説明

SMCの収納装置

【課題】SMCシートを収納部にうまくつづら折り状に折り重ねることのできるSMCの収納装置を提供する。
【解決手段】下端が揺動端となって揺動する揺動アーム1と、揺動端に設けられSMCシートSを揺動方向の両側から押さえる押さえ部2と、を備え、SMCシートSをつづら折り状に折り重ねて収納するためのSMCの収納装置Aである。揺動アーム1を下方に延長自在でその延長時に揺動端となる先端に押さえ部2を有する延長アーム3を設けた。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、FRP等の成形に用いられるSMCの収納装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来より、SMC(シートモールディングコンパウンド)は、ポリプロピレン等の長尺の離型フィルムを連続して繰り出して送り、離型フィルム上に熱硬化性樹脂の成形材料を供給すると共に、ガラスロービングをカットしたガラス繊維を散布し、前記離型フィルムとは別にポリプロピレン等の長尺の離型フィルムを連続して繰り出して送って、上記離型フィルム上のガラス繊維が散布された成形材料の上にこの離型フィルムを重ね、これらをさらに連続して送りつつ上下一対の含浸装置としてのネットコンベア間に通すことによってSMC材料を離型フィルム間に挟持し、このSMC材料を離型フィルムにて挟持してなるSMCシートを所定時間熟成させて製造される。
【0003】
熟成させるにあたっては、従来は特許文献1に示されるように(図6参照)、上方に開口する矩形箱状をしたコンテナからなる収納部内にSMCシートをつづら折り状に折り重ねて収納し、所定時間熟成庫にて熟成させる。
【0004】
つづら折り状に折り重ねるには、SMCシートを送りながら揺動アームを有する収納装置が用いられる(例えば特許文献2参照)。図7(a)に示すように、揺動アーム1は、一端(通常は上端)が回転自在に枢支されて他端(通常は下端)が揺動端となり、揺動端に揺動方向の両側からSMCシートSを押さえる押さえ部2が設けてあり、両押さえ部2間にSMCシートSが通される。そして、SMCシートSを送りながら揺動アーム1を揺動させることで、両押さえ部2が収納部92の一端部から他端部にかけて往復動すると共に、両押さえ部2間から垂らされたSMCシートSが収納部92の一端部から他端部にかけて敷かれて層が形成される。
【0005】
そして、SMCシートSの揺動方向が反転すると、前記層が他端部で上に折り返されて、該他端部から一端部にかけて新たな層が形成され、これを繰り返すことでつづら折り状に折り重ねられる。
【0006】
収納部92内にSMCシートSの層が形成される際、揺動アーム1の揺動端の押さえ部2と新たに形成される層との間の距離が短い場合(すなわち収納部92に層が多数積層されていて、新たな層が高い位置に形成される場合)には、両押さえ部2間から垂らされたSMCシートSの下端であって新たに形成される層の形成箇所の位置が揺動アーム1の揺動に追従し、新たに形成される層は収納部92の一端部から他端部にかけての略全長に亘って形成される。
【特許文献1】特開平11−123718号公報
【特許文献2】特開平5−170379号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、揺動アーム1の揺動端と新たに形成される層との間の距離Lが長い場合(すなわち収納部92の底部に新たな層を形成させる場合)には、両押さえ部2間から垂らされたSMCシートSが長くなって、新たに形成される層の形成箇所の位置が揺動アーム1の揺動に追従せず、新たに形成される層は収納部92の両端部間の途中で上に折り返されてしまうことがあった。SMCシートSの層が途中で上に折り返されてしまうと、図7(b)に示すように、その上の層が端部まで敷かれた場合に落ち込んでしまい、取り出し難くなったり無理に取り出そうとして破断したりする惧れがあった。
【0008】
本発明は上記従来の問題点に鑑みて発明したものであって、その目的とするところは、SMCシートを収納部にうまくつづら折り状に折り重ねることのできるSMCの収納装置を提供することを課題とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するために請求項に係る発明は、下端が揺動端となって揺動する揺動アーム1と、揺動端に設けられSMCシートSを揺動方向の両側から押さえる押さえ部2と、を備え、SMCシートSをつづら折り状に折り重ねて収納するためのSMCの収納装置Aであって、揺動アーム1を下方に延長自在でその延長時に揺動端となる先端に押さえ部2を有する延長アーム3を設けて成ることを特徴とするものである。
【0010】
このような構成とすることで、揺動アーム1の下端の押さえ部2からSMCシートSを下方までの長い距離垂らす場合には、延長アーム3を下方に延長させてその下端の押さえ部2からSMCシートSを垂らすことができて、押さえ部2から、垂らされたSMCシートSが敷かれてなる新たな層の形成箇所までの距離を短くすることができ、該形成箇所が押さえ部2の端部の往復動に追従して、新たな層を収納部92の一端部から他端部にかけての略全長に亘って形成することができる。
【0011】
また請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、延長アーム3の一端を揺動アーム1の下端に枢支すると共に、延長アーム3の他端に押さえ部2を設けて成ることを特徴とするものであり、簡単な構成で延長アーム3を形成することができる。
【0012】
また請求項3に係る発明は、請求項1に係る発明において、揺動アーム1に延長アーム3を伸縮自在に設けて成ることを特徴とするものであり、簡単な構成で延長アーム3を形成することができる。
【発明の効果】
【0013】
本発明にあっては、収納部につづら折り状に折り重ねて収納するSMCシートの各層が収納部の一端部から他端部にかけての略全長に亘って形成されて、取り出し難かったり取り出す際に破断したりするのが防止される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下、本発明の一実施形態について添付図面に基づいて説明する。まず、SMCの製造工程の全体について概略説明する。
【0015】
図6に示すように、ロール81に巻いた長尺のポロプロピレンフィルムなどの離型フィルム82を連続して繰り出しつつ成形材料供給装置83に送り、離型フィルム82の上に成形材料84を供給する。成形材料84としてはFRPに用いられるフェノール樹脂やメラミン樹脂、不飽和ポリエステル樹脂などの熱硬化性樹脂成形材料84を使用することができるものであり、ラインのスピードアップを考慮すれば即硬化性のものを選択するのが好ましく、樹脂の他に炭酸カルシウムや水酸化アルミニウム、アエロジル等のフィラーや顔料を混合したものを用いることができる。
【0016】
成形材料供給装置83は供給する成形材料84の粘度や供給量(目付け)に応じて選択することができ、図示しないが離型フィルム82を送るバックアップロールと、バンク板と、ドクターロールとで形成される従来公知のものが好適に用いられる。
【0017】
また成形材料84を供給した後に連続して送られる離型フィルム82の上方には繊維切断散布装置85が配設してあり、ガラスロービング86を切断して得られるガラス繊維87を離型フィルム82に供給した成形材料84の上に散布するようにしてある。本実施形態では繊維としてガラス繊維87を用いるが、繊維はガラス繊維87に限定されないものである。
【0018】
このようにして成形材料84とガラス繊維87からなるSMC材料91を離型フィルム82の上に供給した後、上記離型フィルム82を巻いたロール81とは別に、ロール88に巻いた長尺のポロプロピレンフィルムなどの他の離型フィルム89を連続して繰り出して送って、上記離型フィルム82上のSMC材料91の上に重ね、さらにこれらを連続して送りつつ上下一対の含浸装置90としてのネットコンベア間に通すことによってSMC材料91を離型フィルム82、89間に挟持する。離型フィルム82、89の幅は、離型フィルム82、89の端部からSMC材料91がはみ出さないように、製造するSMC材料91の幅よりも長く形成するもので、例えばSMC材料91の幅1200mmに対し離型フィルム82、89の幅1500mmとする。
【0019】
そしてこの挟持されたSMCシートSを後述する収納装置Aにより、上方に開口する矩形箱状をしたコンテナ等からなる収納部92につづら折り状に重ねて収納し、熟成庫93にて熟成させる。収納部92は、搬送装置98に載置されて搬送されると共に、搬送装置98には重量測定装置99が設けてあり、SMCシートSの重量が測定可能となっている。
【0020】
熟成庫93で熟成させた後、コンテナ内のSMCシートSを繰り出して送り、離型フィルム巻取り装置94にてSMCシートSから表裏両側の離型フィルム82、89を剥がして該離型フィルム82、89を巻取りロールに巻取り、シート状のSMC材料91を切断装置95の切断刃にて長手方向に必要な長さのSMC断片96毎に切断し、このSMC断片96をFRPの圧縮成形装置97に供給して成形が行われる。
【0021】
収納装置Aは、図1、図2に示すように、SMCシートSを揺動させる揺動アーム1と、揺動アーム1の先端部に設けられる延長アーム3と、SMCシートSを揺動アーム1に送るシート送り部4と、シート送り部4と揺動アーム1とを保持する本体フレーム5と、で主体が構成される。
【0022】
本体フレーム5は、間隔をあけて配設される板状や棒状や枠状をした縦枠部51と、両縦枠部51間に架設される横枠部とで主体が構成される。
【0023】
シート送り部4は、本体フレーム5の両縦枠部51の上端部間に、シート送りロール41と押さえロール42とを回転自在に架設して構成される。シート送りロール41は押さえロール42よりも下方に位置していて、シート送りロール41と押さえロール42との間にSMCシートSが送られる。シート送りロール41の上面にSMCシートSの下面が当接して、SMCシートSは揺動アーム1に向かう方向へと方向転換される。この時、SMCシートSが折り重なったり位置ずれしたりしないように、SMCシートSの上面を押さえロール42にて押さえている。
【0024】
揺動アーム1は、SMCシートSを面に垂直な方向に揺動させるもので、揺動端においてSMCシートSを揺動方向の両側から押さえる押さえ部2を揺動方向の両側に備え、両押さえ部2の間がSMCシートSの送りスペースとするものである。本実施形態では、押さえ部2を備えた正面視略矩形状の揺動フレーム10を上側が揺動中心側となり下側が揺動端側となるように配設してある。両縦枠部51のシート送り部4の下側の部分には、揺動アーム回転軸11が回転自在に架設されると共に、一方の縦枠部51の前記揺動アーム回転軸11が枢支される部分に揺動アーム回転軸11を駆動させるモータ等からなる駆動手段12が取り付けてある。揺動アーム回転軸11に連結片13を介して揺動フレーム10の上端部が連結固定してある。押さえ部2は、本実施形態では揺動フレーム10の下の横枠14にて構成される。
【0025】
揺動アーム1は、上端を揺動中心側として下端の揺動端を揺動させる。揺動端は、平面視において収納部92の一端部から他端部にかけての間を往復動する。ここで、揺動アーム回転軸11の端部に角度検出センサ15が設けてあり、揺動端が前記のように収納部92の一端部から他端部にかけての間を往復動するように揺動角度を監視している。SMCシートSを送りながら揺動アーム1を一方向に移動(便宜上「順送り」という)させることで、SMCシートSを垂らした状態で収納部92の一端部から他端部にかけて送って敷かせることで、収納部92内で一端部側から他端部側に至る層を形成させ、揺動アーム1を前記一方向と反対方向に移動(便宜上「逆送り」という)させることで、SMCシートSを垂らした状態で収納部92の他端部から一端部にかけて送って敷かせることで、前記層の上側に他端部側から一端部側に至る新たな層を形成させ、これを繰り返してSMCシートSをつづら折り状に折り重ねていく。
【0026】
ここで、収納部92に層が多数積層されていて、新たな層が高い位置に形成される場合には、揺動アーム1の揺動端と前記層との間の距離が短いため、この間に垂らされるSMCシートSが短く、垂らされたSMCシートSの下端であって新たな層の形成箇所の位置が揺動アーム1の揺動に追従し、新たな層は収納部92の一端部から他端部にかけての略全長に亘って形成される。しかし、収納部92の底部に新たな層を形成させる場合には、揺動アーム1の揺動端と新たな層との間の距離が長く、この間に垂らされるSMCシートSが長くなって、新たな層の形成箇所の位置が揺動アーム1の揺動に追従せず、新たな層は収納部92の両端部間の途中までしか形成されず、上に折り返されてしまう。このため本発明では、収納部92の底部近傍に新たな層を形成する場合には、揺動アーム1の揺動端を下方に下げるべく、揺動アーム1の揺動端から延長アーム3を延長させて、延長アーム3の先端を実質的な揺動端とするものである。
【0027】
延長アーム3は、本実施形態では揺動アーム1の揺動端に一端が回転自在に枢支してあり、揺動アーム1の揺動端に取り付けてあるロータリーアクチュエータ等の駆動手段31により回動駆動される。この延長アーム3は、揺動アーム1の両方の押さえ部2にそれぞれ設けてあり、揺動アーム1側に折り畳まれる収納状態と、揺動アーム1の揺動端から突出する突出状態との間で回動駆動される。
【0028】
延長アーム3の動作について説明する。揺動アーム1を順送りさせる際、図2(a)に示すように、揺動アーム1の終端位置において下側となる押さえ部2の延長アーム3を突出状態とし、揺動アーム1の終端位置において上側となる押さえ部2の延長アーム3を収納状態とする。ここで、延長アーム3の突出状態における揺動アーム1に対する角度は、揺動アーム1が順送りの終端位置にある時に、延長アーム3が下方に垂下されるような角度に設定しておく。これにより、延長アーム3の先端と新たな層との間の距離が短いため、この間に垂らされるSMCシートSが短くなり、新たな層の形成箇所の位置が揺動アーム1の揺動に追従して、新たな層は収納部92の一端部から他端部にかけての略全長に亘って形成される。
【0029】
揺動アーム1を逆送りさせる際も同様に、図2(b)に示すように、揺動アーム1の終端位置において下側となる押さえ部2の延長アーム3を突出状態とし、揺動アーム1の終端位置において上側となる押さえ部2の延長アーム3を収納状態とする。この側の延長アーム3の突出状態における揺動アーム1に対する角度も、揺動アーム1が逆送りの終端位置にある時に、延長アーム3が下方に垂下されるような角度に設定しておく。これにより、同様にして新たな層は収納部92の一端部から他端部にかけての略全長に亘って形成される。
【0030】
揺動アーム1は、図3に示すように、例えば揺動角を、下方を0°として±30°の範囲内の約60°とする場合、順送り、逆送りで揺動する際、0°となった突出状態とする延長アーム3が0°に位置した時に突出動作を開始し、±30°に達した時に突出状態が完了するようにする。延長アーム3は、突出状態において下方に突出する。すなわち本実施形態では、下方に対して+30°、−30°をなす揺動アーム1に対して−30°、+30°をなすように突出する。これにより、延長アーム3が突出状態、収納状態のいずれの場合でも、揺動アーム1の揺動角を変更せずに済む。
【0031】
そして、延長アーム3が突出状態となって揺動端に達する近傍にある時には、揺動速度を小さくする。これにより、揺動速度が速いため突出状態となった延長アーム3の押さえ部2によりSMCシートSが引っ張られて、層の始端が収納部92の中央側に移動してしまう、といったことが防止される。
【0032】
また、収納部92に折り重ねられるSMCシートSの高さは、重量測定装置99にて測定されるSMCシートSの重量より求められ、所定の高さより高くなると延長アーム3を収納状態とする。
【0033】
以上のような構成とすることで、収納部92に収納されるSMCシートSの層が形成される箇所が押さえ部2の端部の往復動に追従して、新たな層を収納部92の一端部から他端部にかけての略全長に亘って形成することができる。これにより、SMCシートSの層が途中で上に折り返された上に新たな層が敷かれて、取り出し難くなったり無理に取り出そうとして破断したりするのが防止される。
【0034】
また、他の実施形態として、図4に示すように、揺動アーム1に延長アーム3を伸縮自在に設けてもよい。この場合、図5に示すように、延長アーム3が突出状態する場合には、収納状態の場合と比べて、揺動アーム1の揺動角を小さくする。
【図面の簡単な説明】
【0035】
【図1】本発明のSMCの収納装置の一実施形態の正面図である。
【図2】(a)(b)は同上の揺動アームを揺動させた状態の側面図である。
【図3】(a)(b)は揺動アームを揺動させる際の延長アームの回動を説明する説明図である。
【図4】他の実施形態を示し、(a)は延長アームを収縮させている状態の側面図であり、(b)は延長アームを伸長させている状態の側面図である。
【図5】同上の揺動アームの揺動角を説明する説明図である。
【図6】SMCの製造工程全体を説明する説明図である。
【図7】従来のSMCシートを収納部に収納している収納装置の側断面図であり、(b)は収納部に収納したSMCシートの側断面図である。
【符号の説明】
【0036】
A 収納装置
S SMCシート
1 揺動アーム
10 揺動フレーム
11 揺動アーム回転軸
12 駆動手段
13 連結片
14 横枠
15 角度センサ
2 押さえ部
3 延長アーム
31 駆動手段
4 シート送り部
41 シート送りロール
42 押さえロール
5 本体フレーム
51 縦枠部
81 ロール
82 一の離型フィルム
83 成形材料供給装置
84 成形材料
85 繊維切断散布装置
86 ガラスロービング
87 繊維
88 ロール
89 他の離型フィルム
90 含浸装置
91 SMC材料
92 収納部
93 熟成庫
94 離型フィルム巻取り装置
95 切断装置
96 SMC断片
97 圧縮成形装置
98 搬送装置
99 重量測定装置

【特許請求の範囲】
【請求項1】
下端が揺動端となって揺動する揺動アームと、揺動端に設けられSMCシートを揺動方向の両側から押さえる押さえ部と、を備え、SMCシートをつづら折り状に折り重ねて収納するためのSMCの収納装置であって、揺動アームを下方に延長自在でその延長時に揺動端となる先端に押さえ部を有する延長アームを設けて成ることを特徴とするSMCの収納装置。
【請求項2】
延長アームの一端を揺動アームの下端に枢支すると共に、延長アームの他端に押さえ部を設けて成ることを特徴とする請求項1記載のSMCの収納装置。
【請求項3】
揺動アームに延長アームを伸縮自在に設けて成ることを特徴とする請求項1記載のSMCの収納装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2010−76245(P2010−76245A)
【公開日】平成22年4月8日(2010.4.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−246888(P2008−246888)
【出願日】平成20年9月25日(2008.9.25)
【出願人】(000005832)パナソニック電工株式会社 (17,916)
【Fターム(参考)】