説明

複合薬剤

本発明は、1種以上の補助化合物と、式(I)
【化228】


[式中、Rはヒドロキシまたは水素であり;Rはヒドロキシ、メトキシまたは水素であり;ただし、RおよびRの少なくとも一方はヒドロキシであり;Rは水素、ハロゲン、シアノ、場合により置換されているC1−5ヒドロカルビルおよび場合により置換されているC1−5ヒドロカルビルオキシから選ばれ;Rは、水素;基−(O)n−R(ここで、nは0または1であり、Rは場合により置換されている非環式C1−5ヒドロカルビル基または3〜7環員を有する単環式炭素環式基もしくは複素環式基である);ハロゲン;シアノ;ヒドロキシ;アミノ;および場合により置換されているモノ−またはジ−C1−5ヒドロカルビル−アミノから選ばれるか;またはRおよびRは一緒になって5〜7環員の単環式炭素環式環または複素環式環を形成しており;かつNRは、8〜12環員を有する、場合により置換されている二環式複素環式基であり、このうち最大5環員までは酸素、窒素および硫黄から選ばれるヘテロ原子である]の化合物あるいはその塩、互変異性体、溶媒和物およびN−オキシドとを含む(または、本質的にそれらから成る)組合せを提供する。前記組合せは、Hsp90および/またはグリコーゲンシンターゼキナーゼ−3および/またはサイクリン依存性キナーゼおよび/またはオーロラキナーゼ阻害剤としての活性を有する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
1種以上の補助化合物と、式(VI)の化合物またはその塩、溶媒和物、互変異性体もしくはN−オキシドとを含む(または、本質的それらから成る)組合せ:
【化1】

[式中、二環式基
【化2】

は、構造C1、C5およびC6
【化3】

から選ばれ、
式中、nは、0、1、2または3であり;
は、ヒドロキシまたは水素であり;
2aは、ヒドロキシまたはメトキシ(好ましくは、ヒドロキシ)であり(ただし、RおよびR2aの少なくとも一方はヒドロキシである);
は、水素;ハロゲン;シアノ;C1−5ヒドロカルビルおよびC1−5ヒドロカルビルオキシから選ばれ;ここで、C1−5ヒドロカルビルおよびC1−5ヒドロカルビルオキシ部分はそれぞれ場合によりヒドロキシ、ハロゲン、C1−2アルコキシ、アミノ、モノ−およびジ−C1−2アルキルアミノ、ならびに5〜12環員のアリールおよびヘテロアリール基から選ばれる1種以上の置換基により置換されており;
4aは、水素、フッ素、塩素およびメトキシから選ばれ;
は、水素およびフッ素から選ばれ;かつ
10は、
ハロゲン;
ヒドロキシ;
トリフルオロメチル;
シアノ;
ニトロ;
カルボキシ;
アミノ;
モノ−またはジ−C1−4ヒドロカルビルアミノ;
3〜12環員を有する炭素環式基および複素環式基;ならびに
基Ra−Rbから選ばれ、ここで、
は、結合、O、CO、XC(X)、C(X)X、XC(X)X、S、SO、SO、NR、SONRまたはNRSOであり;かつ
は、水素;3〜12環員を有する炭素環式基および複素環式基;ならびにヒドロキシ、オキソ、ハロゲン、シアノ、ニトロ、カルボキシ、アミノ、モノ−またはジ−C1−8非芳香族ヒドロカルビルアミノ(例えば、モノ−またはジ−C1−4ヒドロカルビルアミノ)、および3〜12環員を有する炭素環式基および複素環式基から選ばれる1種以上の置換基により場合により置換されているC1−12ヒドロカルビル(C1−10ヒドロカルビルなど)から選ばれ、ここでC1−12ヒドロカルビル基(またはC1−10ヒドロカルビル基)の1個以上の炭素原子はO、S、SO、SO、NR、XC(X)、C(X)XまたはXC(X)Xにより場合により置換されていてもよく;
は、R、水素およびC1−4ヒドロカルビルから選ばれ;かつ
は、O、SまたはNRであり、Xは、=O、=Sまたは=NRである]。
【請求項2】
およびR2aがともにヒドロキシである、請求項1に記載の組合せ。
【請求項3】
が水素、塩素、C1−5ヒドロカルビルおよびC1−5ヒドロカルビルオキシから選ばれる、請求項1または2に記載の組合せ。
【請求項4】
が水素、C1−5アルキル、C2−5アルケニルおよびC3−4シクロアルキル基、好ましくは、第二級アルキルおよびアルケニル基(イソプロピル、sec−ブチル、tert−ブチル、1,2−ジメチルアリルおよび1,2−ジメチルプロピルなど)、またはシクロアルキル基(シクロプロピルなど)から選ばれる、請求項3に記載の組合せ。
【請求項5】
が水素、イソプロピルおよびtert−ブチルから選ばれる、請求項4に記載の組合せ。
【請求項6】
が水素である、請求項1〜5のいずれか1項に記載の組合せ。
【請求項7】
が水素である、請求項1〜6のいずれか1項に記載の組合せ。
【請求項8】
、R2a、R、RおよびRが、表1の構造A5、A7、A11、A13、A14、A15、A16、A17およびA18のいずれか1つで示される通りであり、より好ましくは、構造A5、A7、A13、A14、A15およびA17のいずれか1つで示される通りである、先行する請求項のいずれか1項に記載の組合せ。
【請求項9】
10が、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノおよび基R−R(ここで、Rは結合、O、CO、C(O)O、C(O)NR、NRC(O)、NRC(O)O、NR、SO、SO、SONRおよびSONRから選ばれ、Rは水素;5または6環員を有する炭素環式基および複素環式基;ならびにヒドロキシ、オキソ、アミノ、モノ−またはジ−C1−8非芳香族ヒドロカルビルアミノ(例えば、モノ−またはジ−C1−4ヒドロカルビルアミノ)、カルボキシ、および3〜7環員を有する炭素環式基および複素環式基から選ばれる1種以上の置換基により場合により置換されているC1−10ヒドロカルビル(例えば、C1−8アルキルまたはC3−7シクロアルキルなどのC1−8ヒドロカルビル)から選ばれ、ここでC1−8ヒドロカルビル基の1個以上の炭素原子はO、S、C(O)O、C(O)NRまたはNRにより場合により置換されていてもよい)からなる群のR10aから選ばれる、請求項1〜8のいずれか1項に記載の組合せ。
【請求項10】
10が、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノおよび基R−R(ここで、Rは結合、O、CO、C(O)O、C(O)NR、NRC(O)、NRC(O)O、NR、SO、SO、SONR、およびSONRから選ばれ、Rは水素;5または6環員を有する炭素環式基および複素環式基;ならびにヒドロキシ、オキソ、アミノ、モノ−またはジ−C1−8非芳香族ヒドロカルビルアミノ、カルボキシ、および3〜7環員を有する炭素環式基および複素環式基から選ばれる1種以上の置換基により場合により置換されている非芳香族C1−10ヒドロカルビルから選ばれ、ここでC1−8ヒドロカルビル基の1個以上の炭素原子はO、S、C(O)O、NRC(O)、C(O)NRまたはNRにより場合により置換されていてもよい)からなる群のR10aaから選ばれる、請求項9に記載の組合せ。
【請求項11】
nが0、1または2であり、かつ、R10aaがフッ素、塩素、ヒドロキシ、アミノおよび基R−Rから選ばれ、
が、結合、O、CO、C(O)NR、NRC(O)、NRC(O)OおよびNRから選ばれ、
が、
水素;
5または6環員を有し、O、NおよびSから選ばれる0、1または2個のヘテロ原子を含む炭素環式基および複素環式基;
ヒドロキシ、オキソ、アミノ、モノ−またはジ−C1−8非芳香族ヒドロカルビルアミノ、カルボキシ、および3〜7環員を有し、O、NおよびSから選ばれる0、1または2個のヘテロ原子を含む炭素環式基および複素環式基から選ばれる1種以上の置換基により場合により置換されている非芳香族C1−10ヒドロカルビル(ここで、C1−8ヒドロカルビル基の1個以上の炭素原子は、O、S、C(O)O、NRC(O)、C(O)NRまたはNRにより場合により置換されていてもよい)
から選ばれる、請求項10に記載の組合せ。
【請求項12】
が、5または6環員を有し、O、NおよびSから選ばれる0、1または2個のヘテロ原子を含む、場合により置換されている非芳香族炭素環式基および複素環式基である、請求項11に記載の組合せ。
【請求項13】
10が、ハロゲン、OH、NH、CHOH、CHNH2、O−C1−6−アルキル、NH−C1−6アルキル、アリール、ヘテロアリール、C3−7シクロアルキル、ヘテロシクリル、O−ヘテロアリール、O−C3−7シクロアルキル、O−ヘテロシクロアルキル、C(=O)C1−6アルキル、C(=O)OC1−6アルキル、C(=O)NH、C(=O)NHC1−6アルキル、C(=O)N(C1−6アルキル)、NH(C1−6アルキル)、N(C1−6アルキル)、NC(=O)C1−6アルキル、Cアリール、OCアリール、C(=O)Cアリール、C(=O)OCアリール、C(=O)NH、C(=O)NHCアリール、C(=O)N(Cアリール)、NH(Cアリール)、N(Cアリール)、NC(=O)Cアリール、C5−6ヘテロシクリル、OC5−6ヘテロシクリル、C(=O)C5−6ヘテロシクリル、C(=O)OC5−6ヘテロシクリル、C(=O)NHC5−6ヘテロシクリル、C(=O)N(C5−6ヘテロシクリル)、NH(C5−6ヘテロシクリル)、N(C5−6ヘテロシクリル)、NC(=O)C5−6ヘテロシクリル、C(=O)NHC1−6アルキル、C5−6アリール、S(=O)C1−6アルキル、S(=O)N−C1−6アルキルおよびSON−C1−6アルキル;ならびに基[sol]、CH[sol]、またはOCHCH[sol]からなる群のR10bから選ばれ、ここで[sol]は以下の基:
【化4】

から選ばれ、(i)R10bは場合によりさらに基OCHCHCH[sol]から選ばれ、かつ/または(ii)[sol]はさらにNHR11(ここで、R11はCOR12またはR12であり、R12はC1−4アルキル、アリールまたはアリール−C1−4アルキルである)から選ばれる、請求項1〜8のいずれか1項に記載の組合せ。
【請求項14】
10が基R10cから選ばれ、R10cは基[sol]、CH[sol]またはOCHCH[sol]であり、ここで[sol]は以下の基:
【化5】

から選ばれる、請求項1〜8のいずれか1項に記載の組合せ。
【請求項15】
10が、
ハロゲン;
CO14(ここで、R14は水素またはC1−6アルキルである);
ヒドロキシもしくはC1−2アルコキシにより場合により置換されているC1−4アルキル;
ヒドロキシもしくはC1−2アルコキシにより場合により置換されているC1−4アルコキシ;または
基[sol]、CH[sol]、C(O)[sol]、OCHCH[sol]もしくはOCHCHCH[sol]
からなる群のR10ccから選ばれ、ここで[sol]は以下の基:
【化6】

から選ばれ、XはNHまたはOであり、mは0または1であり、nは1、2または3であり、R11は水素、COR12、C(O)OR12またはR12であり;R12はC1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、アリール、アリール−C1−6アルキルまたはCH15であり;かつ、R15は水素、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、ヒドロキシ−C1−6アルキル、ピペリジン、N−C1−6アルキルピペラジン、ピペラジン、モルホリン、COR13またはC(O)OR13から選ばれ;かつ、R13はC1−6アルキルである、請求項1〜8のいずれか1項に記載の組合せ。
【請求項16】
が、エチル、ならびに3〜6個の炭素原子の第二級および第三級アルキル基からなる群のR3dから選ばれる(ただしRおよびRがともにヒドロキシである場合、R3dはさらに水素からも選ばれ得る)、先行する請求項のいずれか1項に記載の組合せ。
【請求項17】
前記第二級および第三級アルキル基がイソプロピルおよびtert−ブチルから選ばれる、請求項16に記載の組合せ。
【請求項18】
下記式(VII):
【化7】

[式中、R、R2a、R、R4a、RおよびR10bは先行する請求項のいずれか1項と同義であり、nは0、1、2または3(より好ましくは、0、1または2、例えば、0または1)である(ただしRおよびR2aの少なくとも一方はヒドロキシである)]で表される、先行する請求項のいずれか1項に記載の組合せ。
【請求項19】
がヒドロキシである、請求項18に記載の組合せ。
【請求項20】
下記式(VIIa):
【化8】

[式中、Rは、水素、ハロゲン、C1−5アルキル、C2−5アルケニルおよびC3−4シクロアルキル基から選ばれ;R4aは、水素、フッ素、塩素およびメトキシから選ばれ;Rは水素またはフッ素であり;nは0、1、2または3であり;
10はハロゲン、ヒドロキシ、トリフルオロメチル、シアノ、ニトロ、カルボキシ、アミノ、モノ−またはジ−C1−4ヒドロカルビルアミノ、3〜12環員を有する炭素環式基および複素環式基;基R−Rから選ばれ、ここでRは、結合、O、CO、XC(X)、C(X)X、XC(X)X、S、SO、SO、NR、SONRまたはNRSOであり;かつ、Rは、水素;3〜12環員を有する炭素環式基および複素環式基;ならびにヒドロキシ、オキソ、ハロゲン、シアノ、ニトロ、カルボキシ、アミノ、モノ−またはジ−C1−8非芳香族ヒドロカルビルアミノ(例えば、モノ−またはジ−C1−4ヒドロカルビルアミノ)、および3〜12環員を有する炭素環式基および複素環式基から選ばれる1種以上の置換基により場合により置換されているC1−12ヒドロカルビル基(C1−10ヒドロカルビル基など)から選ばれ、ここでC1−12ヒドロカルビル基(またはC1−10ヒドロカルビル基)の1個以上の炭素原子はO、S、SO、SO、NR、XC(X)、C(X)XまたはXC(X)Xにより場合により置換されていてもよく;
は、R、水素およびC1−4ヒドロカルビルから選ばれ;かつ
は、O、SまたはNRであり、Xは、=O、=Sまたは=NRである]
で表される、請求項1に記載の組合せ。
【請求項21】
10が、先行する請求項のいずれか1項に定義される基R10aまたはR10aaまたはR10bまたはR10cまたはR10ccである、請求項20に記載の組合せ。
【請求項22】
下記式(VIIb):
【化9】

[式中、Rは水素、ハロゲン、C1−5アルキル、C2−5アルケニルおよびC3−4シクロアルキル基から選ばれ;R4aは水素、フッ素、塩素およびメトキシから選ばれ;Rは水素またはフッ素であり;nは0、1、2または3であり;かつ、R10ccは、
ハロゲン;
CO14(ここで、R14は水素またはC1−6アルキルである);
ヒドロキシまたはC1−2アルコキシにより場合により置換されているC1−4アルキル;
ヒドロキシまたはC1−2アルコキシにより場合により置換されているC1−4アルコキシ;または
基[sol]、CH[sol]、C(O)[sol]、OCHCH[sol]もしくはOCHCHCH[sol]から選ばれ、ここで[sol]は、以下の基:
【化10】

(ここで、XはNHまたはOであり、mは0または1であり、nは1、2または3であり、R11は水素、COR12、C(O)OR12またはR12であり;R12はC1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、アリール、アリール−C1−6アルキルまたはCH15であり;かつ、R15は水素、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、ヒドロキシ−C1−6アルキル、ピペリジン、N−C1−6アルキルピペラジン、ピペラジン、モルホリン、COR13またはC(O)OR13から選ばれ;かつ、R13はC1−6アルキルである)から選ばれる]
で表される、請求項21に記載の組合せ。
【請求項23】
が水素である、請求項9〜22のいずれか1項に記載の組合せ。
【請求項24】
4aが水素である、請求項9〜23のいずれか1項に記載の組合せ。
【請求項25】
がハロゲン、C1−5アルキル、C2−5アルケニルおよびC3−4シクロアルキル基から選ばれる、請求項18〜24のいずれか1項に記載の組合せ。
【請求項26】
が塩素、臭素、シクロプロピルおよび分枝C3−5アルキルから選ばれる、請求項18〜24のいずれか1項に記載の組合せ。
【請求項27】
がイソプロピルまたはtert−ブチルである、請求項26に記載の組合せ。
【請求項28】
がイソプロピルである、請求項27に記載の組合せ。
【請求項29】
nが1または2であり、かつ、R10が、
基[sol]またはCH[sol](ここで[sol]は、以下の基:
【化11】

[式中、XはNHまたはOであり、mは0または1であり、nは1、2または3であり、R11は水素、COR12、C(O)OR12またはR12であり;R12はC1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、アリール、アリール−C1−6アルキルまたはCH15であり;かつ、R15は水素、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、ヒドロキシ−C1−6アルキル、ピペリジン、N−C1−6アルキルピペラジン、ピペラジン、モルホリン、COR13またはC(O)OR13から選ばれ、かつR13はC1−6アルキルである]から選ばれる)からなる群のR10cccから選ばれる、先行する請求項のいずれか1項に記載の組合せ。
【請求項30】
nが1、2または3である、先行する請求項のいずれか1項に記載の組合せ。
【請求項31】
nが1または2である、請求項30に記載の組合せ。
【請求項32】
nが1である、請求項31に記載の組合せ。
【請求項33】
部分:
【化12】

が本明細書の表2に示される基B8、B35、B36、B37、B38、B39、B40、B41、B42、B43、B45、B46、B48、B53、B54、B55、B56、B57、B58、B59、B60、B61、B62、B71、B72、B74、B75、B76、B77、B78、B79、B80、B81、B82、B83、B85、B86、B87、B93、B94、B95、B97、B98、B99、B100およびB101のいずれか1つであってもよい、請求項20〜28のいずれか1項に記載の組合せ。
【請求項34】
(5−クロロ−2−ヒドロキシ−フェニル)−(1,3−ジヒドロ−イソインドール−2−イル)−メタノン;
(3−tert−ブチル−4−ヒドロキシ−フェニル)−(2,3−ジヒドロ−インドール−1−イル)−メタノン;
(1,3−ジヒドロ−イソインドール−2−イル)−(2,4−ジヒドロキシ−5−イソプロピル−フェニル)−メタノン;
(3−tert−ブチル−4−ヒドロキシ−フェニル)−(1,3−ジヒドロ−イソインドール−2−イル)−メタノン;
(1,3−ジヒドロ−イソインドール−2−イル)−(4−ヒドロキシ−3−イソプロピル−フェニル)−メタノン;
(1,3−ジヒドロ−イソインドール−2−イル)−(5−エチル−2,4−ジヒドロキシ−フェニル)−メタノン;
(5−シクロプロピル−2,4−ジヒドロキシ−フェニル)−(1,3−ジヒドロ−イソインドール−2−イル)−メタノン;
(5−sec−ブチル−2,4−ジヒドロキシ−フェニル)−(1,3−ジヒドロ−イソインドール−2−イル)−メタノン;
(1,3−ジヒドロ−イソインドール−2−イル)−(2,4−ジヒドロキシ−フェニル)−メタノン;
(5−クロロ−1,3−ジヒドロ−イソインドール−2−イル)−(2,4−ジヒドロキシ−5−イソプロピル−フェニル)−メタノン;
[5−(3−アミノ−プロポキシ)−1,3−ジヒドロ−イソインドール−2−イル]−(2,4−ジヒドロキシ−5−イソプロピル−フェニル)−メタノン;
(5−ブロモ−2,4−ジヒドロキシ−フェニル)−(1,3−ジヒドロ−イソインドール−2−イル)−メタノン;
(1,3−ジヒドロ−イソインドール−2−イル)−(2,4−ジヒドロキシ−5−トリフルオロメチル−フェニル)−メタノン;
(2,4−ジヒドロキシ−5−イソプロピル−フェニル)−{4−[2−(2−メトキシ−エトキシ)−エトキシ]−1,3−ジヒドロ−イソインドール−2−イル}メタノン;
(2,4−ジヒドロキシ−5−イソプロピル−フェニル)−[4−(2−ジメチルアミノ−エトキシ)−1,3−ジヒドロ−イソインドール−2−イル]−メタノン;
(2,4−ジヒドロキシ−5−イソプロピル−フェニル)−[4−(3−モルホリン−4−イル−プロポキシ)−1,3−ジヒドロ−イソインドール−2−イル]メタノン;
(3−sec−ブチル−4−ヒドロキシ−フェニル)−(1,3−ジヒドロ−イソインドール−2−イル)−メタノン;
(5−tert−ブチル−2,4−ジヒドロキシ−フェニル)−(1,3−ジヒドロ−イソインドール−2−イル)−メタノン;
(5−クロロ−2,4−ジヒドロキシ−フェニル)−(1,3−ジヒドロ−イソインドール−2−イル)−メタノン;
(1,3−ジヒドロ−イソインドール−2−イル)−(2−ヒドロキシ−5−イソプロピル−4−メトキシ−フェニル)−メタノン;
(4,7−ジフルオロ−1,3−ジヒドロ−イソインドール−2−イル)−(2,4−ジヒドロキシ−5−イソプロピル−フェニル)−メタノン;
(2,4−ジヒドロキシ−5−イソプロピル−フェニル)−(5−フルオロ−1,3−ジヒドロ−イソインドール−2−イル)−メタノン;
(1,3−ジヒドロ−イソインドール−2−イル)−(3−フルオロ−2,4−ジヒドロキシ−5−イソプロピル−フェニル)−メタノン;
(1,3−ジヒドロ−イソインドール−2−イル)−(2−フルオロ−4,6−ジヒドロキシ−3−イソプロピル−フェニル)−メタノン;
(2,4−ジヒドロキシ−5−イソプロピル−フェニル)−(4−フルオロ−1,3−ジヒドロ−イソインドール−2−イル)−メタノン塩酸塩;
(5−クロロ−6−メトキシ−1,3−ジヒドロ−イソインドール−2−イル)−(2,4−ジヒドロキシ−5−イソプロピル−フェニル)−メタノン;
(2,4−ジヒドロキシ−5−イソプロピル−フェニル)−[5−(2−メトキシ−エトキシ)−1,3−ジヒドロ−イソインドール−2−イル]−メタノン;
(2,4−ジヒドロキシ−5−イソプロピル−フェニル)−[5−(3−モルホリン−4−イル−プロポキシ)−1,3−ジヒドロ−イソインドール−2−イル]−メタノン;
(2,4−ジヒドロキシ−5−イソプロピル−フェニル)−[5−(2−ジメチルアミノ−エトキシ)−1,3−ジヒドロ−イソインドール−2−イル]−メタノン;
(5−アミノ−1,3−ジヒドロ−イソインドール−2−イル)−(2,4−ジヒドロキシ−5−イソプロピル−フェニル)−メタノン;
(2,4−ジヒドロキシ−5−イソプロピル−フェニル)−(5−メトキシ−1,3−ジヒドロ−イソインドール−2−イル)−メタノン;
(2,4−ジヒドロキシ−5−イソプロピル−フェニル)−(5−モルホリン−4−イル−1,3−ジヒドロ−イソインドール−2−イル)−メタノン;
(2,4−ジヒドロキシ−5−イソプロピル−フェニル)−[5−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−1,3−ジヒドロ−イソインドール−2−イル]−メタノン;
2−(2,4−ジヒドロキシ−5−イソプロピル−ベンゾイル)−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−5−カルボン酸メチルエステル;
2−(2,4−ジヒドロキシ−5−イソプロピル−ベンゾイル)−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−5−カルボン酸;
(2,4−ジヒドロキシ−5−イソプロピル−フェニル)−(5−モルホリン−4−イルメチル−1,3−ジヒドロ−イソインドール−2−イル)−メタノン;
{3−[2−(2,4−ジヒドロキシ−5−イソプロピル−ベンゾイル)−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−5−イルオキシ]−プロピル}−カルバミン酸tert−ブチルエステル;
(2,4−ジヒドロキシ−5−イソプロピル−フェニル)−(5−メチル−1,3−ジヒドロ−イソインドール−2−イル)−メタノン;
(2,4−ジヒドロキシ−5−イソプロピル−フェニル)−[5−(2−イソプロピルアミノ−エトキシ)−1,3−ジヒドロ−イソインドール−2−イル]−メタノン;
N−{2−[2,4−ジヒドロキシ−5−イソプロピル−ベンゾイル)−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−5−イルオキシ]−エチル}−2−モルホリン−4−イル−アセトアミド;
(2,4−ジヒドロキシ−5−イソプロピル−フェニル)−[5−(4−ヒドロキシ−1−メチル−ピペリジン−4−イル)−1,3−ジヒドロ−イソインドール−2−イル]−メタノン;
(2,4−ジヒドロキシ−5−イソプロピル−フェニル)−{5−[4−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−ピペリジン−1−イル]−1,3−ジヒドロ−イソインドール−2−イル}−メタノン;
(2,4−ジヒドロキシ−5−イソプロピル−フェニル)−[5−(4−ピペラジン−1−イル−フェニル)−1,3−ジヒドロ−イソインドール−2−イル]−メタノン;
2,4−ジヒドロキシ−5−イソプロピル−フェニル)−[5−(1−ジメチルアミノ−2−ヒドロキシ−エチル)−1,3−ジヒドロ−イソインドール−2−イル]−メタノン;
ジヒドロキシ−5−イソプロピル−フェニル)−[5−(2−ジメチルアミノ−1−ヒドロキシ−エチル)−1,3−ジヒドロ−イソインドール−2−イル]−メタノン;
(2,4−ジヒドロキシ−5−イソプロピル−フェニル)−[5−(ピペラジン−1−カルボニル)−1,3−ジヒドロ−イソインドール−2−イル]−メタノン塩酸塩;
(2,4−ジヒドロキシ−5−イソプロピル−フェニル)−[5−(4−メチル−ピペラジン−1−イルメチル)−1,3−ジヒドロ−イソインドール−2−イル]−メタノン;
(2,4−ジヒドロキシ−5−イソプロピル−フェニル)−[4−(3−モルホリン−4−イル−プロポキシ)−1,3−ジヒドロ−イソインドール−2−イル]メタノン;
[5−(2−アミノ−エトキシ)−1,3−ジヒドロ−イソインドール−2−イル]−(2,4−ジヒドロキシ−5−イソプロピル−フェニル)−メタノン;
(2,4−ジヒドロキシ−5−イソプロピル−フェニル)−(5−ヒドロキシ−1,3−ジヒドロ−イソインドール−2−イル)−メタノン;
(2,4−ジヒドロキシ−5−イソプロピル−フェニル)−{5−[4−(2−ヒドロキシ−エチル)−ピペラジン−1−イル]−1,3−ジヒドロ−イソインドール−2−イル}−メタノン;
(2,4−ジヒドロキシ−5−イソプロピル−フェニル)−[5−(4−モルホリン−4−イル−ピペリジン−1−イル)−1,3−ジヒドロ−イソインドール−2−イル]−メタノン;
(2,4−ジヒドロキシ−5−イソプロピル−フェニル)−[5−(1−メチル−ピペリジン−4−イルアミノ)−1,3−ジヒドロ−イソインドール−2−イル]−メタノン;
(2,4−ジヒドロキシ−5−イソプロピル−フェニル)−[5−(4−イソプロピル−ピペラジン−1−イル)−1,3−ジヒドロ−イソインドール−2−イル]−メタノン;
(2,4−ジヒドロキシ−5−イソプロピル−フェニル)−(5−ピペラジン−1−イル−1,3−ジヒドロ−イソインドール−2−イル)−メタノン;
4−[2−(2,4−ジヒドロキシ−5−イソプロピル−ベンゾイル)−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−5−イルアミノ]−ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル;
(2,4−ジヒドロキシ−5−イソプロピル−フェニル)−[5−(ピペリジン−4−イルアミノ)−1,3−ジヒドロ−イソインドール−2−イル]−メタノン;
(2,4−ジヒドロキシ−5−イソプロピル−フェニル)−[4−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−1,3−ジヒドロ−イソインドール−2−イル]−メタノン;
(2,4−ジヒドロキシ−5−イソプロピル−フェニル)−[4−(ピペリジン−4−イルアミノ)−1,3−ジヒドロ−イソインドール−2−イル]−メタノン;
(2,4−ジヒドロキシ−5−イソプロピル−フェニル)−(5−ジメチルアミノメチル−1,3−ジヒドロイソインドール−2−イル)−メタノン;
(2,4−ジヒドロキシ−5−イソプロピル−フェニル)−[5−(4−メチル−ピペラジン−1−カルボニル)−1,3−ジヒドロ−イソインドール−2−イル]−メタノン;
(2,4−ジヒドロキシ−5−イソプロピル−フェニル)−{5−[2−(2,2−ジメチル−プロピルアミノ)−エトキシ]−1,3−ジヒドロ−イソインドール−2−イル}−メタノン;
[5−(2−シクロペンチルアミノ−エトキシ)−1,3−ジヒドロ−イソインドール−2−イル]−(2,4−ジヒドロキシ−5−イソプロピル−フェニル)−メタノン;
(2,4−ジヒドロキシ−5−イソプロピル−フェニル)−(5−ピペリジン−1−イルメチル−1,3−ジヒドロ−イソインドール−2−イル)−メタノン;
(2,4−ジヒドロキシ−5−イソプロピル−フェニル)−[5−(4−ヒドロキシピペリジン−4−イル)−1,3−ジヒドロ−イソインドール−2−イル]−メタノン;
(5−クロロ−2,4−ジヒドロキシ−フェニル)−[5−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−1,3−ジヒドロ−イソインドール−2−イル]メタノン;
(5−クロロ−6−ヒドロキシ−1,3−ジヒドロ−イソインドール−2−イル)−(2,4−ジヒドロキシ−5−イソプロピル−フェニル)−メタノン;
(2,4−ジヒドロキシ−5−イソプロピル−フェニル)−[5−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−1,3−ジヒドロ−イソインドール−2−イル]−メタノン;
(5−クロロ−2,4−ジヒドロキシ−フェニル)−[5−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−1,3−ジヒドロ−イソインドール−2−イル]メタノン;
(2,4−ジヒドロキシ−5−イソプロピル−フェニル)−[5−(2−ジメチルアミノ−エトキシ)−7−メチル−1,3−ジヒドロ−イソインドール−2−イル]−メタノン;
またはその塩、溶媒和物、N−オキシドもしくは互変異性体を含む、請求項1に記載の組合せ。
【請求項35】
(2,4−ジヒドロキシ−5−イソプロピル−フェニル)−[5−(2−ジメチルアミノ−エトキシ)−1,3−ジヒドロ−イソインドール−2−イル]−メタノン;
(2,4−ジヒドロキシ−5−イソプロピル−フェニル)−[5−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−1,3−ジヒドロ−イソインドール−2−イル]−メタノン;
(2,4−ジヒドロキシ−5−イソプロピル−フェニル)−[5−(4−ヒドロキシ−1−メチル−ピペリジン−4−イル)−1,3−ジヒドロ−イソインドール−2−イル]−メタノン;
(2,4−ジヒドロキシ−5−イソプロピル−フェニル)−[5−(4−メチル−ピペラジン−1−イルメチル)−1,3−ジヒドロ−イソインドール−2−イル]−メタノン;
(2,4−ジヒドロキシ−5−イソプロピル−フェニル)−[5−(1−メチル−ピペリジン−4−イルアミノ)−1,3−ジヒドロ−イソインドール−2−イル]−メタノン;
(2,4−ジヒドロキシ−5−イソプロピル−フェニル)−(5−ピペラジン−1−イル−1,3−ジヒドロ−イソインドール−2−イル)−メタノン;
(2,4−ジヒドロキシ−5−イソプロピル−フェニル)−(5−ジメチルアミノメチル−1,3−ジヒドロイソインドール−2−イル)−メタノン;
またはその塩、溶媒和物、N−オキシドもしくは互変異性体を含む、請求項34に記載の組合せ。
【請求項36】
(2,4−ジヒドロキシ−5−イソプロピル−フェニル)−[5−(4−ヒドロキシ−1−メチル−ピペリジン−4−イル)−1,3−ジヒドロ−イソインドール−2−イル]−メタノン;
(2,4−ジヒドロキシ−5−イソプロピル−フェニル)−[5−(4−メチル−ピペラジン−1−イルメチル)−1,3−ジヒドロ−イソインドール−2−イル]−メタノン;
(2,4−ジヒドロキシ−5−イソプロピル−フェニル)−[5−(1−メチル−ピペリジン−4−イルアミノ)−1,3−ジヒドロ−イソインドール−2−イル]−メタノン;
またはその塩、溶媒和物もしくは互変異性体を含む、請求項35に記載の組合せ。
【請求項37】
前記化合物(たとえば、式VIの化合物)の少なくとも1つが塩、溶媒和物またはN−オキシドの形態である、請求項1〜36のいずれか1項に記載の組合せ。
【請求項38】
前記化合物(たとえば、式VIの化合物)の少なくとも1つが塩または溶媒和物の形態である、請求項1〜36のいずれか1項に記載の組合せ。
【請求項39】
前記補助化合物および式(VI)の化合物が物理的に結合した、先行する請求項のいずれか1項に記載の組合せ。
【請求項40】
前記補助化合物および式(VI)の化合物が、(a)混合剤(例えば、同一の単位用量内に)である、(b)化学的に/物理化学的に結合された(例えば、架橋、分子的な凝集または共通の賦形剤部分への結合による)、(c)化学的に/物理化学的に共にパックされた(例えば、脂質小胞、粒子(例えば、ミクロ粒子またはナノ粒子)またはエマルジョン滴上に、またはそれらの内部に配置された)、(d)混合されていないが共にパックされたか、または共に提供された(例えば、一連の単位用量の一部として)、請求項39に記載の組合せ。
【請求項41】
前記補助化合物および式(VI)の化合物が非物理的に結合されている請求項1〜38のいずれか1項に記載の組合せ。
【請求項42】
前記組合せが(a)化合物の少なくとも一方と、他方の化合物との物理的結合を形成するための、前記少なくとも一方の化合物の即時結合のための説明書とを、または(b)化合物の少なくとも一方と、他方の化合物との組合せ療法のための説明書とを、または(c)化合物の少なくとも一方と、他方の化合物が投与された(または投与されている)患者集団への投与のための説明書とを、または(d)化合物の少なくとも一方を、他方の化合物と組合せて使用するのために特に適した量または形態で含む、請求項41に記載の組合せ。
【請求項43】
薬学的パック、キットまたは患者パック形態である、先行する請求項のいずれか1項に記載の組合せ。
【請求項44】
例えば、Hsp90および/またはグリコーゲンシンターゼキナーゼ−3および/またはサイクリン依存性キナーゼおよび/またはオーロラキナーゼ活性の阻害剤として用いるための、薬剤で用いるための先行する請求項のいずれか1つに定義の組合せ。
【請求項45】
Hsp90および/またはグリコーゲンシンターゼキナーゼ−3および/またはサイクリン依存性キナーゼおよび/またはオーロラキナーゼにより仲介される病態もしくは症状の予防または治療に用いる、請求項1〜43のいずれか1項に記載の組合せ。
【請求項46】
Hsp90および/またはグリコーゲンシンターゼキナーゼ−3および/またはサイクリン依存性キナーゼおよび/またはオーロラキナーゼにより仲介される病態もしくは症状の予防または治療方法であって、請求項1〜43のいずれか1項に記載の組合せを、その必要のある被験体に投与することを含む方法。
【請求項47】
Hsp90および/またはグリコーゲンシンターゼキナーゼ−3および/またはサイクリン依存性キナーゼおよび/またはオーロラキナーゼより仲介される病態もしくは症状の罹患率の緩和または低減に用いるための、請求項1〜43のいずれか1項に記載の組合せ。
【請求項48】
Hsp90および/またはグリコーゲンシンターゼキナーゼ−3および/またはサイクリン依存性キナーゼおよび/またはオーロラキナーゼにより仲介される病態もしくは症状の罹患率の緩和または低減方法であって、請求項1〜43のいずれか1項に記載の組合せを、その必要のある被験体に投与することを含む方法。
【請求項49】
哺乳類における異常な細胞増殖からなる、もしくはそれから生じる疾病または症状の治療に用いる、請求項1〜43のいずれか1項に記載の組合せ。
【請求項50】
哺乳類における異常な細胞増殖からなる、もしくはそれから生じる疾病または症状の治療方法であって、請求項1〜43のいずれか1項の組合せを異常な細胞増殖を阻害するのに有効な量で前記哺乳類に投与することを含む方法。
【請求項51】
哺乳類における異常な細胞増殖からなる、もしくはそれから生じる疾病または症状の罹患率の緩和あるいは低減に用いる、請求項1〜43のいずれか1項に記載の組合せ。
【請求項52】
哺乳類における異常な細胞増殖からなる、もしくはそれから生じる疾病または症状の罹患率の緩和あるいは低減方法であって、請求項1〜43のいずれか1項に記載の組合せを異常な細胞増殖を阻害するのに有効な量で前記哺乳類に投与することを含む方法。
【請求項53】
哺乳類における異常な細胞増殖からなる、もしくはそれから生じる疾病または症状の治療方法であって、請求項1〜43のいずれか1項に記載の組合せをHsp90および/またはグリコーゲンシンターゼキナーゼ−3および/またはサイクリン依存性キナーゼおよび/またはオーロラキナーゼ活性を阻害するのに有効な量で前記哺乳類に投与することを含む方法。
【請求項54】
哺乳類における異常な細胞増殖からなる、もしくはそれから生じる疾病または症状の罹患率の緩和あるいは低減方法であって、請求項1〜43のいずれか1項に記載の組合せをHsp90および/またはグリコーゲンシンターゼキナーゼ−3および/またはサイクリン依存性キナーゼおよび/またはオーロラキナーゼ活性を阻害するのに有効な量で前記哺乳類に投与することを含む方法。
【請求項55】
Hsp90および/またはグリコーゲンシンターゼキナーゼ−3および/またはサイクリン依存性キナーゼおよび/またはオーロラキナーゼの阻害方法であって、前記Hsp90および/またはグリコーゲンシンターゼキナーゼ−3および/またはサイクリン依存性キナーゼおよび/またはオーロラキナーゼと請求項1〜43のいずれか1項に記載のHsp90および/またはグリコーゲンシンターゼキナーゼ−3および/またはサイクリン依存性キナーゼおよび/またはオーロラキナーゼ阻害性組合せとを接触させることを含む方法。
【請求項56】
請求項1〜43のいずれか1項に記載の組合せを使用してHsp90および/またはグリコーゲンシンターゼキナーゼ−3および/またはサイクリン依存性キナーゼおよび/またはオーロラキナーゼ活性を阻害することによる、細胞過程(例えば、細胞分裂)の修飾方法。
【請求項57】
1種以上の補助化合物による治療を受けている被験体におけるHsp90および/またはグリコーゲンシンターゼキナーゼ−3および/またはサイクリン依存性キナーゼおよび/またはオーロラキナーゼにより仲介される病態もしくは症状の予防または治療に用いるための、請求項1〜38のいずれか1項に定義の式(VI)の化合物。
【請求項58】
Hsp90および/またはグリコーゲンシンターゼキナーゼ−3および/またはサイクリン依存性キナーゼおよび/またはオーロラキナーゼにより仲介される病態もしくは症状の予防または治療方法であって、請求項1〜38のいずれか1項に定義の式(VI)の化合物を、その必要のある被験体(被験体は1種以上の補助化合物による治療を受けている)に投与することを含む方法。
【請求項59】
1種以上の補助化合物による治療を受けている被験体におけるHsp90および/またはグリコーゲンシンターゼキナーゼ−3および/またはサイクリン依存性キナーゼおよび/またはオーロラキナーゼにより仲介される病態もしくは症状の罹患率の緩和または低減に用いるための、請求項1〜38のいずれか1項に定義の式(VI)の化合物。
【請求項60】
Hsp90および/またはグリコーゲンシンターゼキナーゼ−3および/またはサイクリン依存性キナーゼおよび/またはオーロラキナーゼにより仲介される病態もしくは症状の罹患率の緩和または低減方法であって、請求項1〜38のいずれか1項に定義の式(VI)の化合物を、その必要のある被験体(被験体は1種以上の補助化合物による治療を受けている)に投与することを含む方法。
【請求項61】
1種以上の補助化合物による治療を受けている哺乳類における異常な細胞増殖からなる、もしくはそれから生じる疾病または症状の治療に用いる、請求項1〜38のいずれか1項に定義の式(VI)の化合物。
【請求項62】
1種以上の補助化合物による治療を受けている哺乳類における異常な細胞増殖からなる、もしくはそれから生じる疾病または症状の治療方法であって、請求項1〜38のいずれか1項に定義の式(VI)の化合物を異常な細胞増殖を阻害するのに有効な量で前記哺乳類に投与することを含む方法。
【請求項63】
1種以上の補助化合物による治療を受けている哺乳類における異常な細胞増殖からなる、もしくはそれから生じる疾病または症状の罹患率の緩和あるいは低減に用いる、請求項1〜38のいずれか1項に定義の式(VI)の化合物。
【請求項64】
1種以上の補助化合物による治療を受けている哺乳類における異常な細胞増殖からなる、もしくはそれから生じる疾病または症状の罹患率の緩和あるいは低減方法であって、請求項1〜38のいずれか1項に定義の式(VI)の化合物を異常な細胞増殖を阻害するのに有効な量で前記哺乳類に投与することを含む方法。
【請求項65】
1種以上の補助化合物による治療を受けている哺乳類における異常な細胞増殖からなる、もしくはそれから生じる疾病または症状の治療方法であって、請求項1〜38のいずれか1項に定義の式(VI)の化合物をHsp90活性を阻害するのに有効な量で前記哺乳類に投与することを含む方法。
【請求項66】
1種以上の補助化合物による治療を受けている哺乳類における異常な細胞増殖からなる、もしくはそれから生じる疾病または症状の罹患率の緩和あるいは低減方法であって、請求項1〜38のいずれか1項に定義の式(VI)の化合物をHsp90活性を阻害するのに有効な量で前記哺乳類に投与することを含む方法。
【請求項67】
1種以上の補助化合物による治療を受けている被験体におけるHsp90の阻害方法であって、前記Hsp90と請求項1〜38のいずれか1項に定義の式(VI)のHsp90阻害化合物とを接触させることを含む方法。
【請求項68】
1種以上の補助化合物による治療を受けている被験体における細胞過程(例えば、細胞分裂)の修飾方法であって、請求項1〜38のいずれか1項に定義の式(VI)の化合物を用いてHsp90の活性を阻害することを含む方法。
【請求項69】
1種以上の補助化合物による治療を受けている哺乳類における本明細書に記載の病態の予防または治療に用いる、請求項1〜38のいずれか1項に定義の式(VI)の化合物。
【請求項70】
1種以上の補助化合物による治療を受けている被験体における本明細書に定義のいずれか1つまたは複数の用途のための、請求項1〜38のいずれか1項に記載の式(VI)の化合物の使用。
【請求項71】
請求項1〜43のいずれか1項に記載の組合せと薬学的に許容される担体とを含む医薬組成物。
【請求項72】
1種以上の補助化合物と、本明細書に定義される式(I)、(II)、(III)、(IV)、(V)、(VI)、(VIa)、(VII)、(VIIa)もしくは(VIIb)の化合物(その酸付加塩、特にL−乳酸塩、および結晶形態を含む)またはその任意のサブグループもしくは例と、医薬上許容される担体とを含む(または、本質的にこれらから成る)、経口投与に適した形態の医薬組成物。
【請求項73】
1種以上の補助化合物と、請求項1〜38のいずれか1項に定義される化合物と、薬学的に許容される担体とを含む(または、本質的にこれらから成る)、非経口投与(例えば静脈内(i.v.)投与による)に適した形態の医薬組成物。
【請求項74】
1種以上の補助化合物と、請求項1〜38のいずれか1項に定義される化合物と、薬学的に許容される担体とを含む(または、本質的にこれらから成る)、注射または点滴による静脈内(i.v.)投与に適した形態の医薬組成物。
【請求項75】
本明細書に定義される式(I)、(II)、(III)、(IV)、(V)、(VI)、(VIa)、(VII)、(VIIa)もしくは(VIIb)の化合物(その酸付加塩、特にL−乳酸塩、および結晶形態を含む)またはその任意のサブグループもしくは例との併用療法に用いる、1種以上の補助化合物(例えば、本明細書で開示される補助化合物のいずれかから選ばれる1種以上の補助化合物)。
【請求項76】
1種以上の補助化合物(例えば、本明細書で開示される補助化合物のいずれかから選ばれる1種以上の補助化合物)との併用療法に用いる、本明細書に定義される式(I)、(II)、(III)、(IV)、(V)、(VI)、(VIa)、(VII)、(VIIa)もしくは(VIIb)の化合物(その酸付加塩、特にL−乳酸塩、および結晶形態を含む)またはその任意のサブグループもしくは例。
【請求項77】
併用療法が、先行する請求項のいずれか1項に定義の予防、治療または方法を含む、請求項75または76に記載の化合物。
【請求項78】
本明細書に定義される式(I)、(II)、(III)、(IV)、(V)、(VI)、(VIa)、(VII)、(VIIa)もしくは(VIIb)の化合物(その酸付加塩、特にL−乳酸塩、および結晶形態を含む)またはその任意のサブグループもしくは例による治療を受けている患者の治療または予防用薬剤の製造のための、1種以上の補助化合物(例えば、本明細書で開示される補助化合物のいずれかから選ばれる1種以上の補助化合物)の使用。
【請求項79】
1種以上の補助化合物(例えば、本明細書で開示される補助化合物のいずれかから選ばれる1種以上の補助化合物)による治療を受けている患者の治療または予防用薬剤の製造のための、本明細書に定義される式(I)、(II)、(III)、(IV)、(V)、(VI)、(VIa)、(VII)、(VIIa)もしくは(VIIb)の化合物(その酸付加塩、特にL−乳酸塩、および結晶形態を含む)またはその任意のサブグループもしくは例の使用。
【請求項80】
ヒトなどの温血動物における癌の治療方法であって、有効量の1種以上の補助化合物(例えば、本明細書で開示される補助化合物のいずれかから選ばれる1種以上の補助化合物)と、有効量の本明細書に定義される式(I)、(II)、(III)、(IV)、(V)、(VI)、(VIa)、(VII)、(VIIa)もしくは(VIIb)の化合物(その酸付加塩、特にL−乳酸塩、および結晶形態を含む)またはその任意のサブグループもしくは例とを、順次(例えば、前後に)または同時に該動物に投与することを含む方法。
【請求項81】
治療上有効な量の1種以上の補助化合物(例えば、本明細書で開示される補助化合物のいずれかから選ばれる1種以上の補助化合物)と、治療上有効な量の本明細書に定義される式(I)、(II)、(III)、(IV)、(V)、(VI)、(VIa)、(VII)、(VIIa)もしくは(VIIb)の化合物(その酸付加塩、特にL−乳酸塩、および結晶形態を含む)またはその任意のサブグループもしくは例とを投与することを含む、哺乳類における癌の併用療法の方法。
【請求項82】
哺乳類における異常な細胞増殖からなる、もしくはそれから生じる疾病または症状の罹患率を緩和あるいは低減させるための、1種以上の補助化合物(例えば、本明細書で開示される補助化合物のいずれかから選ばれる1種以上の補助化合物)との併用療法で用いる、本明細書に定義される式(I)、(II)、(III)、(IV)、(V)、(VI)、(VIa)、(VII)、(VIIa)もしくは(VIIb)の化合物(その酸付加塩、特にL−乳酸塩、および結晶形態を含む)またはその任意のサブグループもしくは例。
【請求項83】
哺乳類における腫瘍増殖を阻害するための、1種以上の補助化合物(例えば、本明細書で開示される補助化合物のいずれかから選ばれる1種以上の補助化合物)との併用療法で用いる、本明細書に定義される式(I)、(II)、(III)、(IV)、(V)、(VI)、(VIa)、(VII)、(VIIa)もしくは(VIIb)の化合物(その酸付加塩、特にL−乳酸塩、および結晶形態を含む)またはその任意のサブグループもしくは例。
【請求項84】
癌を予防、治療または管理する必要のある患者における癌を予防、治療または管理するための、1種以上の補助化合物(例えば、本明細書で開示される補助化合物のいずれかから選ばれる1種以上の補助化合物)との併用療法で用いる、本明細書に定義される式(I)、(II)、(III)、(IV)、(V)、(VI)、(VIa)、(VII)、(VIIa)もしくは(VIIb)の化合物(その酸付加塩、特にL−乳酸塩、および結晶形態を含む)またはその任意のサブグループもしくは例。
【請求項85】
1種以上の補助化合物(例えば、本明細書で開示される補助化合物のいずれかから選ばれる1種以上の補助化合物)による治療を受けている癌に罹患する患者における反応率を促進または増加させるために用いる、本明細書に定義される式(I)、(II)、(III)、(IV)、(V)、(VI)、(VIa)、(VII)、(VIIa)もしくは(VIIb)の化合物(その酸付加塩、特にL−乳酸塩、および結晶形態を含む)またはその任意のサブグループもしくは例。
【請求項86】
1種以上の補助化合物(例えば、本明細書で開示される補助化合物のいずれかから選ばれる1種以上の補助化合物)による治療を受けている癌に罹患する患者における反応率を促進または増加させる方法であって、本明細書に定義される式(I)、(II)、(III)、(IV)、(V)、(VI)、(VIa)、(VII)、(VIIa)もしくは(VIIb)の化合物(その酸付加塩、特にL−乳酸塩、および結晶形態を含む)またはその任意のサブグループもしくは例を前記補助化合物と組合せて患者に投与することを含む方法。
【請求項87】
1種以上の補助化合物と、本明細書に定義される式(I)、(II)、(III)、(IV)もしくは(V)の化合物またはそのサブグループもしくは例またはその塩、溶媒和物、互変異性体あるいはN−オキシドとを含む(または本質的これらから成る)組合せ。
【請求項88】
Hsp90により仲介される病態もしくは症状の予防または治療(またはその罹患率の緩和または低減)方法であって、請求項1〜43のいずれか1項に記載の組合せをその必要のある被験体に投与することを含み、前記Hsp90により仲介される病態もしくは症状が抗癌剤(例えば、本明細書に記載の1種以上の補助化合物)に対する耐性の発達である方法。
【請求項89】
(i)抗癌剤に対して悪性細胞を感作させる、(ii)抗癌剤に対する耐性の発生率を緩和または低減させる、(iii)抗癌剤に対する耐性を後退させる、(iv)抗癌剤の活性を増強させる、(v)抗癌剤に対する耐性の発現を遅延または防止させる方法であって、請求項1〜43のいずれか1項に記載の組合せ(ここで、前記抗癌剤は、例えば、本明細書に記載の1種以上の補助化合物である)をその必要のある被験体に投与することを含む方法。
【請求項90】
癌の治療方法であって、請求項1〜43のいずれか1項に記載の組合せをその必要のある被験体に投与することを含み、薬剤耐性が現れないことを特徴とする方法。
【請求項91】
1種以上の補助化合物(例えば、本明細書で開示される補助化合物のいずれかから選ばれる1種以上の補助化合物)による治療を受けている被験体におけるHsp90により仲介される病態もしくは症状の予防または治療(またはその罹患率の緩和または低減)方法であって、本明細書に定義される式(I)、(II)、(III)、(IV)、(V)、(VI)、(VIa)、(VII)、(VIIa)もしくは(VIIb)の化合物(その酸付加塩、特にL−乳酸塩、および結晶形態を含む)またはその任意のサブグループもしくは例を前記被験体に投与することを含み、前記Hsp90により仲介される病態もしくは症状が前記補助化合物に対する耐性の発達である方法。
【請求項92】
(i)1種以上の補助化合物に対して悪性細胞を感作させる、(ii)1種以上の補助化合物に対する耐性の発生率を緩和または低減させる、(iii)1種以上の補助化合物に対する耐性を後退させる、(iv)1種以上の補助化合物の活性を増強させる、(v)1種以上の補助化合物に対する耐性の発現を遅延または防止させる方法であって、本明細書に定義される式(I)、(II)、(III)、(IV)、(V)、(VI)、(VIa)、(VII)、(VIIa)もしくは(VIIb)の化合物(その酸付加塩、特にL−乳酸塩、および結晶形態を含む)またはその任意のサブグループもしくは例を、前記補助化合物(ここで、前記補助化合物は、例えば、本明細書に記載される補助化合物の1種以上から選ばれる)による治療を受けている被験体に投与することを含む方法。
【請求項93】
1種以上の補助化合物(例えば、本明細書に記載される補助化合物の1種以上から選ばれる1種以上の補助化合物)で治療を受けている被験体における癌の治療方法であって、本明細書に定義される式(I)、(II)、(III)、(IV)、(V)、(VI)、(VIa)、(VII)、(VIIa)もしくは(VIIb)の化合物(その酸付加塩、特にL−乳酸塩、および結晶形態を含む)またはその任意のサブグループもしくは例をその必要のある被験体に投与することを含み、薬剤耐性(例えば、該補助化合物に対して)が現れないことを特徴とする方法。
【請求項94】
前記補助化合物が下記式で表される補助化合物であるかまたはその塩、溶媒和物、互変異性体もしくはN−オキシドである、先行する請求項のいずれか1項に記載の組合せ、方法、化合物、使用または組成物:
【化13】

[式中、Xは、CRまたはNであり;
Aは、結合または−(CH−(B)−であり;
Bは、C=O、NR(C=O)またはO(C=O)であり(ここで、Rは、水素、またはヒドロキシもしくはC1−4アルコキシで場合により置換されているC1−4ヒドロカルビルである);
mは、0、1または2であり;
nは、0または1であり;
は、水素であるか、または存在する場合にはNRと一緒になって、基−(CH−(ここで、pは2〜4である)を形成し;
は、水素、3〜12環員を有する炭素環式基もしくは複素環式基、または場合により置換されているC1−8ヒドロカルビル基であり;
は、水素、ハロゲン、メトキシ、またはハロゲン、ヒドロキシルもしくはメトキシで場合により置換されているC1−4ヒドロカルビル基であり;
およびRは、これらが結合している炭素原子と一緒になって、このうち最大3個までがN、OおよびSから選ばれるヘテロ原子であり得る5〜7環員を有する、場合により置換されている縮合炭素環式環または複素環式環を形成し;
は、水素、基Rまたは基R10であり、ここで、R10は、ハロゲン、ヒドロキシ、トリフルオロメチル、シアノ、ニトロ、カルボキシ、アミノ、モノ−またはジ−C1−4ヒドロカルビルアミノ、3〜12環員を有する炭素環式基および複素環式基;基R−Rであり、Rは、結合、O、CO、XC(X)、C(X)X、XC(X)X、S、SO、SO、NR、SONRまたはNRSOであり;Rは、水素、3〜12環員を有する炭素環式基および複素環式基、ならびにヒドロキシ、オキソ、ハロゲン、シアノ、ニトロ、カルボキシ、アミノ、モノ−またはジ−C1−4ヒドロカルビルアミノ、3〜12環員を有する炭素環式基および複素環式基から選ばれる1種以上の置換基で場合により置換されているC1−8ヒドロカルビル基から選ばれ、前記C1−8ヒドロカルビル基の1個以上の炭素原子はO、S、SO、SO、NR、XC(X)、C(X)XまたはXC(X)Xで場合により置換されていてもよく;
は、水素およびC1−4ヒドロカルビルから選ばれ;
は、O、SまたはNRであり、かつXは=O、=Sまたは=NRである]。
【請求項95】
前記補助化合物が式(IV’)で表される補助化合物であるかまたはその塩、N−オキシドもしくは溶媒和物(互変異性体)である、請求項94に記載の組合せ、方法、化合物、使用または組成物:
【化14】

[式中、Aは、NH(C=O)、O(C=O)またはC=Oであり;
6a、R7a、R8aおよびR9aは同一または異なって、それぞれ、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、トリフルオロメチル、シアノ、ニトロ、カルボキシ、アミノ、モノ−またはジ−C1−4ヒドロカルビルアミノ、3〜12環員を有する炭素環式基および複素環式基;基R−Rから選ばれ、ここでRは、結合、O、CO、XC(X)、C(X)X、XC(X)X、S、SO、SO、NR、SONRまたはNRSOであり;Rは、水素、3〜12環員を有する炭素環式基および複素環式基、ならびにヒドロキシ、オキソ、ハロゲン、シアノ、ニトロ、カルボキシ、アミノ、モノ−またはジ−C1−4ヒドロカルビルアミノ、3〜12環員を有する炭素環式基および複素環式基から選ばれる1種以上の置換基で場合により置換されているC1−8ヒドロカルビル基から選ばれ、ここでC1−8ヒドロカルビル基の1個以上の炭素原子は、O、S、SO、SO、NR、XC(X)、C(X)XまたはXC(X)Xで場合により置換されていてもよいか;あるいは、2つの隣接する基R6a、R7a、R8aまたはR9aは、これらが結合している炭素原子と一緒になって5員ヘテロアリール環または5員もしくは6員非芳香族複素環式環を形成してもよく、ここで該ヘテロアリールおよび複素環式基は、N、OおよびSから選ばれる最大3個までのヘテロ原子環員を含み;
は、水素およびC1−4ヒドロカルビルから選ばれ;かつ
は、O、SまたはNRであり、Xは=O、=Sまたは=NRであるか;あるいはR6a、R7a、R8aおよびR9aから選ばれる隣接する置換基対は、これらが結合している炭素原子と一緒になって、O、NおよびSから選ばれる最大3個までのヘテロ原子を含む非芳香族5員または6員環を形成してもよく;
1aは、
(a)1〜3個の置換基R10cで置換された6員単環式アリール基(ただし、アリール基がメチル基で置換されている場合、メチル基以外の少なくとも1つの置換基が存在する);
(b)単一のヘテロ原子環員を含んでおりそれが窒素であり、1〜3個の置換基R10cで置換された6員単環式ヘテロアリール基;
(c)窒素および硫黄から選ばれる最大3個までのヘテロ原子環員を含み、1〜3個の置換基R10cで場合により置換されている5員単環式ヘテロアリール基;
(d)単一の酸素ヘテロ原子環員と場合により窒素ヘテロ原子環員とを含み、1〜3個の置換基R10cで置換された5員単環式ヘテロアリール基(ただし、ヘテロアリール基が窒素環員を含み、メチル基で置換されている場合、メチル基以外の少なくとも1つの置換基が存在する);
(e)最大4個までのヘテロ原子環員を有する二環式アリールおよびヘテロアリール基(ここで、一方の環は芳香族であり、他方の環は非芳香族であるか、両方の環が芳香族であり、これらの二環式基は1〜3個の置換基R10cで場合により置換されている);
(f)窒素、酸素および硫黄から選ばれる最大3個までのヘテロ原子を含み、1〜3個の置換基R10cで場合により置換されている4員、6員および7員単環式C結合飽和複素環式基(ただし、複素環式基が6環員を有し、ヘテロ原子を1個のみ含みそれが酸素である場合、少なくとも1つの置換基R10cが存在する);
(g)窒素、酸素および硫黄から選ばれる最大3個までのヘテロ原子を含み、1〜3個の置換基R10cで場合により置換されている5員単環式C結合飽和複素環式基(ただし、複素環式基が5環員を有し、ヘテロ原子を1個のみ含みそれが窒素である場合、ヒドロキシ以外の少なくとも1つの置換基R10cが存在する);
(h)1〜3個の置換基R10cで場合により置換されている4員および6員シクロアルキル基;
(i)1〜3個の置換基R10cで置換されている3員および5員シクロアルキル基;および
(j)基Ph’CR1718(ここで、Ph’は、1〜3個の置換基R10cで置換されたフェニル基であり;R17およびR18は同一または異なって、それぞれ水素およびメチルから選ばれるか;あるいはR17およびR18は、これらが結合している炭素原子と一緒になってシクロプロピル基を形成しているか;あるいはR17およびR18の一方が水素であり、他方がアミノ、メチルアミノ、C1−4アシルアミノおよびC1−4アルコキシカルボニルアミノから選ばれる)
から選ばれ;
(k)また、R6a、R7a、R8aおよびR9aの1つがモルホリノメチル基である場合、R1aはさらに
(l)非置換フェニルおよび1個以上のメチル基で置換されたフェニル;
(m)単一のヘテロ原子環員を含みそれが窒素である、非置換6員単環式ヘテロアリール基;
(n)非置換フリル;
(o)単一の酸素ヘテロ原子環員と窒素ヘテロ原子環員を含み、非置換であるか、または1個以上のメチル基で置換された5員単環式ヘテロアリール基;
(p)ヘテロ原子を1個のみ含みそれが酸素である、非置換6員単環式C結合飽和複素環式基;および
(q)非置換3員および5員シクロアルキル基
から選ばれ;かつ、
(r)R10cは、
(s)ハロゲン(例えば、FおよびCl);
(t)ヒドロキシル;
(u)ヒドロキシルおよびハロゲンから選ばれる1種以上の置換基で場合により置換されているC1−4ヒドロカルビルオキシ;
(v)ヒドロキシル、ハロゲン、ならびに窒素、酸素および硫黄から選ばれる1個または2個のヘテロ原子環員を含む5員および6員飽和複素環式環から選ばれる1種以上の置換基で置換されたC1−4ヒドロカルビル;
(w)S−C1−4ヒドロカルビル;
(x)C1−4アルキル、トリフルオロメチル、フルオロおよびクロロから選ばれる1〜3個の置換基で場合により置換されているフェニル;
(y)5または6環員(例えば、オキサゾール、ピリジル、ピリミジニル)を有し、N、OおよびSから選ばれる最大3個までのヘテロ原子を含み、C1−4アルキル、トリフルオロメチル、フルオロおよびクロロから選ばれる1〜3個の置換基で場合により置換されているヘテロアリール基;
(z)N、OおよびSから選ばれる最大3個までのヘテロ原子を含み、C1−4アルキル、トリフルオロメチル、フルオロおよびクロロから選ばれる1〜3個の置換基で場合により置換されている5員および6員非芳香族複素環式基(例えば、ピロリジノ、ピペリジノ、ピペラジン、N−メチルピペラジノ、モルホリノ);
(aa)シアノ、ニトロ、アミノ、C1−4アルキルアミノ、ジ−C1−4アルキルアミノ、C1−4アシルアミノ、C1−4アルコキシカルボニルアミノ;
(bb)基R19−S(O)−(ここで、nは0、1または2であり、R19は、アミノ;C1−4アルキルアミノ;ジ−C1−4アルキルアミノ;C1−4ヒドロカルビル;C1−4アルキル、トリフルオロメチル、フルオロおよびクロロから選ばれる1〜3個の置換基で場合により置換されているフェニル;ならびにN、OおよびSから選ばれる最大3個までのヘテロ原子を含み、1〜3個のC1−4アルキル基置換基で場合により置換されている5員および6員非芳香族複素環式基から選ばれる);および
(cc)基R20−Q−(ここで、R20は、C1−4アルキル、トリフルオロメチル、フルオロおよびクロロから選ばれる1〜3個の置換基で場合により置換されているフェニルであり;Qは、OCH、CHO、NH、CHNH、NCH、CH、NHCOおよびCONHから選ばれるリンカー基である)
から選ばれる]。
【請求項96】
前記補助化合物が下記式で表される補助化合物であるかまたはその塩である、請求項1〜93のいずれか1項に記載の組合せ、方法、化合物、使用または組成物:
【化15】

[式中、Xは、O、NHおよびNCHから選ばれ;
Aは、結合およびNR基から選ばれ、ここでRは水素またはメチルであり;
Eは、結合、CH、CH(CN)およびC(CHから選ばれ;
は下記のものから選ばれる:
(i)ヒドロキシ、フッ素、アミノ、メチルアミノ、メチルまたはエチルにより場合により置換されている3〜5環員を有するシクロアルキル基;
(ii)O、N、SおよびSOから選ばれる1もしくは2個のヘテロ原子環員を有する4〜6環員を有する飽和複素環基(前記複素環基はC1−4アルキル、アミノまたはヒドロキシで場合により置換されているが、非置換4−モルホリニル、非置換テトラヒドロピラン−4−イル、非置換2−ピロリジニル、ならびに非置換および1−置換ピペリジン−4−イルを除く);
(iii)下記式で表される2,5−置換フェニル基、
【化16】

式中、(a)XがNHまたはN−CHの場合、Rは塩素およびシアノから選ばれ、(b)XがOの場合、RはCNである;
(iv)CR基(R及びRはそれぞれ水素およびメチルから選ばれ、Rは、水素、メチル、C1−4アルキルスルホニルメチル、ヒドロキシメチルおよびシアノから選ばれる);
(v)メチル、エチル、メトキシおよびエトキシから選ばれる1または2個の置換基により場合により置換されているピリダジン−4−イル基;
(vi)置換基がメチル、エチル、アミノ、フッ素、塩素、アミノおよびメチルアミノから選ばれる、置換イミダゾチアゾール基;
(vii)場合により置換されている1,3−ジヒドロ−イソインドール−2−イルまたは場合により置換されている2,3−ジヒドロ−インドール−1−イル基(各々の場合の置換基はハロゲン、シアノ、アミノ、C1−4モノ−およびジアルキルアミノ、CONHまたはCONH−C1−4アルキル、C1−4アルキルならびにC1−4アルコキシから選ばれ、ここで前記C1−4アルキルおよびC1−4アルコキシ基は、ヒドロキシ、メトキシまたはアミノで場合により置換されている);
(viii)ヒドロキシ、ハロゲン、シアノ、アミノ、C1−4モノ−およびジアルキルアミノ、CONHまたはCONH−C1−4アルキル、C1−4アルキルならびにC1−4アルコキシから選ばれる1または2個の置換基により場合により置換されている3−ピリジル(前記C1−4アルキルおよびC1−4アルコキシ基は、ヒドロキシ、メトキシまたはアミノで場合により置換されているが、2−オキソ−1,2−ジヒドロ−ピリジン−3−カルボン酸[3−(5−モルホリン−4−イルメチル−1H−(ベンゾイミダゾール−2−イル)−1H−ピラゾール−4−イル)−アミドおよび2,6−ジメトキシ−N−[3−(5−モルホリン−4−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−2−イル)−1H−ピラゾール−4−イル]−ニコチンアミドを除く);
(ix)ハロゲン、シアノ、アミノ、C1−4モノ−およびジアルキルアミノ、CONHまたはCONH−C1−4アルキル、C1−4アルキルならびにC1−4アルコキシから選ばれる1または2個の置換基により場合により置換されているチオモルホリンあるいはそのS−オキシドまたはS,S−ジオキシド(前記C1−4アルキルおよびC1−4アルコキシ基は、ヒドロキシ、メトキシまたはアミノで場合により置換されている);かつ
E−AがNRの場合、Rはさらに下記から選ばれる:
(x)2−フルオロフェニル、3−フルオロフェニル、4−フルオロフェニル、2,4−ジフルオロフェニル、3,4−ジフルオロフェニル、2,5−ジフルオロフェニル、3,5−ジフルオロフェニル、2,4,6−トリフルオロフェニル、2−メトキシフェニル、5−クロロ−2−メトキシフェニル、シクロヘキシル、非置換4−テトラヒドロピラニル、およびtert−ブチル;
(xi)NR1011基(R10およびR11はそれぞれC1−4アルキルあるいはR10およびR11は結合してNR1011がO、N、SおよびSOから選ばれる第2のヘテロ原子環員を場合により含む4〜6環員を有する飽和複素環基を形成し、前記複素環基はC1−4アルキル、アミノまたはヒドロキシで場合により置換されている);
(xii)ヒドロキシ、ハロゲン、シアノ、アミノ、C1−4モノ−およびジアルキルアミノ、CONH、CONH−C1−4アルキル、C1−4アルキルならびにC1−4アルコキシから選ばれる1または2個の置換基により場合により置換されているピリドン(前記C1−4アルキルおよびC1−4アルコキシ基は、ヒドロキシ、メトキシまたはアミノで場合により置換されている);
E−AがC(CHNRまたはCH−NRの場合、Rはさらに下記から選ばれる:
(xiii)非置換2−フリルおよび2,6−ジフルオロフェニル;かつ、
E−AがC(CHNRの場合、Rはさらに下記から選ばれる:
(xiv)非置換フェニル;かつ、
EがCHの場合、Rはさらに下記から選ばれる:
(xv)非置換テトラヒドロピラン−4−イル]。
【請求項97】
Eが結合、RがH、およびRがシクロアルキル基である、請求項96に記載の組合せ、方法、化合物、使用または組成物。
【請求項98】
前記シクロアルキル基がシクロプロピルまたはシクロブチルである、請求項97に記載の組合せ、方法、化合物、使用または組成物。
【請求項99】
前記補助化合物が1−シクロプロピル−3−[3−(5−モルホリン−4−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−2−イル)−1H−ピラゾール−4−イル]−尿素またはその塩である、請求項96に記載の組合せ、方法、化合物、使用または組成物。
【請求項100】
前記補助化合物が、酢酸、2,2−ジクロロ酢酸、アジピン酸、アルギン酸、アスコルビン酸(例えば、L−アスコルビン酸)、アスパラギン酸(例えば、L−アスパラギン酸)、ベンゼンスルホン酸、安息香酸、4−アセトアミド安息香酸、ブタン酸、(+)ショウノウ酸(例えば、(+)ショウノウ酸)、ショウノウ−スルホン酸、(+)−(1S)−ショウノウ−10−スルホン酸、カプリン酸、カプロン酸、カプリル酸、炭酸、ケイ皮酸、クエン酸、シクラミン酸、ドデカノアート、ドデシル硫酸、エタン−1,2−ジスルホン酸、エタンスルホン酸、2−ヒドロキシエタンスルホン酸、ギ酸、フマル酸、ガラクタル酸、ゲンチシン酸、グルコヘプトン酸、D−グルコン酸、グルクロン酸(例えば、D−グルクロン酸)、グルタミン酸(例えば、L−グルタミン酸)、α−オキソグルタル酸、グリコール酸、馬尿酸、臭化水素酸、塩酸、ヨー化水素酸、イセチオン酸、イソ酪酸、乳酸(例えば、(+)−L−乳酸、(−)−D−乳酸)、ラクトビオン酸、ラウリルスルホン酸、マレイン酸、リンゴ酸、(−)−L−リンゴ酸、マロン酸、(±)−DL−マンデル酸、メタンスルホン酸、ムチン酸、ナフタレンスルホン酸(例えば、ナフタレン−2−スルホン酸)、ナフタレン−1,5−スルホン酸、1−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸、ニコチン酸、硝酸、オレイン酸、オロチン酸、シュウ酸、パルミチン酸、パモ酸、リン酸、プロピオン酸、L−ピログルタミン酸、サリチル酸、4−アミノサリチル酸、セバシン酸、ステアリン酸、コハク酸、硫酸、タンニン酸、酒石酸(例えば、(+)−L−酒石酸)、チオシアン酸、トルエンスルホン酸(例えば、p−トルエンスルホン酸)、ウンデシレン酸および吉草酸およびキシナホ酸からなる群から選ばれる酸、さらにはアシル化アミノ酸およびカチオン交換樹脂との1−シクロプロピル−3−[3−(5−モルホリン−4−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−2−イル)−1H−ピラゾール−4−イル]−尿素の塩である、請求項99に記載の組合せ、方法、化合物、使用または組成物。
【請求項101】
前記1−シクロプロピル−3−[3−(5−モルホリン−4−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−2−イル)−1H−ピラゾール−4−イル]−尿素の塩が、乳酸塩(例えば、L−乳酸塩)またはクエン酸塩である、請求項100に記載の組合せ、方法、化合物、使用または組成物。
【請求項102】
前記乳酸塩(例えば、L−乳酸塩)またはクエン酸塩が実質的に結晶性(例えば、50%〜100%結晶性、少なくとも50%結晶性、少なくとも60%結晶性、少なくとも70%結晶性、少なくとも80%結晶性、少なくとも90%結晶性、少なくとも95%結晶性、少なくとも98%結晶性、少なくとも99%結晶性、少なくとも99.5%結晶性、少なくとも99.9%結晶性、例えば100%結晶性)である、請求項101に記載の組合せ、方法、化合物、使用または組成物。
【請求項103】
前記1−シクロプロピル−3−[3−(5−モルホリン−4−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−2−イル)−1H−ピラゾール−4−イル]−尿素がL−乳酸塩であり、結晶性であって、下記の任意の1つまたは複数(どのような組合せでもよい)またはすべてのパラメーターによって特徴付けられる、すなわち前記塩が、
(a)WO2006/070195の図4および図5に示される結晶構造有する;かつ/または
(b)WO2006/070195のの実施例71の表4の座標により定義される結晶構造を有する;かつ/または
(c)97(2)Kで、a=9.94(10)、b=15.03(10)、c=16.18(10)Å、α=β=γ=90°の結晶格子パラメーターを有する;かつ/または
(d)室温で、a=10.08(10)、b=15.22(10)、c=16.22(10)Å、α=β=γ=90°の結晶格子パラメーターを有する;かつ/または
(e)斜方晶系空間群P2(#19)に属する結晶構造を有する;かつ/または
(f)17.50、18.30、19.30、19.60および21.85°、より具体的にはさらに12.40、15.20、15.60、17.50、18.30、18.50、19.30、19.60、21.85および27.30°の回折角(2θ)および/または5.06、4.85、4.60、4.53および4.07、より具体的にはさらに7.13、5.83、5.68、5.06、4.85、4.79、4.60、4.53,4.07および3.26Åの面間隔(d)における主要なピークの存在を特徴とする粉末X線回折パターンを有する;かつ/または
(g)WO2006/070195の図6またはの実施例72における表5に示される粉末X線回折パターンのものと同様の回折角でピークを示し、前記ピークは場合によりWO2006/070195の図6またはWO2006/070195の表5におけるピークと同様の相対強度を有する;かつ/または
(h)実質的にWO2006/070195の図6に示す粉末X線回折パターンを有する;かつ/または
(i)、(i−1)無水であり、DSCに供された場合190℃で吸熱ピークを示すか;または(i−2)無水であり、DSCに供された場合190℃で始まりを示すか194〜197℃で吸熱ピークを示す;かつ/または
(j)KBrディスク法を用いて分析された場合、3229、2972および1660cm−1に特徴的ピークを有する赤外線スペクトルを示す、請求項101に記載の組合せ、方法、化合物、使用または組成物。
【請求項104】
前記組合せが2種以上の補助化合物を含む、先行する請求項のいずれか1項に記載の組合せ、方法、化合物、使用または組成物。
【請求項105】
前記2種以上の補助化合物がそれぞれ独立して本明細書に記載の補助化合物のいずれかから選ばれる、請求項100に記載の組合せ、方法、化合物、使用または組成物。
【請求項106】
本明細書に記載の1種以上の付属化合物をさらに含む、先行する請求項のいずれか1項に記載の組合せ、方法、化合物、使用または組成物。
【請求項107】
請求項1〜38のいずれか1項で定義される式(I)の化合物が、2,4−ジヒドロキシ−5−イソプロピル−フェニル)−[5−(4−メチル−ピペラジン−1−イルメチル)−1,3−ジヒドロ−イソインドール−2−イル]−メタノンである、先行する請求項のいずれか1項に記載の組合せ、方法、化合物、使用または組成物。
【請求項108】
先行する請求項のいずれか1項で定義される組合せの製造方法であって、式(X):
【化17】

の化合物あるいはその活性化および/または保護形態を、アミド結合を形成するのに適切な条件下で、式HNRのアミンと反応させ、その後、必要であれば保護基を除去し、場合により、式(I)のある化合物を式(I)の別の化合物に変換させることを含む方法。
【請求項109】
ウイルス感染(またはウイルス性疾患)の予防または治療に用いるための、請求項1〜43のいずれか1項に記載の組合せ。
【請求項110】
ウイルス感染(またはウイルス性疾患)の予防または治療用薬剤の製造のための、請求項1〜43のいずれか1項に記載の組合せの使用。
【請求項111】
ウイルス感染(またはウイルス性疾患)の予防または治療方法であって、請求項1〜43のいずれか1項に記載の組合せをその必要のある被験体に投与することを含む方法。
【請求項112】
宿主生物(例えば、哺乳類(例えば、ヒト)などの動物)におけるウイルス複製の遮断または阻害に用いる請求項1〜43のいずれか1項に記載の組合せ。
【請求項113】
宿主生物(例えば、哺乳類(例えば、ヒト)などの動物)におけるウイルス複製の遮断または阻害用薬剤の製造のための請求項1〜43のいずれか1項に記載の組合せの使用。
【請求項114】
宿主生物(例えば、哺乳類(例えば、ヒト)などの動物)におけるウイルス複製の遮断または阻害方法であって、請求項1〜43のいずれか1項に記載の組合せを前記宿主細胞に投与することを含む方法。
【請求項115】
前記式(VI)の化合物が、2,4−ジヒドロキシ−5−イソプロピル−フェニル)−[5−(4−メチル−ピペラジン−1−イルメチル)−1,3−ジヒドロ−イソインドール−2−イル]−メタノンのL−乳酸塩(例えば、結晶形態の)である、先行する請求項のいずれか1項に記載の組合せ、方法、化合物、使用または組成物。
【請求項116】
前記補助化合物が、前記補助化合物が1−シクロプロピル−3−[3−(5−モルホリン−4−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−2−イル)−1H−ピラゾール−4−イル]−尿素またはその塩である、請求項96に記載の組合せ、方法、化合物、使用または組成物である、請求項115に記載の組合せ、方法、化合物、使用または組成物。

【公表番号】特表2010−505932(P2010−505932A)
【公表日】平成22年2月25日(2010.2.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−531918(P2009−531918)
【出願日】平成19年10月12日(2007.10.12)
【国際出願番号】PCT/GB2007/003891
【国際公開番号】WO2008/044045
【国際公開日】平成20年4月17日(2008.4.17)
【出願人】(504162110)アステックス、セラピューティックス、リミテッド (45)
【氏名又は名称原語表記】ASTEX THERAPEUTICS LIMITED
【Fターム(参考)】