説明

音声関連情報検索装置、音声関連情報検索方法及び音声関連情報検索プログラム

【課題】地点情報と音声情報とを関連付けた情報の検索効率が良い音声関連情報検索装置を提供する。
【解決手段】音声関連情報検索装置は、カテゴリ情報を予め保持しており、音声情報取得手段が音声情報を取得し、現在地情報取得手段が音声情報取得時の現在地情報(緯度経度情報等)を取得し、カテゴリ抽出手段が音声情報からカテゴリ情報を抽出し、音声関連情報登録手段が、抽出したカテゴリ情報と、現在地情報とを含む音声関連情報を生成した後に当該音声関連情報を登録し、検索要求受付手段が音声関連情報の検索要求および検索条件を受け付けると、音声関連情報検索手段が上記検索条件に合致する音声関連情報を検索し、検索結果出力手段が上記音声関連情報検索手段が検索した音声関連情報に対応する検索結果(場所情報等)を出力する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、音声情報に関連する情報である音声関連情報を登録し、当該音声関連情報を検索する技術に関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、ナビゲーション装置等では、お気に入りの地点情報を登録することが可能である。なお、登録方法として、タッチパネルで指定する等いわゆるキー入力によるものが主流であるが、音声で入力すると、キー入力で指定する場合に比して、利用者にとって操作負担が少ない。
【0003】
ところで、音声入力情報と地点情報とを関連付けて登録するナビゲーション装置がある(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載のナビゲーション装置は、音声入力情報と地点情報とを関連付けて登録しておくことにより、当該音声情報を検索すれば、地点を特定することが可能となる。
【0004】
【特許文献1】特開平8−184456号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記の文献の手法では、音声情報と地点情報とを関連付けているが、音声情報内容を全て検索する必要があり、検索効率が良くないという問題点があった。
【0006】
本発明が解決しようとする課題としては、上記のものが例として挙げられる。本発明の目的は、地点情報と音声情報とを関連付けた情報の検索効率が良い音声関連情報検索装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1に記載の発明は、音声関連情報検索装置であって、カテゴリ情報を保持するカテゴリ情報保持手段と、音声情報を取得する音声情報取得手段と、音声情報取得時の現在地情報を取得する現在地情報取得手段と、前記音声情報から前記カテゴリ情報を抽出するカテゴリ抽出手段と、前記現在地情報取得手段が取得した現在地情報及び前記カテゴリ情報抽出手段が抽出したカテゴリ情報を含む音声関連情報を登録する音声関連情報登録手段と、所定条件を取得すると共に、音声関連情報の検索要求を受け付ける検索要求受付手段と、前記条件に基づいて前記音声関連情報の検索を行う音声関連情報検索手段と、前記音声関連情報検索手段が検索した音声関連情報に基づいた結果を出力する検索結果出力手段と、を備えることを特徴とする。
【0008】
請求項4に記載の発明は、音声関連情報検索方法であって、カテゴリ情報を保持するカテゴリ情報保持工程と、音声情報を取得する音声情報取得工程と、音声情報取得時の現在地情報を取得する現在地情報取得工程と、前記音声情報から前記カテゴリ情報を抽出するカテゴリ抽出工程と、前記現在地情報取得手段が取得した現在地情報及び前記カテゴリ情報抽出手段が抽出したカテゴリ情報を含む音声関連情報を登録する音声関連情報登録工程と、所定条件を取得すると共に、音声関連情報の検索要求を受け付ける検索要求受付工程と、前記条件に基づいて前記音声関連情報の検索を行う音声関連情報検索工程と、前記音声関連情報検索工程で検索した音声関連情報に基づいた結果を出力する検索結果出力工程と、を備えることを特徴とする。
【0009】
請求項5に記載の発明は、音声関連情報検索プログラムであって、カテゴリ情報を保持するカテゴリ情報保持手段と、音声情報を取得する音声情報取得手段と、音声情報取得時の現在地情報を取得する現在地情報取得手段と、前記音声情報から前記カテゴリ情報を抽出するカテゴリ抽出手段と、前記現在地情報取得手段が取得した現在地情報及び前記カテゴリ情報抽出手段が抽出したカテゴリ情報を含む音声関連情報を登録する音声関連情報登録手段と、所定条件を取得すると共に、音声関連情報の検索要求を受け付ける検索要求受付手段と、前記条件に基づいて前記音声関連情報の検索を行う音声関連情報検索手段と、前記音声関連情報検索手段が検索した音声関連情報に基づいた結果を出力する検索結果出力手段、として前記コンピュータを機能させることを特徴とする。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
本発明の好適な実施形態では、音声関連情報検索装置であって、カテゴリ情報を保持するカテゴリ情報保持手段と、音声情報を取得する音声情報取得手段と、音声情報取得時の現在地情報を取得する現在地情報取得手段と、前記音声情報から前記カテゴリ情報を抽出するカテゴリ抽出手段と、前記現在地情報取得手段が取得した現在地情報及び前記カテゴリ情報抽出手段が抽出したカテゴリ情報を含む音声関連情報を登録する音声関連情報登録手段と、所定条件を取得すると共に、音声関連情報の検索要求を受け付ける検索要求受付手段と、前記条件に基づいて前記音声関連情報の検索を行う音声関連情報検索手段と、前記音声関連情報検索手段が検索した音声関連情報に基づいた結果を出力する検索結果出力手段と、を備える。
【0011】
上記の音声関連情報検索装置は、具体的には、ナビゲーション装置や携帯電話等に適用できる。そして、音声関連情報検索装置では、カテゴリ情報を予め保持しており、音声情報取得手段が音声情報を取得し、現在地情報取得手段が音声情報取得時の現在地情報(緯度経度情報等)を取得し、カテゴリ抽出手段が音声情報からカテゴリ情報を抽出し、音声関連情報登録手段が、抽出したカテゴリ情報と現在地情報とを含む音声関連情報を生成した後に当該音声関連情報を登録する。また、音声関連情報検索装置は、検索要求受付手段が音声関連情報の検索要求および検索条件を受け付けると、音声関連情報検索手段が上記検索条件に合致する音声関連情報を検索し、検索結果出力手段が音声関連情報に対応する検索結果(場所情報等)を出力する。
【0012】
このように、音声関連情報検索装置では、予め音声情報からカテゴリ情報を抽出して、当該カテゴリ情報と、音声情報取得時の現在地情報とを関連付けた音声関連情報を登録しているので、上記カテゴリ情報に関する検索条件に基づいて音声関連情報を検索し、当該検索条件に合致する音声関連情報に対応する検索結果を出力することができる。
【0013】
従って、音声関連情報検索装置は、利用者が音声入力した音声情報全体を検索して、音声入力した地点を検索する場合に比して効率よく音声入力の地点を検索することができる。
【0014】
上記の音声関連情報検索装置の一態様では、状態情報を保持する状態情報保持手段と、前記音声情報から前記状態情報を抽出する状態情報抽出手段と、をさらに備え、前記音声関連情報登録手段は、前記状態情報抽出手段が抽出した状態情報を前記音声関連情報に含めて、前記音声関連情報を登録する。この場合、音声関連情報検索装置では、状態情報抽出手段が状態情報(例えば、新しい、おいしそうな等)について抽出し、当該状態情報を音声関連情報に含めることになるので、状態情報に基づいて音声関連情報を検索することができる。
【0015】
上記の音声関連情報検索装置の一態様では、利用者によって入力された追加用の状態情報を前記状態情報保持手段に追加する状態情報追加手段をさらに備える。この場合、音声関連情報検索装置では、利用者がよく使用する状態情報を追加することができるので、利用者がよく使用する状態情報が保持されていないことにより、利用者がよく使用する状態情報が抽出されないということを防止し、音声関連情報の検索ヒット率の低減を防止することができる。
【0016】
本発明の他の観点では、音声関連情報検索方法であって、カテゴリ情報を保持するカテゴリ情報保持工程と、音声情報を取得する音声情報取得工程と、音声情報取得時の現在地情報を取得する現在地情報取得工程と、前記音声情報から前記カテゴリ情報を抽出するカテゴリ抽出工程と、前記現在地情報取得手段が取得した現在地情報及び前記カテゴリ情報抽出手段が抽出したカテゴリ情報を含む音声関連情報を登録する音声関連情報登録工程と、所定条件を取得すると共に、音声関連情報の検索要求を受け付ける検索要求受付工程と、前記条件に基づいて前記音声関連情報の検索を行う音声関連情報検索工程と、前記音声関連情報検索工程で検索した音声関連情報に基づいた結果を出力する検索結果出力工程と、を備える。
【0017】
このような音声関連情報検索方法によっても、予め音声情報からカテゴリ情報を抽出して、当該カテゴリ情報と、音声情報取得時の現在地情報とを関連付けた音声関連情報を登録しているので、上記カテゴリ情報に関する検索条件に基づいて音声関連情報を検索し、当該検索条件に合致する音声関連情報に対応する検索結果を出力することができる。
【0018】
本発明の他の観点では、コンピュータを備える装置によって実行される音声関連情報検索プログラムであって、カテゴリ情報を保持するカテゴリ情報保持手段と、音声情報を取得する音声情報取得手段と、音声情報取得時の現在地情報を取得する現在地情報取得手段と、前記音声情報から前記カテゴリ情報を抽出するカテゴリ抽出手段と、前記現在地情報取得手段が取得した現在地情報及び前記カテゴリ情報抽出手段が抽出したカテゴリ情報を含む音声関連情報を登録する音声関連情報登録手段と、所定条件を取得すると共に、音声関連情報の検索要求を受け付ける検索要求受付手段と、前記条件に基づいて前記音声関連情報の検索を行う音声関連情報検索手段と、前記音声関連情報検索手段が検索した音声関連情報に基づいた結果を出力する検索結果出力手段と、として前記コンピュータを機能させる。このような音声関連情報検索プログラムを、各種装置上で実行することにより、本発明の音声関連情報検索装置を実現することができる。なお、この音声関連情報検索プログラムは記録媒体に記録した状態で好適に取り扱うことができる。
【実施例】
【0019】
以下、図面を参照して本発明の好適な実施例について説明する。
【0020】
図1に示す車両1は、音声入力可能な入力装置を含む音声関連情報検索装置(詳細は、後述する)を備えている。なお、本実施例では、後述するナビゲーション装置に上記音声関連情報検索装置が適用される。
【0021】
車両1の利用者(例えば、運転手等)が、入力装置を介して所定の音声入力を行うと、音声関連情報検索装置は、音声入力箇所の位置情報(例えば、緯度経度情報等)を取得した後に、上記音声関連情報検索装置が保持しているカテゴリ情報リスト及び状態情報リストに合致する情報を音声入力内容から抽出し、日付情報と、上記地点情報と、上記カテゴリ情報、状態情報とを有する音声関連情報170を生成し、当該音声関連情報170を登録する。
【0022】
これにより、音声関連情報検索装置の利用者(車両1の運転手等)が音声関連情報検索装置に対して音声関連情報170の検索要求を行うと、音声関連情報検索装置は、検索要求に応じて、上記カテゴリ情報又は状態情報に関する検索条件に合致する音声関連情報170を上記利用者に対して提供することが可能となる。
【0023】
従って、音声関連情報検索装置は、予め音声の情報から抽出したカテゴリ情報等の情報と地点情報とを関連付けた音声関連情報170を登録し、上記カテゴリ情報に関する検索条件に基づいて上記音声関連情報170を検索するので、入力された音声の情報全体を検索する場合に比して効率良く検索できる。
【0024】
[ナビゲーション装置]
図2に、本発明の実施例に係るナビゲーション装置200の構成を示す。図2に示すように、ナビゲーション装置200は、自立測位装置10、GPS受信機18、システムコントローラ20、ディスクドライブ31、データ記憶ユニット36、通信用インタフェース37、通信装置38、表示ユニット40、音声出力ユニット50及び入力装置60を備える。
【0025】
自立測位装置10は、加速度センサ11、角速度センサ12及び距離センサ13を備える。加速度センサ11は、例えば圧電素子からなり、車両の加速度を検出し、加速度データを出力する。角速度センサ12は、例えば振動ジャイロからなり、車両の方向変換時における車両の角速度を検出し、角速度データ及び相対方位データを出力する。距離センサ13は、車両の車輪の回転に伴って発生されているパルス信号からなる車速パルスを計測する。
【0026】
GPS受信機18は、複数のGPS衛星から、測位用データを含む下り回線データを搬送する電波19を受信する。測位用データは、緯度及び経度情報等から車両の絶対的な位置を検出するために用いられる。
【0027】
システムコントローラ20は、インタフェース21、CPU(Central Processing Unit)22、ROM(Read Only Memory)23及びRAM(Random Access Memory)24を含んでおり、ナビゲーション装置200全体の制御を行う。
【0028】
インタフェース21は、加速度センサ11、角速度センサ12及び距離センサ13並びにGPS受信機18とのインタフェース動作を行う。そして、これらから、車速パルス、加速度データ、相対方位データ、角速度データ、GPS測位データ、絶対方位データ等をシステムコントローラ20に入力する。CPU22は、システムコントローラ20全体を制御する。ROM23は、システムコントローラ20を制御する制御プログラム等が格納された図示しない不揮発性メモリ等を有する。RAM24は、入力装置60を介して利用者により予め設定された経路データ等の各種データを読み出し可能に格納したり、CPU22に対してワーキングエリアを提供したりする。
【0029】
システムコントローラ20、CD−ROMドライブ又はDVD−ROMドライブなどのディスクドライブ31、データ記憶ユニット36、通信用インタフェース37、表示ユニット40、音声出力ユニット50及び入力装置60は、バスライン30を介して相互に接続されている。
【0030】
ディスクドライブ31は、システムコントローラ20の制御の下、CD又はDVDといったディスク33から、音楽データ、映像データなどのコンテンツデータを読み出し、出力する。なお、ディスクドライブ31は、CD−ROMドライブ又はDVD−ROMドライブのうち、いずれか一方としても良いし、CD及びDVDコンパチブルのドライブとしても良く、また、テレビチューナを内蔵したハードディスクレコーダでも良い。
【0031】
データ記憶ユニット36は、例えば、HDDなどにより構成され、地図データや施設データなどのナビゲーション処理に用いられる各種データを記憶する。
【0032】
通信装置38は、例えば、FMチューナやビーコンレシーバ、携帯電話や専用の通信カードなどにより構成され、通信用インタフェース37を介して、VICS(Vehicle Information Communication System)センタから配信される渋滞や交通情報などの道路交通情報を受信したり、所定のサーバからの種々の情報(例えば、天気情報等)を受信したりする。
【0033】
表示ユニット40は、システムコントローラ20の制御の下、各種表示データをディスプレイなどの表示装置に表示する。具体的には、システムコントローラ20は、データ記憶ユニット36から地図データを読み出す。表示ユニット40は、システムコントローラ20によってデータ記憶ユニット36から読み出された地図データを、ディスプレイなどの表示画面上に表示する。表示ユニット40は、バスライン30を介してCPU22から送られる制御データに基づいて表示ユニット40全体の制御を行うグラフィックコントローラ41と、VRAM(Video RAM)等のメモリからなり即時表示可能な画像情報を一時的に記憶するバッファメモリ42と、グラフィックコントローラ41から出力される画像データに基づいて、液晶、CRT(Cathode Ray Tube)等のディスプレイ44を表示制御する表示制御部43と、ディスプレイ44とを備える。ディスプレイ44は、例えば対角5〜10インチ程度の液晶表示装置等からなり、車内のフロントパネル付近に装着される。
【0034】
音声出力ユニット50は、システムコントローラ20の制御の下、ディスクドライブ31、又はRAM24等からバスライン30を介して送られる音声デジタルデータのD/A(Digital to Analog)変換を行うD/Aコンバータ51と、D/Aコンバータ51から出力される音声アナログ信号を増幅する増幅器(AMP)52と、増幅された音声アナログ信号を音声に変換して車内に出力するスピーカ53とを備えて構成されている。
【0035】
入力装置60は、各種コマンドやデータを入力するための、キー、スイッチ、ボタン、リモコン、音声入力装置等から構成されている。入力装置60は、車内に搭載された当該車載用電子システムの本体のフロントパネルやディスプレイ44の周囲に配置される。また、ディスプレイ44がタッチパネル方式である場合には、ディスプレイ44の表示画面上に設けられたタッチパネルも入力装置60として機能する。
【0036】
さらに、入力装置60は、音声ユニットも含める。音声ユニットは、音声認識部及びマイクを備える。利用者が発生した音声には、マイクにより集音され、音声認識部へ入力される。音声認識部は、利用者による音声入力内容を認識処理し、認識結果(以下、音声情報110とも呼ぶ)をシステムコントローラ20へ供給する。これにより、利用者は、リモコンやタッチパネルの代わりに、音声により指示内容等を入力することができる。
【0037】
[音声関連情報検索装置]
図3に音声関連情報検索装置300の機能構成を示す。音声関連情報検索装置300は、実体的には、ナビゲーション装置200の構成要素により構成される。音声関連情報検索装置300は、図示のように、GPS受信機18と、システムコントローラ20と、データ記憶ユニット36と、表示装置40と、入力装置60とを備える。データ記憶ユニット36は、音声情報110と、地図情報DB120と、カテゴリ情報リスト130と、状態情報リスト140と、音声関連情報DB160とを備える。システムコントローラ20は、音声情報取得部101と、現在地情報取得部102と、リスト情報抽出部103と、音声関連情報登録部104と、検索要求受付部105と、音声関連情報検索部106と、検索結果出力部107と、状態情報追加部108とを備える。即ち、システムコントローラ20が所定のプログラムを実行することにより、音声情報取得部101と、現在地情報取得部102と、リスト情報抽出部103と、音声関連情報登録部104と、検索要求受付部105と、音声関連情報検索部106と、検索結果出力部107と、状態情報追加部108とを実現する。
【0038】
音声情報110は、入力装置60に含まれる音声ユニットがシステムコントローラ20へ供給した音声情報であり、音声情報取得部101がデータ記憶ユニット36へ登録する。
【0039】
地図情報DB120は、地図情報を保持するデータベースである。カテゴリ情報リスト130は、カテゴリ情報を保持するリストである。図4(a)にカテゴリ情報リスト130の例を示す。このように、カテゴリ情報リスト130は、「ラーメン」や「ファミリーレストラン」等カテゴリ情報を保持する。
【0040】
状態情報リスト140は、カテゴリの状態を意味する情報を保持するリストである。図4(b)に状態情報リスト140の例を示す。このように、状態情報リスト140は、「新しい」や「おいしそうな」という状態情報を保持する。
【0041】
音声関連情報DB160は、音声関連情報170を保持するデータベースである。図5に音声関連情報DB160の例を示す。ここで、音声関連情報170とは、図示のように、音声が入力された日付を保持する日付情報161、音声情報110から抽出したカテゴリ情報を保持するカテゴリ情報162、音声情報110から抽出した状態情報を保持する状態情報163、及び音声情報110が入力された地点情報を保持する地点情報164と、種々の情報を保持する備考情報165を保持する。音声関連情報検索装置300が、音声関連情報170を登録する具体的な方法については、後述する。
【0042】
音声情報取得部101は、上記音声認識部がシステムコントローラ20へ供給した音声情報110を取得すると共に、音声情報取得時の日付情報を取得する。そして、音声情報取得部101は、上記音声情報110をデータ記憶ユニット36へ登録する。また、音声情報取得部101は、上記日付情報や、現在地情報取得部102が取得した現在地情報を音声情報110の属性情報として付加する。
【0043】
現在地情報取得部102は、GPS受信機18から緯度経度情報等である現在地情報(以下、地点情報とも呼ぶ)を取得する。リスト情報抽出部103は、音声情報取得部101が取得した音声情報110から、カテゴリ情報リスト130に登録されているカテゴリ情報や、状態情報リスト140に登録されている状態情報を抽出する。
【0044】
音声関連情報登録部104は、音声関連情報170を生成し、当該音声関連情報170を音声関連情報DB160へ登録する。音声関連情報登録部104が音声関連情報170を登録する具体的な方法については、後述する。
【0045】
検索要求受付部105は、利用者による入力装置60への音声入力等により、検索条件を取得すると共に検索要求を受け付ける。
【0046】
音声関連情報検索部106は、検索要求受付部105からの検索要求に応じて、検索条件に合致する音声関連情報170を検索する。
【0047】
検索結果出力部107は、音声関連情報検索部106が検索した音声関連情報170に対応する情報(例えば、場所情報等)を表示装置40等に出力する。
【0048】
状態情報追加部108は、利用者による入力装置60への操作により入力された状態情報を状態情報リスト140へ追加する。
【0049】
本実施例におけるリスト情報抽出部103は、カテゴリ情報抽出手段及び状態情報抽出手段として機能する。
【0050】
[音声関連情報登録及び音声関連情報検索]
次に、本実施例による音声関連情報登録及び音声関連情報検索について説明する。最初に、音声関連情報登録方法について説明する。本実施例における音声関連情報登録とは、音声入力された内容である音声情報110からカテゴリ情報及び状態情報を抽出し、上記カテゴリ情報、上記状態情報、音声入力時の日付情報、及び音声入力時の地点情報を含む音声関連情報170を生成し、当該音声関連情報170を音声関連情報DB160へ登録することをいう。
【0051】
まず、利用者が入力装置60に対して音声入力を行うと、音声情報取得部101は、入力装置60が生成した音声情報110を取得すると共に、日付情報を取得し、当該日付情報を音声情報110の属性情報として付加し、音声情報110をデータ記憶ユニット36へ登録する。
【0052】
そして、現在地情報取得部102がGPS受信機18を介して現在地情報を取得すると、音声情報取得部101が、当該現在地情報を音声情報110の属性情報に付加する。なお、音声情報取得部101が音声情報110をデータ記憶ユニット36へ登録する前に、現在地情報取得部102から現在地情報を取得し、当該現在地情報を音声情報110の属性情報に付加するようにしても良い。
【0053】
そして、リスト情報抽出部103は、所定のタイミングで音声情報110から、カテゴリ情報リスト130に登録されているカテゴリ情報と状態情報リスト140に登録されている状態情報とを抽出する。
【0054】
そして、音声関連情報登録部104は、音声関連情報170を生成し、当該音声関連情報170を音声関連情報DB160へ登録する。具体的には、音声関連情報登録部104は、日付情報161を音声情報取得部101が取得した日付情報とし、カテゴリ情報162をリスト情報抽出部103が音声情報110から抽出したカテゴリ情報とし、状態情報163をリスト情報抽出部103が音声情報110から抽出した状態情報とし、地点情報164を現在地情報取得部102が取得した現在地情報とした音声関連情報170を生成し、当該音声関連情報170を音声関連情報DB160へ登録する。
【0055】
これにより、音声関連情報検索装置300は、入力された音声情報110に関する種々の情報を付加した音声関連情報170を保持することができ、音声関連情報170の検索要求に応じて、当該音声関連情報170に基づいた情報(場所情報等)を提供することができる。
【0056】
また、音声関連情報検索装置300は、音声関連情報170にカテゴリ情報162だけでなく、状態情報163も含めている。これにより、音声関連情報検索装置300は、音声関連情報170の検索時に、状態情報に関する検索条件が指定された場合に、当該状態情報に関する検索条件に合致する音声関連情報170に対応する情報を利用者に提供することができる。
【0057】
即ち、音声関連情報検索装置300は、カテゴリ情報及び状態情報に関する検索条件に基づいて音声関連情報170を検索することができるので、利用者が所望する情報を絞り込むことができる。
【0058】
以下に、音声関連情報登録処理の手順について図6に示すフローチャートを用いて説明する。この処理は、音声関連情報検索装置300のシステムコントローラ20が、予め用意されたプログラムを実行することにより実現される。
【0059】
まず、入力装置60は、利用者の音声を音声認識し、音声認識した結果出力する音声情報110を音声情報取得部101へ送出する(ステップS1)。
【0060】
そして、音声情報取得部101は、音声情報110を取得した後に、日付情報を取得し、音声情報110の属性情報に当該日付情報を付加する。そして、音声情報取得部101は、当該音声情報110をデータ記憶ユニット36へ登録する(ステップS2)。
【0061】
次に、現在地情報取得部102は、音声情報取得部101が音声情報110を取得した時点の現在地情報をGPS受信機18から取得し、音声情報取得部101が、当該現在地情報を音声情報110の属性情報に付加する(ステップS3)。
【0062】
リスト情報抽出部103は、所定のタイミングで音声情報110から、カテゴリ情報リスト130に登録されているカテゴリ情報と状態情報リスト140に登録されている状態情報とを抽出する(ステップS4)。
【0063】
そして、音声関連情報登録部104は、音声情報110から抽出したカテゴリ情報や状態情報、音声情報110の属性情報である現在地情報及び日付情報を含む音声関連情報170を生成し、当該音声関連情報170を音声関連情報DB160へ登録する(ステップS5)。なお、ステップS4でリスト情報抽出部103が音声情報110からカテゴリ情報も状態情報も抽出できなかった場合、音声情報登録部104は、音声情報110自体を備考情報165に含めた音声関連情報170を生成し、当該音声関連情報170を音声関連情報DB160へ登録する。そして、音声関連情報登録部104が音声関連情報170を登録した後に、音声関連情報登録処理を終了する。
【0064】
次に、音声関連情報検索方法について説明する。本実施例における音声関連情報検索とは、音声入力等の方法によって検索要求がなされたことに応じて、検索条件に合致する音声関連情報170を検索し、当該音声関連情報170に対応する情報を表示装置40に提示することをいう。
【0065】
まず、利用者の入力操作(例えば音声入力等)を介して、検索条件が指定されると共に、検索要求がなされると、検索要求受付部105は、上記検索条件を取得すると共に、上記検索要求を受け付ける。
【0066】
そして、音声関連情報検索部106は、検索要求受付部105が検索要求を受け付けると、上記検索条件に合致する音声関連情報170を検索する。
【0067】
そして、検索結果出力部107は、上記音声関連情報検索部106が検索した音声関連情報170に対応する情報を表示装置40へ出力する。
【0068】
ここで、検索結果出力部107が、表示装置40へ出力する内容である検索結果一覧の例を図7に示す。図7の例では、検索結果出力部107は、状態情報が「新しい」且つカテゴリが「ファミリーレストラン」という検索条件に合致する音声関連情報170に対応する検索結果情報190を表示している。ここで、検索結果情報190は、日付191と、場所192を有する情報である。日付191は、音声関連情報検索部106が検索した音声関連情報170の日付情報161である。場所192は、音声関連情報検索部106が検索した音声関連情報170の地点情報164に対応する住所である。なお、検索結果出力部107が、上記地点情報164に対応する住所を地図情報DB120から取得している。
【0069】
このように、音声関連情報検索装置300は、音声情報110からカテゴリ情報や状態情報を抽出し、当該カテゴリ情報や状態情報を含む音声関連情報170を生成しているので、カテゴリ情報や状態情報に対応する地点情報164を含む音声関連情報170について、効率よく検索し、当該検索結果を提供することができる。
【0070】
以下に、音声関連情報検索処理の手順について図8に示すフローチャートを用いて説明する。この処理は、音声関連情報検索装置300のシステムコントローラ20が、予め用意されたプログラムを実行することにより実現される。
【0071】
検索要求受付部105は、利用者の入力操作(例えば、音声入力等)により、音声関連情報170の検索要求及び検索条件を受け付けると(ステップS11)、音声関連情報検索部106は、上記検索条件に合致する音声関連情報170を音声関連情報DB160から取得する(ステップS12)。
【0072】
音声関連情報検索部106が音声関連情報170を検索した結果、検索条件に合致する音声関連情報170がない場合(ステップS13;No)、該当する音声関連情報170がない旨のエラーメッセージを表示装置40へ表示する(ステップS14)。
【0073】
音声関連情報検索部106が音声関連情報170を検索した結果、検索条件に合致する音声関連情報170がある場合(ステップS13;Yes)、検索結果出力部107が、図7に示したような検索一覧画面を表示装置40へ表示する(ステップS15)。
【0074】
そして、ステップS14又はステップS15が終了すると、音声関連情報検索処理を終了する。
【0075】
このように、音声関連情報検索装置300は、取得した音声情報110について予めカテゴリ情報や状態情報について抽出して、当該カテゴリ情報を含む音声関連情報170を登録しているので、利用者の所望のカテゴリ情報に対応する地点情報を含む音声関連情報170について、効率よく検索し、当該地点の情報を提供することができる。
【0076】
[状態情報追加]
音声関連情報検索装置300では、利用者の入力操作により、状態情報が入力されると、状態情報追加部108が、当該状態情報を状態情報リスト140へ追加する。
【0077】
これにより、音声関連情報検索装置300は、利用者がよく使用する単語に対応する状態情報リスト140を実現でき、音声情報検索時の検索ヒット率を向上させることができる。
【0078】
例えば、状態情報リスト140に「おいしい」という情報が登録されていて、実質的に同一の意味である「うまい」という情報が登録されていない場合において、利用者が音声入力した結果、音声関連情報検索装置300が「うまい」という状態情報を含む音声情報110を登録しても、リスト情報抽出部103は、音声情報110から「うまい」という情報を抽出することができない。
【0079】
しかし、利用者の入力操作に応じて、状態情報追加部108が「うまい」という状態情報を追加しておけば、リスト情報抽出部103が「うまい」という情報を抽出することが可能となる。
【0080】
このように、状態情報追加部108を備えることにより、音声関連情報検索装置300は、保持していない状態情報を追加することができるので、利用者の口癖に合わせた状態情報を保持することが可能となり、リスト情報抽出部103が的確に状態情報を抽出することが可能となる。
【0081】
以上、述べたように、音声関連情報検索装置300は、カテゴリ情報を保持するカテゴリ情報保持手段と、音声情報を取得する音声情報取得手段と、音声情報取得時の現在地情報を取得する現在地情報取得手段と、前記音声情報から前記カテゴリ情報に合致するカテゴリを抽出するカテゴリ抽出手段と、前記現在地情報取得手段が取得した現在地情報及び前記カテゴリ情報抽出手段が抽出したカテゴリ情報を含む音声関連情報を登録する音声関連情報登録手段と、所定条件を取得すると共に、音声関連情報の検索要求を受け付ける検索要求受付手段と、前記条件に基づいて前記音声関連情報の検索を行う音声関連情報検索手段と、前記音声関連情報検索手段が検索した音声関連情報に基づいた結果を出力する検索結果出力手段と、を備える。
【0082】
これによれば、音声関連情報検索装置300は、予め音声情報からカテゴリ情報を抽出して、当該カテゴリ情報と、音声情報取得時の現在地情報とを関連付けた音声関連情報を登録しているので、上記カテゴリ情報に関する検索条件に基づいて音声関連情報を検索し、当該検索条件に合致する音声関連情報に対応する検索結果を出力することができる。
【0083】
[他の実施例]
上述の実施例では、音声関連情報検索装置300をナビゲーション装置に適用する場合について述べたが、本発明は、これに限られず、携帯電話、PDA等に適用することができる。
【0084】
上述の実施例では、音声関連情報検索装置300が保持している音声情報110からカテゴリ情報等を抽出し、音声関連情報170を生成する場合について述べたが、本発明は、これに限られず、利用者が音声を入力した時に、音声情報取得部101が当該音声の音声情報110を取得し、音声関連情報検索装置300が、当該音声情報110に対応する音声関連情報170を生成するようにしても良い。
【0085】
上述の実施例では、音声関連情報検索装置300が、検索結果を一覧で表示する場合について述べたが、本発明は、これに限られず、検索結果を音声で提供するようにしても良い。
【0086】
上述の実施例では、音声関連情報検索装置300が、検索結果を一覧で表示する場合について述べたが、本発明は、これに限られず、検索対象の音声関連情報170の地点情報164に対応する地図を表示するようにしても良い。
【0087】
上述の実施例では、音声関連情報検索装置300では、音声情報110からカテゴリ情報、状態情報共に抽出できなかった場合に、当該音声情報110を備考情報165に登録する場合について述べたが、音声情報110からカテゴリ情報や状態情報を抽出した場合でも音声情報110を備考情報165に登録するようにしても良い。
【0088】
この場合、検索結果出力部105が検索結果表示時に当該備考内容を表示すれば、利用者が具体的にどのような音声情報かを確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【0089】
【図1】音声関連情報登録の概略図である。
【図2】ナビゲーション装置の概略構成を示すブロック図である。
【図3】音声関連情報検索装置の機能構成図である。
【図4】カテゴリ情報及び状態情報の例を示す図である。
【図5】音声関連情報のデータ構造を示す図である。
【図6】音声関連情報登録処理のフローチャートである。
【図7】音声関連情報の検索結果一覧の例を示した図である。
【図8】音声関連情報検索処理のフローチャートである。
【符号の説明】
【0090】
18 GPS受信機
20 システムコントローラ
36 データ記憶ユニット
40 表示装置
60 入力装置
101 音声情報取得部
102 現在地情報取得部
103 リスト情報抽出部
104 音声関連情報登録部
105 検索要求受付部
106 音声関連情報検索部
107 検索結果出力部
108 状態情報追加部
110 音声情報
120 地図情報DB
130 カテゴリ情報リスト
140 状態情報リスト
160 音声関連情報DB
200 ナビゲーション装置
300 音声関連情報検索装置

【特許請求の範囲】
【請求項1】
カテゴリ情報を保持するカテゴリ情報保持手段と、
音声情報を取得する音声情報取得手段と、
音声情報取得時の現在地情報を取得する現在地情報取得手段と、
前記音声情報から前記カテゴリ情報を抽出するカテゴリ抽出手段と、
前記現在地情報取得手段が取得した現在地情報及び前記カテゴリ情報抽出手段が抽出したカテゴリ情報を含む音声関連情報を登録する音声関連情報登録手段と、
所定条件を取得すると共に、音声関連情報の検索要求を受け付ける検索要求受付手段と、
前記条件に基づいて前記音声関連情報の検索を行う音声関連情報検索手段と、
前記音声関連情報検索手段が検索した音声関連情報に基づいた結果を出力する検索結果出力手段と、
を備えることを特徴とする音声関連情報検索装置。
【請求項2】
状態情報を保持する状態情報保持手段と、
前記音声情報から前記状態情報を抽出する状態情報抽出手段と、をさらに備え、
前記音声関連情報登録手段は、前記状態情報抽出手段が抽出した状態情報を前記音声関連情報に含めて、前記音声関連情報を登録することを特徴とする請求項1に記載の音声関連情報検索装置。
【請求項3】
利用者によって入力された追加用の状態情報を前記状態情報保持手段に追加する状態情報追加手段をさらに備えることを特徴とする請求項2に記載の音声関連情報検索装置。
【請求項4】
カテゴリ情報を保持するカテゴリ情報保持工程と、
音声情報を取得する音声情報取得工程と、
音声情報取得時の現在地情報を取得する現在地情報取得工程と、
前記音声情報から前記カテゴリ情報を抽出するカテゴリ抽出工程と、
前記現在地情報取得手段が取得した現在地情報及び前記カテゴリ情報抽出手段が抽出したカテゴリ情報を含む音声関連情報を登録する音声関連情報登録工程と、
所定条件を取得すると共に、音声関連情報の検索要求を受け付ける検索要求受付工程と、
前記条件に基づいて前記音声関連情報の検索を行う音声関連情報検索工程と、
前記音声関連情報検索工程で検索した音声関連情報に基づいた結果を出力する検索結果出力工程と、
を備えることを特徴とする音声関連情報検索方法。
【請求項5】
コンピュータを備える装置によって実行される音声関連情報検索プログラムであって、
カテゴリ情報を保持するカテゴリ情報保持手段と、
音声情報を取得する音声情報取得手段と、
音声情報取得時の現在地情報を取得する現在地情報取得手段と、
前記音声情報から前記カテゴリ情報を抽出するカテゴリ抽出手段と、
前記現在地情報取得手段が取得した現在地情報及び前記カテゴリ情報抽出手段が抽出したカテゴリ情報を含む音声関連情報を登録する音声関連情報登録手段と、
所定条件を取得すると共に、音声関連情報の検索要求を受け付ける検索要求受付手段と、
前記条件に基づいて前記音声関連情報の検索を行う音声関連情報検索手段と、
前記音声関連情報検索手段が検索した音声関連情報に基づいた結果を出力する検索結果出力手段と、として前記コンピュータを機能させることを特徴とする音声関連情報検索プログラム。
【請求項6】
請求項5に記載の音声関連情報検索プログラムを記録したことを特徴とする記録媒体。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2009−64218(P2009−64218A)
【公開日】平成21年3月26日(2009.3.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−231181(P2007−231181)
【出願日】平成19年9月6日(2007.9.6)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.VICS
【出願人】(000005016)パイオニア株式会社 (3,620)
【Fターム(参考)】