説明

2次電池及び電池モジュール

【課題】単位重量当り出力が向上し、かつ熱放出特性が向上した2次電池及び電池モジュールを提供する。
【解決手段】本発明による2次電池は、放熱特性が向上するように、少なくとも一つの端子を有する電極群、前記電極群を収容する溝と、前記電極群が通過するように一側を開放する開口とを備えたケース、前記開口の上に延長され、前記電極群を前記溝内に固定するフィルム蓋、及び前記ケースに形成され、前記電極群を収容した前記溝からの熱を排出するように、前記ケースから外部に向かって延長される放熱部材を含む。2次電池は、複数の電池モジュールを含むことができる。前記各電池モジュールはケースの溝内に位置する電極群を含み、前記ケースの開口はフィルム蓋によって覆われ、前記ケースは前記ケースから外部に向かって延長される少なくとも一つの第1放熱部材を含むことができる。前記複数の電池モジュールが前記フィルム蓋を外部衝撃から保護するように互いに積層及び結合される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、2次電池及び電池モジュールに関し、より詳しくは、ケースの構造を改善した2次電池及び電池モジュールに関する。
【背景技術】
【0002】
2次電池(rechargeable battery)は、充電が不可能な一次電池とは異なって、充電及び放電が可能な電池である。小容量の2次電池は、一般に、携帯電話機やノートパソコン及びビデオカメラのような携帯可能な小型電子機器の電源として使用される。大容量電池は、一般に、ハイブリッド自動車などのモータ駆動用電源として使用されている。
【0003】
最近、高エネルギー密度の非水電解液を利用した大容量の高出力2次電池が開発されている。この2次電池は、一般に、大電力を必要とする機器、例えば、電気自動車などのモータ駆動に使用できるように、複数個の2次電池を直列または並列に接続して、大容量の高出力2次電池モジュールに構成される。
【0004】
また、一つの高出力2次電池は、通常、直列または並列に接続する複数の2次電池で構成されるが、この場合、2次電池は円筒形や角型などに形成することができる。
【0005】
従来の2次電池は、正極と負極がセパレータを介在して位置する電極群と、電極群が内蔵される空間を備えた金属カンと、金属カンを密閉し、端子が挿入される端子孔が形成されたキャッププレートと、電極群と電気的に接続され、端子孔に挿入されてケースの外側に突き出される端子とを含む。
【0006】
既存の2次電池の中で、特に、リチウムイオン電池は、小型のモバイル用電池として活用されている。この場合、リチウムイオン電池は、主に小型の金属カンまたはフィルム型パウチ外装材を利用しており、外部と電池内部の隔離のためにそれぞれ溶接または融着によって堅固なシーリング構造を形成している。
【0007】
しかし、パウチ型電池は、外部の衝撃にぜい弱で、かつ熱の放出が容易でないという問題がある。また、外形を固定する構造がないので、積層して電池モジュールを製作することが困難であるという問題がある。
【0008】
一方、金属カン形態の電池は、強度が大きい反面、重量が増加し、かつ内部の熱を外部に排出し難いという問題がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであって、本発明の目的は、単位重量当りの出力が向上し、かつ熱放出特性が向上した2次電池及び電池モジュールを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の実施形態による2次電池は、正極、負極、前記正極と前記負極との間に配置されたセパレータを含む電極群と、前記電極群が内蔵される装着溝と前記装着溝の上端に形成された放熱フランジとを有するケースと、前記装着溝の上端に設置されて前記装着溝を密封するフィルム蓋とを含む。
【0011】
前記放熱フランジには折り曲げられた放熱板が形成でき、前記放熱フランジには前記電極群と電気的に接続した端子が挿入される端子溝が形成できる。
【0012】
前記端子には周縁を取り囲む絶縁層が形成され、前記絶縁層が前記端子溝に挿入でき、前記放熱フランジには前記フィルム蓋が付着するシーリング層が形成できる。
【0013】
前記シーリング層は、格子状または帯状にパターニングすることができ、前記電極群の正極には正極端子が電気的に接続し、前記電極群の負極には負極端子が電気的に接続し、前記正極端子または前記負極端子は前記装着溝の内面に付着できる。
【0014】
前記ケースの内面には絶縁フィルムがコーティングされ、前記フィルム蓋は、金属箔と前記金属箔の両面に配置されたポリマー層とを含むことができる。
【0015】
前記ケースは、前記装着溝の底に形成された底放熱部を含み、前記底放熱部の内部には冷却媒体が流通するように冷却流路を形成することができる。また、前記装着溝の外壁面には突出した放熱フィンが形成でき、また前記放熱フランジには突出した放熱フィンが形成できる。
【0016】
本発明の他の実施形態による電池モジュールは、正極、負極、及び前記正極と前記負極の間に配置されたセパレータを含む電極群と、前記電極群が内蔵される装着溝と前記装着溝の上端に形成された放熱フランジとを有するケースと、前記装着溝の上端に設置され、前記装着溝を密封するフィルム蓋を含む複数個の2次電池と、前記2次電池を加圧する固定部材とを含む。
【0017】
隣接する前記2次電池の放熱フランジの間には、固定部材が嵌合される中空形状のスペーサを設置でき、前記2次電池は、一側の2次電池とは前記フィルム蓋が互いに接触し、他側の2次電池とは前記装着溝の底が相接するように配置される。
【0018】
前記2次電池は、前記電極群の正極と電気的に接続した正極端子と、前記電極群の負極と電気的に接続した負極端子とを含み、前記正極端子は隣接する2次電池の正極端子と対向し、前記負極端子は隣接する2次電池の負極端子と対向し、前記正極端子は隣接する2次電池の正極端子と溶接され、前記負極端子は隣接する2次電池の負極端子と溶接できる。
【0019】
前記2次電池は、前記電極群の正極と電気的に接続した正極端子と、前記電極群の負極と電気的に接続した負極端子とを含み、一側では正極端子と隣接する2次電池の負極端子が溶接で接合され、他側では負極端子と隣接する2次電池の正極端子が溶接で接合できる。
【0020】
前記ケースは、前記装着溝の底に形成された底放熱部を含み、前記底放熱部の内部には冷却媒体が流通するように冷却流路が形成できる。
【0021】
一方、本発明の実施形態による電池組立体は、少なくとも一つの端子を有する電極群と、前記電極群を収容する溝及び前記電極群が通過するように一側を開放する開口を備えたケースと、前記開口の上に延長され、前記電極群を前記溝内に固定するフィルム蓋と、前記ケースに形成され、前記電極群を収容した前記溝からの熱を排出するように、前記ケースから外部に向かって延長される放熱部材とを含む。
【0022】
前記放熱部材はフランジを含むことができる。
【0023】
前記電極群は、少なくとも一つの正極と、少なくとも一つの負極と、前記正極と前記負極との間に位置する少なくとも一つのセパレータと、前記正極に電気的に接続する正極端子と、前記負極に電気的に接続する負極端子とを含むことができる。この時、前記正極端子と前記負極端子は、前記溝から外部に向かって延長することができる。
【0024】
前記開口は複数の側面部を有することができる。前記正極端子と前記負極端子が前記開口の第1側面部から外部に向かって延長され、前記正極端子と前記負極端子が前記開口に隣接した部分で前記ケースと前記フィルム蓋との間に介在することができる。
【0025】
前記開口は複数の側面部を有することができる。前記正極端子が前記開口の第1側面部から外部に向かって延長され、前記負極端子が前記開口の第2側面部から外部に向かって延長されることができる。そして、前記正極端子と前記負極端子が前記開口に隣接した部分で前記ケースと前記フィルム蓋との間に介在することができる。
【0026】
前記溝は、前記ケース内で少なくとも一つの側壁を形成することができる。この時、前記少なくとも一つの端子は、前記ケース内の開口と離隔した位置で前記側壁を貫通し、前記ケースから外部に向かって延長されることができる。
【0027】
前記開口は複数の側面部を有することができる。前記正極端子が前記開口の第1側面部から外部に向かって延長され、前記負極端子が前記ケースに連結されて、前記ケースが負極を構成することができる。
【0028】
前記溝内で前記ケースと前記電極群との間に位置する絶縁部材をさらに含むことができる。
【0029】
前記端子と前記ケースとの間に位置する少なくとも一つの絶縁部材をさらに含むことができる。
【0030】
前記フィルム蓋は、シーリング部材によって前記ケースに付着できる。
【0031】
前記フィルム蓋は、金属箔と、前記金属箔の両面に配置されるポリマー層とを含むことができる。
【0032】
前記放熱部材が、前記ケースから外部に向かって第1方向に延長されて外側端部を形成し、前記開口に隣接した部分で前記ケースに一体に形成された放熱フランジを含むことができる。
【0033】
前記放熱フランジは、前記端子が挿入される端子溝を備えることができる。
【0034】
前記放熱フランジの外側端部に結合し、第2方向に延長される少なくとも一つの放熱板を含むことができる。
【0035】
前記放熱板は、前記放熱フランジの一部で前記第2方向に折り曲げることができる。
【0036】
前記放熱板は複数の放熱板を含み、前記複数の放熱板は前記放熱フランジに形成され、前記第2方向に沿って平行に延長されることができる。
【0037】
前記ケースの少なくとも一部に、冷却媒体に流通する少なくとも一つの冷却流路が形成できる。
【0038】
前記放熱部材が前記ケースから外部に向かって延長される少なくとも一つの放熱フィンを含み、前記放熱フィンは前記開口と離隔し、前記ケースに位置することができる。
【0039】
前記放熱フィンは、前記ケースから外部に向かって互いに平行に延長される複数の放熱フィンを含むことができる。
【0040】
一方、本発明の他の実施形態による電池組立体は、複数の電池モジュールを含むことができる。前記各電池モジュールは、ケースの溝内に位置する電極群を含み、前記ケースの開口はフィルム蓋によって覆われ、前記ケースは前記ケースから外部に向かって延長される少なくとも一つの第1放熱部材を含むことができる。前記複数の電池モジュールが前記フィルム蓋を外部衝撃から保護するように、互いに積層及び結合される。
【0041】
前記第1放熱部材が、前記開口に隣接した部分で前記ケースから外部に向かって延長される放熱フランジを含むことができる。
【0042】
前記複数の電池モジュールのうちの一つのフィルムカバーが、この電池モジュールと隣接する電池モジュールのケースの底面に隣接することができる。
【0043】
前記複数の電池モジュールうち、隣接する電池モジュールの前記第1放熱部材が相接するように配置できる。
【0044】
前記電池組立体は、前記複数の電池モジュールの第1端部及び第2端部にそれぞれ位置する第1プレート及び第2プレート、並びに前記第1プレート、前記第2プレート、及び前記第1放熱部材に連結される固定部材を含むことができる。
【0045】
前記第1プレート及び前記第2プレートに加えられる外力は、少なくとも一部が前記固定部材を通じて一つのプレートから他のプレートに伝達される。
【0046】
前記ケースは、前記第1放熱部材に結合し、前記第1放熱部材から外部に向かって延長される少なくとも一つの第2放熱部材を含むことができる。前記複数の電池モジュールのうちの一つの前記第2放熱部材が、隣接する電池モジュールの第1放熱部材と隣接して、前記第1放熱部材と前記第2放熱部材の間での外力を伝達することができる。
【0047】
前記固定部材は、前記第1プレートと前記第2プレートとの間で前記電池モジュールの前記第1放熱部材を貫通して延長される少なくとも一つのロッド、及び前記ロッドが位置した部分に配置され、前記隣接する電池モジュールの前記第1放熱部材に接触する複数のスペーサを含むことができる。
【0048】
前記放熱部材は、前記ケースから外部に向かって少なくとも二つの方向に延長されることができる。前記ロッドは、前記複数の電池モジュールの前記ケースの両側でそれぞれ前記放熱部材を貫通して延長される第1ロッド及び第2ロッドを含むことができる。
【0049】
前記電極群は、前記ケースの外部に向かって延長される複数の正極端子と複数の負極端子を含むことができる。前記複数の電池モジュールが並列に接続するように前記正極端子と前記負極端子とを接続することができる。この時、電池組立体は、前記正極端子を接続する正極接続部材、及び前記負極端子を接続する負極接続部材を含むことができる。
【0050】
前記電極群は、前記ケースの外部に向かって延長される複数の正極端子と複数の負極端子とを含むことができる。前記複数の電池モジュールが並列に接続するように前記正極端子と前記負極端子とを接続することができる。
【0051】
前記複数の電池モジュールのいずれか一つの電池モジュールの正極端子と、これと隣接する電池モジュールの負極端子とが隣接して形成され、互いに電気的に接続するように折曲することができる。
【発明の効果】
【0052】
本発明の一実施形態によれば、2次電池の放熱特性が向上するだけでなく、単位重量当り出力が向上する。また、電池モジュールの締結及び組立が容易である。
【図面の簡単な説明】
【0053】
【図1】本発明の第1実施形態による2次電池を示した斜視図である。
【図2】図1におけるII−II線に沿った断面図である。
【図3A】本発明の第1実施形態によるケースを示した平面図である。
【図3B】本発明の第1実施形態の変形例によるケースを示した平面図である。
【図4】本発明の第1実施形態による電池モジュールを示した断面図である。
【図5】本発明の第2実施形態による2次電池を示した分解斜視図である。
【図6】本発明の第2実施形態による電池モジュールを示した側面図である。
【図7】本発明の第3実施形態による電池モジュールを示した側面図である。
【図8】本発明の第4実施形態による2次電池を示した分解斜視図である。
【図9】本発明の第5実施形態による2次電池を示した斜視図である。
【図10】本発明の第5実施形態による2次電池を示した背面図面である。
【図11】本発明の第6実施形態による2次電池のケースとフィルム蓋を示した断面図である。
【図12】本発明の第7実施形態による2次電池のケースとフィルム蓋を示した断面図である。
【図13】本発明の第8実施形態による2次電池を示した斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0054】
以下、添付した図面を参照しながら、本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者が容易に実施できるように、本発明の実施形態について詳細に説明する。しかし、本発明は種々の相異なる形態に実現でき、以下で説明する実施形態に限られない。そして、本明細書及び図面において、同一の符号は同一の構成要素を示す。
【0055】
図1は、本発明の第1実施形態による2次電池を示した斜視図であり、図2は、図1におけるII−II線に沿った断面図である。
【0056】
図1及び図2を参照して説明すれば、本第1実施形態による2次電池100は、正極11と負極12との間にセパレータ13が介在した電極群10と、電極群10が内蔵されるケース20と、電極群10と電気的に接続する正極端子31及び負極端子32と、ケースを密封するフィルム蓋とを含む。本第1実施形態による2次電池100は、リチウム−イオン2次電池を例に挙げて説明する。
【0057】
正極11は、正極集電体に正極活物質が塗布された構造となり、負極12は、負極集電体に負極活物質が塗布された構造となる。電極群10は、複数個の正極11と負極12とがセパレータ13を介在して交互に積層された構造となっている。
【0058】
但し、本発明がこれに制限されることではなく、電極群10は、帯状の正極11と負極12との間にセパレータ13を介在した後、巻取られた構造に形成することも可能である。
【0059】
積層形成された電極群10において、一側端部には正極無地部と負極無地部が位置し、正極無地部には正極端子31が溶接で付着し、負極無地部には負極端子32が溶接で付着する。正極端子31及び負極端子32はケース20から外部に向かって延長される。本実施形態では、正極端子31と負極端子32が同一側で外部に向かって延長され、正極端子31と負極端子32が開口に隣接した部分でケース20とフィルム蓋40との間に介在することができる。正極端子31及び負極端子32には、ケース20との絶縁のために絶縁層36(絶縁部材)が端子31、32の周りを取り囲むように形成される。
【0060】
ケース20は、電極群10が内蔵される装着溝21と、装着溝21の上端で外側に拡張された放熱フランジ25とを含む。装着溝21は、ほぼ四角形の断面を有し、ケース20の中央に配置され、この上に開口が形成されて電極群が通過できるようにケース20の上面が開放される。ケース20は板状であり、装着溝21は板状のケースを屈曲させて形成される。
【0061】
放熱フランジ25は装着溝21の周縁に沿って連結して形成し、放熱フランジ25の角部には締結孔25bを形成する。放熱フランジ25には端子31、32が嵌合される端子溝26を形成し、端子溝26は放熱フランジ25の外側端部から装着溝21まで連結して形成する。この端子溝26には絶縁層36が挿入され、ケース20とフィルム蓋40との間を密封する。
【0062】
また、放熱フランジ25には、装着溝21と接する部分にフィルム蓋40が付着できるようにシーリング部25aが形成される。
【0063】
図3Aに示したように、シーリング部25aには接着剤27を格子状にパターン化して塗布できる。また、図3Bに示したように、ケース20の放熱フランジ28に形成されたシーリング部28aは、接着剤29を縞状にパターニングすることができる。シーリング部25a、28aが格子状または縞状にパターニングされると、フィルム蓋40がシーリング部25a、28aにさらに密着し、これによって装着溝21を安定的に密封することができる。
【0064】
シーリング部25aにはフィルム蓋40が接着され、フィルム蓋40はほぼ四角形となっており、装着溝21の開口を全体的に覆う。そのために、装着溝21はフィルム蓋40によって密封される。フィルム蓋40は、ポリマーからなるか、または金属箔の両面にポリマーが塗布された構造とすることができる。
【0065】
放熱フランジ25の一端には折り曲げられた放熱板23が形成される。放熱板23は、装着溝21の底方向に向かって折曲され、装着溝21から離隔した位置に形成される。
【0066】
そのために、放熱板23を通じて熱を排出することにより、ケース20を効率的に冷却することができる。放熱板23は放熱フランジ25と一体に形成されるので、ケース20の内部で発生した熱が、放熱フランジ25と放熱板23を通じて速かに排出できる。
【0067】
図4は、本発明の第1実施形態による電池モジュールを示した断面図である。
【0068】
図4を参照して説明すれば、本実施形態による電池モジュール500は、積層配列された複数個の2次電池100と、2次電池100の最外側に設けられたエンドプレート46、47と、2次電池100のケース20とエンドプレート46、47を貫通して締結された固定部材42(ロッド)とを含む。
【0069】
2次電池100は、装着溝21の底が隣接する2次電池100の放熱フランジ25に接するように積層され、フィルム蓋40の上には隣接する2次電池100の底が位置する。そのために、フィルム蓋40が外部の衝撃などにも安全に保護できる。また、装着溝21の壁は、隣接するケース20を通じて伝達される荷重を支持できるように一列に配列される。
【0070】
放熱フランジ25に形成された締結孔25bには、固定部材42が挿入設置され、固定部材42は、エンドプレート46、47と放熱フランジ25を貫通して締結される。
【0071】
固定部材42は、一側にヘッド部42aが形成された連結棒42bと、連結棒42bに締結されたナット42cとを含む。固定部材42は、ケース20を加圧して一体に固定させる。
【0072】
一方、隣接する2次電池100の放熱フランジ25の間にはスペーサ45が設置され、スペーサ45は固定部材42が嵌合できるように中空形状に構成される。
【0073】
エンドプレート46、47は、電池モジュール100の上部と下部にそれぞれ二つが設置され、一側に設置されたエンドプレート47はケース20の底に密着し、他側に設置されたエンドプレート46はフィルム蓋40を覆う。
【0074】
本実施形態では、一つの電池モジュールの放熱板23が隣接する電池モジュールの放熱フランジ25と隣接するように複数の電池モジュールが積層され、外部の衝撃などが伝達伝されて、これに対する抵抗がよく行われるようにする。
【0075】
このように本実施形態によれば、ケース20を積層することで電池モジュール500を容易に製作でき、一部の2次電池100で異常が発生したとき、2次電池100の交替及び補修が容易である。また、ケース20に形成された放熱フランジ25を通じて熱を容易に排出することができる。
【0076】
本実施形態では、固定部材42(ロッド)がケース20の両側にそれぞれ位置する第1ロッド及び第2ロッドを含むことと示したが、本発明がこれに限定されることではない。
【0077】
図5は、本発明の第2実施形態による2次電池を示した分解斜視図である。
【0078】
図5を参照して説明すれば、本実施形態による2次電池110は、正極51aと負極51bとの間にセパレータが介在した電極群51と、電極群51が内蔵されるケース50と、電極群51と電気的に接続する正極端子61及び負極端子62と、ケース50を密封するフィルム蓋40とを含む。
【0079】
電極群51は、帯状の正極51aと負極51bとの間にセパレータを介在した後、巻き取って形成する。巻取られた電極群51において、正極無地部は一側端部に形成され、負極無地部は他側端部に形成される。電極群51において、正極無地部には正極端子61が溶接で付着し、負極無地部には負極端子62が溶接で付着する。そのために正極端子61と負極端子62は互いに反対方向に突出する。
【0080】
正極端子61及び負極端子62には、ケース50との絶縁のために絶縁層64、65が端子61、62の周縁を取り囲むように形成される。
【0081】
ケース50は、電極群10が内蔵される装着溝52と、装着溝52の上端で外側に拡張された放熱フランジ55とを含む。装着溝52は、ほぼ四角形の断面を有し、ケース50の中央に配置される。
【0082】
放熱フランジ55は、装着溝52の周縁に沿って連結して形成し、放熱フランジ55の角部には締結孔55bを形成する。放熱フランジ55には端子61、62が嵌合される端子溝56を形成し、端子溝56は放熱フランジ55の外側端部から装着溝52まで連結して形成する。この端子溝56には絶縁層65が挿入され、ケース50とフィルム蓋40との間を密封する。
【0083】
また、放熱フランジ55には、装着溝52と接する部分にフィルム蓋が付着できるようにシーリング部55aが形成される。放熱フランジ55の一端には折曲されて形成された放熱板53を形成する。放熱板53は、放熱フランジ55で装着溝52の底方向に折曲され、装着溝52から離隔した位置に形成される。
【0084】
そのために、放熱板53と装着溝52との間の空間に冷却媒体などが供給され、ケース50を効率的に冷却することができる。放熱板53は放熱フランジ55と一体に形成されるので、ケース50の内部で発生した熱が放熱フランジ55と放熱板53を通じて速かに排出できる。
【0085】
図6は、本発明の第2実施形態による電池モジュールを示した側面図である。
【0086】
図6を参照して説明すれば、本実施形態による電池モジュールは、複数個の2次電池110、及び2次電池110を電気的に接続する接続部材65、67を含む。
【0087】
一つの2次電池110は、一側の2次電池110とはフィルム蓋40が相接し、他側の2次電池110とは装着溝52の底が相接するように配置される。そのために、フィルム蓋40が放熱フランジ55の間に配置されるので、外部の衝撃などによるフィルム蓋40の破損を防止することができる。
【0088】
この時、正極端子61は隣接する2次電池110の正極端子61と対向し、負極端子62は隣接する2次電池110の負極端子62と対向する。そして、正極端子61は隣接する2次電池110の正極端子61と溶接され、負極端子62は隣接する2次電池110の負極端子62と溶接されて、2つの2次電池110が並列に連結される。接続部材65、67は並列に接続された2つの2次電池110を電気的に接続し、本実施形態では2次電池110を並列に接続する。このように、本実施形態によれば、複数個の小型2次電池110を電気的に接続することで、大容量の電池モジュールを形成することができるだけでなく、電池モジュールの構造的な安定性と、重量対比出力を向上させることができる。
【0089】
但し、本発明がこれに制限されることではなく、接続部材65、67は、2つの2次電池110を直列に接続して、6つの2次電池110を2P3S構造に接続することも可能である。
【0090】
図7は、本発明の第3実施形態による電池モジュールを示した側面図である。
【0091】
図7を参照して説明すれば、本実施形態による2次電池110は、前記第2実施形態による2次電池110と同一の構造なので、同一の構成に対する重複説明は省略する。
【0092】
一つの2次電池110は、一側の2次電池110とはフィルム蓋40が相接し、他側の2次電池110とは装着溝52の底が相接するように配置される。この時、正極端子61は隣接する2次電池110の負極端子62と対向し、負極端子62は隣接する2次電池110の正極端子61と対向する。
【0093】
一側では近い正極端子61と負極端子62が溶接で接合され、他側では遠い負極端子62と正極端子61が溶接で接合される。これにより、別途の部材を介在することなく、2次電池110が直列で接続できる。
【0094】
図8は、本発明の第4実施形態による2次電池を示した分解斜視図である。
【0095】
図8を参照して説明すれば、本実施形態による2次電池120は、正極51aと負極51bとの間にセパレータが介在した電極群51と、電極群51が内蔵されるケース70と、電極群51と電気的に接続する正極端子76及び負極端子78と、ケース70を密封するフィルム蓋40とを含む。
【0096】
本実施形態による電極群51は、前記第2実施形態による電極群と同一の構造なので、これに対する重複説明は省略する。
【0097】
ケース70は、電極群51が内蔵される装着溝71と、装着溝71の上端で外側に拡張された放熱フランジ75とを含む。装着溝71は、ほぼ四角形の断面を有し、ケース70の中央に配置される。
【0098】
電極群51において、正極51aには正極端子76が溶接で付着し、負極51bには負極端子78が溶接で付着する。これにより、正極端子76と負極端子78とは互いに反対方向に突出する。
【0099】
正極端子76には、ケース70との絶縁のために、絶縁層79が正極端子76の周縁を取り囲むように形成される。負極端子78は、装着溝71の底に向かって折曲され、装着溝71の内側壁面に溶接で付着する。これにより、ケース70が負極極性を有する。したがって、2次電池120を積層配列し、正極端子76を隣接する2次電池120のケース70に溶接で付着するだけで、2次電池120を容易に直列に接続することができる。
【0100】
放熱フランジ75は、装着溝71の周縁に沿って連結して形成し、放熱フランジ75の角部には締結孔75bを形成する。放熱フランジ75には、正極端子76が嵌合される端子溝74を形成し、この端子溝74には絶縁層79が挿入され、ケース70とフィルム蓋40との間を密封する。
【0101】
また、放熱フランジ75には、装着溝71と接する部分にフィルム蓋40が付着できるようにシーリング部75aが形成される。放熱フランジ75の一端には、折曲形成された放熱板73が形成される。放熱板73は、放熱フランジ75で装着溝71の底方向に折曲され、装着溝71から離隔した位置に形成される。
【0102】
図9は、本発明の第5実施形態による2次電池を示した斜視図であり、図10は本発明の第5実施形態による2次電池を示した背面図である。
【0103】
図9及び図10を参照して説明すれば、本実施形態による2次電池130は、ケース85と、ケース85内に挿入された電極群88と、電極群88と電気的に接続され、ケース85の外側に突出した正極端子81及び負極端子82と、ケース85を密封するフィルム蓋84とを含む。
【0104】
ケース85は、電極群88が内蔵される装着溝86と、装着溝86の上端で外側に拡張された放熱フランジ87とを含む。装着溝86は、ほぼ四角形の断面を有し、ケース85の中央に配置される。
【0105】
放熱フランジ87は、装着溝86の周縁に沿って連結して形成し、放熱フランジ87の一側端には折り曲げられた放熱板89が形成される。
【0106】
正極端子81は、電極群88の正極88aと電気的に接続し、装着溝86の壁面(ケースの側壁)を貫通して外側に突出し、負極端子82は電極群88の負極88bと電気的に接続し、装着溝86の壁面を貫通して外側に突出する。この時、ケース85と端子81、82との間には絶縁のためのガスケット83が設置される。
【0107】
図11は、本発明の第6実施形態による2次電池のケースとフィルム蓋を示した断面図である。
【0108】
図11を参照して説明すれば、本実施形態によるケース220電極群が内蔵される装着溝221と、装着溝221の上端で外側に拡張された放熱フランジ250とを含む。装着溝221は、ほぼ四角形の断面を有し、ケース220の中央に配置される。
【0109】
放熱フランジ250は、装着溝221の周縁に沿って連結して形成し、放熱フランジ250の一側端には折り曲げられた放熱板223が形成される。
【0110】
ケース220の内面には、絶縁のための絶縁フィルム230(絶縁部材)がコーティングされる。絶縁フィルム230はポリマーなどからなることができる。また、放熱フランジ250でフィルム蓋が付着する上面には接着剤層260が形成され、フィルム蓋240が放熱フランジ250に安定的に付着できる。
【0111】
一方、フィルム蓋240は、中央に配置された金属箔241、及び金属箔241の両面に配置されたポリマー層242、243を含む。そのために、ポリマー層242、243と接着剤層260とが熱間圧着などによって接合されて、フィルム蓋240がケース220に安定的に固定され、金属箔241がフィルム蓋240の一定の強度を提供することができる。
【0112】
図12は、本発明の第7実施形態による2次電池のケースとフィルム蓋を示した断面図である。
【0113】
図12を参照して説明すれば、本実施形態によるケース320は、電極群が内蔵される装着溝321と、装着溝321の上端で外側に拡張された放熱フランジ325とを含む。装着溝321は、ほぼ四角形の断面を有し、ケース320の中央に配置される。ケース320には、装着溝321を覆うフィルム蓋340が設けられる。
【0114】
放熱フランジ325は、装着溝321の周縁に沿って連結して形成し、放熱フランジ325の一側端には折り曲げられた放熱板327を形成する。装着溝321の底には底冷却部324が形成され、底冷却部324の内部には冷却媒体が移動する冷却流路324aが形成されている。また、装着溝321の外壁面には放熱フランジ325と平行に突出した放熱フィン328が形成される。
【0115】
一方、放熱板327が形成された放熱フランジ325には、放熱板327と平行に突出した放熱フィン329が形成される。
【0116】
本実施形態によれば、ケース320に放熱フィン328、329と冷却流路324aとが形成されて、ケース320の内部で発生した熱を容易に排出することができる。
【0117】
図13は、本発明の第8実施形態による2次電池を示した斜視図である。
【0118】
図13を参照すれば、本実施形態によるケース201は放熱板(図1の参照符号23)を備えない。これにより、ケース201が簡単な構造を有し、製造時間及び製造費用を減らすことができる。
【0119】
図13では、他の構成は第1実施形態の構成と同一である。しかし、本発明がこれに限定されることではない。したがって、第2乃至第7実施形態において放熱板を備えなくても良いのはもちろんである。
【0120】
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明がこれらに限定されることではなく、特許請求の範囲、発明の詳細な説明、及び添付した図面の範囲内で多様に変形して実施できる。
【符号の説明】
【0121】
10 電極群
11 正極
12 負極
13 セパレータ
20 ケース
21 装着溝
23 放熱板
25 放熱フランジ
25a シーリング部
25b 締結孔
26 端子溝
31 正極端子
32 負極端子
36 絶縁層
40 フィルム蓋
42 固定部材
45 スペーサ
46、47 エンドプレート
100 2次電池
328、329 放熱フィン
500 電池モジュール


【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも一つの端子を有する電極群と、
前記電極群を収容する溝、及び前記電極群が通過するように一側を開放する開口を備えたケースと、
前記開口の上に延長されて前記電極群を前記溝内に固定するフィルム蓋と、
前記ケースに位置し、前記電極群を収容した前記溝から熱を排出するように、前記ケースから外部に向かって延長される放熱部材を含む電池組立体。
【請求項2】
前記放熱部材はフランジを含む、請求項1に記載の電池組立体。
【請求項3】
前記電極群は、少なくとも一つの正極、少なくとも一つの負極、前記正極と前記負極との間に位置する少なくとも一つのセパレータ、前記正極に電気的に接続する正極端子、及び前記負極に電気的に接続する負極端子を含み、
前記正極端子と前記負極端子は前記溝から外部に向かって延長される、請求項1に記載の電池組立体。
【請求項4】
前記開口は複数の側面部を有し、
前記正極端子と前記負極端子が、前記開口の第1側面部から外部に向かって延長され、
前記正極端子と前記負極端子が、前記開口に隣接した部分で前記ケースと前記フィルム蓋との間に介在する、請求項3に記載の電池組立体。
【請求項5】
前記開口は複数の側面部を有し、
前記正極端子が前記開口の第1側面部から外部に向かって延長され、前記負極端子が前記開口の第2側面部から外部に向かって延長され、
前記正極端子と前記負極端子が、前記開口に隣接した部分で前記ケースと前記フィルム蓋との間に介在する、請求項3に記載の電池組立体。
【請求項6】
前記溝は前記ケース内で少なくとも一つの側壁を形成し、
前記少なくとも一つの端子は、前記ケース内の開口と離隔した位置で前記側壁を貫通し、前記ケースから外部に向かって延長される、請求項1に記載の電池組立体。
【請求項7】
前記開口は複数の側面部を有し、
前記正極端子が前記開口の第1側面部から外部に向かって延長され、前記負極端子が前記ケースに連結されて前記ケースが負極を構成する、請求項3に記載の電池組立体。
【請求項8】
前記溝内で前記ケースと前記電極群との間に位置する絶縁部材をさらに含む、請求項1に記載の電池組立体。
【請求項9】
前記端子と前記ケースとの間に位置する少なくとも一つの絶縁部材をさらに含む、請求項1に記載の電池組立体。
【請求項10】
前記フィルム蓋は、シーリング部材によって前記ケースに付着する、請求項1に記載の電池組立体。
【請求項11】
前記フィルム蓋は、金属箔と、前記金属箔の両面に配置するポリマー層とを含む、請求項1に記載の電池組立体。
【請求項12】
前記放熱部材が、前記ケースから外部に向かって第1方向に延長されて外側端部を形成し、前記開口に隣接した部分で前記ケースに一体に形成された放熱フランジを含む、請求項1に記載の電池組立体。
【請求項13】
前記放熱フランジは、前記端子が挿入される端子溝を備える、請求項12に記載の電池組立体。
【請求項14】
前記放熱フランジの外側端部に結合され、第2方向に延長される少なくとも一つの放熱板を含む、請求項12に記載の電池組立体。
【請求項15】
前記放熱板は、前記放熱フランジの一部で前記第2方向に折り曲げられる、請求項14に記載の電池組立体。
【請求項16】
前記放熱板は複数の放熱板を含み、
前記複数の放熱板は前記放熱フランジに形成され、前記第2方向に沿って平行に延長される、請求項15に記載の電池組立体。
【請求項17】
前記ケースの少なくとも一部に、冷却媒体に流通する少なくとも一つの冷却流路が形成される、請求項12に記載の電池組立体。
【請求項18】
前記放熱部材が前記ケースから外部に向かって延長される少なくとも一つの放熱フィンを含み、前記放熱フィンは前記開口と離隔して前記ケースに位置する、請求項1に記載の電池組立体。
【請求項19】
前記放熱フィンは、前記ケースから外部に向かって平行に延長される複数の放熱フィンを含む、請求項18に記載の電池組立体。
【請求項20】
複数の電池モジュールを含み、
前記各電池モジュールはケースの溝内に位置する電極群を含み、前記ケースの開口はフィルム蓋によって覆われ、前記ケースは前記ケースから外部に向かって延長される少なくとも一つの第1放熱部材を含み、
前記複数の電池モジュールが前記フィルム蓋を外部衝撃から保護するように互いに積層及び結合される電池組立体。
【請求項21】
前記第1放熱部材が、前記開口に隣接した部分で前記ケースから外部に向かって延長される放熱フランジを含む、請求項20に記載の電池組立体。
【請求項22】
前記複数の電池モジュールのうちの一つのフィルムカバーが、この電池モジュールと隣接する電池モジュールのケースの底面に隣接する、請求項20に記載の電池組立体。
【請求項23】
前記複数の電池モジュールのうち、隣接する電池モジュールの前記第1放熱部材が相接するように配置される、請求項20に記載の電池組立体。
【請求項24】
前記複数の電池モジュールの第1端部及び第2端部にそれぞれ位置する第1プレート及び第2プレートと、
前記第1プレート、前記第2プレート、及び前記第1放熱部材に連結される固定部材をさらに含む、請求項20に記載の電池組立体。
【請求項25】
前記第1プレート及び前記第2プレートに加えられる外力は、少なくとも一部が前記固定部材を通じて一つのプレートから他のプレートに伝達される、請求項24に記載の電池組立体。
【請求項26】
前記ケースは、前記第1放熱部材に結合され、前記第1放熱部材から外部に向かって延長される少なくとも一つの第2放熱部材を含み、
前記複数の電池モジュールのうちの一つの前記第2放熱部材が、隣接する電池モジュールの第1放熱部材と隣接して、前記第1放熱部材と前記第2放熱部材の間での外力を伝達する、請求項20に記載の電池組立体。
【請求項27】
前記固定部材は、
前記第1プレートと前記第2プレートとの間で前記電池モジュールの前記第1放熱部材を貫通して延長される少なくとも一つのロッドと、
前記ロッドが位置した部分に配置され、前記隣接する電池モジュールの前記第1放熱部材に接触する複数のスペーサをさらに含む、請求項24に記載の電池組立体。
【請求項28】
前記放熱部材は、前記ケースから外部に向かって少なくとも二つの方向に延長され、
前記ロッドは、前記複数の電池モジュールの前記ケースの両側で、それぞれ前記放熱部材を貫通して延長される第1ロッド及び第2ロッドを含む、請求項27に記載の電池組立体。
【請求項29】
前記電極群は、前記ケースの外部に向かって延長される複数の正極端子と複数の負極端子とを含み、
前記複数の電池モジュールが並列に接続するように、前記正極端子と前記負極端子とを接続する、請求項20に記載の電池組立体。
【請求項30】
前記正極端子を接続する正極接続部材と、
前記負極端子を接続する負極接続部材をさらに含む、請求項29に記載の電池組立体。
【請求項31】
前記電極群は、前記ケースの外部に向かって延長される複数の正極端子と複数の負極端子とを含み、
前記複数の電池モジュールが並列に接続するように、前記正極端子と前記負極端子とを接続する、請求項20に記載の電池組立体。
【請求項32】
前記複数の電池モジュールのいずれか一つの電池モジュールの正極端子と、これと隣接する電池モジュールの負極端子とが隣接して形成され、互いに電気的に接続するように折り曲げられる、請求項27に記載の電池組立体。

【図1】
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【図2】
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【図3A】
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【図3B】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【公開番号】特開2011−40379(P2011−40379A)
【公開日】平成23年2月24日(2011.2.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−170222(P2010−170222)
【出願日】平成22年7月29日(2010.7.29)
【出願人】(590002817)三星エスディアイ株式会社 (2,784)
【Fターム(参考)】