説明

画像測定装置及びその駆動制御方法

【課題】撮像手段で撮像された被測定対象の画像の撮像視野範囲外にあるエッジを簡単且つ確実に検出する。
【解決手段】画像測定装置は、ワーク12を撮像するCCDカメラ18で撮像された撮像視野範囲25a内のワーク12の画像を表示する。撮像視野範囲25a内のワーク12のエッジ12aは、所定のサンプリング間隔Δで設定された複数のエッジ検出ツール50によって検出される。ワーク12及びCCDカメラ18は、オペレータにより指示された撮像視野範囲25a外の方向に測定テーブル13や撮像ユニット17の相対的な移動により移動し、撮像視野範囲25a外の画像を撮像する。CPU35は、撮像視野範囲25a内の複数のエッジ検出ツール50のうちの、少なくとも2つにおいてエッジ12aが検出された場合に、測定テーブル13や撮像ユニット17の移動を停止させる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、被測定対象を撮像して得られた画像に基づき、被測定対象に非接触で被測定対象の測定を行う画像測定装置及びその駆動制御方法に関する。
【背景技術】
【0002】
非接触の三次元測定機や顕微鏡測定機などに代表される画像測定装置は、ワークなどの被測定対象の測定箇所をCCDカメラ等の撮像手段で撮像して得られた画像から測定箇所のエッジを検出し、これを基にして測定箇所や被測定対象全体の形状や寸法等を計測する精密測定機器である。
【0003】
被測定対象のエッジは、通常はディスプレイ上に測定箇所の画像と重ねて表示されるエッジ検出ツールを用いて検出される。測定を行う場合には、被測定対象をステージ上にセットした後、撮像手段を測定箇所に移動させ、フォーカス調整などを行って撮像視野範囲内の被測定対象の拡大画像を表示させる。
【0004】
この拡大画像は、その撮像視野範囲が被測定対象の一部を写したものであるので、測定箇所に含まれるエッジをエッジ検出ツールで確実に捕捉するために、例えば目視により表示される拡大画像を確認しながら被測定対象が載置されたステージや撮像手段を手動或いは自動的に動かして、撮像視野範囲内でエッジ検出ツールがエッジを捕捉するように調整することが行われる。上記のような画像測定装置の中には、例えば測定箇所のエッジを自動的に追跡するツール(例えば、オートトレース用のツール)により、エッジを検出するものもある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開平8−292015号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、捕捉したい測定箇所のエッジが被測定対象の拡大画像の視野範囲内に見当たらない場合は、撮像視野範囲外にあるエッジが撮像視野範囲内に入るように、表示される拡大画像を確認しながら上述したようにステージや撮像手段を動かして調整する必要があるため、調整作業に時間が掛り煩雑となるおそれがある。
【0007】
この発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、撮像手段で撮像された被測定対象の画像の撮像視野範囲外にあるエッジを簡単且つ確実に検出することができる画像測定装置及びその駆動制御方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の目的の達成のため、本発明に係る画像測定装置は、被測定対象を撮像する撮像手段と、前記撮像手段で撮像された撮像視野範囲内の前記被測定対象の画像を表示する表示手段と、前記撮像視野範囲内の前記被測定対象のエッジを複数のエッジ検出ツールによって検出する検出手段と、相対的に移動可能な前記被測定対象及び前記撮像手段の移動を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記検出手段によって前記エッジが検出された場合に、前記被測定対象及び前記撮像手段の移動を停止させることを特徴とする。
【0009】
前記検出手段は、例えば前記複数のエッジ検出ツールのサンプリング間隔が所定値以上となるように設定されている。
【0010】
また、前記撮像視野範囲内に表示された前記被測定対象の画像の撮像視野範囲外の方向を指示する指示手段を更に備え、前記制御手段は、前記指示手段によって指示された方向の前記被測定対象の画像が前記撮像視野範囲内に表示されるように前記被測定対象及び前記撮像手段を相対的に移動させる構成であってもよい。
【0011】
前記制御手段は、前記指示された方向に前記撮像視野範囲単位で前記被測定対象及び前記撮像手段を相対的に移動させても、前記指示された方向に前記エッジを検出するまでの間前記被測定対象及び前記撮像手段を相対的に移動させてもよい。
【0012】
本発明に係る画像測定装置の駆動制御方法は、相対的に移動可能な被測定対象とこの被測定対象を撮像する撮像手段との駆動を制御手段によって制御する画像測定装置の駆動制御方法であって、前記撮像手段によって前記被測定対象を撮像し、表示手段によって撮像された撮像視野範囲内の前記被測定対象の画像を表示し、表示された前記撮像視野範囲内の前記被測定対象のエッジを複数のエッジ検出ツールによって検出し、前記エッジが検出された場合に、前記制御手段によって前記被測定対象及び前記撮像手段の移動を停止することを特徴とする。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、撮像手段で撮像された被測定対象の画像の撮像視野範囲外にあるエッジを簡単且つ確実に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】本発明の一実施形態に係る画像測定装置の全体構成を示す斜視図である。
【図2】同画像測定装置におけるコンピュータ本体の構成を示すブロック図である。
【図3】エッジ検出に伴い画像測定機を駆動するCPUの処理の手順を示すフローチャートである。
【図4】同処理を説明するためのCCDカメラの撮像視野範囲を示す図である。
【図5】撮像視野範囲外の方向を指示するためのCRTにおける表示例を示す図である。
【図6】同処理のイメージを説明するための図である。
【図7】撮像視野範囲内のエッジの検出を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下に、添付の図面を参照して、この発明に係る画像測定装置及びその駆動制御方法の実施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る画像測定装置の全体構成を示す斜視図である。この画像測定装置は、非接触型の画像測定機1と、この画像測定機1を駆動制御すると共に、必要なデータ処理を実行するコンピュータシステム2と、計測結果等をプリントアウトするプリンタ3とにより構成されている。
【0016】
画像測定機1は、次のように構成されている。すなわち、架台11上には、ワーク(被測定対象)12を載置する測定テーブル(ステージ)13が装着されており、この測定テーブル13は、図示しないY軸駆動機構によってY軸方向に駆動される。架台11の両側縁中央部には、上方に延びる支持アーム14,15が固定されており、この支持アーム14,15の両上端部を連結するようにX軸ガイド16が固定されている。
【0017】
このX軸ガイド16には、撮像ユニット17が支持されている。撮像ユニット17は、図示しないX軸駆動機構によってX軸ガイド16に沿って駆動される。撮像ユニット17の下端部には、CCDカメラ(撮像手段)18が測定テーブル13と対向するように装着されている。
【0018】
また、撮像ユニット17の内部には、図示しない照明装置及びフォーカシング機構の他、CCDカメラ18のZ軸方向の位置を移動させるZ軸駆動機構と、撮影位置でのCCDカメラ18のZ軸方向の位置を検知する位置センサ19とが内蔵されている。なお、X軸駆動機構及びY軸駆動機構にも、ワーク12と測定テーブル13とのX軸方向及びY軸方向の位置を検知可能なセンサ(図示せず)が備えられている。
【0019】
コンピュータシステム2は、コンピュータ本体21と、入力手段であるキーボード22、ジョイスティックボックス(以下、「J/S」と呼ぶ)23及びマウス24と、ディスプレイの一例としてのCRT25とを備えて構成されている。コンピュータ本体21は、例えば図2に示すように構成されている。
【0020】
すなわち、コンピュータ本体21において、CCDカメラ18から入力される撮像されたワーク12の画像情報は、インタフェース(以下、「I/F」と呼ぶ)31を介して多値画像として画像メモリ32に格納される。また、例えばCADデータによるオフラインティーチングが実行される場合、図示しないCADシステムにより作成されるワーク12のCADデータは、I/F33を介してCPU35に入力される。
【0021】
そして、I/F33を介してCPU35に入力されたCADデータは、例えばCPU35にてビットマップ等の画像情報に展開された後、画像メモリ32に格納される。画像メモリ32に格納された画像情報は、表示制御部36を介してCRT25に表示される。画像情報の表示態様の具体例としては、CRT25の表示領域上に、CCDカメラ18の撮像視野範囲25a(図3参照)内の画像情報が表示されることが挙げられる。
【0022】
一方、キーボード22、J/S23及びマウス24から入力されるコード情報や位置情報等は、I/F34を介してCPU35に入力される。CPU35は、ROM37に格納されたマクロプログラム及びHDD38からI/F39を介してRAM40に格納された測定実行プログラムや測定結果表示プログラム等の各種プログラムに従って、測定実行処理や測定結果の表示処理等を実行する。
【0023】
また、CPU35は、測定実行処理に従って、I/F41を介して画像測定機1を駆動制御する。例えば、CRT25に表示されるCCDカメラ18の撮像視野範囲25a外におけるワーク12の画像をCRT25に表示する場合は、オペレータの操作によりJ/S23やマウス24から入力された入力情報に基づき、画像測定機1のX,Y軸駆動機構を制御して、測定テーブル13や撮像ユニット17を相対的に移動させる。
【0024】
そして、移動した位置においてCCDカメラ18により撮像を行うことで、新たな撮像視野範囲25a内のワーク12の画像をCRT25に表示する。HDD38は、上記測定実行プログラムや測定結果表示プログラム、CADデータ等を格納する記録媒体である。RAM40は、各種プログラムを格納する他、各種処理におけるCPU35のワーク領域を提供する。
【0025】
次に、このように構成された画像測定装置におけるエッジ検出に伴う駆動制御手順について説明する。図3は、エッジ検出に伴い画像測定機1を駆動するCPU35の処理の手順を示すフローチャートである。図4は、この処理を説明するためのCCDカメラ18の撮像視野範囲25aを示す図である。図5は、撮像視野範囲25a外の方向を指示するためのCRT25における表示例を示す図である。
【0026】
図3に示すように、まず、処理がスタートすると、CCDカメラ18によるワーク12の撮像が行われ(ステップS100)、撮像された撮像視野範囲25a内のワーク12の画像をCRT25に表示する(ステップS102)。このとき、図4に示すように、撮像視野範囲25a内の画像にワーク12のエッジ12aが含まれていない場合がある。
【0027】
このような場合において、エッジ12aの検出を実行するには、上述したように例えばJ/S23やマウス24を用いてオペレータが測定テーブル13や撮像ユニット17を移動させる。そして、図中点線で示す位置に撮像視野範囲25aを動かして、ワーク12のエッジ12aが撮像視野範囲25a内に含まれるようにする必要がある。
【0028】
このような操作は、通常はCRT25に表示される撮像視野範囲25a内のワーク12の画像を見ながら行われるが、高倍率でワーク12を撮像している場合などには、非常に困難な作業となることがあった。そこで、本実施形態に係る画像測定装置では、オペレータが撮像視野範囲25a外の方向を指示した場合に、その指示した方向にてエッジ12aを検出したら測定テーブル13や撮像ユニット17の移動を停止させて、CRT25にエッジ12aを含むワーク12の画像が表示されるように構成した。
【0029】
なお、CCDカメラ18の撮像視野範囲25a外の方向を指示する方法としては、例えば次のようなものが挙げられる。まず、図5(a)に示すように、CRT25に表示された撮像視野範囲25aの画像上に撮像視野範囲25a外の方向を示す複数の方向指示アイコン26を重ねて表示する。そして、オペレータがマウス24等で所望の方向の方向指示アイコン26を指定した場合に、その方向に測定テーブル13や撮像ユニット17を移動させて再度撮像したその方向の画像を表示する。
【0030】
また、図5(b)に示すように、CRT25に表示された撮像視野範囲25aの画像上に撮像視野範囲25a外の方向を示す矢印状の方向指示アイコン27を重ねて表示する。そして、オペレータがマウス24等でその方向指示アイコン27の先端の向く方向をカーソル28で指定した場合に、指定された方向に測定テーブル13や撮像ユニット17を移動させて再度撮像したその方向の画像を表示する。
【0031】
このような方法によって、撮像視野範囲25a外の方向を容易に指示することができる。なお、その他には、これらの方向指示アイコン26,27を図示しない画像測定装置のコントロールパネル上に表示して、任意に撮像視野範囲25a外の方向を指定できるようにしてもよい。また、測定テーブル13や撮像ユニット17の移動は、撮像視野範囲25a単位ごとに方向指定→移動→停止→再度方向指定を繰り返すように動作しても、エッジ12aを検出するまでの間は継続的に移動するように動作してもよい。
【0032】
上記ステップS102にてワーク12の画像をCRT25に表示したら、撮像視野範囲25a内にワーク12のエッジ12aが検出されたか否かを判断する(ステップS104)。エッジ12aが検出されていないと判断した場合(ステップS104のNo)は、オペレータにより上述したように指示された方向に測定テーブル13や撮像ユニット17を移動させ(ステップS108)、上記ステップS100に移行して処理を繰り返す。
【0033】
一方、エッジ12aを検出したと判断した場合(ステップS104のYes)は、例えば検出時点で測定テーブル13や撮像ユニット17の移動を停止させ(ステップS106)、本フローチャートによる一連の処理を終了して、公知のエッジ追跡処理等の次の処理に移行する。
【0034】
なお、例えば、図5(a)に示した方向指示アイコン26を用いて撮像視野範囲25a外の方向を指定し、指定された方向に測定テーブル13や撮像ユニット17を移動している際に、撮像視野範囲25a内にエッジ12aが検出されてこれらが停止するイメージは、図6に示すようなものとなる。
【0035】
すなわち、図6(a)に示すように、撮像視野範囲25a内にエッジ12aが見当たらない場合に、方向指示アイコン26を指定すると、測定テーブル13や撮像ユニット17が移動して、図中白抜き矢印で示す方向にワーク12の画像の撮像視野範囲25aが移動する。そして、同図(b)に示すように、撮像視野範囲25a内に設定された複数のエッジ検出ツール50のうちの、例えば少なくとも2つについてエッジ12aのエッジ点12bが検出されたら、測定テーブル13や撮像ユニット17の移動を停止する。
【0036】
ここで、上記ステップS104におけるエッジ12aを検出したか否かの判断については、種々のエッジ検出技術を用いることができるが、本実施形態においては、例えば次のように行われる。図7は、撮像視野範囲25a内のエッジ12aの検出を説明するための図である。
【0037】
図7に示すように、撮像視野範囲25a内には、RAM40のワーク領域にて所定のサンプリング間隔Δ、高さH及び幅Wとなるように設定された複数のエッジ検出ツール50が設けられる。これらエッジ検出ツール50は、CRT25に表示される画像上に重ねて表示されてもよい。ここでは、エッジ検出ツール50の傾きθは0°としている。
【0038】
CPU35は、まず、始点A(xa,ya)から終点B(xb,ya)までエッジ検出ツール50の幅Wに沿って、x座標を変化させながら画像メモリ32からx,y座標で示されるアドレスの画像情報を抽出していく。そして、得られた画像の濃淡を示す点列データから適当なスレッショルドレベルを設定し、このスレッショルドレベルと点列データとの交差するポイントをエッジ点12bとしてサンプリングする。
【0039】
次に、始点と終点とをそれぞれΔだけ移動させて同様のサンプリングを実行し、これをエッジ検出ツール50の高さHの範囲である始点C(xa,yc)及び終点D(xb,yc)まで連続して行うと、設定されたサンプリング間隔Δでの複数のエッジ点12bのサンプリングが終了する。そして、得られたサンプリング値に最小二乗法等により近似直線を当てはめればエッジ12aを検出することができる。
【0040】
なお、サンプリング間隔Δは、例えばワーク12上のゴミ等をエッジ12aとして検出しない程度に所定値以上となるように設定されればよい。また、エッジ検出ツール50によって検出された点列データを別途ノイズリダクションフィルタ等を通して処理するようにすれば、より精度よくエッジ点12bを検出することができる。その他、エッジ強度によりエッジ12aを検出する場合は、図示しない二次元の微分フィルタを用いたフィルタリングを行ってエッジ12aを検出すればよい。
【0041】
更に、上述した実施形態においては、画像測定機1として測定テーブル13や撮像ユニット17がそれぞれの駆動機構により駆動されるものを挙げて説明したが、本発明によれば、これらを手動により駆動するマニュアル駆動型の画像測定機を備えた画像測定装置の駆動制御にも適用することができる。この場合には、例えば測定テーブル13や撮像ユニット17を機械的に停止させるストッパ機構を設け、エッジ12aを検出した場合にこのストッパ機構を作動させて測定テーブル13や撮像ユニット17の移動を停止させればよい。
【符号の説明】
【0042】
1 画像測定機
2 コンピュータシステム
3 プリンタ
11 架台
12 ワーク(被測定対象)
13 測定テーブル(ステージ)
14,15 支持アーム
16 X軸ガイド
17 撮像ユニット
18 CCDカメラ(撮像手段)
21 コンピュータ本体
22 キーボード
23 ジョイスティックボックス
24 マウス
25 CRT

【特許請求の範囲】
【請求項1】
被測定対象を撮像する撮像手段と、
前記撮像手段で撮像された撮像視野範囲内の前記被測定対象の画像を表示する表示手段と、
前記撮像視野範囲内の前記被測定対象のエッジを複数のエッジ検出ツールによって検出する検出手段と、
相対的に移動可能な前記被測定対象及び前記撮像手段の移動を制御する制御手段とを備え、
前記制御手段は、前記検出手段によって前記エッジが検出された場合に、前記被測定対象及び前記撮像手段の移動を停止させる
ことを特徴とする画像測定装置。
【請求項2】
前記検出手段は、前記複数のエッジ検出ツールのサンプリング間隔が所定値以上となるように設定されている
ことを特徴とする請求項1記載の画像測定装置。
【請求項3】
前記撮像視野範囲内に表示された前記被測定対象の画像の撮像視野範囲外の方向を指示する指示手段を更に備え、
前記制御手段は、前記指示手段によって指示された方向の前記被測定対象の画像が前記撮像視野範囲内に表示されるように前記被測定対象及び前記撮像手段を相対的に移動させる
ことを特徴とする請求項1又は2記載の画像測定装置。
【請求項4】
前記制御手段は、前記指示された方向に前記撮像視野範囲単位で前記被測定対象及び前記撮像手段を相対的に移動させる
ことを特徴とする請求項3記載の画像測定装置。
【請求項5】
前記制御手段は、前記指示された方向に前記エッジを検出するまでの間前記被測定対象及び前記撮像手段を相対的に移動させる
ことを特徴とする請求項3記載の画像測定装置。
【請求項6】
相対的に移動可能な被測定対象とこの被測定対象を撮像する撮像手段との駆動を制御手段によって制御する画像測定装置の駆動制御方法であって、
前記撮像手段によって前記被測定対象を撮像し、
表示手段によって撮像された撮像視野範囲内の前記被測定対象の画像を表示し、
表示された前記撮像視野範囲内の前記被測定対象のエッジを複数のエッジ検出ツールによって検出し、
前記エッジが検出された場合に、前記制御手段によって前記被測定対象及び前記撮像手段の移動を停止する
ことを特徴とする画像測定装置の駆動制御方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2012−88162(P2012−88162A)
【公開日】平成24年5月10日(2012.5.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−234779(P2010−234779)
【出願日】平成22年10月19日(2010.10.19)
【出願人】(000137694)株式会社ミツトヨ (979)
【Fターム(参考)】