説明

インダゾール及びプロテインキナーゼ阻害のためのその使用

【課題】 プロテインキナーゼ阻害活性を有し、悪性腫瘍の治療薬として有用な化合物を提供する。
【解決手段】 次式の化合物が提供される。
【化1】


式中、R1は、置換、不置換のアリール、ヘテロアリール又はCH=CH−R3、CH=N−R3(R3は置換、不置換のアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールである)であり;Yは、O、S、C=CH2、C=O、S=O、SO2、CH2、CHCH3、NH、N−(C1−C8アルキル)であり;R8は、置換、不置換のアルキル、アルケニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、アルコキシル、アリールオキシであり;R10は、水素、ハロゲン、低級アルキルである。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式III:
【化1】

[式中:
1は、置換若しくは不置換のアリール基又はヘテロアリール基、又は、式CH=CH−R3若しくはCH=N−R3の基(式中、R3は、置換若しくは不置換のアルキル基、シクロアルキル基、ヘテロシクロアルキル基、アリール基又はヘテロアリール基である)であり;
Yは、O、S、C=CH2、C=O、S=O、SO2、CH2、CHCH3、NH又はN−(C1−C8アルキル)基であり;
8は、置換若しくは不置換のアルキル基、アルケニル基、シクロアルキル基、ヘテロシクロアルキル基、アリール基、ヘテロアリール基、アルコキシル基又はアリールオキシ基であり;
10は、水素、ハロゲン及び低級アルキル基から独立して選択されるものである]
の化合物、又は、その医薬上許容される塩。
【請求項2】
1は、置換若しくは不置換の2環ヘテロアリール基、又は、式CH=CH−R3(式中、R3は、置換若しくは不置換のアリール基又はヘテロアリール基である)の基であり;
Yは、O、S、C=CH2、C=O、NH、又は、N−(C1−C8アルキル)基であり;
8は、置換若しくは不置換のアリール基又はヘテロアリール基、アルキル基、及び、アルケニル基であり;そして
10は、水素又はハロゲンである;
請求項1記載の化合物、又は、その医薬上許容される塩。
【請求項3】
1は、式CH=CH−R3の基(式中、R3は不置換のヘテロアリールである)であり;
Yは、NHであり;
8は、置換のヘテロアリール基であり;そして
10は、水素又はハロゲンである;
請求項2に記載の化合物、又は、その医薬上許容される塩。
【請求項4】
【化2】

【化3】

【化4】

から選択されることを特徴とする化合物、又は、その医薬上許容される塩。
【請求項5】
(a)治療上有効量の請求項1〜4のいずれか1項に記載の化合物、又は、その医薬上許容される塩;及び、
(b)それに対する医薬上許容される基剤、希釈剤、又は、賦形剤
を含有する医薬組成物。
【請求項6】
治療上有効量の請求項1〜4のいずれか1項に記載の化合物、又は、その医薬上許容される塩を含有する、プロテインキナーゼ活性によって媒介される哺乳類の疾患症状の処置用医薬。
【請求項7】
哺乳類の疾患症状が、腫瘍成長、細胞増殖又は血管形成に関連するものである請求項6記載の医薬。
【請求項8】
有効量の請求項1〜4のいずれか1項に記載の化合物、又は、その医薬上許容される塩とプロテインキナーゼ受容体とを接触させることにより該キナーゼ受容体の活性を調節するための医薬。
【請求項9】
プロテインキナーゼ受容体が、VEGF受容体である請求項8記載の医薬。

【公開番号】特開2006−348043(P2006−348043A)
【公開日】平成18年12月28日(2006.12.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−232927(P2006−232927)
【出願日】平成18年8月30日(2006.8.30)
【分割の表示】特願2001−507809(P2001−507809)の分割
【原出願日】平成12年6月30日(2000.6.30)
【出願人】(500184006)アグロン ファ−マシュ−テイカルズ インコ−ポレイテッド (1)
【Fターム(参考)】