説明

負荷駆動装置及び負荷駆動方法

【課題】 複数の負荷を駆動する場合に、負荷電流の集中的な増加を確実に抑制することができる負荷駆動装置を提供する。
【解決手段】 負荷駆動装置の制御回路11は、3つの負荷A〜Cについて、同時に駆動される期間が存在しなくなるようにPWM信号A〜Cを出力する。具体的には、共通の搬送波信号の位相を遅延回路12B,12Cによって周期Tの1/3ずつ相互に変化させ、負荷の数に応じてPWM信号の出力位相を均等に変化させる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数の負荷に対し、夫々駆動信号を出力して駆動する負荷駆動装置及び負荷駆動方法に関する。
【背景技術】
【0002】
図9は、複数の負荷に夫々PWM信号を出力して駆動する負荷駆動装置の一構成例を示す。CPU1は、制御回路2に各負荷毎の目標電流値に対応するDUTY信号を出力し、制御回路2は、PWM信号を生成して各負荷に夫々対応する負荷駆動回路3A,3B,3C,…に出力する。負荷駆動回路3は、駆動回路4及び負荷電流検出回路5で構成されており、駆動回路4は、与えられたPWM信号に応じて駆動電源6から負荷電流を負荷7(A,B,C,…)に供給する。そして、負荷電流検出回路5は、負荷電流を検出して検出信号I(A,B,C,…)を制御回路2に出力する。
負荷7の具体例としては、例えば内燃機関により駆動される油圧ポンプから圧送されてきた車両制御用のライン油圧(例えば、アンチスキッド制御用のブレーキ油圧、自動変速機制御用のトランスミッション油圧等)を所定の作動油圧に制御する油圧制御弁の駆動用のリニアソレノイドである。
【0003】
図10は、制御回路2の内部構成を示す。尚、以下では説明の都合上、3つの負荷7A〜7Cに対応する構成についてのみ説明する。CPU1より与えられるDUTY信号(A,B,C)は、演算回路8(A,B,C)に与えられており、演算回路8は、負荷電流検出回路5より与えられる電流検出信号I(A,B,C)との差に応じたPWM指令信号(A,B,C)をコンパレータ9(A,B,C)の非反転入力端子に出力する。コンパレータ9の反転入力端子には、比較波形出力回路10よりPWM搬送波信号としての三角波信号が与えられている。そして、コンパレータ9は、PWM指令信号と三角波信号とのレベル比較結果に応じてPWM信号(A,B,C)を出力する。
尚、以上のようにして複数の負荷を駆動する構成は周知であるため、出願人は特に提示すべき先行技術文献を見つけることは出来なかった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
図11は、制御回路2におけるPWM信号の生成出力状態を示すタイミングチャートである。コンパレータ9A〜9Cは、夫々に与えられるPWM指令信号を何れも共通の三角波信号と比較している。従って、PWM指令信号A〜Cのレベルが夫々異なるとしても、3つの負荷7A〜7Cが同時に駆動され、通電される期間が発生する。そのため、ノイズの発生レベルが上昇したり、発熱のピークも上昇するというような問題があった。
また、例えば図12に示すように、各コンパレータ9A〜9Cに対して夫々個別の比較波形出力回路10A〜10Cを設けることも考えられるが、構成が冗長になることに加えて夫々より出力される三角波信号は非同期となるため、3つの負荷7A〜7Cがどのようなタイミングで駆動されることになるかは実際に動作させてみなければ判らない。
【0005】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、複数の負荷を駆動する場合に、負荷電流の集中的な増加を確実に抑制することができる負荷駆動装置及び方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1記載の負荷駆動装置によれば、駆動信号出力手段は、複数の負荷の内少なくとも一部について、同時に駆動される期間が存在しなくなるように複数の駆動信号を出力する。従って、全ての負荷が同時に駆動されることにより負荷電流が同じ期間に集中して流れ、ノイズの発生レベルや発熱のピークが上昇することを防止できる。
【0007】
請求項2記載の負荷駆動装置によれば、駆動信号出力手段は、複数の駆動信号を出力する位相を相互に変化させるので、駆動信号の出力タイミングが変化して、少なくとも一部の負荷が同時に駆動されることは回避される。
請求項3記載の負荷駆動装置によれば、駆動信号出力手段は、負荷の数に応じて駆動信号の出力位相を均等に変化させる。従って、駆動信号の出力タイミングが均等に変化するので、負荷が駆動されるタイミングにも均等にずれが生じて同時に駆動される期間の発生
は回避される。
【0008】
請求項4記載の負荷駆動装置によれば、駆動信号を、共通の搬送波信号に基づいて生成されるPWM信号とする。即ち、PWM信号によって駆動される負荷は通断電が頻繁に繰り返されるのでノイズや発熱が発生し易い。従って、本発明を有効に適用することができる。
請求項5記載の負荷駆動装置によれば、駆動信号出力手段は、複数のPWM信号の内少なくとも一部を、反転させた搬送波信号により生成する。例えば、同一レベルのPWM指令信号について、正相の搬送波信号と逆相の搬送波信号とで生成されるPWM信号によれば、負荷が駆動される期間も互いに逆になる。従って、同時に駆動される期間の発生を確実に回避することができる。
【0009】
請求項6記載の負荷駆動装置によれば、駆動信号出力手段は、搬送波信号を反転させて生成したPWM信号によって同時に駆動される負荷に流れる電流の総量が、全ての負荷に流れる電流の総量の1/2となるように設定するので、負荷電流の消費状態が全体にわたって均等になり、ノイズレベルや発熱のピークの発生を確実に回避することができる。
【0010】
請求項7記載の負荷駆動装置によれば、負荷をリニアソレノイドとする。リニアソレノイドは、例えば油圧制御弁を開閉するためのアクチュエータ等に使用され、例えば車両においては、ブレーキ機構や自動変速機構などの作動油圧制御用に複数使用されている。従って、複数のリニアソレノイドに通断電を行ってそれらを駆動する装置に対して本発明を有効に適用することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
(第1実施例)
以下、本発明の第1実施例について図1及び図2を参照して説明する。尚、図9乃至図11と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、以下異なる部分についてのみ説明する。図1は図10相当図であり、制御回路2に替わる制御回路(駆動信号出力手段)11の構成を示すものである。本実施例の制御回路11では、比較波形出力回路10とコンパレータ9A〜9Cの反転入力端子との間に、遅延回路12B,12Cが直列に挿入配置されている。遅延回路12は、比較波形出力回路10によって出力される搬送波信号の位相を、搬送波周期Tの1/3に相当する分だけ遅延させる回路である。尚、本実施例における負荷7の数は「3」とする。
【0012】
一例として、搬送波周波数が300Hzであれば、周期Tは約3.33msとなる。この場合、遅延回路12は搬送波信号を1.11ms遅延させるように設定すれば良い。すると、コンパレータ9Aには比較波形出力回路10より出力される搬送波信号がそのまま与えられ、コンパレータ9BにはT/3だけ遅延された搬送波信号が与えられ、コンパレータ9Cには2×T/3だけ遅延された搬送波信号が与えられる。
図2は図10相当図である。以上のようにして各負荷7A〜7Cに与えるPWM信号を生成した結果、同時に通電されて駆動される負荷7は1つ又は2つであり、3つの各負荷7A〜7Cが同時に駆動される期間は発生しなくなる。
【0013】
以上のように本実施例によれば、制御回路11は、3つの負荷7A〜7Cについて、同時に駆動される期間が存在しなくなるようにPWM信号A〜Cを出力する。具体的には、共通の搬送波信号の位相を、遅延回路12B,12Cによって周期Tの1/3ずつ相互に変化させ、負荷7の数に応じてPWM信号の出力位相を均等に変化させるようにした。従って、負荷7が駆動されるタイミングに均等にずれが生じるようになり、全ての負荷7が同時に駆動されることで負荷電流が同じ期間に集中して流れ、ノイズの発生レベルや発熱のピークが上昇することを防止できる。
そして、PWM信号によって駆動される負荷7は通断電が頻繁に繰り返されるのでノイズや発熱が発生し易いため、本発明を有効に適用することができる。また、負荷7を、車両においてブレーキ機構や自動変速機構などの作動油圧制御用に複数使用されるリニアソレノイドとしたので、本発明を有効に適用することができる。
【0014】
(第2実施例)
図3は本発明の第2実施例を示すものである。第2実施例の制御回路(駆動信号出力手段)14は、第1実施例を並列に駆動される負荷7の個数がnである場合に一般化したものである。この場合、遅延回路15としては、PWM信号の搬送波周期Tに対してT/nだけ遅延させるものを(n−1)個用意し、比較波形出力回路10が出力する搬送波信号を、遅延回路15A,15Bを順次介すことで位相が周期T/n,2×T/n,だけ遅延させた信号を順次出力する。斯様に構成すれば、負荷7の個数がnである場合でも、負荷7が駆動されるタイミングに均等にずれが生じるようになる。
【0015】
(第3実施例)
図4乃至図6は本発明の第3実施例を示すものであり、第1実施例と異なる部分のみ説明する。第3実施例の制御回路(駆動信号出力手段)16は、遅延回路12の替わりに、比較波形出力回路10によって出力される搬送波信号を、コンパレータ9A−9B間で反転させる反転回路17を配置したものである。そして、コンパレータ9A,9Cには、正相の搬送波信号が与えられる。
【0016】
図5には、反転回路17の具体構成例を示す。図5(a)は、反転回路17Aとしてオペアンプ18を中心に増幅率「1」の反転増幅回路を構成したものであり、抵抗R1及びR2,抵抗R3及びR4の値は夫々等しくなるように設定している。すると、オペアンプ18の非反転入力端子の電位V+は、電源電圧をVDDとすると、
V+=VDD×R2/(R1+R2)=VDD/2
であるから搬送波信号振幅のPeak To Peakの1/2となり、その結果、搬送波信号のレベルを反転した信号が出力される。
【0017】
また、図5(b)は、図5(a)に示す反転回路17Aを構成すると、比較波形出力回路10の電流駆動能力が不足して出力信号波形が歪む場合に、その対策を施した反転回路17Bを示す。反転回路17Bは、比較波形出力回路10とオペアンプ18との間にバッファ19を挿入して構成されている。即ち、反転回路17Aの構成において波形歪みの対策を行うとすれば、抵抗値を大きくする必要がある。しかし、抵抗値を大きくすると、それに応じて抵抗値のばらつきも大きくなる。抵抗素子として例えば薄膜抵抗を使用する場合、高抵抗値で且つ高精度とするには、素子面積が大きくなるため、精度を高めるのが困難になる。従って、反転回路17Bのようにバッファ19を介す構成にすれば、抵抗素子の抵抗値を高く設定することなく波形歪みを回避できる。
【0018】
図6は、第3実施例のタイミングチャートである。コンパレータ9Bに与えられる搬送波信号が反転したことで、図10に示すタイミングチャートと比較した場合、負荷7Bが駆動される期間の中央位相が他の負荷7A,7Cが駆動される(ON)期間に対して逆相となる。従って、負荷7Bは、他の負荷7A,7Cが主に非駆動となる(OFF)期間に駆動されるようになり、3つの負荷7A〜7Cが同時に駆動される期間は発生しない。
以上のように第2実施例によれば、制御回路16は、複数のPWM信号の内少なくとも一部を、反転させた搬送波信号により生成するので、同時に駆動される期間の発生を確実に回避することができる。
【0019】
(第4実施例)
図7は、本発明を車両に搭載されるDCモータを負荷とする第4実施例を示すものである。バッテリ21の正側端子とグランドとの間には、ヒューズ22,DCモータ(負荷)23,NチャネルパワーMOSFET24及び電流検出抵抗25の直列回路が接続されている。このモータ23は、例えばエアコン用のブロワモータや、パワーウインドウやドアロックアクチュエータなどに使用されるものである。
【0020】
入力信号処理部26は、例えば空調制御を行うエアコンECU(Electronic Control Unit)や、車両のドアの開閉やロックを制御するドアECU(図示せず)などより出力される駆動制御信号SIを処理する。ECUは、駆動制御信号を例えば搬送波周波数が5kHz程度であるPWM信号として出力する。そして、入力信号処理部26は、そのPWM信号をフィルタなどによりF/V変換し、変換した電圧信号に基づき駆動指令信号を生成して駆動回路(駆動信号出力手段)27に出力する。
【0021】
駆動回路27は、与えられた駆動指令信号に応じて、搬送波周波数が例えば20kHz程度であるPWM信号を生成し、FET24のゲートに駆動信号を出力する。すると、FET24は、そのゲート駆動信号のレベルに応じてモータ23に対する印加電圧を制御する。尚、モータ23には、フライホイールダイオード31が逆並列接続されている。電圧モニタ28は、FET24のドレイン電圧VM(−)をモニタして駆動回路27にモニタ信号を出力している。そして、駆動回路27は、ドレイン電圧VM(−)を参照しながらモータ23に対する印加電圧が狙い値になるようにフィードバック制御する。
【0022】
電流検出抵抗25の両端には、電流モニタ29の入力端子が接続されている。電流モニタ29は、電流検出抵抗25の端子電圧に基づいて当該抵抗25に流れる電流を検出するものであり、その検出信号は保護機能部30に出力されている。保護機能部30は、与えられた検出信号に基づいてFET24の保護動作を行なう。例えば、モータ23がロック状態になった場合に、検出される電流値がしきい値を超える過電流が流れると、保護機能部30は、FET4による印加電圧を低下させるように駆動回路27に指令を与えて通電電流量を制限する。
尚、図7では図示の都合上1つのモータ23に対応する駆動装置の構成を示しているが、ECUより与えられる制御信号に応じて複数のモータ23をロウサイド駆動する構成の負荷駆動装置とすれば、本発明の第1乃至第3実施例と同様の制御形態を適用することができる。
【0023】
(第5実施例)
図8は、第4実施例と同様に、本発明を車両に搭載されるDCモータ23を負荷とするものであるが、DCモータ23の駆動方式がハイサイド駆動となっている点だけが異なっている。即ち、モータ23の端子VM(−)は、FET24及び電流検出抵抗25を介してグランドに接続されている。以上のように、モータ23をハイサイド駆動する構成についても、本発明の第1乃至第3実施例と同様の制御形態を適用することができる。
【0024】
本発明は上記し又は図面に記載した実施例にのみ限定されるものではなく、以下のような変形が可能である。
第3実施例において、搬送波信号を反転させて生成した駆動信号によって同時に駆動される負荷7に流れる電流の総量が、全ての負荷7に流れる電流の総量の1/2となるように設定すると良い。斯様に構成すれば、負荷電流の消費状態が全体にわたって均等になるので、ノイズレベルや発熱のピークの発生を確実に回避することができる。
駆動信号は、PWM信号に限ることなく、例えば所定のタイミングでモノパルスとして出力されるような信号形態であっても良い。
負荷は、車両用のリニアソレノイドやDCモータに限ることなく、複数の負荷を駆動する装置であれば適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0025】
【図1】本発明を、リニアソレノイドを負荷とする場合に適用した第1実施例であり、負荷駆動装置における制御回路の構成を示す図
【図2】制御回路の動作を示すタイミングチャート
【図3】本発明の第2実施例を示す図1相当図
【図4】本発明の第3実施例を示す図1相当図
【図5】反転回路の具体的構成例を示す図
【図6】図2相当図
【図7】本発明をDCモータを負荷とする場合に適用した第4実施例であり、負荷駆動装置の構成を示す図
【図8】本発明の第5実施例を示す図7相当図
【図9】従来技術を示す負荷駆動装置の全体構成を示す図
【図10】図1相当図(その1)
【図11】図2相当図
【図12】図1相当図(その2)
【符号の説明】
【0026】
図面中、7は負荷(リニアソレノイド)、10は比較波形出力回路、11は制御回路(駆動信号出力手段)、12B,12Cは遅延回路、14は制御回路(駆動信号出力手段)、15は遅延回路、16は制御回路(駆動信号出力手段)、17は反転回路、23はDCモータ(負荷)、27は駆動回路(駆動信号出力手段)を示す。


【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の負荷に対し、夫々駆動信号を出力して駆動する負荷駆動装置において、
前記複数の負荷の内少なくとも一部について、同時に駆動される期間が存在しなくなるように複数の駆動信号を出力する駆動信号出力手段を備えていることを特徴とする負荷駆動装置。
【請求項2】
前記駆動信号出力手段は、前記複数の駆動信号を出力する位相を相互に変化させることを特徴とする請求項1記載の負荷駆動装置。
【請求項3】
前記駆動信号出力手段は、前記負荷の数に応じて、駆動信号の出力位相を均等に変化させることを特徴とする請求項2記載の負荷駆動装置。
【請求項4】
前記駆動信号は、共通の搬送波信号に基づいて生成されるPWM信号であることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の負荷駆動装置。
【請求項5】
前記駆動信号出力手段は、前記複数のPWM信号の内少なくとも一部を、反転させた搬送波信号により生成することを特徴とする請求項4記載の負荷駆動装置。
【請求項6】
前記駆動信号出力手段は、搬送波信号を反転させて生成したPWM信号によって同時に駆動される負荷に流れる電流の総量が、全ての負荷に流れる電流の総量の1/2となるように設定することを特徴とする請求項5記載の負荷駆動装置。
【請求項7】
前記負荷は、リニアソレノイドであることを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の負荷駆動装置。
【請求項8】
複数の負荷に対し、夫々駆動信号を出力して負荷を駆動する方法において、
前記複数の負荷の内少なくとも一部について、同時に駆動される期間が存在しなくなるように複数の駆動信号を出力することを特徴とする負荷駆動方法。
【請求項9】
前記複数の負荷の内少なくとも一部について、前記複数の駆動信号を出力する位相を相互に変化させることを特徴とする請求項8記載の負荷駆動方法。
【請求項10】
前記負荷の数に応じて、駆動信号の出力位相を均等に変化させることを特徴とする請求項9記載の負荷駆方法。
【請求項11】
前記駆動信号は、共通の搬送波信号に基づいて生成されるPWM信号であることを特徴とする請求項8乃至10の何れかに記載の負荷駆動方法。
【請求項12】
前記複数のPWM信号の内少なくとも一部を、反転させた搬送波信号により生成することを特徴とする請求項11記載の負荷駆動方法。
【請求項13】
搬送波信号を反転させて生成したPWM信号によって同時に駆動される負荷に流れる電流の総量が、全ての負荷に流れる電流の総量の1/2となるように設定することを特徴とする請求項12記載の負荷駆動方法。
【請求項14】
前記負荷は、リニアソレノイドであることを特徴とする請求項8乃至13の何れかに記載の負荷駆動方法。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【公開番号】特開2006−294694(P2006−294694A)
【公開日】平成18年10月26日(2006.10.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−110076(P2005−110076)
【出願日】平成17年4月6日(2005.4.6)
【出願人】(000004260)株式会社デンソー (27,639)
【Fターム(参考)】