説明

ヒスタミンH3受容体アンタゴニストとしてのアゼチジン

本発明は、R、R1、m、n、およびX1〜X3が明細書および特許請求の範囲において挙げられる意味を有する、式(I)の化合物に関する。前記化合物はヒスタミンH3受容体アンタゴニストとして有用である。本発明は、そのような化合物の薬学的組成物、調製ならびに薬剤としての製造および使用にも関する。



Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298

【特許請求の範囲】
【請求項1】
以下の式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩、プロドラッグもしくは代謝物:

式中、
R1はC1-5アルキル;C2-5アルケニル;C2-5アルキニル;またはT0であり、ここでC1-5アルキル;C2-5アルケニル;C2-5アルキニルは1つまたは複数の置換基で置換されていてもよく、該置換基は同じかまたは異なっておりかつハロゲン;OH;OCH3;OCH2F;OCHF2;OCF3;CN;およびT0からなる群より選択され;
T0はC3-5シクロアルキル;または4〜5員飽和ヘテロシクリルであり、ここでT0は1つまたは複数の置換基で置換されていてもよく、該置換基は同じかまたは異なっておりかつハロゲン;C1-5アルキル;C2-5アルケニル;C2-5アルキニル;OH;O-C1-5アルキル;O-C2-5アルケニル;O-C2-5アルキニル;およびCNからなる群より選択され、ここでC1-5アルキル;C2-5アルケニル;C2-5アルキニル;O-C1-5アルキル;O-C2-5アルケニル;およびO-C2-5アルキニルは1つまたは複数のハロゲンで置換されていてもよく、該ハロゲンは同じかまたは異なっており;
nは1または2であり;
X1はN;またはCHであり;
X2はO;S;N-CN;N-OH;またはN-OC1-4アルキルであり;
X3は(CH2)n1X4(CH2)n2R2であり;
RはFであり;
mは0、1、2、3、または4であり;
n1;n2は0;1;および2からなる群より独立に選択され;
X4はC(O);C(O)O;OC(O);O;C(O)N(R1a);N(R1a)C(O);S(O)2N(R1a);N(R1a)S(O)2;S(O)N(R1a);N(R1a)S(O);S(O)2;S(O);N(R1a)S(O)2N(R1b);S;N(R1a);N(R1a)C(O)N(R1b);N(R1a)C(O)O;またはOC(O)N(R1a)であり;
R1a、R1bはH;C1-4アルキル;C2-4アルケニル;およびC2-4アルキニルからなる群より独立に選択され、ここでC1-4アルキル;C2-4アルケニル;およびC2-4アルキニルは1つまたは複数のハロゲンで置換されていてもよく、該ハロゲンは同じかまたは異なっており;
R2はH;T;またはC1-6アルキル;C2-6アルケニル;またはC2-6アルキニルであり、ここでC1-6アルキル;C2-6アルケニル;およびC2-6アルキニルは1つまたは複数のR3で置換されていてもよく、R3は同じかまたは異なっており;
R3はハロゲン;CN;C(O)R4;C(O)OR4;OR4;C(O)N(R4R4a);S(O)2N(R4R4a);S(O)N(R4R4a);S(O)2R4;S(O)R4;N(R4)S(O)2N(R4aR4b);SR4;N(R4R4a);NO2;OC(O)R4;N(R4)C(O)R4a;N(R4)SO2R4a;N(R4)S(O)R4a;N(R4)C(O)N(R4aR4b);N(R4)C(O)OR4a;OC(O)N(R4R4a);またはTであり;
R4、R4a、R4bはH;T;C1-6アルキル;C2-6アルケニル;およびC2-6アルキニルからなる群より独立に選択され、ここでC1-6アルキル;C2-6アルケニル;およびC2-6アルキニルは1つまたは複数のR5で置換されていてもよく、R5は同じかまたは異なっており;
R5はハロゲン;CN;C(O)R6;C(O)OR6;OR6;C(O)N(R6R6a);S(O)2N(R6R6a);S(O)N(R6R6a);S(O)2R6;S(O)R6;N(R6)S(O)2N(R6aR6b);SR6;N(R6R6a);NO2;OC(O)R6;N(R6)C(O)R6a;N(R6)SO2R6a;N(R6)S(O)R6a;N(R6)C(O)N(R6aR6b);N(R6)C(O)OR6a;OC(O)N(R6R6a);またはTであり;
R6、R6a、R6bはH;T;C1-6アルキル;C2-6アルケニル;およびC2-6アルキニルからなる群より独立に選択され、ここでC1-6アルキル;C2-6アルケニル;およびC2-6アルキニルは1つまたは複数のハロゲンで置換されていてもよく、該ハロゲンは同じかまたは異なっており;
Tはフェニル;ナフチル;アズレニル;インデニル;インダニル;C3-7シクロアルキル;3〜7員ヘテロシクリル;または7〜11員ヘテロビシクリルであり、ここでTは1つまたは複数のR7で置換されていてもよく、R7は同じかまたは異なっており;
R7はハロゲン;CN;C(O)OR8;OR8;C(O)R8;C(O)N(R8R8a);S(O)2N(R8R8a);S(O)N(R8R8a);S(O)2R8;S(O)R8;N(R8)S(O)2N(R8aR8b);SR8;N(R8R8a);NO2;OC(O)R8;N(R8)C(O)R8a;N(R8)S(O)2R8a;N(R8)S(O)R8a;N(R8)C(O)OR8a;N(R8)C(O)N(R8aR8b);OC(O)N(R8R8a);オキソ(=O)(この場合、前記環は少なくとも部分的に飽和である);T1;C1-6アルキル;C2-6アルケニル;またはC2-6アルキニルであり、ここでC1-6アルキル;C2-6アルケニル;およびC2-6アルキニルは1つまたは複数のR9で置換されていてもよく、R9は同じかまたは異なっており;
R8、R8a、R8bはH;T1;C1-6アルキル;C2-6アルケニル;およびC2-6アルキニルからなる群より独立に選択され、ここでC1-6アルキル;C2-6アルケニル;およびC2-6アルキニルは1つまたは複数のR10で置換されていてもよく、R10は同じかまたは異なっており;
R9、R10はハロゲン;CN;C(O)R11;C(O)OR11;OR11;C(O)N(R11R11a);S(O)2N(R11R11a);S(O)N(R11R11a);S(O)2R11;S(O)R11;N(R11)S(O)2N(R11aR11b);SR11;N(R11R11a);NO2;OC(O)R11;N(R11)C(O)R11a;N(R11)SO2R11a;N(R11)S(O)R11a;N(R11)C(O)N(R11aR11b);N(R11)C(O)OR11a;OC(O)N(R11R11a);およびT1からなる群より独立に選択され;
R11、R11a、R11bはH;T1;C1-6アルキル;C2-6アルケニル;およびC2-6アルキニルからなる群より独立に選択され、ここでC1-6アルキル;C2-6アルケニル;およびC2-6アルキニルは1つまたは複数のハロゲンで置換されていてもよく、該ハロゲンは同じかまたは異なっており;
T1はフェニル;C3-7シクロアルキル;または3〜7員ヘテロシクリルであり、ここでT1は1つまたは複数のR12で置換されていてもよく、R12は同じかまたは異なっており;
R12はハロゲン;CN;C(O)OR13;OR13;C(O)R13;C(O)N(R13R13a);S(O)2N(R13R13a);S(O)N(R13R13a);S(O)2R13;S(O)R13;N(R13)S(O)2N(R13aR13b);SR13;N(R13R13a);NO2;OC(O)R13;N(R13)C(O)R13a;N(R13)S(O)2R13a;N(R13)S(O)R13a;N(R13)C(O)OR13a;N(R13)C(O)N(R13aR13b);OC(O)N(R13R13a);オキソ(=O)(この場合、前記環は少なくとも部分的に飽和である);C1-6アルキル;C2-6アルケニル;またはC2-6アルキニルであり、ここでC1-6アルキル;C2-6アルケニル;およびC2-6アルキニルは1つまたは複数のハロゲンで置換されていてもよく、該ハロゲンは同じかまたは異なっており;
R13、R13a、R13bはH;C1-6アルキル;C2-6アルケニル;およびC2-6アルキニルからなる群より独立に選択され、ここでC1-6アルキル;C2-6アルケニル;およびC2-6アルキニルは1つまたは複数のハロゲンで置換されていてもよく、該ハロゲンは同じかまたは異なっている。
【請求項2】
R1がC1-5アルキル;C2-5アルケニル;C2-5アルキニル;C3-5シクロアルキル;CH2-シクロプロピル;CHF-シクロプロピル;CF2-シクロプロピル;CH2-シクロブチル;CHF-シクロブチル;CF2-シクロブチル;または4〜5員飽和ヘテロシクリルであり、ここでC1-5アルキル;C2-5アルケニル;C2-5アルキニルは1つまたは複数の置換基で置換されていてもよく、該置換基は同じかまたは異なっておりかつハロゲン;OH;OCH3;OCH2F;OCHF2;OCF3;およびCNからなる群より選択され、ここでC3-5シクロアルキル;CH2-シクロプロピル;CHF-シクロプロピル;CF2-シクロプロピル;CH2-シクロブチル;CHF-シクロブチル;CF2-シクロブチル;および4〜5員飽和ヘテロシクリルは1つまたは複数の置換基で置換されていてもよく、該置換基は同じかまたは異なっておりかつハロゲン;OH;OCH3;OCH2F;OCHF2;OCF3;CN;CH3;CH2F;CHF2;およびCF3からなる群より選択される、請求項1記載の化合物。
【請求項3】
nが2である、請求項1または2記載の化合物。
【請求項4】
X1がNである、請求項1〜3のいずれか一項記載の化合物。
【請求項5】
X2がOである、請求項1〜4のいずれか一項記載の化合物。
【請求項6】
mが0である、請求項1〜5のいずれか一項記載の化合物。
【請求項7】
n1;n2が0;および1からなる群より独立に選択される、請求項1〜6のいずれか一項記載の化合物。
【請求項8】
X3が(CH2)n1C(O)(CH2)n2R2;(CH2)n1C(O)N(R1a)(CH2)n2R2;(CH2)n1C(O)O(CH2)n2R2;(CH2)n1S(O)2(CH2)n2R2;(CH2)n1S(O)2N(R1a)(CH2)n2R2;または(CH2)n1N(R1a)S(O)2(CH2)n2R2である、請求項1〜7のいずれか一項記載の化合物。
【請求項9】
R2がT;またはCH2OTである、請求項1〜8のいずれか一項記載の化合物。
【請求項10】
Tがフェニル;テトラヒドロピラニル;モルホリニル;ピペリジニル;ピリジニル;ピリミジニル;ピラジニル;ピラゾリル;シクロプロピル;シクロペンチル;シクロヘキシル;またはテトラヒドロイソキノリニルであり、ここでTは1つまたは複数のR7で置換されていてもよく、R7は同じかまたは異なっている、請求項1〜9のいずれか一項記載の化合物。
【請求項11】
下記からなる群より選択される、請求項1記載の化合物:
3-[(4-シクロブチル-1,4-ジアゼパン-1-イル)カルボニル]アゼチジン-1-カルボン酸ベンジル;
1-シクロブチル-4-{[1-(ピペリジン-1-イルカルボニル)アゼチジン-3-イル]カルボニル}-1,4-ジアゼパン;
1-シクロブチル-4-{[1-(モルホリン-4-イルカルボニル)アゼチジン-3-イル]カルボニル}-1,4-ジアゼパン;
1-シクロブチル-4-{[1-(シクロヘキシルカルボニル)アゼチジン-3-イル]カルボニル}-1,4-ジアゼパン;
1-シクロブチル-4-{[1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イルカルボニル)アゼチジン-3-イル]カルボニル}-1,4-ジアゼパン;
4-({3-[(4-シクロブチル-1,4-ジアゼパン-1-イル)カルボニル]アゼチジン-1-イル}カルボニル)ベンゾニトリル;
5-({3-[(4-シクロブチル-1,4-ジアゼパン-1-イル)カルボニル]アゼチジン-1-イル}カルボニル)ピリジン-2-カルボン酸メチル;
1-シクロブチル-4-({1-[(2-メチルピリミジン-5-イル)カルボニル]アゼチジン-3-イル}カルボニル)-1,4-ジアゼパン;
1-シクロブチル-4-({1-[(5-メチルピラジン-2-イル)カルボニル]アゼチジン-3-イル}カルボニル)-1,4-ジアゼパン;
1-シクロブチル-4-({1-[(6-メチルピリジン-3-イル)カルボニル]アゼチジン-3-イル}カルボニル)-1,4-ジアゼパン;
1-シクロブチル-4-[(1-{[4-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イルオキシ)フェニル]カルボニル}アゼチジン-3-イル)カルボニル]-1,4-ジアゼパン;
1-シクロブチル-4-[(1-{[6-(1H-イミダゾル-1-イル)ピリジン-3-イル]カルボニル}アゼチジン-3-イル)カルボニル]-1,4-ジアゼパン;
1-シクロブチル-4-[(1-{[6-(1H-1,2,4-トリアゾル-1-イル)ピリジン-3-イル]カルボニル}アゼチジン-3-イル)カルボニル]-1,4-ジアゼパン;
1-シクロブチル-4-{[1-(1H-ピラゾル-1-イルアセチル)アゼチジン-3-イル]カルボニル}-1,4-ジアゼパン;
1-シクロブチル-4-{[1-(ピペリジン-1-イルアセチル)アゼチジン-3-イル]カルボニル}-1,4-ジアゼパン;
1-シクロブチル-4-{[1-(モルホリン-4-イルアセチル)アゼチジン-3-イル]カルボニル}-1,4-ジアゼパン;
1-シクロブチル-4-({1-[(1,1-ジオキシドチオモルホリン-4-イル)アセチル]アゼチジン-3-イル}カルボニル)-1,4-ジアゼパン;
1-シクロブチル-4-({1-[(3,3-ジフルオロピロリジン-1-イル)アセチル]アゼチジン-3-イル}カルボニル)-1,4-ジアゼパン;
1-シクロブチル-4-({1-[(4,4-ジフルオロピペリジン-1-イル)アセチル]アゼチジン-3-イル}カルボニル)-1,4-ジアゼパン;
1-シクロブチル-4-[(1-{[(6-メチルピリジン-3-イル)オキシ]アセチル}アゼチジン-3-イル)カルボニル]-1,4-ジアゼパン;
4-(2-{3-[(4-シクロブチル-1,4-ジアゼパン-1-イル)カルボニル]アゼチジン-1-イル}-2-オキソエトキシ)ベンゾニトリル;
1-シクロブチル-4-({1-[(4-メトキシフェニル)スルホニル]アゼチジン-3-イル}カルボニル)-1,4-ジアゼパン;
1-シクロブチル-4-{[1-(シクロヘキシルスルホニル)アゼチジン-3-イル]カルボニル}-1,4-ジアゼパン;
1-シクロブチル-4-({1-[(シクロペンチルメチル)スルホニル]アゼチジン-3-イル}カルボニル)-1,4-ジアゼパン;
1-シクロブチル-4-{[1-(フェニルスルホニル)アゼチジン-3-イル]カルボニル}-1,4-ジアゼパン;
4-({3-[(4-シクロブチル-1,4-ジアゼパン-1-イル)カルボニル]アゼチジン-1-イル}スルホニル)ベンゾニトリル;
1-シクロブチル-4-({1-[(4-メトキシシクロヘキシル)カルボニル]アゼチジン-3-イル}カルボニル)-1,4-ジアゼパン;
1-シクロブチル-4-({1-[(4,4-ジフルオロシクロヘキシル)カルボニル]アゼチジン-3-イル}カルボニル)-1,4-ジアゼパン;
1-シクロブチル-4-[(1-{[4-(3,5-ジメチル-1H-ピラゾル-1-イル)フェニル]カルボニル}アゼチジン-3-イル)カルボニル]-1,4-ジアゼパン;
1-シクロブチル-4-[(1-{[4-(5-メチル-1,3,4-オキサジアゾル-2-イル)フェニル]カルボニル}アゼチジン-3-イル)カルボニル]-1,4-ジアゼパン;
1-シクロブチル-4-{[1-(シクロプロピルアセチル)アゼチジン-3-イル]カルボニル}-1,4-ジアゼパン;
1-シクロブチル-4-{[1-(シクロヘキシルアセチル)アゼチジン-3-イル]カルボニル}-1,4-ジアゼパン;
4-(2-{3-[(4-シクロブチル-1,4-ジアゼパン-1-イル)カルボニル]アゼチジン-1-イル}-2-オキソエチル)ベンゾニトリル;
1-シクロブチル-4-[(1-{[4-(1,3-チアゾル-2-イル)フェニル]カルボニル}アゼチジン-3-イル)カルボニル]-1,4-ジアゼパン;
1-シクロブチル-4-[(1-{[4-(2-メチル-1,3-チアゾル-4-イル)フェニル]カルボニル}アゼチジン-3-イル)カルボニル]-1,4-ジアゼパン;
1-シクロブチル-4-[(1-{[4-(5-メチル-1,2,4-オキサジアゾル-3-イル)フェニル]カルボニル}アゼチジン-3-イル)カルボニル]-1,4-ジアゼパン;
1-シクロブチル-4-[(1-{[4-(1-メチルエチル)フェニル]カルボニル}アゼチジン-3-イル)カルボニル]-1,4-ジアゼパン;
1-シクロブチル-4-({1-[(4-フェノキシフェニル)カルボニル]アゼチジン-3-イル}カルボニル)-1,4-ジアゼパン;
1-シクロブチル-4-[(1-{[4-(1H-ピラゾル-1-イル)フェニル]カルボニル}アゼチジン-3-イル)カルボニル]-1,4-ジアゼパン;
1-シクロブチル-4-[(1-{[4-(3-メチル-1,2,4-オキサジアゾル-5-イル)フェニル]カルボニル}アゼチジン-3-イル)カルボニル]-1,4-ジアゼパン;
1-シクロブチル-4-[(1-{[4-(4,4-ジメチル-4,5-ジヒドロ-1,3-オキサゾル-2-イル)フェニル]カルボニル}アゼチジン-3-イル)カルボニル]-1,4-ジアゼパン;
1-シクロブチル-4-({1-[(6-メチルピリジン-3-イル)アセチル]アゼチジン-3-イル}カルボニル)-1,4-ジアゼパン;
1-シクロブチル-4-({1-[(4-ピリジン-3-イルフェニル)カルボニル]アゼチジン-3-イル}カルボニル)-1,4-ジアゼパン;
1-シクロブチル-4-({1-[(4-ピリジン-4-イルフェニル)カルボニル]アゼチジン-3-イル}カルボニル)-1,4-ジアゼパン;
1-シクロブチル-4-[(1-{[3-(2-メチル-1,3-チアゾル-4-イル)フェニル]カルボニル}アゼチジン-3-イル)カルボニル]-1,4-ジアゼパン;
2-({3-[(4-シクロブチル-1,4-ジアゼパン-1-イル)カルボニル]アゼチジン-1-イル}カルボニル)-1H-ベンズイミダゾール;
5-({3-[(4-シクロブチル-1,4-ジアゼパン-1-イル)カルボニル]アゼチジン-1-イル}カルボニル)-1-メチル-1H-ベンズイミダゾール;
5-({3-[(4-シクロブチル-1,4-ジアゼパン-1-イル)カルボニル]アゼチジン-1-イル}カルボニル)-1-メチル-1H-ベンゾトリアゾール;
7-({3-[(4-シクロブチル-1,4-ジアゼパン-1-イル)カルボニル]アゼチジン-1-イル}カルボニル)イミダゾ[1,2-α]ピリジン;
1-シクロブチル-4-{[1-(1H-1,2,4-トリアゾル-3-イルカルボニル)アゼチジン-3-イル]カルボニル}-1,4-ジアゼパン;
1-シクロブチル-4-({1-[(1-メチル-1H-ピラゾル-4-イル)カルボニル]アゼチジン-3-イル}カルボニル)-1,4-ジアゼパン;
1-シクロブチル-4-{[1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イルアセチル)アゼチジン-3-イル]カルボニル}-1,4-ジアゼパン;
1-({1-[(4-クロロフェニル)アセチル]アゼチジン-3-イル}カルボニル)-4-シクロブチル-1,4-ジアゼパン;
1-シクロブチル-4-[(1-{[4-(メチルスルホニル)フェニル]カルボニル}アゼチジン-3-イル)カルボニル]-1,4-ジアゼパン;
3-[(4-シクロブチル-1,4-ジアゼパン-1-イル)カルボニル]-N-(シクロヘキシルメチル)アゼチジン-1-カルボキサミド;
3-[(4-シクロブチル-1,4-ジアゼパン-1-イル)カルボニル]-N-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イルメチル)アゼチジン-1-カルボキサミド;
3-[(4-シクロブチル-1,4-ジアゼパン-1-イル)カルボニル]-N-(4-フルオロベンジル)アゼチジン-1-カルボキサミド;
N-(4-シアノフェニル)-3-[(4-シクロブチル-1,4-ジアゼパン-1-イル)カルボニル]アゼチジン-1-カルボキサミド;
3-[(4-シクロブチル-1,4-ジアゼパン-1-イル)カルボニル]-N-(シクロヘキシルメチル)-N-メチルアゼチジン-1-カルボキサミド;
3-[(4-シクロブチル-1,4-ジアゼパン-1-イル)カルボニル]-N-メチル-N-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イルメチル)アゼチジン-1-カルボキサミド;
3-[(4-シクロブチル-1,4-ジアゼパン-1-イル)カルボニル]-N-(4-フルオロベンジル)-N-メチルアゼチジン-1-カルボキサミド;
3-[(4-シクロブチル-1,4-ジアゼパン-1-イル)カルボニル]-N-(4-フルオロベンジル)-N-メチルアゼチジン-1-カルボキサミド;
N-(4-シアノベンジル)-3-[(4-シクロブチル-1,4-ジアゼパン-1-イル)カルボニル]-N-メチルアゼチジン-1-カルボキサミド;
3-[(4-シクロブチル-1,4-ジアゼパン-1-イル)カルボニル]アゼチジン-1-カルボン酸4-ニトロフェニル;
2-({3-[(4-シクロブチル-1,4-ジアゼパン-1-イル)カルボニル]アゼチジン-1-イル}カルボニル)-1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン;
N-(4-シアノベンジル)-3-[(4-シクロブチル-1,4-ジアゼパン-1-イル)カルボニル]アゼチジン-1-カルボキサミド;
3-[(4-シクロブチル-1,4-ジアゼパン-1-イル)カルボニル]アゼチジン-1-カルボン酸4-クロロフェニル;
3-[(4-シクロブチル-1,4-ジアゼパン-1-イル)カルボニル]アゼチジン-1-カルボン酸6-メチルピリジン-3-イル;
3-[(4-シクロブチル-1,4-ジアゼパン-1-イル)カルボニル]アゼチジン-1-カルボン酸4-シアノフェニル;
1-[(1-アセチルアゼチジン-3-イル)カルボニル]-4-シクロブチル-1,4-ジアゼパン;
1-シクロブチル-4-[(1-プロパノイルアゼチジン-3-イル)カルボニル]-1,4-ジアゼパン;
1-シクロブチル-4-[(1-{[4-(1H-イミダゾル-1-イル)フェニル]カルボニル}アゼチジン-3-イル)カルボニル]-1,4-ジアゼパン;
1-シクロブチル-4-[(1-([4-(1H-1,2,4-トリアゾル-1-イル)フェニル]カルボニル}アゼチジン-3-イル)カルボニル]-1,4-ジアゼパン;
1-シクロブチル-4-[(1-([4-(1H-1,2,4-トリアゾル-1-イルメチル)フェニル]カルボニル}アゼチジン-3-イル)カルボニル]-1,4-ジアゼパン;
1-シクロブチル-4-({1-[(2-メチルピリジン-4-イル)カルボニル]アゼチジン-3-イル}カルボニル)-1,4-ジアゼパン;
2-[5-({3-[(4-シクロブチル-1,4-ジアゼパン-1-イル)カルボニル]アゼチジン-1-イル}カルボニル)ピリジン-2-イル]プロパン-2-オール;
5-({3-[(4-シクロブチル-1,4-ジアゼパン-1-イル)カルボニル]アゼチジン-1-イル}カルボニル)-N-メチルピリジン-2-カルボキサミド;
1-シクロブチル-4-[(1-{[3-フルオロ-4-(1H-1,2,4-トリアゾル-1-イル)フェニル]カルボニル}アゼチジン-3-イル)カルボニル]-1,4-ジアゼパン;
1-(1-メチルエチル)-4-({1-[(6-メチルピリジン-3-イル)カルボニル]アゼチジン-3-イル}カルボニル)-1,4-ジアゼパン;
1-エチル-4-({1-[(6-メチルピリジン-3-イル)カルボニル]アゼチジン-3-イル}カルボニル)-1,4-ジアゼパン;
1-シクロペンチル-4-({1-[(6-メチルピリジン-3-イル)カルボニル]アゼチジン-3-イル}カルボニル)-1,4-ジアゼパン;
1-シクロヘキシル-4-({1-[(6-メチルピリジン-3-イル)カルボニル]アゼチジン-3-イル}カルボニル)-1,4-ジアゼパン;
1-(シクロプロピルメチル)-4-({1-[(6-メチルピリジン-3-イル)カルボニル]アゼチジン-3-イル}カルボニル)-1,4-ジアゼパン;
1-(2-メチルプロピル)-4-({1-[(6-メチルピリジン-3-イル)カルボニル]アゼチジン-3-イル}カルボニル)-1,4-ジアゼパン;
1-メチル-4-({1-[(6-メチルピリジン-3-イル)カルボニル]アゼチジン-3-イル}カルボニル)-1,4-ジアゼパン;
2-({3-[(4-シクロブチル-1,4-ジアゼパン-1-イル)カルボニル]アゼチジン-1-イル}カルボニル)-1-メチル-1H-ベンズイミダゾール;および
1-シクロブチル-4-({1-[(6-メチルピリジン-3-イル)カルボニル]アゼチジン-3-イル}カルボニル)ピペラジン。
【請求項12】
請求項1〜11のいずれか一項記載の少なくとも1つの化合物またはその薬学的に許容される塩を、薬学的に許容される担体と共に、任意に1つまたは複数の他の生物活性化合物または薬学的組成物との組み合わせで含む、薬学的組成物。
【請求項13】
薬剤として用いるための、請求項1〜11のいずれか一項記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
【請求項14】
H3受容体に関連する疾患および障害の治療法または予防法において用いるための、請求項1〜11のいずれか一項記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
【請求項15】
神経障害;エネルギー恒常性に影響をおよぼす障害ならびにそれに関連する合併症;疼痛;心血管障害;胃腸障害;前庭機能障害;薬物乱用;鼻充血;アレルギー性鼻炎;または喘息の治療法または予防法において用いるための、請求項1〜11のいずれか一項記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
【請求項16】
H3受容体に関連する疾患および障害の治療または予防用の薬剤の製造のための、請求項1〜11のいずれか一項記載の化合物またはその薬学的に許容される塩の使用。
【請求項17】
神経障害;エネルギー恒常性に影響をおよぼす障害ならびにそれに関連する合併症;疼痛;心血管障害;胃腸障害;前庭機能障害;薬物乱用;鼻充血;アレルギー性鼻炎;または喘息の治療または予防用の薬剤の製造のための、請求項1〜11のいずれか一項記載の化合物またはその薬学的に許容される塩の使用。
【請求項18】
H3受容体に関連する疾患および障害からなる群より選択される1つまたは複数の状態の治療を必要としている哺乳動物患者において治療する、制御する、遅延させる、または予防するための方法であって、請求項1〜11のいずれか一項記載の化合物またはその薬学的に許容される塩の治療上有効な量を該患者に投与する段階を含む方法。
【請求項19】
神経障害;エネルギー恒常性に影響をおよぼす障害ならびにそれに関連する合併症;疼痛;心血管障害;胃腸障害;前庭機能障害;薬物乱用;鼻充血;アレルギー性鼻炎;および喘息からなる群より選択される1つまたは複数の状態の治療を必要としている哺乳動物患者において治療する、制御する、遅延させる、または予防するための方法であって、請求項1〜11のいずれか一項記載の化合物またはその薬学的に許容される塩の治療上有効な量を該患者に投与する段階を含む方法。
【請求項20】
請求項1〜11のいずれか一項記載の化合物を調製するための方法であって、
R1、n、X1、X2、R、mが上で示した意味を有する以下の式(Ia)の化合物を

(i)式R2(CH2)n2C(O)OHの化合物の活性エステルもしくは無水物と、アミドカップリング試薬存在下で反応させて、n1=0でありかつX4がC(O)である式(I)の化合物を得る段階;または
(ii)式R2(CH2)n2NCOの化合物と反応させて、n1=0でありかつX4がC(O)NHである式(I)の化合物を得る段階;または
(iii)式R2(CH2)n2S(O)2(CH2)n1-ハロゲン化物の化合物と、塩基存在下で反応させて、n1=0〜2でありかつX4がS(O)2である式(I)の化合物を得る段階;または
(iv)式R2(CH2)n2(R1a)NC(O)(CH2)n1-ハロゲン化物の化合物と、塩基存在下で反応させて、n1が0〜2でありかつX4がC(O)N(R1a)である式(I)の化合物を得る段階;または
(v)式R2(CH2)n2OC(O)(CH2)n1-ハロゲン化物の化合物と、塩基存在下で反応させて、n1=0〜2でありかつX4がC(O)Oである式(I)の化合物を得る段階;または
(vi)式R2(CH2)n2(R1a)NS(O)2(CH2)n1-ハロゲン化物の化合物と、塩基存在下で反応させて、n1=0〜2でありかつX4がS(O)2N(R1a)である式(I)の化合物を得る段階;または
(vii)(aa)2-クロロエタノールと塩化イソシアナトスルフリルとの塩基存在下での反応から得られた以下の式(XV)の中間体化合物

と反応させる段階;続いて
(bb)段階(aa)から得られた中間体を式HN(R1a)(CH2)n2R2の化合物と、塩基存在下、高温で反応させて、n=0でありかつX4がS(O)2N(R1a)である式(I)の化合物を得る段階;または
(viii)式R2(CH2)n2C(O)(CH2)n1-ハロゲン化物の化合物と、塩基存在下、任意に高温で反応させて、n1=1〜2でありかつX4がC(O)である式(I)の化合物を得る段階;または
(ix)式ClC(O)(CH2)n1-ハロゲン化物の化合物と式R2(CH2)n2X4'の化合物との、塩基存在下、任意に高温での反応から得られた、n1=1〜2でありかつX4'がOH、NH2もしくはNHR1aである以下の式(XVa)の中間体化合物

と反応させる段階;または
(x)式ClS(O)2(CH2)n1-ハロゲン化物の化合物および式R2(CH2)n2X4'の化合物の、塩基存在下での反応から得られた、n1=1〜2でありかつX4'がNH2もしくはNHR1aである以下の式(XVb)の中間体化合物

と反応させる段階
を含む方法。
【請求項21】
式(I)においてX1がNであり;X2がOであり、n1が0であり、X4がC(O)である、請求項1〜11のいずれか一項記載の化合物を調製するための方法であって、
(a)R、mが請求項1で示した意味を有する以下の式(IIa)の化合物

のアミノ基を適当なクロロギ酸エステルと反応させることにより、該アミノ基を保護する段階;
(b)段階(a)から得られたカルバメート化合物のカルボン酸基を、nが請求項1で示した意味を有しかつR1'が請求項1で示したR1もしくは適当なN原子保護基としてのR1である以下の式(III)の化合物

と、標準的なアミドカップリング条件および試薬を用いて反応させて式(I)の化合物を得る段階であって、任意に、保護基を除去し、遊離したアミノ基を、オキソ基がR1の炭素原子に結合している式R1=Oの化合物と反応させ、続いて得られたイミンを還元した後に行う段階;および
(c)段階(b)から得られた化合物のアゼチジンアミノ基を脱保護して、以下の式(IVb)で表される化合物

を生成する段階;
(d)段階(c)から得られた二級アミノ基を、n2、R2が請求項1で示すとおりに定義される式ClC(O)(CH2)n2R2の酸塩化物と、適当な塩基存在下で反応させて、式(I)の化合物を得る段階
を含む方法。

【公表番号】特表2012−516837(P2012−516837A)
【公表日】平成24年7月26日(2012.7.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−546855(P2011−546855)
【出願日】平成22年1月29日(2010.1.29)
【国際出願番号】PCT/EP2010/051077
【国際公開番号】WO2010/086403
【国際公開日】平成22年8月5日(2010.8.5)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.ウィンドウズ
【出願人】(500367403)エボテック・アーゲー (2)
【氏名又は名称原語表記】Evotec AG
【Fターム(参考)】