CSF−1R阻害剤、組成物および使用方法
ベンゾオキサゾール化合物およびベンゾチアゾール化合物、ならびにそれらのオキシド、エステル、プロドラッグ、溶媒和物および薬学的に許容される塩を開示する。該化合物を単独でまたは少なくとも1種のさらなる治療剤と組合せて、薬学的に許容される担体と共に含む組成物、ならびに該化合物の単独でのまたは少なくとも1種のさらなる治療剤との組合せでの使用も開示する。かかる態様は、細胞増殖の阻害、腫瘍の増殖および/または転移の阻害、がんの処置または予防、リウマチ様関節炎のような変性骨疾患の処置または予防、および/またはCSF−1Rのような分子の阻害に有用である。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I):
【化1】
〔式中:
XはO、SまたはS(O)であり;
Aは、WがC−R3またはNであり、Q1、Q2、Q3およびQ4はそれぞれ独立してC−R3またはNであり、Q1、Q2、Q3およびQ4の少なくとも1個がNであり、Q1、Q2、Q3、Q4およびWの3個以下がNである6員環であり;
R1およびR2は独立して水素、アルキル、置換アルキル、シクロアルキル、置換シクロアルキル、シクロアルケニル、置換シクロアルケニル、アリール、置換アリール、ヘテロシクリル、置換ヘテロシクリル、ヘテロアリール、置換ヘテロアリールであるか、またはR1とR2は一体となって、ヘテロシクリル、置換ヘテロシクリル、ヘテロアリールおよび置換ヘテロアリールから選択される基を形成する;ただし、R1およびR2は両方がHではなく;
XがOであるとき、R1またはR2の1個が所望によりC(O)R1aであり、ここで、R1aがアルキル、置換アルキル、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、置換アルキニル、シクロアルキル、置換シクロアルキル、シクロアルケニル、置換シクロアルケニル、アリール、置換アリール、置換ヒドラジノ、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、ヘテロ環式、置換ヘテロ環式、アミノ、置換アミノ、アルコキシおよび置換アルコキシから成る群から選択され;
R3はそれぞれ独立して水素またはR3aであり、ここでR3aはそれぞれ独立して、ハロ、アルキル、置換アルキル、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、置換アルキニル、カルボニトリル、アリール、置換アリール、シクロアルキル、置換シクロアルキル、シクロアルケニル、置換シクロアルケニル、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、ヘテロ環式、置換ヘテロ環式、アミノ、置換アミノ、アシル、アシルアミノ、アルコキシ、置換アルコキシ、カルボキシル、カルボキシルエステル、置換スルホニル、アミノスルホニルおよびアミノカルボニルから成る群から選択されるか;または2個の隣接した炭素原子上の2個のR3a基がそれらと結合している炭素原子と一体となって、アリール、置換アリール、ヘテロ環式、置換ヘテロ環式、ヘテロアリールまたは置換ヘテロアリールから選択される基を形成し;
R4はそれぞれ独立して、アルキル、置換アルキル、アルコキシ、置換アルコキシ、アミノ、置換アミノまたはハロであり;そして
nは0、1または2である〕
の化合物またはそのオキシド、エステル、プロドラッグ、薬学的に許容される塩もしくは溶媒和物。
【請求項2】
式(II):
【化2】
〔式中:
XがO、SまたはS(O)であり;
R1およびR2が独立して水素、アルキル、置換アルキル、シクロアルキル、置換シクロアルキル、シクロアルケニル、置換シクロアルケニル、アリール、置換アリール、ヘテロシクリル、置換ヘテロシクリル、ヘテロアリール、置換ヘテロアリールであるか、またはR1とR2が一体となって、ヘテロシクリル、置換ヘテロシクリル、ヘテロアリールおよび置換ヘテロアリールから選択される基を形成する;ただし、R1およびR2は両方がHではなく;
XがOであるとき、R1またはR2の1個が所望によりC(O)R1aであり、ここで、R1aがアルキル、置換アルキル、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、置換アルキニル、シクロアルキル、置換シクロアルキル、シクロアルケニル、置換シクロアルケニル、アリール、置換アリール、置換ヒドラジノ、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、ヘテロ環式、置換ヘテロ環式、アミノ、置換アミノ、アルコキシおよび置換アルコキシから成る群から選択され;
R3aがそれぞれ独立して、ハロ、ニトロ、ヒドロキシアミノ、アルキル、置換アルキル、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、置換アルキニル、カルボニトリル、アリール、置換アリール、シクロアルキル、置換シクロアルキル、シクロアルケニル、置換シクロアルケニル、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、ヘテロ環式、置換ヘテロ環式、アミノ、置換アミノ、アシル、アシルアミノ、アルコキシ、置換アルコキシ、カルボキシル、カルボキシルエステル、置換スルホニル、アミノスルホニルおよびアミノカルボニルから成る群から選択されるか;または2個の隣接した炭素原子上の2個のR3a基がそれらと結合している炭素原子と一体となって、アリール、置換アリール、ヘテロ環式、置換ヘテロ環式、ヘテロアリールまたは置換ヘテロアリールから選択される基を形成し;
R4がそれぞれ独立して、アルキル、置換アルキル、アルコキシ、置換アルコキシ、アミノ、置換アミノまたはハロであり;
mが0、1、2または3であり、そして
nが0、1または2である〕
である請求項1の化合物またはそのオキシド、エステル、プロドラッグ、薬学的に許容される塩もしくは溶媒和物。
【請求項3】
式(III):
【化3】
〔式中:
XがO、SまたはS(O)であり;
R1およびR2が独立して水素、アルキル、置換アルキル、シクロアルキル、置換シクロアルキル、シクロアルケニル、置換シクロアルケニル、アリール、置換アリール、ヘテロシクリル、置換ヘテロシクリル、ヘテロアリール、置換ヘテロアリールであるか、またはR1とR2が一体となって、ヘテロシクリル、置換ヘテロシクリル、ヘテロアリールおよび置換ヘテロアリールから選択される基を形成する;ただし、R1およびR2は両方がHではなく;
XがOであるとき、R1またはR2の1個が所望によりC(O)R1aであり、ここで、R1aがアルキル、置換アルキル、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、置換アルキニル、シクロアルキル、置換シクロアルキル、シクロアルケニル、置換シクロアルケニル、アリール、置換アリール、置換ヒドラジノ、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、ヘテロ環式、置換ヘテロ環式、アミノ、置換アミノ、アルコキシおよび置換アルコキシから成る群から選択され;
R3aがそれぞれ独立して、ハロ、ニトロ、ヒドロキシアミノ、アルキル、置換アルキル、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、置換アルキニル、カルボニトリル、アリール、置換アリール、シクロアルキル、置換シクロアルキル、シクロアルケニル、置換シクロアルケニル、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、ヘテロ環式、置換ヘテロ環式、アミノ、置換アミノ、アシル、アシルアミノ、アルコキシ、置換アルコキシ、カルボキシル、カルボキシルエステル、置換スルホニル、アミノスルホニルおよびアミノカルボニルから成る群から選択されるか;または2個の隣接した炭素原子上の2個のR3a基がそれらと結合している炭素原子と一体となって、アリール、置換アリール、ヘテロ環式、置換ヘテロ環式、ヘテロアリールまたは置換ヘテロアリールから選択される基を形成し;
R4はそれぞれ独立して、アルキル、置換アルキル、アルコキシ、置換アルコキシ、アミノ、置換アミノまたはハロであり;
mが0、1、2または3であり、そして
nが0、1または2である〕
である請求項1の化合物またはそのオキシド、エステル、プロドラッグ、薬学的に許容される塩もしくは溶媒和物。
【請求項4】
式(IV):
【化4】
〔式中:
XがO、SまたはS(O)であり;
R1およびR2は独立して水素、アルキル、置換アルキル、シクロアルキル、置換シクロアルキル、シクロアルケニル、置換シクロアルケニル、アリール、置換アリール、ヘテロシクリル、置換ヘテロシクリル、ヘテロアリール、置換ヘテロアリールであるか、またはR1とR2が一体となって、ヘテロシクリル、置換ヘテロシクリル、ヘテロアリールおよび置換ヘテロアリールから選択される基を形成する;ただし、R1およびR2は両方がHではなく;
XがOであるとき、R1またはR2の1個が所望によりC(O)R1aであり、ここで、R1aがアルキル、置換アルキル、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、置換アルキニル、シクロアルキル、置換シクロアルキル、シクロアルケニル、置換シクロアルケニル、アリール、置換アリール、置換ヒドラジノ、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、ヘテロ環式、置換ヘテロ環式、アミノ、置換アミノ、アルコキシおよび置換アルコキシから成る群から選択され;
R3aがそれぞれ独立して、水素、ハロ、ニトロ、ヒドロキシアミノ、アルキル、置換アルキル、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、置換アルキニル、カルボニトリル、アリール、置換アリール、シクロアルキル、置換シクロアルキル、シクロアルケニル、置換シクロアルケニル、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、ヘテロ環式、置換ヘテロ環式、アミノ、置換アミノ、アシル、アシルアミノ、アルコキシ、置換アルコキシ、カルボキシル、カルボキシルエステル、置換スルホニル、アミノスルホニルおよびアミノカルボニルから成る群から選択されるか;または2個の隣接した炭素原子上の2個のR3a基がそれらと結合している炭素原子と一体となって、アリール、置換アリール、ヘテロ環式、置換ヘテロ環式、ヘテロアリールまたは置換ヘテロアリールから選択される基を形成し;
R4がそれぞれ独立して、アルキル、置換アルキル、アルコキシ、置換アルコキシ、アミノ、置換アミノまたはハロであり;
mが0、1、2または3であり、そして
nが0、1または2である〕
である請求項1の化合物またはそのオキシド、エステル、プロドラッグ、薬学的に許容される塩もしくは溶媒和物。
【請求項5】
式(V):
【化5】
〔式中:
XがO、SまたはS(O)であり;
R1およびR2が独立して水素、アルキル、置換アルキル、シクロアルキル、置換シクロアルキル、シクロアルケニル、置換シクロアルケニル、アリール、置換アリール、ヘテロシクリル、置換ヘテロシクリル、ヘテロアリール、置換ヘテロアリールであるか、またはR1とR2が一体となって、ヘテロシクリル、置換ヘテロシクリル、ヘテロアリールおよび置換ヘテロアリールから選択される基を形成する;ただし、R1およびR2は両方がHではなく;
XがOであるとき、R1またはR2の1個が所望によりC(O)R1aであり、ここで、R1aがアルキル、置換アルキル、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、置換アルキニル、シクロアルキル、置換シクロアルキル、シクロアルケニル、置換シクロアルケニル、アリール、置換アリール、置換ヒドラジノ、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、ヘテロ環式、置換ヘテロ環式、アミノ、置換アミノ、アルコキシおよび置換アルコキシから成る群から選択され;
R3aがそれぞれ独立して、水素、ハロ、ニトロ、ヒドロキシアミノ、アルキル、置換アルキル、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、置換アルキニル、カルボニトリル、アリール、置換アリール、シクロアルキル、置換シクロアルキル、シクロアルケニル、置換シクロアルケニル、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、ヘテロ環式、置換ヘテロ環式、アミノ、置換アミノ、アシル、アシルアミノ、アルコキシ、置換アルコキシ、カルボキシル、カルボキシルエステル、置換スルホニル、アミノスルホニルおよびアミノカルボニルから成る群から選択されるか;または2個の隣接した炭素原子上の2個のR3a基がそれらと結合している炭素原子と一体となって、アリール、置換アリール、ヘテロ環式、置換ヘテロ環式、ヘテロアリールまたは置換ヘテロアリールから選択される基を形成し;
R4はそれぞれ独立して、アルキル、置換アルキル、アルコキシ、置換アルコキシ、アミノ、置換アミノまたはハロであり;
mが0、1、2または3であり、そして
nは0、1または2である〕
である請求項1の化合物またはそのオキシド、エステル、プロドラッグ、薬学的に許容される塩もしくは溶媒和物。
【請求項6】
式(VI):
【化6】
〔式中:
XがO、SまたはS(O)であり;
R1およびR2が独立して水素、アルキル、置換アルキル、シクロアルキル、置換シクロアルキル、シクロアルケニル、置換シクロアルケニル、アリール、置換アリール、ヘテロシクリル、置換ヘテロシクリル、ヘテロアリール、置換ヘテロアリールであるか、またはR1とR2が一体となって、ヘテロシクリル、置換ヘテロシクリル、ヘテロアリールおよび置換ヘテロアリールから選択される基を形成する;ただし、R1およびR2は両方がHではなく;
XがOであるとき、R1またはR2の1個が所望によりC(O)R1aであり、ここで、R1aがアルキル、置換アルキル、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、置換アルキニル、シクロアルキル、置換シクロアルキル、シクロアルケニル、置換シクロアルケニル、アリール、置換アリール、置換ヒドラジノ、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、ヘテロ環式、置換ヘテロ環式、アミノ、置換アミノ、アルコキシおよび置換アルコキシから成る群から選択され;
R3aがそれぞれ水素またはR3aであり、ここでR3aがそれぞれ独立して、ハロ、ニトロ、ヒドロキシアミノ、アルキル、置換アルキル、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、置換アルキニル、カルボニトリル、アリール、置換アリール、シクロアルキル、置換シクロアルキル、シクロアルケニル、置換シクロアルケニル、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、ヘテロ環式、置換ヘテロ環式、アミノ、置換アミノ、アシル、アシルアミノ、アルコキシ、置換アルコキシ、カルボキシル、カルボキシルエステル、置換スルホニル、アミノスルホニルおよびアミノカルボニルから成る群から選択されるか;または2個の隣接した炭素原子上の2個のR3a基がそれらと結合している炭素原子と一体となって、アリール、置換アリール、ヘテロ環式、置換ヘテロ環式、ヘテロアリールまたは置換ヘテロアリールから選択される基を形成し;
R4がそれぞれ独立して、アルキル、置換アルキル、アルコキシ、置換アルコキシ、アミノ、置換アミノまたはハロであり;
mが0、1、2または3であり、そして
nは0、1または2である〕
である請求項1の化合物またはそのオキシド、エステル、プロドラッグ、薬学的に許容される塩もしくは溶媒和物。
【請求項7】
式(VII):
【化7】
〔式中:
XがO、SまたはS(O)であり;
R1およびR2が独立して水素、アルキル、置換アルキル、シクロアルキル、置換シクロアルキル、シクロアルケニル、置換シクロアルケニル、アリール、置換アリール、ヘテロシクリル、置換ヘテロシクリル、ヘテロアリール、置換ヘテロアリールであるか、またはR1とR2が一体となって、ヘテロシクリル、置換ヘテロシクリル、ヘテロアリールおよび置換ヘテロアリールから選択される基を形成する;ただし、R1およびR2は両方がHではなく;
XがOであるとき、R1またはR2の1個が所望によりC(O)R1aであり、ここで、R1aがアルキル、置換アルキル、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、置換アルキニル、シクロアルキル、置換シクロアルキル、シクロアルケニル、置換シクロアルケニル、アリール、置換アリール、置換ヒドラジノ、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、ヘテロ環式、置換ヘテロ環式、アミノ、置換アミノ、アルコキシおよび置換アルコキシから成る群から選択され;
R3aがそれぞれ独立して、ハロ、ニトロ、ヒドロキシアミノ、アルキル、置換アルキル、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、置換アルキニル、カルボニトリル、アリール、置換アリール、シクロアルキル、置換シクロアルキル、シクロアルケニル、置換シクロアルケニル、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、ヘテロ環式、置換ヘテロ環式、アミノ、置換アミノ、アシル、アシルアミノ、アルコキシ、置換アルコキシ、カルボキシル、カルボキシルエステル、置換スルホニル、アミノスルホニルおよびアミノカルボニルから成る群から選択されるか;または2個の隣接した炭素原子上の2個のR3a基がそれらと結合している炭素原子と一体となって、アリール、置換アリール、ヘテロ環式、置換ヘテロ環式、ヘテロアリールまたは置換ヘテロアリールから選択される基を形成し;
R4がそれぞれ独立して、アルキル、置換アルキル、アルコキシ、置換アルコキシ、アミノ、置換アミノまたはハロであり;
mが0、1、2または3であり、そして
nが0、1または2である〕
である請求項1の化合物またはそのオキシド、エステル、プロドラッグ、薬学的に許容される塩もしくは溶媒和物。
【請求項8】
XがSである、請求項1〜7の何れかの化合物。
【請求項9】
XがOである、請求項1〜7の何れかの化合物。
【請求項10】
R2が水素またはメチルである、請求項1〜7の何れかの化合物。
【請求項11】
R1が、ハロ、ヒドロキシ、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、アリールオキシ、アミノカルボニル、カルボキシルエステル、カルボキシルおよび置換スルホニルから独立して選択される0、1、2または3個の置換基で置換されたアルキルである、請求項1〜7の何れかの化合物。
【請求項12】
R1がL−R1bであり、ここでLが共有結合、アルキレンまたは置換アルキレンであり、R1bがシクロアルキル、置換シクロアルキル、シクロアルケニル、置換シクロアルケニル、アリール、置換アリール、ヘテロシクリル、置換ヘテロ環式、ヘテロアリールおよび置換ヘテロアリールから選択される、請求項1〜7の何れかの化合物。
【請求項13】
Lが共有結合である、請求項12の化合物。
【請求項14】
Lがアルキル、置換アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アミノカルボニル、カルボキシルエステルおよびカルボキシルから選択される0、1、2または3個の置換基で置換されたアルキレンである、請求項12の化合物。
【請求項15】
Lが所望によりアルキル、置換アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アミノカルボニル、カルボキシルエステルおよびカルボキシルから成る群から選択される置換基で置換されていてもよいメチレンである、請求項14の化合物。
【請求項16】
Lが−CH2−または−CH(CH3)−である、請求項15の化合物。
【請求項17】
R1bがフェニル、フラン−2−イル、フラン−3−イル、テトラヒドロピラン−2−イル、テトラヒドロピラン−3−イル、テトラヒドロピラン−4−イル、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、シクロオクチル、シクロヘキセニル、ピリジン−2−イル、ピリジン−3−イル、ピリジン−4−イル、2,3−ジヒドロベンゾフラン、2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシン、3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]ジオキセピン、ピラジニル、ピロリジニル、ピペリジニル、ピペリジノン、ピロリジノン、ピリジン−2(1H)−オン、モルホリノ、ナフチル、ビシクロ[3.1.1]ヘプタン、ビシクロ[2.2.1]ヘプタン、1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン、2,3−ジヒドロ−1H−インデンおよびアゼパン−2−オンから選択され、ここでR1bはそれぞれ置換または非置換である、請求項12の化合物。
【請求項18】
R1bが
【化8】
〔式中、点線は飽和結合または不飽和結合であり;そして
R10、R11およびR12は独立して、水素、ハロ、ヒドロキシ、アルキル、置換アルキル、アルコキシ、置換アルコキシ、アミノ、置換アミノ、シクロアルキル、置換シクロアルキル、ヘテロシクリル、置換ヘテロシクリル、アリール、置換アリール、ヘテロアリールおよび置換ヘテロアリールから成る群から選択されるか;またはR11はR12と一体となって、アリール、置換アリール、ヘテロシクリル、置換ヘテロシクリル、ヘテロアリールおよび置換ヘテロアリールから成る群から選択される基を形成する〕
である、請求項17の化合物。
【請求項19】
R1bが
【化9】
である、請求項18の化合物。
【請求項20】
R10、R11およびR12が独立して、水素、ハロ、ヒドロキシル、アルキル、置換アルキルおよびアルコキシから成る群から選択される、請求項18の化合物。
【請求項21】
R10、R11およびR12の少なくとも1個がヒドロキシである、請求項18の化合物。
【請求項22】
R11がR12と一体となってアリールまたは置換アリールを形成する、請求項18の化合物。
【請求項23】
R1bが
【化10】
である、請求項19の化合物。
【請求項24】
R1bが
【化11】
である、請求項19の化合物。
【請求項25】
R1が
【化12】
である、請求項19の化合物。
【請求項26】
R1が
【化13】
である、請求項19の化合物。
【請求項27】
R3aがそれぞれ独立して、ハロ、ニトロ、ヒドロキシアミノ、アルキル、置換アルキル、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、置換アルキニル、カルボニトリル、アリール、置換アリール、シクロアルキル、置換シクロアルキル、シクロアルケニル、置換シクロアルケニル、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、ヘテロ環式、置換ヘテロ環式、アミノ、置換アミノ、アシル、アシルアミノ、アルコキシ、置換アルコキシ、カルボキシル、カルボキシルエステル、置換スルホニル、アミノスルホニルおよびアミノカルボニルから成る群から選択される、請求項1〜7の何れかの化合物。
【請求項28】
R3aがそれぞれ、F、Cl、Br、−NHOH、−NO2、−CN、アミノ、C1−3アルキル、C3−7シクロアルキル、C3−7シクロアルケニル、ピロリジニル、ピペリジニル、ピペリジノン、ピロリジノン、ピリジン−2(1H)−オン、モルホリノ、チアモルホリノ、フェニル、ピロリル、ピラゾリル、イミダゾリル、イソオキサゾリル、イソチアゾリル、フリル、チエニル、フラニル、ピリジニル、ピラジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、ナフチルおよびピロロ[2,3−b]ピリジニルから成る群から選択され、
ここで、該アミノ、C1−3アルキル、C3−7シクロアルキル、C3−7シクロアルケニル、ピロリジニル、ピペリジニル、ピペリジノン、ピロリジノン、ピリジン−2(1H)−オン、モルホリノ、チアモルホリノ、フェニル、ピロリル、ピラゾリル、イミダゾリル、イソオキサゾリル、イソチアゾリル、フリル、チエニル、フラニル、ピリジニル、ピラジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、ナフチルまたはピロロ[2,3−b]ピリジニルは、ハロ、ヒドロキシ、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、アリールオキシ、アシルアミノ、アミノ、アミノカルボニル、カルボニトリル、カルボキシルエステル、カルボキシル、置換スルホニル、アルキル、置換アルキル、ヘテロ環式および置換ヘテロ環式から成る群から独立して選択される0、1、2または3個の置換基で置換されている、請求項27の化合物。
【請求項29】
R3aがF、Cl、Br、−NH2、−NHOH、−NO2、−CN、−CF3、
【化14】
から成る群から独立して選択される、請求項28の化合物。
【請求項30】
2個の隣接する炭素原子上の2個のR3aが、それらが結合している炭素原子と一体となって、アリール、置換アリール、ヘテロ環式、置換ヘテロ環式、ヘテロアリールおよび置換ヘテロアリールから選択される基を形成する、請求項1〜7の何れかの化合物。
【請求項31】
2個の隣接する炭素原子上の2個のR3aが、それらが結合している炭素原子と一体となって、ベンゼン、チオフェンまたはピラゾール環を意味し、ここで該ベンゼン、チオフェンまたはピラゾール環はハロ、ヒドロキシ、アルキル、アルコキシから独立して選択される0、1、2または3個の置換基で置換されている、請求項30の化合物。
【請求項32】
2個の隣接する炭素原子上の2個のR3aが、それらが結合している炭素原子と一体となって、
【化15】
を形成する、請求項30の化合物。
【請求項33】
Aが
【化16】
である、請求項2の化合物。
【請求項34】
Aが
【化17】
【化18】
から成る群から選択される、請求項3の化合物。
【請求項35】
Aが
【化19】
である、請求項4の化合物。
【請求項36】
Aが
【化20】
から成る群から選択される、請求項5の化合物。
【請求項37】
Aが
【化21】
から成る群から選択される、請求項6の化合物。
【請求項38】
次の表:
【表1】
【表2】
【表3】
【表4】
【表5】
【表6】
【表7】
【表8】
【表9】
【表10】
【表11】
【表12】
【表13】
【表14】
【表15】
【表16】
【表17】
【表18】
から選択される、請求項1の化合物またはそのオキシド、エステル、プロドラッグ、薬学的に許容される塩もしくは溶媒和物。
【請求項39】
ヒトまたは動物対象に投与したときそのCSF−1R活性の阻害に有効な、治療上有効量の請求項1〜38の何れかの化合物と薬学的に許容される担体を含む医薬組成物。
【請求項40】
化合物がCSF−1R阻害について1μM未満のIC50値を示す、請求項39の組成物。
【請求項41】
さらなる薬剤をさらに含む、請求項40の組成物。
【請求項42】
さらなる薬剤がビスホスホネートである、請求項41の組成物。
【請求項43】
RafキナーゼよりもCSF−1Rを選択的に阻害する、請求項1〜38の何れかの化合物。
【請求項44】
Rafキナーゼよりも、IC50値において約5倍以上の活性でCSF−1Rを阻害する、請求項43の化合物。
【請求項45】
Rafキナーゼよりも、IC50値において約10倍、約20倍、約30倍または約50倍以上の活性でCSF−1Rを阻害する、請求項44の化合物。
【請求項46】
Rafキナーゼよりも、IC50値において約100倍、約250倍、約500倍、約750倍、約1000倍または約2000倍以上の活性でCSF−1Rを阻害する、請求項45の化合物。
【請求項47】
ヒトまたは動物対象におけるCSF−1R介在性障害を処置する方法であって、該ヒトまたは動物対象におけるCSF−1R活性の阻害に有効な量の請求項1〜38の何れかの化合物を含む組成物を、当該ヒトまたは動物対象に投与することを含む方法。
【請求項48】
化合物がCSF−1Rを選択的に阻害する、請求項47の方法。
【請求項49】
CSF−1R介在性障害ががん、骨粗鬆症、関節炎、アテローム性動脈硬化症、慢性糸球体腎炎および組織球増殖症から成る群から選択される、請求項47の方法。
【請求項50】
CSF−1R介在性障害が骨髄性白血病、特発性骨髄線維症、乳がん、子宮頸がん、卵巣がん、子宮内膜がん、前立腺がん、肝細胞がん、多発性骨髄腫、肺がん、腎臓がん、骨がん、色素性絨毛結節性滑膜炎および腱鞘巨細胞腫から成る群から選択される、請求項47の方法。
【請求項51】
CSF−1R介在性障害がリウマチ様関節炎である、請求項47の方法。
【請求項52】
組成物が少なくとも1種のCSF−1R介在性障害を処置するためのさらなる薬剤をさらに含む、請求項47の方法。
【請求項53】
CSF−1Rを阻害する方法であって、細胞と請求項1〜7の何れかの化合物を接触させることを含む方法。
【請求項1】
式(I):
【化1】
〔式中:
XはO、SまたはS(O)であり;
Aは、WがC−R3またはNであり、Q1、Q2、Q3およびQ4はそれぞれ独立してC−R3またはNであり、Q1、Q2、Q3およびQ4の少なくとも1個がNであり、Q1、Q2、Q3、Q4およびWの3個以下がNである6員環であり;
R1およびR2は独立して水素、アルキル、置換アルキル、シクロアルキル、置換シクロアルキル、シクロアルケニル、置換シクロアルケニル、アリール、置換アリール、ヘテロシクリル、置換ヘテロシクリル、ヘテロアリール、置換ヘテロアリールであるか、またはR1とR2は一体となって、ヘテロシクリル、置換ヘテロシクリル、ヘテロアリールおよび置換ヘテロアリールから選択される基を形成する;ただし、R1およびR2は両方がHではなく;
XがOであるとき、R1またはR2の1個が所望によりC(O)R1aであり、ここで、R1aがアルキル、置換アルキル、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、置換アルキニル、シクロアルキル、置換シクロアルキル、シクロアルケニル、置換シクロアルケニル、アリール、置換アリール、置換ヒドラジノ、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、ヘテロ環式、置換ヘテロ環式、アミノ、置換アミノ、アルコキシおよび置換アルコキシから成る群から選択され;
R3はそれぞれ独立して水素またはR3aであり、ここでR3aはそれぞれ独立して、ハロ、アルキル、置換アルキル、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、置換アルキニル、カルボニトリル、アリール、置換アリール、シクロアルキル、置換シクロアルキル、シクロアルケニル、置換シクロアルケニル、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、ヘテロ環式、置換ヘテロ環式、アミノ、置換アミノ、アシル、アシルアミノ、アルコキシ、置換アルコキシ、カルボキシル、カルボキシルエステル、置換スルホニル、アミノスルホニルおよびアミノカルボニルから成る群から選択されるか;または2個の隣接した炭素原子上の2個のR3a基がそれらと結合している炭素原子と一体となって、アリール、置換アリール、ヘテロ環式、置換ヘテロ環式、ヘテロアリールまたは置換ヘテロアリールから選択される基を形成し;
R4はそれぞれ独立して、アルキル、置換アルキル、アルコキシ、置換アルコキシ、アミノ、置換アミノまたはハロであり;そして
nは0、1または2である〕
の化合物またはそのオキシド、エステル、プロドラッグ、薬学的に許容される塩もしくは溶媒和物。
【請求項2】
式(II):
【化2】
〔式中:
XがO、SまたはS(O)であり;
R1およびR2が独立して水素、アルキル、置換アルキル、シクロアルキル、置換シクロアルキル、シクロアルケニル、置換シクロアルケニル、アリール、置換アリール、ヘテロシクリル、置換ヘテロシクリル、ヘテロアリール、置換ヘテロアリールであるか、またはR1とR2が一体となって、ヘテロシクリル、置換ヘテロシクリル、ヘテロアリールおよび置換ヘテロアリールから選択される基を形成する;ただし、R1およびR2は両方がHではなく;
XがOであるとき、R1またはR2の1個が所望によりC(O)R1aであり、ここで、R1aがアルキル、置換アルキル、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、置換アルキニル、シクロアルキル、置換シクロアルキル、シクロアルケニル、置換シクロアルケニル、アリール、置換アリール、置換ヒドラジノ、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、ヘテロ環式、置換ヘテロ環式、アミノ、置換アミノ、アルコキシおよび置換アルコキシから成る群から選択され;
R3aがそれぞれ独立して、ハロ、ニトロ、ヒドロキシアミノ、アルキル、置換アルキル、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、置換アルキニル、カルボニトリル、アリール、置換アリール、シクロアルキル、置換シクロアルキル、シクロアルケニル、置換シクロアルケニル、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、ヘテロ環式、置換ヘテロ環式、アミノ、置換アミノ、アシル、アシルアミノ、アルコキシ、置換アルコキシ、カルボキシル、カルボキシルエステル、置換スルホニル、アミノスルホニルおよびアミノカルボニルから成る群から選択されるか;または2個の隣接した炭素原子上の2個のR3a基がそれらと結合している炭素原子と一体となって、アリール、置換アリール、ヘテロ環式、置換ヘテロ環式、ヘテロアリールまたは置換ヘテロアリールから選択される基を形成し;
R4がそれぞれ独立して、アルキル、置換アルキル、アルコキシ、置換アルコキシ、アミノ、置換アミノまたはハロであり;
mが0、1、2または3であり、そして
nが0、1または2である〕
である請求項1の化合物またはそのオキシド、エステル、プロドラッグ、薬学的に許容される塩もしくは溶媒和物。
【請求項3】
式(III):
【化3】
〔式中:
XがO、SまたはS(O)であり;
R1およびR2が独立して水素、アルキル、置換アルキル、シクロアルキル、置換シクロアルキル、シクロアルケニル、置換シクロアルケニル、アリール、置換アリール、ヘテロシクリル、置換ヘテロシクリル、ヘテロアリール、置換ヘテロアリールであるか、またはR1とR2が一体となって、ヘテロシクリル、置換ヘテロシクリル、ヘテロアリールおよび置換ヘテロアリールから選択される基を形成する;ただし、R1およびR2は両方がHではなく;
XがOであるとき、R1またはR2の1個が所望によりC(O)R1aであり、ここで、R1aがアルキル、置換アルキル、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、置換アルキニル、シクロアルキル、置換シクロアルキル、シクロアルケニル、置換シクロアルケニル、アリール、置換アリール、置換ヒドラジノ、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、ヘテロ環式、置換ヘテロ環式、アミノ、置換アミノ、アルコキシおよび置換アルコキシから成る群から選択され;
R3aがそれぞれ独立して、ハロ、ニトロ、ヒドロキシアミノ、アルキル、置換アルキル、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、置換アルキニル、カルボニトリル、アリール、置換アリール、シクロアルキル、置換シクロアルキル、シクロアルケニル、置換シクロアルケニル、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、ヘテロ環式、置換ヘテロ環式、アミノ、置換アミノ、アシル、アシルアミノ、アルコキシ、置換アルコキシ、カルボキシル、カルボキシルエステル、置換スルホニル、アミノスルホニルおよびアミノカルボニルから成る群から選択されるか;または2個の隣接した炭素原子上の2個のR3a基がそれらと結合している炭素原子と一体となって、アリール、置換アリール、ヘテロ環式、置換ヘテロ環式、ヘテロアリールまたは置換ヘテロアリールから選択される基を形成し;
R4はそれぞれ独立して、アルキル、置換アルキル、アルコキシ、置換アルコキシ、アミノ、置換アミノまたはハロであり;
mが0、1、2または3であり、そして
nが0、1または2である〕
である請求項1の化合物またはそのオキシド、エステル、プロドラッグ、薬学的に許容される塩もしくは溶媒和物。
【請求項4】
式(IV):
【化4】
〔式中:
XがO、SまたはS(O)であり;
R1およびR2は独立して水素、アルキル、置換アルキル、シクロアルキル、置換シクロアルキル、シクロアルケニル、置換シクロアルケニル、アリール、置換アリール、ヘテロシクリル、置換ヘテロシクリル、ヘテロアリール、置換ヘテロアリールであるか、またはR1とR2が一体となって、ヘテロシクリル、置換ヘテロシクリル、ヘテロアリールおよび置換ヘテロアリールから選択される基を形成する;ただし、R1およびR2は両方がHではなく;
XがOであるとき、R1またはR2の1個が所望によりC(O)R1aであり、ここで、R1aがアルキル、置換アルキル、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、置換アルキニル、シクロアルキル、置換シクロアルキル、シクロアルケニル、置換シクロアルケニル、アリール、置換アリール、置換ヒドラジノ、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、ヘテロ環式、置換ヘテロ環式、アミノ、置換アミノ、アルコキシおよび置換アルコキシから成る群から選択され;
R3aがそれぞれ独立して、水素、ハロ、ニトロ、ヒドロキシアミノ、アルキル、置換アルキル、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、置換アルキニル、カルボニトリル、アリール、置換アリール、シクロアルキル、置換シクロアルキル、シクロアルケニル、置換シクロアルケニル、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、ヘテロ環式、置換ヘテロ環式、アミノ、置換アミノ、アシル、アシルアミノ、アルコキシ、置換アルコキシ、カルボキシル、カルボキシルエステル、置換スルホニル、アミノスルホニルおよびアミノカルボニルから成る群から選択されるか;または2個の隣接した炭素原子上の2個のR3a基がそれらと結合している炭素原子と一体となって、アリール、置換アリール、ヘテロ環式、置換ヘテロ環式、ヘテロアリールまたは置換ヘテロアリールから選択される基を形成し;
R4がそれぞれ独立して、アルキル、置換アルキル、アルコキシ、置換アルコキシ、アミノ、置換アミノまたはハロであり;
mが0、1、2または3であり、そして
nが0、1または2である〕
である請求項1の化合物またはそのオキシド、エステル、プロドラッグ、薬学的に許容される塩もしくは溶媒和物。
【請求項5】
式(V):
【化5】
〔式中:
XがO、SまたはS(O)であり;
R1およびR2が独立して水素、アルキル、置換アルキル、シクロアルキル、置換シクロアルキル、シクロアルケニル、置換シクロアルケニル、アリール、置換アリール、ヘテロシクリル、置換ヘテロシクリル、ヘテロアリール、置換ヘテロアリールであるか、またはR1とR2が一体となって、ヘテロシクリル、置換ヘテロシクリル、ヘテロアリールおよび置換ヘテロアリールから選択される基を形成する;ただし、R1およびR2は両方がHではなく;
XがOであるとき、R1またはR2の1個が所望によりC(O)R1aであり、ここで、R1aがアルキル、置換アルキル、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、置換アルキニル、シクロアルキル、置換シクロアルキル、シクロアルケニル、置換シクロアルケニル、アリール、置換アリール、置換ヒドラジノ、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、ヘテロ環式、置換ヘテロ環式、アミノ、置換アミノ、アルコキシおよび置換アルコキシから成る群から選択され;
R3aがそれぞれ独立して、水素、ハロ、ニトロ、ヒドロキシアミノ、アルキル、置換アルキル、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、置換アルキニル、カルボニトリル、アリール、置換アリール、シクロアルキル、置換シクロアルキル、シクロアルケニル、置換シクロアルケニル、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、ヘテロ環式、置換ヘテロ環式、アミノ、置換アミノ、アシル、アシルアミノ、アルコキシ、置換アルコキシ、カルボキシル、カルボキシルエステル、置換スルホニル、アミノスルホニルおよびアミノカルボニルから成る群から選択されるか;または2個の隣接した炭素原子上の2個のR3a基がそれらと結合している炭素原子と一体となって、アリール、置換アリール、ヘテロ環式、置換ヘテロ環式、ヘテロアリールまたは置換ヘテロアリールから選択される基を形成し;
R4はそれぞれ独立して、アルキル、置換アルキル、アルコキシ、置換アルコキシ、アミノ、置換アミノまたはハロであり;
mが0、1、2または3であり、そして
nは0、1または2である〕
である請求項1の化合物またはそのオキシド、エステル、プロドラッグ、薬学的に許容される塩もしくは溶媒和物。
【請求項6】
式(VI):
【化6】
〔式中:
XがO、SまたはS(O)であり;
R1およびR2が独立して水素、アルキル、置換アルキル、シクロアルキル、置換シクロアルキル、シクロアルケニル、置換シクロアルケニル、アリール、置換アリール、ヘテロシクリル、置換ヘテロシクリル、ヘテロアリール、置換ヘテロアリールであるか、またはR1とR2が一体となって、ヘテロシクリル、置換ヘテロシクリル、ヘテロアリールおよび置換ヘテロアリールから選択される基を形成する;ただし、R1およびR2は両方がHではなく;
XがOであるとき、R1またはR2の1個が所望によりC(O)R1aであり、ここで、R1aがアルキル、置換アルキル、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、置換アルキニル、シクロアルキル、置換シクロアルキル、シクロアルケニル、置換シクロアルケニル、アリール、置換アリール、置換ヒドラジノ、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、ヘテロ環式、置換ヘテロ環式、アミノ、置換アミノ、アルコキシおよび置換アルコキシから成る群から選択され;
R3aがそれぞれ水素またはR3aであり、ここでR3aがそれぞれ独立して、ハロ、ニトロ、ヒドロキシアミノ、アルキル、置換アルキル、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、置換アルキニル、カルボニトリル、アリール、置換アリール、シクロアルキル、置換シクロアルキル、シクロアルケニル、置換シクロアルケニル、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、ヘテロ環式、置換ヘテロ環式、アミノ、置換アミノ、アシル、アシルアミノ、アルコキシ、置換アルコキシ、カルボキシル、カルボキシルエステル、置換スルホニル、アミノスルホニルおよびアミノカルボニルから成る群から選択されるか;または2個の隣接した炭素原子上の2個のR3a基がそれらと結合している炭素原子と一体となって、アリール、置換アリール、ヘテロ環式、置換ヘテロ環式、ヘテロアリールまたは置換ヘテロアリールから選択される基を形成し;
R4がそれぞれ独立して、アルキル、置換アルキル、アルコキシ、置換アルコキシ、アミノ、置換アミノまたはハロであり;
mが0、1、2または3であり、そして
nは0、1または2である〕
である請求項1の化合物またはそのオキシド、エステル、プロドラッグ、薬学的に許容される塩もしくは溶媒和物。
【請求項7】
式(VII):
【化7】
〔式中:
XがO、SまたはS(O)であり;
R1およびR2が独立して水素、アルキル、置換アルキル、シクロアルキル、置換シクロアルキル、シクロアルケニル、置換シクロアルケニル、アリール、置換アリール、ヘテロシクリル、置換ヘテロシクリル、ヘテロアリール、置換ヘテロアリールであるか、またはR1とR2が一体となって、ヘテロシクリル、置換ヘテロシクリル、ヘテロアリールおよび置換ヘテロアリールから選択される基を形成する;ただし、R1およびR2は両方がHではなく;
XがOであるとき、R1またはR2の1個が所望によりC(O)R1aであり、ここで、R1aがアルキル、置換アルキル、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、置換アルキニル、シクロアルキル、置換シクロアルキル、シクロアルケニル、置換シクロアルケニル、アリール、置換アリール、置換ヒドラジノ、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、ヘテロ環式、置換ヘテロ環式、アミノ、置換アミノ、アルコキシおよび置換アルコキシから成る群から選択され;
R3aがそれぞれ独立して、ハロ、ニトロ、ヒドロキシアミノ、アルキル、置換アルキル、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、置換アルキニル、カルボニトリル、アリール、置換アリール、シクロアルキル、置換シクロアルキル、シクロアルケニル、置換シクロアルケニル、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、ヘテロ環式、置換ヘテロ環式、アミノ、置換アミノ、アシル、アシルアミノ、アルコキシ、置換アルコキシ、カルボキシル、カルボキシルエステル、置換スルホニル、アミノスルホニルおよびアミノカルボニルから成る群から選択されるか;または2個の隣接した炭素原子上の2個のR3a基がそれらと結合している炭素原子と一体となって、アリール、置換アリール、ヘテロ環式、置換ヘテロ環式、ヘテロアリールまたは置換ヘテロアリールから選択される基を形成し;
R4がそれぞれ独立して、アルキル、置換アルキル、アルコキシ、置換アルコキシ、アミノ、置換アミノまたはハロであり;
mが0、1、2または3であり、そして
nが0、1または2である〕
である請求項1の化合物またはそのオキシド、エステル、プロドラッグ、薬学的に許容される塩もしくは溶媒和物。
【請求項8】
XがSである、請求項1〜7の何れかの化合物。
【請求項9】
XがOである、請求項1〜7の何れかの化合物。
【請求項10】
R2が水素またはメチルである、請求項1〜7の何れかの化合物。
【請求項11】
R1が、ハロ、ヒドロキシ、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、アリールオキシ、アミノカルボニル、カルボキシルエステル、カルボキシルおよび置換スルホニルから独立して選択される0、1、2または3個の置換基で置換されたアルキルである、請求項1〜7の何れかの化合物。
【請求項12】
R1がL−R1bであり、ここでLが共有結合、アルキレンまたは置換アルキレンであり、R1bがシクロアルキル、置換シクロアルキル、シクロアルケニル、置換シクロアルケニル、アリール、置換アリール、ヘテロシクリル、置換ヘテロ環式、ヘテロアリールおよび置換ヘテロアリールから選択される、請求項1〜7の何れかの化合物。
【請求項13】
Lが共有結合である、請求項12の化合物。
【請求項14】
Lがアルキル、置換アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アミノカルボニル、カルボキシルエステルおよびカルボキシルから選択される0、1、2または3個の置換基で置換されたアルキレンである、請求項12の化合物。
【請求項15】
Lが所望によりアルキル、置換アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アミノカルボニル、カルボキシルエステルおよびカルボキシルから成る群から選択される置換基で置換されていてもよいメチレンである、請求項14の化合物。
【請求項16】
Lが−CH2−または−CH(CH3)−である、請求項15の化合物。
【請求項17】
R1bがフェニル、フラン−2−イル、フラン−3−イル、テトラヒドロピラン−2−イル、テトラヒドロピラン−3−イル、テトラヒドロピラン−4−イル、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、シクロオクチル、シクロヘキセニル、ピリジン−2−イル、ピリジン−3−イル、ピリジン−4−イル、2,3−ジヒドロベンゾフラン、2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシン、3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]ジオキセピン、ピラジニル、ピロリジニル、ピペリジニル、ピペリジノン、ピロリジノン、ピリジン−2(1H)−オン、モルホリノ、ナフチル、ビシクロ[3.1.1]ヘプタン、ビシクロ[2.2.1]ヘプタン、1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン、2,3−ジヒドロ−1H−インデンおよびアゼパン−2−オンから選択され、ここでR1bはそれぞれ置換または非置換である、請求項12の化合物。
【請求項18】
R1bが
【化8】
〔式中、点線は飽和結合または不飽和結合であり;そして
R10、R11およびR12は独立して、水素、ハロ、ヒドロキシ、アルキル、置換アルキル、アルコキシ、置換アルコキシ、アミノ、置換アミノ、シクロアルキル、置換シクロアルキル、ヘテロシクリル、置換ヘテロシクリル、アリール、置換アリール、ヘテロアリールおよび置換ヘテロアリールから成る群から選択されるか;またはR11はR12と一体となって、アリール、置換アリール、ヘテロシクリル、置換ヘテロシクリル、ヘテロアリールおよび置換ヘテロアリールから成る群から選択される基を形成する〕
である、請求項17の化合物。
【請求項19】
R1bが
【化9】
である、請求項18の化合物。
【請求項20】
R10、R11およびR12が独立して、水素、ハロ、ヒドロキシル、アルキル、置換アルキルおよびアルコキシから成る群から選択される、請求項18の化合物。
【請求項21】
R10、R11およびR12の少なくとも1個がヒドロキシである、請求項18の化合物。
【請求項22】
R11がR12と一体となってアリールまたは置換アリールを形成する、請求項18の化合物。
【請求項23】
R1bが
【化10】
である、請求項19の化合物。
【請求項24】
R1bが
【化11】
である、請求項19の化合物。
【請求項25】
R1が
【化12】
である、請求項19の化合物。
【請求項26】
R1が
【化13】
である、請求項19の化合物。
【請求項27】
R3aがそれぞれ独立して、ハロ、ニトロ、ヒドロキシアミノ、アルキル、置換アルキル、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、置換アルキニル、カルボニトリル、アリール、置換アリール、シクロアルキル、置換シクロアルキル、シクロアルケニル、置換シクロアルケニル、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、ヘテロ環式、置換ヘテロ環式、アミノ、置換アミノ、アシル、アシルアミノ、アルコキシ、置換アルコキシ、カルボキシル、カルボキシルエステル、置換スルホニル、アミノスルホニルおよびアミノカルボニルから成る群から選択される、請求項1〜7の何れかの化合物。
【請求項28】
R3aがそれぞれ、F、Cl、Br、−NHOH、−NO2、−CN、アミノ、C1−3アルキル、C3−7シクロアルキル、C3−7シクロアルケニル、ピロリジニル、ピペリジニル、ピペリジノン、ピロリジノン、ピリジン−2(1H)−オン、モルホリノ、チアモルホリノ、フェニル、ピロリル、ピラゾリル、イミダゾリル、イソオキサゾリル、イソチアゾリル、フリル、チエニル、フラニル、ピリジニル、ピラジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、ナフチルおよびピロロ[2,3−b]ピリジニルから成る群から選択され、
ここで、該アミノ、C1−3アルキル、C3−7シクロアルキル、C3−7シクロアルケニル、ピロリジニル、ピペリジニル、ピペリジノン、ピロリジノン、ピリジン−2(1H)−オン、モルホリノ、チアモルホリノ、フェニル、ピロリル、ピラゾリル、イミダゾリル、イソオキサゾリル、イソチアゾリル、フリル、チエニル、フラニル、ピリジニル、ピラジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、ナフチルまたはピロロ[2,3−b]ピリジニルは、ハロ、ヒドロキシ、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、アリールオキシ、アシルアミノ、アミノ、アミノカルボニル、カルボニトリル、カルボキシルエステル、カルボキシル、置換スルホニル、アルキル、置換アルキル、ヘテロ環式および置換ヘテロ環式から成る群から独立して選択される0、1、2または3個の置換基で置換されている、請求項27の化合物。
【請求項29】
R3aがF、Cl、Br、−NH2、−NHOH、−NO2、−CN、−CF3、
【化14】
から成る群から独立して選択される、請求項28の化合物。
【請求項30】
2個の隣接する炭素原子上の2個のR3aが、それらが結合している炭素原子と一体となって、アリール、置換アリール、ヘテロ環式、置換ヘテロ環式、ヘテロアリールおよび置換ヘテロアリールから選択される基を形成する、請求項1〜7の何れかの化合物。
【請求項31】
2個の隣接する炭素原子上の2個のR3aが、それらが結合している炭素原子と一体となって、ベンゼン、チオフェンまたはピラゾール環を意味し、ここで該ベンゼン、チオフェンまたはピラゾール環はハロ、ヒドロキシ、アルキル、アルコキシから独立して選択される0、1、2または3個の置換基で置換されている、請求項30の化合物。
【請求項32】
2個の隣接する炭素原子上の2個のR3aが、それらが結合している炭素原子と一体となって、
【化15】
を形成する、請求項30の化合物。
【請求項33】
Aが
【化16】
である、請求項2の化合物。
【請求項34】
Aが
【化17】
【化18】
から成る群から選択される、請求項3の化合物。
【請求項35】
Aが
【化19】
である、請求項4の化合物。
【請求項36】
Aが
【化20】
から成る群から選択される、請求項5の化合物。
【請求項37】
Aが
【化21】
から成る群から選択される、請求項6の化合物。
【請求項38】
次の表:
【表1】
【表2】
【表3】
【表4】
【表5】
【表6】
【表7】
【表8】
【表9】
【表10】
【表11】
【表12】
【表13】
【表14】
【表15】
【表16】
【表17】
【表18】
から選択される、請求項1の化合物またはそのオキシド、エステル、プロドラッグ、薬学的に許容される塩もしくは溶媒和物。
【請求項39】
ヒトまたは動物対象に投与したときそのCSF−1R活性の阻害に有効な、治療上有効量の請求項1〜38の何れかの化合物と薬学的に許容される担体を含む医薬組成物。
【請求項40】
化合物がCSF−1R阻害について1μM未満のIC50値を示す、請求項39の組成物。
【請求項41】
さらなる薬剤をさらに含む、請求項40の組成物。
【請求項42】
さらなる薬剤がビスホスホネートである、請求項41の組成物。
【請求項43】
RafキナーゼよりもCSF−1Rを選択的に阻害する、請求項1〜38の何れかの化合物。
【請求項44】
Rafキナーゼよりも、IC50値において約5倍以上の活性でCSF−1Rを阻害する、請求項43の化合物。
【請求項45】
Rafキナーゼよりも、IC50値において約10倍、約20倍、約30倍または約50倍以上の活性でCSF−1Rを阻害する、請求項44の化合物。
【請求項46】
Rafキナーゼよりも、IC50値において約100倍、約250倍、約500倍、約750倍、約1000倍または約2000倍以上の活性でCSF−1Rを阻害する、請求項45の化合物。
【請求項47】
ヒトまたは動物対象におけるCSF−1R介在性障害を処置する方法であって、該ヒトまたは動物対象におけるCSF−1R活性の阻害に有効な量の請求項1〜38の何れかの化合物を含む組成物を、当該ヒトまたは動物対象に投与することを含む方法。
【請求項48】
化合物がCSF−1Rを選択的に阻害する、請求項47の方法。
【請求項49】
CSF−1R介在性障害ががん、骨粗鬆症、関節炎、アテローム性動脈硬化症、慢性糸球体腎炎および組織球増殖症から成る群から選択される、請求項47の方法。
【請求項50】
CSF−1R介在性障害が骨髄性白血病、特発性骨髄線維症、乳がん、子宮頸がん、卵巣がん、子宮内膜がん、前立腺がん、肝細胞がん、多発性骨髄腫、肺がん、腎臓がん、骨がん、色素性絨毛結節性滑膜炎および腱鞘巨細胞腫から成る群から選択される、請求項47の方法。
【請求項51】
CSF−1R介在性障害がリウマチ様関節炎である、請求項47の方法。
【請求項52】
組成物が少なくとも1種のCSF−1R介在性障害を処置するためのさらなる薬剤をさらに含む、請求項47の方法。
【請求項53】
CSF−1Rを阻害する方法であって、細胞と請求項1〜7の何れかの化合物を接触させることを含む方法。
【公表番号】特表2010−528009(P2010−528009A)
【公表日】平成22年8月19日(2010.8.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−509367(P2010−509367)
【出願日】平成20年5月20日(2008.5.20)
【国際出願番号】PCT/US2008/006475
【国際公開番号】WO2008/144062
【国際公開日】平成20年11月27日(2008.11.27)
【出願人】(504389991)ノバルティス アーゲー (806)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成22年8月19日(2010.8.19)
【国際特許分類】
【出願日】平成20年5月20日(2008.5.20)
【国際出願番号】PCT/US2008/006475
【国際公開番号】WO2008/144062
【国際公開日】平成20年11月27日(2008.11.27)
【出願人】(504389991)ノバルティス アーゲー (806)
【Fターム(参考)】
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