説明

ナビゲーション装置

【課題】表示モニタに表示される道路地図のスクロール量が大きくなっても、スクロール前に表示されていた道路地図の方向や距離を認識することができるナビゲーション装置を提供する。
【解決手段】スクロール操作される前の表示モニタ16に表示された道路地図の中心座標を検出する。次にスクロール操作が行われた後の表示モニタ16に表示された道路地図21cの中心座標41を検出する。そして、スクロール操作前後の中心座標より、道路地図の移動距離を算出する。次に、中心座標間を矢印51で結び、移動距離に基づいて、矢印51の鏃部51aの大きさおよび矢柄部51bの太さを決定する。ここで、移動距離が大きくなるにしたがって、矢印51の鏃部51aは大きくなり、矢柄部51bは太くなる。そして、スクロール操作された後の道路地図21cに矢印51を表示する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、スクロール量およびスクロール方向を把握しながら道路地図をスクロールすることができるナビゲーション装置に関する。
【背景技術】
【0002】
現在位置が表示されている地図から現在位置を表示しない地図へスクロールするとき、スクロールしている地図と現在位置との位置関係を良好に認識できるようにするため、スクロールしている地図を次のように表示するナビゲーション装置が知られている。スクロールしている地図の中心にカーソルを表示し、カーソルと現在位置とを結ぶ線を表示する。表示する線の線幅は、現在位置から離れるにしたがって細くなり、線の表示色は現在位置から離れるにしたがって薄くなる(特許文献1)。
【特許文献1】特開2005−30800号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
特許文献1に記載されているナビゲーション装置では、スクロールした道路地図が現在地から離れるにしたがって、道路地図のスクロール量に対する、カーソルと現在位置とを結ぶ線の表示変化は小さくなる。このため、スクロールした道路地図が現在地から離れるにしたがって、どの程度スクロールしたかわからなくなり、不必要に離れている位置まで道路地図をスクロールしてしまうという問題点がある。
【課題を解決するための手段】
【0004】
(1)請求項1の発明のナビゲーション装置は、表示モニタに道路地図を表示する道路地図表示手段と、車両の乗員の指示にしたがって道路地図をスクロールするスクロール手段と、スクロール手段によってスクロールしたスクロール方向を示す矢印を、スクロールされる道路地図とともに表示する矢印表示手段とを備え、矢印表示手段は、スクロール手段によってスクロールする道路地図のスクロール量が大きくなるにしたがって、矢印を目立つように表示することを特徴とする。
(2)請求項2の発明は、請求項1に記載のナビゲーション装置において、矢印表示手段は、スクロール量が大きくなるにしたがって、矢印の鏃部を大きく表示し、または/および矢印の矢柄部を太く表示することを特徴とする。
(3)請求項3の発明は、請求項1に記載のナビゲーション装置において、矢印表示手段は、矢印を線で縁取って表示し、スクロール量が大きくなるにしたがって、矢印の縁取り線を太く表示することを特徴とする。
(4)請求項4の発明は、請求項1に記載のナビゲーション装置において、矢印表示手段は、矢印を前記道路地図が透過して見えるように道路地図上に表示し、スクロール量が大きくなるにしたがって、透過の程度を小さくすることを特徴とする。
(5)請求項5の発明は、請求項1に記載のナビゲーション装置において、矢印表示手段は、矢印を点線で表示し、スクロール量が大きくなるにしたがって、矢印の点線を構成する点同士の間隔を狭くして表示することを特徴とする。
【発明の効果】
【0005】
本発明によれば、道路地図のスクロール方向を矢印で表示し、矢印は道路地図のスクロール量が大きくなるにしたがって目立つように表示される。したがって、スクロール量が大きくなっていることについて注意を喚起することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
本発明の一実施形態によるナビゲーション装置の構成を図1に示す。図1のナビゲーション装置1は、タッチパネル19を押圧することによって表示モニタ16に表示される道路地図をスクロールできるようになっている。ナビゲーション装置1は、制御回路11、ROM12、RAM13、現在地検出装置14、画像メモリ15、表示モニタ16、スピーカ17、入力装置18、タッチパネル19およびディスクドライブ111を有している。
【0007】
タッチパネル19は、表示モニタ16の表面に積層される透明のタッチスイッチであり、表示モニタ16に表示される画像はタッチパネル19を通して表示される。タッチパネル19は、タッチパネル19上の操作位置に応じた信号をタッチパネルコントロール部110に送出し、タッチパネルコントロール部110はタッチパネル19の押圧位置を算出する。
【0008】
制御回路11は、マイクロプロセッサ及びその周辺回路からなり、RAM13を作業エリアとしてROM12に格納された制御プログラムを実行して各種の制御を行う。この制御回路11がDVD−ROM112に記憶された地図データに基づいて所定の経路探索処理を行うと、その処理結果が探索ルートとして表示モニタ16に表示される。
【0009】
現在地検出装置14は車両の現在地を検出する装置であり、たとえば、車両の進行方向を検出する振動ジャイロ14a、車速を検出する車速センサ14b、GPS(Global Positioning System)衛星からのGPS信号を検出するGPSセンサ14cなどから成る。ナビゲーション装置1は、この現在地検出装置14により検出された車両の現在地に基づいて、地図の表示範囲や経路探索開始点などを決定するとともに、地図上にその現在地を表示する。
【0010】
画像メモリ15は、表示モニタ16に表示するための画像データを格納する。この画像データは道路地図描画用データや各種の図形データからなり、それらはディスクドライブ111によって読み込まれるDVD−ROM112に記憶された地図データに基づいて、適宜生成される。ナビゲーション装置1は、このようにして生成された画像データを用いることによって地図表示などを行うことができる。
【0011】
表示モニタ16は、地図データなどの各種情報に基づいて、自車位置付近の道路地図などの各種情報を画面表示として乗員に提供する。スピーカ17は、乗員の各種入力操作をガイドしたり、乗員に対し経路誘導するためなどの音声を発生する。入力装置18は、乗員が各種コマンドを設定するための入力スイッチを有し、リモコンなどによって実現される。乗員は、表示モニタ16の表示画面の指示に従って入力装置18を手動で操作することにより、目的地を選択して目的地を設定する。
【0012】
上述したとおり、タッチパネル19は表示モニタ16のモニタ画面上に設けられた透明パネルであり、表示モニタ16に表示した表示画面はタッチパネル19を通して表示される。また、表示モニタ16の表示画面を押圧するとタッチパネル19が押圧される。タッチパネル19は入力装置18と同様に入力機能を有する。表示モニタ16に表示された地図画面や各種ボタン、表示メニューなどを指で押圧するとタッチパネル19が押圧され、タッチパネルコントロール部110によって押圧位置が算出される。そして、算出された押圧位置は制御回路11に入力され、道路地図をスクロールしたり、目的地を設定したり、各種ボタンや表示メニューに対応する機能を実行させたりする。
【0013】
目的地が乗員により設定されると、ナビゲーション装置1はGPSセンサ14cにより検出された現在地を出発地として目的地までの経路演算を所定のアルゴリズムに基づいて行う。以下、この経路演算を経路探索と呼ぶ。このようにして求められたルート(以下、探索ルートという)は、表示形態、たとえば表示色などを変えることによって、ほかの道路とは区別して画面表示される。これにより、乗員は地図上の探索ルートを画面上で認識することができる。また、ナビゲーション装置1は、探索ルートまたは乗員が道路をなぞることによって指定した経路に従って車両が走行できるように、乗員に対して画面や音声などによる進行方向指示を行い、車両を経路誘導する。
【0014】
ディスクドライブ111には、表示モニタ16に表示する地図データが記録されたDVD−ROM112が装填される。地図データは、地図表示用データ、経路探索用データなどを含み、表示用および経路探索用データには、道路のリンク情報およびノード情報が含まれている。地図表示用データは、広域から詳細まで複数の縮尺の地図データを有し、乗員の要求にしたがって、表示地図の縮尺を変更することができる。ディスクドライブ111は、装填されたDVD−ROM112から、表示モニタ16へ地図を表示するための地図データを読み出す。なお、DVD−ROM112以外の他の記録メディア、たとえばCD−ROMやハードディスクなどより地図データを読み出してもよい。
【0015】
次に、本発明の実施形態のナビゲーション装置1におけるスクロールした道路地図の表示画面について、図2〜図6を参照して説明する。図2は、道路地図をスクロールして表示モニタ16に表示する道路地図を説明するための図である。道路地図20は、DVD−ROM112に記憶されている道路地図の一部を示したものであり、その中に含まれている道路地図21a〜21dは、表示モニタ16の一画面に対応する広さを有する。最初に、車両の現在地を示す自車位置マーク22が表示されている道路地図21aが表示モニタ16に表示されており、乗員のスクロール操作に伴い、矢印23方向に道路地図がスクロールして、道路地図21b〜21dが順番に表示モニタ16に表示されるものとする。
【0016】
図3は表示モニタ16に表示した道路地図21aのスクロール操作を説明するための図である。図3では、自車位置マーク22が道路地図21aの中心に表示されており、位置31が押圧されると、道路地図の中心は、自車位置マーク22の位置から押圧位置31へ移動し、矢印32にしたがって道路地図21aがスクロールされ、図4に示す表示画面となる。
【0017】
図4は、道路地図21aをスクロールして表示した道路地図21bを説明するための図である。乗員が、図3の位置31を押圧することによって道路地図21aが図2の矢印23方向にスクロールされる。そして、道路地図21bには、その中心にカーソル41が表示され、カーソル41と自車位置マーク22との間を結ぶ矢印42が表示されている。矢印42は、道路地図21aから道路地図21bへのスクロール方向を示す。道路地図21bの右下にはスクロールリセットボタン43が表示され、スクロールリセットボタン43を押圧すると、表示モニタ16には、スクロール操作する前の道路地図21aが表示される。
【0018】
図5は、道路地図21bをスクロールして表示した道路地図21cを説明するための図である。乗員が、図4の表示画面上で位置31を押圧し続けると、道路地図21bが図2の矢印23方向にスクロールされて、表示モニタ16に道路地図21cが表示される。道路地図21cの中心には道路地図21bと同様にカーソル41が表示されるとともに、後述するように矢印51も表示される。道路地図21cの右下にはスクロールリセットボタン43が表示される。
【0019】
矢印51は、図4の矢印42と同様に、道路地図21aの中心位置と道路地図21cの中心との間を結ぶ矢印である。この矢印51も道路地図21aからのスクロール方向を示している。矢印51の鏃部51aの大きさと矢柄部51bの太さとは、道路地図21aの中心位置と道路地図21cの中心との距離が大きくなるにしたがって大きくなる。このため、道路地図21bの矢印42に比べて道路地図21cの矢印51の方が、鏃部51aが大きく表示され、矢柄部51bも太く表示される。
【0020】
図6は、道路地図21cをスクロールして表示した道路地図21dを説明するための図である。乗員が、図5の表示画面上の位置31を押圧し続けると、道路地図21cが図2の矢印23方向にスクロールされて、表示モニタ16に道路地図21dが表示される。道路地図21dの中心には道路地図21bと同様にカーソル41が表示されるとともに、矢印61が表示される。道路地図21dの右下にはスクロールリセットボタン43が表示される。矢印61は、図4の矢印42と同様に、道路地図21aの中心位置と道路地図21cの中心との間を結ぶ矢印である。この矢印61も道路地図21aからのスクロール方向を示している。道路地図21aの中心位置と道路地図21dの中心との距離は、道路地図21aの中心位置と道路地図21cの中心との距離よりも大きいので、道路地図21cの矢印51に比べて道路地図21dの矢印61の方が、鏃部61aの大きさが大きく表示され、矢柄部61bの太さも太く表示される。
【0021】
次に、本実施形態のナビゲーション装置1のスクロール表示処理について図7のフローチャートを参照して説明する。図7の処理は、道路地図21aが表示モニタ16に表示されるとスタートするプログラムにより、制御回路11において実行される。
【0022】
ステップS701では、表示モニタ16に表示された道路地図の中心の中心座標を検出する。ステップS702では、表示モニタ16の押圧によって道路地図のスクロール操作が行われたか判定する。スクロール操作された場合はステップS702が肯定判定され、ステップS703へ進む。スクロール操作されていない場合はステップS702が否定判定され、ステップS702を繰り返す。ステップS703では、スクロール操作によって押圧された後の表示モニタ16上の位置、すなわち、押圧箇所に対応する道路地図上の座標を検出する。以下では説明の便宜上、表示モニタ中心に対応する道路地図上の箇所を道路地図中心と呼ぶとともに、その座標を道路中心座標と呼ぶ。
【0023】
ステップS704では、スクロール操作前後の道路地図中心座標から、スクロールによって移動する道路地図の距離、すなわち、道路地図中心座標の移動距離を算出する。ステップS705では、移動距離に基づいて、表示モニタ16に表示する矢印の鏃部の大きさを決定する。ステップS706では、移動距離に基づいて、表示モニタ16に表示する矢印の矢柄部の太さを決定する。ステップS707では、スクロール操作前の道路地図の中心とスクロール操作後の道路地図の中心とを矢印で接続する。ステップS708では、スクロール操作された後の道路地図に矢印を表示する。ステップS709では、スクロールリセットボタン43が押圧されたかを判定する。押圧された場合はステップS709が肯定判定され、リターンする。押圧されない場合はステップS709が否定判定され、ステップS702へ戻る。
【0024】
以上の実施の形態によるナビゲーション装置1は次のような作用効果を奏する。
(1)スクロール操作前後の道路地図21aと21b,21cの中心とを互いに矢印41(51,61)で結んで表示するようにしたので、道路地図のスクロール方向の視覚認識性が向上する。
【0025】
(2)スクロール操作前の道路地図21aの中心とスクロール操作後の道路地図21b,21c,21dの中心とを結ぶ矢印は、スクロール操作して移動距離が大きくなると、鏃部51a,61aは大きく表示され、また、矢柄部51b,61bは太く表示され、矢印が目立つように表示される。したがって、道路地図のスクロール量が大きくなっていることについて乗員に対して注意を喚起することができる。
【0026】
以上の実施の形態のナビゲーション装置1を次のように変形することができる。
(1)スクロール操作による道路地図の移動距離が大きくなると、鏃部51a,61aは大きく、また、矢柄部51b,61bは太く表示するものとした。しかし、移動距離が大きくなるにしたがって矢印が目立つような態様で表示されれば、実施の形態に限定されない。たとえば、鏃部51a,61aのみ大きく表示してもよいし、矢柄部51b,61bのみ太く表示してもよい。また、図8に示すように、道路地図21cから道路地図21dへ道路地図がスクロールされると、道路地図21cの矢印の縁取り線81の線の太さに比べて道路地図21dの矢印82の線の太さが太くなるようにしてもよい。矢印が道路地図への透過性を有しながら塗りつぶされて表示される場合、つまり、矢印を道路地図が透過して見えるように道路地図上に表示する場合、図9に示すように、道路地図21cから道路地図21dへ道路地図がスクロールされると、道路地図21cの矢印91の透過の度合いに比べて道路地図21dの矢印92の透過の度合いが小さくなるようにしてもよい。ここで、矢印の道路地図への透過には半透過も含まれる。さらに、矢印が点線で表示され、道路地図の移動距離が大きくなると点線を構成する点同士の間隔が狭くなる場合、図10に示すように、道路地図21cから道路地図21dへ道路地図がスクロールされると、道路地図21cの矢印101の点線を構成する点同士の間隔に比べて道路地図21dの矢印102の点線を構成する点同士の間隔が狭くなり、直線で表示されるようにしてもよい。
【0027】
(2)スクロール操作前後の道路地図21aと21b,21c,21dの中心を結ぶ代りに、車両の現在地とスクロール操作後の道路地図21b,21c,21dの中心とを結ぶ矢印を表示してもよい。
【0028】
(3)移動距離の算出の基準となる位置を、スクロール操作前の道路地図21aの中心の代わりに車両の現在地としてもよい。また、移動距離の算出の基準となる位置はスクロール操作後の道路地図21b,21c,21dの中心に限定されず、スクロール操作後の道路地図21b,21c,21dの予め定められた位置であればどこでもよい。
【0029】
(4)スクロール操作して表示モニタ16に表示する道路地図の移動距離が大きくなるにしたがって、目立つような態様で矢印を表示するようにしたが、所定距離ごとに矢印の表示態様を変化させてもよい。たとえば、移動距離が5kmごとに矢印の鏃部や矢柄部を大きく表示するようにしてもよい。
【0030】
特許請求の範囲の要素と実施の形態との対応関係を説明する。
本発明の道路地図表示手段は制御回路11に対応し、スクロール手段は制御回路11およびタッチパネル19に対応する。矢印表示手段は制御回路11および表示モニタ16に対応する。なお、以上の説明はあくまで一例であり、発明を解釈する上で、上記の実施形態の構成要素と本発明の構成要素との対応関係になんら限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1】本発明の実施形態のナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。
【図2】道路地図をスクロールして表示モニタに表示する道路地図を説明するための図である。
【図3】表示モニタに表示した道路地図のスクロール操作を説明するための図である。
【図4】図3の道路地図をスクロールして表示した道路地図を説明するための図である。
【図5】図4の道路地図をスクロールして表示した道路地図を説明するための図である。
【図6】図5の道路地図をスクロールして表示した道路地図を説明するための図である。
【図7】本実施形態のナビゲーション装置のスクロール表示処理を説明するためのフローチャートである。
【図8】他の実施形態におけるスクロール操作後の道路地図を説明するための図である。
【図9】他の実施形態におけるスクロール操作後の道路地図を説明するための図である。
【図10】他の実施形態におけるスクロール操作後の道路地図を説明するための図である。
【符号の説明】
【0032】
1 ナビゲーション装置
11 制御回路
12 ROM
13 RAM
14 現在地検出装置
16 表示モニタ
17 入力装置
18 スピーカ
19 タッチパネル
112 DVD−ROM
20,21a〜21d 道路地図
22 自車位置マーク
41 カーソル
42,51,61,81,82,91,92,101,102 矢印
43 スクロールリセットボタン

【特許請求の範囲】
【請求項1】
表示モニタに道路地図を表示する道路地図表示手段と、
車両の乗員の指示にしたがって前記道路地図をスクロールするスクロール手段と、
前記スクロール手段によってスクロールしたスクロール方向を示す矢印を、スクロールされる道路地図とともに表示する矢印表示手段とを備え、
前記矢印表示手段は、前記スクロール手段によってスクロールする道路地図のスクロール量が大きくなるにしたがって、前記矢印を目立つように表示することを特徴とするナビゲーション装置。
【請求項2】
請求項1に記載のナビゲーション装置において、
前記矢印表示手段は、前記スクロール量が大きくなるにしたがって、前記矢印の鏃部を大きく表示し、または/および前記矢印の矢柄部を太く表示することを特徴とするナビゲーション装置。
【請求項3】
請求項1に記載のナビゲーション装置において、
前記矢印表示手段は、前記矢印を線で縁取って表示し、前記スクロール量が大きくなるにしたがって、前記矢印の縁取り線を太く表示することを特徴とするナビゲーション装置。
【請求項4】
請求項1に記載のナビゲーション装置において、
前記矢印表示手段は、前記矢印を前記道路地図が透過して見えるように前記道路地図上に表示し、前記スクロール量が大きくなるにしたがって、前記透過の程度を小さくすることを特徴とするナビゲーション装置。
【請求項5】
請求項1に記載のナビゲーション装置において、
前記矢印表示手段は、前記矢印を点線で表示し、前記スクロール量が大きくなるにしたがって、前記矢印の点線を構成する点同士の間隔を狭くして表示することを特徴とするナビゲーション装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2007−108000(P2007−108000A)
【公開日】平成19年4月26日(2007.4.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−298812(P2005−298812)
【出願日】平成17年10月13日(2005.10.13)
【出願人】(591132335)株式会社ザナヴィ・インフォマティクス (745)
【Fターム(参考)】