受光装置およびモバイル機器
【課題】有用な受光装置および使い易い機能を備えたモバイル機器を提案する。
【課題を解決するための手段】それぞれ可視光域および赤外光域において60%以上の量子効率を有し複数波長域の光による像を撮像するために規則的に配列された複数の受光部を有する光電変換部で紫外線情報を得る。可視光域および赤外光域の出力から肌情報を得る。複数の受光部に、ガラスの撮像レンズを透過しない領域を含む紫外光の感度を付加する。撮像レンズをローパスフィルタとして機能させ、入射光路に挿入されている時は狭い波長域のUVA情報を得るとともに、退避しているときはUVインデックス算出に必要な広い波長域の紫外線を受光する。大きく異なる波長の光による像の差を予め記憶されている補正値で補正する。紫外線情報が所定以上であるとき、モバイル機器使用時に肌情報の取得を自動的に行い、両者を同時に表示する。
【課題を解決するための手段】それぞれ可視光域および赤外光域において60%以上の量子効率を有し複数波長域の光による像を撮像するために規則的に配列された複数の受光部を有する光電変換部で紫外線情報を得る。可視光域および赤外光域の出力から肌情報を得る。複数の受光部に、ガラスの撮像レンズを透過しない領域を含む紫外光の感度を付加する。撮像レンズをローパスフィルタとして機能させ、入射光路に挿入されている時は狭い波長域のUVA情報を得るとともに、退避しているときはUVインデックス算出に必要な広い波長域の紫外線を受光する。大きく異なる波長の光による像の差を予め記憶されている補正値で補正する。紫外線情報が所定以上であるとき、モバイル機器使用時に肌情報の取得を自動的に行い、両者を同時に表示する。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
それぞれ可視光域および赤外光域において60%以上の量子効率を有するとともに長波長の紫外域にも所定の量子効率を有する光電変換部と、前記光電変換部の出力に基づいて紫外光情報を算出する処理部とを有することを特徴とする受光装置。
【請求項2】
前記光電変換部の出力に基づいて可視光域および赤外光域の出力を得ることを特徴とする請求項1記載の受光装置。
【請求項3】
前記可視光域および赤外光域の出力に基づいて肌情報を得るとともに前記紫外光情報を肌情報とともに表示することを特徴とする請求項2記載の受光装置。
【請求項4】
前記光電変換部は、複数の波長域の光による像を撮像するため規則的に配列された複数の受光部を有することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の受光装置。
【請求項5】
それぞれ可視光域および赤外光域において60%以上の量子効率を有する光電変換部と、紫外光に感度を持つ紫外光センサを有し、前記紫外光センサの出力に基づいて紫外光情報を得るとともに少なくとも前記光電変換部の出力に基づいて肌情報を得、紫外光情報を肌情報とともに表示することを特徴とする受光装置。
【請求項6】
前記光電変換部は、複数の波長域の光による像を撮像するため規則的に配列された複数の受光部を有することを特徴とする請求項5記載の受光装置。
【請求項7】
前記紫外光センサは、前記複数の受光部に対応する部分に紫外光の感度を付加するものであることを特徴とする請求項6記載の受光装置。
【請求項8】
前記光電変換部に像を結像させるための撮像レンズを有することを特徴とする請求項7記載の受光装置。
【請求項9】
前記光電変換部に像を結像させるための撮像レンズは赤外から長波長の紫外光までの光が透過可能な分光透過率を有するとともに前記紫外光センサは前記撮像レンズを透過する領域と透過しない領域にまたがる紫外光感度を有することを特徴とする請求項8記載の受光装置。
【請求項10】
前記撮像レンズは、前記光電変換部への結像光路から退避可能であることを特徴とする請求項9記載の受光装置
【請求項11】
前記肌情報は肌水分情報であることを特徴とする請求項1から10のいずれかに記載の受光装置。
【請求項12】
赤外から長波長の紫外光までの光が透過可能な分光透過率を有する撮像レンズと、前記撮像レンズの結像位置に設けられ、前記撮像レンズを透過する領域と透過しない領域にまたがる紫外光感度を有するとともに撮像のために規則的に配列された複数の受光部をもつ紫外光センサを有することを特徴とする受光装置。
【請求項13】
前記撮像レンズは、前記紫外光センサへの結像光路から退避可能であることを特徴とする請求項12記載の受光装置
【請求項14】
撮像レンズと、紫外光域から赤外光域までの広範囲に渡る複数の波長域の光による前記撮像レンズによる像を撮像するために規則的に配列された複数の受光部を有する光電変換部と、波長による像の差の情報予め記憶した記憶部と、前記記憶部の記憶情報に基づき、異なる波長域に対応する前記受光部の像を補正する処理部とを有することを特徴とする受光装置。
【請求項15】
前記処理部は、波長による結像位置に従って前記撮像レンズの焦点位置を微調整することに伴う結像倍率の差を補正することを特徴とする請求項14記載の受光装置。
【請求項16】
請求項1から15のいずれかに記載の受光装置を有するモバイル装置。
【請求項17】
紫外線情報の取得手段と、肌情報の取得手段を有し、前記紫外線情報が所定以上であるときに前記肌情報の取得を自動的に行うことを特徴とするモバイル装置。
【請求項18】
前記紫外線情報と前記肌情報を同時に表示する表示部を有することを特徴とする請求項17記載のモバイル装置。
【請求項19】
紫外線情報の取得手段と、肌情報の取得手段と、前記紫外線情報と前記肌情報を同時に表示する表示部とを有することを特徴とするモバイル装置。
【請求項1】
それぞれ可視光域および赤外光域において60%以上の量子効率を有するとともに長波長の紫外域にも所定の量子効率を有する光電変換部と、前記光電変換部の出力に基づいて紫外光情報を算出する処理部とを有することを特徴とする受光装置。
【請求項2】
前記光電変換部の出力に基づいて可視光域および赤外光域の出力を得ることを特徴とする請求項1記載の受光装置。
【請求項3】
前記可視光域および赤外光域の出力に基づいて肌情報を得るとともに前記紫外光情報を肌情報とともに表示することを特徴とする請求項2記載の受光装置。
【請求項4】
前記光電変換部は、複数の波長域の光による像を撮像するため規則的に配列された複数の受光部を有することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の受光装置。
【請求項5】
それぞれ可視光域および赤外光域において60%以上の量子効率を有する光電変換部と、紫外光に感度を持つ紫外光センサを有し、前記紫外光センサの出力に基づいて紫外光情報を得るとともに少なくとも前記光電変換部の出力に基づいて肌情報を得、紫外光情報を肌情報とともに表示することを特徴とする受光装置。
【請求項6】
前記光電変換部は、複数の波長域の光による像を撮像するため規則的に配列された複数の受光部を有することを特徴とする請求項5記載の受光装置。
【請求項7】
前記紫外光センサは、前記複数の受光部に対応する部分に紫外光の感度を付加するものであることを特徴とする請求項6記載の受光装置。
【請求項8】
前記光電変換部に像を結像させるための撮像レンズを有することを特徴とする請求項7記載の受光装置。
【請求項9】
前記光電変換部に像を結像させるための撮像レンズは赤外から長波長の紫外光までの光が透過可能な分光透過率を有するとともに前記紫外光センサは前記撮像レンズを透過する領域と透過しない領域にまたがる紫外光感度を有することを特徴とする請求項8記載の受光装置。
【請求項10】
前記撮像レンズは、前記光電変換部への結像光路から退避可能であることを特徴とする請求項9記載の受光装置
【請求項11】
前記肌情報は肌水分情報であることを特徴とする請求項1から10のいずれかに記載の受光装置。
【請求項12】
赤外から長波長の紫外光までの光が透過可能な分光透過率を有する撮像レンズと、前記撮像レンズの結像位置に設けられ、前記撮像レンズを透過する領域と透過しない領域にまたがる紫外光感度を有するとともに撮像のために規則的に配列された複数の受光部をもつ紫外光センサを有することを特徴とする受光装置。
【請求項13】
前記撮像レンズは、前記紫外光センサへの結像光路から退避可能であることを特徴とする請求項12記載の受光装置
【請求項14】
撮像レンズと、紫外光域から赤外光域までの広範囲に渡る複数の波長域の光による前記撮像レンズによる像を撮像するために規則的に配列された複数の受光部を有する光電変換部と、波長による像の差の情報予め記憶した記憶部と、前記記憶部の記憶情報に基づき、異なる波長域に対応する前記受光部の像を補正する処理部とを有することを特徴とする受光装置。
【請求項15】
前記処理部は、波長による結像位置に従って前記撮像レンズの焦点位置を微調整することに伴う結像倍率の差を補正することを特徴とする請求項14記載の受光装置。
【請求項16】
請求項1から15のいずれかに記載の受光装置を有するモバイル装置。
【請求項17】
紫外線情報の取得手段と、肌情報の取得手段を有し、前記紫外線情報が所定以上であるときに前記肌情報の取得を自動的に行うことを特徴とするモバイル装置。
【請求項18】
前記紫外線情報と前記肌情報を同時に表示する表示部を有することを特徴とする請求項17記載のモバイル装置。
【請求項19】
紫外線情報の取得手段と、肌情報の取得手段と、前記紫外線情報と前記肌情報を同時に表示する表示部とを有することを特徴とするモバイル装置。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図46】
【図47】
【図48】
【図49】
【図50】
【図51】
【図52】
【図53】
【図54】
【図55】
【図56】
【図57】
【図58】
【図59】
【図60】
【図61】
【図62】
【図63】
【図64】
【図65】
【図66】
【図67】
【図68】
【図69】
【図70】
【図71】
【図72】
【図73】
【図74】
【図75】
【図76】
【図77】
【図78】
【図79】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図46】
【図47】
【図48】
【図49】
【図50】
【図51】
【図52】
【図53】
【図54】
【図55】
【図56】
【図57】
【図58】
【図59】
【図60】
【図61】
【図62】
【図63】
【図64】
【図65】
【図66】
【図67】
【図68】
【図69】
【図70】
【図71】
【図72】
【図73】
【図74】
【図75】
【図76】
【図77】
【図78】
【図79】
【公開番号】特開2011−149901(P2011−149901A)
【公開日】平成23年8月4日(2011.8.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−13170(P2010−13170)
【出願日】平成22年1月25日(2010.1.25)
【出願人】(000116024)ローム株式会社 (3,539)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成23年8月4日(2011.8.4)
【国際特許分類】
【出願日】平成22年1月25日(2010.1.25)
【出願人】(000116024)ローム株式会社 (3,539)
【Fターム(参考)】
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