個人用ピザ作り手順とそれに使用する道具
【課題】天井型グリルでプレートを加熱蓄熱させてオーブンとして使用することで高温短時間加熱でピザを作る方法と道具を提供する。
【解決手段】A)天井直火を高温オーブンに転換する。色の暗いプレートを焼き網の代わりにもしくはその上に乗せる。天井直火の熱をプレートが吸収する。B)生地(ドウ)に触れずにドウを作る手順。ドウを練り、膨張させるための袋を使った処理過程又はシステムは簡単に清潔な生地(ドウ)をつくりあげる。この手順は非常に少量でも完璧な処理を可能にさせる。材料を混ぜ、練り、膨張させ、膨張した生地(ドウ)を記ボール状にまとめ、清潔で、早い。C)ギザギザの料理用アルミニウム シート。高温のプレートに直に触れず、ピザを調理する。D)生地の厚みを計る器具E)長い柄の付いていないへら。A)に関連する用具でスライド式プレートの上にピザをのせたり、おろしたりするために使用される。
【解決手段】A)天井直火を高温オーブンに転換する。色の暗いプレートを焼き網の代わりにもしくはその上に乗せる。天井直火の熱をプレートが吸収する。B)生地(ドウ)に触れずにドウを作る手順。ドウを練り、膨張させるための袋を使った処理過程又はシステムは簡単に清潔な生地(ドウ)をつくりあげる。この手順は非常に少量でも完璧な処理を可能にさせる。材料を混ぜ、練り、膨張させ、膨張した生地(ドウ)を記ボール状にまとめ、清潔で、早い。C)ギザギザの料理用アルミニウム シート。高温のプレートに直に触れず、ピザを調理する。D)生地の厚みを計る器具E)長い柄の付いていないへら。A)に関連する用具でスライド式プレートの上にピザをのせたり、おろしたりするために使用される。
【発明の詳細な説明】
【背景技術】
イタリアで一般家庭にある伝統的なオーブンを使用してこのテストを開始した。そのテストは日本の狭い台所にある小さいグリルを使用することにより完了した。
この発明は天井型グリル(上方部に熱源のある)をオーブンに転化させることと関係し、ピザの作り方を説明する。 この発明は次につづくA,B,C,D,E,5つの構成から成り立っている。
A)天井型グリル(上方部に熱源のある)(ヒーター)を高温オーブンに転化させる
B)直に手で触れることなく、密封された空間の中でおこなう、ピザ生地(ドウ)の作成。(粉を混ぜ、ボールにするまで)
C)ピザ生地の厚みを測る
D)直にオーブンに手を触れることなく高温プレートでピザを調理する
E)長い柄のついていないへらを使用してオーブンの高温プレートにピザをのせたり、取り出したりする。
天井型グリル(上方部に熱源のある)を持っている人ならば、誰でも特別なパンとピザを作ることができる。
オーブンとグリル
ベーシックグリルは焼き網が空中にぶら下がっている。 焼き網の下の残り火で加熱され温度が上昇する。
食物は焼き網の下で調理される。これが伝統的なオーブンである。(図1)
・典型的なオーブンはレンガで作られていて閉鎖された丸いドーム型をしている。(図2)調理方法1.オーブンは事前に暖める必要がある。その後、火を消し、中に食物を置き扉を閉める。120℃から250℃(C)で調理する。 調理方法2.火をつけたままで温度200℃から400℃で調理する。ピザ、パン生地の調理温度は400℃ 程℃である。
家庭用オーブン(図3)の最高温度は250℃ 程℃である。一般的にスライド式(受け皿式)のグリル焼き網が併設されている。多くの家庭用オーブンは(3A)のような細い(狭い)グリル ゾーン(グリル機能)がある。そのグリルゾーンは(3A)のように細く、調理温度は300℃から400℃である。 このオーブンに敷設しているグリルを使ってのピザの調理は 最高温度が低すぎるために時間がかかり過ぎる。またオーブンの開閉は温度を低下させ、最高温度に達するまでの所要時間は数分である。そのため、キチンと調理されない。
・グリル付レンジ(図4A)は天井型グリル(上方部に熱源のある)、でスライド式 焼き網受け皿が敷設されている。 ドアを開閉しても温度は一定を保っている。 これは直下型放射熱であり、温度は300から400℃。 温度のパラメータの設定はグリル付コンロ製造メーカが決定する。直下型放射熱源は密閉された側面が必要でない。 放射熱源で覆われた側面はいつも温められている。
【発明が解決しようとする課題】
天井型グリル(上方部に熱源のある)を持つことによるピザ調理の問題点
A)天井型グリルは従来 ピザ、また薄い、小さいパンを調理するために使われていない。
B)ピザ生地を作るにはたくさんの問題がある。パン生地を練ると手や爪が汚れる。生地(ドウ)を練ると調理道具をも汚す。生地(ドウ)にベーキングパウダーを混ぜるときはいつも生地を置く場所にこまり、また表面が乾燥してしまう。生地(ドウ)を練ったり、ベーキングパウダーを入れて膨張させる際に髪の毛、空中の埃、タバコの煙等のほこり、ごみに汚される恐れがある。 少量の生地(ドウ)を作ることはほぼ不可能である。
生地(ドウ)を作りねかせなければならない。 長い所要時間。
C)生地(ドウ)を適℃な厚さに決めることのむずかしさ
D)高温プレート(300−400℃)の上で直に調理すると食材がプレートに張り付き、こげてしまいやすい。多くの場合、焦げ付くのを避けるために食材を動かさなければならない。 焦げ付いてしまったときに食材をはがすのは難しく、食材の表面が汚れてしまい、煙がでる。
E)ピザを置いて、出すためには適切な道具が必要となる。
以上に挙げた問題点のため、一般人はピザを調理することを断念してしまう。
【課題を解決するための手段】
発明について
以上にあげた問題点を乗り越えるための道具と考案したピザ生地の調理方法は以下のとおり。
A)天井型グリル(上方部に熱源のある)の使用方法の転化。焼き網の代わりもしくは上に、黒い(もしくは暗い色)プレートを載せ、そのプレートが熱を吸収し、照射熱を蓄積させる。
B)材料を混ぜること、捏ねること、ベーキングパウダーを入れて、生地(ドウ)のボールを作ることを、袋の中でおこなう方法。
C)伸ばした生地(ドウ)の厚さを測るための器具。
D)食材が直に高熱プレートに触れることがなく調理する方法。表面にぎざぎざのあるアルミニウムシートの使用。
E)長い柄のついていないへらを使用することによる、高温プレートへのピザの出し入れ。
【発明の効果】
利点
A)天井型グリル(上方部に熱源のある)2種類の使用方法:グリルとオーブン。 使用方法を転換することは非常に簡単で、取り外しも可能。黒いプレートは簡単且つ迅速に必要温度である、300℃から400℃に達する。この温度に達するために必要となるのは天井型グリル(上方部に熱源のある)のみである。プレートはグリルの最高温度と同等までに達する。非常に安定している。グリルの中の温度はいつも最高温度でなければならない。 オーブンの中で生地(ドウ)が膨らむ。調理時間は伝統的なオーブンの中で木材の残り火を使用したものと変わらない。ピザの調理所要時間は3〜6分である。
グリルから転化されたオーブンはどんなピザでも調理可能である。例) 冷めたピザ、真空パックのピザ,過熱する前の生のピザ、部分調理されたピザ、冷凍ピザ。 ピザ以外でも高温、で短い調理時間が必要とされるパン、ケーキ等に使用可能である。エネルギーの節約であり、長時間調理可能。
B)袋を使用する手順を行うことで直接生地に触れないで調理することが可能。手を汚すことがなく、生地にばい菌、埃が入らない。手袋を使用する必要がない。器具をよごすことなく、粉を混ぜて、練って、膨張させ、保存することが可能。生地は密封されたままの状態となる。出芽酵母(SACCHARMYCESCERSEVISIAE)である、ケミカル、バイオロジカルの膨張に適している。量的スプン一杯分からホームパーティ(500−600グラム)までの対応化。専用バッグ内の生地は暖かいところならどこでも保存することが可能であり、生地を膨らますために温水の中に入れることも可能である。また生地をバッグごと冷凍保存することも可能。従来のピザ生地づくりより所要時間はかなり短縮される。室内でも野外でも、どこでも清潔な、ばい菌の入らない生地を作ることが可能。
C)初心者が伸ばしたピザの厚さを図るのに使用する器具を使って計測することが可能。
D)アルミニウム シートの上でピザを調理することにより、ピザの下により沢山の熱を配給することが可能。またピザがプレートに焦げ付かない。ピザを直に熱したプレートに移動させる必要がない。ピザが焦げる可能性が非常に低い。ピザもプレートもキレイな状態のまま調理ができる。調理したピザをアルミニウム シートからはがすことは非常に簡単である。 アルミニウム シートは決してプレートにへばりつくことがないので、ピザが焦げてしまったとしても簡単にお皿に移しかえすことができる。アルミニウム シートを長い柄のついていないへらに敷くことによって、そのへらから熱したプレートにピザを簡単に移動させることが可能。
E)長い柄のついていないへらは、上述したプレートA)に移動させることを容易にする。生のピザ生地を熱いプレートに移動させ、出来上がったピザをそのプレートから移動させることが片手でできる。 グリルの受け皿、とプレートがスライドして手前にひきだせるので、すべての作業はオーブンの外で操作することが可能。 オーブンの外で操作を行うので、より簡単で、安全にピザを移動させることができる。
詳細説明
A)どのような天井型グリル(上方部に熱源のある)(図3A、図4A)でも高熱オーブンに転換させることが可能。天井型のグリルであることが必要最低条件。放射熱グリルの転換は黒いプレートによって成り立っている。黒い(もしくは暗い)高温耐熱のプレート(プレート)を焼き網(図5)の上もしくはその代わりにおくことで、プレートが熱を吸収し、グリルをオーブンへと転換させる。プレートの上面の高さの位置は焼き網の高さと同等であるべきであるが、グリルの種類によっては調整が可能である。プレートの上面は天井型グリル(上方部に熱源のある)の放射熱を吸収できる素材でなければならない。吸収した放射熱はプレートの中に達する/届く必要がある。プレートの素材は熱を十分に保持し、熱を離散させにくく、ゆっくりと放熱するものに限られる。予熱したことによる熱と天井型グリル(上方部に熱源のある)が従来の木を使用したピザ オーブンと同様の調理に最適な条件を作りだす。
ピザ作りに使用した場合:天井型グリル(上方部に熱源のある)には焼き網の変わりにプレートが挿入されている。 グリルのスイッチをいれプレートに予熱を与える。(予熱時間は天井型グリル(上方部に熱源のある)の火力もしくは電力によって異なる。)プレートが天井からの熱を吸収する。プレートの温度は天井型グリル(上方部に熱源のある)の最高温度と等しくなる。プレートの温度は400℃が最適である。スライド式焼き網の受け皿を引き出し、、ピザをプレートの上に乗せてグリルを閉める。グリルを閉めると同時にグリルの中の温度はピザを焼くための最適温度に達する。プレートはピザの表面をトーストし、プレート事体の温度は下がるが、(従来の木材を使用したオーブンと同様)予熱したプレートと天井型グリル(上方部に熱源のある)は継続して熱を放出する。このようなグリルの中の状態(天井からと予熱されたプレートからの熱の放出)が素早くピザを焼き上げることを可能にする。プレートをひきだし、ピザをとりだす。その後グリルを閉めプレートに予熱を与える。予熱の所要時間はピザを焼く所要時間と同等である。 この方法は調理時間が短く、尚且つ高温のオーブンが必要な特殊なパン、ケーキ等の調理にも有効である。
特性(Features):スタンダードのサイズ、形は存在しない。天井直火(火もしくは電)グリルの機種によってプレート、または焼き網の寸法が異なるので、サイズ、形もその機種ごとによって異なる。プレートの置き方は以下の3種類。1)焼き網の上に置く。2)焼き網の代わりにプレートを置く。3)グリルの受け皿事体を(図32)と交換。
プレートの厚みに関して:一枚のピザを焼くのに十分な熱を保持でき、調理後150−250℃Cの熱を保持できるほどの厚みが必要である。上下の側面は全く平らである必要はない。プレートの上の側面は例に挙げるように色々なものが考えられる。 例)滑らかなプレート、こびりつかないプレート、ギザギザなプレート、極めの粗いプレート等。またプレートの外ぶちを付けてもよい。(図28C)プレートの素材は多種、多様に成り得る。熱の離散を防ぐため、下面に断熱材を用いることも可能である。プレート事体の中心と端の温度を均一化するためにはプレートの色は多種多様、また色の濃さも多種多様に成り得る。中心部と端の色を使い分けることもあり得る。 温度が適温に達したとき、熱を必要以上に吸収しないように薄い色に変更する温度探知機能付帯し得る(プレート事体に温度探知機能を持たせるー温度の変化によって色が変わる:thermochromic)プレートに(図28Bのような足をつけることによりプレートの動きを固定することも考えられる。ガス、電気式天井型グリル(上方部に熱源のある)共転換することが可能であり、グリル、オーブンの両機能の使用が可能となる。 天井型グリル(上方部に熱源のある)の技術とこのプレートの組み合わせで 特殊パン用(ピザ等)オーブンを作り出すこともできる。 プレートの下にさらにヒーター機能を付け加えれば、必要温度を簡単に再充電しなおすことが可能。(図31)そのヒーター機能(31B)はプレートのみ150−250Cに保つ。天井型グリル(上方部に熱源のある) (図31A)はプレート以外のすべてに熱を補給しプレートを300−400Cに急速加熱させる。
プレートはピザの裏側を素早くトーストし、その後、プレートの温度が下がるためピザの裏側がこげることはない。もしプレートがいつも一定の温度(300−400C)であれば、プレートが熱すぎてピザは焦げてしまう。
試作品例
試作品:(図5X)のプレートの色は黒(マット)。黒(プレート)の特性で放射熱を吸収する。プレートは以下の素材で形成されている:セメント、黒もしくは暗い色の砂、菱形の金属ネット(図28D)。菱形の金属ネットはひびを防ぐためのものである。金属のネットは熱の配分を早め均一化する。プレートにひびが入ってもネットが入っていることによってプレートの継続使用が可能である。試作品プレートの厚みは均一ではなく、中心分がやや薄くなっている。(図28)周辺部の厚みが厚い理由は周辺部に熱が結集させるためである。試作品にはふちは無く、丸みを帯びている。(角ばった形ではない) これは熱によるひびが入るのを防ぐためである(図28A) 形と寸法はグリルの受け皿の寸法もしくは焼き網の寸法に適合するものである。(図27/5X)試供品は15分から20分の予熱を必要とし、3分から6分でピザを調理することが可能。
B)ドウを練り、膨張させるための袋 試作品のバッグはポリエチレン製。バッグのサイズは必要とされる生地(ドウ)の量によりことなる。(図7X) 縦、横 15cmx20cm から 35cmx25cm 厚み0.015−0.0030mmであれば十分である。半透明、もしくは透明のものが望ましい。膨張した後の膨らみ加減を図るラインを(一人前、二人前と分量ごとに)袋の外に印刷してもよいであろう。(図16A)またその他の種類のプラスティックバッグも使用可能である。
ドウを練り、膨張させるための袋 は乾燥したままの原料を混ぜ合わせるために使用される(図7/8/9)。
水分と水分を含む材料を入れた後、(図10−10A)袋の中の生地を指で練る。(図12−13)よく練りこんだ生地はポリエチレンの袋につくことは無い。 図 14Aのように簡単に生地をボール状にすることができる。そのボール状の生地を暖かい場所で寝かせる(図14)
例外として生地を膨張させるために(図15)のように暖かいお湯の中に袋をつけることも可能である。膨らんだ状態が(図16)である。 次に膨らんだ生地をボール状に袋から押し出す作業に移る。袋をあけ、膨らんだ生地に小麦粉を一振りする(図17)。袋を閉め、小麦粉が袋の中、生地に満遍なくつくようによく振る(図18)。その後一枚用のピザ生地のところを袋の上から親指と人差し指でひねりわけ(図19)その他残りの生地から一枚分のピザ生地を分離させ、それと同時に袋の入り口を下にめくる(図20)。一枚分のボールの出来上がり(図21)。袋を使用した方法はスプーン一杯分の生地作りさえも可能にし、一人前、小麦粉200グラム程℃、の作業を10分以下でこなすことを可能にする。従来の生地作りの最小量は500−600グラム程℃である。この袋を使用した手順はパン、生地(ドウ)を作るのみならず、肉類、もしくは他のどんな材料を混ぜ合わせるのにも有効である。
ボール上の生地は従来どおり小麦粉をまいたまな板の上(図22)でのし棒を使ってシート状に広げていく(図23)。
C)生地の厚みの計り方:伸ばした生地(ドウ)を厚さを測るための器具(図24X)は簡単に生地の厚みを調整することができる。生地(ドウ)を厚さを測るための器具は凸のような形をしている。中央の凸の部分を生地のおいてある表面(テーブル、台、まなプレート等)につける。凸の左右の高さは異なっているため、厚みのある生地にするか、薄い生地にするかで、使用する向きが異なる。生地が薄すぎる場合は厚さを測るための器具に生地がつかず、生地が厚すぎる場合は器具が生地に食い込む。生地の厚さが適℃である時のみ器具に少し触れた状態となる。
D)アルミニウム シートの利用:捏ねた生地をアルミニウム シートの上に移す(図23A−25A)この例ではアルミニウム シート(25A)は生地と 長い柄のついていないへら(図25)の間に存在している。アルミニウム シートは生地が 長い柄のついていないへらもしくはプレートの表面に張り付くのを防ぐ役割を果たす。 具を生地の上におく(図26) 具のおかれた生のピザは26Aである。生のピザ(26A)をアルミニウム シート(図25A)とともに長い柄のついていないへらを使ってグリルの予熱してあるプレートの上に置く。厚いプレートの上にアルミニウム シートとピザを移動させるため、ピザがアルミニウム シートまたはプレートにへばり付くことは無く、熱をピザ全体均等に配分する。ピザがこげてしまっても、簡単にプレートから離すことができる。リサイクル可能。市販されているアルミニウム シートで機能するが、表面に細かいギザギザの入った(しわのよった)調理用アルミニウム シートが最適であろう。厚みは市販のものと同様で、問題はない。表面に細かいギザギザを入れる手順(図29A)はアルミニウム シート工場のおおまきのアルミニウム シート(図29B)において実施可能で、消費者は現在市販されているアルミニウム シートサイズと同じ大きさのギザギザの模様のついたものを使用するであろう。ギザギザのパーターンには数種類あり、(図30A−図30B−図30C)で提示しているいずれかが最適である。ピザ生地に接するアルミニウム シートの表面は点状で、平らではない。この点状のアルミニウムがピザ生地との間でのバッファーとなり空気、油をとおす役割を果たす。ギザギザの入ったアルミニウムシートは従来のアルミニウム シートに比べて広げやすいであろう。生地がへばりつきにくいプレートでも、このアルミニウム シートを利用せずには、ピザを自由に移動させることはできない。
E)長い柄のついていないへら(図6X) 高熱のプレートにピザを乗せたり、おろしたりさせる過程はOVEN(GRILL)の外で行われる(図27)従来のオーブンでは へらをオーブンの中に差し入れるのでへらには長い柄が必要である。
しかし、このシステムにおいて、プレートは熱源から外に引き出すことができるため、6Aのようなハンドルは必要がない。長い柄のない、ピザ用へらがこうして誕生した。へらのサイズは親指がピザに触れないようにプレートよりも約5cmほど長くなっている(27)最長で50cm、それ以上になると指に重みがかかり過ぎる。巾はプレートより小さめか同等のものが好ましい。幅は35cmから40cmが適当である。それ以上になると片手で持つには重すぎる。素材は耐熱素材でなくてはならない。試作品の素材はサテン アルミニウム。厚みは1mmから1.5mm・
以上 A/D/E が発明の主要な要素であり、Bはピザ以外の調理方法にも有効である。Cに関しては個人の必要に応じる。
【図面の簡単な説明】
【図1】旧式グリル 下火元(上向き)開放型
【図2】伝統的レンガオーブン 火元:木材
【図3】家庭キッチンオーブン 3A−家庭内キッチンオーブン内のグリルゾーン(天井熱源) 3B−スライド式焼き網・受け皿(家庭内オーブン)
【図4】キッチンストーブ内の天井型グリル(天井熱源)のサンプル 4A−天井型グリル(天井熱源) 4B−スライド式焼き網・受け皿(グリル)
【図5】焼き網の上にのせるプレート 5x−グリルからオーブンに転換するためのプレート
【図6】伝統的長い柄付きへら(6A+6B)
【図7】ポリエチレン袋を利用したドウ作り(混ぜる、練る、膨張させる)の手順(必要な材料を入れる。材料はすべて乾燥したもの) 7A−小麦 7B−ベーキングパウダー 7C−その他の材料 7X−生地を練り・膨張させるためのバッグ
【図8】生地を練り・膨張させるためのバッグを使用した手順(空気を残し袋をとじる)
【図9】生地を練り・膨張させるためのバッグを使用した手順(材料を混ぜるために振り、小麦粉に空気を与える)
【図10】生地を練り・膨張させるためのバッグを使用した手順(材料に必要とされる水、水分を含む材料を入れる) 10A−液体状の材料
【図11】生地を練り・膨張させるためのバッグを使用した手順(空気を少し残し袋を閉じる)
【図12】生地を練り・膨張させるためのバッグを使用した手順(キチンと混ぜ合わされるまで生地を指で練る)
【図13】生地を練り・膨張させるためのバッグを使用した手順(キチンと混ぜ合わされるまで生地を指で練る)
【図14】生地を練り・膨張させるためのバッグを使用した手順(生地を膨張させるために生地の入った袋を暖かい場所に置く。) 14A−袋の中で作られたボール型の生地
【図15】生地を練り・膨張させるためのバッグを使用した手順(オプション−生地を膨張させるために袋をお湯の中に入れる)
【図16】生地を練り・膨張させるためのバッグを使用した手順(膨れ上がった生地。袋がベーキングパウダーのガスで膨れ上がる) 16A−様々な生地の量のための指標つき
【図17】生地を練り・膨張させるためのバッグを使用した手順(膨張した生地に小麦粉を一振りする)
【図18】生地を練り・膨張させるためのバッグを使用した手順(袋の上にある小麦粉が袋に満遍なく混ざるように振る)
【図19】生地を練り・膨張させるためのバッグを使用した手順(袋の中の生地をひねり、ボールを作り出す) 19A−膨張したボール
【図20】生地を練り・膨張させるためのバッグを使用した手順(袋のふちを下に下ろしボールを分離させる
【図21】小麦粉をつけた手の中にあるボール状の膨張した生地(ドウ)
【図22】(伝統的手順)小麦粉をまいた、まな板の上で生地を手で広げる 22A−一般的な、まな板
【図23】(伝統的手順)のし棒で生地を引き伸ばす。23A−生地
【図24】伸ばした生地(ドウ)を厚さを測るための器具をもっている手 24A−凸 厚い生地(伸ばした生地(ドウ))を図るためのくぼみ 24B−凸 薄い生地(伸ばした生地(ドウ))を図るためのくぼみ 24X−伸ばした生地(ドウ)を厚さを測るための器具
【図25】生地と長い柄の付いていないへらのとの間にあるアルミニウムのシート 25A−表面にギザギザのある料理用アルミシート 25X−表面に極小のギザギザのある料理用アルミシートの巻きもの
【図26】(伝統的手順)材料でトッピングする ・具を上にのせる。26A−生のピザ
【図27】長い柄のついていないへらを使用してプレートの上のアルミニウムシートにピザをのせる
【図28】天井型グリル(上方部に熱源のある)用のプレートの見本 28A−丸みを帯びた角と角ばった凹凸のない状態 28B−オプション!固定させるための脚 28C−オプション!ふち 28D−プレート内のひし形のメタルネット
【図29】ギザギザのはいった料理用アルミニウムシート巻き(アルミニウム シート)の工場における生産の一例 29A−工場の表面がたいらなアルミニウム巻きと消費者用ギザギザの入ったアルミニウムシート巻きの間のギザギザの入ったアルミニウムシート巻き 29B−工場用、平らなアルミニウムシートの巻物
【図30】ギザギザの模様の一例
【図31】オプション!プレートを150−200℃に加熱するためにプレートの下にヒーターを置く。31A−天井型グリル(上方部に熱源のある)の例 31B−プレートを加熱する追加のヒーター。31C−プレートがスライドして前に出てくるさま。31D−グリルゾーンの温度 300−400℃
【図32】例外!プレートを加熱する追加のヒーターをはめ込んだ受け皿式プレートの例
【背景技術】
イタリアで一般家庭にある伝統的なオーブンを使用してこのテストを開始した。そのテストは日本の狭い台所にある小さいグリルを使用することにより完了した。
この発明は天井型グリル(上方部に熱源のある)をオーブンに転化させることと関係し、ピザの作り方を説明する。 この発明は次につづくA,B,C,D,E,5つの構成から成り立っている。
A)天井型グリル(上方部に熱源のある)(ヒーター)を高温オーブンに転化させる
B)直に手で触れることなく、密封された空間の中でおこなう、ピザ生地(ドウ)の作成。(粉を混ぜ、ボールにするまで)
C)ピザ生地の厚みを測る
D)直にオーブンに手を触れることなく高温プレートでピザを調理する
E)長い柄のついていないへらを使用してオーブンの高温プレートにピザをのせたり、取り出したりする。
天井型グリル(上方部に熱源のある)を持っている人ならば、誰でも特別なパンとピザを作ることができる。
オーブンとグリル
ベーシックグリルは焼き網が空中にぶら下がっている。 焼き網の下の残り火で加熱され温度が上昇する。
食物は焼き網の下で調理される。これが伝統的なオーブンである。(図1)
・典型的なオーブンはレンガで作られていて閉鎖された丸いドーム型をしている。(図2)調理方法1.オーブンは事前に暖める必要がある。その後、火を消し、中に食物を置き扉を閉める。120℃から250℃(C)で調理する。 調理方法2.火をつけたままで温度200℃から400℃で調理する。ピザ、パン生地の調理温度は400℃ 程℃である。
家庭用オーブン(図3)の最高温度は250℃ 程℃である。一般的にスライド式(受け皿式)のグリル焼き網が併設されている。多くの家庭用オーブンは(3A)のような細い(狭い)グリル ゾーン(グリル機能)がある。そのグリルゾーンは(3A)のように細く、調理温度は300℃から400℃である。 このオーブンに敷設しているグリルを使ってのピザの調理は 最高温度が低すぎるために時間がかかり過ぎる。またオーブンの開閉は温度を低下させ、最高温度に達するまでの所要時間は数分である。そのため、キチンと調理されない。
・グリル付レンジ(図4A)は天井型グリル(上方部に熱源のある)、でスライド式 焼き網受け皿が敷設されている。 ドアを開閉しても温度は一定を保っている。 これは直下型放射熱であり、温度は300から400℃。 温度のパラメータの設定はグリル付コンロ製造メーカが決定する。直下型放射熱源は密閉された側面が必要でない。 放射熱源で覆われた側面はいつも温められている。
【発明が解決しようとする課題】
天井型グリル(上方部に熱源のある)を持つことによるピザ調理の問題点
A)天井型グリルは従来 ピザ、また薄い、小さいパンを調理するために使われていない。
B)ピザ生地を作るにはたくさんの問題がある。パン生地を練ると手や爪が汚れる。生地(ドウ)を練ると調理道具をも汚す。生地(ドウ)にベーキングパウダーを混ぜるときはいつも生地を置く場所にこまり、また表面が乾燥してしまう。生地(ドウ)を練ったり、ベーキングパウダーを入れて膨張させる際に髪の毛、空中の埃、タバコの煙等のほこり、ごみに汚される恐れがある。 少量の生地(ドウ)を作ることはほぼ不可能である。
生地(ドウ)を作りねかせなければならない。 長い所要時間。
C)生地(ドウ)を適℃な厚さに決めることのむずかしさ
D)高温プレート(300−400℃)の上で直に調理すると食材がプレートに張り付き、こげてしまいやすい。多くの場合、焦げ付くのを避けるために食材を動かさなければならない。 焦げ付いてしまったときに食材をはがすのは難しく、食材の表面が汚れてしまい、煙がでる。
E)ピザを置いて、出すためには適切な道具が必要となる。
以上に挙げた問題点のため、一般人はピザを調理することを断念してしまう。
【課題を解決するための手段】
発明について
以上にあげた問題点を乗り越えるための道具と考案したピザ生地の調理方法は以下のとおり。
A)天井型グリル(上方部に熱源のある)の使用方法の転化。焼き網の代わりもしくは上に、黒い(もしくは暗い色)プレートを載せ、そのプレートが熱を吸収し、照射熱を蓄積させる。
B)材料を混ぜること、捏ねること、ベーキングパウダーを入れて、生地(ドウ)のボールを作ることを、袋の中でおこなう方法。
C)伸ばした生地(ドウ)の厚さを測るための器具。
D)食材が直に高熱プレートに触れることがなく調理する方法。表面にぎざぎざのあるアルミニウムシートの使用。
E)長い柄のついていないへらを使用することによる、高温プレートへのピザの出し入れ。
【発明の効果】
利点
A)天井型グリル(上方部に熱源のある)2種類の使用方法:グリルとオーブン。 使用方法を転換することは非常に簡単で、取り外しも可能。黒いプレートは簡単且つ迅速に必要温度である、300℃から400℃に達する。この温度に達するために必要となるのは天井型グリル(上方部に熱源のある)のみである。プレートはグリルの最高温度と同等までに達する。非常に安定している。グリルの中の温度はいつも最高温度でなければならない。 オーブンの中で生地(ドウ)が膨らむ。調理時間は伝統的なオーブンの中で木材の残り火を使用したものと変わらない。ピザの調理所要時間は3〜6分である。
グリルから転化されたオーブンはどんなピザでも調理可能である。例) 冷めたピザ、真空パックのピザ,過熱する前の生のピザ、部分調理されたピザ、冷凍ピザ。 ピザ以外でも高温、で短い調理時間が必要とされるパン、ケーキ等に使用可能である。エネルギーの節約であり、長時間調理可能。
B)袋を使用する手順を行うことで直接生地に触れないで調理することが可能。手を汚すことがなく、生地にばい菌、埃が入らない。手袋を使用する必要がない。器具をよごすことなく、粉を混ぜて、練って、膨張させ、保存することが可能。生地は密封されたままの状態となる。出芽酵母(SACCHARMYCESCERSEVISIAE)である、ケミカル、バイオロジカルの膨張に適している。量的スプン一杯分からホームパーティ(500−600グラム)までの対応化。専用バッグ内の生地は暖かいところならどこでも保存することが可能であり、生地を膨らますために温水の中に入れることも可能である。また生地をバッグごと冷凍保存することも可能。従来のピザ生地づくりより所要時間はかなり短縮される。室内でも野外でも、どこでも清潔な、ばい菌の入らない生地を作ることが可能。
C)初心者が伸ばしたピザの厚さを図るのに使用する器具を使って計測することが可能。
D)アルミニウム シートの上でピザを調理することにより、ピザの下により沢山の熱を配給することが可能。またピザがプレートに焦げ付かない。ピザを直に熱したプレートに移動させる必要がない。ピザが焦げる可能性が非常に低い。ピザもプレートもキレイな状態のまま調理ができる。調理したピザをアルミニウム シートからはがすことは非常に簡単である。 アルミニウム シートは決してプレートにへばりつくことがないので、ピザが焦げてしまったとしても簡単にお皿に移しかえすことができる。アルミニウム シートを長い柄のついていないへらに敷くことによって、そのへらから熱したプレートにピザを簡単に移動させることが可能。
E)長い柄のついていないへらは、上述したプレートA)に移動させることを容易にする。生のピザ生地を熱いプレートに移動させ、出来上がったピザをそのプレートから移動させることが片手でできる。 グリルの受け皿、とプレートがスライドして手前にひきだせるので、すべての作業はオーブンの外で操作することが可能。 オーブンの外で操作を行うので、より簡単で、安全にピザを移動させることができる。
詳細説明
A)どのような天井型グリル(上方部に熱源のある)(図3A、図4A)でも高熱オーブンに転換させることが可能。天井型のグリルであることが必要最低条件。放射熱グリルの転換は黒いプレートによって成り立っている。黒い(もしくは暗い)高温耐熱のプレート(プレート)を焼き網(図5)の上もしくはその代わりにおくことで、プレートが熱を吸収し、グリルをオーブンへと転換させる。プレートの上面の高さの位置は焼き網の高さと同等であるべきであるが、グリルの種類によっては調整が可能である。プレートの上面は天井型グリル(上方部に熱源のある)の放射熱を吸収できる素材でなければならない。吸収した放射熱はプレートの中に達する/届く必要がある。プレートの素材は熱を十分に保持し、熱を離散させにくく、ゆっくりと放熱するものに限られる。予熱したことによる熱と天井型グリル(上方部に熱源のある)が従来の木を使用したピザ オーブンと同様の調理に最適な条件を作りだす。
ピザ作りに使用した場合:天井型グリル(上方部に熱源のある)には焼き網の変わりにプレートが挿入されている。 グリルのスイッチをいれプレートに予熱を与える。(予熱時間は天井型グリル(上方部に熱源のある)の火力もしくは電力によって異なる。)プレートが天井からの熱を吸収する。プレートの温度は天井型グリル(上方部に熱源のある)の最高温度と等しくなる。プレートの温度は400℃が最適である。スライド式焼き網の受け皿を引き出し、、ピザをプレートの上に乗せてグリルを閉める。グリルを閉めると同時にグリルの中の温度はピザを焼くための最適温度に達する。プレートはピザの表面をトーストし、プレート事体の温度は下がるが、(従来の木材を使用したオーブンと同様)予熱したプレートと天井型グリル(上方部に熱源のある)は継続して熱を放出する。このようなグリルの中の状態(天井からと予熱されたプレートからの熱の放出)が素早くピザを焼き上げることを可能にする。プレートをひきだし、ピザをとりだす。その後グリルを閉めプレートに予熱を与える。予熱の所要時間はピザを焼く所要時間と同等である。 この方法は調理時間が短く、尚且つ高温のオーブンが必要な特殊なパン、ケーキ等の調理にも有効である。
特性(Features):スタンダードのサイズ、形は存在しない。天井直火(火もしくは電)グリルの機種によってプレート、または焼き網の寸法が異なるので、サイズ、形もその機種ごとによって異なる。プレートの置き方は以下の3種類。1)焼き網の上に置く。2)焼き網の代わりにプレートを置く。3)グリルの受け皿事体を(図32)と交換。
プレートの厚みに関して:一枚のピザを焼くのに十分な熱を保持でき、調理後150−250℃Cの熱を保持できるほどの厚みが必要である。上下の側面は全く平らである必要はない。プレートの上の側面は例に挙げるように色々なものが考えられる。 例)滑らかなプレート、こびりつかないプレート、ギザギザなプレート、極めの粗いプレート等。またプレートの外ぶちを付けてもよい。(図28C)プレートの素材は多種、多様に成り得る。熱の離散を防ぐため、下面に断熱材を用いることも可能である。プレート事体の中心と端の温度を均一化するためにはプレートの色は多種多様、また色の濃さも多種多様に成り得る。中心部と端の色を使い分けることもあり得る。 温度が適温に達したとき、熱を必要以上に吸収しないように薄い色に変更する温度探知機能付帯し得る(プレート事体に温度探知機能を持たせるー温度の変化によって色が変わる:thermochromic)プレートに(図28Bのような足をつけることによりプレートの動きを固定することも考えられる。ガス、電気式天井型グリル(上方部に熱源のある)共転換することが可能であり、グリル、オーブンの両機能の使用が可能となる。 天井型グリル(上方部に熱源のある)の技術とこのプレートの組み合わせで 特殊パン用(ピザ等)オーブンを作り出すこともできる。 プレートの下にさらにヒーター機能を付け加えれば、必要温度を簡単に再充電しなおすことが可能。(図31)そのヒーター機能(31B)はプレートのみ150−250Cに保つ。天井型グリル(上方部に熱源のある) (図31A)はプレート以外のすべてに熱を補給しプレートを300−400Cに急速加熱させる。
プレートはピザの裏側を素早くトーストし、その後、プレートの温度が下がるためピザの裏側がこげることはない。もしプレートがいつも一定の温度(300−400C)であれば、プレートが熱すぎてピザは焦げてしまう。
試作品例
試作品:(図5X)のプレートの色は黒(マット)。黒(プレート)の特性で放射熱を吸収する。プレートは以下の素材で形成されている:セメント、黒もしくは暗い色の砂、菱形の金属ネット(図28D)。菱形の金属ネットはひびを防ぐためのものである。金属のネットは熱の配分を早め均一化する。プレートにひびが入ってもネットが入っていることによってプレートの継続使用が可能である。試作品プレートの厚みは均一ではなく、中心分がやや薄くなっている。(図28)周辺部の厚みが厚い理由は周辺部に熱が結集させるためである。試作品にはふちは無く、丸みを帯びている。(角ばった形ではない) これは熱によるひびが入るのを防ぐためである(図28A) 形と寸法はグリルの受け皿の寸法もしくは焼き網の寸法に適合するものである。(図27/5X)試供品は15分から20分の予熱を必要とし、3分から6分でピザを調理することが可能。
B)ドウを練り、膨張させるための袋 試作品のバッグはポリエチレン製。バッグのサイズは必要とされる生地(ドウ)の量によりことなる。(図7X) 縦、横 15cmx20cm から 35cmx25cm 厚み0.015−0.0030mmであれば十分である。半透明、もしくは透明のものが望ましい。膨張した後の膨らみ加減を図るラインを(一人前、二人前と分量ごとに)袋の外に印刷してもよいであろう。(図16A)またその他の種類のプラスティックバッグも使用可能である。
ドウを練り、膨張させるための袋 は乾燥したままの原料を混ぜ合わせるために使用される(図7/8/9)。
水分と水分を含む材料を入れた後、(図10−10A)袋の中の生地を指で練る。(図12−13)よく練りこんだ生地はポリエチレンの袋につくことは無い。 図 14Aのように簡単に生地をボール状にすることができる。そのボール状の生地を暖かい場所で寝かせる(図14)
例外として生地を膨張させるために(図15)のように暖かいお湯の中に袋をつけることも可能である。膨らんだ状態が(図16)である。 次に膨らんだ生地をボール状に袋から押し出す作業に移る。袋をあけ、膨らんだ生地に小麦粉を一振りする(図17)。袋を閉め、小麦粉が袋の中、生地に満遍なくつくようによく振る(図18)。その後一枚用のピザ生地のところを袋の上から親指と人差し指でひねりわけ(図19)その他残りの生地から一枚分のピザ生地を分離させ、それと同時に袋の入り口を下にめくる(図20)。一枚分のボールの出来上がり(図21)。袋を使用した方法はスプーン一杯分の生地作りさえも可能にし、一人前、小麦粉200グラム程℃、の作業を10分以下でこなすことを可能にする。従来の生地作りの最小量は500−600グラム程℃である。この袋を使用した手順はパン、生地(ドウ)を作るのみならず、肉類、もしくは他のどんな材料を混ぜ合わせるのにも有効である。
ボール上の生地は従来どおり小麦粉をまいたまな板の上(図22)でのし棒を使ってシート状に広げていく(図23)。
C)生地の厚みの計り方:伸ばした生地(ドウ)を厚さを測るための器具(図24X)は簡単に生地の厚みを調整することができる。生地(ドウ)を厚さを測るための器具は凸のような形をしている。中央の凸の部分を生地のおいてある表面(テーブル、台、まなプレート等)につける。凸の左右の高さは異なっているため、厚みのある生地にするか、薄い生地にするかで、使用する向きが異なる。生地が薄すぎる場合は厚さを測るための器具に生地がつかず、生地が厚すぎる場合は器具が生地に食い込む。生地の厚さが適℃である時のみ器具に少し触れた状態となる。
D)アルミニウム シートの利用:捏ねた生地をアルミニウム シートの上に移す(図23A−25A)この例ではアルミニウム シート(25A)は生地と 長い柄のついていないへら(図25)の間に存在している。アルミニウム シートは生地が 長い柄のついていないへらもしくはプレートの表面に張り付くのを防ぐ役割を果たす。 具を生地の上におく(図26) 具のおかれた生のピザは26Aである。生のピザ(26A)をアルミニウム シート(図25A)とともに長い柄のついていないへらを使ってグリルの予熱してあるプレートの上に置く。厚いプレートの上にアルミニウム シートとピザを移動させるため、ピザがアルミニウム シートまたはプレートにへばり付くことは無く、熱をピザ全体均等に配分する。ピザがこげてしまっても、簡単にプレートから離すことができる。リサイクル可能。市販されているアルミニウム シートで機能するが、表面に細かいギザギザの入った(しわのよった)調理用アルミニウム シートが最適であろう。厚みは市販のものと同様で、問題はない。表面に細かいギザギザを入れる手順(図29A)はアルミニウム シート工場のおおまきのアルミニウム シート(図29B)において実施可能で、消費者は現在市販されているアルミニウム シートサイズと同じ大きさのギザギザの模様のついたものを使用するであろう。ギザギザのパーターンには数種類あり、(図30A−図30B−図30C)で提示しているいずれかが最適である。ピザ生地に接するアルミニウム シートの表面は点状で、平らではない。この点状のアルミニウムがピザ生地との間でのバッファーとなり空気、油をとおす役割を果たす。ギザギザの入ったアルミニウムシートは従来のアルミニウム シートに比べて広げやすいであろう。生地がへばりつきにくいプレートでも、このアルミニウム シートを利用せずには、ピザを自由に移動させることはできない。
E)長い柄のついていないへら(図6X) 高熱のプレートにピザを乗せたり、おろしたりさせる過程はOVEN(GRILL)の外で行われる(図27)従来のオーブンでは へらをオーブンの中に差し入れるのでへらには長い柄が必要である。
しかし、このシステムにおいて、プレートは熱源から外に引き出すことができるため、6Aのようなハンドルは必要がない。長い柄のない、ピザ用へらがこうして誕生した。へらのサイズは親指がピザに触れないようにプレートよりも約5cmほど長くなっている(27)最長で50cm、それ以上になると指に重みがかかり過ぎる。巾はプレートより小さめか同等のものが好ましい。幅は35cmから40cmが適当である。それ以上になると片手で持つには重すぎる。素材は耐熱素材でなくてはならない。試作品の素材はサテン アルミニウム。厚みは1mmから1.5mm・
以上 A/D/E が発明の主要な要素であり、Bはピザ以外の調理方法にも有効である。Cに関しては個人の必要に応じる。
【図面の簡単な説明】
【図1】旧式グリル 下火元(上向き)開放型
【図2】伝統的レンガオーブン 火元:木材
【図3】家庭キッチンオーブン 3A−家庭内キッチンオーブン内のグリルゾーン(天井熱源) 3B−スライド式焼き網・受け皿(家庭内オーブン)
【図4】キッチンストーブ内の天井型グリル(天井熱源)のサンプル 4A−天井型グリル(天井熱源) 4B−スライド式焼き網・受け皿(グリル)
【図5】焼き網の上にのせるプレート 5x−グリルからオーブンに転換するためのプレート
【図6】伝統的長い柄付きへら(6A+6B)
【図7】ポリエチレン袋を利用したドウ作り(混ぜる、練る、膨張させる)の手順(必要な材料を入れる。材料はすべて乾燥したもの) 7A−小麦 7B−ベーキングパウダー 7C−その他の材料 7X−生地を練り・膨張させるためのバッグ
【図8】生地を練り・膨張させるためのバッグを使用した手順(空気を残し袋をとじる)
【図9】生地を練り・膨張させるためのバッグを使用した手順(材料を混ぜるために振り、小麦粉に空気を与える)
【図10】生地を練り・膨張させるためのバッグを使用した手順(材料に必要とされる水、水分を含む材料を入れる) 10A−液体状の材料
【図11】生地を練り・膨張させるためのバッグを使用した手順(空気を少し残し袋を閉じる)
【図12】生地を練り・膨張させるためのバッグを使用した手順(キチンと混ぜ合わされるまで生地を指で練る)
【図13】生地を練り・膨張させるためのバッグを使用した手順(キチンと混ぜ合わされるまで生地を指で練る)
【図14】生地を練り・膨張させるためのバッグを使用した手順(生地を膨張させるために生地の入った袋を暖かい場所に置く。) 14A−袋の中で作られたボール型の生地
【図15】生地を練り・膨張させるためのバッグを使用した手順(オプション−生地を膨張させるために袋をお湯の中に入れる)
【図16】生地を練り・膨張させるためのバッグを使用した手順(膨れ上がった生地。袋がベーキングパウダーのガスで膨れ上がる) 16A−様々な生地の量のための指標つき
【図17】生地を練り・膨張させるためのバッグを使用した手順(膨張した生地に小麦粉を一振りする)
【図18】生地を練り・膨張させるためのバッグを使用した手順(袋の上にある小麦粉が袋に満遍なく混ざるように振る)
【図19】生地を練り・膨張させるためのバッグを使用した手順(袋の中の生地をひねり、ボールを作り出す) 19A−膨張したボール
【図20】生地を練り・膨張させるためのバッグを使用した手順(袋のふちを下に下ろしボールを分離させる
【図21】小麦粉をつけた手の中にあるボール状の膨張した生地(ドウ)
【図22】(伝統的手順)小麦粉をまいた、まな板の上で生地を手で広げる 22A−一般的な、まな板
【図23】(伝統的手順)のし棒で生地を引き伸ばす。23A−生地
【図24】伸ばした生地(ドウ)を厚さを測るための器具をもっている手 24A−凸 厚い生地(伸ばした生地(ドウ))を図るためのくぼみ 24B−凸 薄い生地(伸ばした生地(ドウ))を図るためのくぼみ 24X−伸ばした生地(ドウ)を厚さを測るための器具
【図25】生地と長い柄の付いていないへらのとの間にあるアルミニウムのシート 25A−表面にギザギザのある料理用アルミシート 25X−表面に極小のギザギザのある料理用アルミシートの巻きもの
【図26】(伝統的手順)材料でトッピングする ・具を上にのせる。26A−生のピザ
【図27】長い柄のついていないへらを使用してプレートの上のアルミニウムシートにピザをのせる
【図28】天井型グリル(上方部に熱源のある)用のプレートの見本 28A−丸みを帯びた角と角ばった凹凸のない状態 28B−オプション!固定させるための脚 28C−オプション!ふち 28D−プレート内のひし形のメタルネット
【図29】ギザギザのはいった料理用アルミニウムシート巻き(アルミニウム シート)の工場における生産の一例 29A−工場の表面がたいらなアルミニウム巻きと消費者用ギザギザの入ったアルミニウムシート巻きの間のギザギザの入ったアルミニウムシート巻き 29B−工場用、平らなアルミニウムシートの巻物
【図30】ギザギザの模様の一例
【図31】オプション!プレートを150−200℃に加熱するためにプレートの下にヒーターを置く。31A−天井型グリル(上方部に熱源のある)の例 31B−プレートを加熱する追加のヒーター。31C−プレートがスライドして前に出てくるさま。31D−グリルゾーンの温度 300−400℃
【図32】例外!プレートを加熱する追加のヒーターをはめ込んだ受け皿式プレートの例
【特許請求の範囲】
【請求項1】
プレートが天井型グリル(上方部に熱源のある)を高温放射熱オーブンに変換させる。プレートをグリルの中の焼き網の代わり、又は焼き網の上に置き、天井型グリル(上方部に熱源のある)に熱を吸収させることにより予熱し、プレートの表面での調理を可能とさせる。
【請求項2】
〔請求項1〕で記述したように、プレートが天井型グリル(上方部に熱源のある)グリルを高温放射熱オーブンに変換させる。そこで使用されるプレートの表面の色を黒または暗い色、もしくは表面を特殊加工することによって天井グリルからの熱を吸収させる。
【請求項3】
〔請求項1〕で記述したように、プレートが天井型グリル(上方部に熱源のある)グリルを高温放射熱オーブンに変換させる。そのプレートの本体はピザの裏面を調理するのに十分な熱を保持する。
【請求項4】
〔請求項1〕で記述したように、プレートが天井型グリル(上方部に熱源のある)グリルを高温放射熱オーブンに変換させる。そのオーブンはピザ、特殊なパン、そしてその他高温と短い調理時間を要するものに適用される。
【請求項5】
〔請求項1〕で記述したように、プレートが天井型グリル(上方部に熱源のある)グリルを高温放射熱オーブンに変換させる。そのプレートの色は温度の変化によって色が変わる温度探知機の役割を果たし、温度が適温になると、熱の吸収を少なくするためにその色が薄くなる。
【請求項6】
〔請求項1〕で記述したように、プレートが天井型グリル(上方部に熱源のある)を高温放射熱オーブンに変換させる。そのプレート事体がスライド式受け皿、もしくは装備品となる。
【請求項7】
〔請求項1〕で記述したように、プレートが天井型グリル(上方部に熱源のある)を高温放射熱オーブンに変換させる。そのスライドするプレートの下にさらにヒーター機能を付け加えれば、必要温度を簡単に再充電しなおすことを可能とする。
【請求項8】
生地(ドウ)を作るため、もしくは膨張させる(ドウを膨らませる)ために袋を使用し、その密封された無菌状態の袋の中で直接手を触れることのなく材料を混ぜ、練り、膨張させ、膨張した生地でボールを作る。
【請求項9】
〔請求項8〕で記述したように生地(ドウ)を作るため、もしくは膨張させる(ドウを膨らませる)ために袋を使用し、その密封された無菌状態の袋の中で直接手を触れることのなく材料を混ぜ、その手順は少量の生地をこねる時にも適用可能。
【請求項10】
天井型グリル(上方部に熱源のある)から転換した高温放射熱オーブンの中のプレートの上にアルミニウム使用することで、直にピザにプレートをおかず、プレートでピザを焦がすことなく、こびりつかせることを妨ぐ。
【請求項11】
表面にギザギザの入った料理用アルミニウムは高温を配給するためのものであり、焦げ付きを少なくするためのものである。
【請求項12】
生地の厚みを計測するための器具(凸)には中央に歯があり、左右は平らになっている。
【請求項13】
グリルゾーンからひきだされた、天井型グリルで熱されたプレートの上へ長い柄のついていないへらを使用してピザの出し入れをする。
【請求項1】
プレートが天井型グリル(上方部に熱源のある)を高温放射熱オーブンに変換させる。プレートをグリルの中の焼き網の代わり、又は焼き網の上に置き、天井型グリル(上方部に熱源のある)に熱を吸収させることにより予熱し、プレートの表面での調理を可能とさせる。
【請求項2】
〔請求項1〕で記述したように、プレートが天井型グリル(上方部に熱源のある)グリルを高温放射熱オーブンに変換させる。そこで使用されるプレートの表面の色を黒または暗い色、もしくは表面を特殊加工することによって天井グリルからの熱を吸収させる。
【請求項3】
〔請求項1〕で記述したように、プレートが天井型グリル(上方部に熱源のある)グリルを高温放射熱オーブンに変換させる。そのプレートの本体はピザの裏面を調理するのに十分な熱を保持する。
【請求項4】
〔請求項1〕で記述したように、プレートが天井型グリル(上方部に熱源のある)グリルを高温放射熱オーブンに変換させる。そのオーブンはピザ、特殊なパン、そしてその他高温と短い調理時間を要するものに適用される。
【請求項5】
〔請求項1〕で記述したように、プレートが天井型グリル(上方部に熱源のある)グリルを高温放射熱オーブンに変換させる。そのプレートの色は温度の変化によって色が変わる温度探知機の役割を果たし、温度が適温になると、熱の吸収を少なくするためにその色が薄くなる。
【請求項6】
〔請求項1〕で記述したように、プレートが天井型グリル(上方部に熱源のある)を高温放射熱オーブンに変換させる。そのプレート事体がスライド式受け皿、もしくは装備品となる。
【請求項7】
〔請求項1〕で記述したように、プレートが天井型グリル(上方部に熱源のある)を高温放射熱オーブンに変換させる。そのスライドするプレートの下にさらにヒーター機能を付け加えれば、必要温度を簡単に再充電しなおすことを可能とする。
【請求項8】
生地(ドウ)を作るため、もしくは膨張させる(ドウを膨らませる)ために袋を使用し、その密封された無菌状態の袋の中で直接手を触れることのなく材料を混ぜ、練り、膨張させ、膨張した生地でボールを作る。
【請求項9】
〔請求項8〕で記述したように生地(ドウ)を作るため、もしくは膨張させる(ドウを膨らませる)ために袋を使用し、その密封された無菌状態の袋の中で直接手を触れることのなく材料を混ぜ、その手順は少量の生地をこねる時にも適用可能。
【請求項10】
天井型グリル(上方部に熱源のある)から転換した高温放射熱オーブンの中のプレートの上にアルミニウム使用することで、直にピザにプレートをおかず、プレートでピザを焦がすことなく、こびりつかせることを妨ぐ。
【請求項11】
表面にギザギザの入った料理用アルミニウムは高温を配給するためのものであり、焦げ付きを少なくするためのものである。
【請求項12】
生地の厚みを計測するための器具(凸)には中央に歯があり、左右は平らになっている。
【請求項13】
グリルゾーンからひきだされた、天井型グリルで熱されたプレートの上へ長い柄のついていないへらを使用してピザの出し入れをする。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図2】
【図3】
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【図8】
【図9】
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【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【公開番号】特開2007−185451(P2007−185451A)
【公開日】平成19年7月26日(2007.7.26)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2006−27631(P2006−27631)
【出願日】平成18年1月10日(2006.1.10)
【出願人】(506040238)
【氏名又は名称原語表記】STAFISSO GIANLUCA
【Fターム(参考)】
【公開日】平成19年7月26日(2007.7.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−27631(P2006−27631)
【出願日】平成18年1月10日(2006.1.10)
【出願人】(506040238)
【氏名又は名称原語表記】STAFISSO GIANLUCA
【Fターム(参考)】
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