説明

ペルオキシソーム増殖活性化受容体アゴニスト活性を有するイソキサゾール誘導体

式(I):
【化1】


(式中、R〜R10は各々独立して水素、ハロゲン、置換基を有していてもよい低級アルキル等であり、Xは−O−、−S−、−NR11−(ここでR11は水素または低級アルキル等)、−CR1213CO−、−(CR1213)mO−または−O(CR1213)m−(ここでR12およびR13は各々独立して水素または低級アルキルであり、mは1〜3の整数)等であり、Xは単結合、−O−、−S−、−NR14−(ここでR14は水素または低級アルキル等、R14はRと共に隣接する原子と一緒になって環を形成してもよい)または−CR1516−(ここでR15およびR16は各々独立して水素または低級アルキルであり、R15はRまたはR10と共に隣接する炭素原子と一緒になって環を形成してもよく、R16はRと一緒になって結合を形成してもよい)であり、XはCOOR17またはC(=NR17)NR18OR19等である)で示される化合物、それらの製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I):
【化1】

(式中、
はハロゲン、ヒドロキシ、置換基を有していてもよい低級アルキル、置換基を有していてもよい低級アルケニル、置換基を有していてもよい低級アルキニル、置換基を有していてもよい低級アルコキシ、カルボキシ、置換基を有していてもよい低級アルコキシカルボニル、置換基を有していてもよい低級アルキルチオ、置換基を有していてもよいアシル、置換基を有していてもよいアミノ、置換基を有していてもよいカルバモイル、置換基を有していてもよいチオカルバモイル、置換基を有していてもよいカルバモイルオキシ、置換基を有していてもよいチオカルバモイルオキシ、置換基を有していてもよいヒドラジノカルボニル、置換基を有していてもよい低級アルキルスルホニルオキシ、置換基を有していてもよいアリールスルホニルオキシ、置換基を有していてもよいアリール、置換基を有していてもよいアリールオキシ、置換基を有していてもよいアリールチオまたは置換基を有していてもよいヘテロ環式基であり、
は水素、ハロゲン、ヒドロキシ、置換基を有していてもよい低級アルキル、置換基を有していてもよい低級アルケニル、置換基を有していてもよい低級アルキニル、置換基を有していてもよい低級アルコキシ、カルボキシ、置換基を有していてもよい低級アルコキシカルボニル、置換基を有していてもよい低級アルキルチオ、置換基を有していてもよいアシル、置換基を有していてもよいアミノ、置換基を有していてもよいカルバモイル、置換基を有していてもよいチオカルバモイル、置換基を有していてもよいカルバモイルオキシ、置換基を有していてもよいチオカルバモイルオキシ、置換基を有していてもよいヒドラジノカルボニル、置換基を有していてもよい低級アルキルスルホニルオキシ、置換基を有していてもよいアリールスルホニルオキシ、置換基を有していてもよいアリール、置換基を有していてもよいアリールオキシ、置換基を有していてもよいアリールチオまたは置換基を有していてもよいヘテロ環式基であり、
およびRは各々独立して、水素、ハロゲン、置換基を有していてもよい低級アルキル、置換基を有していてもよい低級アルケニル、置換基を有していてもよい低級アルキニル、置換基を有していてもよいアリールまたは置換基を有していてもよいヘテロ環式基であり、
、R、RおよびRは各々独立して水素、ハロゲン、ヒドロキシ、置換基を有していてもよい低級アルキル、置換基を有していてもよい低級アルケニル、置換基を有していてもよい低級アルキニル、置換基を有していてもよい低級アルコキシ、置換基を有していてもよい低級アルキルチオ、置換基を有していてもよいアシル、置換基を有していてもよいアミノ、置換基を有していてもよいアリール、置換基を有していてもよいアリールオキシ、置換基を有していてもよいアリールチオまたは置換基を有していてもよいヘテロ環式基であり、
およびR10は各々独立して水素、ハロゲン、シアノ、置換基を有していてもよい低級アルキル、置換基を有していてもよい低級アルコキシ、置換基を有していてもよいアミノまたは置換基を有していてもよいアリールであり、
は−O−、−S−、NR11−(ここでR11は水素、置換基を有していてもよい低級アルキル、置換基を有していてもよいアシル、置換基を有していてもよい低級アルキルスルホニルまたは置換基を有していてもよいアリールスルホニルである)、−CR1213CO−、−(CR1213)mO−、−(CR1213)mS−または−O(CR1213)m−(ここでR12およびR13は各々独立して水素または低級アルキルであり、mは1〜3の整数である)であり、
は単結合、−O−、−S−、−SO−、−SO−、−CR26=CR27−(ここでR26およびR27は各々独立して水素または低級アルキルである)、−NR14−(ここでR14は水素、置換基を有していてもよい低級アルキル、置換基を有していてもよいアシル、置換基を有していてもよい低級アルキルスルホニルまたは置換基を有していてもよいアリールスルホニルである)、−CR1516−(ここでR15およびR16は各々独立して水素または低級アルキルである)または−COCR2425−(ここでR24およびR25は各々独立して水素または低級アルキルである)であり、
はCOOR17、C(=NR17)NR18OR19
【化2】

(ここでR17〜R19は各々独立して水素または低級アルキルである)であり、
但し、RはR14と共に隣接する原子と一緒になって環を形成してもよく、RはRおよびR10と共に隣接する炭素原子と一緒になって環を形成してもよく、RはRと共に隣接する炭素原子と一緒になって環を形成してもよく、RはR15およびR16と共に隣接する炭素原子と一緒になって環を形成してもよく、RはR24と共に隣接する炭素原子と一緒になって環を形成してもよく、RはR16と一緒になって結合を形成してもよく、RはR10と一緒になって環を形成してもよく、RはR25と一緒になって結合を形成してもよく、RおよびR10はR15と共に隣接する炭素原子と一緒になって環を形成してもよく、R10はR15と一緒になって結合を形成してもよく、R10はR15と共に隣接する炭素原子と一緒になって環を形成してもよい)
で示される化合物(但し、Rが非置換低級アルキルかつRおよびRが共にブロモかつXが−O−である化合物、Rが非置換低級アルキルかつXが−CH−である化合物、およびRが水素かつXが−O−である化合物を除く)、その製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物。
【請求項2】
がハロゲン、置換基を有していてもよい低級アルキル、置換基を有していてもよいアリールまたは置換基を有していてもよいヘテロ環式基である、請求項1記載の化合物、その製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物。
【請求項3】
が、ハロゲン、置換基を有していてもよい低級アルキル、置換基を有していてもよい低級アルケニル、置換基を有していてもよいアルキニル、置換基を有していてもよい低級アルコキシ、置換基を有していてもよいアシル、置換基を有していてもよいカルバモイル、置換基を有していてもよいアリールまたは置換基を有していてもよいアリールチオである、請求項1記載の化合物、その製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物。
【請求項4】
が水素、ハロゲン、置換基を有していてもよい低級アルキル、置換基を有していてもよい低級アルケニル、置換基を有していてもよいアルキニル、置換基を有していてもよい低級アルコキシ、置換基を有していてもよいアシル、置換基を有していてもよいカルバモイル、置換基を有していてもよいアリールまたは置換基を有していてもよいアリールチオである、請求項1記載の化合物、その製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物。
【請求項5】
およびRが各々独立して水素、低級アルキルまたは置換基を有していてもよいアリールである、請求項1記載の化合物、その製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物。
【請求項6】
、R、RおよびRは各々独立して水素、ハロゲン、置換基を有していてもよい低級アルキルまたは置換基を有していてもよい低級アルコキシであり、
但し、RはR14と共に隣接する原子と一緒になって環を形成してもよく、RはRおよびR10と共に隣接する炭素原子と一緒になって環を形成してもよく、RはRと共に隣接する炭素原子と一緒になって環を形成してもよく、RはR15およびR16と共に隣接する炭素原子と一緒になって環を形成してもよく、RはR24と共に隣接する炭素原子と一緒になって環を形成してもよい、請求項1記載の化合物、その製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物。
【請求項7】
およびR10が各々独立して水素、ハロゲン、シアノ、置換基を有していてもよい低級アルキルまたは置換基を有していてもよい低級アルコキシであり、
但し、RおよびR10はRと共に隣接する炭素原子と一緒になって環を形成してもよく、RはRと共に隣接する炭素原子と一緒になって環を形成してもよく、RはR16と一緒になって結合を形成してもよく、RはR10と一緒になって環を形成してもよく、RはR25と一緒になって結合を形成してもよく、RおよびR10はR15と共に隣接する炭素原子と一緒になって環を形成してもよく、R10はR15と一緒になって結合を形成してもよく、R10はR15と共に隣接する炭素原子と一緒になって環を形成してもよい、請求項1記載の化合物、その製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物。
【請求項8】
がO、S、NR11(ここでR11は水素または置換基を有していてもよい低級アルキルである)またはCHCOである、請求項1記載の化合物、その製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物。
【請求項9】
がCOOR17(ここでR17は水素または低級アルキルである)である、請求項1記載の化合物、その製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物。
【請求項10】
が低級アルキル、置換基を有していてもよいアリール(置換基としては、ハロゲン、置換基を有していてもよい低級アルキルまたは置換基を有していてもよい低級アルコキシ)またはヘテロ環式基であり、
が水素、ハロゲン、置換基を有していてもよい低級アルキル(置換基としては、ハロゲン、ヒドロキシ、置換基を有していてもよい低級アルコキシ、低級アルキルアミノ、置換基を有していてもよいイミノ、低級アルキルスルホニル、置換基を有していてもよいアリールまたはヘテロ環式基)、置換基を有していてもよい低級アルキニル(置換基としては、アリール)、置換基を有していてもよい低級アルコキシ(置換基としては、ハロゲン)、アルコキシカルボニル、アシル、カルバモイル、置換基を有していてもよいアリール(置換基としては、置換基を有していてもよい低級アルキルまたは置換基を有していてもよい低級アルコキシ)またはアリールチオであり、
およびRが各々独立して、水素、低級アルキルまたは置換基を有していてもよいアリール(置換基としては、ハロゲン)であり、
、R、RおよびRは各々独立して、水素、ハロゲン、置換基を有していてもよい低級アルキル(置換基としては、ハロゲン)または置換基を有していてもよい低級アルコキシ(置換基としては、ハロゲン)であり、
およびR10が各々独立して水素、ハロゲン、シアノ、低級アルキルまたは低級アルコキシであり、
はO、S、NHまたはCHCOであり、
はCOOR17、C(=NR17)NR18OR19
【化3】

(ここでR17〜R19は各々独立して水素または低級アルキルである)である、
但し、RはR14と共に隣接する原子と一緒になって環を形成してもよく、RはRおよびR10と共に隣接する炭素原子と一緒になって環を形成してもよく、RはRと共に隣接する炭素原子と一緒になって環を形成してもよく、RはR15およびR16と共に隣接する炭素原子と一緒になって環を形成してもよく、RはR24と共に隣接する炭素原子と一緒になって環を形成してもよく、RはR16と一緒になって結合を形成してもよく、RはR10と一緒になって環を形成してもよく、RはR25と一緒になって結合を形成してもよく、RおよびR10はR15と共に隣接する炭素原子と一緒になって環を形成してもよく、R10はR15と一緒になって結合を形成してもよく、R10はR15と共に隣接する炭素原子と一緒になって環を形成してもよい、請求項1記載の化合物、その製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物。
【請求項11】
が単結合、−O−、−SO−、−SO−または−CR26=CR27−(ここでR26およびR27は各々独立して水素または低級アルキルである)、である、請求項1〜10のいずれかに記載の化合物、その製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物。
【請求項12】
が−CR1516−(ここでR15は水素または低級アルキルであり、R16はRと一緒になって結合を形成している、またはR16はRおよびR15はR10と各々一緒になって結合を形成している)である、請求項1〜10のいずれかに記載の化合物、その製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物。
【請求項13】
が−NR14−(ここでR14は水素、低級アルキル、アシル、低級アルキルスルホニルまたはR14はRと共に隣接する原子と一緒になって環を形成している)、−CR1516−(ここでR15およびR16はRと共に隣接する炭素原子と一緒になって環を形成している、RおよびR10はR15と共に隣接する炭素原子と一緒になって環を形成してもよく、または、R15はR10と共に隣接する炭素原子と一緒になって環を形成かつR16はRと一緒になって結合を形成している)または−COCR2425−(ここでR24はRと共に隣接する炭素原子と一緒になって環を形成かつR25はRと一緒になって結合を形成している)である、請求項1〜10のいずれかに記載の化合物、その製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物。
【請求項14】
がハロゲン、ヒドロキシ、置換基を有していてもよい低級アルキル、置換基を有していてもよい低級アルケニル、置換基を有していてもよい低級アルキニル、置換基を有していてもよい低級アルコキシ、カルボキシ、置換基を有していてもよい低級アルコキシカルボニル、置換基を有していてもよい低級アルキルチオ、置換基を有していてもよいアシル、置換基を有していてもよいアミノ、置換基を有していてもよいカルバモイル、置換基を有していてもよいチオカルバモイル、置換基を有していてもよいカルバモイルオキシ、置換基を有していてもよいチオカルバモイルオキシ、置換基を有していてもよいヒドラジノカルボニル、置換基を有していてもよい低級アルキルスルホニルオキシ、置換基を有していてもよいアリールスルホニルオキシ、置換基を有していてもよいアリール、置換基を有していてもよいアリールオキシ、置換基を有していてもよいアリールチオまたは置換基を有していてもよいヘテロ環式基であり、
およびR10が各々独立して水素であり、
は−O−、−S−、−(CR1213)mO−または−(CR1213)mS−(ここでR12およびR13は各々独立して水素または低級アルキルであり、mは1〜3の整数である)であり、
は−O−であり、
がCOOR17(ここでR17は水素または低級アルキルである)である、請求項1記載の化合物、その製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物。
【請求項15】
はR16と一緒になって結合を形成しており、
10は水素、ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシまたはシアノであり、
は−O−、−S−、−(CR1213)mO−または−(CR1213)mS−(ここでR12およびR13は各々独立して水素または低級アルキルであり、mは1〜3の整数)であり、
は−CR1516−(ここでR15は水素または低級アルキルであり、R16はRと一緒になって結合を形成している)であり、
がCOOR17(ここでR17は水素または低級アルキルである)である、請求項1記載の化合物、その製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物。
【請求項16】
がハロゲン、置換基を有している低級アルキル、置換基を有していてもよいアリールまたは置換基を有していてもよいヘテロ環式基であり、
およびR10が各々独立して水素または低級アルキルであり、
は−O−、−S−、−(CR1213)mO−または−(CR1213)mS−(ここでR12およびR13は各々独立して水素または低級アルキルであり、mは1〜3の整数である)であり、
は単結合または−CR1516−(ここでR15およびR16は各々独立して水素または低級アルキルである)であり、
がCOOR17(ここでR17は水素または低級アルキルである)である、請求項1記載の化合物、その製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物。
【請求項17】
およびR10が各々独立して水素であり、
は−O−、−S−であり、
が−NR14−(ここでR14はRと共に隣接する原子と一緒になって環を形成している)、−CR1516−(ここでR15およびR16はRと共に隣接する炭素原子と一緒になって環を形成している)、または−COCR2425−(ここでR24はRと共に隣接する炭素原子と一緒になって環を形成かつR25はRと一緒になって結合を形成している)であり、
はCOOR17(ここでR17は水素または低級アルキルである)である、請求項1記載の化合物、その製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物。
【請求項18】
はR16と一緒になって結合を形成しており、
は−O−、−S−であり、
が−CR1516−(ここでR15はR10と共に隣接する炭素原子と一緒になって環を形成かつR16はRと一緒になって結合を形成している、またはRおよびR10はR15と共に隣接する炭素原子と一緒になって環を形成している)であり、
はCOOR17(ここでR17は水素または低級アルキルである)である、請求項1記載の化合物、その製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物。
【請求項19】
はR10と一緒になって環を形成しており、
は−O−、−S−であり、
は単結合または−CR1516−(ここでR15およびR16は各々独立して水素または低級アルキルである)であり、
がCOOR17(ここでR17は水素または低級アルキルである)である、請求項1記載の化合物、その製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物。
【請求項20】
式:
【化4】

(式中、
はハロゲン、ヒドロキシ、置換基を有していてもよい低級アルキル、置換基を有していてもよい低級アルケニル、置換基を有していてもよい低級アルキニル、置換基を有していてもよい低級アルコキシ、カルボキシ、置換基を有していてもよい低級アルコキシカルボニル、置換基を有していてもよい低級アルキルチオ、置換基を有していてもよいアシル、置換基を有していてもよいアミノ、置換基を有していてもよいカルバモイル、置換基を有していてもよいチオカルバモイル、置換基を有していてもよいカルバモイルオキシ、置換基を有していてもよいチオカルバモイルオキシ、置換基を有していてもよいヒドラジノカルボニル、置換基を有していてもよい低級アルキルスルホニルオキシ、置換基を有していてもよいアリールスルホニルオキシ、置換基を有していてもよいアリール、置換基を有していてもよいアリールオキシ、置換基を有していてもよいアリールチオまたは置換基を有していてもよいヘテロ環式基であり、
は水素、ハロゲン、ヒドロキシ、置換基を有していてもよい低級アルキル、置換基を有していてもよい低級アルケニル、置換基を有していてもよい低級アルキニル、置換基を有していてもよい低級アルコキシ、カルボキシ、置換基を有していてもよい低級アルコキシカルボニル、置換基を有していてもよい低級アルキルチオ、置換基を有していてもよいアシル、置換基を有していてもよいアミノ、置換基を有していてもよいカルバモイル、置換基を有していてもよいチオカルバモイル、置換基を有していてもよいカルバモイルオキシ、置換基を有していてもよいチオカルバモイルオキシ、置換基を有していてもよいヒドラジノカルボニル、置換基を有していてもよい低級アルキルスルホニルオキシ、置換基を有していてもよいアリールスルホニルオキシ、置換基を有していてもよいアリール、置換基を有していてもよいアリールオキシ、置換基を有していてもよいアリールチオまたは置換基を有していてもよいヘテロ環式基であり、
およびRは各々独立して、水素、ハロゲン、置換基を有していてもよい低級アルキル、置換基を有していてもよい低級アルケニル、置換基を有していてもよい低級アルキニル、置換基を有していてもよいアリールまたは置換基を有していてもよいヘテロ環式基であり、
、RおよびRは各々独立して水素、ハロゲン、ヒドロキシ、置換基を有していてもよい低級アルキル、置換基を有していてもよい低級アルケニル、置換基を有していてもよい低級アルキニル、置換基を有していてもよい低級アルコキシ、置換基を有していてもよい低級アルキルチオ、置換基を有していてもよいアシル、置換基を有していてもよいアミノ、置換基を有していてもよいアリール、置換基を有していてもよいアリールオキシ、置換基を有していてもよいアリールチオまたは置換基を有していてもよいヘテロ環式基であり、
およびR10は各々独立して水素、ハロゲン、シアノ、置換基を有していてもよい低級アルキル、置換基を有していてもよい低級アルコキシ、置換基を有していてもよいアミノまたは置換基を有していてもよいアリールであり、
20およびR21は各々独立して水素、ハロゲン、ヒドロキシ、シアノ、置換基を有していてもよい低級アルキル、置換基を有していてもよい低級アルケニル、置換基を有していてもよい低級アルキニル、置換基を有していてもよい低級アルコキシ、置換基を有していてもよい低級アルキルチオ、置換基を有していてもよいアシル、置換基を有していてもよいアミノ、置換基を有していてもよいイミノ、置換基を有していてもよいアリール、置換基を有していてもよいアリールオキシ、置換基を有していてもよいアリールチオまたは置換基を有していてもよいヘテロ環式基であり、
は−O−、−S−、NR11−(ここでR11は水素、置換基を有していてもよい低級アルキル、置換基を有していてもよいアシル、置換基を有していてもよい低級アルキルスルホニルまたは置換基を有していてもよいアリールスルホニルである)、−CR1213CO−、−(CR1213)mO−、−(CR1213)mS−または−O(CR1213)m−(ここでR12およびR13は各々独立して水素または低級アルキルであり、mは1〜3の整数である)であり、
17は水素または低級アルキルである)で示される化合物、その製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物。
【請求項21】
が置換基を有していてもよいアリールであり、
が置換基を有していてもよい低級アルキルであり、
およびRが各々独立して、水素または置換基を有していてもよいアリールであり、
、RおよびRが各々独立して、水素、置換基を有していてもよい低級アルキルまたは置換基を有していてもよい低級アルコキシであり、
およびR10が各々独立して水素または置換基を有していてもよい低級アルキルであり、
はR20およびR21が各々独立して水素、シアノ、置換基を有していてもよい低級アルキルまたは置換基を有していてもよい低級アルコキシであり、
が−O−または−S−である、請求項20記載の化合物、その製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物。
【請求項22】
式:
【化5】

(式中、
はハロゲン、ヒドロキシ、置換基を有していてもよい低級アルキル、置換基を有していてもよい低級アルケニル、置換基を有していてもよい低級アルキニル、置換基を有していてもよい低級アルコキシ、カルボキシ、置換基を有していてもよい低級アルコキシカルボニル、置換基を有していてもよい低級アルキルチオ、置換基を有していてもよいアシル、置換基を有していてもよいアミノ、置換基を有していてもよいカルバモイル、置換基を有していてもよいチオカルバモイル、置換基を有していてもよいカルバモイルオキシ、置換基を有していてもよいチオカルバモイルオキシ、置換基を有していてもよいヒドラジノカルボニル、置換基を有していてもよい低級アルキルスルホニルオキシ、置換基を有していてもよいアリールスルホニルオキシ、置換基を有していてもよいアリール、置換基を有していてもよいアリールオキシ、置換基を有していてもよいアリールチオまたは置換基を有していてもよいヘテロ環式基であり、
は水素、ハロゲン、ヒドロキシ、置換基を有していてもよい低級アルキル、置換基を有していてもよい低級アルケニル、置換基を有していてもよい低級アルキニル、置換基を有していてもよい低級アルコキシ、カルボキシ、置換基を有していてもよい低級アルコキシカルボニル、置換基を有していてもよい低級アルキルチオ、置換基を有していてもよいアシル、置換基を有していてもよいアミノ、置換基を有していてもよいカルバモイル、置換基を有していてもよいチオカルバモイル、置換基を有していてもよいカルバモイルオキシ、置換基を有していてもよいチオカルバモイルオキシ、置換基を有していてもよいヒドラジノカルボニル、置換基を有していてもよい低級アルキルスルホニルオキシ、置換基を有していてもよいアリールスルホニルオキシ、置換基を有していてもよいアリール、置換基を有していてもよいアリールオキシ、置換基を有していてもよいアリールチオまたは置換基を有していてもよいヘテロ環式基であり、
およびRは各々独立して、水素、ハロゲン、置換基を有していてもよい低級アルキル、置換基を有していてもよい低級アルケニル、置換基を有していてもよい低級アルキニル、置換基を有していてもよいアリールまたは置換基を有していてもよいヘテロ環式基であり、
、R、RおよびR20は各々独立して水素、ハロゲン、ヒドロキシ、置換基を有していてもよい低級アルキル、置換基を有していてもよい低級アルケニル、置換基を有していてもよい低級アルキニル、置換基を有していてもよい低級アルコキシ、置換基を有していてもよい低級アルキルチオ、置換基を有していてもよいアシル、置換基を有していてもよいアミノ、置換基を有していてもよいアリール、置換基を有していてもよいアリールオキシ、置換基を有していてもよいアリールチオまたは置換基を有していてもよいヘテロ環式基であり、
23は水素、置換基を有していてもよい低級アルキル、置換基を有していてもよい低級アルケニル、置換基を有していてもよい低級アルキニル、置換基を有していてもよいアシル、置換基を有していてもよい低級アルキルスルホニルまたは置換基を有していてもよいアリールスルホニル、置換基を有していてもよいアミノ、置換基を有していてもよいアリールまたは置換基を有していてもよいヘテロ環式基であり、
およびR10は各々独立して水素、ハロゲン、シアノ、置換基を有していてもよい低級アルキル、置換基を有していてもよい低級アルコキシ、置換基を有していてもよいアミノまたは置換基を有していてもよいアリールであり、
は−O−、−S−、NR11−(ここでR11は水素、置換基を有していてもよい低級アルキル、置換基を有していてもよいアシル、置換基を有していてもよい低級アルキルスルホニルまたは置換基を有していてもよいアリールスルホニルである)、−CR1213CO−、−(CR1213)mO−、−(CR1213)mS−または−O(CR1213)m−(ここでR12およびR13は各々独立して水素または低級アルキルであり、mは1〜3の整数である)であり、
17は水素または低級アルキルである)で示される化合物、その製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物。
【請求項23】
が置換基を有していてもよいアリールであり、
が置換基を有していてもよい低級アルキルであり、
およびRが水素であり、
、RおよびRが水素であり、
およびR10が各々独立して水素または置換基を有していてもよい低級アルキルであり、
20およびR23が各々独立して水素または置換基を有していてもよい低級アルキルであり、
が−O−または−S−である、請求項22記載の化合物、その製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物。
【請求項24】
式:
【化6】

(式中、
はハロゲン、ヒドロキシ、置換基を有していてもよい低級アルキル、置換基を有していてもよい低級アルケニル、置換基を有していてもよい低級アルキニル、置換基を有していてもよい低級アルコキシ、カルボキシ、置換基を有していてもよい低級アルコキシカルボニル、置換基を有していてもよい低級アルキルチオ、置換基を有していてもよいアシル、置換基を有していてもよいアミノ、置換基を有していてもよいカルバモイル、置換基を有していてもよいチオカルバモイル、置換基を有していてもよいカルバモイルオキシ、置換基を有していてもよいチオカルバモイルオキシ、置換基を有していてもよいヒドラジノカルボニル、置換基を有していてもよい低級アルキルスルホニルオキシ、置換基を有していてもよいアリールスルホニルオキシ、置換基を有していてもよいアリール、置換基を有していてもよいアリールオキシ、置換基を有していてもよいアリールチオまたは置換基を有していてもよいヘテロ環式基であり、
は水素、ハロゲン、ヒドロキシ、置換基を有していてもよい低級アルキル、置換基を有していてもよい低級アルケニル、置換基を有していてもよい低級アルキニル、置換基を有していてもよい低級アルコキシ、カルボキシ、置換基を有していてもよい低級アルコキシカルボニル、置換基を有していてもよい低級アルキルチオ、置換基を有していてもよいアシル、置換基を有していてもよいアミノ、置換基を有していてもよいカルバモイル、置換基を有していてもよいチオカルバモイル、置換基を有していてもよいカルバモイルオキシ、置換基を有していてもよいチオカルバモイルオキシ、置換基を有していてもよいヒドラジノカルボニル、置換基を有していてもよい低級アルキルスルホニルオキシ、置換基を有していてもよいアリールスルホニルオキシ、置換基を有していてもよいアリール、置換基を有していてもよいアリールオキシ、置換基を有していてもよいアリールチオまたは置換基を有していてもよいヘテロ環式基であり、
およびRは各々独立して、水素、ハロゲン、置換基を有していてもよい低級アルキル、置換基を有していてもよい低級アルケニル、置換基を有していてもよい低級アルキニル、置換基を有していてもよいアリールまたは置換基を有していてもよいヘテロ環式基であり、
、R、RおよびRは各々独立して水素、ハロゲン、ヒドロキシ、置換基を有していてもよい低級アルキル、置換基を有していてもよい低級アルケニル、置換基を有していてもよい低級アルキニル、置換基を有していてもよい低級アルコキシ、置換基を有していてもよい低級アルキルチオ、置換基を有していてもよいアシル、置換基を有していてもよいアミノ、置換基を有していてもよいアリール、置換基を有していてもよいアリールオキシ、置換基を有していてもよいアリールチオまたは置換基を有していてもよいヘテロ環式基であり、
およびR10は水素であり、
は−O−、−S−、NR11−(ここでR11は水素、置換基を有していてもよい低級アルキル、置換基を有していてもよいアシル、置換基を有していてもよい低級アルキルスルホニルまたは置換基を有していてもよいアリールスルホニルである)、−CR1213CO−、−(CR1213)mO−、−(CR1213)mS−または−O(CR1213)m−(ここでR12およびR13は各々独立して水素または低級アルキルであり、mは1〜3の整数である)であり、
15が低級アルキルであり、
16が水素であり、
17は水素または低級アルキルである)で示される化合物、その製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物。
【請求項25】
が置換基を有していてもよいアリールであり、
が置換基を有していてもよい低級アルキルであり、
およびRが水素であり、
、R、RおよびRが各々独立して、水素、ハロゲン、置換基を有していてもよい低級アルキルまたは置換基を有していてもよい低級アルコキシであり、
が−O−または−S−である、請求項24記載の化合物、その製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物。
【請求項26】
請求項1〜25のいずれかに記載の化合物、その製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物を有効成分とする医薬組成物。
【請求項27】
請求項1〜25のいずれかに記載の化合物、その製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物を有効成分とするペルオキシソーム増殖活性化受容体アゴニストとして使用する医薬組成物。

【国際公開番号】WO2005/054213
【国際公開日】平成17年6月16日(2005.6.16)
【発行日】平成19年12月6日(2007.12.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−515919(P2005−515919)
【国際出願番号】PCT/JP2004/017706
【国際出願日】平成16年11月29日(2004.11.29)
【出願人】(000001926)塩野義製薬株式会社 (229)
【Fターム(参考)】