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Fターム[2G047GG30]の内容

Fターム[2G047GG30]に分類される特許

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【課題】超音波検査による検査対象物の内部状態の計算評価の精度を向上する。
【解決手段】探触子2から検査対象物に入射した超音波の反射波10のRF信号11において、正のピークの最大値と負のピークの絶対値の最大値との間に時間的な関係があり、その時間的な関係が剥離検出に大いに寄与することに着目した。具体的には、演算部5は、RF信号10の正のピークと負のピークが含まれる部分の傾きを求める。その傾きの正負に基づいて検査対象物の剥離等を検出し、その傾きの大きさに基づいて前記剥離等の程度を検出する。検出した剥離は、オシロスコープ7やモニタ8において、AスコープやCスコープ等で特定の色を付して強調して表示することにより、剥離等の判別に熟練度を要しなくとも剥離等の判別が容易になるとともに、計算方法が容易なため超音波検査に要する時間が大幅に短縮される。 (もっと読む)


【課題】電磁超音波法により材料に非接触で超音波を導入して、音速と板厚とを同時に高精度で測定し、得られた音速から材料の温度(表面温度や内部温度)を計測する。
【解決手段】本発明の電磁超音波法による測定装置は、材料2の内部に電磁超音波を送信可能なメアンダ型のコイル4を備えた送信センサTと、送信センサTと同一平面上で且つ送信センサTからの距離が異なる位置に配備された2つの受信センサR1,R2と、各受信センサR1,R2への電磁超音波の到着時刻と各受信センサR1,R2の位置情報とに基づいて、材料2の内部の音速と材料厚さとを測定する内部音速測定部31と、内部音速測定部31で測定された内部の音速を基に、材料2の内部の平均温度を算出する内部温度測定部32と、を有する。 (もっと読む)


【課題】転がり軸受の軸受外輪と転動体の間に存在する潤滑油の不足状態や面荒れを観測可能な転がり軸受における潤滑状態観測方法を提供する。
【解決手段】転がり軸受Bが支持される軸受ハウジング4に取り付けられる超音波探触子5から超音波を軸受Bの軸受外輪1に向けて発生させ、軸受外輪1とボール2との境界からの反射波を測定することにより、軸受外輪1とボール2の間に存在する潤滑油や潤滑状態を観測する潤滑状態観測方法であって、超音波探触子5が受信した反射波からエコー高さ比Hを求めるエコー高さ比算出ステップと、求められたエコー高さ比Hの波形信号において、ハウジングと外輪の境界からの反射波のピーク位置から決まる超音波探触子5の音軸yよりも時間的に早い側に位置する波形の局所凸部Aと、音軸yよりも時間的に遅い側に位置する凹状波形部分のピーク位置と音軸yとのズレ量Δtに基づいて、潤滑状態を観測するステップと、を有する。 (もっと読む)


【課題】作業性が良好で且つ探触子配置場所が極力制限されることのない組織異方性評価装置及び方法を提供する。
【解決手段】縦波振動子4は直方体形状に形成されており、その上端側が負極性、下端側が正極性になるように磁化されている。そして、上端面と下端面との間に交流電源ACによる所定周波数の交流電圧が印加される。この電圧印加状態は所定周期で繰り返されるので、縦波振動子4には矢印方向に示す引張力及び圧縮力が交互に加わる。したがって、縦波振動子4は、縦波振動(z方向)に加えて、振動方向がそれぞれ0°(x方向)及び90°(y方向)の横波振動を発生する。それ故、粘性が低く作業性の良い縦波用接触媒質を用いることができる。 (もっと読む)


【課題】精度高く圧縮強度を求めることが可能な圧縮強度測定方法を提供する。
【解決手段】測定対象となるコンクリート構造物の所定面における所定位置に送信探触子を設置する工程(S100)と、所定位置から所定距離離れた第1位置に受信探触子を設置する工程(S101)と、送信探触子で超音波振動を発生、受信探触子で振動に基づく波を検出し振動が到達する第1時間を測定する工程(S102)と、第1位置から第1距離離れた第2位置に受信探触子を設置する工程(S103)と、送信探触子で超音波振動を発生、受信探触子で前記振動に基づく波を検出し振動が到達する第2時間を測定する工程(S104)と、第1時間と第2時間と第1距離とから振動に基づく波の伝搬速度を算出する工程(S105)と、伝搬速度からコンクリート構造物の圧縮強度を求める工程(S106)とからなる。 (もっと読む)


【課題】電気炉に配設された黒鉛電極の異常を早期に且つ精度良く検出することが可能である黒鉛電極の異常診断方法及び装置を提供する。
【解決手段】黒鉛電極8の損耗、あるいは該電極の折損又は亀裂等の内部欠陥のうち何れかを原因とした電極8の異常を検出する黒鉛電極の異常診断装置であって、前記電気炉の炉外側に位置する電極8の端面に配置されて低周波横波超音波を発振し、該電極内部で反射した超音波を同一端面で受振する探触子11と、該探触子11に信号ケーブル19a、19bを介して接続され前記受振した超音波を波形データとして取得する波形計測器10と、該波形計測器10からの波形データが入力される演算装置20とを備え、前記演算装置20は、波形データのピーク位置から求められる超音波の伝播時間と、電極固有の音速とから電極長さを算出し、該電極長さに基づいて電極異常の有無を判定する。 (もっと読む)


【課題】比較的簡単な構成で、物質の硬さと硬さが測定された深さとを関連付けることを可能とすることである。
【解決手段】物質の硬さ分布表示システム10は、生体組織に振動を入射する振動子26、反射波を検出する振動検出センサ28を含む複数の探触素子22を2次元的に配置したプローブ部20を備え、各探触素子22は、切替回路50により順次選択されて硬さ算出部70と測定深さ算出部82に接続される。硬さ算出部70は、振動子26への入射波信号と振動検出センサ28からの反射波信号とについてそれぞれ周波数成分分析を行い、その結果に基いて生体組織の硬さを算出する。測定深さ算出部82は、入射波信号の時間的位置と、反射波信号の時間的位置とに基いて、硬さを測定した位置における生体組織の内部の測定深さを算出する。これらは探触素子22ごとに対応付けられている。 (もっと読む)


【目的】 超音波を用いて被測定対象物表面及び皮膜/基材界面などに存在するはく離部を非破壊的に検出し画像化する超音波診断装置を提供する。
【解決手段】 超音波信号発生部2により発生させた信号を超音波信号増幅部3で増幅後、超音波送信探触子4及び超音波送受一体化探触子6から被測定物30に入射し、表面垂直反射波を探触子6で受信すると共に表面層を伝搬した表面波を超音波受信探触子5で受信し、受信増幅部8、波形記憶部10に収録し、表面垂直反射波に対する表面伝搬波形の時間差を波形処理部12で計算し、パーソナルコンピュータ9に内臓されたガイド波速度分散曲線計算ソフトウエア11によるガイド波分散曲線と対比し、予め定めたしきい値の範囲から外れる伝搬時間差をカラー色調に替えて画像表示部13により、表示することにより、皮膜・基材界面のはく離部と健全部を区別する。 (もっと読む)


【課題】 内部に流体が充溢している状態にあることが通常とされる配管内に気泡等の異物が存在するか否かを検査する。
【解決手段】 本発明に係る配管内部状態検査装置は、超音波送受信器20を備えている。この超音波送受信器20は、内部が冷却水8によって満水状態にある配管7の外面に密着される。そして、配管7内に向けて超音波を発射すると共に、当該超音波の反射波を受信する。この超音波送受信器20による受信信号110には、配管7の内面による2つの反射像120および130が現れる。また、配管7内に気泡9,9,…が発生している場合には、これら2つの反射像120および130の間に、当該気泡9,9,…による第3の反射像140が現れる。この第3の反射像140が現れることによる受信信号110の信号レベルの変化を捉えることで、気泡9,9,…の有無が判定される。 (もっと読む)


【課題】レーザ超音波法に比較して安価な構成で実現できる電磁超音波法を用いて、材料の音速と同時に板厚を測定する。
【解決手段】本発明の電磁超音波法による測定装置は、電磁超音波を送信する送信センサTと送信センサTから送信された後、反射してきた超音波を受信する受信センサRを備え、受信センサRに電磁超音波が到達した時刻を基に材料の板厚を測定するものであって、1つの送信センサTと、送信センサと同一平面上に配備された少なくとも3つ以上の受信センサR1,R2,R3と、各受信センサR1,R2,R3への電磁超音波の到着時刻t1,t2,t3と受信センサR1,R2,R3の位置情報とに基づいて、材料の内部の音速と材料厚さHとを測定する測定部とを有する。 (もっと読む)


【課題】超音波を用いたガス濃度測定方法に於いて、水素、二酸化炭素の如く音波を吸収する成分が含まれていた場合でも、該濃度計が精度良く測定できるような手段を提供する。
【解決手段】超音波センサの共振周波数と合致したパルスを生成し、且つインバーターを用いて強力な送信波をドライブする回路を備える事により、音波が吸収されにくくなる。また3波目以降を常に受信波とするロジック回路を用いる事で、精度良くガス濃度を分析することを特徴とする超音波式ガス分析計による濃度測定手段。 (もっと読む)


【課題】高温状態にある大口径配管であってもその減肉発生の有無を精度良く検出できる配管の検査方法を提供する。
【解決手段】高温の配管における減肉を検査する方法であって、高温用接触媒質を介して超音波探触子を前記配管表面に接触させる探触子配置ステップと、前記超音波探触子を、前記配管表面に接触させたまま前記配管の軸方向に沿って移動させる検査ステップとからなる。高温用接触媒質を介して超音波探触子を高温の配管表面に接触させるので、検査対象が高温の配管であっても、熱による超音波探触子の損傷を防ぐことができ、減肉等を検査することができる。すると、検査対象となる配管を備えたプラント設備を停止しなくても検査ができるので、配管の保守点検を定期的にかつ比較的短い間隔で検査することができる。 (もっと読む)


【課題】弁棒の異常を検知するセンサを取り付けるために弁体や弁棒に改造を施すことなく、精度よく弁体や弁棒の振動を監視し、弁体や弁棒の異常の兆候を早期に検知することのできる弁診断方法及び弁診断装置を提供する。
【解決手段】超音波パルス送受信装置による超音波の送受信を行う超音波センサ4a〜4dを、弁箱3の外側に設け、超音波センサ4a〜4dにより、弁棒2又は弁体1に向けて超音波を送信し、弁棒2又は弁体1から反射された超音波を受信して、弁棒2又は弁体1の振動による変位を繰り返して計測することによって弁棒2又は弁体1の振動を検知し、この検知された弁棒2又は弁体1の振動に基づいて異常を診断する。 (もっと読む)


【課題】ガイド波を用いた非破壊検査において、直管部あるいは曲げ部を有する配管に生じた減肉などの欠陥箇所を、迅速に検出する装置及び手法を提供する。
【解決手段】ガイド波探傷装置4のガイド波センサ3を配管1の外表面に装着し、配管1の検査領域にガイド波を伝播させ、欠陥箇所が存在すると、その欠陥箇所で反射したガイド波がガイド波センサ3に受信され、欠陥に由来した受信情報を含んだ受信情報がガイド波探傷装置4で取得できる。その一方で配管1と同種で同形状で、検出対象の欠陥が無い状態の配管を、配管1の検査と同じ条件でガイド波探傷装置で検査した際の受信情報を規準と成る受信情報として探傷結果記憶装置12に記憶させておく。探傷結果診断装置13は、検査対象の配管1を検査した際の受信情報と、探傷結果記憶装置12に記憶させた基準と成る受信情報とを比較して、欠陥に由来した有意な受信情報を抽出する。 (もっと読む)


【課題】積層ゴムのゴム層を超音波で診断する診断方法を提供する。
【解決手段】非破壊検査装置10は、積層ゴム22が建物44を支持した状態でゴム層18の外周面から内部の損傷の有無を検査する。非破壊検査装置10は、制御及び解析装置としてのパソコン40を有し、パルス発生装置42は、パソコン40からの指示に従いパルスを発生させ、ケーブル28を介してパルスを超音波探触子24に送る。超音波探触子24は、パルス発生手段42からのパルスに基づき超音波を発生させる。発生させた超音波は、筒部24Lから検査治具46を介し、ゴム層18の外周面から内部へ入射される。入射された超音波は、ゴム層18の内部で反射され、受信側の検査治具46を介して超音波探触子25で受信される。超音波探触子25は超音波をパソコン40に送信する。パソコン40は、超音波が受信までに要した時間で損傷の有無を診断する。 (もっと読む)


【課題】被検出対象面を人間がなでたときの手触りを示す触覚情報を簡易的な手法で精度よく検出することができる触覚情報検出装置を提供する。
【解決手段】被検出対象面と接触する接触子11と、接触子11が被検出対象面と接触した状態で移動したときに発生する摩擦音を検出する摩擦音検出用マイクロホン12と、少なくとも1種類の被接触面に対して、接触子11を接触させた状態で移動させたときに発生される摩擦音情報と、この被接触面の触覚情報とが対応付けて記憶されている情報記憶部17と、摩擦音検出用マイクロホン12により検出した摩擦音情報と、情報記憶部17に記憶されている摩擦音情報との相関値を算出して、当該相関値が所定値よりも高い摩擦音情報に対応付けられた触覚情報を、情報記憶部17から読み出して被検出対象面の触覚情報として出力する解析部20とを備える。 (もっと読む)


【課題】 地盤の液状化対策のために地盤注入される薬液を、地盤内に注入した際にゲル化前に対象地盤範囲内に確実に注入させることができるように薬液の原位置ゲルタイムを推定する。
【解決手段】 薬液を地盤注入して地盤改良される地盤内に粗密波(P波)およびせん断波(S波)を発振受振可能な振動子センサユニットを設置する。振動子センサユニットで測定され、算出された弾性波速度のうち、粗密波速度(Vp)の経時変化から、注入された薬液の原位置でのゲルタイムを推定し、ゲル化開始時までに対象地盤内への確実な薬液注入を行えるようにした。 (もっと読む)


【課題】簡単な構造で小型であり、可搬性にも優れ、短時間で正確な金属疲労度の測定が可能な金属疲労損傷度の非破壊評価方法と超音波金属疲労損傷度測定装置を提供する。
【解決手段】金属材料12の表面に接触され超音波を送信する送信機14と、金属材料12の表面を伝播した超音波を受信する受信機16と、送信機14と受信機16とを一定間隔離して一体的に保持した本体部20とを備える。超音波が金属材料12の表面近傍を伝播する音圧減衰率もしくは伝播時間を測定し、既知の金属疲労度に対するそれらデータの関係から金属材料12の金属疲労度を算出する。超音波は、SH波を用いるものであり、金属部材は、マグネシウム合金等の六方晶系の結晶構造を有した金属材料を対象とする。 (もっと読む)


【課題】簡単な構成であって、充分な小型化が可能であり、応答が早く、信頼性の高い安価なガスセンサを提供する。
【解決手段】ガスセンサ1において、超音波発信素子2と超音波受信素子3とが対向して設けられている。超音波発信素子2と超音波受信素子3との間の距離xは60mm未満に設定することができる。超音波発信素子2と超音波受信素子3との間に空気以外のガスが混入したときと、このガスが混入しないときとの、超音波発信素子2と超音波受信素子3との間の超音波の伝搬時間差に基づいて、混入したガスの濃度を検出する。 (もっと読む)


【課題】薄肉の被検物の欠陥部を検出でき、且つ正常部の肉厚をも測定できる、超音波探傷法によるチューブ検査方法及び超音波探傷法によるチューブ検査システムを提供する。
【解決手段】超音波探傷法による検査システムであって、超音波Uを射出し、反射波I,Oを受信する探触子10と、受信信号を増幅する増幅回路214a,214bと、メモリ110と、内面からの反射波Iを認識する内面反射波認識手段208と、増幅回路214a,214bで増幅された値が、第一閾値X以上になると、受信信号を増幅した値が、第二閾値Y未満になるように、増幅回路214a,214bの増幅度を下げ、その下げた状態から増幅回路214a,214bの増幅度を所定時間まで増加させる増幅度変換手段208,215,216と、外面からの反射波Oを認識する外面反射波認識手段208と、壁の厚さを検知する厚さ検知手段111を備える。 (もっと読む)


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