説明

地域別情報表示装置およびその画面構成

【課題】デジタルデータ放送から受信処理装置で取得した地域別情報を日時とこれに対応する地域で定義される経過または目標ポイント毎に地域別情報を複数取得し、これを時系列に並べて見やすくした地域別情報表示装置を提供することにある。
【解決手段】 この発明では、現在から将来に向かって進行予定の経路または時間軸に設定した日時と地域で定義される複数の経過または目標ポイントを設定し、該ポイントの地域別情報をデジタルデータ放送から受信処理装置で取得し、該取得した地域別データを前記経路または時間軸と共に時系列にディスプレイ上に外部表示してなることを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、衛星や地上送信局からのデジタルデータ放送信号を受信処理装置で受信し、ユーザーが予め設定した日時および地域での地域別情報を取得した場合に、これを見やすく外部表示する地域別情報表示装置に関する。
【背景技術】
【0002】
衛星デジタル放送(ISDB−S)は、全国一律の放送となり、データ放送もBMLで記述され、データカルーセルで伝送されている。
例えば、アメダスのような気象情報システムではメッシュ分け(例えば20Kmメッシュ)で地域割りされた気象情報が一定時間毎の予報データとして提供されている。
天気予報は付加データ放送として放送されており、上記地域割りに対応した気象情報と、地域割りに対応させた郵便番号とでバイナリーテーブルを構成し放送している。
受信処理装置では、予め、ユーザーによりリモコンなどの入力手段を用いて、メモリ(NVRAM)に居住地の郵便番号を記録(登録)しておくことで、カルーセル伝送されたデータから前記登録された郵便番号に対応する気象情報を取り出して、ユーザーの居住地の一定時間毎の天気予報を画面上に外部表示している。
同様に、地上デジタル放送(ISDB−T)においても固定受信用の受信処理装置と共に、携帯受信機能を備えた携帯端末を利用することができるようになり、デジタルデータ放送からユーザーが予めメモリに設定した地域(所在地)データに基づいた地域別情報(天気予報など)を表示させることができる。
一方、別の方法として、コンピュータネットワークを利用した携帯端末(iモード(登録商標)やPDAなど)では、ユーザーの入力した位置情報を基に天気予報などの地域別情報を得ることができる。
しかし、ネットワークや公衆電話回線を利用する場合には通信費用がかかるという問題点があった。
【特許文献1】特開2002−148061
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
この発明は、上記事情に鑑みて創案されたものであって、その主たる課題は、デジタルデータ放送から受信処理装置で取得した地域別情報を日時とこれに対応する地域で定義される経過または目標ポイント毎に地域別情報を複数取得し、これを時系列に並べて見やすくした地域別情報表示装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記課題を解決するために請求項1の発明では、
現在から将来に向かって進行予定の経路または時間軸に設定した日時と地域で定義される複数の経過または目標ポイントを設定し、
該ポイントの地域別情報をデジタルデータ放送から受信処理装置で取得し、
該取得した地域別データを前記経路または時間軸と共に時系列にディスプレイ上に外部表示してなることを特徴とする。
また、請求項2の発明では、
現在から将来に向かって進行予定の経路または時間軸に設定した日時と地域で定義される複数の経過または目標ポイントを設定し、
該ポイントの地域別情報をデジタルデータ放送から受信処理装置で取得し、
該取得した地域別データを前記経路または時間軸と共に時系列にディスプレイ上に外部表示してなる地域別情報表示装置であって、
ディスプレイに、進行予定の経路または時間軸を画面表示する経路画面表示部と、
該経路または時間軸を、複数のポイント毎に区画する区画表示線と、
複数の区画表示線に対応して、それぞれの通過日時に対応する複数の地域別情報を同時に表示する地域別情報表示部とを有してなることを特徴とする。
また、請求項3の発明では、
前記経路画面表示部に表示される経路画面が、日時が新しくなるに従って徐々に大きく表示される俯瞰的な画像からなっていることを特徴とする。
更に、請求項4の発明では、
前記地域別情報が、天気予報または交通渋滞情報からなることを特徴とする。
また、請求項5の発明では、
前記表示装置の略下半分に、上方に向かって漸次幅狭になる経路画面が表示された経路画面表示部が形成され、
上記経路画面が区画表示線により所定数の区画に上下に仕切られており、
表示装置の略上半分で上記各区画表示線に対応する個所に、各区画表示線に設定された日時に対応する地域の地域別情報を表示する地域別情報表示窓がそれぞれ形成されていることを特徴とする。
請求項6の地域別情報を表示する画面構成の発明では、
現在から将来に向かって進行予定の経路または時間軸に設定した日時と地域で定義される複数の経過または目標ポイントを設定し、
該ポイントの地域別情報をデジタルデータ放送から受信処理装置で取得し、
該取得した地域別データを前記経路または時間軸と共に時系列にディスプレイ上に外部表示してなる地域別情報を表示する画面構成であって、
ディスプレイ上に、進行予定の経路または時間軸を画面表示する経路画面表示部と、
該経路または時間軸を、複数のポイント毎に区画する区画表示線と、
複数の区画表示線に対応して、それぞれの通過日時に対応する複数の地域別情報を同時に表示する地域別情報表示部とを有してなることを特徴とする。
【発明の効果】
【0005】
この発明の地域別情報表示装置では、進行予定の経路や時間軸において日時と地域で定義された経過または目標ポイントを複数設定して各ポイントにおける地域別情報を取得し、この取得した地域別情報を時系列に並べてディスプレイ上に表示することで、デジタルデータ放送を利用して、各ポイントにおける最新の地域別情報を順番に見ることができるので、ユーザは通信費用を必要とせずに、最適な地域別情報を見ることができる。
また、進行予定の経路や時間軸を立体的に表示し、経過または目標ポイントを設定してこれに対応する地域別情報を表示することで、ユーザーが一層見やすく、わかりやすい外部表示を行うことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
以下に、この発明をデジタル放送を用いた地域別情報表示装置の好適実施例について図面を参照しながら説明する。
【実施例1】
【0007】
図1に示す地域別情報受信システムは、デジタルデータ放送を行う放送局10と、ユーザーのプラットフォームとなるデジタルチューナーなどの受信処理装置(STB)11とで構成される。
受信処理装置11は、本実施例ではカーナビゲーション装置20に内蔵されまたは接続された携帯用受信装置からなっているが、携帯用受信処理機能付き携帯端末(携帯電話やPDA、携帯型パソコンなど)や固定受信用の受信処理装置でもよい。
【0008】
データ放送の地域別情報としては、一例として天気予報情報や渋滞情報などが挙げられるが、地域毎に異なる情報であれば、その内容は特に限定されるものではない。
天気予報情報を例にすると、放送局は、アメダスなどの気象情報システムから地方予報区内をメッシュ分け(例えば20kmメッシュ)した地点番号と、各地点番号ごとの気象情報とが提供されるので、この地点番号と、各地点番号ごとの気象情報と、前記地点番号に対応する地域とを関連づけたバイナリーテーブルをコンテンツとして構成し、他のデータと共にカルーセル伝送により放送する。
ここで提供される気象情報は、例えば1週間後までの1日毎の天気予報情報や、6時間後までの1時間毎の天気予報情報のように複数の時点における各地点番号毎の天気予報の情報からなっている。
【0009】
そこで、ユーザーは、予め進行予定の経路または一定の時間軸において、日時(例えばTa、Tb、Tc)と地域(Ea、Eb、Ec)で定義される経過ポイントA〜Cを時系列に複数設定し、リモコンなどの入力手段を用いて前記受信処理装置11のメモリ12に条件設定ファイルf(一例としてBTBファイルなど)として格納する。
ここで、前記条件設定ファイルfで指定する日時は、同じ日で時間だけが異なる場合や日にちも異なる場合を含む。
【0010】
また、地域の情報は、前記郵便番号や地域コードなど、要するに地域を特定することができればよいが、例えば地名やインターチェンジ名を直接入力し、それを地域コードに変換してもよい。あるいは地名をそのままキーワードとして検索できるようなシステムとしておいてもよい。
更に、カーナビゲーション装置20に目的地を入力して、通過地点と通過予定時間を自動的に取得し、これを経過ポイントとして設定するものであってもよい。
また、現在位置データは、図示しないGPS装置を用いて、自動修正し、これに伴い中継ポイントの通過時刻も自動補正しうるようにしてもよい。
【0011】
そして、受信処理装置11のコントローラCでは、上記条件設定ファイルfを呼び出して、受信した放送波の指定されたチャンネルのデータ放送から前記経過ポイント毎に指定された日時、指定された地域での天気予報の情報を取得する。
例えば、経過ポイントAに対応する日時Ta、地域Eaでの天気予報情報、経過ポイントBに対応する日時Tb、地域Ebでの天気予報情報、経過ポイントCに対応する日時Tc、地域Ecでの天気予報情報を同時に取得する。
【0012】
この情報は、一定の更新間隔(例えば1時間毎や3時間毎など)で更新されるので、前記各経過ポイントに対応する天気予報情報も更新される。
この経過ポイント毎に取得された天気予報の情報は、コントローラCによって、日時と地点を組合せたデータとして分類され、指定された経過ポイントの通過時刻を基に選別されて、現在から目的地のある将来に向かって順番に所定数の地域別情報をディスプレイ1上に表示させる。
【0013】
なお、経過ポイントは、車両の進行に伴い通過することで順次更新されて新しい経過ポイントに変更され、対応する経過ポイントの天気予報が表示されることになる。
そして、ディスプレイ1では、現在のポイント(地域)を常にX軸の基準位置とし、その他の経過ポイントは順次手前に繰り上がるように設定されることで、最新の天気予報を画面表示することができる。
これにより、ユーザーは、進行予定の経路または時間軸における時系列に並んだ経過ポイント毎に天気予報をディスプレイで見ることができ、現在のポイントを常に基準として進行予定の経過(または目標)ポイントの天気予報の情報も見ることができるので、予め天候の変化に対応しながら予定経路や時間軸に沿って進むことができる。
【0014】
次ぎに、ディスプレイ1における画面表示の一例を、図2に示す。
ディスプレイ1の略下半分には、進行する予定経路Nを画面表示する経路画面表示域2が設けられている。、
図示例では、略中央に水平線3を設け、画面1の下端の横線(X軸)を現在位置P0とし将来となる水平線3とその一点の目的地に向かって漸次幅狭となるように予定経路Nを三次元的に表現している。
そして、この予定経路Nには、複数の経過ポイント(図示例では、A地点、B地点、C地点)を前記水平線3に平行な線として、各ポイントの日時データの時系列に対応して横線(X軸に平行な線)からなる区画表示線P1、P2、P3によって区画している。
【0015】
そして、この区画表示線P1〜P3と予定経路Nの外側の線との交点から垂直に立ち上がってディスプレイを縦方向(Y軸方向)に区切る縦区切り線L1〜L3で画面1を縦方向に区切る。
ここで縦区切り線は、垂直線を例示したが、一方へ傾斜する傾斜線や、予定経路Nの左右の外側の線との交点を結ぶ半円形や半楕円形の線で区切るものでもよい。
このようにして、この連続する区画表示線と縦区切り線P1とL1、P2とL2、P3とL3で区切られた区域を地域別情報表示域E1〜E3に設定する。
【0016】
上記地域別情報表示域E1からE3は、本実施例では、予定経路Nのエリア内、即ち、予定経路N内で区画表示線P1〜P3で区切られたエリア内には地域別情報としての渋滞情報がアイコンや渋滞距離データとして画面表示される。
また、縦区切り線L1からL3で区切られて予定経路Nの外側横方向に配置されるエリア内には、天気予報の風向、風速データがアイコンや文字などで表示される。
【0017】
更に、前記縦区切り線L1からL3で区切られて水平線3より上方となるエリアには、各ポイントA地点からC地点に対応する天気予報の情報が表示される。
図示例では、縦区切り線L1からL3のそれぞれのエリア内に、窓枠W1からW3が設けられており、その中に晴れ、曇り、雨などのアイコンが表示され、この窓枠W1からW3の近傍には、最高気温、最低気温、湿度などのデータが表示される。
【0018】
ここで、上記窓枠W1からW3は、ディスプレイの側方端部(図示例では左端)から各縦区切り線L1からL3で区切られたエリア内に設定されるので、W1からW3に向かって順次小さくなるように設定されている。
また、各窓枠W1からW3の上部には、それぞれのポイントの通過予定時刻が表示されている。
【0019】
また、本実施例では、画面の左側を各経過ポイントに対応する地域別情報を表示するエリアとして利用したが、右側にも同様に縦区切り線を設けて、それぞれのポイントに対応する地域別情報を配置するようにしてもよい。
この地域別情報としては、同じコンテンツを表現を変えて表示するものでも、異なる種類のコンテンツを表示するものでもよい。
【実施例2】
【0020】
図3に示す実施例2のディスプレイ1では、前記実施例1と同様に、略中央に水平線3を表示して画面を上下に仕切る。
そして水平線3より下方のエリアに今後進行する予定経路Nを三次元的に表示する。
この予定経路Nは、下端の横線(X軸)を現在位置とし、水平線を将来とし、一点を目的地として、複数の通過地域と、通過予定時刻とからなる経過ポイントが設定される。
【0021】
図示例では経過ポイントとしてA〜Dが設定されており、前記予定経路NにX軸に平行な線分として4つの区画表示線P1〜P4によって区画されている。
そして、この区画表示線P1〜P4は、水平線3を基準として上下対称に、あるいはほぼ同じ比率で上下に対応するように、水平線3の上方のエリアに表示区画線P1’〜P4’として表示される。
【0022】
また、前記区画表示線P1〜P4と予定経路Nの外側の線との交点から垂直に立ち上がってディスプレイを縦方向(Y軸方向)に区切る縦区切り線L1〜L4で画面1を縦方向に区切る。
そして、各経過ポイントに対応する前記表示区画線P1’〜P4’と縦区切り線L1〜L4の交点Q1からQ4を基準として一定の形状からなる窓枠W1〜W4を形成し、各窓枠は、現在を手前側とし将来を奥側として、斜めにずれながら時系列に重なるように表現されている。
これにより、現時点の地域別情報が手前で分かりやすく表示されており、経過地点の地域別情報は、順次時系列に手前側に表れるようになっている。
【実施例3】
【0023】
次ぎに、図4に示すディスプレイの表示は、アイコンを用いずに、写真やCGを用いて地域別情報を画面表示する構成からなっている。
この場合も、前記実施例と同様に、略中央に水平線3を表示して画面を上下に仕切る。
そして、水平線3より下方のエリアに今後進行する予定経路Nを三次元的に表示する。
この予定経路Nは、下端の横線(X軸)を現在位置とし、水平線を目的とする将来として、複数の通過地域と、通過予定時刻とからなる経過ポイントが設定される。
【0024】
図示例では経過ポイントとしてA〜Dが設定されており、前記予定経路NにX軸に平行な線分として4つの区画表示線P1〜P4によって区画されている。
そして、この区画表示線P1〜P4は、水平線3を基準として上下対称に、あるいはほぼ同じ比率で上下に対応するように、水平線3の上方のエリアに表示区画線P1’〜P4’(対応するポイントa〜d)として表示される。
そして、上記区画表示線P1〜P4と表示区画線P1’〜P4’とで手前から奥行き方向にかけて仕切られた三時限的エリアを、それぞれの経過ポイントA〜Dにおける地域別情報の表示エリアとしている。
【0025】
即ち、図示例では、一番手前の画面を現在の天気予報の画像とし、P1とP1’とP2とP2’とで囲まれたエリアをポイントA地点の天気予報の画像とし、P2とP2’とP3とP3’とで囲まれたエリアをポイントB地点の天気予報の画像とし、P3とP3’とP4とP4’とで囲まれたエリアをポイントC地点の天気予報の画像とし、P4とP4’と水平線3とで囲まれたエリアをポイントD地点の天気予報の画像としている。
この実施例では、天気予報をアイコンを用いずに、写真やCGを用いてジオラマ的に表現して、ユーザーが直感的に見やすく表現することができるようになっている。
また、予定経路Nには、各経過ポイントとなるエリアに、渋滞情報などを表示することもできる。
同様に、風向きや風速を、上記予定経路Nの側方に図示しうることも前記実施例と同様である。
【0026】
上記実施例では、地域別情報を時系列に並べて三次元的に表現する実施例を例示したが、地域別情報を通過するポイントに対応して時系列に並べて二次元的に表現する構成であってもよい。
また、上記実施例では、カーナビゲーション装置に適用した場合を例示したが、飛行機や船舶などの輸送機械や走行機械などに設けられた受信処理装置やナビゲーション装置に接続された受信処理装置であってもよく、あるいは固定受信用の受信処理装置でのシミュレーションとして用いてもよい。
【0027】
また、上記実施例では、予定経路を例示したが、時間軸をラインとして表示してもよい。
その場合も、上記実施例と同様に、経過または目標ポイントを時間軸に設定し、このポイントに対応するエリアに、地域別情報の画像や文字データを配置して表現することができる。
その他、要するにこの発明の要旨を変更しない範囲で種々設計変更しうること勿論である。
【産業上の利用可能性】
【0028】
上記実施例では、自動車のナビゲーションシステムに用いる画面表示装置について説明したが、その他の各種端末のディスプレイ装置に適用してもよい。
また、例えば集団で旅行するなど団体移動する場合に、移動者全員に同一の経過ポイントを設定することで、全員が日時と地域の特定された地域別情報を取得することができ予定表として利用することもできる。
また、天気予報(地域別情報)付きスケジュール帳としても利用することもできる。
【図面の簡単な説明】
【0029】
【図1】この発明の概略構成を示すブロック図である。
【図2】実施例1のディスプレイを示す正面図である。
【図3】実施例2のディスプレイを示す正面図である。
【図4】実施例3のディスプレイを示す正面図である。
【符号の説明】
【0030】
1 ディスプレイ
2 経路画面表示域
3 画像として表示される水平線
10 放送局
11 受信処理装置
20 カーナビゲーション装置
A、B、C、・・ 経過(または目標)ポイント
E1、E2、E3・・地域別情報表示域
L1、L2、L3・・ 縦区切り線
N 画像として表示される予定経路
P1、P2、P3、・・区画表示線
P1’、P2’、P3’・・表示区画線
W1、W2、W3・・画像として表示される窓枠

【特許請求の範囲】
【請求項1】
現在から将来に向かって進行予定の経路または時間軸に設定した日時と地域で定義される複数の経過または目標ポイントを設定し、
該ポイントの地域別情報をデジタルデータ放送から受信処理装置で取得し、
該取得した地域別データを前記経路または時間軸と共に時系列にディスプレイ上に外部表示してなることを特徴とする地域別情報表示装置。
【請求項2】
現在から将来に向かって進行予定の経路または時間軸に設定した日時と地域で定義される複数の経過または目標ポイントを設定し、
該ポイントの地域別情報をデジタルデータ放送から受信処理装置で取得し、
該取得した地域別データを前記経路または時間軸と共に時系列にディスプレイ上に外部表示してなる地域別情報表示装置であって、
ディスプレイに、進行予定の経路または時間軸を画面表示する経路画面表示部と、
該経路または時間軸を、複数のポイント毎に区画する区画表示線と、
複数の区画表示線に対応して、それぞれの通過日時に対応する複数の地域別情報を同時に表示する地域別情報表示部とを有してなることを特徴とする地域別情報表示装置。
【請求項3】
経路画面表示部に表示される経路画面が、日時が新しくなるに従って徐々に大きく表示される俯瞰的な画像からなっていることを特徴とする請求項2に記載の地域別情報表示装置。
【請求項4】
地域別情報が、天気予報または交通渋滞情報からなることを特徴とする請求項1または2に記載の地域別情報表示装置。
【請求項5】
表示装置の略下半分に、上方に向かって漸次幅狭になる経路画面が表示された経路画面表示部が形成され、
上記経路画面が区画表示線により所定数の区画に上下に仕切られており、
表示装置の略上半分で上記各区画表示線に対応する個所に、各区画表示線に設定された日時に対応する地域の地域別情報を表示する地域別情報表示窓がそれぞれ形成されていることを特徴とする請求項2に記載の地域別情報表示装置。
【請求項6】
現在から将来に向かって進行予定の経路または時間軸に設定した日時と地域で定義される複数の経過または目標ポイントを設定し、
該ポイントの地域別情報をデジタルデータ放送から受信処理装置で取得し、
該取得した地域別データを前記経路または時間軸と共に時系列にディスプレイ上に外部表示してなる地域別情報を表示する画面構成であって、
ディスプレイ上に、進行予定の経路または時間軸を画面表示する経路画面表示部と、
該経路または時間軸を、複数のポイント毎に区画する区画表示線と、
複数の区画表示線に対応して、それぞれの通過日時に対応する複数の地域別情報を同時に表示する地域別情報表示部とを有してなることを特徴とする地域別情報を表示する画面構成。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2006−50173(P2006−50173A)
【公開日】平成18年2月16日(2006.2.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−227375(P2004−227375)
【出願日】平成16年8月3日(2004.8.3)
【出願人】(503322308)有限会社ワンパス (4)
【Fターム(参考)】