説明

熱伝導性接着剤及びそれを用いた放熱モジュール、電力変換装置

【課題】接着性と絶縁性を低下させることなく熱伝導率を向上することができ、半導体素子と放熱部材との接続に好適に用いることができる熱伝導性接着剤、及びこれを用いた放熱モジュール、電力変換装置を提供すること。
【解決手段】半導体素子と放熱部材を直接又は他の部材を介して接続するための熱伝導性接着剤であって、絶縁性樹脂、平均粒径15μm〜30μmの窒化アルミニウム粒子、及び平均粒径0.5μm〜2μmの略球状アルミナ粒子を含有し、前記窒化アルミニウム粒子と前記略球状アルミナ粒子の混合比率(体積比)が70:30〜80:20であり、
前記窒化アルミニウム粒子と前記略球状アルミナ粒子の合計量が、前記絶縁性樹脂、前記窒化アルミニウム粒子、及び前記アルミナ粒子の合計量に対して60〜70体積%であることを特徴とする、熱伝導性接着剤。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は熱伝導性接着剤、及びそれを用いた放熱モジュール、電力変換装置に関する。
【背景技術】
【0002】
ハイブリッド自動車、燃料電池自動車等の電気自動車に搭載されるモータ駆動用のインバータ装置や電力回生用電力変換装置には、スイッチング素子等の種々の半導体素子が使用されている。バッテリーの大容量化や高速スイッチング化に伴ってこのような半導体素子に流れる電流が大きくなり、半導体素子の温度上昇が問題となっている。
【0003】
半導体素子の温度上昇を抑えるために、放熱フィン等の放熱部材を半導体素子に接続して使用している。たとえば、半導体素子を使用した放熱モジュールでは、図1に示すように、半導体素子1に半田層2を介して配線材3が接続され、さらに接着剤4を介して配線材3と放熱部材5が接続されている。このような構造とすることで半導体素子1の温度上昇を抑えることができる。
【0004】
半導体素子1に発生した熱を効率良く放熱部材に伝えるためには、接着剤4の熱伝導率を上げることが重要である。このため、種々の熱伝導性接着剤が検討されており、絶縁性の樹脂中に熱伝導率の高いフィラーを分散させた樹脂組成物が熱伝導性接着剤として使用されている。
【0005】
窒化アルミニウム粒子は熱伝導率が高く、熱伝導性接着剤に使用するフィラーとして適している。特許文献1には窒化アルミニウム焼結体の粉砕物からなり、平均粒子径が50μm以下であって3μm以下の微粉の含有率が10%以下であることを特徴とする樹脂充填用窒化アルミニウム粉末、及びこの窒化アルミニウム粉末を含有する樹脂組成物が開示されている。
【特許文献1】特開2001−158609号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
熱伝導性接着剤の熱伝導率を向上させるためには、フィラーの充填量を上げ、隣接するフィラー同士の密着力を向上させることが必要である。しかしフィラーの充填量を上げすぎると接着性が悪くなり、半導体素子から放熱部材に至る放熱経路中で、所要の接着力が得られない。また特許文献1では、銅、銀、金などの熱伝導率の高い金属粉末を窒化アルミニウム粉末と混合して使用することも提案されている。しかし金属粉末は導電性であるため、このような粉末を使用して作成した熱伝導性接着剤は絶縁性を確保できない。一般に放熱部材としては熱伝導率の高い金属を使用することが多い。図1のような構造の放熱モジュールでは半導体素子1と配線材3の間に電流を流しており、接着層4の絶縁抵抗が低くなると配線材3から放熱部材5にも電流が流れてしまい、絶縁破壊電圧の低下やリーク電流の発生などの問題が起こる。
【0007】
本発明は前記問題を解決するものであり、接着性と絶縁性を低下させることなく熱伝導率を向上することができ、半導体素子と放熱部材との接続に好適に用いることができる熱伝導性接着剤を提供する。さらにこの熱伝導性接着剤を用いることで温度上昇を抑えた放熱モジュール、及び電力変換装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、半導体素子と放熱部材を直接又は他の部材を介して接続するための熱伝導性接着剤であって、絶縁性樹脂、平均粒径15μm〜30μmの窒化アルミニウム粒子、及び平均粒径0.5μm〜2μmの略球状アルミナ粒子を含有し、前記窒化アルミニウム粒子と前記略球状アルミナ粒子の混合比率(体積比)が70:30〜80:20であり、
前記窒化アルミニウム粒子と前記略球状アルミナ粒子の合計量が、前記絶縁性樹脂、前記窒化アルミニウム粒子、及び前記アルミナ粒子の合計量に対して60〜70体積%であることを特徴とする熱伝導性接着剤である(請求項1)。
【0009】
先述したように、窒化アルミニウム粒子等のフィラーを含む熱伝導性接着剤において、フィラーの充填密度は熱伝導性に大きく影響し、フィラーの充填密度が高くなるほど熱伝導性を向上できる。ここでフィラーの球状度が良く、かつ粒径が揃っていると、フィラーの充填密度を高くできる。図2は理想的なフィラーの充填状態を示す模式図である。球状度が高く粒径の揃ったフィラー6は互いに密着して配列することができ、このようなフィラーを使用した熱伝導接着剤では熱伝導率が高くなる。
【0010】
しかし一般に窒化アルミニウム粒子の球状度は高くない。これは、窒化アルミニウム粒子は粉砕物として得られることが多いからである。これに対し、アルミナ粒子は球状度の高い物が得られやすいが、アルミナの熱伝導率は窒化アルミニウムの熱伝導率に比べて低い。本発明者はこれらの粒子の形状に着目し、平均粒径15μm〜30μmの窒化アルミニウム粒子に対して、平均粒径0.5μm〜2μmの略球状アルミナ粒子を組み合わせて使用することでフィラーの充填密度を高くして熱伝導率を向上できることを見いだした。図3は本発明のフィラーの充填状態を示す模式図である。窒化アルミニウム粒子7の隙間を略球状アルミナ粒子8が埋めている。このような組み合わせとすることでフィラーの充填密度を高くでき、熱伝導率の高い熱伝導性接着剤が得られる。
【0011】
また本発明は、前記絶縁性樹脂が、エポキシ樹脂を主成分とすることを特徴とする、請求項1に記載の熱伝導性接着剤である(請求項2)。エポキシ樹脂は耐熱性が高く、半導体素子の発熱量が大きくなった場合においても接続信頼性の高い熱伝導性接着剤を得ることができる。
【0012】
また本発明は、半導体素子に接続した配線材、及び放熱部材を有する放熱モジュールであって、前記配線材と前記放熱部材が請求項1又は2に記載の熱伝導性接着剤を介して接続されていることを特徴とする放熱モジュールである(請求項3)。上記のような熱伝導性接着剤を使用することで、半導体素子に発生した熱を効率良く放熱でき、半導体素子の温度上昇を抑えることができる。
【0013】
また本発明は、請求項3に記載の放熱モジュールと制御装置を有する電力変換装置である(請求項4)。上記のような熱伝導性接着剤を使用することで温度上昇の起こりにくい電力変換装置が得られる。
【発明の効果】
【0014】
本発明は、接着性と絶縁性を低下させることなく熱伝導率を向上することができ、半導体素子と放熱部材との接続に好適に用いることができる熱伝導性接着剤を提供する。さらに、温度上昇を抑えた放熱モジュール、及び電力変換装置を提供する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
本発明に使用する窒化アルミニウム粒子としては、市販されている種々の粒子を使用することができる。形状は特に限定されず、無定型、焼結、粉砕状、球状などのものを使用できる。窒化アルミニウム粒子の平均粒径は15μm〜30μmとする。平均粒径が30μmを超えると、熱伝導性接着剤を塗布した時に表面が粗くなって、薄く塗布することができない。また平均粒径が15μmよりも小さいと、粒子同士が効率良く接触できず、熱伝導性が低下する。なお平均粒径は、レーザードップラー法を応用した粒度分布測定装置等により測定でき、50%累積粒度径を平均粒径とする。
【0016】
本発明に使用する略球状アルミナ粒子は、略球状のものであれば特に制限無く、市販されている種々の粒子を使用することができる。略球状アルミナ粒子の平均粒径は0.5μm〜2μmとする。平均粒径が2μmよりも大きいと、上記の窒化アルミニウム粒子との組み合わせ効果を発揮することができない。また平均粒径が0.5μmよりも小さいと粒子同士が効率良く接触できず、熱伝導性が低下する。
【0017】
さらに、窒化アルミニウム粒子と略球状アルミナ粒子の組み合わせ効果を発揮し、充填密度を高めるために、窒化アルミニウム粒子と略球状アルミナ粒子の混合比率は体積比で70:30〜80:20とする。アルミナ粒子の熱伝導率は窒化アルミニウムの熱伝導率と比べると低いため、アルミナ粒子の割合が30体積%よりも多くなると、熱伝導性接着剤全体の熱伝導率を上げることができない。またアルミナ粒子の割合が20体積%よりも少ないと、上記の組み合わせ効果を発揮することができない。
【0018】
なお、樹脂中にフィラーを混合した樹脂組成物の熱伝導率は、以下に示す式(ブラッグマンの予測式)により予測することができる。
【0019】
【数1】

φ :フィラーの体積充填率
λe:フィラー混合後の樹脂の熱伝導率(W/m・K)
λd:フィラーの熱伝導率(W/m・K)
λc:樹脂の熱伝導率(W/m・K)
【0020】
この予測式はフィラーが樹脂中に良好に分散している理想的な状態を示しており、フィラーの球状度が高い場合には実際の熱伝導率と式から予測される熱伝導率は一致する。しかし先述したように窒化アルミニウム粒子の球状度は高くないため、フィラーの体積充填率が60%を超えると理想的な充填状態とはならず、実際の樹脂組成物の熱伝導率は予測値よりも低くなる。
【0021】
しかし窒化アルミニウム粒子と略球状アルミナ粒子を上記の比率で混合して使用することでフィラーの充填状態が良くなり、フィラーの体積充填率を上げてもブラッグマンの予測式から計算される値に近い熱伝導率を持つ樹脂組成物が得られる。
【0022】
さらに、窒化アルミニウム粒子と略球状アルミナ粒子の合計量(フィラー量)は、絶縁性樹脂及びフィラー量の合計量に対して60〜70体積%とする。フィラー量が70体積%を超えると接着力が低下し、接続信頼性が悪くなる。またフィラー量が60%よりも少ないと熱伝導率が低くなる。なお、本発明の効果を妨げない範囲において、フィラーとして窒化アルミニウム粒子、略球状アルミナ粒子以外の無機粒子を更に添加しても良い。
【0023】
本発明に使用する絶縁性樹脂としては、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、アクリル樹脂、メラミン樹脂、ポリイミド樹脂、ポリアミドイミド樹脂等を使用することができる。熱伝導性接着剤の耐熱性を考慮すると熱硬化性樹脂を使用することが好ましく、特にエポキシ樹脂を使用することが好ましい。エポキシ樹脂の種類は特に限定されないが、ビスフェノールA、F、S、AD等を骨格とするビスフェノール型エポキシ樹脂等の他、クレゾールノボラック型エポキシ樹脂、脂環式エポキシ樹脂等が例示される。さらにエポキシ樹脂の硬化剤として公知のものを適宜選択して使用することができる。これらの絶縁性樹脂は溶剤に溶解して使用することもできる。
【0024】
さらに要求特性に応じて硬化促進剤、酸化防止剤、チクソ剤、レベリング剤等の添加剤を混合しても良い。これらの材料を3本ロール、回転攪拌脱泡機、ボールミルなどにより混合、分散して均一な状態として熱伝導性接着剤を作製する。
【0025】
さらに本発明は、半導体素子、前記半導体素子に接続した配線材、及び放熱部材を有し、前記配線材と前記放熱部材がこれらの熱伝導性接着剤を介して接続されていることを特徴とする放熱モジュール、及びこの放熱モジュールと制御装置を有する電力変換装置を提供する。この放熱モジュール及び電力変換装置は、ハイブリッド自動車や燃料電池自動車等の電気自動車において、例えばモータ駆動用のインバータ装置として適用されるものである。半導体素子としては、SiC(シリコンカーバイト)、GaN(窒化ガリウム)等が使用される。また配線材としては、銅または銅合金等からなる金属板で形成されたバスバー等が使用される。放熱部材としては、熱伝導性にすぐれた金属板等が使用できる。
【0026】
次に発明を実施するための最良の形態を実施例により説明する。実施例は本発明の範囲を限定するものではない。
【実施例】
【0027】
(実施例1)
(熱伝導性接着剤の作製)
エポキシ樹脂、及び硬化剤としてジシアンジアミドを酢酸ブチルセロソルブに溶解した絶縁性樹脂溶液を作製した。ここにフィラーとして平均粒径30μmの窒化アルミニウム粒子と平均粒径1μmのアルミナ粒子を体積比で75:25となるように加えて均一になるように混合し、フィラー含有量70体積%の熱伝導性接着剤を作製した。
【0028】
(熱伝導率の評価)
作製した熱伝導性接着剤のサンプルを基材に塗布し、150℃30分、220℃1時間熱処理して硬化させ、0.1mm厚みのシートを作製した。得られたシートの熱伝導率を京都電子工業製TPA−501を用いてホットディスク法で測定した。
【0029】
(接着力評価)
作製した熱伝導性接着剤のサンプルを厚み1.5mmのアルミニウム板に塗布し、150℃30分乾燥した後、オーバーラップ面積が10mm角になるように厚み1.5mmのアルミニウム板を重ね合わせ、220℃で1時間硬化させてアルミニウム板同士を接着した。5mm/minで引張試験を行い、剪断接着力を測定した。接着力8MPa以上を合格とする。
【0030】
(絶縁性評価:絶縁破壊電圧)
熱伝導率の評価と同様に作製した0.1mm厚みのシートサンプルを23℃、50%RH雰囲気で5分間処理した後、JIS K6911に準拠して100kV・3kV絶縁耐力試験装置で絶縁破壊電圧を測定した。絶縁破壊電圧10kV/mm以上を合格とする。
【0031】
(絶縁性評価:リーク電流)
熱伝導率の評価と同様に作製した0.1mm厚みのシートサンプルの表面に10mmφの電極、裏面に26mmφの電極を貼り合わせ、50Hz AC1.5kVを印加して60秒間の最大リーク電流を計測した。最大リーク電流0.1mA以下を合格とする。
【0032】
(実施例2)
フィラー含有量を62体積%としたこと以外は実施例1と同様にして熱伝導性接着剤を作製し、一連の評価を行った。
【0033】
(比較例1)
フィラー含有量を55体積%としたこと以外は実施例1と同様に熱伝導性接着剤を作製し、一連の評価を行った。
【0034】
(比較例2)
フィラーとして、平均粒径13μmのアルミナ粒子と、平均粒径1μmの略球状アルミナ粒子を体積比で75:25とし、フィラー含有量を67体積%としたこと以外は実施例1と同様に熱伝導性接着剤を作製し、一連の評価を行った。以上の結果を表1に示す。
【0035】
【表1】

【0036】
表1に示すように、比較例1はフィラー充填率が55体積%と低いため、熱伝導率が低くなっており要求特性を満たさない。また比較例2では熱伝導率の低いアルミナ粒子のみを使用しているため、フィラー充填率を67%と高くしても熱伝導率が低くなっている。これに対して本発明の実施例1、2は熱伝導率が高く、また接着力、リーク電流、絶縁破壊電圧も要求特性を満たしている。
【0037】
ここでブラッグマンの予測式によりフィラーとして窒化アルミニウム粒子のみを使用したときのフィラー体積充填率と熱伝導率を計算し、これに実施例1、2の熱伝導率と体積充填率をプロットすると図4のようになる。なお窒化アルミニウム粒子の熱伝導率を200W/m・K、樹脂の熱伝導率を0.2W/m・Kとして計算している。
【0038】
アルミナ粒子の熱伝導率は窒化アルミニウム粒子の熱伝導率よりも低いため、両者の混合フィラーの熱伝導率は窒化アルミニウム単独の粒子に比べて低くなり、混合フィラーを使用した樹脂組成物(熱伝導性接着剤)の熱伝導率は窒化アルミニウム粒子単体を使用した場合に比べて低くなると予想された。しかし実施例1、2の熱伝導率はブラッグマンの予測式から計算される熱伝導率とほぼ同じ値となっており、予想値を上回る熱伝導率となった。このことからも本発明の熱伝導性接着剤が熱伝導性に優れていることがわかる。
【図面の簡単な説明】
【0039】
【図1】放熱モジュールの構造を示す、断面模式図である。
【図2】理想的なフィラーの充填状態を示す模式図である。
【図3】本発明の熱伝導接着剤のフィラー充填状態を示す模式図である。
【図4】本発明の熱伝導接着剤の熱伝導率と、フィラー充填率との関係を示す図である。
【符号の説明】
【0040】
1 半導体素子
2 半田層
3 配線材
4 接着剤
5 放熱部材
6 球状フィラー
7 窒化アルミニウム粒子
8 略球状アルミナ粒子

【特許請求の範囲】
【請求項1】
半導体素子と放熱部材を直接又は他の部材を介して接続するための熱伝導性接着剤であって、
絶縁性樹脂、平均粒径15μm〜30μmの窒化アルミニウム粒子、及び平均粒径0.5μm〜2μmの略球状アルミナ粒子を含有し、
前記窒化アルミニウム粒子と前記略球状アルミナ粒子の混合比率(体積比)が70:30〜80:20であり、
前記窒化アルミニウム粒子と前記略球状アルミナ粒子の合計量が、前記絶縁性樹脂、前記窒化アルミニウム粒子、及び前記アルミナ粒子の合計量に対して60〜70体積%であることを特徴とする、熱伝導性接着剤。
【請求項2】
前記絶縁性樹脂が、エポキシ樹脂を主成分とすることを特徴とする、請求項1に記載の熱伝導性接着剤。
【請求項3】
半導体素子、前記半導体素子に接続した配線材、及び放熱部材を有する放熱モジュールであって、前記配線材と前記放熱部材が請求項1又は2に記載の熱伝導性接着剤を介して接続されていることを特徴とする放熱モジュール。
【請求項4】
請求項3に記載の放熱モジュールと制御装置を有する電力変換装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2008−258254(P2008−258254A)
【公開日】平成20年10月23日(2008.10.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−96212(P2007−96212)
【出願日】平成19年4月2日(2007.4.2)
【出願人】(000002130)住友電気工業株式会社 (12,747)
【Fターム(参考)】