説明

ナビゲーション装置およびその案内経路の表示方法

【課題】 ユーザが走行中における番組視聴と休憩その他の施設への立ち寄りを計画的に行うことができるよう支援する「ナビゲーション装置およびその案内経路の表示方法」を提供する。
【解決手段】 ユーザがEPG番組表から選択した番組の放送開始または終了予定時刻における、ナビゲーション誘導ルート上の通過地点を特定し、誘導ルート上のそれらの地点と、番組表上の対応時間を連動して表示させると共に、それらの地点における周辺施設検索を可能とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車載用ナビゲーション装置に関し、特に、テレビ放送などの放送受信に係る電子番組ガイド情報を取得できるナビゲーション装置および、その案内経路と番組情報との連動表示方法に関する。
【背景技術】
【0002】
BS放送、CS放送を初めとするテレビ放送では、テレビ放送信号に電子番組ガイド(EPG:Electronic Program Guide)情報を多重化させ、この情報を元に番組表をディスプレイ上に表示するシステムが用いられており、多機能化が進む車載用ナビゲーション装置においても、EPGを取得してそれに基づく操作ができる機能を備えた機種が普及してきている。ユーザは、電子番組ガイドを参照することで、数ある放送予定番組の中から所望の番組を検索したり、番組の内容を確認したりすることができるようになっている。
【0003】
そして近年では、そのような装置の普及から、走行中における同乗者のテレビ視聴が増加してきており、車に乗りながらテレビ放送を楽しむといった過ごし方も一般化しつつあるように見受けられる。その結果として、視聴したいテレビ放送の放送時間帯を外して、サービスエリアや給油所に立ち寄って、食事その他の用事を済ませておき、余裕を持ってその放送の車両内での視聴を行いたいという要望が生まれている。
【0004】
一方で従来から、取得したEPG情報をナビゲーション装置側で効果的に活用するため
の提案がなされている。例えば、特許文献1には、EPGの番組情報から抽出したキーワードに基づいて、ナビゲーションに係る施設を特定し、これによって番組で話題になった施設などを容易に検索できるようにするシステムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2007ー178212号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら特許文献1を含む従来の提案においては、視聴したい番組の放送時間帯を考慮して、その情報をナビゲーション装置側で活用するといったものは存在せず、従って、先の如くの要望を持ったユーザを支援することができないという問題がある。
【0007】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、EPGから得られた任意番組の情報を、その放送時間帯に基づいて、ナビゲーションに係る誘導ルートの案内表示と連動させることによって、ユーザが走行中における番組視聴と休憩その他の施設への立ち寄りを計画的に行うことができるようにしたナビゲーション装置を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、放送受信機能を備えたナビゲーション装置であって、放送される番組の電子番組ガイド情報を取得する手段と、前記取得した電子番組ガイド情報を放送時間軸に沿って配列してなるEPG画像データを生成する第1の画像生成手段と、ナビゲーションに係る誘導ルート上の任意地点における到達予想時刻を計算する予想時刻計算手段と、前記誘導ルートおよび前記任意地点を、地図データ上にマッピングしてなるルート画像データを生成する第2の画像生成手段と、前記第1および第2の画像生成手段により生成された画像データを表示する表示手段と、前記EPG画像データとルート画像データを、前記表示手段上に同時に表示させると共に、前記誘導ルート上の任意地点に対する到達予想時刻に基づいて、前記EPG画像の時間軸に沿って、その対応マークを表示させる表示制御手段と、を有する。
【0009】
また本発明は、前記EPG画像上の対応マークを、その時間軸に沿って移動させる手段と、前記移動した対応マークの時間軸上の位置に基づく時刻に応じて、その対応する前記誘導ルート上の任意地点を再計算する手段と、を更に有し、前記第2の画像生成手段が、前記任意地点の再計算結果に基づいて、ルート画像データを再生成するものである。
【0010】
また、本発明は、前記表示されたEPG画像データにおいて、ユーザに特定の番組を選択させる手段と、前記ユーザに選択された番組の放送時刻に、その通過が予想される、前記誘導ルート上の一または複数の地点を決定する地点決定手段と、を更に有し、前記第2の画像生成手段が、前記決定された一または複数の地点を前記任意地点として、地図データ上にマッピングするものである。
【0011】
また、本発明は、前記ユーザが選択した番組の放送時刻に基づいて決定された誘導ルート上の一または複数の地点を基点として、その周辺の施設検索を実行可能とする施設検索手段と、前記施設検索手段により検索された施設の中からユーザが選択した施設を、前記誘導ルートの通過地点として登録可能とする地点登録手段と、を更に有する。好ましくは、前記地点決定手段が、前記番組の放送開始時刻または放送終了時刻の何れか一方または双方の時刻に、その通過が予想される、一または複数の地点を決定するものである。また、好ましくは、前記地点決定手段が、前記番組の放送開始時刻に基づく地点を決定するものである場合に、その時刻から、所定の設定時間前の時刻までの誘導ルート上の範囲をその地点として決定するものである。
【0012】
また、本発明は、前記ユーザが選択した番組の放送開始時刻前の所定の設定時刻に、ユーザに対する放送開始の事前通知を行う通知手段を、更に有する。
【0013】
また、本発明は、前記地点登録手段により登録された通過地点への到達予想時刻を監視すると共に、その予想時刻が、前記番組放送の開始前における所定の設定時刻を過ぎていると判断される場合に、その旨をユーザに通知する通知手段を、更に有する。
【0014】
また、本発明は、前記誘導ルート上における放送受信が困難な区間を特定する受信不能区間特定手段と、前記受信が困難な区間の予想通過時刻を特定する通過予想時刻特定手段と、更に有し、前記表示制御手段は、前記受信が困難な区間の予想通過時刻が、前記ユーザにより選択された番組の放送時刻と重なる場合に、その旨をEPG画像データ上に表示するものである。好ましくは、前記表示制御手段は、前記受信が困難な区間の予想通過時刻が、前記ユーザにより選択された番組の放送時刻と重なる場合に、ユーザが迂回ルートを選択できるようにする操作ボタンを表示する手段と、ユーザが迂回ルートを選択した場合に、前記受信が困難な区間を回避する誘導ルートを再計算可能とするルート計算手段
と、を更に有する。
【0015】
本発明は、また、放送受信機能を備えたナビゲーション装置における案内経路の表示方法であって、放送される番組の電子番組ガイド情報を取得するステップと、前記取得した電子番組ガイド情報を放送時間軸に沿って配列してなるEPG画像データを生成する第1の画像生成ステップと、ナビゲーションに係る誘導ルート上の任意地点における到達予想時刻を計算するステップと、前記誘導ルートおよび前記任意地点を、地図データ上にマッピングしてなるルート画像データを生成する第2の画像生成ステップと、前記EPG画像データとルート画像データを、表示手段上に同時に表示させると共に、前記誘導ルート上の任意地点に対する到達予想時刻に基づいて、前記EPG画像の時間軸に沿って、その対応マークを表示させるステップと、を有する。
【0016】
本発明は、また、放送受信機能を備えたナビゲーション装置における案内経路の表示方法であって、放送される番組の電子番組ガイド情報を取得するステップと、前記取得した電子番組ガイド情報を放送時間軸に沿って配列してなるEPG画像データを生成する第1の画像生成ステップと、ナビゲーションに係る誘導ルート上の任意地点における到達予想時刻を計算するステップと、前記誘導ルートおよび前記任意地点を、地図データ上にマッピングしてなるルート画像データを生成する第2の画像生成ステップと、前記EPG画像データとルート画像データを、表示手段上に同時に表示させると共に、前記誘導ルート上の任意地点に対する到達予想時刻に基づいて、前記EPG画像の時間軸に沿って、その対応マークを表示させるステップと、を有する。
【発明の効果】
【0017】
本発明によれば、EPGから得られた任意番組の情報を、その放送時間帯に基づいて、ナビゲーションに係る誘導ルートの案内表示と連動させることができるようになる。その結果、ユーザが走行中における番組視聴と休憩その他の施設への立ち寄りを計画的にできるといった効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】本発明の実施例に係るディジタルテレビ放送受信機能を備えた車載ナビゲーション装置の構成例を示すブロック図である。
【図2】EPGに係る番組情報とナビゲーションに係る誘導ルートとを連動表示させるためのプログラムに係る機能ブロック図である。
【図3】(A)は番組表の表示構成例、(B)は誘導ルートと番組表とを連動表示させた構成例である。
【図4】誘導ルートと番組表を連動表示させるための処理に係るフローチャートである。
【図5】立ち寄り地点における周辺施設検索の処理に係るフローチャートである。
【図6】周辺施設検索の結果の表示態様であり、(A)はリスト表示の態様例、(B)はマップ表示の態様例を示している。
【図7】「前予約」を選択した場合の処理に係るフローチャートである。
【図8】立ち寄り地点登録後に番組の放送時刻を監視する処理に係るフローチャートである。
【図9】受信困難区間監視・制御部214における処理のフローチャートである。
【図10】受信困難時においてディスプレイ128に表示されるナビゲーション画像の一表示態様である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。以下では、本発明に係るディジタルテレビ放送受信機能を備えた車載ナビゲーション装置の例をとって、本発明の詳細を説明する。
【実施例】
【0020】
図1は、本発明の実施例に係るディジタルテレビ放送受信機能を備えた車載ナビゲーション装置の構成例を示すブロック図である。同図に示すように、ナビゲーション装置100は、車内バスからの車両の状態に関する各種信号を受信するバスインターフェース(I/F)102、GPS衛星からの信号を受信して自車位置を検出するGPS受信機104、VICSセンタから配信される道路交通情報を受信するVICS受信機106、EPG情報を多重化したディジタルテレビ放送を受信し、ディスプレイ128上で視聴可能に処理するディジタル放送受信機108、ユーザからの入力を受け取る入力部110、無線または有線により外部機器とデータ通信をする通信制御部118、大容量ハードディスクなどの記憶媒体を含む記憶部120、スピーカ124から音声を出力させる音声出力部122、ディスプレイ128にナビゲーションに係る道路地図画像、テレビ放送映像、各種コントロール用画面などを表示させる表示制御部126、ナビゲーション動作用の各種プログラムを記憶するプログラムメモリ130、データを一時的に記憶するデータメモリ140、プログラムを実行することで各部を制御する制御部150を含んで構成される。
【0021】
バスインターフェース102は、自立航法センサ(例えば、車速センサや加速度センサ、ジャイロセンサ等)からの検出信号、パーキングのオン/オフを示す信号、方向指示器のオン/オフを示す信号などを受け取り、これを制御部150へ提供する。VICS受信機106は、光ビーコン、電波ビーコン、FM多重放送などによりVICSセンタ側から配信された道路交通情報を受信し、これを制御部150へ提供する。
【0022】
ディジタル放送受信機108は、ここでは図示しないが、受信アンテナ、チューナー、信号をその種別ごとに分離するデマルチプレクサ、各種信号のデコーダー、EPGその他の文字情報を構成するOSD(on screen display)処理部などを含んでいる。受信される放送データには、EPG情報が多重化されており、この情報は映像データと分離されて、放送時間軸に沿って配列された番組表の形式に構成され、ユーザの操作対象の用に供される。
【0023】
入力部110は、ユーザがディスプレイ128に接触して入力を可能にする操作パネル112、音声により入力を可能にする音声入力部114、およびリモコン116を含む。記憶部120は、ナビゲーションに必要な道路地図データや受信したEPG情報などを格納する。道路地図データには、道路を識別するためのリンクデータ、交差点を識別するためのノードデータ、施設等のPOIを識別する施設データなどナビゲーション装置の各機能を実現するために必要な情報が含まれる。
【0024】
プログラムメモリ130は、自立航法センサやGPS受信機104からの検出信号に基づき自車位置を算出する自車位置算出プログラム132、自車位置やその他の開始位置から目的地までの最適な誘導経路を探索しこれを案内する誘導経路案内プログラム134、自車位置あるいはユーザが指定した特定エリア内の施設を検索するための周辺施設検索プログラム136、EPG情報とナビゲーションに係る誘導ルート情報とを連動して表示させるためのEPG・誘導ルート連動表示プログラム138などを含む。データメモリ140は、例えば、記憶部120から読み出した道路地図データ142、自車位置算出プログラム132で算出された自車位置情報144、周辺施設検索プログラム136で検索された施設データ146、再生に係るテレビ放送映像148、EPG情報149などを記憶する。
【0025】
次に、上記構成のナビゲーション装置100におけるEPGと誘導ルートとの連動表示処理について説明する。ナビゲーション装置100においては、ユーザはEPGに係る番組表をディスプレイ128上に表示させ、特定の番組を選択して、その詳細情報の閲覧、自宅などのレコーダへの遠隔録画設定、車両内での視聴のための視聴予約などの操作が行える。これらの制御に加え、以下に説明する機能によって、ユーザが選択した番組の情報は、その開始・終了時刻に関し、ナビゲーションに係る誘導ルート上の地点と連動表示され、これによってユーザの番組視聴および走行が支援される。
【0026】
図2は、EPGに係る番組情報とナビゲーションに係る誘導ルートとを連動表示させるための機能ブロック図を示している。図に示すように、EPG・誘導ルート連動表示プログラム138は、放送される番組のEPG情報を取得・制御するEPG取得・制御部202、ディスプレイ128に表示する番組表を生成するEPG画像生成部204、到達予想時刻計算部206、ディスプレイ128に表示する誘導ルートに係る地図データを生成するルート画像生成部208、ディスプレイ128へ上記画像を再構成して表示させる表示制御部210、ユーザ指定に係る放送時間を監視し、地点の再登録設定を実現する放送時間監視・制御部212、テレビ放送の受信困難区間を監視し、迂回路設定などを実現する受信困難区間監視・制御部214を含んで構成される。
【0027】
EPG取得・制御部202は、受信した放送データからEPG情報を抽出すると共に、ディスプレイ128に表示された番組表に対するユーザのタッチ操作に応答して、該当番組の詳細情報を表示したり、ユーザによる視聴予約を可能とする。EPG情報には、各番組の放送予定開始時刻および終了時刻の情報が含まれており、ユーザが選択した番組の開始・終了時刻は、データメモリ140に記憶され、利用される。EPG画像生成部204は、取得したEPG情報を、縦軸を放送時間、横軸を放送局としたテーブル型の番組表を生成する。図3(A)に、ディスプレイ128上に表示される番組表の一表示態様を示した。ユーザは、表示された番組表の表示切り替え操作などを行って、本実施例に係るナビゲーション支援のための設定を行うべく、タッチ操作により視聴したい番組を選択・指定することができる(図中、斜線により選択された番組を示した)。EPG取得・制御部202およびEPG画像生成部204は、ディジタル放送受信機108の機能の一部として構成することができる。
【0028】
到達予想時刻計算部206は、誘導ルート上の任意地点における到達予想時刻を計算する。典型的な誘導ルート上の任意地点の決定は、ユーザが選択した番組の開始または終了時刻における、誘導ルート上の地点としてなされる。また、ディスプレイ128上に表示された地点マークをユーザが移動させることによって、新たな任意地点が決定され、その地点に対する到達予想時刻が計算されうる。到達予想時刻計算部206は、車両の走行に伴って刻々と変化する当該地点への到達予想時刻を随時再計算して求める。
【0029】
ルート画像生成部208は、誘導ルートおよび前記任意地点を、地図データ上にマッピングしてなるルート画像データを生成する。表示制御部210は、ディスプレイ128上の表示画像を任意の態様で表示させるもので、本実施例に関連して、上記生成したEPG画像データとルート画像データを、同時に表示させるべく画面構成する。表示の一態様としてルート画像上の右半部に、EPG画像における特定の一チャンネルの情報を重畳的に配置することができる。表示制御部210は、また、誘導ルート上に一または複数の任意地点が示されている場合に、それら地点に対する到達予想時刻に基づいて、EPG画像の時間軸に沿って、その対応マークを表示させる。
【0030】
図3(B)に、その一表示態様を示した。図では誘導ルートR上の任意地点A、Bに対し、番組表Pの時間軸上に、それらの地点への到達予想時刻に基づいたカーソルマークa、bが印されていることが表されている。ユーザのタッチ操作により、任意地点を表すカーソルマークA、Bは、誘導ルートに沿って移動可能であり、ユーザによりそれらの移動がなされた場合、新たな地点に対する到達予想時刻が到達予想時刻計算部206で即時に計算され、その時刻に基づいて対応するカーソルマークa、bの位置も更新される。また、ユーザのタッチ操作により、カーソルマークa、bは、番組表の時間軸上を移動可能であり、ユーザによりそれらの移動がなされた場合、その時刻に基づいて、その到達予想時刻に係る地点が決定され、地点A、Bが更新される。
【0031】
ルート画像生成部208は、また、前記地点A、Bにおける周辺施設探索を実現するための複数の操作ボタンを、描画生成する。図3(B)には、そのボタン群の描画例が共に示されており、それぞれ「前周辺」、「後周辺」、「前予約」、「検索」のラベルが貼られている。「前周辺」ボタンは、地点Aの周辺における施設検索の動作モードに移行するためのものである。この周辺検索では、後述するように、地点Aとそれよりも所定時間前に到達する地点とを結ぶ一定範囲での任意の施設検索を可能とする。「後周辺」ボタンは、地点Bの周辺における施設検索の動作モードに移行するためのものである。「前予約」ボタンは、ユーザが指定した番組の開始前の設定時刻(例えば、番組開始1時間前)に、その旨をユーザに通知する予約設定を行うためのものである。これはユーザに対し、番組開始前に所用を済ませるための周辺検索を行うことを促す。「検索」ボタンは車両の現在位置での周辺検索の動作モードに移行するためのものである。なお、これらの具体的な処理プロセスについては、後述する。
【0032】
次に、前記EPG・誘導ルート連動表示プログラム138に係る処理のワークフローを、図4に示すフローチャートに沿って説明する。なお、本処理に先立って、ナビゲーション装置においては、ユーザによる目的地設定がなされており、その結果、自車位置と目的地とを結ぶ誘導ルートに沿ったナビゲーションが開始されているものとする。
【0033】
ユーザによる本ナビゲーション装置の操作により、図3(A)に示したような形でディスプレイ128上に番組表が表示されている状態において、ユーザが視聴したい番組を選択することによって、本処理が開始される(ステップS401)。システムはこの操作に基づいて、データメモリ140内のEPG情報にアクセスし、選択された番組の開始および終了予定時刻を記録する(ステップS402)。そして、記録された放送開始時刻および放送終了時刻のそれぞれに対し、その時刻における誘導ルート上の予想される通過地点を計算し、その地図上の座標点を特定する(ステップS403)。
【0034】
次に、誘導ルートを含む地図データ上の一部に、前記番組表の一部を重畳的に配置した画像データ、つまり図3(B)に示した画像データのベースを生成する(ステップS404)。そして、その誘導ルート上に前記特定された放送開始地点および放送終了地点を示すカーソルマーク(同図における地点A、Bに相当)をマッピングすると共に、番組表の時間軸に沿って、これら地点に対応するカーソルマーク(同図のマークa、bに相当)をマッピングする(ステップS405およびS406)。最後に、このように構成された画像データを、ディスプレイ128上に表示することで一連の処理を終える(ステップS407)。先に説明したように、誘導ルート上の各地点カーソルマークA、B、並びに番組表上の対応するカーソルマークa、bは、ユーザによるタッチ操作で移動できる。
【0035】
これら前記ステップS403〜S407における各処理は、所定の画面描画更新レートまたはユーザによる前記カーソルの操作などにより繰り返し実行され、最新の状態が保たれる(ステップS408)。
【0036】
次に、ユーザが図3(B)に示した「前周辺」ボタンを押下した場合の処理について、図5のフローチャートに沿って説明する。「前周辺」ボタンの押下によって、番組開始前地点である地点Aの周辺における施設検索が可能となる。具体的な利用態様としては、車中で番組を鑑賞するために、その前に食事や給油などの所用を済ませるべく、その利用施設の検索を行うことが考えられる。
【0037】
前記ボタンが押下されると、システムは、図4で示したプロセスで特定された放送開始前地点Aの座標情報と、システムに設定されている検索範囲時間(例えば、30分や1時間)の情報を取得する(ステップS501)。次に、この地点Aの座標情報と検索範囲時間に基づいて、施設の探索範囲を特定する(ステップS502)。ここで検索範囲時間に基づいて、地点Aからその設定時間前の時刻に通過する誘導ルート上の地点A.が特定され、その結果、検索対象範囲が確定する。上記ユーザの利用態様に鑑みれば、番組の放送開始に対して余裕を持って所用を済ませておきたいことが考えられるので、このような誘導ルート上に幅を持った施設検索が好ましい。そして、この確定された検索対象範囲において、周辺施設探索が実行される(ステップS503)。ここでの探索対象施設は、上記目的に特化した施設群、例えば、飲食店、コンビニエンスストア、ガソリンスタンドのみに限定することができるし、ユーザが事前に対象施設を選択できるように画面構成することもできる。
【0038】
次に、システムは、探索結果に基づき画面構成を行って、その結果をディスプレイ128上に表示する(ステップS504)。表示される画面構成としては、対象リストをカテゴリー別にリスト表示する方法、および地図データ上にマッピングする方法がある。好適な実施例ではユーザがこれらの表示を切り替え操作でき、いずれの画面からも最終的な施設を選択登録できる。図6は、このような切り替え操作可能な施設検索結果の表示態様を例示している。リスト画面(同図(A))上に描画された「MAP」ボタン、およびマップ画面(同図(B))上に描画された「LIST」ボタンを操作することで、相互の表示切替が実現される。また、これらの画面には、同時に図4のプロセスで生成した番組表画像およびカーソルマークA、B、a、bが描画された様子も示されている。
【0039】
図5のフローチャートに戻り、ユーザは最終的にリストまたはマップから一つの対象施設を選択し(ステップS505)、図6中「決定」のラベルで示されたボタンを押下することによって、誘導ルート上の立ち寄り地点としてその施設を登録する(ステップS506)。この処理を受けてシステムは誘導ルートを再構築し、ユーザに提示する(ステップS507)。新たなルートの構築により、図4で示したプロセスで決定された各地点への到達予想時刻は通常変更されるので、マップ上のこれらの地点も再計算および描画されることになる。
【0040】
なお、施設検索の対象地点が高速道路上である場合には、通常、利用可能な対象施設はサービスエリア/パーキングエリアに限られるので、ユーザの選択操作を待たずに即時に、その近隣のサービスエリア/パーキングエリアを立ち寄り地点として登録するよう、システムを構築することができる。
【0041】
また、図3(B)における「後周辺」ボタンを押した場合、つまり指定番組の終了地点における施設検索の処理プロセスは、図5で示した「前周辺」検索処理と基本的には同じであり、ここではその説明を省略する。もっとも、「後周辺」検索処理における検索対象エリアは、番組終了地点と、そこから検索範囲時間先の地点とを結んだ範囲となる。
【0042】
次に、ユーザが図3(B)に示した「前予約」ボタンを押下した場合の処理について、図7のフローチャートに沿って説明する。「前予約」ボタンは、ユーザが指定した番組の開始前の設定時刻に、その旨をユーザに通知する予約設定を行うためのものである。
【0043】
「前予約」ボタンが押下されると、システムに予めセットされた通知時間(例えば、番組開始1時間前)が読み出される(ステップS701)。もっともユーザに対し通知時間を設定させるダイアログをこの時点で表示し、選択させる方法を併せて取ってもよい。そして、選択されている番組の開始時刻に対し、先の通知時間分前の時刻(番組開始時刻ー通知時間)でタイマーをセットし(ステップS702)、これを監視する(ステップS703)。システムが、通知時刻に達したことを確認すると、ディスプレイ128を通じてユーザにその旨を通知するメッセージ、例えば、「予約番組開始1時間前です」を表示する(ステップS704)。そして、ユーザからの周辺検索の開始指示を受けて(ステップS705)、システムは、図5のフローチャートで示した周辺検索プログラムを実行する(ステップS706)。以上で、「前予約」に係る処理を終える。
【0044】
次に、図5のプロセスを経て、立ち寄り地点をシステムに登録した後の監視プロセスについて説明する。この監視プロセスは、視聴予定番組の開始前に立ち寄る施設を登録した場合において、渋滞その他の走行環境の変化に起因して、その施設への到着時刻が遅れることが予想されて、番組視聴に影響を与えるおそれがある場合にユーザを支援し得る。図8は、立ち寄り地点登録後に番組の放送時刻を監視する処理に係るフローチャートを示している。本処理はもっぱら図3の放送時間監視・制御部212における機能として実現される。
【0045】
図8に示す本処理の最初のステップで、ユーザが選択した放送番組の開始時刻と、登録した立ち寄り施設への到着予想時刻が取得される(ステップS801)。渋滞その他の走行環境の変化で、登録した立ち寄り施設への到達予想時刻は刻々と変化しており、本ステップにおいて常時最新の予想時刻が取得される。次いで、取得した施設への到達予想時刻と番組開始時刻との時間間隔が、所定の閾値(以下、余裕時間という)以下であるかが判断される(ステップS802)。この余裕時間は、番組視聴前に所用を済ませるに必要と思われる十分な時間を想定して、経験的に決定することもできるし、ユーザが予め指定しておくこともできる。また、立ち寄り施設の種類に応じて所用のための必要時間を設定しておくこともできる。
【0046】
そして、それらの時間間隔が余裕時間以下であると判断される場合、システムは、ディスプレイ128を通してユーザにその旨を通知するメッセージ、例えば、「予約番組開始45分前です」を表示する(ステップS803)。ここで、システムが自動検索設定モードにセットされているかが判断され(ステップS804)、そうである場合には、車両現在地における同カテゴリの施設を周辺検索する(ステップS805)。また、ここで放送開始時刻の例えば45分前に到達できる地点を特定し、その地点を中心に施設検索を、現在地における検索に代えてまたはそれと共に、実行するようにしてもよい。ステップS804で自動検索設定がなされていない場合は、ユーザに再検索を望むかの確認ダイアログを表示し(ステップS806)、ユーザが望む場合は再検索を実行し、望まない場合は現設定地での案内を継続する旨の通知をして、本処理を終了する(ステップS807)。
【0047】
ステップS805における対象施設の再検索の結果、該当施設が存在した場合は、当該施設を地図データ上にマッピングし、ディスプレイ128上に表示する(ステップS80、809)。そして、ユーザがその施設を承認する場合には(ステップS810)、これを新たな立ち寄り施設としてシステムに登録する(ステップS811)。ユーザが別の施設を望む場合は、検索地点を変更して再度周辺施設検索を実行する。再検索の結果、該当施設が存在しない場合には、その旨および現設定地での案内を継続する旨の通知をして、本処理を終了する(ステップS807)。
【0048】
次に、テレビ放送の受信困難区間を監視し、迂回路設定などを実現する受信困難区間監視・制御部214における処理プロセスについて説明する。本処理は、ユーザが選択した番組の放送時間帯において、車両が放送の受信困難なエリアに入ってその番組を視聴困難になる可能性を予想し、その対応策をユーザに提示する。図9は、受信困難区間監視・制御部214における処理のフローチャートを示している。
【0049】
本処理は、ナビゲーションによる誘導ルートが特定され、ユーザにより視聴したいテレビ放送番組が選択されることによって、開始される。最初の処理で、放送受信の困難が予想される誘導ルート上の区間が特定される(ステップS901)。対象放送局の電波到達エリア、受信設備のないトンネル区間、山岳ルートなどの情報を参照して、放送受信が困難な区間を判断することができる。次に、自車両が、前記特定された受信困難区間を通過する予想時刻を計算する(ステップS902)。そして、ユーザが視聴を希望する番組の放送時間帯が、前記受信困難区間を通過する予想時刻と重なるかが判断される(ステップS903)。
【0050】
番組の放送時間帯が、受信困難区間を通過する予想時刻と重なると判断される場合、その旨をユーザに通知し、迂回ルートを取るか、遠隔操作による録画予約を促す表示をする(ステップS904)。図10は、受信困難時において、ディスプレイ128に表示されるナビゲーション画像の一表示態様を示している。図では、番組表における対応番組上に、その視聴ができない旨が明示されると共に、ユーザがその対応として選択可能な「迂回」ボタンと「録画」ボタンが描画されている。
【0051】
ユーザが走行中における番組視聴を希望して、そのために「迂回」ボタンを選択した場合、図9におけるステップS905から処理はステップS906に入り、システムは、この視聴困難区間を回避する別の誘導ルートを再構築し、ユーザに提示する。また、ユーザが番組の録画予約を希望して、「録画」ボタンを選択した場合、処理はステップS907に入り、予め登録した遠隔の録画機器に対し、当該番組の録画予約を実現するための情報を送出する。以上により、誘導ルート上の受信困難区間に対する対応処理を終える。
【0052】
以上、本発明の好ましい実施の形態について詳述したが、本発明は、特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の要旨の範囲において、種々の変形・変更が可能である。
【符号の説明】
【0053】
100:ナビゲーション装置 102:バスインターフェース
104:GPS受信機 106:VICS受信機
108:ディジタル放送受信機 110:入力部
112:操作パネル 114:音声入力部
116:リモコン 118:通信制御部
120:記憶部 122:音声出力部
124:スピーカ 126:表示制御部
128:ディスプレイ 130:プログラムメモリ
132:自車位置算出プログラム 134:誘導経路案内プログラム
136:周辺施設検索プログラム 138:EPG・誘導ルート連動表示プログラム
140:データメモリ 142:道路地図データ
144:自車位置情報 146:施設データ
148:テレビ放送映像 149:EPG情報
150:制御部 202:EPG取得・制御部
204:EPG画像生成部 206:到達予想時刻計算部
208:ルート画像生成部 210:表示制御部
212:放送時間監視・制御部 214:受信困難区間監視・制御部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
放送受信機能を備えたナビゲーション装置であって、
放送される番組の電子番組ガイド情報を取得する手段と、
前記取得した電子番組ガイド情報を放送時間軸に沿って配列してなるEPG画像データを生成する第1の画像生成手段と、
ナビゲーションに係る誘導ルート上の任意地点における到達予想時刻を計算する予想時刻計算手段と、
前記誘導ルートおよび前記任意地点を、地図データ上にマッピングしてなるルート画像データを生成する第2の画像生成手段と、
前記第1および第2の画像生成手段により生成された画像データを表示する表示手段と、
前記EPG画像データとルート画像データを、前記表示手段上に同時に表示させると共に、前記誘導ルート上の任意地点に対する到達予想時刻に基づいて、前記EPG画像の時間軸に沿って、その対応マークを表示させる表示制御手段と、
を有するナビゲーション装置。
【請求項2】
前記EPG画像上の対応マークを、その時間軸に沿って移動させる手段と、
前記移動した対応マークの時間軸上の位置に基づく時刻に応じて、その対応する前記誘導ルート上の任意地点を再計算する手段と、を更に有し、
前記第2の画像生成手段が、前記任意地点の再計算結果に基づいて、ルート画像データを再生成するものである、請求項1に記載のナビゲーション装置。
【請求項3】
前記表示されたEPG画像データにおいて、ユーザに特定の番組を選択させる手段と、
前記ユーザに選択された番組の放送時刻に、その通過が予想される、前記誘導ルート上の一または複数の地点を決定する地点決定手段とを更に有し、
前記第2の画像生成手段が、前記決定された一または複数の地点を前記任意地点として、地図データ上にマッピングするものである、請求項1に記載のナビゲーション装置。
【請求項4】
前記ユーザが選択した番組の放送時刻に基づいて決定された誘導ルート上の一または複数の地点を基点として、その周辺の施設検索を実行可能とする施設検索手段と、
前記施設検索手段により検索された施設の中からユーザが選択した施設を、前記誘導ルートの通過地点として登録可能とする地点登録手段とを更に有する、請求項3に記載のナビゲーション装置。
【請求項5】
前記地点決定手段が、前記番組の放送開始時刻または放送終了時刻の何れか一方または双方の時刻に、その通過が予想される、一または複数の地点を決定するものである、請求項3に記載のナビゲーション装置。
【請求項6】
前記地点決定手段が、前記番組の放送開始時刻に基づく地点を決定するものである場合に、その時刻から、所定の設定時間前の時刻までの誘導ルート上の範囲をその地点として決定するものである、請求項5に記載のナビゲーション装置。
【請求項7】
前記ユーザが選択した番組の放送開始時刻前の所定の設定時刻に、ユーザに対する放送開始の事前通知を行う通知手段を、更に有する請求項4に記載のナビゲーション装置。
【請求項8】
前記地点登録手段により登録された通過地点への到達予想時刻を監視すると共に、その予想時刻が、前記番組放送の開始前における所定の設定時刻を過ぎていると判断される場合に、その旨をユーザに通知する通知手段を、更に有する請求項4に記載のナビゲーション装置。
【請求項9】
前記誘導ルート上における放送受信が困難な区間を特定する受信不能区間特定手段と、
前記受信が困難な区間の予想通過時刻を特定する通過予想時刻特定手段と更に有し、
前記表示制御手段は、前記受信が困難な区間の予想通過時刻が、前記ユーザにより選択された番組の放送時刻と重なる場合に、その旨をEPG画像データ上に表示するものである、請求項3に記載のナビゲーション装置。
【請求項10】
前記表示制御手段は、前記受信が困難な区間の予想通過時刻が、前記ユーザにより選択された番組の放送時刻と重なる場合に、ユーザが迂回ルートを選択できるようにする操作ボタンを表示する手段と、
ユーザが迂回ルートを選択した場合に、前記受信が困難な区間を回避する誘導ルートを再計算可能とするルート計算手段と、を更に有する請求項9に記載のナビゲーション装置。
【請求項11】
放送受信機能を備えたナビゲーション装置における案内経路の表示方法であって、
放送される番組の電子番組ガイド情報を取得するステップと、
前記取得した電子番組ガイド情報を放送時間軸に沿って配列してなるEPG画像データを生成する第1の画像生成ステップと、
ナビゲーションに係る誘導ルート上の任意地点における到達予想時刻を計算するステップと、
前記誘導ルートおよび前記任意地点を、地図データ上にマッピングしてなるルート画像データを生成する第2の画像生成ステップと、
前記EPG画像データとルート画像データを、表示手段上に同時に表示させると共に、前記誘導ルート上の任意地点に対する到達予想時刻に基づいて、前記EPG画像の時間軸に沿って、その対応マークを表示させるステップと、
を有するナビゲーション装置における案内経路の表示方法。
【請求項12】
前記EPG画像上の対応マークを、その時間軸に沿って移動させるステップと、
前記移動した対応マークの時間軸上の位置に基づく時刻に応じて、その対応する前記誘導ルート上の任意地点を再計算するステップと、を更に有し、
前記第2の画像生成ステップが、前記任意地点の再計算結果に基づいて、ルート画像データを再生成するものである、請求項11に記載のナビゲーション装置における案内経路の表示方法。
【請求項13】
前記表示されたEPG画像データにおいて、ユーザに特定の番組を選択させるステップと、
前記ユーザに選択された番組の放送時刻に、その通過が予想される、前記誘導ルート上の一または複数の地点を決定する地点決定ステップと、を更に有し、
前記第2の画像生成ステップが、前記決定された一または複数の地点を前記任意地点として、地図データ上にマッピングするものである、請求項11に記載のナビゲーション装置における案内経路の表示方法。
【請求項14】
前記ユーザが選択した番組の放送時刻に基づいて決定された誘導ルート上の一または複数の地点を基点として、その周辺の施設検索を実行する施設検索ステップと、
前記施設検索ステップにより検索された施設の中からユーザが選択した施設を、前記誘導ルートの通過地点として登録する地点登録ステップと、
を更に有する、請求項13に記載のナビゲーション装置における案内経路の表示方法。
【請求項15】
前記地点決定ステップが、前記番組の放送開始時刻または放送終了時刻の何れか一方または双方の時刻に、その通過が予想される、一または複数の地点を決定するものである、請求項13に記載のナビゲーション装置における案内経路の表示方法。
【請求項16】
放送受信機能を備えたナビゲーション装置における案内経路の表示方法であって、
放送される番組の電子番組ガイド情報を取得するステップと、
前記取得した電子番組ガイド情報を放送時間軸に沿って配列してなるEPG画像データを生成する第1の画像生成ステップと、
ナビゲーションに係る誘導ルート上の任意地点における到達予想時刻を計算するステップと、
前記誘導ルートおよび前記任意地点を、地図データ上にマッピングしてなるルート画像データを生成する第2の画像生成ステップと、
前記EPG画像データとルート画像データを、表示手段上に同時に表示させると共に、前記誘導ルート上の任意地点に対する到達予想時刻に基づいて、前記EPG画像の時間軸に沿って、その対応マークを表示させるステップと、
を有するナビゲーション装置における案内経路の表示プログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2013−36776(P2013−36776A)
【公開日】平成25年2月21日(2013.2.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−171090(P2011−171090)
【出願日】平成23年8月4日(2011.8.4)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.VICS
【出願人】(000101732)アルパイン株式会社 (2,424)
【Fターム(参考)】