説明

窒素含有複素環ケトン類およびそれらのc−Met阻害薬としての使用

式I、II、III、IVまたはVによって定義される特定の化合物は、HGF介在疾患などの疾患の予防および治療において有効である。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
下記式I、II、IIIまたはIVの化合物、
【化190】

[式中、
aおよびbは、独立に非存在であるか結合であり;
nは、価数によって許容される0から6の整数であり;
vは、0から2の整数であり;
aが結合である場合にはXはCR4*またはNであり、ならびにaが非存在である場合にはXはCRまたはNRであり;
bが結合である場合にはYおよびZは独立にCR4*またはNであり、ならびにbが非存在である場合にはYおよびZのうちの一方がCRであり、他方がNRであり;
W、YおよびZは、独立にCR4*またはNであり;
V、UおよびUは、独立にCR4*またはNであり、ただしUおよびUのうちの一方のみがNであり;
Lは、非存在、C1−6アルキレン、C3−10シクロアルキレン、C3−10複素環アルキレン、C2−8アルケニレンまたはC2−8アルキニレンであり、それらのいずれも1以上のハロ、−ORまたは−NRで置換されていても良く、ならびにさらには同一の4価炭素原子に結合したいずれか2個の置換基が一体となって、スピロ縮合シクロアルキルまたは複素環を形成していても良く;
Mは、非存在、−O−、−S(O)−、−NR−、−C(=O)NR−、−NR(C=O)−、−SONR−、−NRSO−であり、ただし、LおよびMが同時に非存在であることはなく;または−L−M−Rが一体となって下記のもの:
【化191】

を形成していても良く、
Aは、CHまたはNであり;ならびにB、C、DおよびEは独立にCH、O、NRまたはS(O)であり、ただしA、B、C、DおよびEのうちの一つのみがヘテロ原子であることができ;
は、
(1)ハロ、−CN、−NR−(C=O)R、−NR−(C=O)OR、−NR−(C=O)NR、−(C=O)NR、−(C=O)OR、−(C=O)R、−S(O)、−SONR、−NRまたは−OR
(2)シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、複素環、複素環アルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、C1−6アルキル、C2−6アルケニルまたはC2−6アルキニル(それらのいずれも独立に価数が許容する場合1以上のR10で置換されていても良い。)
であり;
は、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、複素環、複素環アルキル、シクロアルキルまたはシクロアルキルアルキルであり、それらのいずれも独立に価数が許容する場合1以上のR10で置換されていても良く;
2aは、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキルまたは複素環であり、それらのいずれも独立に価数が許容する場合1以上のR10で置換されていても良く;
は、各場合で独立にハロ、シアノ、置換されていても良いアルキル、置換されていても良いアルケニル、置換されていても良いアルキニル、−(C=O)0−1、−(C=O)0−1NR、−S(O)、−SONR、−C=OR、−NRC=OR、−NR−C=O−NRおよび−NRSOから選択される任意の置換基であり;
4*、RおよびRは各場合で、独立にHまたはRの定義で列挙された任意の置換基のうちのいずれかであり、ただし、RおよびRが同時に−OR、−NR、−S(O)、−SONR、−NRC=OR、−NR−C=O−NRおよび−NRSOから選択されることはできず;
は各場合で、独立に
(1)H、または
(2)アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキルアルキル、複素環アルキル、アリールアルキルまたはヘテロアリールアルキル(それらのいずれも独立に価数が許容する場合1以上のR10で置換されていても良い。)
であり;
は各場合で、独立に
(1)H、または
(2)アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキルアルキル、複素環アルキル、アリールアルキルまたはヘテロアリールアルキル(それらのいずれも独立に価数が許容する場合1以上のR10で置換されていても良い。)
であり;
およびRは各場合で、独立に
(1)H、または
(2)アルキル、シクロアルキル、ヘテロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキルアルキル、ヘテロアルキルアルキル、複素環アルキル、アリールアルキルまたはヘテロアリールアルキル(それらのいずれも独立に価数が許容する場合1以上のR10で置換されていても良い。)であるか、
とRがそれらが結合している窒素原子と一体となって複素環を形成していても良く;
10は、各場合で独立に価数によって許容される場合ハロ、オキソ、シアノ、アルキル、ハロアルキル、シクロアルキル、複素環、ヘテロアリール、アリール、複素環アルキル、ヘテロアリールアルキル、アリールアルキル、−(CR0−3OR、−(CR0−3NR、−(CR0−3N(R)C=OR、−(CR0−3N(R)(C=O)OR、−(CR0−3C=ONR、−(CR0−3O(C=O)NR、−(CR0−3C=OR、−(CR0−3(C=O)OR、−(CR0−3N(R)C=ONR、−(CR0−3S(O)、−(CR0−3SONRまたは−(CR0−3NRSOから選択される1以上の任意の置換基である。]
該化合物のエナンチオマー、ジアステレオマーおよび塩。
【請求項2】
が、
(1)−NR、−NRCONR、−NRCOOR、−CNまたは−CONR;あるいは
(2)アリール、ヘテロアリール、複素環、アルケニルまたはアルキニル(これらのいずれも、独立に価数が許容する場合1以上のR10で置換されていても良い。)
である請求項1の化合物。
【請求項3】
がアリール、ヘテロアリールまたは複素環であり、これらのいずれも、独立に価数が許容する場合1以上のR10で置換されていても良い請求項2の化合物。
【請求項4】
Mが非存在、−O−または−NR−であり;ならびに
が独立に価数が許容する場合1以上のR10で置換されていても良いアリールまたはヘテロアリールである請求項1の化合物。
【請求項5】
Mが非存在、−O−または−NR−であり;ならびに
が独立に価数が許容する場合1以上のR10で置換されていても良いアリールまたはヘテロアリールである請求項2の化合物。
【請求項6】
Mが非存在、−O−または−NR−であり;ならびに
が独立に価数が許容する場合1以上のR10で置換されていても良いアリールまたはヘテロアリールである請求項3の化合物。
【請求項7】
が、フェニル、ナフチル、ナフチリジニル、チエニル、ベンゾチエニル、フラン、ベンゾフラニル、ピリジル、ピラジニル、ピリミジニル、イミダゾリル、トリアゾリル、キノキサリニル、ベンゾジオキソリル、ベンゾジオキシニル、ジヒドロベンゾジオキシニル、インドリニル、インドリル、ベンゾイミダゾリル、ベンゾイソオキサゾール、ベンゾイソチオザゾール、ベンゾオキサゾール、ベンゾチアゾール、チアゾリル、イソチアゾリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、モルホリニル、ピロリジニル、ピラゾリル、インダゾリル、ピペラジニル、ピペラジニル、アゼチジニル、ピラニル、ピリダジニル、ジヒドロピラニル、テトラヒドロピラニル、キノリニル、キナゾリニル、シンノリニル、フタラジニル、ジヒドロキノリニルまたはイソキノリニルであり、それらのいずれも独立に価数が許容する場合1以上のR10によって置換されていても良く;ならびに
が、キノリニル、イソキノリニル、ナフチル、ピロロピリジニル、ナフチリジニルキナゾリニル、インダゾリル、キノキサリニル、ピリジル、ピリミジニル、ピリドニル、ピリミドニル、シンノリニル、アザインドリル、アザベンゾチエニル、アザインダゾリル、7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジンまたはフェニルであり、それらのいずれも独立に価数が許容する場合1以上のR10で置換されていても良い請求項6の化合物。
【請求項8】
がキノリニルである請求項7の化合物。
【請求項9】
下記式IAの構造を有する請求項1の化合物、
【化192】

該化合物のエナンチオマー、ジアステレオマーおよび塩。
【請求項10】
が、
(1)−NR、−NRCONR、−NRCOOR、−CNまたは−CONR;あるいは
(2)アリール、ヘテロアリール、複素環、アルケニルまたはアルキニル(これらのいずれも、独立に価数が許容する場合1以上のR10で置換されていても良い。)
である請求項9の化合物。
【請求項11】
がアリール、ヘテロアリールまたは複素環であり、これらのいずれも、独立に価数が許容する場合1以上のR10で置換されていても良い請求項10の化合物。
【請求項12】
Mが非存在、−O−または−NR−であり;ならびに
が独立に価数が許容する場合1以上のR10で置換されていても良いアリールまたはヘテロアリールである請求項9の化合物。
【請求項13】
Mが非存在、−O−または−NR−であり;ならびに
が独立に価数が許容する場合1以上のR10で置換されていても良いアリールまたはヘテロアリールである請求項11の化合物。
【請求項14】
が、フェニル、ナフチル、ナフチリジニル、チエニル、ベンゾチエニル、フラン、ベンゾフラニル、ピリジル、ピラジニル、ピリミジニル、イミダゾリル、トリアゾリル、キノキサリニル、ベンゾジオキソリル、ベンゾジオキシニル、ジヒドロベンゾジオキシニル、インドリニル、インドリル、ベンゾイミダゾリル、ベンゾイソオキサゾール、ベンゾイソチオザゾール、ベンゾオキサゾール、ベンゾチアゾール、チアゾリル、イソチアゾリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、モルホリニル、ピロリジニル、ピラゾリル、インダゾリル、ピペラジニル、ピペラジニル、アゼチジニル、ピラニル、ピリダジニル、ジヒドロピラニル、テトラヒドロピラニル、キノリニル、キナゾリニル、シンノリニル、フタラジニル、ジヒドロキノリニルまたはイソキノリニルであり、それらのいずれも独立に価数が許容する場合1以上のR10によって置換されていても良く;ならびに
が、キノリニル、イソキノリニル、ナフチル、ピロロピリジニル、ナフチリジニルキナゾリニル、インダゾリル、キノキサリニル、ピリジル、ピリミジニル、ピリドニル、ピリミドニル、シンノリニル、アザインドリル、アザベンゾチエニル、アザインダゾリル、7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジンまたはフェニルであり、それらのいずれも独立に価数が許容する場合1以上のR10で置換されていても良い請求項13の化合物。
【請求項15】
がキノリニルである請求項14の化合物。
【請求項16】
下記式IBの構造を有する請求項1の化合物、
【化193】

該化合物のエナンチオマー、ジアステレオマーおよび塩。
【請求項17】
が、
(1)−NR、−NRCONR、−NRCOOR、−CNまたは−CONR;あるいは
(2)アリール、ヘテロアリール、複素環、アルケニルまたはアルキニル(これらのいずれも、独立に価数が許容する場合1以上のR10で置換されていても良い。)
である請求項16の化合物。
【請求項18】
がアリール、ヘテロアリールまたは複素環であり、これらのいずれも、独立に価数が許容する場合1以上のR10で置換されていても良い請求項17の化合物。
【請求項19】
Mが非存在、−O−または−NR−であり;ならびに
が独立に価数が許容する場合1以上のR10で置換されていても良いアリールまたはヘテロアリールである請求項16の化合物。
【請求項20】
Mが非存在、−O−または−NR−であり;ならびに
が独立に価数が許容する場合1以上のR10で置換されていても良いアリールまたはヘテロアリールである請求項18の化合物。
【請求項21】
が、フェニル、ナフチル、ナフチリジニル、チエニル、ベンゾチエニル、フラン、ベンゾフラニル、ピリジル、ピラジニル、ピリミジニル、イミダゾリル、トリアゾリル、キノキサリニル、ベンゾジオキソリル、ベンゾジオキシニル、ジヒドロベンゾジオキシニル、インドリニル、インドリル、ベンゾイミダゾリル、ベンゾイソオキサゾール、ベンゾイソチオザゾール、ベンゾオキサゾール、ベンゾチアゾール、チアゾリル、イソチアゾリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、モルホリニル、ピロリジニル、ピラゾリル、インダゾリル、ピペラジニル、ピペラジニル、アゼチジニル、ピラニル、ピリダジニル、ジヒドロピラニル、テトラヒドロピラニル、キノリニル、キナゾリニル、シンノリニル、フタラジニル、ジヒドロキノリニルまたはイソキノリニルであり、それらのいずれも独立に価数が許容する場合1以上のR10によって置換されていても良く;ならびに
が、キノリニル、イソキノリニル、ナフチル、ピロロピリジニル、ナフチリジニルキナゾリニル、インダゾリル、キノキサリニル、ピリジル、ピリミジニル、ピリドニル、ピリミドニル、シンノリニル、アザインドリル、アザベンゾチエニル、アザインダゾリル、7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジンまたはフェニルであり、それらのいずれも独立に価数が許容する場合1以上のR10で置換されていても良い請求項20の化合物。
【請求項22】
がキノリニルである請求項21の化合物。
【請求項23】
【化194】






から選択される請求項9の化合物および該化合物の塩。
【請求項24】
【化195】






から選択される請求項16の化合物および該化合物の塩。
【請求項25】
下記式ICの構造を有する請求項1の化合物、
【化196】

該化合物のエナンチオマー、ジアステレオマーおよび塩。
【請求項26】
下記の構造を有する請求項25の化合物
【化197】

および該化合物の塩。
【請求項27】
下記式IIAの構造を有する請求項1の化合物、
【化198】

該化合物のエナンチオマー、ジアステレオマーおよび塩。
【請求項28】
下記の構造を有する請求項27の化合物
【化199】

および該化合物の塩。
【請求項29】
下記式IDの構造を有する請求項1の化合物、
【化200】

該化合物のエナンチオマー、ジアステレオマーおよび塩。
【請求項30】
【化201】

から選択される請求項29の化合物および該化合物の塩。
【請求項31】
下記式Vの化合物、
【化202】

[式中、
nは、0から3の整数であり;
vは、0から2の整数であり;
Lは、非存在、C1−6アルキレン、C3−10シクロアルキレン、C3−10複素環アルキレン C2−8アルケニレンまたはC2−8アルキニレンであり、それらのいずれも独立に1以上のハロ、−ORまたは−NRで置換されていても良く、ならびにさらには同一の4価炭素原子に結合したいずれか2個の置換基が一体となって、スピロ縮合シクロアルキルまたは複素環を形成していても良く;
Mは、非存在、−O−、−S(O)−、−NR−、−C(O)NR−、−NR(CO)−、−SONR−、−NRSO−であり、ただし、LおよびMが同時に非存在であることはなく;
は、
(1)ハロ、−CN、−NR−(C=O)R、−NR−(C=O)OR、−NR−(C=O)NR、−(C=O)NR、−(C=O)OR、−(C=O)R、−S(O)、−SONR、−NRまたは−OR
(2)シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、複素環、複素環アルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、C1−6アルキル、C2−6アルケニルまたはC2−6アルキニル(それらのいずれも独立に価数が許容する場合1以上のR10で置換されていても良い。)
であり;
は、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、複素環、複素環アルキル、シクロアルキルまたはシクロアルキルアルキルであり、それらのいずれも独立に価数が許容する場合1以上のR10で置換されていても良く;
は、各場合で独立にハロ、シアノ、置換されていても良いアルキル、置換されていても良いアルケニル、置換されていても良いアルキニル、−(C=O)0−1、−(C=O)0−1NR、−S(O)、−SONR、−C=OR、−NRC=OR、−NR−C=O−NRおよび−NRSOから選択される任意の置換基であり;
4*、RおよびRは各場合で、独立にHまたはRの定義で列挙された任意の置換基のうちのいずれかであり、ただし、RおよびRが同時に−OR、−NR、−S(O)、−SONR、−NRC=OR、−NR−C=O−NRおよび−NRSOから選択されることはできず;
は各場合で、独立に
(1)H、または
(2)アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキルアルキル、複素環アルキル、アリールアルキルまたはヘテロアリールアルキル(それらのいずれも独立に価数が許容する場合1以上のR10で置換されていても良い。)
であり;
は各場合で、独立に
(1)H、または
(2)アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキルアルキル、複素環アルキル、アリールアルキルまたはヘテロアリールアルキル(それらのいずれも独立に価数が許容する場合1以上のR10で置換されていても良い。)
であり;
およびRは各場合で、独立にH、アルキル、シクロアルキル、ヘテロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキルアルキル、ヘテロアルキルアルキル、複素環アルキル、アリールアルキルまたはヘテロアリールアルキルであるか、RとRがそれらが結合している窒素原子と一体となって複素環を形成していても良く;ならびに
10は、各場合で独立に価数によって許容される場合ハロ、オキソ、シアノ、アルキル、ハロアルキル、シクロアルキル、複素環、ヘテロアリール、アリール、複素環アルキル、ヘテロアリールアルキル、アリールアルキル、−(CR0−3OR、−(CR0−3NR、−(CR0−3N(R)C=OR、−(CR0−3N(R)(C=O)OR、−(CR0−3C=ONR、−(CR0−3O(C=O)NR、−(CR0−3C=OR、−(CR0−3(C=O)OR、−(CR0−3N(R)C=ONR、−(CR0−3S(O)、−(CR0−3SONRまたは−(CR0−3NRSOから選択される1以上の任意の置換基である。]
該化合物のエナンチオマー、ジアステレオマーおよび塩。
【請求項32】
下記構造を有する請求項31の化合物
【化203】

および該化合物の塩。
【請求項33】
請求項1の化合物および製薬上許容される担体を含む医薬組成物。
【請求項34】
対象における癌を治療する方法であって、有効量の請求項1の化合物を投与する段階を有する、前記方法。
【請求項35】
抗生物質型薬剤、アルキル化剤、代謝拮抗剤、ホルモン剤、免疫剤、インターフェロン型薬剤およびその他薬剤から選択される化合物との組み合わせを含む請求項34の方法。
【請求項36】
対象における血管形成を治療する方法であって、有効量の請求項1の化合物を投与する段階を有する、前記方法。
【請求項37】
哺乳動物における増殖関連障害を治療する方法であって、有効量の請求項1の化合物を投与する段階を有する、前記方法。
【請求項38】
対象における腫瘍での血流を低減する方法であって、有効量の請求項1の化合物を投与する段階を有する、前記方法。
【請求項39】
対象における腫瘍の大きさを低減する方法であって、有効量の請求項1の化合物を投与する段階を有する、前記方法。
【請求項40】
対象における糖尿病性網膜症を治療する方法であって、有効量の請求項1の化合物を投与する段階を有する、前記方法。
【請求項41】
哺乳動物における炎症を治療する方法であって、有効量の請求項1の化合物を投与する段階を有する、方法。
【請求項42】
哺乳動物におけるT細胞活性化を阻害する方法であって、哺乳動物に対して治療上有効量の請求項1の化合物を投与する段階を有する、方法。
【請求項43】
哺乳動物における関節炎、関節リウマチ、乾癬性関節炎または骨関節炎を治療する方法であって、哺乳動物に対して治療上有効量の請求項1の化合物を投与する段階を有する、方法。
【請求項44】
哺乳動物における臓器移植、急性移植片もしくは異種移植片もしくは同種移植片拒絶または移植耐性誘発を治療する方法であって、哺乳動物に対して治療上有効量の請求項1の化合物を投与する段階を有する、方法。
【請求項45】
哺乳動物における虚血性もしくは再潅流性損傷、心筋梗塞または卒中を治療する方法であって、哺乳動物に対して治療上有効量の請求項1の化合物を投与する段階を有する、方法。
【請求項46】
哺乳動物における多発性硬化症、潰瘍性大腸炎を含む炎症性腸疾患、クローン病、狼瘡、接触過敏症、遅延型過敏およびグルテン過敏性腸疾患、I型糖尿病、乾癬、接触皮膚炎、橋本甲状腺炎、シェーグレン症候群、自己免疫性甲状腺機能亢進症、アジソン病、自己免疫性多腺性疾患、自己免疫性脱毛症、悪性貧血、白斑、自己免疫性下垂体機能低下症、ギラン・バレー症候群、糸球体腎炎、血清病、蕁麻疹(uticaria)、アレルギー疾患、喘息、花粉症、アレルギー性鼻炎、強皮症(scleracielma)、菌状息肉腫、皮膚筋炎、円形脱毛症、慢性光線性皮膚炎、湿疹、ベーチェット病、掌蹠膿疱症、壊疸性膿皮症、セザリー症候群、アトピー性皮膚炎、全身性硬化症、限局性強皮症、アトピー性皮膚炎を治療する、または哺乳動物において画像診断する方法であって、哺乳動物に対して治療上有効量の請求項1に記載の化合物を投与する段階を有する、方法。

【公表番号】特表2010−519204(P2010−519204A)
【公表日】平成22年6月3日(2010.6.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−549625(P2009−549625)
【出願日】平成20年2月15日(2008.2.15)
【国際出願番号】PCT/US2008/002007
【国際公開番号】WO2008/103277
【国際公開日】平成20年8月28日(2008.8.28)
【出願人】(500049716)アムジエン・インコーポレーテツド (242)
【Fターム(参考)】