説明

搬送装置

【課題】ウエハ等の脆弱性を帯びた板状部材を搬送対象とした場合の当該板状部材にストレスを与え難くするとともに、ウエハの割れ原因を効果的に回避可能な搬送装置を提供すること。
【解決手段】半導体ウエハWの下面側に位置してこれを支持する支持手段11と、この支持手段11を移動可能に支持する移動手段12とを備えて搬送装置10が構成されている。支持手段11は、第1アーム形成部材24と第2アーム形成部材25とにより一部開放可能な閉ループを形成可能な支持アーム20と、この支持アーム20に設けられた吸引手段21とを含む。第2アーム形成部材25の先端25B側は、接離可能に設けられている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は搬送装置に係り、特に、半導体ウエハ等の板状部材を複数の工程間で搬送することに適した搬送装置に関する。
【背景技術】
【0002】
半導体ウエハ(以下、単に「ウエハ」という)は、種々の処理を施すために、複数の工程間で搬送される。このウエハ搬送に際しては、例えば、特許文献1に開示される搬送装置が利用されている。同搬送装置は、平面視略U字状のアームにより構成され、当該アームの上面側に吸引領域を備えたウエハ保持部と、当該ウエハ保持部を連結する旋回手段と、この旋回手段を介してウエハ保持部を上下移動させる上下動手段とを備えて構成されている。このような搬送装置に平面視略U字状のアームが採用されている多くの理由は、当該アームが接触しているウエハ面を被載置面として他の装置に載置する場合に、このU字内に受け渡し部材を介在させ、この受け渡し部材にウエハを移載した後にアームを退避させるためである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2000−195926号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に開示された搬送装置にあっては、図6に示されるように、ウエハ保持部中央に開放領域Kを有するU字形状となっていることから、ウエハが開放領域K内で撓んでしまい、当該ウエハにストレスを与え、場合によってはウエハを割ってしまう、という不都合がある。これは、ウエハの外縁に連なる一部の領域が、その直径方向反対側近くに至るまで何にも支持されていないため起こりうる現象であって、このような不都合は、ウエハ径が大きくなるほど、また、ウエハが極薄に研削されるほど顕在化する。
【0005】
[発明の目的]
本発明は、このような不都合に着目して案出されたものであり、特に、ウエハ等の脆弱性を帯びた板状部材を搬送対象とした場合の当該板状部材にストレスを与え難くするとともに、板状部材の割れ原因等を効果的に回避可能な搬送装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記目的を達成するため、本発明は、板状部材の一方の面側に位置して当該板状部材を支持する支持手段と、この支持手段を移動可能に支持する移動手段とを備えた搬送装置において、前記支持手段は、支持アームと、当該支持アームに設けられた吸引手段とを含み、前記支持アームは一部開放可能な閉ループを形成可能な複数のアーム形成部材を備えて構成される、という構成を採っている。
【0007】
本発明において、前記支持アームは、移動手段に固定された第1アーム形成部材と、この第1アーム形成部材に回転可能に連結された1又は2つの第2アーム形成部材とからなり、当該第2アーム形成部材は、付勢手段を介して前記第1アーム形成部材に取り付けられるとともに、付勢手段の付勢力で前記閉ループが形成可能に設けられている。
【0008】
また、前記支持アームは、移動手段に固定された第1アーム形成部材と、この第1アーム形成部材に回転可能に連結された1又は2つの第2アーム形成部材とからなり、当該第2アーム形成部材は、駆動手段を介して前記第1アーム形成部材に取り付けられるとともに、駆動手段の駆動力で前記閉ループの形成と開放とが可能に設けられる、という構成を採ることができる。
【0009】
更に、前記支持アームは、移動手段に固定された第1アーム形成部材と、この第1アーム形成部材に回転可能に連結された1又は2つの第2アーム形成部材とからなり、当該第2アーム形成部材は、付勢手段と駆動手段とを介して前記第1アーム形成部材に取り付けられるとともに、付勢手段の付勢力で前記閉ループが形成可能に設けられる一方、前記駆動手段の駆動力で前記閉ループが開放可能に設けられる、という構成を採ることもできる。
【0010】
また、前記アーム形成部材の先端側にアーム形成部材の開放を促進する開放促進手段を備える構成を採るとよい。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、支持アームを構成するアーム形成部材が閉ループとなる状態で板状部材を支持することができるため、板状部材の外縁に連なる一部の領域が、その直径方向反対側近くに至るまで何にも支持されない領域をなくすことができる。これにより、板状部材の径や面積が大きかったり、極薄なものであったりしても、当該板状部材の撓み変形を防止して搬送することができる。また、支持アームが一部開放可能な閉ループを形成可能なため、閉ループ内に受け渡し部材を介在させ、当該受け渡し部材に板状部材を移載した場合でも、移載した位置からアーム形成部材を退避させることが可能となる。
更に、付勢手段を介して第2アーム形成部材を第1アーム形成部材に取り付けたことで、簡単な構成で一部開放可能な閉ループを形成できる。
また、駆動手段を介して第2アーム形成部材を第1アーム形成部材に取り付けたことで、駆動手段の動力によって積極的に閉ループを開閉することができる。
更に、第1及び第2アーム形成部材との間に付勢手段と駆動手段とを介在させた場合には、例えば、支持アームに支持されたウエハを受け渡し部材に受け渡すときには、閉ループ内に受け渡し部材を介在させた後、受け渡し部材に第2アーム形成部材を当接させ、付勢手段の付勢力に抗して支持アームを引き抜くことができる。一方、受け渡し部材に支持されたウエハを支持アームで支持するときには、駆動手段で第2アーム形成部材を駆動させて閉ループを開放した後、受け渡し部材を閉ループ内に介在させるように第2アーム形成部材を閉じて閉ループを形成するように制御すればよく、駆動手段の駆動方向が一方向となる簡単な制御で足りることとなる。
更に、アーム形成部材の先端側に開放促進手段を備えた場合、閉ループ内に位置する受け渡し部材からアーム形成部材を退避させる際、アーム形成部材が受け渡し部材に引っ掛かって退避できなくなったり、引っ掛かった状態から無理矢理退避させようとしてアーム形成部材や受け渡し部材を破損させたりしてしまうことを防止し、アーム形成部材の相互離間動作を円滑に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】(A)は実施形態に係る搬送装置の概略平面図、(B)は、吸引手段の正面視断面図
【図2】図1(A)の概略正面図。
【図3】ウエハをリフタに受け渡した状態を示す概略正面図。
【図4】支持アームがテーブル上から退避する状態を示す概略平面図。
【図5】変形例を示す概略平面図。
【図6】従来の不具合の説明図。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
【0014】
図1及び図2において、搬送装置10は、板状部材としてのウエハWの一方の面(図2中下面)側に位置して当該ウエハWを支持する支持手段11と、この支持手段11を移動可能に支持する移動手段12とを備えて構成されている。
【0015】
前記支持手段11は、支持アーム20と、当該支持アーム20に設けられた吸引手段21とにより構成されている。支持アーム20は、移動手段12に固定された第1アーム形成部材24と、この第1アーム形成部材24に回転可能に連結された2つの第2アーム形成部材25とからなる。第1アーム形成部材24は、移動手段12に着脱自在に設けられた直線状部24Aと、当該直線状部24Aから二股に分かれて略半円弧状に延びる分岐部24Bとを含み、当該分岐部24Bの両端側に、一対をなす略1/4円弧状の第2アーム形成部材25がそれぞれ連結されている。第2アーム形成部材25は、その一端25A側がそれぞれ図示しない軸とばねを介して第1アーム形成部材24に相対回転可能に連結されている。これにより、他端(先端)25B側が図1中矢印で示される方向に付勢し合って閉ループを形成可能とされるとともに、一対の第2アーム形成部材25の先端25B側が相互に接離可能すなわち開閉可能となっている。本実施形態において、支持アーム20は、第2アーム形成部材25の各先端25B側が相互に接触したときに、第1アーム形成部材24と相互に作用して閉ループを形成し、第2アーム形成部材25の各先端25B側が相互に離間したときに、閉ループの一部を開放可能となっている。なお、第2アーム形成部材25は、先端25B側が、先端25Bに向かってその幅を次第に縮小するように切り欠かれることで開放促進手段としての開放促進縁25Cを備えた形状に設けられている。
【0016】
前記吸引手段21は、図1(B)に示されるように、第1アーム形成部材24及び第2アーム形成部材25に埋設され平面視略円形に設けられるとともに、同図中下面側と上面側とに貫通し、漏斗類似の略円錐形に設けられた円錐凹部30Aを有する本体部30と、当該本体部30に組み合わされるとともに、円錐凹部30Aと所定間隔を隔てて配置されることで断面視閉ループ状の通路32を形成する漏斗類似の略円錐形に設けられた円錐部材33と、通路32に連通する供給路34と、当該供給路34に流体としての空気Gを供給する図示しない加圧ポンプとを備えて構成されている。通路32は、その上端に閉ループ状の噴出口32Aを形成する。なお、円錐部材33は、通路32を全閉することのない図示しない支持部材によって本体部30に支持されている。これにより、通路32を通って噴出口32Aから噴出する空気GがウエハWの面に沿って流れるようになり、噴出口32Aの閉ループ内側とウエハWとの間に負圧領域Aを形成してウエハWを吸引支持できるようになっている。
【0017】
前記移動手段12は公知の多関節ロボットを採用したものである。この移動手段12は、図示しないモータを連結部に備えた第1〜第3旋回アーム40〜42と、図示しないモータによって第1〜第3旋回アーム40〜42を上下方向に移動可能とする上下動部44とを備えて構成されている。これにより、第3旋回アーム42に取り付けられた支持手段11をX−Y−Z空間内の所定の範囲内で自由に移動可能となっている。なお、第3旋回アーム42の先端に、軸Lを中心として支持手段11を回転可能な図示しないモータが設けられている。
【0018】
次に、ウエハカセット50からウエハWを支持するテーブル60に移載する場合を例に採り、本実施形態に係る搬送装置10によるウエハWの搬送方法について説明する。
【0019】
支持手段11の第2アーム形成部材25が図示しないばねの付勢力によって、相互に接して閉ループ形状に保たれた状態とされる。そして、移動手段12を駆動してウエハWを多段に収容するウエハカセット50内に支持手段11が挿入される。
【0020】
図2に示されるように、支持手段11がウエハカセット50内に入り込んでウエハWの下面側に位置すると、図示しない加圧ポンプからの空気Gが吸引手段21を構成する通路32内に供給され、吸引手段21によってウエハWが第1及び第2アーム形成部材24、25の上面側に非接触な状態で吸引支持されることとなる。
【0021】
このようにしてウエハWを吸引した状態で、支持手段11が移動手段12を介してマガジン50から抜け出し、受け渡し部材としてのリフタ61が上昇して待機中のテーブル60側上方に移動する。
そして、図3に示されるように、支持アーム20の閉ループ内にリフタ61を介在させるように、支持手段11を下降させ、ウエハWの下面側をリフタ61の上面に当接させると、当該リフタ61が図示しない吸引手段でウエハWの吸着を開始する一方、スリット32Aからの空気噴出が停止される。
【0022】
ウエハWがリフタ61に受け渡されると、図4に示されるように、移動手段12によって支持手段11がテーブル60の側方に退避する。そして、第2アーム形成部材25は、リフタ61に当接しつつ、第1、第2アーム形成部材24、25の連結部に設けられた図示しないばねの付勢力に抗して、第2アーム形成部材25の先端25B側が相互に離間するようになることで、支持手段11をリフタ61から抜き取ることができる。この際、第2アーム形成部材24に開放促進縁25Cが設けられているため、第2アーム形成部材25がリフタ61に引っ掛かってしまって退避できなくなったり、引っ掛かった状態から無理矢理退避させようとして第1、第2アーム形成部材24、25やリフタ61を破損させたりしてしまうことを防止することができる。そして、第2アーム形成部材25がリフタ61の最大径となる位置を通過した後に、図示しないばねの付勢力によって、先端25Bがだんだん接近し、リフタ61を過ぎた時点で再び閉ループ状となってリフタ61の側方に退避する。その後、リフタ61が下降して、ウエハWはテーブル60によって全面で支持され、ウエハWの上面に接着シート等を貼付するといった所定の処理が行われることとなる。
【0023】
なお、テーブル60上で所定処理が施された後のウエハWを搬送装置10で別工程に搬送する場合も考えられる。この場合は、第2アーム形成部材25の一端25A側を駆動手段としての図示しないモータを介して第1アーム形成部材24に相対回転可能に連結されるように構成したものを使用することができる。そして、リフタ61を上昇させ、図示しないモータによって第2アーム形成部材25の先端25B側を離間させた状態で、支持手段11をウエハWの下面側に位置させる。そして、図示しないモータによって、支持アーム20の閉ループ内にリフタ61を介在させるように、第2アーム形成部材25の先端25B側を当接させ、上記同様に吸引手段21によってウエハWを吸引支持し、リフタ61がウエハWの吸着を停止して下降することによって、ウエハWを受け取って別工程に搬送することができる。
【0024】
従って、このような実施形態によれば、ウエハWを搬送する際に、第1及び第2アーム形成部材24、25が閉ループ状を形成した状態でウエハWを支持する構成としたから、ウエハWの外縁に連なる一部の領域が、その直径方向反対側近くに至るまで何にも支持されない領域をなくすことができるので、従来のように、ウエハが撓み変形することを効果的に防止でき、これに伴う割れを回避することができる、という効果を得る。
【0025】
以上のように、本発明を実施するための最良の構成、方法等は、前記記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。
すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示、説明されているが、本発明の技術的思想及び目的の範囲から逸脱することなく、以上説明した実施形態に対し、形状、位置若しくは配置等に関し、必要に応じて当業者が様々な変更を加えることができるものである。
従って、上記に開示した形状などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状などの限定の一部若しくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
【0026】
例えば、第2アーム形成部材25を、図5に示すように、1個とすることもできる。この場合、第2アーム形成部材25の一端側が第1アーム形成部材24の一端側に回転可能に連結される一方、第2アーム形成部材25の他端(先端)が第1アーム形成部材14の他端に接離可能となっている。ここで、第2アーム形成部材25は、平面視略D形状に設けられ、その直線部が開放促進縁25Cとして機能する。
また、第1及び第2アーム形成部材24、25の連結部分に、図示しないばね等の付勢手段及びモータ等の駆動手段を介して1又は2つの第2アーム形成部材25を設け、付勢手段のみの付勢力によって、第2アーム形成部材24が接触して閉ループを形成する一方、モータの駆動力のみによって、第2アーム形成部材24が離間して閉ループを開放するように構成してもよい。
【0027】
更に、開放促進縁25Cの切欠は、円弧形状に形成してもよい。また、開放促進手段として、第2アーム形成部材25の先端25B側に回転可能なローラやベアリング等を配置してもよい。このような構成によっても、支持手段11をリフタ61から抜き取るときに、ローラやベアリング等がリフタ61に当接して回転することで、第2アーム形成部材25の各先端25B側が相互に離間して閉ループの一部を開放可能となる。
【0028】
更に、吸引手段21は、空気Gを噴出させる構成に限定されず、第1及び第2アーム形成部材24、25の上面側に吸着孔を形成し、当該吸着孔を減圧ポンプに接続してウエハWを吸着支持するように構成してもよい。
【0029】
また、移動手段12も多関節ロボットに限定されるものではなく、モータ、エアシリンダ、油圧シリンダ等によって構成したり、それらを組み合わせて構成したりしてもよい。
【0030】
更に、板状部材は半導体ウエハWに限定されるものではなく、ガラス板、鋼板、または、樹脂板等、その他の板状部材も対象とすることができ、半導体ウエハは、シリコンウエハや化合物ウエハであってもよい。
【0031】
また、第1アーム形成部材24に回転可能に連結された1又は2つの第2アーム形成部材25が、更に付勢手段や駆動手段を介して閉ループを形成又は開放できるように回転可能に連結される構成としてもよい。
【符号の説明】
【0032】
10 搬送装置
11 支持手段
12 移動手段
20 支持アーム
21 吸引手段
24 第1アーム形成部材
25 第2アーム形成部材
25B 先端
25C 開放促進縁(開放促進手段)
A 負圧領域
G 気体(流体)
W 半導体ウエハ(板状部材)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
板状部材の一方の面側に位置して当該板状部材を支持する支持手段と、この支持手段を移動可能に支持する移動手段とを備えた搬送装置において、
前記支持手段は、支持アームと、当該支持アームに設けられた吸引手段とを含み、
前記支持アームは一部開放可能な閉ループを形成可能な複数のアーム形成部材を備えて構成されていることを特徴とする搬送装置。
【請求項2】
前記支持アームは、移動手段に固定された第1アーム形成部材と、この第1アーム形成部材に回転可能に連結された1又は2つの第2アーム形成部材とからなり、当該第2アーム形成部材は、付勢手段を介して前記第1アーム形成部材に取り付けられるとともに、付勢手段の付勢力で前記閉ループが形成可能に設けられていることを特徴とする請求項1記載の搬送装置。
【請求項3】
前記支持アームは、移動手段に固定された第1アーム形成部材と、この第1アーム形成部材に回転可能に連結された1又は2つの第2アーム形成部材とからなり、当該第2アーム形成部材は、駆動手段を介して前記第1アーム形成部材に取り付けられるとともに、駆動手段の駆動力で前記閉ループの形成と開放とが可能に設けられていることを特徴とする請求項1記載の搬送装置。
【請求項4】
前記支持アームは、移動手段に固定された第1アーム形成部材と、この第1アーム形成部材に回転可能に連結された1又は2つの第2アーム形成部材とからなり、当該第2アーム形成部材は、付勢手段と駆動手段とを介して前記第1アーム形成部材に取り付けられるとともに、付勢手段の付勢力で前記閉ループが形成可能に設けられる一方、前記駆動手段の駆動力で前記閉ループが開放可能に設けられていることを特徴とする請求項1記載の搬送装置。
【請求項5】
前記アーム形成部材の先端側にアーム形成部材の開放を促進する開放促進手段を備えていることを特徴とする請求項1ないし4の何れかに記載の搬送装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2010−287783(P2010−287783A)
【公開日】平成22年12月24日(2010.12.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−141321(P2009−141321)
【出願日】平成21年6月12日(2009.6.12)
【出願人】(000102980)リンテック株式会社 (1,750)
【Fターム(参考)】