能を実施可能とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本願発明は、このような課題を解決する為のものであり、請求項1に記載の携帯電話装置は、赤外線を受光する受光手段と、当該受光手段で受光した赤外線を格納する格納手段と、当該格納手段に格納した前記赤外線を発光する発光手段と、を有することを特徴とする。
請求項2記載の携帯電話装置は、車の解施錠を行う為の赤外線を受光する受光手段と、当該受光手段で受光した赤外線を格納する格納手段と、当該格納手段に格納した前記赤外線を発光する発光手段と、を有することを特徴とする。
請求項3記載の携帯電話装置は、文字や数字の入力を行う為の入力手段と、車の解施錠を行う為の赤外線を受光する受光手段と、当該受光手段で受光した赤外線と前記入力手段から入力されたIDとを対応付けて格納する格納手段と、当該格納手段に格納した前記赤外線を発光する発光手段と、を有することを特徴とする。
請求項4記載の携帯電話装置は、文字や数字の入力を行う為の入力手段と、車の解施錠を行う為の赤外線を受光する受光手段と、当該受光手段で受光した赤外線と前記入力手段から入力されたIDとを対応付けて格納する格納手段と、当該格納手段に格納されたIDのリストを表示する表示手段と、当該表示手段に表示された複数のIDから所望のIDを選択する選択手段と、当該選択手段で選択されたIDに対応する赤外線を発光する発光手段と、を有することを特徴とする。
請求項5記載の携帯電話装置は、テンキーと、車の解施錠を行う為の赤外線を受光する受光手段と、当該受光手段で受光した赤外線を格納する格納手段と、当該格納手段に格納された赤外線のデータとテンキーとを対応付けて登録する登録手段と、前記テンキーが押下されると、押下されたテンキーに対応する赤外線を発光する発光手段と、を有することを特徴とする。
請求項6記載の携帯電話装置は、電波によりデータを受信する受信手段と、当該受信手段で受信したデータを格納する格納手段と、当該格納手段に格納した前記データを送信する送信手段と、を有することを特徴とする。
請求項7記載の携帯電話装置は、車の解施錠を行う為のデータを電波により受信する受信手段と、当該受信手段で受信したデータを格納する格納手段と、当該格納手段に格納した前記データを無線で送信する送信手段と、を有することを特徴とする。
請求項8記載の携帯電話装置は、文字や数字の入力を行う為の入力手段と、車の解施錠を行う為のデータを無線で受信する受信手段と、当該受信手段で受信したデータと前記入力手段から入力されたIDとを対応付けて格納する格納手段と、当該格納手段に格納した前記データを無線で送信する送信手段と、を有することを特徴とする。
請求項9記載の携帯電話装置は、文字や数字の入力を行う為の入力手段と、車の解施錠を行う為のデータを無線で受信する受信手段と、当該受信手段で受信した無線データと前記入力手段から入力されたIDとを対応付けて格納する格納手段と、当該格納手段に格納されたIDのリストを表示する表示手段と、当該表示手段に表示された複数のIDから所望のIDを選択する選択手段と、当該選択手段で選択されたIDに対応するデータを無線で送信する送信手段と、を有することを特徴とする。
請求項10記載の携帯電話装置は、テンキーと、車の解施錠を行う為のデータを無線で受信する受信手段と、当該受信手段で受信したデータを格納する格納手段と、当該格納手段に格納されたデータとテンキーとを対応付けて登録する登録手段と、前記テンキーが押下されると、押下されたテンキーに対応するデータを無線で送信する送信手段と、を有することを特徴とする。
請求項11記載の携帯電話装置は、テンキーと、当該テンキーに対応する赤外線データを格納する格納手段と、前記テンキーが押下されると、押下されたテンキーに対応する赤外線データを送信する送信手段と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本願発明は、容易にキーレスエントリーシステムの発光装置からの赤外線データを格納し、更に格納した赤外線データを発光することが可能である為、ユーザが複雑な手続きや操作を行わなくとも、簡単に車のキーレスエントリーシステムで使用されている赤外線データを携帯電話に登録することが可能である。
【0007】
請求項1記載の携帯電話装置では、ユーザが複雑な手続きや操作を行わなくとも、簡単にリモコン等の装置の赤外線データを携帯電話に登録することが可能である。
【0008】
請求項2記載の携帯電話装置では、ユーザが複雑な手続きや操作を行わなくとも、簡単に車のキーレスエントリーシステムで使用されている赤外線データを携帯電話に登録することが可能である。
【0009】
請求項3記載の携帯電話装置では、受光した赤外線データにIDを対応付けて格納することにより、受光した赤外線データを正確に管理することが可能である。
【0010】
請求項4記載の携帯電話装置では、IDのリストが表示されるため、ユーザは所望のIDを選択することにより容易にIDに対応する所望の赤外線データを送信させることが可能である。
【0011】
請求項5記載の携帯電話装置では、ユーザはテンキーを押下するだけで容易に押下されたキーに対応する赤外線データを送信させることが可能である。
【0012】
請求項6記載の携帯電話装置では、ユーザが複雑な手続きや操作を行わなくとも、簡単にリモコン等の装置のデータを携帯電話に登録することが可能である。
【0013】
請求項7記載の携帯電話装置では、ユーザが複雑な手続きや操作を行わなくとも、簡単に車のキーレスエントリーシステムで使用されている無線データを携帯電話に登録することが可能である。
【0014】
請求項8記載の携帯電話装置では、受信した無線データにIDを対応付けて格納することにより、受信した無線データを正確に管理することが可能である。
【0015】
請求項9記載の携帯電話装置では、IDのリストが表示されるため、ユーザは所望のIDを選択することにより容易にIDに対応する所望の無線データを送信させることが可能である。
【0016】
請求項10記載の携帯電話装置では、ユーザはテンキーを押下するだけで容易に押下されたキーに対応する無線データを送信させることが可能である。
【0017】
請求項11記載の携帯電話装置では、ユーザがテンキーを押下するだけで、押下されたキーに対応する赤外線データを送信させることが可能である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
次に、本発明の一実施形態に係る通信装置(携帯電話装置)について、図面を参照して説明する。
【0019】
図1に示すように、携帯電話装置10は、アンテナ16と接続された通信部12を備えている。この通信部12は、後述のベースバンド部14からの信号をアンテナ16を介して基地局へ発信し、あるいはアンテナ16を介して基地局からの電波を受信する。
【0020】
また、通信部12は、ベースバンド部14と接続されている。ベースバンド部14は、CDMA処理回路18と、音声コーデック20と、を有している。ここで、CDMA処理回路18は、符号分割多元接続、スクランブル、誤り制御、タイミング検出を行う。また、音声コーデック20は、音声を圧縮(符号化)、伸張(復号化)したり、アナログとデジタルの変換を行ったり、内部の増幅回路(図示省略)により受話音量やマイクロホンの感度を変更する。
【0021】
また、ベースバンド部14には、切替回路22が接続されている。この切替回路22には、増幅回路24を介して第1スピーカ26が接続されている。この第1スピーカ26は、増幅回路24で増幅されたベースバンド部14の電気信号を音声に変換する。この第1スピーカ26は、ユーザの耳にあてて通話に使用される。
【0022】
また、切替回路22には、増幅回路28を介してマイクロホン30が接続されている。このマイクロホン30は、通話に使用され、音声を電気信号に変換する。マイクロホン30により出力された電気信号は、増幅回路28で増幅されてベースバンド部14に出力される。
【0023】
また、切替回路22には、増幅回路32を介して第2スピーカ34が接続されている。この第2スピーカ34は、増幅回路32で増幅されたベースバンド部14の電気信号を音声に変換する。この第2スピーカ34は、受話音を周囲の人にも聞かせるための拡声用のスピーカである。また、第2スピーカ34は、着信報知の鳴動も行う。なお、これらの3つの増幅回路24、28、32は、ゲインを固定しており、第1スピーカ26及び第2スピーカ34の音量やマイクロホン30の感度を変更することはできないようになっている。
【0024】
この切替回路22は、ベースバンド部14との接続を、第1スピーカ26用の増幅回路24とマイクロホン30用の増幅回路28側にするか、あるいは拡声用の第2スピーカ34用の増幅回路32とマイクロホン30用の増幅回路28側にするかを切り替える。
【0025】
また、通信部12、ベースバンド部14、切替回路22には、制御回路(制御部)36がそれぞれ接続されている。この制御回路36の制御により上述した切替回路22による切り替えが行われる。また、制御回路36によりベースバンド部14の音声コーデック20が制御され、音声コーデック20により第1スピーカ26及び第2スピーカ34の音量やマイクロホン30の感度が変更される。制御回路36には、ROM38が接続されており、ROM38に格納されているシステムプログラムに基づき各部を制御する。
【0026】
また、制御回路36には、入力部44が接続されている。この入力部44は、図示していないが、テンキー、通話キー、切キー、カーソル移動等に用いられる十字キー、決定キー、クリアキー等を有している。
【0027】
RAM40には、赤外線データとID(例えば、車の名称や型番やその他のその車固有の番号等)とが対応付けて格納される。
【0028】
受光部45は外部からの赤外線データを受光する為の受光素子であり、発光部46は、前記RAM40に格納されている赤外線データを送信する為の発光素子である。
【0029】
次に、本実施例装置の動作について、図2及び図4を用いて説明する。図2及び図4は本実施例装置の動作を示すフロー図である。
【0030】
本実施例装置は、通常車を購入した際に車に付いているキーレスエントリーシステムの発光部からの光を受光してその光のデータを格納し、格納した光のデータを発光部から発光するものである。
【0031】
図2は光を受光してその光のデータを格納する際の動作を示すフロー図であり、図4は、格納した光のデータを発光部から発光する際の動作を示すフロー図である。
図3は、携帯電話装置10が赤外線データを受光し記憶する際の斜視図であり、図3において、携帯電話装置10にはディスプレイ42と受光部45とが搭載されている。
ユーザがキーレスエントリーシステムの発光装置100から放出される赤外線を携帯電話装置10に登録する際には、ユーザが発光装置100の中央のボタンを親指で押下することにより、発光装置100から車のキーを解施錠するための赤外線が放出され、この赤外線を携帯電話装置10の受光部45が受光することにより発光装置10からの赤外線のデータが携帯電話装置10に格納される。このような動作について図2を用いて以下に詳しく説明する。
【0032】
図2のS1ステップでは、制御回路36は入力部44から受光モード(受光部46が赤外線データを受光してそのデータをRAM40に格納するモード)になるように指示する入力があると判定するとS2ステップへ処理を進める。
【0033】
S2ステップでは、制御回路36は装置を受光モードに移行しS3ステップへ処理を進める。
【0034】
S3ステップでは、制御回路36は内蔵されているタイマ(図示せず)による所定時間(例えば30秒)のカウントを開始させ、S4ステップへ処理を進める。
【0035】
S4ステップでは、制御回路36は受光部45から赤外線データを受光したと判定すると、S7ステップへ処理を進め、そうでなければS5ステップへ処理を進める。
【0036】
S5ステップでは、制御回路36は前記S3ステップでカウントを開始したタイマが所定時間のカウントを終了したと判定するとS6ステップへ処理を進め、そうでなければS4ステップへ処理を戻す。
【0037】
S6ステップでは、制御回路36はディスプレイ42に「データ受信失敗」と表示させS1ステップへ処理を戻す。尚、この時に装置は受光モードを解除し通常の待ちうけ状態に移ると共に、前記S3ステップでカウントを開始したタイマをクリアさせる。
【0038】
S7ステップでは、制御回路36は前記S4ステップで受光部45が受光した赤外線データをRAM40に格納し、S8ステップへ処理を進める。
【0039】
S8ステップでは、制御回路36は入力部からID(例えば、車の名前等)が入力されたと判定するとS9ステップへ処理を進め、そうでなければ受光モードの処理を終了する。尚、受光モードの処理を終了する際に、前記S3ステップでカウント開始したタイマをリセットさせる。
【0040】
S9ステップでは、制御回路36は前記S8ステップで入力されたIDデータと前記S7ステップで格納された赤外線データとを対応付けてRAM40に格納する。
【0041】
次に、RAM40に格納した赤外線データを発光部46から発光させる動作について図4のフロー図を用いて以下に説明する。
【0042】
図4のS10ステップでは、制御回路36は、入力部44から発光モード(RAM40に格納した赤外線データを発光部46から発光させるモード)になるように指示する入力があると判定するとS11ステップへ処理を進める。
【0043】
S11ステップでは、制御回路36は、ディスプレイ42に赤外線データの種類の一覧を表示させ、ユーザが所望の赤外線データを選択するとS12ステップへ処理を進める。
尚、赤外線データ種類の一覧表示の表示形態を図5に示している。図5において、1〜3の3つの車の赤外線データが格納されており、1番目にはユーザの愛車である「トレノ」」の解施錠を行う為の赤外線データが格納されている。又、2番目にはユーザのお姉ちゃんの愛車である「ラパン」の赤外線データが格納されており、3番目には家の車である「カローラ」の赤外線データが格納されている。ユーザはこれら3つの車から所望の車を選択することにより、選択された車に対応する赤外線データを発光部46から発光させることが可能である。
夫々の項目を見てみると、例えば1番目には「トレノ(My car)」と表示されているが、これは「トレノ」の赤外線データに対応するIDであり、このIDはユーザが入力部44を操作することにより入力可能である。
【0044】
S12ステップでは、制御回路36は、入力部44から前記S11ステップで選択された車に対応する赤外線データを発光部46から発光させるよう指示する入力があると判定すると、S13ステップへ処理を進め、そうでなければ、S11ステップへ処理を戻す。
【0045】
S13ステップでは、制御回路36は、前記S11ステップで選択された車に対応する赤外線データをRAM40から読み込み、発光部46から発光させて処理を終了する。
【0046】
以上説明したように、本実施例装置では、まず、所望の車のキーレスエントリーシステムの発光装置からの赤外線を受光し記憶する。次に記憶した赤外線を所望の車に対して発光(送信)させることにより、所望の車の解施錠を行うことができる。
【0047】
この為、ユーザは複雑な操作を行わなくとも簡単に所望の車の赤外線データを携帯電話装置に格納することができ、記憶した赤外線を発光させることにより所望の車の解施錠を容易に行うことができる。
【0048】
尚、本実施例装置では、赤外線により車の解施錠を行うキーレスエントリーシステムにおいて適用したが、無線(電波)により車の解施錠を行うキーレスエントリーシステムについても同様に実施可能である。この場合、車の解施錠を行う為の無線データをアンテナから受信しRAM40に格納し、格納した無線データをアンテナから発信させることにより同様に実施できる。
【0049】
又、本実施例ではRAM40に格納した赤外線データの一覧をディスプレイ42に表示させることにより、ユーザが所望の赤外線データを選択可能としているが、例えばテンキーの各キー夫々に赤外線データを対応付けて格納しても良い。又、このような構成とした場合、発光モードである状態でユーザがテンキーを押下することにより押下されたテンキーに対応する赤外線データを送信する構成にすることができる。
【0050】
又、キーレスエントリーシステムで使用する赤外線データだけでなく、テレビのリモコンやエアコンのリモコン等から発せられる赤外線データも格納可能な構成としても良い。
【0051】
更に、このような構成として場合には、テンキーの各キーに各リモコンの赤外線データを対応付けても良い。例えばテンキーの「1」にテレビの電源オンオフ、「2」にエアコンのオンオフ、「3」ビデオの録画開始、といった各機能を対応付けて格納させても良い。
【図面の簡単な説明】
【0052】
【図1】本発明を適用してなる実施例装置のブロック図である。
【図2】本実施例装置の動作を示すフロー図である。
【図3】受光モードの動作を説明するための斜視図である。
【図4】本実施例装置の動作を示すフロー図である。
【図5】本実施例装置の表示形態を示す図である。
【符号の説明】
【0053】
10 携帯電話装置
36 制御回路
40 RAM
44 入力部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
赤外線を受光する受光手段と、当該受光手段で受光した赤外線を格納する格納手段と、当該格納手段に格納した前記赤外線を発光する発光手段と、を有することを特徴とする携帯電話装置。
【請求項2】
車の解施錠を行う為の赤外線を受光する受光手段と、当該受光手段で受光した赤外線を格納する格納手段と、当該格納手段に格納した前記赤外線を発光する発光手段と、を有することを特徴とする携帯電話装置。
【請求項3】
文字や数字の入力を行う為の入力手段と、車の解施錠を行う為の赤外線を受光する受光手段と、当該受光手段で受光した赤外線と前記入力手段から入力されたIDとを対応付けて格納する格納手段と、当該格納手段に格納した前記赤外線を発光する発光手段と、を有することを特徴とする携帯電話装置。
【請求項4】
文字や数字の入力を行う為の入力手段と、車の解施錠を行う為の赤外線を受光する受光手段と、当該受光手段で受光した赤外線と前記入力手段から入力されたIDとを対応付けて格納する格納手段と、当該格納手段に格納されたIDのリストを表示する表示手段と、当該表示手段に表示された複数のIDから所望のIDを選択する選択手段と、当該選択手段で選択されたIDに対応する赤外線を発光する発光手段と、を有することを特徴とする携帯電話装置。
【請求項5】
テンキーと、車の解施錠を行う為の赤外線を受光する受光手段と、当該受光手段で受光した赤外線を格納する格納手段と、当該格納手段に格納された赤外線のデータとテンキーとを対応付けて登録する登録手段と、前記テンキーが押下されると、押下されたテンキーに対応する赤外線を発光する発光手段と、を有することを特徴とする携帯電話装置。
【請求項6】
電波によりデータを受信する受信手段と、当該受信手段で受信したデータを格納する格納手段と、当該格納手段に格納した前記データを送信する送信手段と、を有することを特徴とする携帯電話装置。
【請求項7】
車の解施錠を行う為のデータを電波により受信する受信手段と、当該受信手段で受信したデータを格納する格納手段と、当該格納手段に格納した前記データを無線で送信する送信手段と、を有することを特徴とする携帯電話装置。
【請求項8】
文字や数字の入力を行う為の入力手段と、車の解施錠を行う為のデータを無線で受信する受信手段と、当該受信手段で受信したデータと前記入力手段から入力されたIDとを対応付けて格納する格納手段と、当該格納手段に格納した前記データを無線で送信する送信手段と、を有することを特徴とする携帯電話装置。
【請求項9】
文字や数字の入力を行う為の入力手段と、車の解施錠を行う為のデータを無線で受信する受信手段と、当該受信手段で受信した無線データと前記入力手段から入力されたIDとを対応付けて格納する格納手段と、当該格納手段に格納されたIDのリストを表示する表示手段と、当該表示手段に表示された複数のIDから所望のIDを選択する選択手段と、当該選択手段で選択されたIDに対応するデータを無線で送信する送信手段と、を有することを特徴とする携帯電話装置。
【請求項10】
テンキーと、車の解施錠を行う為のデータを無線で受信する受信手段と、当該受信手段で受信したデータを格納する格納手段と、当該格納手段に格納されたデータとテンキーとを対応付けて登録する登録手段と、前記テンキーが押下されると、押下されたテンキーに対応するデータを無線で送信する送信手段と、を有することを特徴とする携帯電話装置。
【請求項11】
テンキーと、当該テンキーに対応する赤外線データを格納する格納手段と、前記テンキーが押下されると、押下されたテンキーに対応する赤外線データを送信する送信手段と、を有することを特徴とする携帯電話装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2008−187570(P2008−187570A)
【公開日】平成20年8月14日(2008.8.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−20521(P2007−20521)
【出願日】平成19年1月31日(2007.1.31)
【出願人】(000001889)三洋電機株式会社 (18,308)
【出願人】(000214892)三洋電機コンシューマエレクトロニクス株式会社 (1,582)
【Fターム(参考)】