説明

H−PGDSの阻害剤としてのマルチヘテロアリール化合物及びプロスタグランジンD2を介した疾患を治療するための該化合物の使用

【解決手段】マルチヘテロアリール化合物、調製物、それらの化合物を含む薬剤組成物、及び造血性プロスタグランジンDシンターゼ (H-PGDS)の阻害によって調節されることができるプロスタグランジンD2介在性疾患及び症状の予防及び治療におけるそれら薬剤の使用に関する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I)の化合物、又は該化合物の等価物、水和物、溶媒和物、N-酸化物、若しくは薬学的に許容される前記化合物の塩。
【化183】

(但し、式(I)中、
R1は、(C1-C6)-アルキル、(C3-C6)-シクロアルキル、フェニル、2-ピリジル、3-ピリジル、又は4-ピリジルであって、R1のフェニル、2-ピリジル、3-ピリジル、又は4-ピリジルの各々は、フルオロ、ヒドロキシ、-CH2OH、カルボキシ、カルボキシメチル、又はカルボキシエチルの各々又は2以下の組合せと選択的に置換され、
R2は、-(CH2)nZ1、又は-(CH2)nZ2であり、
nは、0、1、2、3、又は4であり、
Z1は、水素、OR3、C(O)R3、CO2R3、C(O)NR4R5、SO2NR4R5、SO2R3、(C1-C6)-アルキル、(C3-C6)-シクロアルキル、(C3-C6)-アルケニル、(C3-C6)-アルキニル、(C6-C14)-アリール、(CH2)pCF3、5-10員ヘテロアリール、
【化184】

【化185】

【化186】

、又は3-10員複素環であって、非環原子と置換されることができる1又は複数の窒素原子を含むあらゆる複素環のいずれか一つの窒素原子が、-(CH2)qQと置換され、
Z2は、nが1、2、3又は4のとき、シアノ、トリフルオロメチル、(CF2)pCF3、SR3、NR4R5、N(H)C(O)R3、N(H)CO2R3、N(H)C(O)NR4R5、N(H)SO2R3、ビニル、又はエチニルであり、
Z2は、nが0のとき、シアノ、トリフルオロメチル、(CF2)pCF3、SR3、NR4R5、N(H)C(O)R3、N(H)CO2R3、N(H)C(O)NR4R5、N(H)SO2R3、ビニル、又はエチニルでもよく(但し、R2が、窒素原子であるU1、U2、U3、またはU4と共有結合される場合を除く)、
R3は、水素、(C1-C6)-アルキル、トリフルオロメチル、(C3-C6)-アルケニル、(C3-C6)-アルキニル、(CH2)m(C3-C6)-シクロアルキル、(CH2)mフェニル、(CH2)m-(5-10員ヘテロアリール)、又は(CH2)m(3-10員複素環)であって、非環原子と置換されることができる1又は複数の窒素原子を含むあらゆる複素環の任意の1つの窒素原子は、-(CH2)qQと置換され、
mは、0、1、2、3又は4であり、
qは、0、1、2、3、又は4であり、
Qは、qが、0、1、2、3、又は4のとき、水素、(C1-C6)-アルキル、(CH2)pCF3、(C3-C6)-アルケニル、(C3-C6)-アルキニル、(C3-C6)-シクロアルキル、(C6-C14)-アリール、C(O)R3、CO2R3、C(O)NR4R5、3-6員複素環、又は5-10員ヘテロアリールであり、
Qは、qが1、2、3又は4のとき、シアノ、トリフルオロメチル、又はSO2NR4R5でもよく、
Qは、qが、2、3、又は4のとき、ヒドロキシ、(C1-C6)-アルコキシ、スルフヒドリル、-S-(C1-C6)-アルキル、又はNR4R5でもよく、
pは、1、2、又は3であり、
R3がN又はO原子に共有結合されないときは、R3は、ビニル又はエチニルであり、
R3が、-2(マイナス2)酸化状態のS原子に共有結合されないときは、R3は、ビニル又はエチニルでもよく、
R4とR5は、独立して、水素、(C1-C6)-アルキル、(C3-C6)-アルケニル、(C3-C6)-アルキニル、(CH2)m(C3-C6)-シクロアルキル、(CH2)mフェニル、(CH2)m-(3-10員ヘテロシクリル)、又は (CH2)m-(5-10員ヘテロアリール)であり、
C(O)NR4R5、SO2NR4R5、NR4R5、又はN(H)C(O)NR4R5の何れもNR4R5基は、ピロリジン、ピペリジン、モルホリン、チオモルホリン、又はチオモルホリンS-ジオキシドを形成してもよく、
C(O)NR4R5、SO2NR4R5、NR4R5、又はN(H)C(O)NR4R5の何れもNR4R5基は、ピペラジン環を形成してもよく、ピペラジン環の他の窒素原子は、水素、(C1-C6)-アルキル、CH2CF3、(C3-C6)-シクロアルキル、CH2(C3-C6)-シクロアルキル、フェニル、ベンジル、ヒドロキシエチル、又はヒドロキシプロピルと置換され、
Z1及びZ2のフェニル環又はヘテロアリール環は、ハロ、ヒドロキシ、スルフヒドリル、(C1-C3)-アルコキシ、(C1-C3)-アルキル、(C1-C3)-アルキルチオ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、シアノ、カルボキシ、カルボキシ(C1-C3)-アルキル、カルバモイル、又はスルファモイルの何れか1つ又は組合せの1〜3種と選択的に置換され、
Wは、共有結合、O、S、SO、SO2、CH2、CHOH、CO、又はNHであり、
U1、U2、U3、U4、及び炭素原子は、5員ヘテロアリール環を形成し、5員ヘテロアリール環のU1、U2、U3、及びU4の1つは、R2基に共有結合され、R2基に共有結合されるU1、U2、U3、又はU4は、炭素原子または窒素原子であり、R2基に共有結合されるU1、U2、U3、又はU4が窒素原子のとき、U1、U2、U3及びU4よりなる群の他の3種の内の1種又は2種又は全部はNであり、NでないU1、U2、U3及びU4よりなる群の残りは、各々がC-R6であり、R2基に共有結合されるU1、U2、U3又はU4が炭素原子のとき、U1、U2、U3及びU4よりなる群の他の3種のうちの1種は、N-R6、O、又はSであり、U1、U2、U3及びU4よりなる群の残りの各々は、C-R6又はNであり、
Y1、Y2、Y3、窒素原子及び2つの炭素原子は、6員ヘテロアリール環を形成し、Y1、Y2、及びY3よりなる群の最大1つがNであり、Nでない全てのY1、Y2、及びY3はC-R6であり、
各R6は、独立して、水素、メチル、トリフルオロメチル、又はアミノであり、
各R7は、独立して、水素又はメチルである。)
【請求項2】
式(I)の化合物は式(III)の化合物を含んでいる、請求項1に記載の化合物、又は該化合物の等価物、水和物、溶媒和物、N-酸化物、若しくは薬学的に許容される前記化合物の塩。
【化187】

(但し、式(III)中、
X1、X2、X3、X4及びX5は各々が、独立して水素又はフルオロであって、X1、X2、X3、X4 及びX5の内の2以下はフルオロであり、
Y3は、CH又はNであり、
各R6は、独立して水素、メチル、トリフルオロメチル、又はアミノであり、
nは、0、1、2、3、又は4であり、
Z1は、水素、OR3、C(O)R3、CO2R3、C(O)NR4R5、SO2NR4R5、SO2R3、(C1-C6)-アルキル、(C3-C6)-シクロアルキル、(C3-C6)-アルケニル、(C3-C6)-アルキニル、(C6-C14)-アリール、(CH2)pCF3、5-10員ヘテロアリール、
【化188】

【化189】

【化190】

、又は3-10員複素環であって、非環原子と置換されることができる1又は複数の窒素原子を含むあらゆる複素環の任意の1つの窒素原子は、-(CH2)qQと置換され、
pは、1、2、又は3であり、
R3は水素、(C1-C6)-アルキル、トリフルオロメチル、(C3-C6)-アルケニル、(C3-C6)-アルキニル、(CH2)m(C3-C6)-シクロアルキル、(CH2)mフェニル、(CH2)m-(5-10員ヘテロアリール)、又は(CH2)m(3-10員複素環)であって、非環原子と置換されることができる1又は複数の窒素原子を含むあらゆる複素環の任意の1つの窒素原子は、-(CH2)qQと置換され、
R4とR5は、独立して、水素、(C1-C6)-アルキル、(C3-C6)-アルケニル、(C3-C6)-アルキニル、(CH2)m(C3-C6)-シクロアルキル、(CH2)mフェニル、(CH2)m-(3-10員ヘテロシクリル)、又は(CH2)m-(5-10員ヘテロアリール)であり、
C(O)NR4R5、SO2NR4R5、NR4R5、又はN(H)C(O)NR4R5の何れもNR4R5基は、ピロリジン、ピペリジン、モルホリン、チオモルホリン、又はチオモルホリンS-ジオキシドを形成してもよく、
C(O)NR4R5、SO2NR4R5、NR4R5、又はN(H)C(O)NR4R5の何れもNR4R5基は、ピペラジン環を形成してもよく、ピペラジン環の他の窒素原子は、水素、(C1-C6)-アルキル、CH2CF3、(C3-C6)-シクロアルキル、CH2(C3-C6)-シクロアルキル、フェニル、ベンジル、ヒドロキシエチル、又はヒドロキシプロピルと置換され、
mは、0、1、2、3、又は4であり、
qは、0、1、2、3、又は4であり、
Qは、水素、(C1-C6)-アルキル、(CH2)pCF3、(C3-C6)-アルケニル、(C3-C6)-アルキニル、(C3-C6)-シクロアルキル、(C6-C14)-アリール、C(O)R3、CO2R3、C(O)NR4R5、3-6員複素環、又は5-10員ヘテロアリールであり、
Qは、qが1、2、3、又は4のとき、シアノ、トリフルオロメチル、又はSO2NR4R5でもよく、
Qは、qが、2、 3、又は4のとき、ヒドロキシ、スルフヒドリル、又はNR4R5でもよく、
Z1のフェニル環又はヘテロアリール環は、ハロ、ヒドロキシ、スルフヒドリル、(C1-C3)-アルコキシ、(C1-C3)-アルキル、(C1-C3)-アルキルチオ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、シアノ、カルボキシ、カルボキシ(C1-C3)-アルキル、カルバモイル、又はスルファモイルの何れか又は1〜3種と選択的に置換され、
R7は、水素又はメチルである。)
【請求項3】
式(III)の化合物は式(IV)の化合物を含んでいる、請求項2に記載の化合物、前記化合物の等価物、水和物、溶媒和物、N-酸化物、若しくは薬学的に許容される前記化合物の塩。
【化191】

(但し、式(IV)中、
X1、X2、X3、X4、及びX5は各々が、独立して水素又はフルオロであって、X1、X2、X3、X4、及びX5の2つ以下はフルオロであり、
Y3は、CH又はNであり、
各R6は、独立して水素、メチル、トリフルオロメチル、又はアミノであり、
nは、0、1、2、3、又は4であり、
Z1は、水素、OR3、C(O)R3、CO2R3、C(O)NR4R5、SO2NR4R5、SO2R3、(C1-C6)-アルキル、(C3-C6)-シクロアルキル、(C3-C6)-アルケニル、(C3-C6)-アルキニル、(C6-C14)-アリール、(CH2)pCF3、5-10員ヘテロアリール、
【化192】

【化193】

【化194】

、又は3-10員複素環であって、非環原子と置換されることができる1又は複数の窒素原子を含むあらゆる複素環の任意の1つの窒素原子は、-(CH2)qQと置換され、
R3は水素、(C1-C6)-アルキル、トリフルオロメチル、(C3-C6)-アルケニル、(C3-C6)-アルキニル、(CH2)m(C3-C6)-シクロアルキル、(CH2)mフェニル、(CH2)m-(5-10員ヘテロアリール)、又は(CH2)m-(3-10員複素環)であって、非環原子と置換されることができる1又は複数の窒素原子を含むあらゆる複素環の任意の1つの窒素原子は、-(CH2)qQと置換され、
R4とR5は、独立して、水素、(C1-C6)-アルキル、(C3-C6)-アルケニル、(C3-C6)-アルキニル、(CH2)m(C3-C6)-シクロアルキル、(CH2)mフェニル、(CH2)m-(3-10員ヘテロシクリル)、又は(CH2)m-(5-10員ヘテロアリール)であり、
C(O)NR4R5、SO2NR4R5、NR4R5、又はN(H)C(O)NR4R5の何れもNR4R5基は、ピロリジン、ピペリジン、モルホリン、チオモルホリン、又はチオモルホリンS-ジオキシドを形成してもよく、
C(O)NR4R5、SO2NR4R5、NR4R5、又はN(H)C(O)NR4R5の何れもNR4R5基は、ピペラジン環を形成してもよく、ピペラジン環の他の窒素原子は、水素、(C1-C6)-アルキル、CH2CF3、(C3-C6)-シクロアルキル、CH2(C3-C6)-シクロアルキル、フェニル、ベンジル、ヒドロキシエチル、又はヒドロキシプロピルと置換され、
mは、0、1、2、3、又は4であり、
qは、0、1、2、3、又は4であり、
Qは、水素、(C1-C6)-アルキル、(CH2)pCF3、(C3-C6)-アルケニル、(C3-C6)-アルキニル、(C3-C6)-シクロアルキル、(C6-C14)-アリール、C(O)R3、CO2R3、C(O)NR4R5、3-6員複素環、又は5-10員ヘテロアリールであり、
Qは、qが、1、2、3、又は4のとき、シアノ、トリフルオロメチル、又はSO2NR4R5でもよく、
Qは、qが、2、3、又は4のとき、ヒドロキシ、(C1-C6)-アルコキシ、スルフヒドリル、-S-(C1-C6)-アルキル、又はNR4R5でもよく、
pは、1、2、又は3であり、
Z1のフェニル環又はヘテロアリール環は、ハロ、ヒドロキシ、スルフヒドリル、(C1-C3)-アルコキシ、(C1-C3)-アルキル、(C1-C3)-アルキルチオ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、シアノ、カルボキシ、カルボキシ(C1-C3)-アルキル、カルバモイル、又はスルファモイルの何れか又は1〜3種と選択的に置換され、
R7は、水素又はメチルである。)
【請求項4】
式(III)の化合物は式(V)の化合物を含んでいる、請求項2に記載の化合物、又は該化合物の等価物、水和物、溶媒和物、N-酸化物、若しくは薬学的に許容される前記化合物の塩。
【化195】

(但し、式(V)中、
X1、X2、X3、X4、及びX5は各々が、独立して水素又はフルオロであって、X1、X2、X3、X4、及びX5の2つ以下は、フルオロであり、
Y3は、CH又はNであり、
各R6は、独立して水素、メチル、トリフルオロメチル、又はアミノであり、
nは、0、1、2、3、又は4であり、
Z1は、水素、OR3、C(O)R3、CO2R3、C(O)NR4R5、SO2NR4R5、SO2R3、(C1-C6)-アルキル、(C3-C6)-シクロアルキル、(C3-C6)-アルケニル、(C3-C6)-アルキニル、(C6-C14)-アリール、(CH2)pCF3、5-10員ヘテロアリール、
【化196】

【化197】

【化198】

、又は3-10員複素環であって、非環原子と置換されることができる1又は複数の窒素原子を含むあらゆる複素環の任意の1つの窒素原子は、-(CH2)qQと置換され、
R3は水素、(C1-C6)-アルキル、トリフルオロメチル、(C3-C6)-アルケニル、(C3-C6)-アルキニル、(CH2)m(C3-C6)-シクロアルキル、(CH2)mフェニル、(CH2)m-(5-10員ヘテロアリール)、又は(CH2)m-(3-10員複素環)であって、非環原子と置換されることができる1又は複数の窒素原子を含むあらゆる複素環の任意の1つの窒素原子は、-(CH2)qQと置換され、
R4とR5は、独立して、水素、(C1-C6)-アルキル、(C3-C6)-アルケニル、(C3-C6)-アルキニル、(CH2)m(C3-C6)-シクロアルキル、(CH2)mフェニル、(CH2)m-(3-10員ヘテロシクリル)、 又は(CH2)m-(5-10員ヘテロアリール)であり、
C(O)NR4R5、SO2NR4R5、NR4R5、又はN(H)C(O)NR4R5の何れもNR4R5基は、ピロリジン、ピペリジン、モルホリン、チオモルホリン、又はチオモルホリンS-ジオキシドを形成してもよく、
C(O)NR4R5、SO2NR4R5、NR4R5、又はN(H)C(O)NR4R5の何れもNR4R5基は、ピペラジン環を形成してもよく、ピペラジン環の他の窒素原子は、水素、(C1-C6)-アルキル、CH2CF3、(C3-C6)-シクロアルキル、CH2(C3-C6)-シクロアルキル、フェニル、ベンジル、ヒドロキシエチル、又はヒドロキシプロピルと置換され、
mは、O、1、2、3、又は4であり、
qは、O、1、2、3、又は4であり、
Qは、水素、(C1-C6)-アルキル、(CH2)pCF3、(C3-C6)-アルケニル、(C3-C6)-アルキニル、(C3-C6)-シクロアルキル、(C6-C14)-アリール、C(O)R3、CO2R3、C(O)NR4R5、3-6員複素環、又は5-10員ヘテロアリールであり、
Qは、qが1、2、3、又は4のとき、シアノ、トリフルオロメチル、又はSO2NR4R5でもよく、
Qは、qが2、3、又は4のとき、ヒドロキシ、(C1-C6)-アルコキシ、スルフヒドリル、-S-(C1-C6)-アルキル、又はNR4R5でもよく、
pは、1、2、又は3であり、
Z1のフェニル環又はヘテロアリール環は、ハロ、ヒドロキシ、スルフヒドリル、(C1-C3)-アルコキシ、(C1-C3)-アルキル、(C1-C3)-アルキルチオ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、シアノ、カルボキシ、カルボキシ(C1-C3)-アルキル、カルバモイル、又はスルファモイルの何れか又は組合せの1〜3種と選択的に置換され、
R7は、水素又はメチルである。)
【請求項5】
Y3はNである、請求項4に記載の化合物、又は該化合物の等価物、水和物、溶媒和物、N-酸化物、若しくは薬学的に許容される前記化合物の塩。
【請求項6】
X1、X3、X4、及び X5 は各々が水素であり、
X2は、水素又はフルオロであり、
各R6は、独立して、水素、メチル、又はトリフルオロメチルであり、
nは、O、1、又は2であり、
Z1は、フェニル、2-ピリジル、3-ピリジル、4-ピリジル、ピペリジン-4-イル、ピペリジン-3-イル、ピペリジン-3(R)-イル、ピペリジン-3(S)-イル、ピペリジン-2-イル、ピペリジン-2(R)-イル、ピペリジン-2(S)-イル、ピロリジン-3-イル、ピロリジン-3(R)-イル、ピロリジン-3(S)-イル、ピロリジン-2-イル、ピロリジン-2(R)-イル、ピロリジン-2(S)-イル、又はアゼチジン-3-イルであり、
ピペリジニル、ピロリジニル、又はアゼチジニル環の窒素原子は、-(CH2)qQと置換され、
qは、0、1、又は2であり、
Qは、水素、(C1-C6)-アルキル、-CH2CF3、(C3-C6)-アルケニル、(C3-C6)-アルキニル、(C3-C6)-シクロアルキル、フェニル、ナフチル、C(O)R3、CO2R3、C(O)NR4R5、3-6員複素環、又は5-10員ヘテロアリールであり、
R3は、水素、(C1-C6)-アルキル、トリフルオロメチル、(C3-C6)-アルケニル、(C3-C6)-アルキニル、(CH2)m(C3-C6)-シクロアルキル、(CH2)mフェニル、又は(CH2)m-(5-10員ヘテロアリール)であり、
mは、0、1、又は2である、
請求項5に記載の化合物、又は該化合物の等価物、水和物、溶媒和物、N-酸化物、若しくは薬学的に許容される前記化合物の塩。
【請求項7】
Z1は、フェニル、2-ピリジル、3-ピリジル、又は4-ピリジルであり、
Z1のフェニル環又はピリジル環は、ハロ、 ヒドロキシ、メトキシ、メチル、又はトリフルオロメチルの何れか又は組合せの1又は2種と選択的に置換される、
請求項6に記載の化合物、又は該化合物の等価物、水和物、溶媒和物、N-酸化物、若しくは薬学的に許容される前記化合物の塩。
【請求項8】
Z1は、フェニルであり、
Z1のフェニル環は、ハロ、ヒドロキシ、メトキシ、メチル、又はトリフルオロメチルの何れか又は組合せの1又は2種と置換される、
請求項7に記載の化合物、又は該化合物の等価物、水和物、溶媒和物、N-酸化物、若しくは薬学的に許容される前記化合物の塩。
【請求項9】
Z1のフェニル環は、ハロ又はメトキシの何れか又は組合せの1又は2種と置換される、請求項8に記載の化合物、又は該化合物の等価物、水和物、溶媒和物、N-酸化物、若しくは薬学的に許容される前記化合物の塩。
【請求項10】
Z1は、2-ピリジル、3-ピリジル、又は4-ピリジルである、請求項7に記載の化合物、又は該化合物の等価物、水和物、溶媒和物、N-酸化物、若しくは薬学的に許容される前記化合物の塩。
【請求項11】
Z1は、ピペリジン-4-イル、ピペリジン-3-イル、ピペリジン-3(R)-イル、ピペリジン-3(S)-イル、ピペリジン-2-イル、ピペリジン-2(R)-イル、ピペリジン-2(S)-イル、ピロリジン-3-イル、ピロリジン-3(R)-イル、ピロリジン-3(S)-イル、ピロリジン-2-イル、ピロリジン-2(R)-イル、ピロリジン-2(S)-イル、又はアゼチジン-3-イルである、請求項6に記載の化合物、又は該化合物の等価物、水和物、溶媒和物、N-酸化物、若しくは薬学的に許容される前記化合物の塩。
【請求項12】
qは、0又は1であり、
Qは、(C1-C4)-アルキル、-CH2CF3、(C3-C6)-シクロアルキル、フェニル、C(O)R3、CO2R3、C(O)NHR5、5-6員複素環、又は5-10員ヘテロアリールであり、
R3は、水素、(C1-C4)-アルキル、トリフルオロメチル、(CH2)m(C3-C6)-シクロアルキル、(CH2)mフェニル、又は(CH2)m-(5-6員ヘテロアリール)であり、
mは、0、1、又は2である、
請求項11に記載の化合物、又は該化合物の等価物、水和物、溶媒和物、N-酸化物、若しくは薬学的に許容される前記化合物の塩。
【請求項13】
qは、1であり、
Qは、(C1-C4)-アルキル、-CH2CF3、(C3-C6)-シクロアルキル、フェニル、5-6員複素環、又は5-10員ヘテロアリールである、
請求項12に記載の化合物、又は該化合物の等価物、水和物、溶媒和物、N-酸化物、若しくは薬学的に許容される前記化合物の塩。
【請求項14】
qは0である、請求項12に記載の化合物、又は該化合物の等価物、水和物、溶媒和物、N-酸化物、若しくは薬学的に許容される前記化合物の塩。
【請求項15】
Y3はCHである、請求項4に記載の化合物、又は該化合物の等価物、水和物、溶媒和物、N-酸化物、若しくは薬学的に許容される前記化合物の塩。
【請求項16】
X1、X3、X4、及びX5は、各々が、水素であり、
X2は、水素又はフルオロであり、
R6は、水素、メチル、又はトリフルオロメチルであり、
nは、0、1、又は2であり、
Z1は、フェニル、2-ピリジル、3-ピリジル、4-ピリジル、ピペリジン-4-イル、ピペリジン-3-イル、ピペリジン-3(R)-イル、ピペリジン-3(S)-イル、ピペリジン-2-イル、ピペリジン-2(R)-イル、ピペリジン-2(S)-イル、ピロリジン-3-イル、ピロリジン-3(R)-イル、ピロリジン-3(S)-イル、ピロリジン-2-イル、ピロリジン-2(R)-イル、ピロリジン-2(S)-イル、又はアゼチジン-3-イルであり、
Z1のピペリジニル、ピロリジニル、又はアゼチジニル環の窒素原子は、-(CH2)qQと置換され、
qは、O、1、又は2であり、
Qは、水素、(C1-C6)-アルキル、-CH2CF3、(C3-C6)-アルケニル、(C3-C6)-アルキニル、(C3-C6)-シクロアルキル、フェニル、ナフチル、C(O)R3、CO2R3、C(O)NR4R5、3-6員複素環、又は5-10員ヘテロアリールであり、
R3は、水素、(C1-C6)-アルキル、トリフルオロメチル、(C3-C6)-アルケニル、(C3-C6)-アルキニル、(CH2)m(C3-C6)-シクロアルキル、(CH2)mフェニル、又は(CH2)m-(5-10員ヘテロアリール)であり、
mは、O、1、又は2である、
請求項15に記載の化合物、前記化合物の等価物又は水和物、溶媒和物、又は前記化合物のN-酸化物、又は薬学的に許容される前記化合物の塩、又は薬学的に許容される前記化合物の塩
【請求項17】
Z1は、フェニル、2-ピリジル、3-ピリジル、又は4-ピリジルであり、
フェニル環又はピリジル環は、ハロ、ヒドロキシ、メトキシ、メチル、又はトリフルオロメチルの何れか又は組合せの1又は2種と置換される、
請求項16に記載の化合物、又は該化合物の等価物、水和物、溶媒和物、N-酸化物、若しくは薬学的に許容される前記化合物の塩。
【請求項18】
Z1は、フェニルであり、
Z1のフェニル環は、ハロ、ヒドロキシ、メトキシ、メチル、又はトリフルオロメチルの何れか又は組合せの1又は2種と置換される、
請求項17に記載の化合物、又は該化合物の等価物、水和物、溶媒和物、N-酸化物、若しくは薬学的に許容される前記化合物の塩。
【請求項19】
Z1のフェニル環はハロ又はメトキシの何れか又は組合せの1又は2種と置換される、請求項18に記載の化合物、又は該化合物の等価物、水和物、溶媒和物、N-酸化物、若しくは薬学的に許容される前記化合物の塩。
【請求項20】
Z1は、2-ピリジル、3-ピリジル、又は4-ピリジルである、請求項17に記載の化合物、又は該化合物の等価物、水和物、溶媒和物、N-酸化物、若しくは薬学的に許容される前記化合物の塩。
【請求項21】
Z1は、ピペリジン-4-イル、ピペリジン-3-イル、ピペリジン-3(R)-イル、ピペリジン-3(S)-イル、ピペリジン-2-イル、ピペリジン-2(R)-イル、ピペリジン-2(S)-イル、ピロリジン-3-イル、ピロリジン-3(R)-イル、ピロリジン-3(S)-イル、ピロリジン-2-イル、ピロリジン-2(R)-イル、ピロリジン-2(S)-イル、又はアゼチジン-3-イルである、請求項16に記載の化合物、又は該化合物の等価物、水和物、溶媒和物、N-酸化物、若しくは薬学的に許容される前記化合物の塩。
【請求項22】
qは、0又は1であり、
Qは、(C1-C4)-アルキル、-CH2CF3、(C3-C6)-シクロアルキル、フェニル、C(O)R3、CO2R3、C(O)NHR5、5-6員複素環、又は5-10員ヘテロアリールであり、
R3は、水素、(C1-C4)-アルキル、トリフルオロメチル、(CH2)m(C3-C6)-シクロアルキル、(CH2)mフェニル、又は(CH2)m-(5-6員ヘテロアリール)であり、
mは、0、1、又は2である、
請求項21に記載の化合物、又は該化合物の等価物、水和物、溶媒和物、N-酸化物、若しくは薬学的に許容される前記化合物の塩。
【請求項23】
qは、1であり、
Qは、(C1-C4)-アルキル、-CH2CF3、(C3-C6)-シクロアルキル、フェニル、5-6員複素環、又は5-10員ヘテロアリールである、
請求項22に記載の化合物、又は該化合物の等価物、水和物、溶媒和物、N-酸化物、若しくは薬学的に許容される前記化合物の塩。
【請求項24】
qは、0であり、
Qは、水素、(C1-C6)-アルキル、(CH2)pCF3、(C3-C6)-アルケニル、(C3-C6)-アルキニル、(C3-C6)-シクロアルキル、(C6-C14)-アリール、C(O)R3、CO2R3、C(O)NR4R5、3-6員複素環、又は5-10員ヘテロアリールであり、
フェニル環又はヘテロアリール環は、ハロ、ヒドロキシ、スルフヒドリル、(C1-C3)-アルコキシ、(C1-C3)-アルキル、(C1-C3)-アルキルチオ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、シアノ、カルボキシ、カルボキシ(C1-C3)-アルキル、カルバモイル、又はスルファモイルの何れか又は組合せの1〜3種と選択的に置換される、
請求項1に記載の化合物、又は該化合物の等価物、水和物、溶媒和物、N-酸化物、若しくは薬学的に許容される前記化合物の塩。
【請求項25】
式(I)の化合物は式(VI)の化合物を含んでいる、請求項1に記載の化合物、又は該化合物の等価物、水和物、溶媒和物、N-酸化物、若しくは薬学的に許容される前記化合物の塩。
【化199】

(但し、式(VI)中、
X1、X2、X3、X4及びX5は各々が、独立して水素又はフルオロであって、X1、X2、X3、X4 及びX5の2以下はフルオロであり、
nは、O、1、2、3、又は4であり、
Z1は、水素、OR3、C(O)R3、CO2R3、C(O)NR4R5、SO2NR4R5、SO2R3、(C1-C6)-アルキル、(C3-C6)-シクロアルキル、(C3-C6)-アルケニル、(C3-C6)-アルキニル、(C6-C14)-アリール、(CH2)pCF3、5-10員ヘテロアリール、
【化200】

【化201】

【化202】

、又は3-10員複素環であって、非環原子と置換されることができる1又は複数の窒素原子を含むあらゆる複素環の任意の1つの窒素原子は、-(CH2)qQと置換され、
R3は水素、(C1-C6)-アルキル、トリフルオロメチル、(C3-C6)-アルケニル、(C3-C6)-アルキニル、(CH2)m(C3-C6)-シクロアルキル、(CH2)mフェニル、(CH2)m-(5-10員ヘテロアリール)、又は(CH2)m(3-10員複素環)であって、非環原子と置換されることができる1又は複数の窒素原子を含むあらゆる複素環の任意の1つの窒素原子は、-(CH2)qQと置換され、
mは、O、1、2、3、又は4であり、
qは、0、1、2、3、又は4であり、
Qは、qが0、1、2、3、又は4のとき、水素、(C1-C6)-アルキル、(CH2)pCF3、(C3-C6)-アルケニル、(C3-C6)-アルキニル、(C3-C6)-シクロアルキル、(C6-C14)-アリール、C(O)R3、CO2R3、C(O)NR4R5、3-6員複素環、又は5-10員ヘテロアリールであり、
Qは、qが1、2、3又は4のとき、シアノ、トリフルオロメチル、又はSO2NR4R5でもよく、
Qは、qが2、3、又は4のとき、ヒドロキシ、(C1-C6)-アルコキシ、スルフヒドリル、-S-(C1-C6)-アルキル、又はNR4R5でもよく、
pは、1、2、又は3であり、
R3がN又はO原子に共有結合されないとき、R3は、ビニル又はエチニルでもよく、
R3が、-2(マイナス2)酸化状態のS原子に共有結合されないとき、R3は、ビニル又はエチニルでもよく、
R4とR5は、独立して、水素、(C1-C6)-アルキル、(C3-C6)-アルケニル、(C3-C6)-アルキニル、(CH2)m(C3-C6)-シクロアルキル、(CH2)mフェニル、(CH2)m-(3-10員ヘテロシクリル)、又は(CH2)m-(5-10員ヘテロアリール)であり、
C(O)NR4R5、SO2NR4R5、NR4R5、又はN(H)C(O)NR4R5の何れもNR4R5基は、ピロリジン、ピペリジン、モルホリン、チオモルホリン、又はチオモルホリンS-ジオキシドを形成してもよく、
C(O)NR4R5、SO2NR4R5、NR4R5、又はN(H)C(O)NR4R5の何れもNR4R5基は、ピペラジン環を形成してもよく、ピペラジン環の他の窒素原子は、水素、(C1-C6)-アルキル、CH2CF3、(C3-C6)-シクロアルキル、CH2(C3-C6)-シクロアルキル、フェニル、ベンジル、ヒドロキシエチル、又はヒドロキシプロピルと置換され、
Z1のフェニル環又はヘテロアリール環は、ハロ、ヒドロキシ、スルフヒドリル、(C1-C3)-アルコキシ、(C1-C3)-アルキル、(C1-C3)-アルキルチオ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、シアノ、カルボキシ、カルボキシ(C1-C3)-アルキル、カルバモイル、又はスルファモイルの何れか又は組合せの1〜3種と選択的に置換され、
各R6は、独立して、水素、メチル、トリフルオロメチル、又はアミノであり、
各R7は、独立して、水素又はメチルである。)
【請求項26】
式(VI)の化合物は式(VII)の化合物を含んでいる、請求項25に記載の化合物、又は該化合物の等価物、水和物、溶媒和物、N-酸化物、若しくは薬学的に許容される前記化合物の塩。
【化203】

(但し、式(VII)中、
X1、X2、X3、X4及びX5は各々が、独立して水素又はフルオロであり、X1、X2、X3、X4 及びX5の2以下は、フルオロであり、
nは、0、1、2、3、又は4であり、
Z1は、水素、OR3、C(O)R3、CO2R3、C(O)NR4R5、SO2NR4R5、SO2R3、(C1-C6)-アルキル、 (C3-C6)-シクロアルキル、(C3-C6)-アルケニル、(C3-C6)-アルキニル、(C6-C14)-アリール、(CH2)pCF3、5-10員ヘテロアリール、
【化204】

【化205】

【化206】

、又は、3-10員複素環であって、非環原子と置換されることができる1又は複数の窒素原子を含むあらゆる複素環の任意の1つの窒素原子は、-(CH2)qQと置換され、
R3は水素、(C1-C6)-アルキル、トリフルオロメチル、(C3-C6)-アルケニル、(C3-C6)-アルキニル、(CH2)m(C3-C6)-シクロアルキル、(CH2)mフェニル、(CH2)m-(5-10員ヘテロアリール)、又は(CH2)m(3-10員複素環)であって、非環原子と置換されることができる1又は複数の窒素原子を含むあらゆる複素環の任意の1つの窒素原子は、-(CH2)qQと置換され、
mは、0、1、2、3、又は4であり、
qは、0、1、2、3、又は4であり、
Qは、qが、0、1、2、3、又は4のとき、水素、(C1-C6)-アルキル、(CH2)pCF3、(C3-C6)-アルケニル、(C3-C6)-アルキニル、(C3-C6)-シクロアルキル、(C6-C14)-アリール、C(O)R3、CO2R3、C(O)NR4R5、3-6員複素環、又は5-10員ヘテロアリールであり、
Qは、qが1、2、3又は4のとき、シアノ、トリフルオロメチル、又はSO2NR4R5でもよく、
Qは、qが2、3、又は4のとき、ヒドロキシ、(C1-C6)-アルコキシ、スルフヒドリル、-S-(C1-C6)-アルキル、又はNR4R5でもよく、
pは、1、2、又は3であり、
R3がN又はO原子に共有結合されないときは、R3は、ビニル又はエチニルでもよく、
R3が、-2(マイナス2)酸化状態を有するS原子に共有結合されないときは、R3は、ビニル又はエチニルでもよく、
R4とR5は、独立して、水素、(C1-C6)-アルキル、(C3-C6)-アルケニル、(C3-C6)-アルキニル、(CH2)m(C3-C6)-シクロアルキル、(CH2)mフェニル、(CH2)m-(3-10員ヘテロシクリル)、又は (CH2)m-(5-10員ヘテロアリール)であり、
C(O)NR4R5、SO2NR4R5、NR4R5、又はN(H)C(O)NR4R5の何れもNR4R5基は、ピロリジン、ピペリジン、モルホリン、チオモルホリン、又はチオモルホリンS-ジオキシドを形成してもよく、
C(O)NR4R5、SO2NR4R5、NR4R5、又はN(H)C(O)NR4R5の何れもNR4R5基は、ピペラジン環を形成してもよく、ピペラジン環の他の窒素原子は、水素、(C1-C6)-アルキル、CH2CF3、(C3-C6)-シクロアルキル、CH2(C3-C6)-シクロアルキル、フェニル、ベンジル、ヒドロキシエチル、又はヒドロキシプロピルと置換され、
Z1のフェニル環又はヘテロアリール環は、ハロ、ヒドロキシ、スルフヒドリル、(C1-C3)-アルコキシ、(C1-C3)-アルキル、(C1-C3)-アルキルチオ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、シアノ、カルボキシ、カルボキシ(C1-C3)-アルキル、カルバモイル、又はスルファモイルの何れか又は組合せの1〜3種と選択的に置換され、
各R6は、独立して 水素、メチル、トリフルオロメチル、又はアミノであり、
各R7は、独立して 水素又はメチルである。)
【請求項27】
式(Vl)の化合物は式(VIII)の化合物を含んでいる、請求項25に記載の化合物、又は該化合物の等価物、水和物、溶媒和物、N-酸化物、若しくは薬学的に許容される前記化合物の塩。
【化207】

(但し、式(VIII)中、X1、X2、X3、X4及びX5は各々が、独立して水素又はフルオロであり、X1、X2、X3、X4 及びX5の2以下は、フルオロであり、
nは、O、1、2、3、又は4であり、
Z1は、水素、OR3、C(O)R3、CO2R3、C(O)NR4R5、SO2NR4R5、SO2R3、(C1-C6)-アルキル、(C3-C6)-シクロアルキル、(C3-C6)-アルケニル、(C3-C6)-アルキニル、(C6-C14)-アリール、(CH2)pCF3、5-10員ヘテロアリール、
【化208】

【化209】

【化210】

、又は3-10員複素環であって、非環原子と置換されることができる1又は複数の窒素原子を含むあらゆる複素環の任意の1つの窒素原子は、-(CH2)qQと置換され、
R3は水素、(C1-C6)-アルキル、トリフルオロメチル、(C3-C6)-アルケニル、(C3-C6)-アルキニル、(CH2)m(C3-C6)-シクロアルキル、(CH2)mフェニル、(CH2)m-(5-10員ヘテロアリール)、又は(CH2)m(3-10員複素環)であって、非環原子と置換されることができる1又は複数の窒素原子を含むあらゆる複素環の任意の1つの窒素原子は、-(CH2)qQと置換され、
mは、O、1、2、3、又は4であり、
qは、0、1、2、3、又は4であり、
Qは、qが0、1、2、3、又は4のとき、水素、(C1-C6)-アルキル、(CH2)pCF3、(C3-C6)-アルケニル、(C3-C6)-アルキニル、(C3-C6)-シクロアルキル、(C6-C14)-アリール、C(O)R3、CO2R3、C(O)NR4R5、3-6員複素環、又は5-10員ヘテロアリールであり、
Qは、qが1、2、3又は4のとき、シアノ、トリフルオロメチル、又はSO2NR4R5でもよく、
Qは、qが2、3、又は4のとき、ヒドロキシ、(C1-C6)-アルコキシ、スルフヒドリル、-S-(C1-C6)-アルキル、又はNR4R5でもよく、
pは、1、2、又は3であり、
R3がN又はO原子に共有結合されないときは、R3は、ビニル又はエチニルでもよく、
R3が、-2 (マイナス2)酸化状態を有するS原子に共有結合されないときは、R3は、ビニル又はエチニルでもよく、
R4とR5は、独立して、水素、(C1-C6)-アルキル、(C3-C6)-アルケニル、(C3-C6)-アルキニル、(CH2)m(C3-C6)-シクロアルキル、(CH2)mフェニル、(CH2)m-(3-10員ヘテロシクリル)、又は(CH2)m-(5- 10員ヘテロアリール)であり、
C(O)NR4R5、SO2NR4R5、NR4R5、又はN(H)C(O)NR4R5の何れもNR4R5基は、ピロリジン、ピペリジン、モルホリン、チオモルホリン、又はチオモルホリンS-ジオキシドを形成してもよく、
C(O)NR4R5、SO2NR4R5、NR4R5、又はN(H)C(O)NR4R5の何れもNR4R5基は、ピペラジン環を形成してもよく、ピペラジン環の他の窒素原子は、水素、(C1-C6)-アルキル、CH2CF3、(C3-C6)-シクロアルキル、CH2(C3-C6)-シクロアルキル、フェニル、ベンジル、ヒドロキシエチル、又はヒドロキシプロピルと置換され、
Z1のフェニル環又はヘテロアリール環は、ハロ、ヒドロキシ、スルフヒドリル、(C1-C3)-アルコキシ、(C1-C3)-アルキル、(C1-C3)-アルキルチオ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、シアノ、カルボキシ、カルボキシ(C1-C3)-アルキル、カルバモイル、又はスルファモイルの何れか又は組合せの1〜3種と選択的に置換され、
各R6は、独立して水素、メチル、トリフルオロメチル、又はアミノであり、
各R7は、独立して水素又はメチルである。)
【請求項28】
Y3は、Nであり、
各R6は、独立して、水素、メチル、又はトリフルオロメチルである、
請求項27に記載の化合物、又は該化合物の等価物、水和物、溶媒和物、N-酸化物、若しくは薬学的に許容される前記化合物の塩。
【請求項29】
Y3は、CHであり、
各R6は、独立して、水素、メチル、又はトリフルオロメチルである、
請求項27に記載の化合物、又は該化合物の等価物、水和物、溶媒和物、N-酸化物、若しくは薬学的に許容される前記化合物の塩。
【請求項30】
式(I)の化合物は式(IX)の化合物を含んでいる、請求項1に記載の化合物、又は該化合物の等価物、水和物、溶媒和物、N-酸化物、若しくは薬学的に許容される前記化合物の塩。
【化211】

(但し、式(IX)中、
X1、X2、X3、X4及びX5は各々が、独立して水素又はフルオロであり、X1、X2、X3、X4 及びX5の2以下はフルオロであり、
nは、0、1、2、3、又は4であり、
Z1は、水素、OR3、C(O)R3、CO2R3、C(O)NR4R5、SO2NR4R5、SO2R3、(C1-C6)-アルキル、(C3-C6)-シクロアルキル、(C3-C6)-アルケニル、(C3-C6)-アルキニル、(C6-C14)-アリール、(CH2)pCF3、5-10員ヘテロアリール、
【化212】

【化213】

【化214】

、又は3-10員複素環であって、非環原子と置換されることができる1又は複数の窒素原子を含むあらゆる複素環の任意の1つの窒素原子は、-(CH2)qQと置換され、
R3は水素、(C1-C6)-アルキル、トリフルオロメチル、(C3-C6)-アルケニル、(C3-C6)-アルキニル、(CH2)m(C3-C6)-シクロアルキル、(CH2)mフェニル、(CH2)m-(5-10員ヘテロアリール)、又は(CH2)m(3-10員複素環)であって、非環原子と置換されることができる1又は複数の窒素原子を含むあらゆる複素環の任意の1つの窒素原子は、-(CH2)qQと置換され、
mは、0、1、2、3、又は4であり、
qは、0、1、2、3、又は4であり、
Qは、qが0、1、2、3、又は4のとき、水素、(C1-C6)-アルキル、(CH2)pCF3、(C3-C6)-アルケニル、(C3-C6)-アルキニル、(C3-C6)-シクロアルキル、(C6-C14)-アリール、C(O)R3、CO2R3、C(O)NR4R5、3-6員複素環、又は5-10員ヘテロアリールであり、
Qは、qが1、2、3又は4のとき、シアノ、トリフルオロメチル、又はSO2NR4R5でもよく、
Qは、qが2、3、又は4のとき、ヒドロキシ、(C1-C6)-アルコキシ、スルフヒドリル、-S-(C1-C6)-アルキル、又はNR4R5でもよく、
pは、1、2、又は3であり、
R3がN又はO原子に共有結合されないとき、R3は、ビニル又はエチニルでもよく、
R3が、-2(マイナス2)酸化状態を有するS原子に共有結合されないとき、R3は、ビニル又はエチニルでもよく、
R4とR5は、独立して、水素、(C1-C6)-アルキル、(C3-C6)-アルケニル、(C3-C6)-アルキニル、(CH2)m(C3-C6)-シクロアルキル、(CH2)mフェニル、(CH2)m-(3-10員ヘテロシクリル)、又は(CH2)m-(5- 10員ヘテロアリール)であり、
C(O)NR4R5、SO2NR4R5、NR4R5、又はN(H)C(O)NR4R5の何れもNR4R5基は、ピロリジン、ピペリジン、モルホリン、チオモルホリン、又はチオモルホリンS-ジオキシドを形成してもよく、
C(O)NR4R5、SO2NR4R5、NR4R5、又はN(H)C(O)NR4R5の何れもNR4R5基は、ピペラジン環を形成してもよく、ピペラジン環の他の窒素原子は、水素、(C1-C6)-アルキル、CH2CF3、(C3-C6)-シクロアルキル、CH2(C3-C6)-シクロアルキル、フェニル、ベンジル、ヒドロキシエチル、又はヒドロキシプロピルと置換され、
Z1のフェニル環又はヘテロアリール環は、ハロ、ヒドロキシ、スルフヒドリル、(C1-C3)-アルコキシ、(C1-C3)-アルキル、(C1-C3)-アルキルチオ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、シアノ、カルボキシ、カルボキシ(C1-C3)-アルキル、カルバモイル、又はスルファモイルの何れか又は組合せの1〜3種と選択的に置換され、
各R6は、独立して、水素、メチル、トリフルオロメチル、又はアミノであり、
各R7は、独立して、水素又はメチルである。)
【請求項31】
式(IX)の化合物は、式(X)の化合物を含んでいる請求項30に記載の化合物、又は該化合物の等価物、水和物、溶媒和物、N-酸化物、若しくは薬学的に許容される前記化合物の塩。
【化215】

(但し、式(X)中、
X1、X2、X3、X4及びX5は各々が、独立して水素又はフルオロであり、X1、X2、X3、X4及びX5の2以下は、フルオロであり、
nは、0、1、2、3、又は4であり、
Z1は、水素、OR3、C(O)R3、CO2R3、C(O)NR4R5、SO2NR4R5、SO2R3、(C1-C6)-アルキル、(C3-C6)-シクロアルキル、(C3-C6)-アルケニル、(C3-C6)-アルキニル、(C6-C14)-アリール、(CH2)pCF3、5-10員ヘテロアリール、
【化216】

【化217】

【化218】

、又は3-10員複素環であって、非環原子と置換されることができる1又は複数の窒素原子を含むあらゆる複素環の任意の1つの窒素原子は、-(CH2)qQと置換され、
R3は水素、(C1-C6)-アルキル、トリフルオロメチル、(C3-C6)-アルケニル、(C3-C6)-アルキニル、(CH2)m(C3-C6)-シクロアルキル、(CH2)mフェニル、(CH2)m-(5-10員ヘテロアリール)、又は(CH2)m(3-10員複素環)であって、非環原子と置換されることができる1又は複数の窒素原子を含むあらゆる複素環の任意の1つの窒素原子は、-(CH2)qQと置換され、
mは、0、1、2、3、又は4であり、
qは、0、1、2、3、又は4であり、
Qは、qが、0、1、2、3、又は4のとき、水素、(C1-C6)-アルキル、(CH2)pCF3、(C3-C6)-アルケニル、(C3-C6)-アルキニル、(C3-C6)-シクロアルキル、(C6-C14)-アリール、C(O)R3、CO2R3、C(O)NR4R5、3-6員複素環、又は5-10員ヘテロアリールであり、
Qは、qが1、2、3又は4のとき、シアノ、トリフルオロメチル、又はSO2NR4R5でもよく、
Qは、qが、2、3、又は4のとき、ヒドロキシ、(C1-C6)-アルコキシ、スルフヒドリル、-S-(C1-C6)-アルキル、又はNR4R5でもよく、
pは、1、2、又は3であり、
R3がN又はO原子に共有結合されないときは、R3は、ビニル又はエチニルでもよく、
R3が、-2(マイナス2)酸化状態を有するS原子に共有結合されないときは、R3は、ビニル又はエチニルでもよく、
R4とR5は、独立して、水素、(C1-C6)-アルキル、(C3-C6)-アルケニル、(C3-C6)-アルキニル、(CH2)m(C3-C6)-シクロアルキル、(CH2)mフェニル、(CH2)m-(3-10員ヘテロシクリル)、又は(CH2)m-(5-10員ヘテロアリール)であり、
C(O)NR4R5、SO2NR4R5、NR4R5、又はN(H)C(O)NR4R5の何れもNR4R5基は、ピロリジン、ピペリジン、モルホリン、チオモルホリン、又はチオモルホリンS-ジオキシドを形成してもよく、
C(O)NR4R5、SO2NR4R5、NR4R5、又はN(H)C(O)NR4R5の何れもNR4R5基は、ピペラジン環を形成してもよく、ピペラジン環の他の窒素原子は、水素、(C1-C6)-アルキル、CH2CF3、(C3-C6)-シクロアルキル、CH2(C3-C6)-シクロアルキル、フェニル、ベンジル、ヒドロキシエチル、又はヒドロキシプロピルと置換され、
Z1のフェニル環又はヘテロアリール環は、ハロ、ヒドロキシ、スルフヒドリル、(C1-C3)-アルコキシ、(C1-C3)-アルキル、(C1-C3)-アルキルチオ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、シアノ、カルボキシ、カルボキシ(C1-C3)-アルキル、カルバモイル、又はスルファモイルの何れか1つ又は組合せの内の1〜3種と選択的に置換され、
各R6は、独立して、水素、メチル、トリフルオロメチル、又はアミノであり、
各R7は、独立して、水素又はメチルである。)
【請求項32】
Y3は、Nであり、
各R6は、独立して、水素、メチル、又はトリフルオロメチルである、
請求項31に記載の化合物、又は該化合物の等価物、水和物、溶媒和物、N-酸化物、若しくは薬学的に許容される前記化合物の塩。
【請求項33】
Y3は、CHであり、
各R6は、独立して、水素、メチル、又はトリフルオロメチルである、
請求項31に記載の化合物、又は該化合物の等価物、水和物、溶媒和物、N-酸化物、若しくは薬学的に許容される前記化合物の塩。
【請求項34】
式(IX)の化合物は式(XI)の化合物を含んでいる、請求項30に記載の化合物、等価物、水和物、溶媒和物、N-酸化物、若しくは薬学的に許容される前記化合物の塩。
【化219】

(但し、式(IX)中、
X1、X2、X3、X4及びX5は各々が、独立して水素又はフルオロであり、X1、X2、X3、X4 及びX5の2以下は、フルオロであり、
nは、O、1、2、3、又は4であり、
Z1は、水素、OR3、C(O)R3、CO2R3、C(O)NR4R5、SO2NR4R5、SO2R3、(C1-C6)-アルキル、 (C3-C6)-シクロアルキル、(C3-C6)-アルケニル、(C3-C6)-アルキニル、(C6-C14)-アリール、(CH2)pCF3、5-10員ヘテロアリール、
【化220】

【化221】

【化222】

、又は3-10員複素環であって、非環原子と置換されることができる1又は複数の窒素原子を含むあらゆる複素環の任意の1つの窒素原子は、-(CH2)qQと置換され、
R3は水素、(C1-C6)-アルキル、トリフルオロメチル、(C3-C6)-アルケニル、(C3-C6)-アルキニル、(CH2)m(C3-C6)-シクロアルキル、(CH2)mフェニル、(CH2)m-(5-10員ヘテロアリール)、又は(CH2)m(3-10員複素環)であって、非環原子と置換されることができる1又は複数の窒素原子を含むあらゆる複素環の任意の1つの窒素原子は、-(CH2)qQと置換され、
mは、0、1、2、3、又は4であり、
qは、0、1、2、3、又は4であり、
Qは、qが0、1、2、3、又は4のとき、水素、(C1-C6)-アルキル、(CH2)pCF3、(C3-C6)-アルケニル、(C3-C6)-アルキニル、(C3-C6)-シクロアルキル、(C6-C14)-アリール、C(O)R3、CO2R3、C(O)NR4R5、3-6員複素環、又は5-10員ヘテロアリールであり、
Qは、qが1、2、3又は4のとき、シアノ、トリフルオロメチル、又はSO2NR4R5でもよく、
Qは、qが2、3、又は4のとき、ヒドロキシ、(C1-C6)-アルコキシ、スルフヒドリル、-S-(C1-C6)-アルキル、又はNR4R5でもよく、
pは、1、2、又は3であり、
R3がN又はO原子に共有結合されないときは、R3は、ビニル又はエチニルでもよく、
R3が、-2(マイナス2)酸化状態を有するS原子に共有結合されないときは、R3は、ビニル又はエチニルでもよく、
R4とR5は、独立して、水素、(C1-C6)-アルキル、(C3-C6)-アルケニル、(C3-C6)-アルキニル、(CH2)m(C3-C6)-シクロアルキル、(CH2)mフェニル、(CH2)m-(3-10員ヘテロシクリル)、又は(CH2)m-(5-10員ヘテロアリール)であり、
C(O)NR4R5、SO2NR4R5、NR4R5、又はN(H)C(O)NR4R5の何れもNR4R5基は、ピロリジン、ピペリジン、モルホリン、チオモルホリン、又はチオモルホリンS-ジオキシドを形成してもよく、
C(O)NR4R5、SO2NR4R5、NR4R5、又はN(H)C(O)NR4R5の何れもNR4R5基は、ピペラジン環を形成してもよく、ピペラジン環の他の窒素原子は、水素、(C1-C6)-アルキル、CH2CF3、(C3-C6)-シクロアルキル、CH2(C3-C6)-シクロアルキル、フェニル、ベンジル、ヒドロキシエチル、又はヒドロキシプロピルと置換され、
Z1のフェニル環又はヘテロアリール環は、ハロ、ヒドロキシ、スルフヒドリル、(C1-C3)-アルコキシ、(C1-C3)-アルキル、(C1-C3)-アルキルチオ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、シアノ、カルボキシ、カルボキシ(C1-C3)-アルキル、カルバモイル、又はスルファモイルの何れか又は組合せの1〜3種と選択的に置換され、
各R6は、独立して、水素、メチル、トリフルオロメチル、又はアミノであり、
各R7は、独立して、水素又はメチルである。)
【請求項35】
Y3は、Nであり、
各R6は、独立して、水素、メチル、又はトリフルオロメチルである、
請求項34に記載の化合物、又は該化合物の等価物、水和物、溶媒和物、N-酸化物、若しくは薬学的に許容される前記化合物の塩。
【請求項36】
Y3は、CHであり、
各R6は、独立して、水素、メチル、又はトリフルオロメチルである、
請求項34に記載の化合物、又は該化合物の等価物、水和物、溶媒和物、N-酸化物、若しくは薬学的に許容される前記化合物の塩。
【請求項37】
式(I)の化合物は式(XII)の化合物を含んでいる、請求項1に記載の化合物、又は該化合物の等価物、水和物、溶媒和物、N-酸化物、若しくは薬学的に許容される前記化合物の塩。
【化223】

(但し、式(XII)中、
X1、X2、X3、X4及びX5は各々が、独立して水素又はフルオロであり、X1、X2、X3、X4及びX5の2以下は、フルオロであり、
Wは、共有結合、O、又はCOであり、
nは、0、1、2、3、又は4であり、
Z1は、水素、OR3、C(O)R3、CO2R3、C(O)NR4R5、SO2NR4R4R5、SO2R3、(C1-C6)-アルキル、 (C3-C6)-シクロアルキル、(C3-C6)-アルケニル、(C3-C6)-アルキニル、(C6-C14)-アリール、(CH2)pCF3、5-10員ヘテロアリール、
【化224】

【化225】

【化226】

、又は3-10員複素環であって、非環原子と置換されることができる1又は複数の窒素原子を含むあらゆる複素環の任意の1つの窒素原子は、-(CH2)qQと置換され、
R3は水素、(C1-C6)-アルキル、トリフルオロメチル、(C3-C6)-アルケニル、(C3-C6)-アルキニル、(CH2)m(C3-C6)-シクロアルキル、(CH2)mフェニル、(CH2)m-(5-10員ヘテロアリール)、又は(CH2)m(3-10員複素環)であって、非環原子と置換されることができる1又は複数の窒素原子を含むあらゆる複素環の任意の1つの窒素原子は、-(CH2)qQと置換され、
mは、0、1、2、3、又は4であり、
qは、0、1、2、3、又は4であり、
Qは、qが、0、1、2、3、又は4のとき、水素、(C1-C6)-アルキル、(CH2)pCF3、(C3-C6)-アルケニル、(C3-C6)-アルキニル、(C3-C6)-シクロアルキル、(C6-C14)-アリール、C(O)R3、CO2R3、C(O)NR4R5、3-6員複素環、又は5-10員ヘテロアリールであり、
Qは、qが1、2、3又は4のとき、シアノ、トリフルオロメチル、又はSO2NR4R5でもよく、
Qは、qが、2、3、又は4のとき、ヒドロキシ、(C1-C6)-アルコキシ、スルフヒドリル、-S-(C1-C6)-アルキル、又はNR4R5でもよく、
pは、1、2、又は3であり、
R3がN又はO原子に共有結合されないときは、R3は、ビニル又はエチニルでもよく、
R3が、-2(マイナス2)酸化状態のS原子に共有結合されないときは、R3は、ビニル又はエチニルでもよく、
R4とR5は、独立して、水素、(C1-C6)-アルキル、(C3-C6)-アルケニル、(C3-C6)-アルキニル、(CH2)m(C3-C6)-シクロアルキル、(CH2)mフェニル、(CH2)m-(3-10員ヘテロシクリル)、又は(CH2)m-(5-10員ヘテロアリール)であり、
C(O)NR4R5、SO2NR4R5、NR4R5、又はN(H)C(O)NR4R5の何れもNR4R5基は、ピロリジン、ピペリジン、モルホリン、チオモルホリン、又はチオモルホリンS-ジオキシドを形成してもよく、
C(O)NR4R5、SO2NR4R5、NR4R5、又はN(H)C(O)NR4R5の何れもNR4R5基は、ピペラジン環を形成してもよく、ピペラジン環の他の窒素原子は、水素、(C1-C6)-アルキル、CH2CF3、(C3-C6)-シクロアルキル、CH2(C3-C6)-シクロアルキル、フェニル、ベンジル、ヒドロキシエチル、又はヒドロキシプロピルと置換され、
Z1のフェニル環又はヘテロアリール環は、ハロ、ヒドロキシ、スルフヒドリル、(C1-C3)-アルコキシ、(C1-C3)-アルキル、(C1-C3)-アルキルチオ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、シアノ、カルボキシ、カルボキシ(C1-C3)-アルキル、カルバモイル、又はスルファモイルの何れか1つ又は組合せの内の1〜3種と選択的に置換され、
各R6は、独立して、水素、メチル、トリフルオロメチル、又はアミノであり、
各R7は、独立して、水素又はメチルである。)
【請求項38】
式(XII)の化合物は式(XIII)の化合物を含んでいる、請求項37に記載の化合物、又は該化合物の等価物、水和物、溶媒和物、N-酸化物、若しくは薬学的に許容される前記化合物の塩。
【化227】

(但し、式(XIII)中、
X1、X2、X3、X4及びX5は各々が、独立して水素又はフルオロであり、X1、X2、X3、X4 及びX5の2以下は、フルオロであり、
Wは、共有結合、O、又はCOであり、
nは、0、1、2、3、又は4であり、
Z1は、水素、OR3、C(O)R3、CO2R3、C(O)NR4R5、SO2NR4R5、SO2R3、(C1-C6)-アルキル、(C3-C6)-シクロアルキル、(C3-C6)-アルケニル、(C3-C6)-アルキニル、(C6-C14)-アリール、(CH2)pCF3、5-10員ヘテロアリール、
【化228】

【化229】

【化230】

、又は3-10員複素環であって、非環原子と置換されることができる1又は複数の窒素原子を含むあらゆる複素環の任意の1つの窒素原子は、-(CH2)qQと置換され、
R3は水素、(C1-C6)-アルキル、トリフルオロメチル、(C3-C6)-アルケニル、(C3-C6)-アルキニル、(CH2)m(C3-C6)-シクロアルキル、(CH2)mフェニル、(CH2)m-(5-10員ヘテロアリール)、又は(CH2)m(3-10員複素環)であって、非環原子と置換されることができる1又は複数の窒素原子を含むあらゆる複素環の任意の1つの窒素原子は、-(CH2)qQと置換され、
mは、0、1、2、3、又は4であり、
qは、0、1、2、3、又は4であり、
Qは、qが0、1、2、3、又は4のとき、水素、(C1-C6)-アルキル、(CH2)pCF3、(C3-C6)-アルケニル、(C3-C6)-アルキニル、(C3-C6)-シクロアルキル、(C6-C14)-アリール、C(O)R3、CO2R3、C(O)NR4R5、3-6員複素環、又は5-10員ヘテロアリールであり、
Qは、qが1、2、3又は4のとき、シアノ、トリフルオロメチル、又はSO2NR4R5でもよく、
Qは、qが、2、3、又は4のとき、ヒドロキシ、(C1-C6)-アルコキシ、スルフヒドリル、-S-(C1-C6)-アルキル、又はNR4R5でもよく、
pは、1、2、又は3であり、
R3がN又はO原子に共有結合されないときは、R3は、ビニル又はエチニルでもよく、
R3が、-2(マイナス2)酸化状態を有するS原子に共有結合されないときは、R3は、ビニル又はエチニルでもよく、
R4とR5は、独立して、水素、(C1-C6)-アルキル、(C3-C6)-アルケニル、(C3-C6)-アルキニル、(CH2)m(C3-C6)-シクロアルキル、(CH2)mフェニル、(CH2)m-(3-10員ヘテロシクリル)、又は(CH2)m-(5-10員ヘテロアリール)であり、
C(O)NR4R5、SO2NR4R5、NR4R5、又はN(H)C(O)NR4R5の何れもNR4R5基は、ピロリジン、ピペリジン、モルホリン、チオモルホリン、又はチオモルホリンS-ジオキシドを形成してもよく、
C(O)NR4R5、SO2NR4R5、NR4R5、又はN(H)C(O)NR4R5の何れもNR4R5基は、ピペラジン環を形成してもよく、ピペラジン環の他の窒素原子は、水素、(C1-C6)-アルキル、CH2CF3、(C3-C6)-シクロアルキル、CH2(C3-C6)-シクロアルキル、フェニル、ベンジル、ヒドロキシエチル、又はヒドロキシプロピルと置換され、
Z1のフェニル環又はヘテロアリール環は、ハロ、ヒドロキシ、スルフヒドリル、(C1-C3)-アルコキシ、(C1-C3)-アルキル、(C1-C3)-アルキルチオ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、シアノ、カルボキシ、カルボキシ(C1-C3)-アルキル、カルバモイル、又はスルファモイルの何れか又は組合せの1〜3種と選択的に置換され、
各R6は、独立して、水素、メチル、トリフルオロメチル、又はアミノであり、
各R7は、独立して、水素又はメチルである。)
【請求項39】
Y3は、Nであり、
各R6は、独立して、水素、メチル、又はトリフルオロメチルである、
請求項38に記載の化合物、又は該化合物の等価物、水和物、溶媒和物、N-酸化物、若しくは薬学的に許容される前記化合物の塩。
【請求項40】
Y3は、CHであり、
各R6は、独立して、水素、メチル、又はトリフルオロメチルである、
請求項38に記載の化合物、又は該化合物の等価物、水和物、溶媒和物、N-酸化物、若しくは薬学的に許容される前記化合物の塩。
【請求項41】
式(XII)の化合物は式(XIV)の化合物を含んでいる、請求項37に記載の化合物、又は該化合物の等価物、水和物、溶媒和物、N-酸化物、若しくは薬学的に許容される前記化合物の塩。
【化231】

(但し、式(XIV)中、
X1、X2、X3、X4及びX5は各々が、独立して水素又はフルオロであり、X1、X2、X3、X4 及びX5の2以下は、フルオロであり、
Wは、共有結合、O、又はCOであり、
nは、O、1、2、3、又は4であり、
Z1は、水素、OR3、C(O)R3、CO2R3、C(O)NR4R5、SO2NR4R5、SO2R3、(C1-C6)-アルキル、(C3-C6)-シクロアルキル、(C3-C6)-アルケニル、(C3-C6)-アルキニル、(C6-C14)-アリール、(CH2)pCF3、5-10員ヘテロアリール、
【化232】

【化233】

【化234】

、又は3-10員複素環であって、非環原子と置換されることができる1又は複数の窒素原子を含むあらゆる複素環の任意の1つの窒素原子は、-(CH2)qQと置換され、
R3は水素、(C1-C6)-アルキル、トリフルオロメチル、(C3-C6)-アルケニル、(C3-C6)-アルキニル、(CH2)m(C3-C6)-シクロアルキル、(CH2)mフェニル、(CH2)m-(5-10員ヘテロアリール)、又は(CH2)m(3-10員複素環)であって、非環原子と置換されることができる1又は複数の窒素原子を含むあらゆる複素環の任意の1つの窒素原子は、-(CH2)qQと置換され、
mは、O、1、2、3、又は4であり、
qは、0、1、2、3、又は4であり、
Qは、qが0、1、2、3、又は4のとき、水素、(C1-C6)-アルキル、(CH2)pCF3、(C3-C6)-アルケニル、(C3-C6)-アルキニル、(C3-C6)-シクロアルキル、(C6-C14)-アリール、C(O)R3、CO2R3、C(O)NR4R5、3-6員複素環、又は5-10員ヘテロアリールであり、
Qは、qが1、2、3又は4のとき、シアノ、トリフルオロメチル、又はSO2NR4R5でもよく、
Qは、qが2、3、又は4のとき、ヒドロキシ、(C1-C6)-アルコキシ、スルフヒドリル、-S-(C1-C6)-アルキル、又はNR4R5でもよく、
pは、1、2、又は3であり、
R3がN又はO原子に共有結合されないときは、R3は、ビニル又はエチニルでもよく、
R3が、-2(マイナス2)酸化状態を有するS原子に共有結合されないときは、R3は、ビニル又はエチニルでもよく、
R4とR5は、独立して、水素、(C1-C6)-アルキル、(C3-C6)-アルケニル、(C3-C6)-アルキニル、(CH2)m(C3-C6)-シクロアルキル、(CH2)mフェニル、(CH2)m-(3-10員ヘテロシクリル)、又は(CH2)m-(5-10員ヘテロアリール)であり、
C(O)NR4R5、SO2NR4R5、NR4R5、又はN(H)C(O)NR4R5の何れもNR4R5基は、ピロリジン、ピペリジン、モルホリン、チオモルホリン、又はチオモルホリンS-ジオキシドを形成してもよく、
C(O)NR4R5、SO2NR4R5、NR4R5、又はN(H)C(O)NR4R5の何れもNR4R5基は、ピペラジン環を形成してもよく、
ピペラジン環の他の窒素原子は、水素、(C1-C6)-アルキル、CH2CF3、(C3-C6)-シクロアルキル、CH2(C3-C6)-シクロアルキル、フェニル、ベンジル、ヒドロキシエチル、又はヒドロキシプロピルと置換され、
Z1のフェニル環又はヘテロアリール環は、ハロ、ヒドロキシ、スルフヒドリル、(C1-C3)-アルコキシ、(C1-C3)-アルキル、(C1-C3)-アルキルチオ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、シアノ、カルボキシ、カルボキシ(C1-C3)-アルキル、カルバモイル、又はスルファモイルの何れか又は組合せの1〜3種と選択的に置換され、
各R6は、独立して、水素、メチル、トリフルオロメチル、又はアミノであり、
各R7は、独立して、水素又はメチルである。)
【請求項42】
Y3は、Nであり、
各R6は、独立して、水素、メチル、又はトリフルオロメチルである、
請求項41の化合物、又は該化合物の等価物、水和物、溶媒和物、N-酸化物、若しくは薬学的に許容される前記化合物の塩。
【請求項43】
Y3は、CHであり、
各R6は、独立して、水素、メチル、又はトリフルオロメチルである、
請求項41の化合物、又は該化合物の等価物、水和物、溶媒和物、N-酸化物、若しくは薬学的に許容される前記化合物の塩。
【請求項44】
式(I)の化合物は式(XV)を含んでいる、請求項1に記載の化合物、又は該化合物の等価物、水和物、溶媒和物、N-酸化物、若しくは薬学的に許容される前記化合物の塩。
【化235】

(但し、式(XV)中、
X1、X2、X3、X4及びX5は各々が、独立して水素又はフルオロであり、X1、X2、X3、X4及びX5の2以下は、フルオロであり、
Wは、共有結合、O、又はCOであり、
nは、O、1、2、3、又は4であり、
Z1は、水素、OR3、C(O)R3、CO2R3、C(O)NR4R5、SO2NR4R5、SO2R3、(C1-C6)-アルキル、(C3-C6)-シクロアルキル、(C3-C6)-アルケニル、(C3-C6)-アルキニル、(C6-C14)-アリール、(CH2)pCF3、5-10員ヘテロアリール、
【化236】

【化237】

【化238】

、又は3-10員複素環であって、非環原子と置換されることができる1又は複数の窒素原子を含むあらゆる複素環の任意の1つの窒素原子は、-(CH2)qQと置換され、
R3は水素、(C1-C6)-アルキル、トリフルオロメチル、(C3-C6)-アルケニル、(C3-C6)-アルキニル、(CH2)m(C3-C6)-シクロアルキル、(CH2)mフェニル、(CH2)m-(5-10員ヘテロアリール)、又は(CH2)m(3-10員複素環)であって、非環原子と置換されることができる1又は複数の窒素原子を含むあらゆる複素環の任意の1つの窒素原子は、-(CH2)qQと置換され、
mは、0、1、2、3、又は4であり、
qは、0、1、2、3、又は4であり、
Qは、qが、0、1、2、3、又は4のとき、水素、(C1-C6)-アルキル、(CH2)pCF3、(C3-C6)-アルケニル、(C3-C6)-アルキニル、(C3-C6)-シクロアルキル、(C6-C14)-アリール、C(O)R3、CO2R3、C(O)NR4R5、3-6員複素環、又は5-10員ヘテロアリールであり、
Qは、qが1、2、3又は4のとき、シアノ、トリフルオロメチル、又はSO2NR4R5でもよく、
Qは、qが2、3、又は4のとき、ヒドロキシ、(C1-C6)-アルコキシ、スルフヒドリル、-S-(C1-C6)-アルキル、又はNR4R5でもよく、
pは、1、2、又は3であり、
R3がN又はO原子に共有結合されないときは、R3は、ビニル又はエチニルでもよく、
R3が、-2(マイナス2)酸化状態を有するS原子に共有結合されないときは、R3は、ビニル又はエチニルでもよく、
R4とR5は、独立して、水素、(C1-C6)-アルキル、(C3-C6)-アルケニル、(C3-C6)-アルキニル、(CH2)m(C3-C6)-シクロアルキル、(CH2)mフェニル、(CH2)m-(3-10員ヘテロシクリル)、又は (CH2)m-(5- 10員ヘテロアリール)であり、
C(O)NR4R5、SO2NR4R5、NR4R5、又はN(H)C(O)NR4R5の何れもNR4R5基は、ピロリジン、ピペリジン、モルホリン、チオモルホリン、又はチオモルホリンS-ジオキシドを形成してもよく、
C(O)NR4R5、SO2NR4R5、NR4R5、又はN(H)C(O)NR4R5の何れもNR4R5基は、ピペラジン環を形成してもよく、ピペラジン環の他の窒素原子は、水素、(C1-C6)-アルキル、CH2CF3、(C3-C6)-シクロアルキル、CH2(C3-C6)-シクロアルキル、フェニル、ベンジル、ヒドロキシエチル、又はヒドロキシプロピルと置換され、
Z1のフェニル環又はヘテロアリール環は、ハロ、ヒドロキシ、スルフヒドリル、(C1-C3)-アルコキシ、(C1-C3)-アルキル、(C1-C3)-アルキルチオ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、シアノ、カルボキシ、カルボキシ(C1-C3)-アルキル、カルバモイル、又はスルファモイルの何れか又は組合せの1〜3種と選択的に置換され、
各R6は、独立して、水素、メチル、トリフルオロメチル、又はアミノであり、
各R7は、独立して、水素又はメチルである。)
【請求項45】
式(XV)の化合物は式(XVI)の化合物を含んでいる、請求項44に記載の化合物、又は該化合物の等価物、水和物、溶媒和物、N-酸化物、若しくは薬学的に許容される前記化合物の塩。
【化239】

(但し、式(XVI)中、
X1、X2、X3、X4及びX5は各々が、独立して水素又はフルオロであり、X1、X2、X3、X4及びX5の2以下は、フルオロであり、
Wは、共有結合、O、又はCOであり、
nは、0、1、2、3、又は4であり、
Z1は、水素、OR3、C(O)R3、CO2R3、C(O)NR4R5、SO2NR4R5、SO2R3、(C1-C6)-アルキル、(C3-C6)-シクロアルキル、(C3-C6)-アルケニル、(C3-C6)-アルキニル、(C6-C14)-アリール、(CH2)pCF3、5-10員ヘテロアリール、
【化240】

【化241】

【化242】

、又は3-10員複素環であって、非環原子と置換されることができる1又は複数の窒素原子を含むあらゆる複素環の任意の1つの窒素原子は、-(CH2)qQと置換され、
R3は水素、(C1-C6)-アルキル、トリフルオロメチル、(C3-C6)-アルケニル、(C3-C6)-アルキニル、(CH2)m(C3-C6)-シクロアルキル、(CH2)mフェニル、(CH2)m-(5-10員ヘテロアリール)、又は(CH2)m(3-10員複素環)であって、非環原子と置換されることができる1又は複数の窒素原子を含むあらゆる複素環の任意の1つの窒素原子は、-(CH2)qQと置換され、
mは、O、1、2、3、又は4であり、
qは、0、1、2、3、又は4であり、
Qは、qが0、1、2、3、又は4のとき、水素、(C1-C6)-アルキル、(CH2)pCF3、(C3-C6)-アルケニル、(C3-C6)-アルキニル、(C3-C6)-シクロアルキル、(C6-C14)-アリール、C(O)R3、CO2R3、C(O)NR4R5、3-6員複素環、又は5-10員ヘテロアリールであり、
Qは、qが1、2、3又は4のとき、シアノ、トリフルオロメチル、又はSO2NR4R5でもよく、
Qは、qが2、3、又は4のとき、ヒドロキシ、(C1-C6)-アルコキシ、スルフヒドリル、-S-(C1-C6)-アルキル、又はNR4R5でもよく、
pは、1、2、又は3であり、
R3がN又はO原子に共有結合されないときは、R3は、ビニル又はエチニルでもよく、
R3が、-2(マイナス2)酸化状態を有するS原子に共有結合されないときは、R3は、ビニル又はエチニルでもよく、
R4とR5は、独立して、水素、(C1-C6)-アルキル、(C3-C6)-アルケニル、(C3-C6)-アルキニル、(CH2)m(C3-C6)-シクロアルキル、(CH2)mフェニル、(CH2)m-(3-10員ヘテロシクリル)、又は (CH2)m-(5-10員ヘテロアリール)であり、
C(O)NR4R5、SO2NR4R5、NR4R5、又はN(H)C(O)NR4R5の何れもNR4R5基は、ピロリジン、ピペリジン、モルホリン、チオモルホリン、又はチオモルホリンS-ジオキシドを形成してもよく、
C(O)NR4R5、SO2NR4R5、NR4R5、又はN(H)C(O)NR4R5の何れもNR4R5基は、ピペラジン環を形成してもよく、ピペラジン環の他の窒素原子は、水素、(C1-C6)-アルキル、CH2CF3、(C3-C6)-シクロアルキル、CH2(C3-C6)-シクロアルキル、フェニル、ベンジル、ヒドロキシエチル、又はヒドロキシプロピルと置換され、
Z1のフェニル環又はヘテロアリール環は、ハロ、ヒドロキシ、スルフヒドリル、(C1-C3)-アルコキシ、(C1-C3)-アルキル、(C1-C3)-アルキルチオ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、シアノ、カルボキシ、カルボキシ(C1-C3)-アルキル、カルバモイル、又はスルファモイルの何れか1つ又は組合せの内の1〜3種と選択的に置換され、
各R6は、独立して、水素、メチル、トリフルオロメチル、又はアミノであり、
各R7は、独立して、水素又はメチルである。)
【請求項46】
Y3は、Nであり、
各R6は、独立して、水素、メチル、又はトリフルオロメチルである、
請求項45に記載の化合物、又は該化合物の等価物、水和物、溶媒和物、N-酸化物、若しくは薬学的に許容される前記化合物の塩。
【請求項47】
Y3は、CHであり、
各R6は、独立して、水素、メチル、又はトリフルオロメチルである、
請求項45に記載の化合物、又は該化合物の等価物、水和物、溶媒和物、N-酸化物、若しくは薬学的に許容される前記化合物の塩。
【請求項48】
式(XV)の化合物は式(XVII)の化合物を含んでいる、請求項44に記載の化合物、又は該化合物の等価物、水和物、溶媒和物、N-酸化物、若しくは薬学的に許容される前記化合物の塩。
【化243】

(但し、式(XVII)中、
X1、X2、X3、X4及びX5は各々が、独立して水素又はフルオロであり、X1、X2、X3、X4 及びX5の2以下は、フルオロであり、
Wは、共有結合、O、又はCOであり、
nは、0、1、2、3、又は4であり、
Z1は、水素、OR3、C(O)R3、CO2R3、C(O)NR4R5、SO2NR4R5、SO2R3、(C1-C6)-アルキル、 (C3-C6)-シクロアルキル、(C3-C6)-アルケニル、(C3-C6)-アルキニル、(C6-C14)-アリール、(CH2)pCF3、5-10員ヘテロアリール、
【化244】

【化245】

【化246】

、又は3-10員複素環であって、非環原子と置換されることができる1又は複数の窒素原子を含むあらゆる複素環の任意の1つの窒素原子は、-(CH2)qQと置換され、
R3は水素、(C1-C6)-アルキル、トリフルオロメチル、(C3-C6)-アルケニル、(C3-C6)-アルキニル、(CH2)m(C3-C6)-シクロアルキル、(CH2)mフェニル、(CH2)m-(5-10員ヘテロアリール)、又は(CH2)m(3-10員複素環)であって、非環原子と置換されることができる1又は複数の窒素原子を含むあらゆる複素環の任意の1つの窒素原子は、-(CH2)qQと置換され、
mは、0、1、2、3、又は4であり、
qは、0、1、2、3、又は4であり、
Qは、qが0、1、2、3、又は4のとき、水素、(C1-C6)-アルキル、(CH2)pCF3、(C3-C6)-アルケニル、(C3-C6)-アルキニル、(C3-C6)-シクロアルキル、(C6-C14)-アリール、C(O)R3、CO2R3、C(O)NR4R5、3-6員複素環、又は5-10員ヘテロアリールであり、
Qは、qが1、2、3又は4のとき、シアノ、トリフルオロメチル、又はSO2NR4R5でもよく、
Qは、qが2、3、又は4のとき、ヒドロキシ、(C1-C6)-アルコキシ、スルフヒドリル、-S-(C1-C6)-アルキル、又はNR4R5でもよく、
pは、1、2、又は3であり、
R3がN又はO原子に共有結合されないときは、R3は、ビニル又はエチニルでもよく、
R3が、-2 (マイナス2)酸化状態を有するS原子に共有結合されないときは、R3は、ビニル又はエチニルでもよく、
R4とR5は、独立して、水素、(C1-C6)-アルキル、(C3-C6)-アルケニル、(C3-C6)-アルキニル、(CH2)m(C3-C6)-シクロアルキル、(CH2)mフェニル、(CH2)m-(3-10員ヘテロシクリル)、又は(CH2)m-(5-10員ヘテロアリール)であり、
C(O)NR4R5、SO2NR4R5、NR4R5、又はN(H)C(O)NR4R5の何れもNR4R5基は、ピロリジン、ピペリジン、モルホリン、チオモルホリン、又はチオモルホリンS-ジオキシドを形成してもよく、
C(O)NR4R5、SO2NR4R5、NR4R5、又はN(H)C(O)NR4R5の何れもNR4R5基は、ピペラジン環を形成してもよく、ピペラジン環の他の窒素原子は、水素、(C1-C6)-アルキル、CH2CF3、(C3-C6)-シクロアルキル、CH2(C3-C6)-シクロアルキル、フェニル、ベンジル、ヒドロキシエチル、又はヒドロキシプロピルと置換され、
Z1のフェニル環又はヘテロアリール環は、ハロ、ヒドロキシ、スルフヒドリル、(C1-C3)-アルコキシ、(C1-C3)-アルキル、(C1-C3)-アルキルチオ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、シアノ、カルボキシ、カルボキシ(C1-C3)-アルキル、カルバモイル、又はスルファモイルの何れか又は組合せの1〜3種と選択的に置換され、
各R6は、独立して、水素、メチル、トリフルオロメチル、又はアミノであり、
各R7は、独立して、水素又はメチルである。)
【請求項49】
Y3は、Nであり、
R6は水素又はメチルである、
請求項48に記載の化合物、又は該化合物の等価物、水和物、溶媒和物、N-酸化物、若しくは薬学的に許容される前記化合物の塩。
【請求項50】
Y3は、CHであり、
各R6は、独立して、水素、メチル、又はトリフルオロメチルである、
請求項48に記載の化合物、又は該化合物の等価物、水和物、溶媒和物、N-酸化物、若しくは薬学的に許容される前記化合物の塩。
【請求項51】
式(I)の化合物は式(XVIII)の化合物を含んでいる、請求項1に記載の化合物、又は該化合物の等価物、水和物、溶媒和物、N-酸化物、若しくは薬学的に許容される前記化合物の塩。
【化247】

(但し、式(XVIII)中、
X1、X2、X3、X4及びX5は各々が、独立して水素又はフルオロであり、X1、X2、X3、X4及びX5の2以下は、フルオロであり、
中、Wは、共有結合、O、又はCOであり、
nは、O、1、2、3、又は4であり、
Z1は、水素、OR3、C(O)R3、CO2R3、C(O)NR4R5、SO2NR4R5、SO2R3、(C1-C6)-アルキル、(C3-C6)-シクロアルキル、(C3-C6)-アルケニル、(C3-C6)-アルキニル、(C6-C14)-アリール、(CH2)pCF3、5-10員ヘテロアリール、
【化248】

【化249】

【化250】

、又は3-10員複素環であって、非環原子と置換されることができる1又は複数の窒素原子を含むあらゆる複素環の任意の1つの窒素原子は、-(CH2)qQと置換され、
R3は水素、(C1-C6)-アルキル、トリフルオロメチル、(C3-C6)-アルケニル、(C3-C6)-アルキニル、(CH2)m(C3-C6)-シクロアルキル、(CH2)mフェニル、(CH2)m-(5-10員ヘテロアリール)、又は(CH2)m(3-10員複素環)であって、非環原子と置換されることができる1又は複数の窒素原子を含むあらゆる複素環の任意の1つの窒素原子は、-(CH2)qQと置換され、
mは、O、1、2、3、又は4であり、
qは、0、1、2、3、又は4であり、
Qは、qが、0、1、2、3、又は4のとき、水素、(C1-C6)-アルキル、(CH2)pCF3、(C3-C6)-アルケニル、(C3-C6)-アルキニル、(C3-C6)-シクロアルキル、(C6-C14)-アリール、C(O)R3、CO2R3、C(O)NR4R5、3-6員複素環、又は5-10員ヘテロアリールであり、
Qは、qが1、2、3又は4のとき、シアノ、トリフルオロメチル、又はSO2NR4R5でもよく、
Qは、qが、2、3、又は4のとき、ヒドロキシ、(C1-C6)-アルコキシ、スルフヒドリル、-S-(C1-C6)-ルキル、又はNR4R5でもよく、
pは、1、2、又は3であり、
R3がN又はO原子に共有結合されないときは、R3は、ビニル又はエチニルでもよく、
R3が、-2(マイナス2)酸化状態を有するS原子に共有結合されないときは、R3は、ビニル又はエチニルでもよく、
R4とR5は、独立して、水素、(C1-C6)-アルキル、(C3-C6)-アルケニル、(C3-C6)-アルキニル、(CH2)m(C3-C6)-シクロアルキル、(CH2)mフェニル、(CH2)m-(3-10員ヘテロシクリル)、又は(CH2)m-(5- 10員ヘテロアリール)であり、
C(O)NR4R5、SO2NR4R5、NR4R5、又はN(H)C(O)NR4R5の何れもNR4R5基は、ピロリジン、ピペリジン、モルホリン、チオモルホリン、又はチオモルホリンS-ジオキシドを形成してもよく、
C(O)NR4R5、SO2NR4R5、NR4R5、又はN(H)C(O)NR4R5の何れもNR4R5基は、ピペラジン環を形成してもよく、ピペラジン環の他の窒素原子は、水素、(C1-C6)-アルキル、CH2CF3、(C3-C6)-シクロアルキル、CH2(C3-C6)-シクロアルキル、フェニル、ベンジル、ヒドロキシエチル、又はヒドロキシプロピルと置換され、
Z1のフェニル環又はヘテロアリール環は、ハロ、ヒドロキシ、スルフヒドリル、(C1-C3)-アルコキシ、(C1-C3)-アルキル、(C1-C3)-アルキルチオ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、シアノ、カルボキシ、カルボキシ(C1-C3)-アルキル、カルバモイル、又はスルファモイルの何れか又は組合せの1〜3種と選択的に置換され、
各R6は、独立して、水素、メチル、トリフルオロメチル、又はアミノであり、
各R7は、独立して、水素又はメチルである。)
【請求項52】
式(XVIII)の化合物は式(XIX)の化合物を含んでいる、請求項51の化合物、又は該化合物の等価物、水和物、溶媒和物、N-酸化物、若しくは薬学的に許容される前記化合物の塩。
【化251】

(但し、式(XIX)中、
X1、X2、X3、X4及びX5は各々が、独立して水素又はフルオロであり、X1、X2、X3、X4 及びX5の2以下は、フルオロであり、
Wは、共有結合、O、又はCOであり、
nは、O、1、2、3、又は4であり、
式(XIX)中、Z1は、水素、OR3、C(O)R3、CO2R3、C(O)NR4R5、SO2NR4R5、SO2R3、(C1-C6)-アルキル、(C3-C6)-シクロアルキル、(C3-C6)-アルケニル、(C3-C6)-アルキニル、(C6-C14)-アリール、(CH2)pCF3、5-10員ヘテロアリール、
【化252】

【化253】

【化254】

又は3-10員複素環であって、非環原子と置換されることができる1又は複数の窒素原子を含むあらゆる複素環の任意の1つの窒素原子は、-(CH2)qQと置換され、
R3は水素、(C1-C6)-アルキル、トリフルオロメチル、(C3-C6)-アルケニル、(C3-C6)-アルキニル、(CH2)m(C3-C6)-シクロアルキル、(CH2)mフェニル、(CH2)m-(5-10員ヘテロアリール)、又は(CH2)m(3-10員複素環)であって、非環原子と置換されることができる1又は複数の窒素原子を含むあらゆる複素環の任意の1つの窒素原子は、-(CH2)qQと置換され、
mは、0、1、2、3、又は4であり、
qは、0、1、2、3、又は4であり、
Qは、qが0、1、2、3、又は4のとき、水素、(C1-C6)-アルキル、(CH2)pCF3、(C3-C6)-アルケニル、(C3-C6)-アルキニル、(C3-C6)-シクロアルキル、(C6-C14)-アリール、C(O)R3、CO2R3、C(O)NR4R5、3-6員複素環、又は5-10員ヘテロアリールであり、
Qは、qが1、2、3又は4のとき、シアノ、トリフルオロメチル、又はSO2NR4R5でもよく、
Qは、qが2、3、又は4のとき、ヒドロキシ、(C1-C6)-アルコキシ、スルフヒドリル、-S-(C1-C6)-アルキル、又はNR4R5でもよく、
pは、1、2、又は3であり、
R3がN又はO原子に共有結合されないときは、R3は、ビニル又はエチニルでもよく、
R3が、-2(マイナス2)酸化状態を有するS原子に共有結合されないときは、R3は、ビニル又はエチニルでもよく、
R4とR5は、独立して、水素、(C1-C6)-アルキル、(C3-C6)-アルケニル、(C3-C6)-アルキニル、(CH2)m(C3-C6)-シクロアルキル、(CH2)mフェニル、(CH2)m-(3-10員ヘテロシクリル)、又は(CH2)m-(5-10員ヘテロアリール)であり、
C(O)NR4R5、SO2NR4R5、NR4R5、又はN(H)C(O)NR4R5の何れもNR4R5基は、ピロリジン、ピペリジン、モルホリン、チオモルホリン、又はチオモルホリンS-ジオキシドを形成してもよく、
C(O)NR4R5、SO2NR4R5、NR4R5、又はN(H)C(O)NR4R5の何れもNR4R5基は、ピペラジン環を形成してもよく、ピペラジン環の他の窒素原子は、水素、(C1-C6)-アルキル、CH2CF3、(C3-C6)-シクロアルキル、CH2(C3-C6)-シクロアルキル、フェニル、ベンジル、ヒドロキシエチル、又はヒドロキシプロピルと置換され、
Z1のフェニル環又はヘテロアリール環は、ハロ、ヒドロキシ、スルフヒドリル、(C1-C3)-アルコキシ、(C1-C3)-アルキル、(C1-C3)-アルキルチオ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、シアノ、カルボキシ、カルボキシ(C1-C3)-アルキル、カルバモイル、又はスルファモイルの何れか又は組合せの1〜3種と選択的に置換され、
各R6は、独立して、水素、メチル、トリフルオロメチル、又はアミノであり、
各R7は、独立して、水素又はメチルである。)
【請求項53】
Y3はNである、請求項52に記載の化合物、又は該化合物の等価物、水和物、溶媒和物、N-酸化物、若しくは薬学的に許容される前記化合物の塩。
【請求項54】
Y3はCHである、請求項52に記載の化合物、又は該化合物の等価物、水和物、溶媒和物、N-酸化物、若しくは薬学的に許容される前記化合物の塩。
【請求項55】
請求項1に記載の化合物、又は該化合物の等価物、水和物、溶媒和物、N-酸化物、若しくは薬学的に許容される前記化合物の塩と、
薬学的に許容される賦形剤と、
を含む薬剤組成物。
【請求項56】
請求項1に記載の化合物、又は該化合物の等価物、水和物、溶媒和物、N-酸化物、若しくは薬学的に許容される前記化合物の塩と、
第2の薬学的に活性な化合物と、
を含む薬剤組成物。
【請求項57】
式(II)の化合物、又は該化合物の等価物、水和物、溶媒和物、N-酸化物、若しくは薬学的に許容される前記化合物の塩。
【化255】

(但し、式(II)中、
R1は、(C1-C6)-アルキル、(C3-C6)-シクロアルキル、フェニル、2-ピリジル、3-ピリジル、又は4-ピリジルであって、R1のフェニル、2-ピリジル、3-ピリジル、又は4-ピリジルの各々は、フルオロ、ヒドロキシ、-CH2OH、カルボキシ、カルボキシメチル、又はカルボキシエチルの各々又は2以下の組合せと選択的に置換され、
R2は、-(CH2)nZ1、又は-(CH2)nZ2であり、
nは、0、1、2、3、又は4であり、
Z1は、水素、OR3、C(O)R3、CO2R3、C(O)NR4R5、SO2NR4R5、SO2R3、(C1-C6)-アルキル、(C3-C6)-シクロアルキル、(C3-C6)-アルケニル、(C3-C6)-アルキニル、(C6-C14)-アリール、(CH2)pCF3、5-10員ヘテロアリール、
【化256】

【化257】

【化258】

、又は、3-10-員複素環であって、非環原子と置換されることができる1又は複数の窒素原子を含むあらゆる複素環のいずれか一つの窒素原子が、-(CH2)qQと置換され、
Z2は、nが1、2、3又は4のとき、シアノ、トリフルオロメチル、(CF2)pCF3、SR3、NR4R5、N(H)C(O)R3、N(H)CO2R3、N(H)C(O)NR4R5、N(H)SO2R3、ビニル、又はエチニルであり、
Z2は、nが0のとき、シアノ、トリフルオロメチル、(CF2)pCF3、SR3、NR4R5、N(H)C(O)R3、N(H)CO2R3、N(H)C(O)NR4R5、N(H)SO2R3、ビニル、又はエチニルでもよく(但し、R2が、窒素原子であるU1、U2、U3、またはU4に共有結合される場合を除く)、
R3は、水素、(C1-C6)-アルキル、トリフルオロメチル、(C3-C6)-アルケニル、(C3-C6)-アルキニル、(CH2)m(C3-C6)-シクロアルキル、(CH2)mフェニル、(CH2)m-(5-10員ヘテロアリール)、又は(CH2)m(3-10員複素環)であって、非環原子と置換されることができる1又は複数の窒素原子を含むあらゆる複素環の任意の1つの窒素原子は、-(CH2)qQと置換され、
mは、0、1、2、3又は4であり、
qは、0、1、2、3、又は4であり、
Qは、qが0、1、2、3、又は4のとき、水素、(C1-C6)-アルキル、(CH2)pCF3、(C3-C6)-アルケニル、(C3-C6)-アルキニル、(C3-C6)-シクロアルキル、(C6-C14)-アリール、C(O)R3、CO2R3、C(O)NR4R5、3-6員複素環、又は5-10員ヘテロアリールであり、
Qは、qが、1、2、3又は4のとき、シアノ、トリフルオロメチル、又はSO2NR4R5でもよく、
Qは、qが、2、3、又は4のとき、ヒドロキシ、(C1-C6)-アルコキシ、スルフヒドリル、-S-(C1-C6)-アルキル、又はNR4R5でもよく、
pは、1、2、又は3であり、
R3がN又はO原子に共有結合されないときは、R3は、ビニル又はエチニルでもよく、
R3が、-2(マイナス2)酸化状態を有するS原子に共有結合されないときは、R3は、ビニル又はエチニルでもよく、
R4とR5は、独立して、水素、(C1-C6)-アルキル、(C3-C6)-アルケニル、(C3-C6)-アルキニル、(CH2)m(C3-C6)-シクロアルキル、(CH2)mフェニル、(CH2)m-(3-10員ヘテロシクリル)、又は(CH2)m-(5-10員ヘテロアリール)であり、
C(O)NR4R5、SO2NR4R5、NR4R5、又はN(H)C(O)NR4R5の何れもNR4R5基は、ピロリジン、ピペリジン、モルホリン、チオモルホリン、又はチオモルホリンS-ジオキシドを形成してもよく、
C(O)NR4R5、SO2NR4R5、NR4R5、又はN(H)C(O)NR4R5の何れもNR4R5基は、ピペラジン環を形成してもよく、ピペラジン環の他の窒素原子は、水素、(C1-C6)-アルキル、CH2CF3、(C3-C6)-シクロアルキル、CH2(C3-C6)-シクロアルキル、フェニル、ベンジル、ヒドロキシエチル、又はヒドロキシプロピルと置換され、
Z1及びZ2のフェニル環又はヘテロアリール環は、ハロ、ヒドロキシ、スルフヒドリル、(C1-C3)-アルコキシ、(C1-C3)-アルキル、(C1-C3)-アルキルチオ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、シアノ、カルボキシ、カルボキシ(C1-C3)-アルキル、カルバモイル、又はスルファモイルの何れか又は組合せの1〜3種と選択的に置換され、
Wは、共有結合、O、S、SO、SO2、CH2、CHOH、CO、又はNHであり、
U1、U2、U3、U4、及び炭素原子は、5員ヘテロアリール環を形成し、5員ヘテロアリール環のU1、U2、U3、及びU4の1つはR2基に共有結合され、R2基に共有結合されるU1、U2、U3、又はU4は炭素原子または窒素原子であり、R2基に共有結合されるU1、U2、U3、又はU4が窒素原子のとき、U1、U2、U3、及びU4よりなる群の他の3種のうちの1種又は2種又は全部はNであり、NでないU1、U2、U3、及びU4よりなる群の残りは各々がC-R6であり、R2基に共有結合されるU1、U2、U3、又はU4が炭素原子のとき、U1、U2、U3、及びU4よりなる群の他の3種のうちの1種は、N-R6、O、又はSであり、U1、U2、U3、及びU4よりなる群の残りの各々は、C-R6又はNであり、
Y4は、O、S又はN-R7であり、
各R6は、独立して、水素、メチル、トリフルオロメチル、又はアミノであり、
各R7は、独立して、水素又はメチルである。)
【請求項58】
Y4はSである、請求項57に記載の化合物、又は該化合物の等価物、水和物、溶媒和物、N-酸化物、若しくは薬学的に許容される前記化合物の塩。
【請求項59】
Wは共有結合である、請求項58に記載の化合物、又は該化合物の等価物、水和物、溶媒和物、N-酸化物、若しくは薬学的に許容される前記化合物の塩。
【請求項60】
請求項57に記載の化合物、又は該化合物の等価物、水和物、溶媒和物、N-酸化物、若しくは薬学的に許容される前記化合物の塩と、薬学的に許容される賦形剤と、を含む薬剤組成物。
【請求項61】
請求項57に記載の化合物、又は該化合物の等価物、水和物、溶媒和物、N-酸化物、若しくは薬学的に許容される前記化合物の塩と、第2の薬学的に活性な化合物と、を含む薬剤組成物。

【公表番号】特表2012−503021(P2012−503021A)
【公表日】平成24年2月2日(2012.2.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−528061(P2011−528061)
【出願日】平成21年9月22日(2009.9.22)
【国際出願番号】PCT/US2009/057813
【国際公開番号】WO2010/033977
【国際公開日】平成22年3月25日(2010.3.25)
【出願人】(510298034)ケイマン ケミカル カンパニー, インコーポレーテッド (4)
【氏名又は名称原語表記】CAYMAN CHEMICAL COMPANY
【Fターム(参考)】