説明

電磁調理器用調理方法および卓上型調理器

【課題】 同一の調理器を用いて焼物調理や燻製調理などを美味に仕上げることができるようにした電磁調理器用調理方法および卓上型調理器の提供。
【解決手段】 底壁に筒状の立上り壁によって大きな開口が形成された非磁性体製の調理器本体と、立上り壁の上端開口部に載置される水平または幾分上側に湾曲された磁性体製のプレート部材と、該プレート部材の上側にその上面と接触した状態や上面から設定された高さだけ離れた状態に保持し得るよう構成された被調理物載置用の金網部材と、調理器本体の上側を覆う蓋部材とからなり、金網部材をプレート部材と接触した状態で焼物調理を行い、金網部材をプレート部材の上面から設定された高さ位置に保持された状態で燻製調理を行うことができるようにしたもの。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
電磁調理器に載置して使用される調理器としては、天ぷらを揚げたり、炒め物調理を行うことができるようにした中華調理器や肉・魚などを煙の発生しにくい状態で焼物調理が行えるようにした焼物調理器などが知られている。
【背景技術】
【0002】
しかし、これらの調理器を使用する場合、調理目的に応じて専用の調理器を必要とするため、電磁調理器を用いて調理を行うことができる種類を多くしようとすると、準備すべき調理器の個数が多くなるだけでなく、不使用時の整理に要するスペースも広くなる不都合があった。
その上、いずれの調理器も調理場での使用を念頭において作られているため、一般家庭の卓上に置いて使用するのに適した小型の構成とはなっていなかった。
【特許文献1】特開2004−8441号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、従来の電磁調理器用調理器を用いる場合には、電磁誘導作用により加熱される磁性体製のプレート部材の上面に、被調理物である肉や魚などを載置して加熱し、被調理物に対して焼物調理を行うことはできるが、この構成の調理器を用いて燻製調理を行おうとすると、スモークチップやスモークウッドなどの加熱による燻煙の発生や被調理物をプレート部材に対しどの位置に置けばよいのか、また発生させた燻煙による燻し作用をどのように行うのかについての構成が開示されていないため、同一調理器を用いて焼物調理と燻製調理とを行わせることはできない不都合があった。
【0004】
本発明はこれらの不都合を解消すべくなされたもので、割合簡単な構成の同一調理器によって、肉や魚などの焼物調理を煙の発生が少ない状態で美味に調理することができる上に、肉や魚などの燻製調理をも金網部材の利用によって容易に行うことができるようにした電磁調理器用調理方法および卓上型調理器の提供を目的としたものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するために、本発明における電磁調理器用調理方法および卓上型調理器では、非磁性体製の調理器本体の底壁に設定された高さの筒状の立上り壁によって大きな開口を形成し、立上り壁の上端開口部に、水平または幾分上側に湾曲された形状の磁性体製のプレート部材を載置し、該プレート部材の上側にその上面と接触した状態や離れた状態に保持し得るよう構成された被調理物載置用の金網部材を設け、この金網部材の上側に蓋部材を重ね、前記調理器本体の上端開口部と蓋部材との間に僅かな隙間を形成した状態で、プレート部材に接触した金網部材に載置された被調理物に対して焼物調理を行うとともに、プレート部材の上面から設定された隙間を隔てて保持される金網部材に載置された被調理物を、プレート部材の上面で加熱されて燻煙を発生するスモークチップやスモークウッドにより燻製調理を行うことができるようにしたものである。
【発明の効果】
【0006】
本発明の卓上型調理器によれば、磁性体製のプレート部材に接触している金網部材上側の被調理物は、電磁誘導作用によって加熱されたプレート部材から直接加熱や輻射熱加熱などを受けるほか、被調理物を取り囲む蓋部材内に閉じ込められた高温の加熱空気によっても加熱され、しかも、被調理物から蒸発した水分の一部は、調理器本体と蓋部材との間に形成された僅かな隙間部分を通して卓上型調理器の外側に逃がすことができるため、被調理物に対し、焦げ目をつけた焼物調理を美味に仕上げることができる。
また、焼物調理中に被調理物から滲み出た油が燃えて煙が発生した場合にも、煙の多くは蓋部材内に保持されるため、卓上型調理器から外側に出る煙の量を少なくして焼物調理を行うことができる。しかも、プレート部材の上面が幾分上側に湾曲されていて、被調理物から滲み出た油がプレート部材の周辺部から調理器本体周辺部の環状の凹溝部分に移動される場合、この部分は非磁性体製で低温に保たれているため、滲み出た油が高温に加熱されることはなく、煙の発生を効果的に防止することができる。
【0007】
その上、プレート部材から設定された高さ位置に保持された金網部材の上側に被調理物を載置し、プレート部材上面に置かれたスモークチップやスモークウッドを加熱して燻し用の煙を発生させると、調理器本体と蓋部材とによって形成された空間部分に保持されている燻煙を用いて、焼物調理を行ったのと同一の調理器により燻製調理をも行うことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
以下、本発明の電磁調理器用卓上型調理器を、実施例に基づき更に詳細に説明する。
【0009】
図1ないし図4は、本発明の一実施例の構成とその使用時における態様を示した図面である。図5ないし図7は、第一実施例における金網部材の構成を変えた場合の他の実施例で、図8ないし図10は、金網部材の構成を更に変化させた場合の他の実施例である。
【0010】
図1ないし図4において、卓上型調理器は非磁性体製の調理器本体1と、磁性体製のプレート部材2と、このプレート部材2の上面に接触した状態と離れた状態とに保持し得るよう構成された金網部材3と、前記調理器本体1の上側を覆う蓋部材4とから構成されている。
【0011】
調理器本体1は、底壁1aがほぼフラットで外周面1dは垂直か幾分斜め上向きに傾斜しており、底壁1aの部分には、筒状の立上り壁1bによって上端に大きな開口部1cが形成されている。このため、立上り壁1bと調理器本体1の外周面1dとの間は、環状の凹溝1eとなっている。調理器本体1は、外周面1dの上端側に水平方向か斜め上向きに2つの取手5、5がリベット6その他の手段によって取り付けられている。各取手5、5には、調理器本体1に近い部分に、それぞれ横方向の細長い開口5a、5aが設けられていて、調理器本体1側から取手5の先端側に伝導される熱量を少なくしている。
上述の取手5の形状や構造は、この実施例に示したものに限定されない。
【0012】
筒状の立上り壁1bの高さやその上端の開口部1cの大きさは、販売されている各種電磁調理器のそれぞれの性能によって異なるが、筒状の立上り壁1bの高さは、調理器本体
1の高さが例えば25mm程度のときに9mm前後のものが、また、立上り壁1bの上端の開口部1cの大きさは、調理器本体1の内径が例えば24.5cm程度のときに、直径19.5cm前後のものが使用に適した寸法となる。
【0013】
磁性体製のプレート部材2は、上面が水平または幾分上向きに湾曲された形状で、立上り壁1bの上端の開口部1cより少し大きい周辺部2aは、垂直方向または斜め下向きに折り曲げられた構成となっている。
幾分上向きに湾曲されたプレート部材2の上面は、焼物調理を行っているときに、被調理物から滲み出た油をプレート部材2の周辺部2aに移動したのち、調理器本体1の環状の凹溝1e側に移動する働きをする。調理器本体1は非磁性体製で磁性体製のプレート部材2より温度が低く保たれているため、滲み出た油からの煙の発生は効果的に防止される。
【0014】
金網部材3は調理器本体1と蓋部材4とに収納可能な大きさの円形の枠部材3aの下側全体に、設定された間隔で枠部材3aより幾分細目の金属棒3bが所要本数固定された構成で、金属棒3bの両端近くの上側には、金属棒3bと直角をなす方向に2本の支軸3c、3cが対称の位置に取り付けられている。これらの支軸3c、3cの両端近くには、金属棒をコの字状に折り曲げて形成した取手3d、3dが回動可能に取り付けられており、各取手3d、3dは枠部材3aから外側に突出する部分の途中で、調理器本体1の上端の開口部と接触して斜め上向きに保持される。
【0015】
金網部材3の高さ方向の位置決めは、取手3d、3dが上側に位置する状態で、金網部材3の金属棒3bの部分をプレート部材2の上面に接触させ、取手3d、3dの部分を調理器本体1の上端の開口部に幾分斜め上向きに傾斜させた状態で保持させると、金網部材3は安定した状態に保持され、図1に示すように、焼物調理を行うときの使用状態になる。
これに対し、燻製調理を行うときの位置決めは、取手3d、3dが金網部材3の下側に位置するように裏返し、枠部材3aと接触してこれを保持する取手3d、3dを調理器本体1の上端の開口部の上側に置くと、図4に示すように、金網部材3はプレート部材2の上面中央部からほぼ設定された高さ位置に保持される。図4は燻製調理を行うときの使用状態を示したもので、燻煙を発生するのに使用するスモークチップやスモークウッド7は、プレート部材2の上面の中央側6割位の範囲内に中高になるように載置される。
【0016】
蓋部材4は金属製で、下端開口部は調理器本体1の上端の開口部と係合する同じ大きさか、金網部材3の枠部材3aより少し大きく、調理器本体1の上端の開口部より僅かに小さい大きさのいずれかのものが使用される。このため、調理器本体1の上側を蓋部材4によって覆うと、金網部材3の取手3d、3dに保持された蓋部材4は、調理器本体1の上端との間に径方向や高さ方向に狭い隙間が形成される。蓋部材4の上端中央部には、上向きの取手4aが取り付けられている。
また蓋部材4は前記隙間の形成に加えて、蓋部材4の表面全体の設定された領域に、分散された状態で複数個の通気口を設けてもよい。これらの各通気口には、通気口の大きさを変化させることができる調節蓋を取り付けて、水分を含んだ空気や燻煙の外側への取り出し量を調節できるようにしてもよい。
【0017】
次に、この実施例の卓上型調理器の使用について説明する。
先ず焼物調理を行う場合には、図1に示すように、金網部材3をプレート部材2の表面に接触させた状態で、2つの取手3d、3dを調理器本体1の上端の開口部に斜め上向きに保持させたのち、金網部材3の上側に肉や魚などの被調理物を載置し、その上側を蓋部材4で覆うと、蓋部材4は金網部材3の取手3d、3dに保持されて調理器本体1との間に狭い隙間が形成される。次いで、電磁調理器の火力が弱い方のスイッチを入れて通電すると3A程度の電流が流れてプレート部材2の表面は260℃位に加熱される。この加熱状態では、電磁調理器の保護装置は働かないから加熱が継続される。焼物調理中、被調理物から発生した水分の一部は、調理器本体1と蓋部材4との間に形成された狭い隙間から外側に逃がされ、被調理物のべとつきをなくすのに役立つ。また、被調理物から滲み出た油に起因して煙の発生がある場合にも、その多くは蓋部材4の内側に保持される。
このため、被調理物は加熱されたプレート部材2からの直接加熱や輻射熱などを受けるほか、蓋部材4内に保持された水分の少ない高温の加熱空気によって十分に加熱されるため、被調理物は煙の発生とべとつきの少ない状態で焦げ目がきれいにつくよう美味に焼き上げられ、卓上型としての使用に適する。
【0018】
次に、この調理器を用いて燻製調理を行う場合には、蓋部材4を取り去り、プレート部材2の表面に接触している金網部材3を持ち上げ、プレート部材2の表面の中央側の6割位の範囲内にスモークチップやスモークウッド7を中高となるように載置する。そして、その上側に金網部材3を裏返して取手3d、3dを調理器本体1の上端の開口部に支持させると、図4に示すように、金網部材3はプレート部材2の上面中央部から設定された高さ位置に保持される。この状態で金網部材3の上側に肉や魚などの被調理物を載置し、その上側を蓋部材4で覆う。この場合も、蓋部材4は金網部材3の取手3d、3dに保持されるため、蓋部材4は調理器本体1との間に焼物調理を行う場合と同様に狭い隙間が形成される。
次いで、電磁調理器の火力調整が強のスイッチを入れてスモークチップやスモークウッド7を加熱したのち、火力調整のスイッチを弱に切替えて燻煙を発生し続けると、適度の高温に加熱された燻煙は蓋部材4の内側に保持される。この状態で被調理物を設定された時間だけ燻すと、目的とした薫製品ができあがる。燻製中に、スモークチップやスモークウッド7から発生した燻煙の一部は、調理器本体1と蓋部材4との間に形成された狭い隙間部分から外側に流れ出るが、この煙は良い香りを周囲に与えるため、気分の良い雰囲気のもとで燻製調理を行うことができる。
【0019】
図5ないし図7は金網部材3の第2実施例を示したものである。この実施例における金網部材3Aは、図5に示すように、第1実施例における取手3dの上側部分に、枠部材3aとほぼ同じ半径の円弧状に湾曲された、ハッチングを施して示した金属棒3eからなる係合部安定手段が取り付けられた場合である。
この構成の金網部材3Aを用いた場合、焼物調理は図6に示す状態で行われ、金網部材3Aは円形の枠部材3aによって調理器本体1と係合され、蓋部材4は円弧状の金属棒3eによって水平方向への移動を制約される。また、金網部材3Aを裏返して図7に示す状態で燻製調理を行う場合、調理器本体1内に位置することになる円弧状の金属棒3eによって、金網部材3Aは調理器本体1と係合し、蓋部材4は枠部材3aによって水平方向の移動を制約される。
このため、この構成の金網部材3Aを用いた場合、調理中における蓋部材4の移動を制約して安定性を良くした状態で、第1実施例について述べたのと全く同じ効果を奏することができる。
【0020】
図8ないし図10は金網部材3の第3実施例を示したものである。この実施例における金網部材3Bは、図8に示すように、第1実施例における取手3dの上側部分に、枠部材3aとほぼ同じ半径で支軸3cの少し手前まで取手3dの上側に重なるように形成された、ハッチングを施して示したプレート部材3fからなる係合部安定手段を取り付けた場合である。
この構成の金網部材3Bを用いた場合、焼物調理は図9に示す状態で行われ、燻製調理は図10に示す状態で行われる。この場合も、第2実施例との対応から明らかな如く、第2実施例について述べたのと全く同じ効果が得られる。
【0021】
前記第2実施例や第3実施例では、蓋部材4の水平方向への移動を制約する手段として、蓋部材4の内周面と係合する円弧状に湾曲された金属棒3eや、外周面が枠部材3aとほぼ同じ半径で取手3dの内側部分に重ねられるプレート部材3fを係合部安定手段として用いる場合を示したが、蓋部材4との係合は、係合部安定手段を用いて蓋部材4の外周面と係合させてもよい。この場合の係合部安定手段としては、第1実施例における取手3dの途中に立上り折り曲げ部を形成したり、内周面が円形の枠部材3aより少し大きい円弧のプレート部材を取手3dの外側部分に重ねるようにしたものを用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【0022】
【図1】本発明の一実施例で、焼物調理を行っている場合の状態を示した縦断面図である。
【図2】蓋部材と金網部材とを取り去って示した図1の平面図である。
【図3】取手を上側にして示した金網部材の平面図である。
【図4】第1実施例における燻製調理を行っている場合の状態を示した縦断面図である。
【図5】金網部材の第2実施例を示した要部平面図である。
【図6】第2実施例の金網部材を用いて焼物調理を行っている状態を示した要部縦断面図である。
【図7】第2実施例の金網部材を用いて燻製調理を行っている状態を示した縦断面図である。
【図8】金網部材の第3実施例を示した要部平面図である。
【図9】第3実施例の金網部材を用いて焼物調理を行っている状態を示した要部縦断面図である。
【図10】第3実施例の金網部材を用いて燻製調理を行っている状態を示した縦断面図である。
【符号の説明】
【0023】
1 調理器本体
1a 底壁
1b 筒状の立上り壁
1c 底壁開口部(立上り壁の上端開口部)
2 (磁性体製の)プレート部材
3 (第1実施例の)金網部材
3A (第2実施例の)金網部材
3B (第3実施例の)金網部材
3a 円形の枠部材
3b 金属棒
3c 支軸
3d コの字状の取手
3e 円弧状の金属棒
3f (係合部安定手段としての)プレート部材
4 蓋部材
7 スモークチップやスモークウッド

【特許請求の範囲】
【請求項1】
筒状の立上り壁によって底壁に大きな開口が形成された非磁性体製の調理器本体の底壁開口部に、水平または幾分上側に湾曲された磁性体製のプレート部材を載置し、該プレート部材の上側に、その上面と接触した状態や設定された隙間を隔てて保持し得る構成の被調理物載置用の金網部材を設け、前記調理器本体の上側を設定された隙間を介して保持される蓋部材によって覆い、前記プレート部材と接触して保持された金網部材の上側の被調理物に対し焼物調理を行うとともに、隙間を隔てて保持された金網部材の上側の被調理物を、プレート部材の上側に置かれて加熱されるスモークチップやスモークウッドの燻煙により燻製調理を行い得るようにしたことを特徴とする電磁調理器用調理方法。
【請求項2】
調理器本体は非磁性体製で、設定された高さの筒状の立上り壁によって底壁に大きな開口が形成され、立上り壁の上端開口部には、水平または上側に幾分湾曲された形状の磁性体製のプレート部材が載置され、被調理物載置用の金網部材は、前記プレート部材の上面と接触し得る状態や隙間を隔てて保持し得るように構成され、調理器本体の上側は、設定された隙間を隔てて金網部材に保持される蓋部材により覆われていることを特徴とする電磁調理器用卓上調理器。
【請求項3】
金網部材は調理器本体と蓋部材のいずれにも収納可能な大きさの円形の枠部材の下側全体に、金属棒が設定された間隔で平行に取り付けられ、円形の枠部材の内側には、これらの金属棒の両端近くで金属棒と直角をなす方向に2本の支軸が対称の位置に固定され、これらの支軸の両端近くに金属棒をコの字状に折り曲げて形成された取手が回動可能に取り付けられている請求項2に記載の電磁調理器用卓上調理器。
【請求項4】
蓋部材は、下端開口部が調理器本体の上端開口部と係合するか、調理器本体の上端開口部より僅かに小さく、金網部材の円形の枠部材より僅かに大きく形成されている請求項2または請求項3に記載の電磁調理器用卓上調理器。
【請求項5】
蓋部材は表面の設定された領域に分散された状態で通気口が設けられている請求項4に記載の電磁調理器用卓上調理器。
【請求項6】
金網部材は、蓋部材の内周面と係合し得る円弧状の金属棒や外周面が円弧面に形成されたプレート部材などからなる係合部安定手段が、蓋部材の内周面より少し内側の取手部分の上側に設けられている請求項2から請求項5までのいずれかに記載の電磁調理器用卓上調理器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2007−160005(P2007−160005A)
【公開日】平成19年6月28日(2007.6.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−363905(P2005−363905)
【出願日】平成17年12月16日(2005.12.16)
【出願人】(393005831)
【出願人】(505466550)
【Fターム(参考)】