説明

ミグラスタチンアナログ組成物およびその使用

1つの局面において、本発明は、RないしR、RないしR、Q、Y、Yおよびnが明細書中で定義された一般式(I)の化合物の治療上有効な量を含む薬学的組成物を提供し、それにより、該組成物は約0.1mg/kgないし約mg/kg体重の間の投与量にて被験体に投与するために処方される。もう1つの局面において、本発明は、前記にて直接的に記載された本発明の組成物の治療上有効量および薬学的に受容可能な担体、アジュバントまたはビヒクルをそれを必要とする被験体に投与することを含む、被験体において乳癌転移を治療する方法を提供する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
薬学的に受容可能な担体、アジュバントまたはビヒクル;および治療上有効量の以下の構造:
【化1】

[式中、RおよびRは、各々、独立して、水素、ハロゲン、−CN、−S(O)1−21A、−NO、−COR1A、−CO1A、−NR1AC(=O)R1B、−NR1AC(=O)OR1B、−CONR1A1B、脂肪族、ヘテロ脂肪族、脂環式、ヘテロ脂環式、アリールもしくはヘテロアリール基、または−WR1Aであり;ここで、Wは、独立して、−O−、−S−または−NR1C−であり、ここで、R1A、R1BおよびR1Cの各存在は、独立して、水素、脂肪族、ヘテロ脂肪族、脂環式、ヘテロ脂環式、アリールもしくはヘテロアリール基であり;あるいはRおよびRは、それらが結合している炭素原子と一緒になって、脂環式、ヘテロ脂環式、アリールもしくはヘテロアリール基を形成し;
は水素、脂肪族、ヘテロ脂肪族、脂環式、ヘテロ脂環式、アリールもしくはヘテロアリール基;またはプロドラッグ基または酸素保護基であり;
はハロゲン、−OR4A、−OC(=O)R4Aまたは−NR4A4Bであり;ここで、R4AおよびR4Bは、独立して、水素、脂肪族、ヘテロ脂肪族、脂環式、ヘテロ脂環式、アリールもしくはヘテロアリール基;プロドラッグ基、窒素保護基または酸素保護基であり;あるいはR4AおよびR4Bは、それらが結合している窒素原子と一緒になって、複素環もしくはヘテロアリール基を形成し;
は水素、脂肪族、ヘテロ脂肪族、脂環式、ヘテロ脂環式、アリールもしくはヘテロアリール基であり;
は水素、ハロゲン、−CN、−S(O)1−26A、−NO、−COR6A、−CO6A、−NR6AC(=O)R6B、−NR6AC(=O)OR6B、−CONR6A6B、脂肪族、ヘテロ脂肪族、脂環式、ヘテロ脂環式、アリールもしくはヘテロアリール基、または−WR6Aであり;ここで、Wは、独立して、−O−、−S−または−NR6C−であり、ここで、R6A、R6BおよびR6Cの各存在は、独立して、水素、または脂肪族、ヘテロ脂肪族、脂環式、ヘテロ脂環式、アリールもしくはヘテロアリール基であり;あるいはRおよびRは、それらが結合している炭素原子と一緒になって、脂環式、ヘテロ脂環式、アリールもしくはヘテロアリール基を形成し;
、およびRの各存在は、独立して、水素、ハロゲン、−CN、−S(O)1−2a1、−NO、−CORa1、−COa1、−NRa1C(=O)Ra2、−NRa1C(=O)ORa2、−CONRa1a2、脂肪族、ヘテロ脂肪族、脂環式、ヘテロ脂環式、アリールもしくはヘテロアリール基、または−WRa1であり;ここで、Wは、独立して、−O−、−S−または−NRa3−であり、ここで、Ra1、Ra2およびRa3の各存在は、独立して、水素、または脂肪族、ヘテロ脂肪族、脂環式、ヘテロ脂環式、アリールもしくはヘテロアリール基であり;あるいはR、およびRの隣接する存在は、それらが結合している炭素原子と一緒になって、脂環式、ヘテロ脂環式、アリールもしくはヘテロアリール基を形成し;
は水素、ハロゲン、−CN、−S(O)1−2c1、−NO、−CORc1、−COc1、−NRc1C(=O)Rc2、−NRc1C(=O)ORc2、−CONRc1c1;脂肪族、ヘテロ脂肪族、脂環式、ヘテロ脂環式、アリールもしくはヘテロアリールまたは−WRc1であり;ここで、Wは、独立して、−O−、−S−または−NRc3−であり、ここで、Rc1、Rc2およびRc3の各存在は、独立して、水素、または脂肪族、ヘテロ脂肪族、脂環式、ヘテロ脂環式、アリールもしくはヘテロアリール基であり;あるいはRおよびRは、それらが結合している炭素原子と一緒になって、脂環式、ヘテロ脂環式、アリールもしくはヘテロアリール基を形成し;
nは1ないし5の整数であり;
はO、S、NRX1またはCRX1X2であり;ここで、RX1およびRX2は、独立して、水素、ハロゲン、脂肪族、ヘテロ脂肪族、脂環式、ヘテロ脂環式、アリールもしくはヘテロアリール基、または窒素保護基であり;
Qは水素、ハロゲン、−CN、−S(O)1−2Q1、−NO、−CORQ1、−COQ1、−NRQ1C(=O)RQ1、−NRQ1C(=O)ORQ2、−CONRQ1Q2、脂肪族、ヘテロ脂肪族、脂環式、ヘテロ脂環式、アリールもしくはヘテロアリール基、または−WRQ1であり;ここで、Wは、独立して、−O−、−S−または−NRQ3−であり、ここで、RQ1、RQ2およびRQ3の各存在は、独立して、水素、または脂肪族、ヘテロ脂肪族、脂環式、ヘテロ脂環式、アリールもしくはヘテロアリール基であり;および
およびYは、独立して、水素、脂肪族、ヘテロ脂肪族、脂環式、ヘテロ脂環式、アリールもしくはヘテロアリール基;または−WRY1であり;ここで、Wは、独立して、−O−、−S−または−NRY2−であり、ここで、RY1およびRY2の各存在は、独立して、水素、または脂肪族、ヘテロ脂肪族、脂環式、ヘテロ脂環式、アリールもしくはヘテロアリール基であり;あるいはYおよびYは、それらが結合している炭素原子と一緒になって、以下の構造:
【化2】

を有する基を形成する]
を有する化合物を含む薬学的組成物であって、これによって、該組成物は約0.1mg/kgないし約50mg/kg体重の間の投与量にて被験体に投与されるように処方される、薬学的組成物。
【請求項2】
前記投与量は1mg/kgないし約50mg/kg体重の間である、、請求項1に記載の組成物。
【請求項3】
前記投与量は0.1mg/kgないし約40mg/kg体重の間である、、請求項1に記載の組成物。
【請求項4】
前記投与量は1mg/kgないし約40mg/kg体重の間である、、請求項1に記載の組成物。
【請求項5】
前記投与量は0.1mg/kgないし約30mg/kg体重の間である、請求項1に記載の組成物。
【請求項6】
前記投与量は5mg/kgないし約30mg/kg体重の間である、請求項1に記載の組成物。
【請求項7】
前記投与量は1mg/kgないし約30mg/kg体重の間である、請求項1に記載の組成物。
【請求項8】
前記投与量は0.1mg/kgないし約20mg/kg体重の間である、請求項1に記載の組成物。
【請求項9】
前記投与量は1mg/kgないし約20mg/kg体重の間である、請求項1に記載の組成物。
【請求項10】
前記投与量は10mg/kg体重以上である、請求項1に記載の組成物。
【請求項11】
およびRは、各々、独立して、水素または置換されたもしくは置換されていない低級アルキルであり;あるいはRおよびRは、それらが結合している炭素原子と一緒になって、エポキシド、アジリジンまたは置換されたもしくは置換されていないシクロプロピル基を形成し;
は水素、または置換されたもしくは置換されていない低級アルキルまたはアリール;プロドラッグ基または酸素保護基であり;
はハロゲン、−OR4A、−OC(=O)R4Aまたは−NR4A4Bであり;ここで、R4AおよびR4Bは、独立して、水素、または置換されたもしくは置換されていない低級アルキル;プロドラッグ基、窒素保護基または酸素保護基であり;あるいはR4AおよびR4Bは、それらが結合している窒素原子と一緒になって、複素環もしくはヘテロアリール基を形成し;あるいはRは、それらが結合している炭素原子と一緒になって、以下の構造:
【化3】

を有する基を形成し;
およびRは、各々、独立して、水素または置換されたもしくは置換されていない低級アルキルであり;あるいはRおよびRは、それらが結合している炭素原子と一緒になって、エポキシド、アジリジンまたは置換されたもしくは置換されていないシクロプロピル基を形成し;
、およびRの各存在は、独立して、水素、ハロゲン、アルキル、ヘテロアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールもしくはヘテロアリール基、または−WRa1であり;ここで、Wは、独立して、−O−、−S−または−NRa3−であり、ここで、Ra1、およびRa3の各存在は、独立して、水素、またはアルキル、ヘテロアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールもしくはヘテロアリール基であり;あるいはR、およびRの隣接する存在が一緒になって、エポキシド、アジリジンまたは置換されたもしくは置換されていないシクロプロピル基を形成し;
は水素、ハロゲン、アルキル、ヘテロアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールもしくはヘテロアリール基、または−WRc1であり;ここで、Wは、独立して、−O−、−S−または−NRc3−であり、ここで、Rc1およびRc3の各存在は、独立して、水素、またはアルキル、ヘテロアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールもしくはヘテロアリール基であり;あるいはRおよびRは、それらが結合している炭素原子と一緒になって、エポキシド、アジリジン、または置換されたもしくは置換されていないシクロプロピル基を形成し;
nは1ないし5の整数であり;
はO、S、NRX1またはCRX1X2であり;ここで、RX1およびRX2は、独立して、水素、ハロゲン、置換されたもしくは置換されていないアルキル、ヘテロアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールもしくはヘテロアリール、または窒素保護基であり;
Qは水素、ハロゲン、−CN、−S(O)1−2Q1、−NO、−CORQ1、−COQ1、−NRQ1C(=O)RQ2、−NRQ1C(=O)ORQ2、−CONRQ1Q2、脂肪族、ヘテロ脂肪族、脂環式、ヘテロ脂環式、アリールもしくはヘテロアリール基、または−WRQ1であり;ここで、Wは、独立して、−O−、−S−または−NRQ3−であり、ここで、RQ1、RQ2およびRQ3の各存在は、独立して、水素、または脂肪族、ヘテロ脂肪族、脂環式、ヘテロ脂環式、アリールもしくはヘテロアリール基であり;
およびYは、独立して、水素、アルキル、ヘテロアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールもしくはヘテロアリール基;または−WRY1であり;ここで、Wは、独立して、−O−、−S−または−NRY2−であり、ここで、RY1およびRY2の各存在は、独立して、水素、またはアルキル、ヘテロアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールもしくはヘテロアリール基であり;あるいはYおよびYは、それらが結合している炭素原子と一緒になって、以下の構造:
【化4】

を有する基を形成する、請求項1に記載の組成物。
【請求項12】
、RおよびRは、各々、水素であって、前記化合物が以下の構造:
【化5】

[式中、RないしR、Y、X、nおよびQは、請求項1に定義した通りであり;WはOまたはNHであり;RY1は水素、または脂肪族、ヘテロ脂肪族、脂環式、ヘテロ脂環式、アリールもしくはヘテロアリール基である]
のうちの1つを有する、請求項1に記載の組成物。
【請求項13】
、RおよびRは、各々、水素であり、Qがカルボニル含有基であり、および前記化合物が以下の構造:
【化6】

[式中、RないしR、Y、X、およびnは、請求項1で定義した通りであり;WはOまたはNHであり;RY1は水素、または脂肪族、ヘテロ脂肪族、脂環式、ヘテロ脂環式、アリールもしくはヘテロアリール基であり;Rは置換されたもしくは置換されていない低級アルキルもしくはヘテロアルキル基であり;Rは置換されたもしくは置換されていないアルキル、ヘテロアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、もしくはヘテロアリール基であり;Alkは置換されたもしくは置換されていないC0−6アルキリデンもしくはC0−6アルケニリデン鎖であり、ここで、2つまでの隣接しないメチレン単位は、独立して、所望により、CO、CO、COCO、CONRZ1、OCONRZ1、NRZ1NRZ2、NRZ1NRZ2CO、NRZ1CO、NRZ1CO、NRZ1CONRZ2、SO、SO、NRZ1SO、SONRZ1、NRZ1SONRZ2、O、SまたはNRZ1によって置換されていてもよく;ここで、RZ1およびRZ2の各存在は、独立して、水素、アルキル、ヘテロアルキル、アリール、ヘテロアリールまたはアシルである]
のうちの1つを有する、請求項1に記載の組成物。
【請求項14】
、RおよびRは、各々、水素であり、nが3であって、前記化合物が以下の構造:
【化7】

[式中、RないしR、Y、QおよびXは、請求項1に定義した通りであり;YはOまたはNHであり;RY1は水素、脂肪族、ヘテロ脂肪族、脂環式、ヘテロ脂環式、アリールもしくはヘテロアリール基である]
のうちの1つを有する、請求項1に記載の組成物。
【請求項15】
、RおよびRは、各々、水素であり、nが3であり、Qがカルボニル含有基であって、前記化合物が以下の構造:
【化8】

[式中、RないしR、XおよびYは、請求項1に定義されたとおりであり;WはOまたはNHであり;RY1は水素、または脂肪族、ヘテロ脂肪族、脂環式、ヘテロ脂環式、アリールもしくはヘテロアリール基であり;Rは置換されたもしくは置換されていない低級アルキルもしくはヘテロアルキル基であり;Rは置換されたもしくは置換されていないアルキル、ヘテロアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールもしくはヘテロアリール基であり;およびAlkは置換されたもしくは置換されていないC0−6アルキリデンもしくはC0−6アルケニリデン鎖であり、ここで、2つまでの隣接しないメチレン単位は、独立して、所望により、CO、CO、COCO、CONRZ1、OCONRZ1、NRZ1NRZ2、NRZ1NRZ2CO、NRZ1CO、NRZ1CO、NRZ1CONRZ2、SO、SO、NRZ1SO、SONRZ1、NRZ1SONRZ2、O、SまたはNRZ1によって置換されていてもよく;ここで、RZ1およびRZ2の各存在は、独立して、水素、アルキル、ヘテロアルキル、アリール、ヘテロアリールまたはアシルであり;およびRは置換されたもしくは置換されていないアルキル、ヘテロアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールもしくはヘテロアリール基である]
のうちの1つを有する、請求項1に記載の組成物。
【請求項16】
およびRは、各々、水素である、請求項1および11ないし15いずれか1に記載の組成物。
【請求項17】
およびRは、各々、メチルである、請求項1および11ないし15いずれか1に記載の組成物。
【請求項18】
は低級アルキルである、請求項1および11ないし15いずれか1に記載の組成物。
【請求項19】
はメチルである、請求項18に記載の組成物。
【請求項20】
はOH、NHまたはハロゲンである、請求項1および11ないし15いずれか1に記載の組成物。
【請求項21】
は低級アルキルである、請求項13または15に記載の組成物。
【請求項22】
はメチルである、請求項21に記載の組成物。
【請求項23】
Qは以下の構造:
【化9】

[式中、Rが置換されたもしくは置換されていない、直鎖もしくは分岐鎖、環式または非環式低級アルキル基であり;Rが置換されたもしくは置換されていない炭素環、複素環、アリールもしくはヘテロアリール基であり;X、YおよびZは、独立して、結合、−O−、−S−、−C(=O)−、−NRZ1−、−CHORZ1、−CHNRZ1Z2、C=S、C=N(RY1)または−CH(Hal);または置換されたもしくは置換されていないC0−6アルキリデンもしくはC0−6アルケニリデン鎖であり、ここで、2つまでの隣接しないメチレン単位は、独立して、所望により、CO、CO、COCO、CONRZ1、OCONRZ1、NRZ1NRZ2、NRZ1NRZ2CO、NRZ1CO、NRZ1CO、NRZ1CONRZ2、SO、SO、NRZ1SO、SONRZ1、NRZ1SONRZ2、O、SまたはNRZ1によって置換されていてもよく;ここで、HalはF、Cl、BrおよびIから選択されるハロゲンであり;およびRZ1およびRZ2の各存在は、独立して、水素、アルキル、ヘテロアルキル、アリール、ヘテロアリールまたはアシルであり;あるいはRZ1およびRZ2は、それらが結合している窒素原子と一緒になって、複素環もしくはヘテロアリール基を形成する]
またはその薬学的に受容可能な誘導体を有する、請求項1、11ないし12および14いずれか1に記載の組成物。
【請求項24】
Qは以下の構造:
【化10】

[式中、Rは置換されたもしくは置換されていない、直鎖または分岐鎖、環式もしくは非環式の低級アルキル基であり;Rは置換されたもしくは置換されていない炭素環、複素環、アリールもしくはヘテロアリール基であり;Rは水素、ハロゲン、−ORY1または−NRY1NRY2であり;ここで、RY1およびRY2は、独立して、水素、アルキル、ヘテロアルキル、アリール、ヘテロアリールもしくはアシルであり、あるいはRY1およびRY2は、それらが結合している窒素原子と一緒になって、複素環もしくはヘテロアリール基を形成する]
を有する、請求項23に記載の組成物。
【請求項25】
は:
【化11】

[式中、pは0ないし5の整数であり;qは1または2であり、rは1ないし6の整数であり;R8Aの各存在は、独立して、水素、アルキル、ヘテロアルキル、アリール、ヘテロアリール、−(アルキル)アリール、もしくは−(アルキル)ヘテロアリール、−OR8C、−SR8C、−N(R8C、−SON(R8C、−(C=O)N(R8C、ハロゲン、−CN、−NO、−(C=O)OR8C、−N(R8C)(C=O)R8Dであり、ここで、R8CおよびR8Dの各存在は、独立して、水素、低級アルキル、低級ヘテロアルキル、アリール、ヘテロアリール、−(アルキル)アリールまたは−(アルキル)ヘテロアリールであり;R8Bの各存在は、独立して、水素または低級アルキルである]
のうちの1つである、請求項13、15、23および24いずれか1に記載の組成物。
【請求項26】
は以下の構造:
【化12】

[式中、R8Bは水素または低級アルキルである]
を有する、請求項25に記載の組成物。
【請求項27】
nは3である、請求項1、11、12または13に記載の組成物。
【請求項28】
はORY1であって、Yは低級アルキルであり;ここで、RY1は水素または低級アルキルである、請求項12、13、14または15に記載の組成物。
【請求項29】
はOHであって、YはCFである、請求項28に記載の組成物。
【請求項30】
、RおよびRは、各々、水素であって、前記化合物が以下の構造:
【化13】

[式中、RないしR、nおよびQは、請求項1で定義したとおりであり;YおよびRY1は、独立して、水素または低級アルキルである]
またはその薬学的に受容可能な誘導体のうちの1つを有する、請求項11に記載の組成物。
【請求項31】
前記化合物が以下の構造:
【化14】

[式中、RないしRおよびQは、請求項11で定義したとおりであり;YおよびRY1は、独立して、水素または低級アルキルである]
またはその薬学的に受容可能な誘導体を有する、請求項1に記載の組成物。
【請求項32】
前記化合物が以下の構造:
【化15】

[式中、RないしRおよびnは、請求項11で定義したとおりであり;YおよびRY1は、独立して、水素または低級アルキルであり;Rは置換されたもしくは置換されていない、直鎖もしくは分岐鎖、環式または非環式の低級アルキル基であり;R8Bは水素または低級アルキルであり;およびX、YおよびZは、独立して、結合、−O−、−S−、−C(=O)−、−NRZ1−、−CHORZ1、−CHNRZ1Z2、C=S、C=N(RY1)または−CH(Hal);または置換されたもしくは置換されていないC0−6アルキリデンもしくはC0−6アルケニリデン鎖であり、ここで、2つまでの隣接しないメチレン単位は、独立して、所望により、CO、CO、COCO、CONRZ1、OCONRZ1、NRZ1NRZ2、NRZ1NRZ2CO、NRZ1CO、NRZ1CO、NRZ1CONRZ2、SO、SO、NRZ1SO、SONRZ1、NRZ1SONRZ2、O、SまたはNRZ1によって置換されていてもよく;ここで、HalはF、Cl、BrおよびIから選択されるハロゲンであり;およびRZ1およびRZ2の各存在は、独立して、水素、アルキル、ヘテロアルキル、アリール、ヘテロアリールまたはアシルであり;あるいはRZ1およびRZ2は、それらが結合している窒素原子と一緒になって、複素環またはヘテロアリール基を形成する]
またはその薬学的に受容可能な誘導体を有する、請求項11に記載の組成物。
【請求項33】
前記化合物が以下の構造:
【化16】

[式中、RないしRは、請求項11で定義したとおりであり;YおよびRY1は、独立して、水素または低級アルキルであり;Rは置換されたもしくは置換されていない、直鎖もしくは分岐鎖、環式もしくは非環式の低級アルキル基であり;R8Bは水素または低級アルキルであり;およびX、YおよびZは、独立して、結合、−O−、−S−、−C(=O)−、−NRZ1−、−CHORZ1、−CHNRZ1Z2、C=S、C=N(RY1)または−CH(Hal);置換されたもしくは置換されていないC0−6アルキリデンもしくはC0−6アルケニリデン鎖であり、ここで、2つまでの隣接しないメチレン単位は、独立して、所望により、CO、CO、COCO、CONRZ1、OCONRZ1、NRZ1NRZ2、NRZ1NRZ2CO、NRZ1CO、NRZ1CO、NRZ1CONRZ2、SO、SO、NRZ1SO、SONRZ1、NRZ1SONRZ2、O、SまたはNRZ1によって置換されていてもよく;ここで、HalはF、Cl、BrおよびIから選択されるハロゲンであり;およびRZ1およびRZ2の各存在は、独立して、水素、アルキル、ヘテロアルキル、アリール、ヘテロアリールもしくはアシルであり;あるいはRZ1およびRZ2は、それらが結合している窒素原子と一緒になって、複素環もしくはヘテロアリール基を形成する]
またはその薬学的に受容可能な誘導体を有する、請求項11に記載の組成物。
【請求項34】
−X−Y−Zが一緒になって基−CH−Y−CH−を表し;ここで、Yが−CHORY1、−CHNRY1Y2、C=O、C=S、C=N(RY1)または−CH(Hal)であり;ここで、HalはF、Cl、BrおよびIから選択されるハロゲンであり;およびRY1およびRY2は、独立して、水素、アルキル、ヘテロアルキル、アリール、ヘテロアリールまたはアシルであり、あるいはRY1およびRY2は、それらが結合している窒素原子と一緒になって、複素環もしくはヘテロアリール基を形成する、請求項32または33に記載の組成物。
【請求項35】
前記化合物が以下の構造:
【化17】

【化18】


[式中、RないしRおよびnは、請求項11で定義したとおりであり;YおよびRY1は、独立して、水素または低級アルキルであり;Rは置換されたもしくは置換されていない、直鎖もしくは分岐鎖、環式もしくは非環式の低級アルキル基であり;R8Bは水素または低級アルキルであり;およびYは−CHORY1、−CHNRY1Y2、C=O、C=S、C=N(RY1)または−CH(Hal)であり;ここで、HalはF、Cl、BrおよびIから選択されるハロゲンであり;およびRY1およびRY2は、独立して、水素、アルキル、ヘテロアルキル、アリール、ヘテロアリールまたはアシルであり、あるいはRY1およびRY2は、それらが結合している窒素原子と一緒になって、複素環もしくはヘテロアリール基を形成する]
を有する、請求項11に記載の組成物。
【請求項36】
前記化合物が以下の構造:
【化19】

【化20】

[式中、RないしRは、請求項11で定義したとおりであり;YおよびRY1は、独立して、水素または低級アルキルであり;Rは置換されたもしくは置換されていない直鎖もしくは分岐鎖、環式もしくは非環式の低級アルキル基であり;R8Bは水素または低級アルキルであり;およびYは−CHORY1、−CHNRY1Y2、C=O、C=S、C=N(RY1)または−CH(Hal)であり;ここで、HalはF、Cl、BrおよびIから選択されるハロゲンであり;およびRY1およびRY2は、独立して、水素、アルキル、ヘテロアルキル、アリール、ヘテロアリールまたはアシルであり、あるいはRY1およびRY2は、それらが結合している窒素原子と一緒になって、複素環もしくはヘテロアリール基を形成する]
を有する、請求項11に記載の組成物。
【請求項37】
前記化合物が以下の構造:
【化21】

[式中、n、RおよびRは、請求項11で定義したとおりであり;YおよびRY1は、独立して水素または低級アルキルであり;R8Bは水素または低級アルキルであり;およびRは水素、ハロゲン、−ORY1または−NRY1NRY2であり;ここで、RY1およびRY2は、独立して、水素、アルキル、ヘテロアルキル、アリール、ヘテロアリールまたはアシルであり、あるいはRY1およびRY2は、それらが結合している窒素原子と一緒になって、複素環またはヘテロアリール基を形成する]
を有する、請求項11に記載の組成物。
【請求項38】
前記化合物が以下の構造:
【化22】

[式中、RおよびRは、請求項11で定義したとおりであり;YおよびRY1は、独立して、水素または低級アルキルであり;R8Bは水素または低級アルキルであり;およびRは水素、ハロゲン、−ORY1または−NRY1NRY2であり;ここで、RY1およびRY2は、独立して、水素、アルキル、ヘテロアルキル、アリール、ヘテロアリールまたはアシルであり、あるいはRY1およびRY2は、それらが結合している窒素原子と一緒になって、複素環またはヘテロアリール基を形成する]
を有する、請求項11に記載の組成物。
【請求項39】
前記化合物が以下の構造:
【化23】

[式中、RないしRおよびnは、請求項11で定義したとおりであり;YおよびRY1は、独立して、水素または低級アルキルであり;Rは置換されたもしくは置換されていない直鎖もしくは分岐鎖、環式もしくは非環式の低級アルキル基であり;およびR8Bは水素または低級アルキルである]
を有する、請求項11に記載の組成物。
【請求項40】
前記化合物が以下の構造:
【化24】

[式中、RないしRは、請求項11で定義したとおりであり;YおよびRY1は、独立して、水素または低級アルキルであり;Rは置換されたもしくは置換されていない、直鎖もしくは分岐鎖、環式もしくは非環式の低級アルキル基であり;およびR8Bは水素または低級アルキルである]
を有する、請求項11に記載の組成物。
【請求項41】
前記化合物が以下の構造:
【化25】

[式中、XはCH、NHまたはOであり;
およびYは、独立して、OH、C(RY1であり、あるいはYおよびYは、それらが結合している炭素原子と一緒になって−C=Oであり、ここで、RY1はハロであり;
はHまたは低級アルキルであり;
はHまたは低級アルキルであり;
はOHであり;および
はアルキルである]
またはその薬学的に受容可能な塩を有する、請求項11に記載の組成物。
【請求項42】
前記化合物が以下の構造:
【化26】

を有する、請求項41に記載の組成物。
【請求項43】
前記化合物は、腫瘍細胞の転移を阻害するのに有効な量で存在する、請求項1に記載の組成物。
【請求項44】
前記化合物は、脈管形成を阻害するのに有効な量で存在する、請求項1に記載の組成物。
【請求項45】
さらに、細胞傷害剤を含む、請求項1に記載の組成物。
【請求項46】
前記細胞傷害剤が抗癌剤である、請求項45に記載の組成物。
【請求項47】
さらに、緩和剤を含む、請求項1に記載の組成物。
【請求項48】
治療上有効量の、請求項1に記載の組成物をそれを必要とする被験体に投与する工程を包含する、被験体における乳癌転移を治療する方法。
【請求項49】
前記投与量は、約1mg/kgないし約50mg/kg体重の間である、請求項48に記載の方法。
【請求項50】
前記投与量は、約0.1mg/kgないし約40mg/kg体重の間である、請求項48に記載の方法。
【請求項51】
前記投与量は、約1mg/kgないし約40mg/kg体重の間である、請求項48に記載の方法。
【請求項52】
前記投与量は、約0.1mg/kgないし約30mg/kg体重の間である、請求項48に記載の方法。
【請求項53】
前記投与量は、約1mg/kgないし約30mg/kg体重の間である、請求項48に記載の方法。
【請求項54】
前記投与量は、約5mg/kgないし約30mg/kg体重の間である、請求項48に記載の方法。
【請求項55】
前記投与量は、約0.1mg/kgないし約20mg/kg体重の間である、請求項48に記載の方法。
【請求項56】
前記投与量は、約1mg/kgないし約20mg/kg体重の間である、請求項48に記載の方法。
【請求項57】
前記投与量は、10mg/kg体重以上である、請求項48に記載の方法。
【請求項58】
前記組成物において、前記化合物が以下の構造:
【化27】

を有する、請求項48に記載の方法。
【請求項59】
前記組成物は、約10mg/kgないし約20mg/kg体重の間の投与量にて投与される、請求項58に記載の方法。
【請求項60】
さらに、細胞傷害剤を投与する工程を含む、請求項48に記載の方法。
【請求項61】
前記細胞傷害剤が抗癌剤である、請求項60に記載の方法。
【請求項62】
さらに、緩和剤を投与する工程を含む、請求項48に記載の方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公表番号】特表2006−523233(P2006−523233A)
【公表日】平成18年10月12日(2006.10.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−509369(P2006−509369)
【出願日】平成16年3月26日(2004.3.26)
【国際出願番号】PCT/US2004/009380
【国際公開番号】WO2004/087672
【国際公開日】平成16年10月14日(2004.10.14)
【出願人】(592035453)コーネル・リサーチ・ファンデーション・インコーポレイテッド (39)
【氏名又は名称原語表記】CORNELL RESEARCH FOUNDATION, INCORPORATED
【出願人】(593079070)スローン−ケッタリング・インスティテュート・フォー・キャンサー・リサーチ (6)
【氏名又は名称原語表記】SLOAN−KETTERING INSTITUTE FOR CANCER RESEARCH
【Fターム(参考)】