説明

フラットケーブルに部品を電気的に接触させる方法

本発明は、a)フラットケーブル(1)の絶縁層(2)が導体トラック(4)の1つの導体セクション(6)において除去され;b)露出した導体セクション(6)が次に切断されて2つの分離サブセクション(10a、10b)を形成し;c)部品(5a)が少なくとも1つのサブセクション(10a、10b)の1つの接触セグメント(11a、11b)に実装され;d)部品(5a)がサブセクション(10a、10b)の接触セグメント(11a、11b)と電気的に接触されるステップを含む、フラットケーブル(1)の少なくとも1つの導体トラック(4)に電気部品(5a)を電気的に接触させる方法に関する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、フラットケーブルの少なくとも1つの導体トラックに電気部品又は電子部品を電気的に接合する方法に関する。
【背景技術】
【0002】
フラットケーブルは、特にFFC(フレキシブルフラットケーブル)として又はフレキシブルプリント回路として知られている。フレキシブルフラットケーブルは、通常、絶縁材料に固定され、この絶縁材料によって外装される電流導体として互いに横ならびで平行に延びる多数の平らに巻かれた銅線又は銅ストリップを有する。この絶縁は、例えば積層又は押出工程によって行われる。フラットケーブルの電導体トラックをSMD部品に電気的に接触させることが特許文献1に記載されている。
【特許文献1】独国特許出願公開第100 19 410 A1号明細書
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は、フラットケーブルの少なくとも1つの導体トラックに部品を電気的に接触させる特に簡単な方法を提案する目的に基づいている。
【課題を解決するための手段】
【0004】
この目的は、請求項1の特徴の組合せによって達成される。
【0005】
本発明によれば、第1に、フラットケーブルの絶縁層は、電気部品又は電子部品に接触されるべく導体トラックの導体セクションから除去される。除去された導体セクションは、次に切断されて2つの分離サブセクションを形成する。この分離は、例えば打ち抜きすなわちパンチングによって行われる。導体セクションの切断中に、導体トラック材料のセグメントも除去されることが好ましい。2つのサブセクションに部品を後に電気的接触させるために、部品は、少なくとも一方のサブセクションの接触セグメントに位置決めされる。その後、部品は、それが位置決めされた接触セグメントに少なくとも電気的に接触される。さらなる方法ステップにおいて、部品も同様に、第2のサブセクションの接触セグメントに電気的に接触される。
【0006】
2つのサブセクションへの除去導体セクションの分離のため、部品は、ある程度までのその完成組立状態で2つのサブセクション間の電気的架橋としての働きをする。対応する部品との多数のこのような架橋によって、プリント回路基板の従来形の回路の場合と同じように、全体の電気又は電子回路が有利に実現できる。本発明を用いると、このようなプリント回路基板を用いずに済ますことも可能となる。それどころか、部品はフラットケーブルに直接接合される。部品の位置決め又は実装、位置決め自体、及びフラットケーブルへの部品の電気的接触を行うためのフラットケーブルの準備は、全自動で、さらに部品点数が減るため、工程に関して安価且つ確実に数ステップの工程で作製できる。さらに、プリント回路基板をなしで済ますことで環境を損なわない効果がある。電子廃棄物の再生利用が簡素化される。選択された導体セクションからのフラットケーブルの絶縁層の除去は、例えば適当な道具で機械的に実行されても良い。絶縁体の除去は、レーザによって行われることが好ましい。
【0007】
ある部品にとっては、片面の、すなわちフラットケーブルの一方の平坦面だけの、選択された導体セクションの領域のフラットケーブルから絶縁体を除去することで十分である。
【0008】
請求項3による手法は、2つのサブセクションの異なる平坦面で電気的に接触されることになる部品を考慮に入れている。
【0009】
請求項4〜9の手法は、異なる部品の異なる幾何学的寸法及び物理的特性を考慮に入れている。それぞれの部品に適合されるサブセクションの曲げ部によって、例えば、除去された導体セクションよりも大きい幅及び/又は大きい長さを有する部品もフラットケーブルに一体化できるようになる。
【0010】
請求項10〜16は、部品と接触セグメントとの間の確実な電気接触を援助する。電気的接合手段は、接触セグメント及び/又は部品に設けられても良い。錫メッキが、例えば、この目的で設けられる。ハンダ付けは、少なくとも1つの接触セグメント及び/又は部品の少なくとも1つの電気的接触点に施されることが好ましい(請求項16)。ハンダ付けは、ディスペンサによるハンダペーストの形式で、あるいはスクリーン印刷工程によって施されても良い。電気的接合手段及び部品の位置決めを行った後、電気的接合は、部品とそれぞれの接触セグメントとの間で行われる。この電気的接合は、接触セグメントへの、例えば、ハンダ付けによって、好ましくは、こてハンダ付け、レーザハンダ付け又は光ハンダ付けのような、選択的ハンダ付け工程によって実施される。ハンダ付け工程に代わるものとして、溶着又は導電性接着剤による接着接合のような接合工程が、−使用される部品により−使用されても良い。
【0011】
請求項17による手法は、工程に関し確実なフラットケーブルへの部品の位置決めを援助する。
【0012】
本発明は、図面で表現される例示的な実施形態に基づきさらに詳細に説明される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
図1及び図2は、しなやかな絶縁体2を有するフレキシブルフラットケーブル1を示す。この絶縁体2は、互いに少し間隔を空けて並行に配置され、伝導長手方向3に延びる合計3本の導体トラック4を外装する。電気部品又は電子部品5をフラットケーブル1の導体トラック4に電気的に接合又は接触させるために、第1に、フラットケーブル1の絶縁体2は、導体トラック4の選択された導体セクション6から除去される(図1)。図1及び図7〜16による実施形態の場合、導体セクション6は、それによりフラットケーブル1の両対向平坦面−図のページ面で見て、上部平坦面7と、垂直方向8で上部平坦面7と逆の下部平坦面9と−が除去される。伝導長手方向3の導体セクション6の長さは、それぞれの部品5を支障なく導体セクション6に位置決めでき、尚も部品5の電気的接合用の空間が十分となるように選ばれなくてはならない。除去後、導体トラック材料は、導体セクション6の中央領域で除去される(例えばパンチングによって)。導体セクション6のこの分離により、2つの分離サブセクション10a、10b(例えば図3)が生成される。電気的接合手段12は、2つのサブセクション10a、10bの接触セグメント11a、11bとそれぞれの部品5との間に配置される。
【0014】
図3〜図6による実施形態の場合、接合手段12は、両接触セグメント11a、11bに設けられる。これは、ディスペンサによるハンダペーストの形でハンダ付けを施すことによって行われることが好ましい。しかしながら、ハンダ付け接着剤が、電気的接合手段12として使用されても良い。2つのサブセクション10a、10bに電気的接合手段12を提供した後、部品5aが、例えば自動実装機械によって、接触セグメント11a、11bに位置決めされる。位置決め後、電気的接合が部品5aと両接触セグメント11a、11bの間で行われる。これは、電気的接合手段12の領域における、ハンダ付け工程、例えばこてハンダ付け、レーザハンダ付け又は光ハンダ付けのような、選択的ハンダ工程によって実行されることが好ましい。
【0015】
第2の実施形態(図7〜図10)の場合、両サブセクション10a、10bは、関連した導体トラック4の面に対して曲げられている。この曲げを実現するために、導体トラック4は、−図1のように−上部平坦面7と下部平坦面9との両方で除去されている。両サブセクション10a、10bは、それらの接触セグメント11a、11bが絶縁体2の面と平行をなして配置されるように曲げ領域13で曲げられている。この場合、接触セグメント11a、11bは、上部平坦面7で絶縁体2の表面とほぼ同一平面に配置される。このことにより、伝導長手方向3及び/又は横方向14の導体セクション6よりも大きな寸法を有する部品5を支障なくフラットケーブル1に位置決め及び一体化できる。図10による例示的な実施形態において、部品5bは、横方向14に導体セクション6よりも大きな幅を有する。さらに、図7〜図10によるサブセクション10a、10bは、曲げ工程後それらの接触セグメント11a、11bが同面に配置されるように曲げられる。図3〜図6による実施形態の場合と同じように、曲げ工程後、電気的接合手段12は、両接触セグメント11a、11bに設けられる。次に、部品5が、両接触セグメント11a、11bに位置決めされ、その後これらの2つの接触セグメント11a、11bに電気的に接合される(図9、図10)。前述の接合工程の1つが、この目的で使用されることが好ましい。
【0016】
図11〜図16によるための実施形態の場合、2つのサブセクション10a、10bは、曲げ工程後、それらの接触セグメント11a、11bが異なる面に配置されるように曲げられる(図15)。図15に示されるサブセクション10aの曲げ領域13及び曲げセクション15を達成するために、伝導長手方向3の導体セクション6の長さは、適性に選択されなければならない。一旦絶縁体2が、導体セクション6の領域の上部平坦面7からと下部平坦面9からと両方が除去されると、導体セクション6は、2つのサブセクション10a、10bに分離される(図11)。その後、サブセクション10aは、その接触セグメント11aが上部平坦面7上の絶縁体2の表面とほぼ同一平面に延びるように曲げられる。このことにより、部品5cが接触セグメント11a上にほぼ均一に載り、それに続いて行われる電気的接合が正しく実行され得ることが保証される。
【0017】
他の方法ステップにおいて、サブセクション10bは丸く曲げられる。その結果製造された曲げ16は、接触セグメント11bの領域が伝導長手方向3とほぼ直角に、及び伝導長手方向3及び横方向14によって画定されるフラットケーブルの面と直角に配置されるように形成される(図11)。サブセクション10bを曲げた後、電気的接合手段12が上部平坦面7に面する接触セグメント11aの表面に適用される。あるいは、接触セグメント11bを曲げ、電気的接合手段12を接触セグメント11aに提供する2つの方法ステップは、逆の手順で行われても良い。2つの方法ステップの逆転は、例えばスクリーン印刷によって電気的接合手段(例えばハンダペースト)が施される場合に有利となり、それは特に位置決めされる部品5cが比較的多数あるときのような場合である。
【0018】
これらの2つの前述の方法ステップ後、部品5cは、接触セグメント11aに位置決めされ、電気的接触手段12を介してこの接触セグメント11aに電気的に接触される(図13)。この実施形態の場合、前述の実施形態と違い、電気的接合手段12は接触セグメント11bに設けられない。むしろ、電気的接合手段は、接触セグメント11bに対応する部品5cの電気的接触点17に設けられる。次に、サブセクション10bの曲げセクション15は、接触セグメント11bが部品5c上に電気的接合手段12を間に挟んでほぼ均一に載るように曲げられる(図15)。この場合、2つの接触セグメント11a、11bは、異なる面に互いにほぼ平行に配置される。一旦、サブセクション10bが図15のように曲げられると、接触セグメント11bと部品5cの電気的接触点17とは電気的に互いに接合できる。
【0019】
異なる部品5a、5b、5cを1つの導体トラック4あるいは同フラットケーブル1の多数の導体トラック4に位置決めし、電気的に接触できることは言うまでもない。それらは、伝導長手方向3の異なる位置に配置されても良い。図17で示されるフラットケーブル1のセクションの場合、合計3つの部品5cがフラットケーブル1のそれぞれの導体トラック4に一体化される。
【0020】
図面で示された技術的細部が必ずしも縮尺通りではないことに留意されたい。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【図1】図2の切断線I−Iに対応するフラットケーブルの除去された導体セクションを示す。
【図2】図1の視線方向IIによるフラットケーブルの平面図を示す。
【図3】図4の切断線III−IIIに対応するフラットケーブルの切断された導体セクションを示す。
【図4】図3の視線方向IVによるフラットケーブルの平面図を示す。
【図5】位置決めされた部品と共に図3による切断された導体セクションを示す。
【図6】図5の視線方向VIによるフラットケーブルの平面図を示す。
【図7】曲がったサブセクション及び位置決めされた部品と共に切断された導体セクションの他の実施形態を示す。
【図8】曲がったサブセクション及び位置決めされた部品と共に切断された導体セクションの他の実施形態を示す。
【図9】曲がったサブセクション及び位置決めされた部品と共に切断された導体セクションの他の実施形態を示す。
【図10】曲がったサブセクション及び位置決めされた部品と共に切断された導体セクションの他の実施形態を示す。
【図11】曲がったサブセクション及びその上に位置決めされた部品と共に切断された導体セクションの他の実施形態を示す。
【図12】曲がったサブセクション及びその上に位置決めされた部品と共に切断された導体セクションの他の実施形態を示す。xxx
【図13】曲がったサブセクション及びその上に位置決めされた部品と共に切断された導体セクションの他の実施形態を示す。
【図14】曲がったサブセクション及びその上に位置決めされた部品と共に切断された導体セクションの他の実施形態を示す。
【図15】曲がったサブセクション及びその上に位置決めされた部品と共に切断された導体セクションの他の実施形態を示す。
【図16】曲がったサブセクション及びその上に位置決めされた部品と共に切断された導体セクションの他の実施形態を示す。
【図17】図16の実施形態による部品をその上に位置決めしたフラットケーブルの平面図を示す。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
フラットケーブル(1)の少なくとも1つの導体トラック(4)に電気部品(5a、5b、5c)を電気的に接触させる方法であって、
a) 前記フラットケーブル(1)の絶縁層(2)が前記導体トラック(4)の導体セクション(6)から除去され、
b) 前記除去導体セクション(6)は切断されて2つの分離サブセクション(10a、10b)を形成し、
c) 前記部品(5a、5b、5c)は少なくとも1つのサブセクション(10a、10b)の接触セグメント(11a、11b)に位置決めされ、
d) 前記部品(5a、5b、5c)は前記サブセクション(10a、10b)の前記接触セグメント(11a、11b)に電気的に接触されることを特徴とする方法。
【請求項2】
前記絶縁体の除去はレーザによって実行されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記導体セクション(6)は、前記フラットケーブル(1)の両対向平坦面(7、9)で除去されることを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
【請求項4】
少なくとも1つのサブセクション(10a、10b)は、関連の導体トラック(4)の面に対して曲げられることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
【請求項5】
前記サブセクション(10a、10b)は、その接触セグメント(11a、11b)が前記絶縁層(2)とほぼ平行に配置されるように曲げられることを特徴とする請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記接触セグメント(11a、11b)は、前記曲げ工程後に前記絶縁層(2)の表面とほぼ同一面に配置されることを特徴とする請求項5に記載の方法。
【請求項7】
両方のサブセクション(10a、10b)が曲げられること、および
それらの接触セグメント(11a、11b)が、前記曲げ工程後に同一面に配置されることを特徴とする請求項4〜6のいずれか一項に記載の方法。
【請求項8】
両方のサブセクション(10a、10b)が曲げられること、および
それらの接触セグメント(11a、11b)が、前記曲げ工程後に異なる面に配置されることを特徴とする請求項4〜6のいずれか一項に記載の方法。
【請求項9】
少なくとも一方のサブセクション(10a、10b)は、前記部品(5a、5b、5c)の前記位置決め前に曲げられることを特徴とする請求項4〜8のいずれか一項に記載の方法。
【請求項10】
前記電気的接触用の電気的接合手段(12)は、前記2つのサブセクション(10a、10b)の前記接触セグメント(11a、11b)と前記部品(5a、5b、5c)との間に配置されることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の方法。
【請求項11】
前記接合手段(12)は、少なくとも一方のサブセクション(10a、10b)の前記接触セグメント(11a、11b)に設けられることを特徴とする請求項10に記載の方法。
【請求項12】
前記接合手段(12)は、前記サブセクション(10a、10b)の前記曲げ工程後に前記サブセクション(10a、10b)の前記接触セグメント(11a、11b)に設けられることを特徴とする請求項10または11に記載の方法。
【請求項13】
前記接合手段(12)は、単一サブセクション(10a)の前記接触セグメント(11a)に設けられることを特徴とする請求項10〜12のいずれか一項に記載の方法。
【請求項14】
前記部品(5a、5b、5c)は、前記接合手段(12)がサブセクション(10a、10b)の前記接触セグメント(11a、11b)に設けられた後にこの接触セグメント(11a、11b)に位置決めされることを特徴とする請求項10〜13のいずれか一項に記載の方法。
【請求項15】
前記接合手段(12)は、接触セグメント(11b)に対応する前記部品(5c)の少なくとも1つの電気的接触点(17)に設けられることを特徴とする請求項10〜14のいずれか一項に記載の方法。
【請求項16】
前記接合手段(12)としてハンダ付けを行うことを特徴とする請求項10〜15のいずれか一項に記載の方法。
【請求項17】
前記部品(5a、5b、5c)は、自動実装機械によって位置決めされることを特徴とする請求項1〜16のいずれか一項に記載の方法。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
フラットケーブル(1)の少なくとも1つの導体トラック(4)に電気部品(5a、5b、5c)を電気的に接触させる方法であって、
前記フラットケーブル(1)の絶縁層(2)が前記導体トラック(4)の導体セクション(6)から除去される方法において、
前記絶縁層(2)の除去後に、前記除去導体セクション(6)は切断されて2つの分離サブセクション(10a、10b)を形成し、
前記部品(5a、5b、5c)は少なくとも1つのサブセクション(10a、10b)の接触セグメント(11a、11b)に位置決めされ、
前記部品(5a、5b、5c)は前記サブセクション(10a、10b)の前記接触セグメント(11a、11b)に電気的に接触されることを特徴とする方法。
【請求項2】
前記絶縁体の除去はレーザによって実行されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記導体セクション(6)は、前記フラットケーブル(1)の両対向平坦面(7、9)で除去されることを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
【請求項4】
少なくとも1つのサブセクション(10a、10b)は、関連の導体トラック(4)の面に対して曲げられることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
【請求項5】
前記サブセクション(10a、10b)は、その接触セグメント(11a、11b)が前記絶縁層(2)とほぼ平行に配置されるように曲げられることを特徴とする請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記接触セグメント(11a、11b)は、前記曲げ工程後に前記絶縁層(2)の表面とほぼ同一面に配置されることを特徴とする請求項5に記載の方法。
【請求項7】
両方のサブセクション(10a、10b)が曲げられること、および
それらの接触セグメント(11a、11b)が、前記曲げ工程後に同一面に配置されることを特徴とする請求項4〜6のいずれか一項に記載の方法。
【請求項8】
両方のサブセクション(10a、10b)が曲げられること、および
それらの接触セグメント(11a、11b)が、前記曲げ工程後に異なる面に配置されることを特徴とする請求項4〜6のいずれか一項に記載の方法。
【請求項9】
少なくとも一方のサブセクション(10a、10b)は、前記部品(5a、5b、5c)の前記位置決め前に曲げられることを特徴とする請求項4〜8のいずれか一項に記載の方法。
【請求項10】
前記電気的接触用の電気的接合手段(12)は、前記2つのサブセクション(10a、10b)の前記接触セグメント(11a、11b)と前記部品(5a、5b、5c)との間に配置されることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の方法。
【請求項11】
前記接合手段(12)は、少なくとも一方のサブセクション(10a、10b)の前記接触セグメント(11a、11b)に設けられることを特徴とする請求項10に記載の方法。
【請求項12】
前記接合手段(12)は、前記サブセクション(10a、10b)の前記曲げ工程後に前記サブセクション(10a、10b)の前記接触セグメント(11a、11b)に設けられることを特徴とする請求項10または11に記載の方法。
【請求項13】
前記接合手段(12)は、単一サブセクション(10a)の前記接触セグメント(11a)に設けられることを特徴とする請求項10〜12のいずれか一項に記載の方法。
【請求項14】
前記部品(5a、5b、5c)は、前記接合手段(12)がサブセクション(10a、10b)の前記接触セグメント(11a、11b)に設けられた後にこの接触セグメント(11a、11b)に位置決めされることを特徴とする請求項10〜13のいずれか一項に記載の方法。
【請求項15】
前記接合手段(12)は、接触セグメント(11b)に対応する前記部品(5c)の少なくとも1つの電気的接触点(17)に設けられることを特徴とする請求項10〜14のいずれか一項に記載の方法。
【請求項16】
前記接合手段(12)としてハンダ付けを行うことを特徴とする請求項10〜15のいずれか一項に記載の方法。
【請求項17】
前記部品(5a、5b、5c)は、自動実装機械によって位置決めされることを特徴とする請求項1〜16のいずれか一項に記載の方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【公表番号】特表2006−514436(P2006−514436A)
【公表日】平成18年4月27日(2006.4.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−568671(P2004−568671)
【出願日】平成15年12月20日(2003.12.20)
【国際出願番号】PCT/EP2003/014683
【国際公開番号】WO2004/077900
【国際公開日】平成16年9月10日(2004.9.10)
【出願人】(598051819)ダイムラークライスラー・アクチェンゲゼルシャフト (1,147)
【Fターム(参考)】