説明

薬物動態を改善する上で有用な新規化合物

式Iの新規な化合物またはそれの製薬上許容される塩は、シトクロムP450モノオキシゲナーゼを阻害する。



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【特許請求の範囲】
【請求項1】
下記式Iの化合物またはそれの製薬上許容される塩、プロドラッグ、プロドラッグの塩もしくは組み合わせ。
【化1】

[式中、
は、アリール、ヘテロアリールおよび複素環からなる群から選択され;
およびRはそれぞれ独立に、水素、アルケニル、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルコキシカルボニルアルキル、アルキル、アルキルカルボニル、アルキルカルボニルアルキル、アルキルカルボニルオキシアルキル、アルキニル、アリールアルコキシアルキル、アリールアルコキシカルボニル、アリールアルキル、アリールアルキルカルボニル、アリールカルボニル、アリールオキシアルキル、アリールオキシカルボニル、アリールチオアルコキシアルキル、アリールチオアルキル、カルボキシアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ジ(アルコキシカルボニル)アルキル、ヘテロアリールアルコキシアルキル、ヘテロアリールアルコキシカルボニル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロアリールアルキルカルボニル、ヘテロアリールカルボニル、ヘテロアリールオキシアルキル、ヘテロアリールオキシカルボニル、ヘテロアリールチオアルコキシアルキル、ヘテロアリールチオアルキル、複素環アルコキシアルキル、複素環アルコキシカルボニル、複素環アルキル、複素環アルキルカルボニル、複素環カルボニル、複素環オキシアルキル、複素環オキシカルボニル、複素環チオアルコキシアルキル、複素環チオアルキル、ヒドロキシアルキルおよび(NR)アルキルからなる群から選択され;
は、アリール、ヘテロアリール、および複素環からなる群から選択され;
およびRはそれぞれ独立に、水素、低級アルキルおよびアリールアルキルからなる群から選択され;
mは0−3であり;
nは0−3であり;
は非存在であるかOおよびNRA1からなる群から選択され、RA1は水素および低級アルキルからなる群から選択され;
は非存在であるか、OおよびNRA2からなる群から選択され、RA2は水素および低級アルキルからなる群から選択され;
およびXはそれぞれ独立に、OおよびSからなる群から選択され;
Lは、
【化2】

からなる群から選択され;
pは1−5であり;
、RおよびRはそれぞれ独立に、水素、アルケニル、アルケニルカルボニル、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルコキシカルボニルアルキル、アルキル、アルキルカルボニル、アルキルカルボニルアルキル、アルキルカルボニルオキシアルキル、アルキニル、アルキニルカルボニル、アリールアルコキシカルボニル、アリールアルキル、アリールアルキルカルボニル、アリールカルボニル、アリールオキシアルキル、アリールチオアルコキシアルキル、アリールチオアルキル、カルボキシアルキル、シアノアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ジ(アルコキシカルボニル)アルキル、ヘテロアリールアルコキシアルキル、ヘテロアリールアルコキシカルボニル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロアリールアルキルカルボニル、ヘテロアリールカルボニル、ヘテロアリールオキシアルキル、ヘテロアリールチオアルコキシアルキル、ヘテロアリールチオアルキル、複素環アルコキシアルキル、複素環アルコキシカルボニル、複素環アルキル、複素環アルキルカルボニル、複素環カルボニル、複素環オキシアルキル、複素環チオアルコキシアルキル、複素環チオアルキル、ヒドロキシアルキル、(NR)アルキルおよび
【化3】

からなる群から選択され;
10は、水素、アルケニル、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルコキシカルボニルアルキル、アルキル、アルキルカルボニル、アルキルカルボニルアルキル、アルキルカルボニルオキシアルキル、アルキニル、アリールアルコキシアルキル、アリールアルコキシカルボニル、アリールアルキル、アリールアルキルカルボニル、アリールカルボニル、アリールオキシアルキル、アリールオキシカルボニル、アリールチオアルコキシアルキル、アリールチオアルキル、カルボキシアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ジ(アルコキシカルボニル)アルキル、ヘテロアリールアルコキシアルキル、ヘテロアリールアルコキシカルボニル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロアリールアルキルカルボニル、ヘテロアリールカルボニル、ヘテロアリールオキシアルキル、ヘテロアリールオキシカルボニル、ヘテロアリールチオアルコキシアルキル、ヘテロアリールチオアルキル、複素環アルコキシアルキル、複素環アルコキシカルボニル、複素環アルキル、複素環アルキルカルボニル、複素環カルボニル、複素環オキシアルキル、複素環オキシカルボニル、複素環チオアルコキシアルキル、複素環チオアルキル、ヒドロキシアルキルおよび(NR)アルキルからなる群から選択され;
11は、水素、低級アルキルおよびアリールアルキルからなる群から選択され;
12は、アリール、ヘテロアリールおよび複素環からなる群から選択され;
qは0−3であり;
は、OおよびSからなる群から選択され;
は非存在であるか、OおよびNRA3からなる群から選択され、RA3は水素および低級アルキルからなる群から選択され;
およびRはそれぞれ独立に、水素、アルコキシカルボニル、アルキル、アルキルカルボニル、アルキルスルホニル、アリールアルコキシカルボニル、アリールスルホニル、ホルミル、(NR)カルボニルおよび(NR)スルホニルからなる群から選択され;
およびRはそれぞれ独立に、水素および低級アルキルからなる群から選択され;
前記アリール、ヘテロアリール、複素環、シクロアルキル、前記シクロアルキルアルキルのシクロアルキル部分、前記アリールアルコキシアルキル、アリールアルコキシカルボニル、アリールアルキル、アリールアルキルカルボニル、アリールカルボニル、アリールオキシアルキル、アリールオキシカルボニル、アリールチオアルコキシアルキルおよびアリールチオアルキルのアリール部分、前記ヘテロアリールアルコキシアルキル、ヘテロアリールアルコキシカルボニル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロアリールアルキルカルボニル、ヘテロアリールカルボニル、ヘテロアリールオキシアルキル、ヘテロアリールオキシカルボニル、ヘテロアリールチオアルコキシアルキルおよびヘテロアリールチオアルキルのヘテロアリール部分、および前記複素環アルコキシアルキル、複素環アルコキシカルボニル、複素環アルキル、複素環アルキルカルボニル、複素環カルボニル、複素環オキシアルキル、複素環オキシカルボニル、複素環チオアルコキシアルキルおよび複素環チオアルキルの複素環部分のいずれか一つが、各場合で、独立に未置換であるか独立にアルケニル、アルコキシ、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルコキシカルボニルアルキル、アルキル、アルキルカルボニル、アルキルカルボニルアルキル、アルキルカルボニルオキシ、アルキニル、ベンジルオキシ、カルボキシ、カルボキシアルキル、シアノ、シアノアルキル、エチレンジオキシ、ホルミル、ハロゲン、ハロアルキル、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、メチレンジオキシ、メルカプト、ニトロ、フェノキシ、チオアルコキシ、チオアルコキシアルキル、−NR、(NR)アルコキシおよび(NR)アルキルからなる群から選択される1、2、3もしくは4個の置換基で置換されており;
およびRは独立に水素および低級アルキルからなる群から選択される。]
【請求項2】
およびRが独立に水素、アルコキシカルボニルアルキル、アルキル、アリールアルコキシアルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、複素環アルキルおよびシクロアルキルアルキルからなる群から選択され;
、RおよびRがそれぞれ独立に、水素、アルケニル、アルコキシカルボニルアルキル、アルキル、アルキルカルボニル、アリールアルキル、アリールカルボニル、カルボキシアルキル、シクロアルキルアルキル、ジ(アルコキシカルボニル)アルキル、ヘテロアリールアルコキシカルボニル、複素環アルコキシカルボニル、ヘテロアリールアルキル、複素環アルキル、(NR)アルキルおよび
【化4】

からなる群から選択され;
10が、水素、アルコキシカルボニルアルキル、アルキル、アリールアルコキシアルキル、アリールアルキルおよびシクロアルキルアルキルからなる群から選択され;
およびRがそれぞれ独立に、水素、アルキルおよびアルコキシカルボニルからなる群から選択される請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
がヘテロアリールであり;
およびRが独立に水素、アルコキシカルボニルアルキル、アルキル、アリールアルコキシアルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、複素環アルキルおよびシクロアルキルアルキルからなる群から選択され;
がヘテロアリールであり;
、RおよびRがそれぞれ独立に、水素、アルケニル、アルコキシカルボニルアルキル、アルキル、アルキルカルボニル、アリールアルキル、アリールカルボニル、カルボキシアルキル、シクロアルキルアルキル、ジ(アルコキシカルボニル)アルキル、ヘテロアリールアルコキシカルボニル、複素環アルコキシカルボニル、ヘテロアリールアルキル、複素環アルキル、(NR)アルキルおよび
【化5】

からなる群から選択され;
10が、水素、アルキルおよびアリールアルキルからなる群から選択され;R12がヘテロアリールであり;
およびRがそれぞれ独立に、水素、アルキルおよびアルコキシカルボニルからなる群から選択される請求項1に記載の化合物。
【請求項4】
がヘテロアリールであり、前記ヘテロアリールがフリル、イミダゾリル、イソチアゾリル、イソオキサゾリル、オキサジアゾリル、オキサゾリル、ピラジニル、ピラゾリル、ピリジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、ピロリル、テトラジニル、テトラゾリル、チアジアゾリル、チアゾリル、チエニル、トリアジニルおよびトリアゾリルからなる群から選択され;
およびRが独立に水素、アルコキシカルボニルアルキル、アルキル、アリールアルコキシアルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、複素環アルキルおよびシクロアルキルアルキルからなる群から選択され;
がヘテロアリールであり、前記ヘテロアリールがフリル、イミダゾリル、イソチアゾリル、イソオキサゾリル、オキサジアゾリル、オキサゾリル、ピラジニル、ピラゾリル、ピリジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、ピロリル、テトラジニル、テトラゾリル、チアジアゾリル、チアゾリル、チエニル、トリアジニルおよびトリアゾリルからなる群から選択され;
が水素、アルケニル、アルコキシカルボニルアルキル、アルキル、アルキルカルボニル、アリールアルキル、アリールカルボニル、カルボキシアルキル、シクロアルキルアルキル、ジ(アルコキシカルボニル)アルキル、ヘテロアリールアルコキシカルボニル、複素環アルコキシカルボニル、ヘテロアリールアルキル、複素環アルキル、(NR)アルキルおよび
【化6】

からなる群から選択され;
およびRが独立に水素、アルキルおよびアルコキシカルボニルからなる群から選択され;
およびRが独立に、水素、アルキル、ヘテロアリールアルコキシカルボニルおよび複素環アルコキシカルボニルからなる群から選択され;
10が、水素およびアリールアルキルからなる群から選択され;
12がヘテロアリールである請求項1に記載の化合物。
【請求項5】
がヘテロアリールであり、前記ヘテロアリールがイミダゾリル、オキサゾリル、ピラゾリル、ピリジニル、チアゾリルおよびチエニルからなる群から選択され;
およびRが独立に水素、アルコキシカルボニルアルキル、アルキル、アリールアルコキシアルキル(アリールアルコキシアルキルのアリール部分はフェニルまたはナフチルである。)、アリールアルキル(アリールアルキルのアリール部分はフェニルまたはナフチルである。)、およびシクロアルキルアルキル(シクロアルキルアルキルのシクロアルキル部分は、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルまたはシクロヘキシルである。)からなる群から選択され;
がヘテロアリールであり、前記ヘテロアリールがイミダゾリル、オキサゾリル、ピラゾリル、ピリジニル、チアゾリルおよびチエニルからなる群から選択され;
が、水素、アルケニル、アルコキシカルボニルアルキル、アルキル、アルキルカルボニル、アリールアルキル(アリールアルキルのアリール部分は、フェニルおよびナフチルからなる群から選択される。)、アリールカルボニル(アリールカルボニルのアリール部分は、フェニルおよびナフチルからなる群から選択される。)、カルボキシアルキル、シクロアルキルアルキル(シクロアルキルアルキルのシクロアルキル部分は、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルおよびシクロヘキシルからなる群から選択される。)、ジ(アルコキシカルボニル)アルキル、ヘテロアリールアルコキシカルボニル(ヘテロアリールアルコキシカルボニルのヘテロアリール部分はチアゾリルである。)、ヘテロアリールアルキル(ヘテロアリールアルキルのヘテロアリール部分は、イミダゾリル、ピリジニル、ピロリルおよびキノリニルからなる群から選択される。)、複素環アルキル(複素環アルキルの複素環部分はテトラヒドロフラニルである。)、(NR)アルキルおよび
【化7】

からなる群から選択され;
およびRが独立に水素、アルキルおよびアルコキシカルボニルからなる群から選択され;
およびRが独立に水素、アルキルおよびヘテロアリールアルコキシカルボニルからなる群から選択され、ヘテロアリールアルコキシカルボニルのヘテロアリール部分はイミダゾリル、オキサゾリル、ピラゾリル、ピリジニル、チアゾリルおよびチエニルからなる群から選択され;
10が水素およびアリールアルキルからなる群から選択され、アリールアルキルがフェニルメチルであり;
12がヘテロアリールであり、前記ヘテロアリールがイミダゾリル、オキサゾリル、ピラゾリル、ピリジニル、チアゾリルおよびチエニルからなる群から選択される請求項1に記載の化合物。
【請求項6】
下記式IIの請求項1に記載の化合物またはそれの製薬上許容される塩、プロドラッグ、プロドラッグの塩もしくは組み合わせ。
【化8】

[式中、
は、アリール、ヘテロアリールおよび複素環からなる群から選択され;
およびRはそれぞれ独立に、水素、アルケニル、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルコキシカルボニルアルキル、アルキル、アルキルカルボニル、アルキルカルボニルアルキル、アルキルカルボニルオキシアルキル、アルキニル、アリールアルコキシアルキル、アリールアルコキシカルボニル、アリールアルキル、アリールアルキルカルボニル、アリールカルボニル、アリールオキシアルキル、アリールオキシカルボニル、アリールチオアルコキシアルキル、アリールチオアルキル、カルボキシアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ジ(アルコキシカルボニル)アルキル、ヘテロアリールアルコキシアルキル、ヘテロアリールアルコキシカルボニル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロアリールアルキルカルボニル、ヘテロアリールカルボニル、ヘテロアリールオキシアルキル、ヘテロアリールオキシカルボニル、ヘテロアリールチオアルコキシアルキル、ヘテロアリールチオアルキル、複素環アルコキシアルキル、複素環アルコキシカルボニル、複素環アルキル、複素環アルキルカルボニル、複素環カルボニル、複素環オキシアルキル、複素環オキシカルボニル、複素環チオアルコキシアルキル、複素環チオアルキル、ヒドロキシアルキルおよび(NR)アルキルからなる群から選択され;
は、アリール、ヘテロアリール、および複素環からなる群から選択され;
およびRはそれぞれ独立に、水素、低級アルキルおよびアリールアルキルからなる群から選択され;
は、水素、アルケニル、アルケニルカルボニル、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルコキシカルボニルアルキル、アルキル、アルキルカルボニル、アルキルカルボニルアルキル、アルキルカルボニルオキシアルキル、アルキニル、アルキニルカルボニル、アリールアルコキシカルボニル、アリールアルキル、アリールアルキルカルボニル、アリールカルボニル、アリールオキシアルキル、アリールチオアルコキシアルキル、アリールチオアルキル、カルボキシアルキル、シアノアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ジ(アルコキシカルボニル)アルキル、ヘテロアリールアルコキシアルキル、ヘテロアリールアルコキシカルボニル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロアリールアルキルカルボニル、ヘテロアリールカルボニル、ヘテロアリールオキシアルキル、ヘテロアリールチオアルコキシアルキル、ヘテロアリールチオアルキル、複素環アルコキシアルキル、複素環アルコキシカルボニル、複素環アルキル、複素環アルキルカルボニル、複素環カルボニル、複素環オキシアルキル、複素環チオアルコキシアルキル、複素環チオアルキル、ヒドロキシアルキル、(NR)アルキルおよび
【化9】

からなる群から選択され;
10は、水素、アルケニル、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルコキシカルボニルアルキル、アルキル、アルキルカルボニル、アルキルカルボニルアルキル、アルキルカルボニルオキシアルキル、アルキニル、アリールアルコキシアルキル、アリールアルコキシカルボニル、アリールアルキル、アリールアルキルカルボニル、アリールカルボニル、アリールオキシアルキル、アリールオキシカルボニル、アリールチオアルコキシアルキル、アリールチオアルキル、カルボキシアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ジ(アルコキシカルボニル)アルキル、ヘテロアリールアルコキシアルキル、ヘテロアリールアルコキシカルボニル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロアリールアルキルカルボニル、ヘテロアリールカルボニル、ヘテロアリールオキシアルキル、ヘテロアリールオキシカルボニル、ヘテロアリールチオアルコキシアルキル、ヘテロアリールチオアルキル、複素環アルコキシアルキル、複素環アルコキシカルボニル、複素環アルキル、複素環アルキルカルボニル、複素環カルボニル、複素環オキシアルキル、複素環オキシカルボニル、複素環チオアルコキシアルキル、複素環チオアルキル、ヒドロキシアルキルおよび(NR)アルキルからなる群から選択され;
11は、水素、低級アルキルおよびアリールアルキルからなる群から選択され;
12は、アリール、ヘテロアリールおよび複素環からなる群から選択され;
qは0−3であり;
は、OおよびSからなる群から選択され;
は非存在であるか、OおよびNRA3からなる群から選択され、RA3は水素および低級アルキルからなる群から選択され;
およびRはそれぞれ独立に、水素、アルコキシカルボニル、アルキル、アルキルカルボニル、アルキルスルホニル、アリールアルコキシカルボニル、アリールスルホニル、ホルミル、(NR)カルボニルおよび(NR)スルホニルからなる群から選択され;
およびRはそれぞれ独立に、水素および低級アルキルからなる群から選択され;
前記アリール、ヘテロアリール、複素環、シクロアルキル、前記シクロアルキルアルキルのシクロアルキル部分、前記アリールアルコキシアルキル、アリールアルコキシカルボニル、アリールアルキル、アリールアルキルカルボニル、アリールカルボニル、アリールオキシアルキル、アリールオキシカルボニル、アリールチオアルコキシアルキルおよびアリールチオアルキルのアリール部分、前記ヘテロアリールアルコキシアルキル、ヘテロアリールアルコキシカルボニル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロアリールアルキルカルボニル、ヘテロアリールカルボニル、ヘテロアリールオキシアルキル、ヘテロアリールオキシカルボニル、ヘテロアリールチオアルコキシアルキルおよびヘテロアリールチオアルキルのヘテロアリール部分、および前記複素環アルコキシアルキル、複素環アルコキシカルボニル、複素環アルキル、複素環アルキルカルボニル、複素環カルボニル、複素環オキシアルキル、複素環オキシカルボニル、複素環チオアルコキシアルキルおよび複素環チオアルキルの複素環部分のいずれか一つが、各場合で、独立に未置換であるか独立にアルケニル、アルコキシ、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルコキシカルボニルアルキル、アルキル、アルキルカルボニル、アルキルカルボニルアルキル、アルキルカルボニルオキシ、アルキニル、ベンジルオキシ、カルボキシ、カルボキシアルキル、シアノ、シアノアルキル、エチレンジオキシ、ホルミル、ハロゲン、ハロアルキル、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、メチレンジオキシ、メルカプト、ニトロ、フェノキシ、チオアルコキシ、チオアルコキシアルキル、−NR、(NR)アルコキシおよび(NR)アルキルからなる群から選択される1、2、3もしくは4個の置換基で置換されており;
およびRは独立に水素および低級アルキルからなる群から選択される。]
【請求項7】
がヘテロアリールであり、前記ヘテロアリールがフリル、イミダゾリル、イソチアゾリル、イソオキサゾリル、オキサジアゾリル、オキサゾリル、ピラジニル、ピラゾリル、ピリジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、ピロリル、テトラジニル、テトラゾリル、チアジアゾリル、チアゾリル、チエニル、トリアジニルおよびトリアゾリルからなる群から選択され;
およびRが独立に水素、アルコキシカルボニルアルキル、アルキル、アリールアルコキシアルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、複素環アルキルおよびシクロアルキルアルキルからなる群から選択され;
がヘテロアリールであり、前記ヘテロアリールがフリル、イミダゾリル、イソチアゾリル、イソオキサゾリル、オキサジアゾリル、オキサゾリル、ピラジニル、ピラゾリル、ピリジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、ピロリル、テトラジニル、テトラゾリル、チアジアゾリル、チアゾリル、チエニル、トリアジニルおよびトリアゾリルからなる群から選択され;
が、水素、アルケニル、アルコキシカルボニルアルキル、アルキル、アルキルカルボニル、アリールアルキル、アリールカルボニル、カルボキシアルキル、シクロアルキルアルキル、ジ(アルコキシカルボニル)アルキル、ヘテロアリールアルコキシカルボニル、複素環アルコキシカルボニル、ヘテロアリールアルキル複素環アルキル、(NR)アルキルおよび
【化10】

からなる群から選択され;
およびRが独立に水素、アルキルおよびアルコキシカルボニルからなる群から選択され;
10が、水素およびアリールアルキルからなる群から選択され;
12がヘテロアリールであり、前記ヘテロアリールが、フリル、イミダゾリル、イソチアゾリル、イソオキサゾリル、オキサジアゾリル、オキサゾリル、ピラジニル、ピラゾリル、ピリジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、ピロリル、テトラジニル、テトラゾリル、チアジアゾリル、チアゾリル、チエニル、トリアジニルおよびトリアゾリルからなる群から選択される請求項6に記載の化合物。
【請求項8】
がヘテロアリールであり、前記ヘテロアリールがイミダゾリル、オキサゾリル、ピラゾリル、ピリジニル、チアゾリルおよびチエニルからなる群から選択され;
およびRが水素、アルコキシカルボニルアルキル、アルキル、アリールアルコキシアルキル(アリールアルコキシアルキルのアリール部分はフェニルまたはナフチルである。)、アリールアルキル(アリールアルキルのアリール部分はフェニルまたはナフチルである。)およびシクロアルキルアルキル(シクロアルキルアルキルのシクロアルキル部分はシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルまたはシクロヘキシルである。)からなる群から独立に選択され;
がヘテロアリールであり、前記ヘテロアリールがイミダゾリル、オキサゾリル、ピラゾリル、ピリジニル、チアゾリル、およびチエニルからなる群から選択され;
およびRがそれぞれ独立に、水素、低級アルキルおよびアリールアルキルからなる群から選択され、前記アリールアルキルがフェニルメチルであり;
が、水素、アルケニル、アルコキシカルボニルアルキル、アルキル、アルキルカルボニル、アリールアルキル(アリールアルキルのアリール部分はフェニルおよびナフチルからなる群から選択される。)、アリールカルボニル(アリールカルボニルのアリール部分は、フェニルおよびナフチルからなる群から選択される。)、カルボキシアルキル、シクロアルキルアルキル(シクロアルキルアルキルのシクロアルキル部分は、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルおよびシクロヘキシルからなる群から選択される。)、ジ(アルコキシカルボニル)アルキル、ヘテロアリールアルコキシカルボニル(ヘテロアリールアルコキシカルボニルのヘテロアリール部分はチアゾリルである。)、ヘテロアリールアルキル(ヘテロアリールアルキルのヘテロアリール部分は、イミダゾリル、ピリジニル、ピロリルおよびキノリニルからなる群から選択される。)、複素環アルキル(複素環アルキルの複素環部分はテトラヒドロフラニルである。)、(NR)アルキルおよび
【化11】

からなる群から選択され;
およびRが独立に水素、アルキル、アルコキシカルボニルからなる群から選択され;
10が水素およびアリールアルキルからなる群から選択され;前記アリールアルキルがフェニルメチルであり;
12がヘテロアリールであり、前記ヘテロアリールがイミダゾリル、オキサゾリル、ピラゾリル、ピリジニル、チアゾリルおよびチエニルからなる群から選択される請求項6に記載の化合物。
【請求項9】
がヘテロアリールであり、前記ヘテロアリールがチアゾール−5−イルであり;
およびRが独立に水素、アルコキシカルボニルアルキル、アルキル、アリールアルコキシアルキル(アリールアルコキシアルキルのアリール部分はフェニルまたはナフチルである。)、アリールアルキル(アリールアルキルのアリール部分はフェニルまたはナフチルである。)ならびにシクロアルキルアルキル(シクロアルキルアルキルのシクロアルキル部分はシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルまたはシクロヘキシルである。)からなる群から選択され;
がヘテロアリールであり、前記ヘテロアリールがチアゾール−5−イルであり;
が水素であり;
が水素であり;
が水素、アルケニル、アルコキシカルボニルアルキル、アルキル、アルキルカルボニル、カルボキシアルキル、シクロアルキルアルキル、ジ(アルコキシカルボニル)アルキルおよび(NR)アルキルからなる群から選択され;
およびRが独立に水素およびアルコキシカルボニルからなる群から選択される請求項6に記載の化合物。
【請求項10】
N−エチル−N,N−ビス[(2S)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]アミン;
N−(2,2−ジメチルプロピル)−N,N−ビス[(2S)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]アミン;
N−(2,2−ジメチルプロピル)−N,N−ビス[(2R)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]アミン;
N−(2,2−ジメチルプロピル)−N−[(2R)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]−N−[(2S)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]アミン;
N,N−ビス[2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]アミン;
N−エチル−N,N−ビス[(2S)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−4−メチルペンチル]アミン;
N−エチル−N,N−ビス[(2S)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)プロピル]アミン;
N−エチル−N,N−ビス[(2R)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)プロピル]アミン;
N−エチル−N−[(2R)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)プロピル]−N−[(2S)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)プロピル]アミン;
N−エチル−N,N−ビス[2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)エチル]アミン;
N−エチル−N,N−ビス[2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−シクロヘキシルプロピル]アミン;
N−エチル−N、N−ビス[2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−(メトキシカルボニル)プロピル]アミン;
N−エチル−N−[(2S)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−(フェニルメトキシ)プロピル]−N−[2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−(フェニルメトキシ)プロピル]アミン;
N−エチル−N−[(2S)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−[4−(フェニルメトキシ)フェニル]プロピル]−N−[2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−[4−(フェニルメトキシ)フェニル]プロピル]アミン;
N−エチル−N−[(2S)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−(4−ヒドロキシフェニル)プロピル]−N−[2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−(4−ヒドロキシフェニル)プロピル]アミン;
N−エチル−N−[(2S)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−(4−メトキシフェニル)プロピル]−N−[2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−(4−メトキシフェニル)プロピル]アミン;
N−[(2R)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]−N−[(2S)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]アミン;
N−(2−メチルプロピル)−N−[(2R)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]−N−[(2S)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]アミン;
N−(3−メチルブチル)−N−[(2R)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]−N−[(2S)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]アミン;
N,N−ビス−[(2R)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]アミン;
N−(2−メチルプロピル)−N,N−ビス[(2R)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]アミン;
N−(3−メチルブチル)−N,N−ビス[(2R)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]アミン;
N,N−ビス[(2S)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]アミン;
N−アセチル−N−[(2R)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]−N−[(2S)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]アミン;
N−(2−メチルプロピル)−N,N−ビス[(2S)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]アミン;
N−(2−エチルブチル)−N,N−ビス[(2S)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]アミン;
N−(4−ペンテニル)−N,N−ビス[(2S)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]アミン;
N−(3−カルボキシプロピル)−N,N−ビス[(2S)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ]−3−フェニルプロピル]アミン;
N−ブチル−N,N−ビス[(2S)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]アミン;
N−オクチル−N)N−ビス[(2S)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]アミン;
N−(シクロプロピルメチル)−N,N−ビス[(2S)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]アミン;
N−(3,5,5−トリメチルヘキシル)−N,N−ビス[(2S)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]アミン;
N−(2,2−ジメチル−4−ペンテニル)−N,N−ビス[(2S)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]アミン;
N−[2−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)エチル]−N,N−ビス−[(2S)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]アミン;
N−(6−メトキシ−6−オキソヘキシル)−N,N−ビス[(2S)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]アミン;
N−[4−エトキシ−2−(エトキシカルボニル)−4−オキソブチル]−N,N−ビス[(2S)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]アミン;
N−(3−メチルブチル)−N,N−ビス[(2S)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]アミン;
N−(シクロヘキシルメチル)−N,N−ビス[(2S)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]アミン;
N−エチル−N,N−ビス[(2R)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]アミン;および
N−エチル−N−[(2R)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]−N−[(2S)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]アミン
からなる群から選択される請求項9に記載の化合物またはそれらの製薬上許容される塩、プロドラッグ、プロドラッグの塩もしくは組み合わせ。
【請求項11】
がヘテロアリールであり、前記ヘテロアリールがチアゾール−5−イルであり;
およびRが独立に水素、アルコキシカルボニルアルキル、アルキル、アリールアルコキシアルキル(アリールアルコキシアルキルのアリール部分はフェニルまたはナフチルである。)、アリールアルキル(アリールアルキルのアリール部分はフェニルまたはナフチルである。)およびシクロアルキルアルキル(シクロアルキルアルキルのシクロアルキル部分はシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルまたはシクロヘキシルである。)からなる群から選択され;
がヘテロアリールであり、前記ヘテロアリールがチアゾール−5−イルであり;
が水素であり;
が水素であり;
がアリールアルキル(アリールアルキルのアリール部分はフェニルおよびナフチルからなる群から選択される。)およびアリールカルボニル(アリールカルボニルのアリール部分はフェニルおよびナフチルからなる群から選択される。)からなる群から選択される請求項6に記載の化合物。
【請求項12】
N−ベンジル−N−[(2R)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]−N−[(2S)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]アミン;
N−ベンジル−N,N−ビス[(2R)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]アミン;
N−ベンゾイル−N−[(2R)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]−N−[(2S)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]アミン;
N−(2−フェニルエチル)−N,N−ビス[(2S)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]アミン;
N−[3−(1,3−ベンゾジオキソール−5−イル)−2−メチルプロピル]−N,N−ビス[(2S)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]アミン;
N−(3,5−ジtert−ブチル−2−ヒドロキシベンジル)−N,N−ビス[(2S)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]アミン;
N−(2−ナフチルメチル)−N−[(2R)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]−N−[(2S)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]アミン;
N−(3−フェノキシベンジル)−N−[(2R)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]−N−[(2S)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)]アミン;
N−(3−メトキシベンジル)−N−[(2R)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]−N−[(2S)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]アミン;
N−(3,4−ジメトキシベンジル)−N−[(2R)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]−N−[(2S)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]アミン;
N−[4−(3−(ジメチルアミノ)プロポキシ)ベンジル]−N−[(2R)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]−N−[(2S)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]アミン;
N−(4−ジメチルアミノベンジル)−N−[(2R)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]−N−[(2S)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]アミン;
N−[(6−メトキシ−2−ナフチル)メチル]−N−[(2R)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]−N−[(2S)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]アミン;および
N−ベンジル−N,N−ビス[(2S)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]アミン
からなる群から選択される請求項11に記載の化合物またはそれらの製薬上許容される塩、プロドラッグ、プロドラッグの塩もしくは組み合わせ。
【請求項13】
がヘテロアリールであり、前記ヘテロアリールがチアゾール−5−イルであり;
およびRが独立に水素、アルコキシカルボニルアルキル、アルキル、アリールアルコキシアルキル(アリールアルコキシアルキルのアリール部分はフェニルまたはナフチルである。)、アリールアルキル(アリールアルキルのアリール部分はフェニルまたはナフチルである。)およびシクロアルキルアルキル(シクロアルキルアルキルのシクロアルキル部分はシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルまたはシクロヘキシルである。)からなる群から選択され;
がヘテロアリールであり、前記ヘテロアリールがチアゾール−5−イルであり;
が水素であり;
が水素であり;
が、ヘテロアリールアルコキシカルボニル(ヘテロアリールアルコキシカルボニルのヘテロアリール部分はチアゾリルである。)およびヘテロアリールアルキル(ヘテロアリールアルキルのヘテロアリール部分はイミダゾリル、ピリジニル、ピロリルおよびキノリニルからなる群から選択される。)および複素環アルキル(複素環アルキルの複素環部分はテトラヒドロフラニルである。)からなる群から選択される請求項6に記載の化合物。
【請求項14】
N−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニル)−N,N−ビス[(2S)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]アミン;
N−(1H−イミダゾール−4−イルメチル)−N,N−ビス[(2S)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]アミン;
N−(3−ピリジニルメチル)−N,N−ビス[(2S)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ]−3−フェニルプロピル]アミン;
N−(4−ピリジニルメチル)−N,N−ビス[(2S)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]アミン;
N−(1H−ピロール−2−イルメチル)−N,N−ビス[(2S)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]アミン;
N−[(2,5−ジメトキシテトラヒドロ−3−フラニル)メチル]−N,N−ビス[(2S)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]アミン;および
N−(3−キノリニルメチル)−N−[(2R)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]−N−[(2S)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]アミン;
からなる群から選択される請求項13に記載の化合物またはそれらの製薬上許容される塩、プロドラッグ、プロドラッグの塩もしくは組み合わせ。
【請求項15】
がヘテロアリールであり、前記ヘテロアリールがチアゾール−5−イルであり;
およびRが独立に水素、アルコキシカルボニルアルキル、アルキル、アリールアルコキシアルキル(アリールアルコキシアルキルのアリール部分はフェニルまたはナフチルである。)、アリールアルキル(アリールアルキルのアリール部分はフェニルまたはナフチルである。)およびシクロアルキルアルキル(シクロアルキルアルキルのシクロアルキル部分はシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルまたはシクロヘキシルである。)からなる群から選択され;
がヘテロアリールであり、前記ヘテロアリールがチアゾール−5−イルであり;
が水素であり;
が水素であり;

【化12】

であり;
10が、水素、アルコキシカルボニルアルキル、アルキル、アリールアルコキシアルキル(アリールアルコキシアルキルのアリール部分はフェニルである。)、アリールアルキル(アリールアルキルのアリール部分はフェニルである。)およびシクロアルキルアルキルからなる群から選択され;
12がヘテロアリールである請求項6に記載の化合物。
【請求項16】
がヘテロアリールであり、前記ヘテロアリールがチアゾール−5−イルであり;
およびRが独立に水素、アルコキシカルボニルアルキル、アルキル、アリールアルコキシアルキル(アリールアルコキシアルキルのアリール部分はフェニルまたはナフチルである。)、アリールアルキル(アリールアルキルのアリール部分はフェニルまたはナフチルである。)およびシクロアルキルアルキル(シクロアルキルアルキルのシクロアルキル部分はシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルまたはシクロヘキシルである。)からなる群から選択され;
がヘテロアリールであり、前記ヘテロアリールがチアゾール−5−イルであり;
が水素であり;
が水素であり;

【化13】

であり;
10がアリールアルキルであり、前記アリールアルキルがフェニルメチルであり;
12がヘテロアリールであり、前記ヘテロアリールがチアゾール−5−イルである請求項6に記載の化合物。
【請求項17】
トリス−N−[2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]アミンである請求項16に記載の化合物またはそれの製薬上許容される塩、プロドラッグ、プロドラッグの塩もしくは組み合わせ。
【請求項18】
がヘテロアリールであり、前記ヘテロアリールがオキサゾール−5−イルであり;
およびRが独立に水素、アルコキシカルボニルアルキル、アルキル、アリールアルコキシアルキル(アリールアルコキシアルキルのアリール部分はフェニルまたはナフチルである。)、アリールアルキル(アリールアルキルのアリール部分はフェニルまたはナフチルである。)およびシクロアルキルアルキル(シクロアルキルアルキルのシクロアルキル部分はシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルまたはシクロヘキシルである。)からなる群から選択され;
がヘテロアリールであり、前記ヘテロアリールがオキサゾール−5−イルであり;
が水素であり;
が水素であり;
がアルキルである請求項6に記載の化合物。
【請求項19】
N−エチル−N,N−ビス[(2S)−2−(オキサゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]アミンである請求項18に記載の化合物またはそれの製薬上許容される塩、プロドラッグ、プロドラッグの塩もしくは組み合わせ。
【請求項20】
がヘテロアリールであり、前記ヘテロアリールがチエン−2−イルであり;
およびRが独立に水素、アルコキシカルボニルアルキル、アルキル、アリールアルコキシアルキル(アリールアルコキシアルキルのアリール部分はフェニルまたはナフチルである。)、アリールアルキル(アリールアルキルのアリール部分はフェニルまたはナフチルである。)およびシクロアルキルアルキル(シクロアルキルアルキルのシクロアルキル部分はシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルまたはシクロヘキシルである。)からなる群から選択され;
がヘテロアリールであり、前記ヘテロアリールがチエン−2−イルであり;
が水素であり;
が水素であり;
がアルキルである請求項6に記載の化合物。
【請求項21】
N−エチル−N,N−ビス[(2S)−2−(チエン−2−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]アミンである請求項20に記載の化合物またはそれの製薬上許容される塩、プロドラッグ、プロドラッグの塩もしくは組み合わせ。
【請求項22】
がヘテロアリールであり、前記ヘテロアリールがピリジン−3−イルであり;
およびRが独立に水素、アルコキシカルボニルアルキル、アルキル、アリールアルコキシアルキル(アリールアルコキシアルキルのアリール部分はフェニルまたはナフチルである。)、アリールアルキル(アリールアルキルのアリール部分はフェニルまたはナフチルである。)およびシクロアルキルアルキル(シクロアルキルアルキルのシクロアルキル部分はシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルまたはシクロヘキシルである。)からなる群から選択され;
がヘテロアリールであり、前記ヘテロアリールがピリジン−3−イルであり;
が水素であり;
が水素であり;
がアルキルである請求項6に記載の化合物。
【請求項23】
N−エチル−N,N−ビス[(2S)−2−(ピリジン−3−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]アミンである請求項22に記載の化合物またはそれの製薬上許容される塩、プロドラッグ、プロドラッグの塩もしくは組み合わせ。
【請求項24】
がヘテロアリールであり、前記ヘテロアリールがイミダゾール−4−イルであり;
およびRが独立に水素、アルコキシカルボニルアルキル、アルキル、アリールアルコキシアルキル(アリールアルコキシアルキルのアリール部分はフェニルまたはナフチルである。)、アリールアルキル(アリールアルキルのアリール部分はフェニルまたはナフチルである。)およびシクロアルキルアルキル(シクロアルキルアルキルのシクロアルキル部分はシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルまたはシクロヘキシルである。)からなる群から選択され;
がヘテロアリールであり、前記ヘテロアリールがイミダゾール−4−イルであり;
が水素であり;
が水素であり;
がアルキルである請求項6に記載の化合物。
【請求項25】
N−エチル−N,N−ビス[(2S)−2−(1H−イミダゾール−4−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]アミンである請求項24に記載の化合物またはそれの製薬上許容される塩、プロドラッグ、プロドラッグの塩もしくは組み合わせ。
【請求項26】
がヘテロアリールであり、前記ヘテロアリールがピラゾール−5−イルであり;RおよびRが独立に水素、アルコキシカルボニルアルキル、アルキル、アリールアルコキシアルキル(アリールアルコキシアルキルのアリール部分はフェニルまたはナフチルである。)、アリールアルキル(アリールアルキルのアリール部分はフェニルまたはナフチルである。)およびシクロアルキルアルキル(シクロアルキルアルキルのシクロアルキル部分はシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルまたはシクロヘキシルである。)からなる群から選択され;
がヘテロアリールであり、前記ヘテロアリールがピラゾール−5−イルであり;
が水素であり;
が水素であり;
がアルキルである請求項6に記載の化合物。
【請求項27】
N−エチル−N,N−ビス[(2S)−2−(ピラゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]アミンである請求項26に記載の化合物。
【請求項28】
下記式IIIの請求項1に記載の化合物またはそれの製薬上許容される塩、プロドラッグ、プロドラッグの塩もしくは組み合わせ。
【化14】

[式中、
は、アリール、ヘテロアリールおよび複素環からなる群から選択され;
およびRはそれぞれ独立に、水素、アルケニル、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルコキシカルボニルアルキル、アルキル、アルキルカルボニル、アルキルカルボニルアルキル、アルキルカルボニルオキシアルキル、アルキニル、アリールアルコキシアルキル、アリールアルコキシカルボニル、アリールアルキル、アリールアルキルカルボニル、アリールカルボニル、アリールオキシアルキル、アリールオキシカルボニル、アリールチオアルコキシアルキル、アリールチオアルキル、カルボキシアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ジ(アルコキシカルボニル)アルキル、ヘテロアリールアルコキシアルキル、ヘテロアリールアルコキシカルボニル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロアリールアルキルカルボニル、ヘテロアリールカルボニル、ヘテロアリールオキシアルキル、ヘテロアリールオキシカルボニル、ヘテロアリールチオアルコキシアルキル、ヘテロアリールチオアルキル、複素環アルコキシアルキル、複素環アルコキシカルボニル、複素環アルキル、複素環アルキルカルボニル、複素環カルボニル、複素環オキシアルキル、複素環オキシカルボニル、複素環チオアルコキシアルキル、複素環チオアルキル、ヒドロキシアルキルおよび(NR)アルキルからなる群から選択され;
は、アリール、ヘテロアリール、および複素環からなる群から選択され;
およびRはそれぞれ独立に、水素、低級アルキルおよびアリールアルキルからなる群から選択され;
およびRはそれぞれ独立に、水素、アルケニル、アルケニルカルボニル、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルコキシカルボニルアルキル、アルキル、アルキルカルボニル、アルキルカルボニルアルキル、アルキルカルボニルオキシアルキル、アルキニル、アルキニルカルボニル、アリールアルコキシカルボニル、アリールアルキル、アリールアルキルカルボニル、アリールカルボニル、アリールオキシアルキル、アリールチオアルコキシアルキル、アリールチオアルキル、カルボキシアルキル、シアノアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ジ(アルコキシカルボニル)アルキル、ヘテロアリールアルコキシアルキル、ヘテロアリールアルコキシカルボニル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロアリールアルキルカルボニル、ヘテロアリールカルボニル、ヘテロアリールオキシアルキル、ヘテロアリールチオアルコキシアルキル、ヘテロアリールチオアルキル、複素環アルコキシアルキル、複素環アルコキシカルボニル、複素環アルキル、複素環アルキルカルボニル、複素環カルボニル、複素環オキシアルキル、複素環チオアルコキシアルキル、複素環チオアルキル、ヒドロキシアルキル、(NR)アルキルおよび
【化15】

からなる群から選択され;
10は、水素、アルケニル、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルコキシカルボニルアルキル、アルキル、アルキルカルボニル、アルキルカルボニルアルキル、アルキルカルボニルオキシアルキル、アルキニル、アリールアルコキシアルキル、アリールアルコキシカルボニル、アリールアルキル、アリールアルキルカルボニル、アリールカルボニル、アリールオキシアルキル、アリールオキシカルボニル、アリールチオアルコキシアルキル、アリールチオアルキル、カルボキシアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ジ(アルコキシカルボニル)アルキル、ヘテロアリールアルコキシアルキル、ヘテロアリールアルコキシカルボニル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロアリールアルキルカルボニル、ヘテロアリールカルボニル、ヘテロアリールオキシアルキル、ヘテロアリールオキシカルボニル、ヘテロアリールチオアルコキシアルキル、ヘテロアリールチオアルキル、複素環アルコキシアルキル、複素環アルコキシカルボニル、複素環アルキル、複素環アルキルカルボニル、複素環カルボニル、複素環オキシアルキル、複素環オキシカルボニル、複素環チオアルコキシアルキル、複素環チオアルキル、ヒドロキシアルキルおよび(NR)アルキルからなる群から選択され;
11は、水素、低級アルキルおよびアリールアルキルからなる群から選択され;
12は、アリール、ヘテロアリールおよび複素環からなる群から選択され;
qは0−3であり;
は、OおよびSからなる群から選択され;
は非存在であるか、OおよびNRA3からなる群から選択され、RA3は水素および低級アルキルからなる群から選択され;
およびRはそれぞれ独立に、水素、アルコキシカルボニル、アルキル、アルキルカルボニル、アルキルスルホニル、アリールアルコキシカルボニル、アリールスルホニル、ホルミル、(NR)カルボニルおよび(NR)スルホニルからなる群から選択され;
およびRはそれぞれ独立に、水素および低級アルキルからなる群から選択され;
前記アリール、ヘテロアリール、複素環、シクロアルキル、前記シクロアルキルアルキルのシクロアルキル部分、前記アリールアルコキシアルキル、アリールアルコキシカルボニル、アリールアルキル、アリールアルキルカルボニル、アリールカルボニル、アリールオキシアルキル、アリールオキシカルボニル、アリールチオアルコキシアルキルおよびアリールチオアルキルのアリール部分、前記ヘテロアリールアルコキシアルキル、ヘテロアリールアルコキシカルボニル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロアリールアルキルカルボニル、ヘテロアリールカルボニル、ヘテロアリールオキシアルキル、ヘテロアリールオキシカルボニル、ヘテロアリールチオアルコキシアルキルおよびヘテロアリールチオアルキルのヘテロアリール部分、および前記複素環アルコキシアルキル、複素環アルコキシカルボニル、複素環アルキル、複素環アルキルカルボニル、複素環カルボニル、複素環オキシアルキル、複素環オキシカルボニル、複素環チオアルコキシアルキルおよび複素環チオアルキルの複素環部分のいずれか一つが、各場合で、独立に未置換であるか独立にアルケニル、アルコキシ、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルコキシカルボニルアルキル、アルキル、アルキルカルボニル、アルキルカルボニルアルキル、アルキルカルボニルオキシ、アルキニル、ベンジルオキシ、カルボキシ、カルボキシアルキル、シアノ、シアノアルキル、エチレンジオキシ、ホルミル、ハロゲン、ハロアルキル、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、メチレンジオキシ、メルカプト、ニトロ、フェノキシ、チオアルコキシ、チオアルコキシアルキル、−NR、(NR)アルコキシおよび(NR)アルキルからなる群から選択される1、2、3もしくは4個の置換基で置換されており;
およびRは独立に水素および低級アルキルからなる群から選択される。]
【請求項29】
がヘテロアリールであり、前記ヘテロアリールがフリル、イミダゾリル、イソチアゾリル、イソオキサゾリル、オキサジアゾリル、オキサゾリル、ピラジニル、ピラゾリル、ピリジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、ピロリル、テトラジニル、テトラゾリル、チアジアゾリル、チアゾリル、チエニル、トリアジニルおよびトリアゾリルからなる群から選択され;
およびRが独立に水素、アルコキシカルボニルアルキル、アルキル、アリールアルコキシアルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、複素環アルキルおよびシクロアルキルアルキルからなる群から選択され;
がヘテロアリールであり、前記ヘテロアリールがフリル、イミダゾリル、イソチアゾリル、イソオキサゾリル、オキサジアゾリル、オキサゾリル、ピラジニル、ピラゾリル、ピリジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、ピロリル、テトラジニル、テトラゾリル、チアジアゾリル、チアゾリル、チエニル、トリアジニルおよびトリアゾリルからなる群から選択され;
およびRが独立に水素、アルキル、ヘテロアリールアルコキシカルボニルおよび複素環アルコキシカルボニルからなる群から選択される請求項28に記載の化合物。
【請求項30】
がヘテロアリールであり、前記ヘテロアリールがイミダゾリル、オキサゾリル、ピラゾリル、ピリジニル、チアゾリルおよびチエニルからなる群から選択され;
およびRが独立に水素、アルコキシカルボニルアルキル、アルキル、アリールアルコキシアルキル(アリールアルコキシアルキルのアリール部分はフェニルまたはナフチルである。)、アリールアルキル(アリールアルキルのアリール部分はフェニルまたはナフチルである。)およびシクロアルキルアルキル(シクロアルキルアルキルのシクロアルキル部分はシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルまたはシクロヘキシルである。)からなる群から選択され;
がヘテロアリールであり、前記ヘテロアリールがイミダゾリル、オキサゾリル、ピラゾリル、ピリジニル、チアゾリルおよびチエニルからなる群から選択され;
およびRが独立に水素、アルキル、ヘテロアリールアルコキシカルボニルおよび複素環アルコキシカルボニルからなる群から選択される請求項28に記載の化合物。
【請求項31】
がヘテロアリールであり、前記ヘテロアリールがチアゾール−5−イルであり;
がアリールアルキルであり、アリールアルキルのアリール部分がフェニルまたはナフチルであり;
がアリールアルキルであり、アリールアルキルのアリール部分がフェニルまたはナフチルであり;
がヘテロアリールであり、前記ヘテロアリールがチアゾール−5−イルであり;
が水素であり;
が水素であり;
がアルキルであり;
がアルキルである請求項28に記載の化合物。
【請求項32】
N,N′−ジエチル−N,N′−ビス[2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]エチレンジアミン;および
N,N′−ジイソプロピル−N,N′−ビス[2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]エチレンジアミン
からなる群から選択される請求項31に記載の化合物またはそれの製薬上許容される塩、プロドラッグ、プロドラッグの塩もしくは組み合わせ。
【請求項33】
がヘテロアリールであり、前記ヘテロアリールがチアゾール−5−イルであり;
がアリールアルキルであり、アリールアルキルのアリール部分がフェニルまたはナフチルであり;
がアリールアルキルであり、アリールアルキルのアリール部分がフェニルまたはナフチルであり;
がヘテロアリールであり、前記ヘテロアリールがチアゾール−5−イルであり;
が水素であり;
が水素であり;
およびRが独立に水素およびヘテロアリールアルコキシカルボニルからなる群から選択され、ヘテロアリールアルコキシカルボニルのヘテロアリール部分がチアゾール−5−イルである請求項28に記載の化合物。
【請求項34】
N,N′−ビス−[2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]−N−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニル)エチレンジアミンである請求項33に記載の化合物またはそれの製薬上許容される塩、プロドラッグ、プロドラッグの塩もしくは組み合わせ。
【請求項35】
下記式IVの請求項1に記載の化合物またはそれの製薬上許容される塩、プロドラッグ、プロドラッグの塩もしくは組み合わせ。
【化16】

[式中、
は、アリール、ヘテロアリールおよび複素環からなる群から選択され;
およびRはそれぞれ独立に、水素、アルケニル、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルコキシカルボニルアルキル、アルキル、アルキルカルボニル、アルキルカルボニルアルキル、アルキルカルボニルオキシアルキル、アルキニル、アリールアルコキシアルキル、アリールアルコキシカルボニル、アリールアルキル、アリールアルキルカルボニル、アリールカルボニル、アリールオキシアルキル、アリールオキシカルボニル、アリールチオアルコキシアルキル、アリールチオアルキル、カルボキシアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ジ(アルコキシカルボニル)アルキル、ヘテロアリールアルコキシアルキル、ヘテロアリールアルコキシカルボニル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロアリールアルキルカルボニル、ヘテロアリールカルボニル、ヘテロアリールオキシアルキル、ヘテロアリールオキシカルボニル、ヘテロアリールチオアルコキシアルキル、ヘテロアリールチオアルキル、複素環アルコキシアルキル、複素環アルコキシカルボニル、複素環アルキル、複素環アルキルカルボニル、複素環カルボニル、複素環オキシアルキル、複素環オキシカルボニル、複素環チオアルコキシアルキル、複素環チオアルキル、ヒドロキシアルキルおよび(NR)アルキルからなる群から選択され;
は、アリール、ヘテロアリール、および複素環からなる群から選択され;
およびRはそれぞれ独立に、水素、アルコキシカルボニル、アルキル、アルキルカルボニル、アルキルスルホニル、アリールアルコキシカルボニル、アリールスルホニル、ホルミル、(NR)カルボニルおよび(NR)スルホニルからなる群から選択され;
およびRはそれぞれ独立に、水素および低級アルキルからなる群から選択され;
前記アリール、ヘテロアリール、複素環、シクロアルキル、前記シクロアルキルアルキルのシクロアルキル部分、前記アリールアルコキシアルキル、アリールアルコキシカルボニル、アリールアルキル、アリールアルキルカルボニル、アリールカルボニル、アリールオキシアルキル、アリールオキシカルボニル、アリールチオアルコキシアルキルおよびアリールチオアルキルのアリール部分、前記ヘテロアリールアルコキシアルキル、ヘテロアリールアルコキシカルボニル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロアリールアルキルカルボニル、ヘテロアリールカルボニル、ヘテロアリールオキシアルキル、ヘテロアリールオキシカルボニル、ヘテロアリールチオアルコキシアルキルおよびヘテロアリールチオアルキルのヘテロアリール部分、および前記複素環アルコキシアルキル、複素環アルコキシカルボニル、複素環アルキル、複素環アルキルカルボニル、複素環カルボニル、複素環オキシアルキル、複素環オキシカルボニル、複素環チオアルコキシアルキルおよび複素環チオアルキルの複素環部分のいずれか一つが、各場合で、独立に未置換であるか独立にアルケニル、アルコキシ、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルコキシカルボニルアルキル、アルキル、アルキルカルボニル、アルキルカルボニルアルキル、アルキルカルボニルオキシ、アルキニル、ベンジルオキシ、カルボキシ、カルボキシアルキル、シアノ、シアノアルキル、エチレンジオキシ、ホルミル、ハロゲン、ハロアルキル、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、メチレンジオキシ、メルカプト、ニトロ、フェノキシ、チオアルコキシ、チオアルコキシアルキル、−NR、(NR)アルコキシおよび(NR)アルキルからなる群から選択される1、2、3もしくは4個の置換基で置換されており;
およびRは独立に水素および低級アルキルからなる群から選択される。]
【請求項36】
がヘテロアリールであり、前記ヘテロアリールがフリル、イミダゾリル、イソチアゾリル、イソオキサゾリル、オキサジアゾリル、オキサゾリル、ピラジニル、ピラゾリル、ピリジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、ピロリル、テトラジニル、テトラゾリル、チアジアゾリル、チアゾリル、チエニル、トリアジニルおよびトリアゾリルからなる群から選択され;
およびRが独立に水素、アルコキシカルボニルアルキル、アルキル、アリールアルコキシアルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、複素環アルキルおよびシクロアルキルアルキルからなる群から選択され;
がヘテロアリールであり、前記ヘテロアリールがフリル、イミダゾリル、イソチアゾリル、イソオキサゾリル、オキサジアゾリル、オキサゾリル、ピラジニル、ピラゾリル、ピリジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、ピロリル、テトラジニル、テトラゾリル、チアジアゾリル、チアゾリル、チエニル、トリアジニルおよびトリアゾリルからなる群から選択される請求項35に記載の化合物。
【請求項37】
がヘテロアリールであり、前記ヘテロアリールがイミダゾリル、オキサゾリル、ピラゾリル、ピリジニル、チアゾリルおよびチエニルからなる群から選択され;
およびRが独立に水素、アルコキシカルボニルアルキル、アルキル、アリールアルコキシアルキル(アリールアルコキシアルキルのアリール部分はフェニルまたはナフチルである。)、アリールアルキル(アリールアルキルのアリール部分はフェニルまたはナフチルである。)およびシクロアルキルアルキル(シクロアルキルアルキルのシクロアルキル部分はシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルまたはシクロヘキシルである。)からなる群から選択され;
がヘテロアリールであり、前記ヘテロアリールがイミダゾリル、オキサゾリル、ピラゾリル、ピリジニル、チアゾリルおよびチエニルからなる群から選択される請求項35に記載の化合物。
【請求項38】
がヘテロアリールであり、前記ヘテロアリールがチアゾール−5−イルであり;
がアリールアルキルであり、アリールアルキルのアリール部分がフェニルまたはナフチルであり;
がアリールアルキルであり、アリールアルキルのアリール部分がフェニルまたはナフチルであり;
がヘテロアリールであり、前記ヘテロアリールがチアゾール−5−イルである請求項35に記載の化合物。
【請求項39】
N,N′−ビス[2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−(フェニル)プロピル]ピペラジンである請求項38に記載の化合物またはそれの製薬上許容される塩、プロドラッグ、プロドラッグの塩もしくは組み合わせ。
【請求項40】
処置を必要とするヒトに対して、治療上有効量の薬剤もしくはそれの製薬上許容される塩と、シトクロムP450モノオキシゲナーゼを阻害する上で有効な量の式Iの化合物もしくは化合物の組み合わせまたはそれらの製薬上許容される塩、プロドラッグ、プロドラッグの塩もしくは組み合わせとの組み合わせとを同時投与する段階を有する、シトクロムP450モノオキシゲナーゼによって代謝される薬剤の薬物動態を改善する方法。
【請求項41】
前記式Iの化合物が、
N−エチル−N,N−ビス[(2S)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]アミン;
N−(2,2−ジメチルプロピル)−N,N−ビス[(2S)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]アミンおよびN−(2,2−ジメチルプロピル)−N,N−ビス[(2R)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−フェニルプロピル]アミン;
N−(2,2−ジメチルプロピル)−N−[(2R)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]−N−[(2S)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]アミン;
N,N−ビス[2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]アミン;
N−(3−メチルブチル)−N,N−ビス[(2R)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]アミン;
N−ベンジル−N,N−ビス[(2R)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]アミン;
N−(4−ピリジニルメチル)−N,N−ビス[(2S)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]アミン;
N−(シクロプロピルメチル)−N,N−ビス[(2S)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]アミン;
N−(3−メトキシベンジル)−N−[(2R)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]−N−[(2S)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]アミン;および
N−エチル−N−[(2R)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]−N−[(2S)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]アミン
からなる群から選択される請求項40に記載の方法。
【請求項42】
処置を必要とするヒトに対して、治療上有効量の薬剤もしくはそれの製薬上許容される塩と、シトクロムP450モノオキシゲナーゼを阻害する上で有効な量の式Iの化合物もしくは化合物の組み合わせまたはそれらの製薬上許容される塩、プロドラッグ、プロドラッグの塩もしくは組み合わせとの組み合わせを同時投与する段階を有する、シトクロムP450モノオキシゲナーゼによって代謝される薬剤のヒト血中レベルを高める方法。
【請求項43】
前記式Iの化合物が、
N−エチル−N,N−ビス[(2S)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]アミン;
N−(2,2−ジメチルプロピル)−N,N−ビス[(2S)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]アミンおよびN−(2,2−ジメチルプロピル)−N,N−ビス[(2R)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]アミン;
N−(2,2−ジメチルプロピル)−N−[(2R)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]−N−[(2S)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]アミン;
N,N−ビス[2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]アミン;
N−(3−メチルブチル)−N,N−ビス[(2R)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]アミン;
N−ベンジル−N,N−ビス[(2R)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]アミン;
N−(4−ピリジニルメチル)−N,N−ビス[(2S)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]アミン;
N−(シクロプロピルメチル)−N,N−ビス[(2S)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]アミン;
N−(3−メトキシベンジル)−N−[(2R)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]−N−[(2S)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]アミン;および
N−エチル−N−[(2R)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]−N−[(2S)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]アミン
からなる群から選択される請求項42に記載の方法。
【請求項44】
処置を必要とするヒトに対して、シトクロムP450モノオキシゲナーゼを阻害する上で有効な量の式Iの化合物もしくは化合物の組み合わせまたはそれらの製薬上許容される塩、プロドラッグ、プロドラッグの塩もしくは組み合わせを投与する段階を有する、シトクロムP450モノオキシゲナーゼを阻害する方法。
【請求項45】
シトクロムP450モノオキシゲナーゼを、シトクロムP450モノオキシゲナーゼを阻害する上で有効な量の式Iの化合物もしくは化合物の組み合わせまたはそれらの製薬上許容される塩、プロドラッグ、プロドラッグの塩もしくは組み合わせと接触させる段階を有する、シトクロムP450モノオキシゲナーゼの阻害方法。
【請求項46】
N−エチル−N,N−ビス[(2S)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]アミン;
N−(2,2−ジメチルプロピル)−N,N−ビス[(2S)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]アミンおよびN−(2,2−ジメチルプロピル)−N,N−ビス[(2R)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]アミン;
N−(2,2−ジメチルプロピル)−N−[(2R)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]−N−[(2S)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]アミン;
N,N−ビス[2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]アミン;
N−(3−メチルブチル)−N,N−ビス[(2R)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]アミン;
N−ベンジル−N,N−ビス[(2R)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]アミン;
N−(4−ピリジニルメチル)−N,N−ビス[(2S)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]アミン;
N−(シクロプロピルメチル)−N,N−ビス[(2S)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]アミン;
N−(3−メトキシベンジル)−N−[(2R)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]−N−[(2S)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]アミン;および
N−エチル−N−[(2R)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]−N−[(2S)−2−(チアゾール−5−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−フェニルプロピル]アミン
からなる群から選択される化合物またはそれらの製薬上許容される塩、プロドラッグ、プロドラッグの塩もしくは組み合わせ。

【公表番号】特表2009−528378(P2009−528378A)
【公表日】平成21年8月6日(2009.8.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−557470(P2008−557470)
【出願日】平成19年2月27日(2007.2.27)
【国際出願番号】PCT/US2007/062906
【国際公開番号】WO2007/103670
【国際公開日】平成19年9月13日(2007.9.13)
【出願人】(391008788)アボット・ラボラトリーズ (650)
【氏名又は名称原語表記】ABBOTT LABORATORIES
【Fターム(参考)】