説明

携帯端末、ICタグ、並びに制御システム及びプログラム

【課題】インフラ側の環境に依存せず、携帯端末の動作を自動制御することが可能な制御システムを提供する。
【解決手段】制御システム100は、インフラ6側に設置されたICタグ10と、携帯端末20とを備える。ICタグ10には、携帯端末20が有する予め定めた機能(機能部21)の動作停止を指示する情報INFを記憶する。携帯端末20は、ICタグ10との無線通信により情報INFを読み取ると共に、情報INFに基づき機能部21の動作を停止する。また、携帯端末20は、機能部21の動作を停止した時点から一定時間が経過した後、同一の情報INFが読み取れなかった場合、機能部21の動作を再開する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、携帯端末、ICタグ、並びに制御システム及びプログラムに関し、特に携帯端末の動作を自動制御する技術に関する。
【背景技術】
【0002】
上記のような自動制御の関連技術が、例えば特許文献1に記載されている。図7に、この特許文献1に記載される制御システムの構成例を示す。
【0003】
図7に示す制御システム100xは、ICタグ1が搭載された携帯電話機2と、この携帯電話機2に対する制御対象空間の入出場ゲート(以下、ゲート)3に設置され、無線信号4を発信する発信装置5とを備えている。ここで、ICタグ1には、ゲート3を通過する前の携帯電話機2の電源状態に関する情報(以下、電源情報)と、携帯電話機2の電源状態を制御(変更)するためのプログラムとが記憶されている。
【0004】
動作においては、ICタグ1が、大略、発信装置5からの無線信号4の受信をトリガとし、電源情報に基づき携帯電話機2の電源ON又はOFFを実行する。
【0005】
より具体的には、まずICタグ1は、携帯電話機2の電源が投入された際、その内部に電源ONを示す電源情報を記憶する。そして、携帯電話機2を所持するユーザ(図示せず)がゲート3を通過した際、ICタグ1は、発信装置5から無線信号4を受信する。この時、ICタグ1は、携帯電話機2に対して電源OFFを指示する。これにより、制御対象空間内において、携帯電話機2からの電波送出が停止される。
【0006】
この後、ユーザがゲート3を再通過し、以て発信装置5から無線信号4を再び受信した際、ICタグ1は、電源情報を参照する。この時、電源情報が電源ONを示すため、ICタグ1は、携帯電話機2に対して電源ONを指示する。これにより、制御対象空間外において、携帯電話機2からの電波送出が再開される。
【特許文献1】特開2006−203510号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、上記の特許文献1には、インフラ側の環境如何によっては、自動制御の実現が困難であるという課題があった。
【0008】
これは、インフラ側に発信装置を設置する必要があり、システム構築に際しての設備コストが増大するためである。また、一時的なシステム運用や、システム変更にも不向きである。さらに、電源供給が困難な場所には発信装置を設置できず、システムを構築できない。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の一態様に係る携帯端末は、予め定めた機能を実行する機能部と、外部に設置されたICタグとの無線通信により、前記ICタグに記憶された情報を読み取る読取部と、前記情報に基づき、前記機能部の動作を停止する制御部とを備える。
【0010】
また、本発明の他の一態様に係る携帯端末は、予め定めた機能を実行する機能部と、外部の固定点に設置されたICタグとの無線通信により、前記ICタグに記憶された情報を読み取る読取部と、前記情報に基づき、前記機能部の動作を制御する制御部とを備える。
【0011】
また、本発明の一態様に係るICタグは、携帯端末が有する予め定めた機能の動作停止を指示する情報を、前記携帯端末との無線通信により読出可能に記憶する。
【0012】
また、本発明の他の一態様に係るICタグは、固定点に設置され、携帯端末が有する予め定めた機能の動作を制御するための情報を前記携帯端末との無線通信により読出可能に記憶する。
【0013】
また、本発明の一態様に係る制御システムは、ICタグと、携帯端末とを備える。この制御システムにおいては、前記ICタグが、前記携帯端末が有する予め定めた機能の動作停止を指示する情報を記憶し、前記携帯端末が、前記ICタグとの無線通信により前記情報を読み取ると共に、前記情報に基づき前記機能の動作を停止する。
【0014】
また、本発明の他の一態様に係る制御システムは、固定点に設置されたICタグと、携帯端末とを備える。この制御システムにおいては、前記ICタグが、前記携帯端末が有する予め定めた機能の動作を制御するための情報を記憶し、前記携帯端末が、前記ICタグとの無線通信により前記情報を読み取ると共に、前記情報に基づき前記機能の動作を制御する。
【0015】
また、本発明の一態様に係る制御プログラムは、携帯端末に、予め定めた機能を実行する処理と、外部に設置されたICタグとの無線通信により、前記ICタグに記憶された情報を読み取る処理と、前記情報に基づき、前記機能の動作を停止する処理とを実行させる。
【0016】
さらに、本発明の他の一態様に係る制御プログラムは、携帯端末に、予め定めた機能を実行する処理と、外部の固定点に設置されたICタグとの無線通信により、前記ICタグに記憶された情報を読み取る処理と、前記情報に基づき、前記機能部の動作を制御する処理とを実行させる。
【0017】
すなわち、本発明では、携帯端末の自動制御に際してインフラ側に廉価なICタグのみを設置すれば良いため、設備コストを大幅に削減することができる。また、ICタグは、非常に小型であり且つその設置が容易であるため、一時的なシステム運用や、システム変更にも柔軟に対応できる。さらに、電源供給が不要なICタグを用いた場合には、その設置場所の制約を低減できる。
【発明の効果】
【0018】
本発明によれば、インフラ側の環境に依存せず、携帯端末の動作を自動制御することが可能である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
以下、本発明に係る制御システムの実施の形態及びその適用例(1)〜(3)を、図1〜図6を参照して説明する。なお、各図面において、同一要素には同一の符号が付されており、説明の明確化のため、必要に応じて重複説明は省略される。
【0020】
[実施の形態]
図1に示す本実施の形態に係る制御システム100は、インフラ6側に設置されたICタグ10と、携帯端末20とで構成される。携帯端末20は、所定の機能を実行する機能部21と、ICタグ10との無線通信により、ICタグ10に記憶された情報INFを読み取る読取部22と、情報INFに基づき、機能部21の動作を停止する制御部23とを備えている。図示の例では、機能部21の動作停止に際して、制御部23が制御指示INSを発生するようにしているが、制御部23が機能部21への電源供給を遮断するようにしても良い。
【0021】
また、ICタグ10には、パッシブ型のRFID(Radio Frequency IDentification)タグを用いると好適である。ここで、パッシブ型のRFIDタグとは、情報の読出元(すなわち、上記の読取部22)から受信した無線信号(電波)を電力に変換して動作するICタグであり、インフラ6側での電力供給が不要である。
【0022】
さらに、ICタグ10には、種々のパッシブ型のRFIDタグの内、数メートルの無線通信が可能な900MHz帯又は2.4GHz帯を利用するRFIDタグを用いると好適である。900MHz帯においては電波が回折し易いため(すなわち、障害物の影響を受け難いため)、RFIDタグ周囲の全範囲を携帯端末20に対する制御対象空間とすることができる。一方、2.4GHz帯においては電波の直進性(指向性)が高いため、RFIDタグ周囲の特定範囲のみを制御対象空間とすることができる。なお、制御対象空間を拡大したい場合には、同一の情報が記憶されたRFIDタグを複数設置すれば良い。
【0023】
動作においては、図2に示すように、まず携帯端末20内の読取部22が、ICタグ10からの情報読取処理を実行し、これにより得た情報INFを制御部23に与える(ステップS1)。
【0024】
図3に、読取部22における情報読取処理の一例を示す。但し、情報読取処理は、図示の例に限らず、ICタグ10が採用する無線通信プロトコルに則して実行すれば良い。
【0025】
まず読取部22は、無線信号を一定周期で送出する(ステップS11)。この無線信号の到達範囲内にICタグ10が存在すれば、ICタグ10は、当該無線信号を電力に変換して起動すると共に、当該無線信号を搬送周波数として利用して自身のID情報を送出する。
【0026】
このID情報を受信した読取部22は、ICタグ10の存在を認識すると共に(ステップS12)、ICタグ10に対して、情報送出を指示するコマンドを送信する(ステップS13)。なお、インフラ6側に複数のICタグを設置した場合、読取部22は、複数のID情報を受信し得る。この場合、読取部22は、例えば各ID情報の受信強度(すなわち、電波強度)に基づき、携帯端末20の最も近くに設置されたICタグを選択し、当該ICタグに対してコマンドを送信する。
【0027】
そして、読取部22は、上記のコマンドに応答してICタグ10から送出された情報INFを受信する(ステップS14)。
【0028】
図2に戻って、制御部23は、情報INFが機能部21の動作停止を指示するか否かを判定する(ステップS2)。情報INFが動作停止を示さない場合、制御部23は、何ら処理を実行しない。
【0029】
一方、情報INFが動作停止を示す場合、制御部23は、機能部21に対して、動作停止を指示する制御指示INSを与え、以て機能部21の動作を停止する(ステップS3)。なお、上述した通り、制御部23は、制御指示INSに代えて、機能部21への電源供給を遮断しても良い。
【0030】
この時、制御部23は、例えばタイマを用いて一定時間が経過するのを待機する(ステップS4)。当該一定時間が経過した場合、制御部23は、読取部22に、図3に示した情報読取処理を再び実行させる(ステップS5)。この結果、同一の情報INFが得られたとすると(ステップS6)、制御部23は、携帯端末20が依然として制御対象空間内に位置すると判断して上記のステップS4に戻り、以て機能部21の動作停止状態を維持する。なお、携帯端末20を所持するユーザ(図示せず)が頻繁に移動する場合には、上記のタイマの時間値を短く設定すると好適である。
【0031】
一方、同一の情報INFが得られなかった場合、制御部23は、携帯端末20が制御対象空間内に位置しないと判断すると共に、機能部21に対して、動作再開を指示する制御指示INSを与え、以て機能部21の動作を再開する(ステップS3)。なお、動作停止に際して機能部21への電源供給を遮断した場合には、制御部23は、機能部21への電源供給を再開する。
【0032】
このように、制御システム100においては、インフラ6側にICタグ10のみを設置すれば良いため、システム構築に際しての設備コストを大幅に削減することができる。また、近年の携帯端末には、高機能な演算回路等のリソースが搭載されている。従って、これらの既存リソースを有効利用することにより、制御部23の機能を容易に追加することができる(すなわち、携帯端末の改造量が小さい)というメリットもある。
【0033】
以下、本発明に係る制御システムの適用例(1)〜(3)を、図4〜図6をそれぞれ参照して説明する。
【0034】
[適用例(1)]
図4に示す制御システム100aにおいては、ICタグ10を、図1に示したインフラ6の一例として、電車等の車両6a内の優先席61付近に設置している。また、携帯端末20は、図1に示した機能部21の一例として、他の通信機器との通信に際して無線信号を発信する発信機能部21aを有している。さらに、ICタグ10に記憶される情報INFには、「電波発信禁止」を示す2ビットの情報"00"が設定されている。
【0035】
この場合、携帯端末20内の制御部23は、読取部22で取得された情報INF="00"から「電波発信禁止」を認識し、発信機能部21aの動作を停止する。また同時に、制御部23は、読取部22の動作を停止する。これにより、ユーザが優先席61付近に位置する間、携帯端末20からの電波送出が停止される。
【0036】
この後、一定時間が経過すると、制御部23は、読取部22の動作を再開する。ユーザが車両6aから下車した場合には情報INFが得られなくなるため、制御部23は、発信機能部21aの動作を再開する。これにより、携帯端末20からの電波送出が可能となり、以てユーザは、携帯端末20を操作して所望の通信を行うことができる。
【0037】
[適用例(2)]
図5に示す制御システム100bにおいては、ICタグ10を、図1に示したインフラ6の一例として、美術館6b内の展示物62付近に設置している。また、携帯端末20は、図1に示した機能部21の一例として、カメラ24を用いて画像又は動画の撮影を行う撮影機能部21bを有している。さらに、ICタグ10に記憶される情報INFには、「撮影禁止」を示す2ビットの情報"01"が設定されている。
【0038】
この場合、携帯端末20内の制御部23は、読取部22で取得された情報INF="01"から「撮影禁止」を認識し、撮影機能部21bの動作を停止する。これにより、ユーザによる展示物62の撮影を防止することができる。
【0039】
この後、一定時間が経過し、且つユーザが美術館6bから退館して情報INFが得られなくなると、制御部23は、撮影機能部21bの動作を再開する。これにより、ユーザは、美術館6b外において所望の撮影を行うことができる。
【0040】
[適用例(3)]
図6に示す制御システム100cにおいては、ICタグ10を、図1に示したインフラ6の一例として、映画館6c内の座席63付近に設置している。また、携帯端末20は、図1に示した機能部21の一例として、自端末への着信に際してスピーカ25を用いて着信音を鳴動する鳴動機能部21cを有している。さらに、ICタグ10に記憶される情報INFには、「鳴動禁止」を示す2ビットの情報"10"が設定されている。
【0041】
この場合、携帯端末20内の制御部23は、読取部22で取得された情報INF="10"から「鳴動禁止」を認識し、鳴動機能部21cの動作を停止する。この後、一定時間が経過し、且つユーザが映画館6cから退館して情報INFが得られなくなると、制御部23は、鳴動機能部21cの動作を再開する。これにより、上映中の着信音鳴動を防止することができる。
【0042】
なお、上記の実施の形態によって本発明は限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づき、当業者によって種々の変更が可能なことは明らかである。
【0043】
例えば、制御システムにおいては、インフラ側の固定点(建物の壁面等)に設置したICタグに、携帯端末が有する所定の機能部の動作を制御するための情報(この情報は、動作停止を指示するものに限らない)を記憶しても良い。この場合、携帯端末は、当該情報に基づき当該機能部の動作を制御する。
【0044】
また、この際の端末装置の各処理、並びに上記の実施の形態及び適用例(1)〜(3)で示した端末装置の各処理を、コンピュータに実行させるためのプログラムとして提供することもできる。
【図面の簡単な説明】
【0045】
【図1】本発明に係る制御システムの実施の形態の構成例を示したブロック図である。
【図2】本発明に係る制御システムの実施の形態の動作例を示したフローチャート図である。
【図3】本発明に係る制御システムの実施の形態に用いる読取部における情報読取処理の一例を示したフローチャート図である。
【図4】本発明に係る制御システムの第1の適用例を示したブロック図である。
【図5】本発明に係る制御システムの第2の適用例を示したブロック図である。
【図6】本発明に係る制御システムの第3の適用例を示したブロック図である。
【図7】本発明の関連技術に係る制御システムの構成例を示したブロック図である。
【符号の説明】
【0046】
6 インフラ
6a 車両
6b 美術館
6c 映画館
10 ICタグ
20 携帯端末
21 機能部
21a 発信機能部
21b 撮影機能部
21c 鳴動機能部
22 読取部
23 制御部
24 カメラ
25 スピーカ
61 優先席
62 展示物
63 座席
100, 100a〜100c 制御システム
INF 情報
INS 制御指示

【特許請求の範囲】
【請求項1】
予め定めた機能を実行する機能部と、
外部に設置されたICタグとの無線通信により、前記ICタグに記憶された情報を読み取る読取部と、
前記情報に基づき、前記機能部の動作を停止する制御部と、
を備えた携帯端末。
【請求項2】
請求項1において、
前記制御部は、前記機能部の動作を停止した時点から一定時間が経過した後、前記読取部により前記情報と同一の情報が読み取られなかった場合、前記機能部の動作を再開することを特徴とする携帯端末。
【請求項3】
請求項1又は2において、
前記制御部が、前記機能部の動作停止に際し、前記機能部への電源供給を遮断、又は前記機能部に対して動作停止を指示することを特徴とした携帯端末。
【請求項4】
請求項1〜3のいずれか一項において、
前記機能部が、無線信号の発信動作を行う機能を有し、
前記制御部は、前記情報が前記無線信号の発信停止を示す場合、前記発信動作を停止することを特徴とする携帯端末。
【請求項5】
請求項1〜3のいずれか一項において、
前記機能部が、カメラを用いた撮影動作を行う機能を有し、
前記制御部は、前記情報が前記撮影の停止を示す場合、前記撮影動作を停止することを特徴とする携帯端末。
【請求項6】
請求項1〜3のいずれか一項において、
前記機能部が、前記携帯端末への着信に際して着信音の鳴動動作を行う機能を有し、
前記制御部は、前記情報が前記着信音の鳴動停止を示す場合、前記鳴動動作を停止することを特徴とする携帯端末。
【請求項7】
請求項1〜6のいずれか一項において、
前記制御部が、前記情報の内容に応じて、前記機能部と共に前記読取部の動作を停止することを特徴とした携帯端末。
【請求項8】
予め定めた機能を実行する機能部と、
外部の固定点に設置されたICタグとの無線通信により、前記ICタグに記憶された情報を読み取る読取部と、
前記情報に基づき、前記機能部の動作を制御する制御部と、
を備えた携帯端末。
【請求項9】
携帯端末が有する予め定めた機能の動作停止を指示する情報を、前記携帯端末との無線通信により読出可能に記憶したICタグ。
【請求項10】
請求項9において、
前記情報が、前記携帯端末による無線信号の発信動作の停止を指示する情報であることを特徴としたICタグ。
【請求項11】
請求項9において、
前記情報が、前記携帯端末によるカメラを用いた撮影動作の停止を指示する情報であることを特徴としたICタグ。
【請求項12】
請求項9において、
前記情報が、前記携帯端末による着信音の鳴動動作の停止を指示する情報であることを特徴としたICタグ。
【請求項13】
固定点に設置され、携帯端末が有する予め定めた機能の動作を制御するための情報を前記携帯端末との無線通信により読出可能に記憶したICタグ。
【請求項14】
ICタグと、携帯端末とを備え、
前記ICタグが、前記携帯端末が有する予め定めた機能の動作停止を指示する情報を記憶し、
前記携帯端末が、前記ICタグとの無線通信により前記情報を読み取ると共に、前記情報に基づき前記機能の動作を停止する制御システム。
【請求項15】
固定点に設置されたICタグと、携帯端末とを備え、
前記ICタグが、前記携帯端末が有する予め定めた機能の動作を制御するための情報を記憶し、
前記携帯端末が、前記ICタグとの無線通信により前記情報を読み取ると共に、前記情報に基づき前記機能の動作を制御する制御システム。
【請求項16】
携帯端末に、
予め定めた機能を実行する処理と、
外部に設置されたICタグとの無線通信により、前記ICタグに記憶された情報を読み取る処理と、
前記情報に基づき、前記機能の動作を停止する処理と、
を実行させるための制御プログラム。
【請求項17】
携帯端末に、
予め定めた機能を実行する処理と、
外部の固定点に設置されたICタグとの無線通信により、前記ICタグに記憶された情報を読み取る処理と、
前記情報に基づき、前記機能部の動作を制御する処理と、
を実行させるための制御プログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2010−154049(P2010−154049A)
【公開日】平成22年7月8日(2010.7.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−327981(P2008−327981)
【出願日】平成20年12月24日(2008.12.24)
【出願人】(302062931)ルネサスエレクトロニクス株式会社 (8,021)
【Fターム(参考)】